溺愛小説一覧
美幼児&美幼児(ブロマンス期)からの美青年×美青年(BL期)への成長を辿る長編BLです。
前世で52歳で亡くなった主人公はその自我を保ったまま、生前にプレイしていた『星鏡のレイラ』という乙女ゲームの世界に攻略対象のリヒトとして転生した。
ゲームでは攻略が難しくバッドエンドで凌辱監禁BL展開になってしまう推しのカルロを守るべくリヒトは動き出す。
まずは味方を作るために、ゲームでもリヒトの護衛をしていたグレデン卿に剣の指南役になってもらった。
数年前にいなくなってしまった弟を探すグレデン卿に協力する中で、 リヒトは自国の悍ましい慣習を知ることになった。
リヒトが王子として生まれたエトワール王国では、権力や金銭を得るために子供たちを上位貴族や王族に貢ぐ悍ましい慣習があった。
リヒトはグレデン卿の弟のゲーツを探し出してグレデン卿とゲーツを味方にした。
ゲームでカルロの不幸が始まるのはカルロの両親が亡くなってからのため、カルロの両親を守って亡くなる運命を変えたのだが、未来が変わり、カルロの両親は離婚することになってしまった。
そして、そもそもカルロの両親はカルロのことを育児放棄し、領地経営もまとも行なっていなかったことが判明した。
カルロのためにどうしたらいいのかとリヒトが悩んでいると、乳母のヴィント侯爵がカルロを養子に迎えてくれ、カルロはリヒトの従者になることになった。
リヒトはこの先もカルロを守り、幸せにすると心に誓った。
リヒト… エトワール王国の第一王子。カルロへの父性が暴走気味。
カルロ… リヒトの従者。リヒトは神様で唯一の居場所。リヒトへの想いが暴走気味。
魔塔主… 一人で国を滅ぼせるほどの魔法が使える自由人。ある意味厄災。リヒトを研究対象としている。
オーロ皇帝… 大帝国の皇帝。エトワールの悍ましい慣習を嫌っていたが、リヒトの利発さに興味を持つ。
ナタリア… 乙女ゲーム『星鏡のレイラ』のヒロイン。オーロ皇帝の孫娘。カルロとは恋のライバル。
文字数 545,356
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.01
〝男子校の姫〟……それは、男だらけのむさ苦しい学園生活に咲いた一輪の花として、周りに彩りと癒しを与えるアイドルのような存在。
オレ、日向 陽(ヒナタ ハル)がこの春入学した全寮制私立男子校は、その〝男子校の姫〟が役職として制度化されているらしい。
けどまぁ、大衆に埋もれる平凡モブ(自認)のオレには、そんな姫制度なんて一切関係ない……と思っていたのに、あれよあれよという間に女装させられて、気が付いたら姫選抜会のステージに立たされて……まさかの、オレが姫に!?
周りの期待を裏切れず(あと、諸々の特権に多少揺らいで)仕方なく姫職を請け負うことにはしたものの、オレに付けられた護衛人が、何というか過保護過ぎて……。
オレを深窓の令嬢か何かと勘違いしているのか、荷物は持たせてくれないし、授業中も背後に立ってるし、あまつさえ皆がオレを(性的な意味で)狙っているなどと思い込んでいる始末。
警戒のし過ぎで周囲を威圧、排除してしまい……ああもうっ! これじゃあ、友達も出来やしない!
~無自覚可愛い系姫♂と執着美人護衛による、年の差学園主従BL!~
━━━━━━━━━━━━━━━
ストックが切れるまでは毎日(18:10頃)更新。以降は書け次第の気まぐれ不定期更新となります。
※他サイトでも先行公開しております
文字数 75,615
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.26
俺は転生者だ。
どうやって転生したのかはまったくわからない。気が付いたらこの世界でぽけーっと天井を見上げていた。
そんな俺は精霊に誘拐され、精霊の息子として育てられることに。
精霊は他の種族とお見合いをして嫁ぐ習性をもっているらしいが……日本人としての記憶がある俺は断固反対!
