5
件
魔力を『持つ者』と『持たざる者』で優劣をつけられ、差別化されることが当たり前の大陸。
西の大国と呼ばれるルレクチェコード王国、男爵家令嬢であるラヴェルナ=ルルファストは、かつて“歩く災厄”と恐れられた稀代の魔導師【オプスキュリテの魔女の再来】の異名を持つほど、秀でた魔導術の才能を誇っていた。
その日、新国王が主催している舞踏会に出席していた彼女はもちろん注目の的だった。
そして偉そうに声を掛けてきた青年のダンスの誘いを笑顔で一蹴したラヴェルナだったが、逆ギレされてしまい会場は大混乱に陥ってしまう。
そこで止めに入って来たのは、サイラス=キャロスダンドという名の近衛騎士だった。
『やっと見つけた』
ある理由から彼を探していたラヴェルナは、サイラスと婚約することになるが………。
独特の感性と価値観で周囲を翻弄する『闇の魔女』と、魔力を持たないが凄腕の剣術を誇る堅実な『騎士』
異色の2人は、果たして無事に結婚することが出来るのか?
文字数 5,035
最終更新日 2024.12.08
登録日 2024.12.08
周囲から非の打ち所がない完璧な女性と評価されている『菜島 加奈』
美貌の持ち主である彼女……実は恋愛に置いてかなり奥手である。
アラサーとなり、年齢=彼氏無し。
これは流石にマズイと思った彼女はマッチングアプリで『紫雨』という男性と会うが、結局失敗に終わる。
しかし数週間後、加奈は意外な形で彼と再会を果たすことになるが……。
『素顔』を隠して生きる加奈と、とある『秘密』を抱えて生きる男性とのサスペンス・ラブストーリー
※この作品は『甘灯の思いつき短編集』の1話完結の物語として書きましたが、再編集して長編として投稿し直しているものになります
文字数 8,430
最終更新日 2024.12.08
登録日 2024.12.08
「あんたはもう必要ないわ、さよなら」
女神官アマリエ=ヴィヴィオルドは、聖女イレーネの策略によって崖から突き落とされる。
2人は実の姉妹であり、アマリエは聖女の姉を献身的に支えていた。
そんな姉の裏切りに絶望するアマリエ。
ー実は姉妹にはあるとんでもない『秘密』があった。
そんな彼女の窮地を救ったのは神界から遣わされた神獣だった。
神獣はアマリエに悪しき神「堕神」の復活を告げる。
それは神界、地上界、冥界の均衡を崩壊させる、つまりは世界の危機を意味していた。
アマリエは世界を守るために、神獣の言う【堕神の協力者】を探すことになるが…
「え、神力が使えないってどういう事ですか!?」
“真の聖女”なのに、神の加護を失ったアマリエ=ヴィヴィオルドの波乱な日々が幕を開ける。
文字数 104,951
最終更新日 2024.10.19
登録日 2022.11.27
5
件