本屋小説一覧
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件
城下街の裾の方で【幻想屋】という本屋を営む青年ケマル。
ケマル自身はほぼ人間だったが、ある信条を掲げていた。
「店に来る客はどんな奴でも大歓迎。人間でも化けた狐でも狸でも、エルフだろうがフェアリーだろうが、アンデッドだろうか、妖怪でも悪魔でも天使でも」
フィクション限定の物語好きのための本屋で、実際様々なお客がやってきて食べるのには困らないくらいには売り上げていた。
けれどいつしか、本を買っていくお客ばかりではなくなっていく。
細々と好きな本に囲まれてこじんまりと生きていくはずのケマルの計画は確実に、その理想から逸れていく。
※小説家になろうにも掲載しています
文字数 67,524
最終更新日 2024.10.01
登録日 2024.09.06
「私たちは、遅すぎる青春の只中にいる」
小さな古本屋を時折営みながら、画家、ライターとしても活動している朝霧紗雪(さゆ)。長年工場のバイトを続けながら猫のルークと静かな日々を送る榎本多希(タキ)。三十半ばを過ぎるまで、東京にてそれぞれ孤独の中、必死に暮してきた二人は、銀座の画廊、そして浅草の読書会で出会う。
しかし、二人は決して人には言えない事情をお互いに抱えていた・・・・。不器用ながらも近づく二人に、疫病、そして貧困と周囲の身勝手が巻き起こす事件が降りかかってゆく・・・。
文字数 196,081
最終更新日 2024.06.26
登録日 2021.03.11
ーきがついたら、ゆうれいになってしまっていた。
全1話。『恒久の月』書籍化記念、発売日まで1日1作短編公開キャンペーン中。6/3の更新。
文字数 2,747
最終更新日 2024.06.03
登録日 2024.06.03
魔本師。それはこの世界にあふれる魔本を解読する人達の総称。
魔本には古くに失われた魔法の技術が記載されており、それを発掘解読することで世界は発展を遂げた。
大陸でも力を持つスピレーソン王国。そこで店を構えるサリーは新米魔本師。師匠から受け継いだ小さな魔本屋を営んでいる。彼女の目標は受け継いだ魔本屋を魔本でいっぱいにすること。
新米魔本師サリーの蔵書充実計画が今始まる!
文字数 34,603
最終更新日 2023.12.20
登録日 2023.11.27
文字数 2,423
最終更新日 2023.06.30
登録日 2023.06.30
「おコメブックス」。都内某所のビルの中の一角にある本屋さん。そこはラノベをほぼ取り揃えている、いわば聖地。そして店舗限定の特典が付いてくるお店の一つであった。
そんななか高校2年生になった佐田修哉は、自身の生き甲斐である超人気ラノベの特典のため、授業が終わると同時に全力で「おコメブックス」に向かう。しかし彼は今まで一度も特典をゲットできていない。遠すぎるのだ。学校から2時間もかかる。
しかし毎度のごとく彼がしょんぼりする姿を見つめる、本当に可愛い店員さんがいて……
文字数 7,274
最終更新日 2023.05.20
登録日 2023.05.17
大学生の美咲は、雨の日にひとりで本屋に立ち寄った。そこで出会ったのは、同じ本を手に取った男性だった。彼は優しく笑って自己紹介をしたが、美咲は彼の名前を聞き逃してしまう。その後も何度か本屋で偶然に遭遇するが、名前を聞くタイミングを逃してしまう。やがて美咲は彼に惹かれていくが、彼には秘密があった。
文字数 3,898
最終更新日 2023.03.12
登録日 2023.03.12
スガヲノ忍者 リチタマ騒動記1 あらすじ
読者の世界と適当に被っている異世界リチタマに、
顔も名前も隠さない少年忍者がおりました。
その少年忍者の名は、ユーシア。
ひらがなで表記すると、ゆうしあ。