「だって、見合い相手って、みんな雄じゃん!!」
父は怒る。
「精霊はか弱い種族なんだよ!? 強い雄と番になって守ってもらわないと……!」
果たして俺は無事に自由恋愛の権利を得られるのだろうか。
※ムーンライトノベルズさまにも掲載中です。
文字数 74,336
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.29
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
文字数 1,688
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.21
産まれた時から一緒の二人は、距離感バグった幼馴染。
そんな『幼馴染以上恋人未満』の二人が、周りから「え? あれでまだ付き合ってないの?」と言われつつ、見守られているお話。
オメガバースですが、R指定無しの全年齢BLとなっています。
(ほんのりRの番外編は『麻紀の色々置き場』に載せてあります)
6話までは、ツイノベを加筆修正しての公開、7話から物語が動き出します。
本編は全35話。番外編は不定期に更新されます。
サブキャラ達視点のスピンオフも予定しています。
表紙と挿絵は、トリュフさん(@trufflechocolat)
投稿にあたり許可をいただき、ありがとうございます(,,ᴗ ᴗ,,)ペコリ
ドキドキで緊張しまくりですが、よろしくお願いします。
✤お知らせ✤
第12回BL大賞 にエントリーしました。
新作【再び巡り合う時 ~転生オメガバース~】共々、よろしくお願い致します。
11/21(木)6:00より、スピンオフ「星司と月歌」連載します。
11/24(日)18:00完結の短編です。
1日4回更新です。
一ノ瀬麻紀🐈🐈⬛
文字数 116,739
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.06.02
幼い頃に婚約し、定期的な交流は続けていたものの、互いにこの結婚の意味をよく理解していたため、つかず離れずの穏やかな関係を築いていた。
学園を卒業し、第一王子妃教育も終えたマリアが留学から戻った兄と一緒に参加した夜会で、令嬢たちに囲まれた。
家柄も美貌も優秀さも全て揃っているマリアに嫉妬したレイラに指示された女たちは、彼女に嫌味の礫を投げつける。
早めに帰ろうという兄が呼んでいると知らせを受けたマリアが発見されたのは、王族の居住区に近い階段の下だった。
頭から血を流し、意識を失っている状態のマリアはすぐさま医務室に運ばれるが、意識が戻ることは無かった。
その日から十日、やっと目を覚ましたマリアは精神年齢が大幅に退行し、言葉遣いも仕草も全て三歳児と同レベルになっていたのだ。
体は16歳で心は3歳となってしまったマリアのためにと、兄が婚約の辞退を申し出た。
しかし、初めから結婚に重きを置いていなかった皇太子が「面倒だからこのまま結婚する」と言いだし、予定通りマリアは婚姻式に臨むことになった。
他サイトでも掲載しています。
表紙は写真ACより転載しました。
文字数 31,627
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.13
【病弱捨てられ皇子(幼少期)と中身現代サラリーマン(外見・黒い噂のある美貌の文官青年)】
(2章~成長後)
社会人の芦屋は、何の前触れもなく購買した乙女ノベルゲーム「瀧華国寵姫譚(そうかこく ちょうきたん)~白虎の章~」の世界に取り込まれていた。そのうえ、現在の自分の身上は悪役として物語終盤に処刑される「蘇芳」その人。目の前には現在の上司であり、のちの国家反逆の咎で破滅する「江雪(こうせつ)」。
このままでは自分の命が危ないことを知った芦屋は、自分が陰湿に虐げていた後ろ盾のない第3皇子「花鶏(あとり)」を救い、何とか彼が国家反逆の旗振りとならぬよう、江雪の呪縛から守ろうとする。
しかし、今までの蘇芳の行いのせいですぐには信用してもらえない。
それでも何とか、保身のため表向きは改心した蘇芳として、花鶏に献身的に尽くしつつ機をうかがう。
やがて幼い花鶏の師として彼を養育する中で、ゲームの登場人物としてしか見てこなかった彼や周りの登場人物たちへの感情も変化していく。
花鶏もまた、頼る者がいない後宮で、過去の恨みや恐れを超えて、蘇芳への気持ちが緩やかに重く積み重なっていく。
成長するに従い、蘇芳をただ唯一の師であり家族であり味方と慕う花鶏。しかしある事件が起き「蘇芳が第3皇子に毒を常飲させていた」疑いがかけられ……?
