不思議小説一覧
小学校の卒業式の前日に交通事故にあった鈴山海夕。
ケガはなかったものの、念のために検査入院をすることになるも、まさかのマシントラブルにて延長が確定してしまう。
「せめて卒業式には行かせて」と懇願するも、ダメだった。
そのせいで卒業式とお別れの会に参加できなかった。
あんなに練習したのに……。
意気消沈にて三日遅れで、学校に卒業証書を貰いに行ったら、そこでトンデモナイ事態に見舞われてしまう。
迷宮と化した校内に閉じ込められちゃった!
あらわれた座敷童みたいな女の子から、いきなり勝負を挑まれ困惑する海夕。
じつは地元にある咲耶神社の神座を巡り、祭神と七葉と名乗る七体の妖たちとの争いが勃発。
それに海夕は巻き込まれてしまったのだ。
ただのとばっちりかとおもいきや、さにあらず。
ばっちり因果関係があったもので、海夕は七番勝負に臨むことになっちゃったもので、さぁたいへん!
七変化する町を駆け回っては、摩訶不思議な大冒険を繰り広げる。
奇妙奇天烈なご町内漫遊記、ここに開幕です。
文字数 58,005
最終更新日 2024.07.27
登録日 2024.07.13
文字数 7,214
最終更新日 2024.07.27
登録日 2024.07.10
【第2回きずな児童書大賞エントリー】
小学校五年生の涼暮ミナは、父の知り合いの詩人・松風洋さんの住む東北に夏休みを利用して東京からやってきた。同い年の洋さんの孫のキカと、その友達ハヅキとアオイと仲良くなる。洋さんが初めて書いた物語を読ませてもらったミナは、みんなでその小説の通りに街を巡り、その中でそれぞれが抱いている見えない未来への不安や、過去の悲しみ、現実の自分と向き合っていく。
「時あかり、青嵐が吹いたら、一気に走り出せ」
合言葉を言いながら、もう使われていない古い鉄橋の上を走り抜ける覚悟を決めるが──
ひと夏の冒険ファンタジー
文字数 27,223
最終更新日 2024.07.27
登録日 2024.07.05
「美少女クレーマー」。近隣の店にクレームばかり付けていることから、そんなニックネームを付けられた怒りっぽい女子高生、菜野香(なのか)。
彼女がある時、不思議な相談を受ける。
「そのクレームで、あたし達の夢を再起不能になるまで砕いてはくれませんか」と。
依頼者はナノカとは違った学校に通う、女子高生作曲家。彼女は独断で「夢を追う会」を作って活動を始め、協力してくれる人を探していたらしい。
ナノカはそんな時、僕を誘った。
「ちょっと情真(じょうま)くん、手伝いなさいよ」
一人で協力するより二人でやった方が手伝いができると協力させるのが僕だった。ナノカといれる時間が作れる、なんて利点があった僕は「いいよ」と返答してしまう。
それが夢のない僕への拷問になろうとも知らず。
夢を追う人間達の中でとんでもないトラブルが起きていることも分からず。
夢を追う人達が明るく、素敵に一人の命を奪おうとしていることにも気付かずに。
日常の謎に挑みつつ、高校生達の心に焦点を当てた人の死なないラブコメ青春ミステリー、開幕!
「カクヨム」や「小説家になろう」、「ノベルアッププラス」でも連載しております。
表紙イラストは檀上大空様に描いていただきました。
文字数 233,772
最終更新日 2024.07.27
登録日 2024.02.21
ヤマびこ教科書。それはヤマを教えてくれる――
友人の噂を否定する高峰だが、喋る教科書に出くわしてしまう。
魔が差して教科書を盗み出した高峰だが――
文字数 11,268
最終更新日 2024.07.26
登録日 2024.07.22
祖父から受け継いだ喫茶店・渡り鳥の隣には佐倉古道具店がある。
幼馴染の香月は日々古道具の修復に励み、俺、渡瀬朔夜は従妹であり、この喫茶店のオーナーでもある七緒と一緒に古くからの常連しか立ち寄らない喫茶店を切り盛りしている。
そんな隣の古道具店では時々不思議な古道具が舞い込んでくる。
修行の身の香月と共にそんな不思議を目の当たりにしながらも一つ一つ壊れた古道具を修復するように不思議と向き合う少し不思議な日常の出来事。
文字数 65,738
最終更新日 2024.07.26
登録日 2024.06.30
ねがいやという不思議な神でもない何者かによる短編連作。 不幸に陥れたり幸せにしたりすることを傍観し楽しむ唯一無二の存在のねがいやは美しい銀髪の少年。 神ではないが、特別な存在だ。 短編連作のためどこから読んでも大丈夫です。 つまみ読み大歓迎。朝読にも。
不思議で奇妙なお話。
裏切り系ホラー現代ファンタジー。
洗脳女神
過去に戻ることができる喫茶店
完璧な契約友達
未来を確定する日記帳
寿命買い取ります
全知全能の神になったら
黒いポストの手神様
はんぶんこ
死神と英雄
優しい天使
ねがいやの過去
怒りを換金できる怒りバロメーター
「し」のない世界 夏の幻
謎解きアプリ ジョーカーは誰?