もろにドラクエ好きの夫婦が名付けました
「こんな仕事、大っ嫌いだああああ!!!!」
十歳にして忍者稼業に飽きた少年忍者ユーシアは、はぐれ皇女ユリアナ様(美人野良政治家)の護衛に転職。
ユリアナ様が経営するメイド喫茶&本屋も次いでに守るうちに、新たなる美少女キャラとの出会い&要らん敵キャラとの戦いを経て、ユーシアは大人の階段を登っていく(いえ、深い意味はありません)。
過剰防衛で余計な損害を出しつつも、娯楽街アキュハヴァーラ全体を守る少年忍者として活躍していくユーシアは、新興のカルト宗教団体の恨みを買って人質を取られ、窮地に陥る。
敵のアジトに殴り込もうとするユーシアに、ユリアナ様は世にも傍迷惑な変身アイテムを貸し与える。
聖雷剣クロウ。
電撃系最強の魔人フォームに変身可能だが、加減を間違えれば娯楽街アキュハヴァーラの電気機器が全て破壊される聖雷剣クロウを渡されたユーシアは、慎重に少しずつコッソリと、ボス戦に突入する。
10%の力で。
外見が、巨乳のスーパーヒロインの姿で。
適当に現代と被っている異世界リチタマで展開する、チープでアバウトでハート激盛りな、少年忍者のサブカル冒険活劇、ここに開幕!!
※他の小説投稿サイトでも連載しています。
表紙は、画像生成AIで出力したイラストです。
文字数 202,048
最終更新日 2022.09.25
登録日 2021.07.07
ここは隔離世に存在するとても不思議な本屋さん。
名を「あやかし書堂」といふ。
この本屋さんが不思議と言われる理由は大きく2つある。
1つは、“選ばれた”お客様しか辿り着けない事。
そして、もう1つは、…… “必ず”お客様の願いを叶えること……。
願いあるのもよ、あやかし書堂を目指し、隔離世を彷徨うが良い。
もし、たどり着けたのならば、店主である妖狐が願いを聞き入れ、叶える手助けをしてくれるだろう。
だが、願いを叶えて幸せになれるか、なれないかは本人次第だ。
あくまで「あやかし書堂」は願いを叶えるだけである……。
文字数 20,079
最終更新日 2022.07.14
登録日 2021.12.07
時代は令和。
都会でもなく田舎でもなく、何の変哲もない街並みにその古本屋はひっそりと佇んでいた。
その本屋の主が主様と呼ばれる謎の男。知識をこよなく愛する変わり者。
そんな主様と一緒に本屋を支えているのが妖狐の少女琥珀。
彼らはただ本を売っているだけだが、いつからか悩めるお客様ばかり来るようになっていった。主様はそんなお客様のために様々な本を紹介し、救ってきた。
だから、今日も主様は悩めるお客様のためにオススメの本を紹介していくのであった。
文字数 6,605
最終更新日 2021.12.30
登録日 2021.12.24
自分のいる意味や必要性を見失った人々が、小さな本屋の若い店主に導いてもらえる
という感じです。
主人公は本屋の店主の姪っ子ですが、目線がちょくちょく変わります。
文字数 15,293
最終更新日 2020.12.23
登録日 2020.07.20
子供の頃から夢の中で行きつけの本屋がある。高校に入学してから、その店に一人の男の子が現れるようになった。現実でも見覚えのない同年代の男の子だが、二年に進級した日に夢とそっくりの同級生、七森が現れた。夢では人懐っこい笑顔を見せてくれるのに、現実では無口で無表情な彼が次第に気になって、ひっそり観察してしまう女の子の話。
文字数 5,977
最終更新日 2020.11.22
登録日 2020.11.22
恩師の葬式の帰り道、古い家の建ち並ぶ中に無造作に建っていた本屋に惹かれて入ってみる。
ありそうでなさそうなシュールな話。
文字数 9,896
最終更新日 2020.09.29
登録日 2020.09.29
文字数 2,501
最終更新日 2020.05.05