<第1部>は幼少期です。痛そうな描写に※を付けさせていただいております。
R18 サブタイトルも同様にさせていただきます。
◆『小説家になろう』ムーンライト様にも掲載中です◆
(HOTランキング女性向け21位に入れていただきました(2024/6/12)誠にありがとうございました!)
文字数 446,661
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.05.30
イェイツ帝国の宮廷貴族、ハークト侯爵家の長女として生を受けたレフィア・ハークト。
シーヴァス王国で【王国の盾】と呼ばれるアーガン伯爵家の嫡男として生を受けたオレイアス・アーガン。
異なる国で同じ年に産まれ、それぞれの人生を歩んできた二人。やがて避けようもない時代のうねりに巻き込まれたレフィアとオレイアス。二人が望み掴む未来とは。
*エロいシーンは力入れて書いてます。(当社比)
*全ての性描写には、☆もしくは★が表示されております。
*同意を得ないケースは★で表示してありますので苦手な方はご自衛下さい。
《完結まで書き終えています》
《今作は初回予約投稿から毎日毎時間予約投稿します》
《物語は大きく二部構成となっております》
《一部終了後二部開始までインターバルを頂きます》
《二部開始から完結まで毎日毎時間予約投稿します》
♯♯♯!いいね&エール祭り開催します!♯♯♯
なんじゃそら?とお思いの皆様へ。
試験的に❤️と🎉の数で二部開始の予約投稿を早めようと思います。次の投稿をお待ち頂けてるの?だったらもう始めちゃおうかしら?と言う指標にしたいと思います。早く続きが読みたい!と思って頂けると嬉しいです。その時は是非、ポチッとお願いします。作者が小躍りして早めることがあります。(注:他の作品に❤️と🎉を付けて下さった場合も早めるかも?知れません。あまり反応が無ければ予定通りインターバルを置きます。)
♪ こちらは【私はお兄様を愛している】の完結から十三年後を描いた《次世代編》です。その為、本編と番外編未読の方はネタバレに繋がる描写があります。何卒ご注意下さい♪
文字数 179,839
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.17
名門貴族であるコーネリア家の一人娘、クロエは容姿端麗、文武両道な才女として名を馳せている。
そんな彼女の秘密は大の犬好き。しかし、コーネリア家の令嬢として相応しい人物になるべく、その事は周囲には秘密にしている。
そんなある日、クロエに第一王子ラインハルトとの婚約話が持ち上がる。王子と婚約してしまったら犬と遊ぶ時間が無くなってしまう。
そう危惧したクロエはなんとしても婚約を破棄し、今まで通り犬を飼える立場になろうと企む。
文字数 36,255
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.20
恐ろしい魔獣達が住む森の中。
その森に住むブラックタイガー(黒い虎のような魔獣)の家族に、新しい家族が加わった。
名前はノエル。
彼は他のブラックタイガーの子供達よりも小さく、
家族はハラハラしながら子育てをしていたが。
家族の心配をよそに、家族に守られ愛され育ったノエルは、
小さいものの、元気に成長し3歳に。
そんなノエルが今頑張っていることは?
強く恐ろしいと人間達が恐れる、お父さんお母さんそして兄のような、
かっこいいブラックタイガーになること。
かっこいいブラックタイガーになるため、今日もノエルは修行に励む?
『どうだ!! こわいだろう!! ぼくはあくなんだぞ!! あくのもふもふ、あくもふなんだぞ!!』
文字数 17,943
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.20
“お前のような出来損ないを
使ってやるのだから有難いと思え!”
“それでも男か!
男なら剣を持て!”
“女みたいに泣くな!気持ち悪い!”