殺し屋ジャックの憂鬱
不思議で奇妙な世界を堪能あれ。
文字数 53,850
最終更新日 2024.07.25
登録日 2024.07.20
「谷崎町の山奥にある古屋敷に行けば、奇妙な事件を解決してくれる」
そんな噂を耳にした人々が、今日も古屋敷の前へとやって来る。
だが本当に奇妙なのは、そこに住まう者たちだった。
小林結城と、彼の持つ不思議な縁に引き寄せられて集まった仲間たち。
文字数 1,167,350
最終更新日 2024.07.25
登録日 2018.03.20
ーーその珈琲店は、夜の帳(とばり)が降りる夕刻6時に開店する。
やる事が全て裏目にでる落ちこぼれの死神がたどり着いたのは、不思議な貼り紙のある帳珈琲店。
【あなたの話を聞きます。ただ聞くだけ、何も解決いたしません】
一見いい人そうに見えて、実は意外とSっ気のあるマスターに、死神は自分の身に起こった出来事を語り始める。
その死神の目的は、人を少し【不幸】にすること。
けれど彼の行動は必ず裏目に出てしまい、関わる人々がみんな幸せになっていく。
・自殺二秒前の高校教師
・就活惨敗女子と売れない劇団員
・息子と音信不通の老夫婦
・夢を諦めた男と夢なんか見ない女
一見すると無関係に見える彼らの人生が、死神を通して少しずつリンクし始める時、それぞれの夢、恋、友情、未来が、幸せに向かって動き出していく。
マスターいわく、「人を少し不幸にしたい、死神さんにはお気の毒ですが。本日もまた、幸せな結末です」との事。
死神は、人を不幸にできるのか。
マスターは、なぜこの珈琲店のマスターをしているのか……。
ちょいSマスターと真面目で一生懸命な死神の、絆と友情(ブロマンス)にも、ほっこりして頂けると嬉しいです。
★毎日更新中!
★他サイトにて完結済みのお話です
*表紙イラスト:ミカスケ様のフリーイラストを使わせて頂いてます。
文字数 103,163
最終更新日 2024.07.20
登録日 2024.06.23
現代日本に似ているけれどそうではない世界の誰かさんの、ゆるっとした日常とぼやき。
文字数 1,100
最終更新日 2024.07.16
登録日 2024.07.16
一話完結でさらっと読める、そんなに怖くない怪談集。
※1話目だけ他話とちょっと毛色が違います。
※他投稿サイトにも掲載。
文字数 42,950
最終更新日 2024.07.13
登録日 2021.01.06
--むかしむかし、遥かなむかし、ある山中の湧水のほとりに、一柱の姫神様がお住まいになっていらっしゃいました。 そこにある日、一人の若者が迷い込みます --
みじかい創作昔話。
(カクヨムにも同時投稿)
文字数 3,001
最終更新日 2024.07.10
登録日 2024.07.10
大学生となり、念願の一人暮らしを始めたはいいが、部屋の様子がどうにもおかしかった。謎の現象、謎の音、明るい時にも何か違和感を感じる部屋。
そう、彼は掴まされたのです。いわゆる”曰く付き”と呼ばれる、訳あり物件を。
しかし彼はくじける事なく、暇さえあれば起こる怪異と向き合い、戦い続けるのでした。
文字数 73,208
最終更新日 2024.07.04
登録日 2024.06.09
文字数 1,130
最終更新日 2024.06.30
登録日 2024.06.30
『黄昏刻の夢うてな』ep.1 MIYABI
特殊な家庭の事情と、過去のとある事件のせいで、学校で孤立している女子高生の雅(みやび)。
従姉妹の和奏(わかな)が都会から移住してきたせいで、急に身辺が慌ただしくなる。
性格も育ってきた環境もまったく違う和奏に反発を覚えながらも、何にも縛られない自由な生き方に巻き込まれ、雅もこれまで取りこぼしてきた大切なものを一つずつ取り戻していく。
しかし進んだ先には、どうしても向き合わなければならない大きな問題があった――。
生真面目で不器用な少女――雅が、やっとの思いで一歩を踏み出す、少し不思議な成長物語。
文字数 955
最終更新日 2024.06.30
登録日 2024.06.30
声が出せないその少女は同じ夢を見続ける。
今日も同じ夢、今日も同じ景色、今日も同じ場所、今日も同じ服。
今日も目ともに包帯が巻かれてある。だけど不思議なことに彼女は普通に見える。ココがどんなとこか彼女自身がどんな服装か。
左右を見れば竹、竹、竹……前後を見ればどこに続いてるのかもわからない長い長い階段……その間にあるサボテンのような棘がある茂み……そしてその階段に二十段おきに鳥居と僅かなランプの光がある。いつもと変わらない。強いて言えば霧が昨日より少し濃いだけ。
階段を登る。それが彼女が今まで見つけてきたココからいち早く出られる方法。階段を下がっても何も起こらない。
むしろ彼女には嫌な空間が漂ってるように感じる。昔からこういう感が鋭いからなのでしょうか?