登録日 2020.04.27
小さいころ、本屋さんで働いてみたいと思っていました。
ある日、ひょんなことから書店員アルバイトとして働くこととなりました。
これは、書店員になりたてのひよっこが、書店員になって感じたこと気づいたことなどを
書き記す日記的な何かです。(できるだけ毎日13時更新予定。更新しない日もあるかも)
文字数 3,350
最終更新日 2020.04.14
登録日 2020.04.08
本好きなら頷かずにはいられない、略して「本読みあるある」の「日常編」。
本好きにありがちな事を超短文でつぶやく、ごくごく軽い読み物。
文字数 1,469
最終更新日 2020.03.02
登録日 2019.11.07
水月書店にはソムリエがいる。
もちろんここは、変わった名前のフランス料理店ではないし、ワインを提供しているわけでもない。ソムリエの資格を持っている人が勤めているわけでもない。これは物の例えだ。ニックネームと言い換えてもいい。
あらゆる本に関する相談事を受け付ける本のソムリエ、「本庄翼」。
彼女にかかれば「この前発売した、表紙が緑色の本が欲しいんだけど、タイトル分かる?」系のおなじみの質問はもちろんのこと「最近のラノベでおすすめの本はある?」「一番売れている本が欲しい」的な注文や「息子に本を読ませたいんだけど、どんな本がいいと思う?」「こういうジャンルが読みたいんだけど、最初に読むならどれがおすすめ?」といった困った質問も容易く解決される。
これは、本屋さんでソムリエをする本庄翼と、彼女のもとに相談に来る、多種多様な相談客、そして――元相談客で、彼女を追いかけて水月書店で働きだした、何のとりえもない「僕」の物語だ。
文字数 99,791
最終更新日 2020.02.04
登録日 2019.12.25
【第四回キャラ文芸大賞 激励賞頂きました。ありがとうございますm(_ _)m】
真っ白なお城の隣にある護国神社と、小さな商店街を繋ぐ裏道から少し外れた場所に、一軒の小さな本屋があった。
今時珍しい木造の建物で、古本屋をちょっと大きくしたような、こじんまりとした本屋だ。
売り上げよりも、趣味で開けているような、そんな感じの本屋。
本屋の名前は【神楽書店】
その本屋には、何故か昔から色んな種類の本が集まってくる。普通の小説から、曰く付きの本まで。色々だ。
さぁ、今日も一冊の本が持ち込まれた。
十九歳になったばかりの神谷裕樹が、見えない相棒と居候している付喪神と共に、本に秘められた様々な想いに触れながら成長し、悪戦苦闘しながらも、頑張って本屋を切り盛りしていく物語。
文字数 108,396
最終更新日 2020.01.31
登録日 2019.07.20
【第十三回 ファンタジー小説大賞参加作品】
ある事件が切っ掛けで、家族と親族から虐げられて育った孤独な少女、千葉睦月。
少女は全てを諦め、叶わぬ希望を抱いて生きていた。
そんな少女がひっそりと一人寂しくこの世を去ったのは、雪が降る日だった……。
確かに死んだ筈なのに、ある存在によって、もう一度、睦月は〈生〉を与えられる。
一度死んだ睦月が堕ちて来た世界は【常世】と呼ばれる、あやかしが棲む世界。
それが、睦月の冒険の始まりだった。
人間は睦月と睦月を助け保護した「なんでも本屋」の店主、伊織だけ。
伊織は睦月を本来住む日本に帰そうと考えていた。
もう一度、あの生活に戻るなんて考えられない。なら、行動するしかないよね。
心に深い傷を持つ少女が、本屋で働きながら、人でない存在に出会い、彼らの優しさに触れ癒されていくお話です。
文字数 68,308
最終更新日 2019.10.25
登録日 2019.08.28
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