彼女はただひたすらと階段を登り続ける。不思議と疲れることはないようだ。
コツ、コツ、コツ一段一段登るたびに下駄の音がココに響いている。まるで彼女の居場所を誰かに教えてるかのように。
何個目かの鳥居をくぐったとき彼女の周りが暖かい柔らかな光に包まれる。これがココから帰って良い合図なのだ。
彼女は光に包まれて帰っていく。夢から覚めていく―――
果たして少女が何度も見続ける夢の正体とは⁈そしてこの先に待ち受ける『真実』を知ったとき彼女はなんと思うのか―――
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ミステリーとファンタジーの比率はほぼ1:1
(ジャンルが2つ選べたらいいのにな〜)
文字数 7,607
最終更新日 2024.06.30
登録日 2024.06.21
日常生活の中に潜む、ちょっとした不思議な話を集めたショートショートです。
「月夜に秘密のピクニック」では、森で不思議な体験をする子供達。
「不思議な街の不思議な店主」では、失恋した少女と不思議な店主。
「記憶の宝石箱」は、記憶を宝石に封じた老人と少年というお話です。
文字数 7,921
最終更新日 2024.06.29
登録日 2024.06.27
水祭りがやってくる
大きなだんじりに鐘、太鼓。
キラキラ輝くチョウチンに露店。
今日は祭りじゃ。
早うお逃げ。
今日は祭りじゃ。
巻き込まれるな。
文字数 22,940
最終更新日 2024.06.20
登録日 2024.06.12
仲のいい友達と遊んだ帰り道。
小学五年生の音苗和香は気になるクラスの男子と急接近したもので、ドキドキ。
頬を赤らめながら家へと向かっていたら、不意に胸が苦しくなって……
ついにはめまいがして、クラクラへたり込んでしまう。
で、気づいたときには、なぜだかネコの姿になっていた!
「にゃんにゃこれーっ!」
パニックを起こす和香、なのに母や祖母は「あらまぁ」「おやおや」
この異常事態を平然と受け入れていた。
ヒロインの身に起きた奇天烈な現象。
明かさられる一族の秘密。
御所さまなる存在。
猫になったり、動物たちと交流したり、妖しいアレに絡まれたり。
ときにはピンチにも見舞われ、あわやな場面も!
でもそんな和香の前に颯爽とあらわれるヒーロー。
白いシェパード――ホワイトナイトさまも登場したりして。
ひょんなことから人とネコ、二つの世界を行ったり来たり。
和香の周囲では様々な騒動が巻き起こる。
メルヘンチックだけれども現実はそう甘くない!?
少女のちょっと不思議な冒険譚、ここに開幕です。
文字数 120,520
最終更新日 2024.06.08
登録日 2024.04.08
霊感ゼロ以下!?な二人と、姿の見えない精霊達との交流。
『紅鶸(べにひわ)』は不思議な古道具屋。
この店で販売するのは、精霊が使っていた道具ばかり。
店長の優希は精霊の姿を見て、言葉を交わすことができるのだ。
だが優希に雇われた二人の従業員、梢と陽彦は精霊の姿を見ることができない。
そんな二人が紅鶸で働いているのには、特別な理由があった……。
姿は見えなくても、できることがきっとある。
これはそんな二人を中心にした、ちょっと不思議な日常の物語。
文字数 30,509
最終更新日 2024.06.04
登録日 2024.03.18
ーきがついたら、ゆうれいになってしまっていた。
全1話。『恒久の月』書籍化記念、発売日まで1日1作短編公開キャンペーン中。6/3の更新。
文字数 2,747
最終更新日 2024.06.03
登録日 2024.06.03
「俺」は勉強もスポーツも全くダメ。チビで不細工。それにひきかえ、二歳下の弟は「俺」と全てにおいて正反対。
「俺」は常にまわりに弟と比べられ、次第に非行に走り、少年院に入る。
出所するも、両親に見捨てられたと思った「俺」は、高校を中退し、家を出る。
そして八年、風俗の呼び込みをしているところをヤクザにスカウトされ、ヒットマンとなる。「俺」はとにかく、大きなことをして、ビッグになりたかったのだ。
標的は、不動産会社経営の老人だった。身寄りもなく、誰も信じず、金儲けだけが生きがいのような孤独な男だった。
死んだところで誰も悲しむ者などいないだろう。それに相手は老人。簡単な仕事に思えた。
しかし、「俺」が犯行に及ぼうとする度、なぜか邪魔が入るのだった。
文字数 37,549
最終更新日 2024.06.02
登録日 2024.05.24