兄王子達からずっと蔑まされて生きてきた。
父王は無関心、母は幼い娘に夢中。
雑用でもやっていろと
戦争に引っ張り出された。
戦乱にのまれて敵国の将軍に拾われた。
捕虜のはずなのに何故
僕を守ってくれるの?
* 作り話です
* 掲載更新は月・木・土曜日
* 短編予定のつもりです
文字数 26,567
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.31
「どうか、我々といっしょに来てください。お父君がお待ちです」
戦争が終わったあと、孤児として逞しく生きていたルーカスのもとに父を名乗る男からの迎えが来た。ルーカスは半ば誘拐されるようにして父を名乗る男のもとへ連れて行かれる。
そこで待っていたのは、ルーカスの故郷・カントット国を占領しているダン帝国軍の最高司令官・バートンだった。
「……僕、もう死んでしまったけど、ちゃんと父親いるよ?」
「あっているよ。君が父と思っている人はΩで、私はαなんだよ」
「そう、なんだ?」
わけがわからないまま、バートンのもとで贅沢な暮らしをはじめるルーカスだったが、彼はやがてバートンに惹かれ始める。
そして、ルーカスがΩとして目覚めたとき、彼はバートンへの気持ちを抑えきれず、自身の出生の謎を探りはじめる……。
※近親相姦はありません。
※ムーンライトノベルズさまにも掲載中です。
文字数 69,622
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.31
冷遇(と思っていた)からのループn回目で溺愛される話◆
レト王国で第三王子だったレーファは、白竜王のツガイとして皇国に迎えられ、死んだ。そして死ぬたびに皇国へ迎えられる前後に生き返っていた。
——今まではそうだった。
「オレ……子ども……?!」
初めは混乱したレーファだったが、すぐに気付く。
これはチャンスではないか、と。
◆ハピエン厨なのでハピエンです。ハピエンしか書けん◆
◆留意事項◆
・攻めが竜王(清潤)、受けがヒト?(レーファ)
・中華ベースファンタジーで和洋折衷
・シリアスでラブラブ時々コメディ&ほのぼの
・子ども時代は健全ですが不遇の過去回想あり
・色んなものにカタカナや漢字や現代日本基準が入り混じります。わかりやすさ重視
・なろうにも投稿しています
文字数 136,139
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.31
いじめられたことが切っ掛けで不登校中の少女、成海は男性同士の恋愛に熱中するオタク腐女子。一方、突然転校してきた転校生は、学校中をにぎわせるほど美しい容姿を持ち、成績は学年トップ。抜群の運動神経を備えた完璧な優等生として注目を集めていた。
ある日、少年は、担任の先生に頼まれクラスメイトの成海の元へ学校の配布プリントを届ける係を請け負うことに。しかし、人間不信を拗らせた成海にとって、突然やってきた見知らぬ少年は恐怖の存在でしかない。
きっと、嫌がらせに来たに違いないと、頑なに心を閉ざす成海だったが。結局、一緒に勉強することになってーー。
『何があっても、俺がきみをまもるから』
自分の容姿に自信がないぽっちゃりが美少年と紡ぐ、友情から恋へと続くスクール青春ラブストーリー‼︎
※主人公は痩せません。
※暴力表現や、いじめ表現があります。
※中学生時代(友情)→高校時代(恋愛)→成人(溺愛)へと進んでいきます。
※しっかりとストーリーやキャラクターを楽しみたい方向けです。中学生時代の様々な過程を経て、美少年が主人公に恋をしていきます。
※サクッと恋愛のみを楽しみたい方には向きません。
※舞台は現代日本ですが、ICT教育が普及した後の中学校を想定しています。連絡物やテストは電子化されてる設定ですが、紙の教科書やノートの使用がまだされている描写があります。また、作者自身がICT教育への解像度が低いため、多分に想像も含まれます。その点を合わせて、フィクションとしてお楽しみください。
※【カクヨム先行公開中】その他、各小説サイトにも連載しています。
文字数 390,172
最終更新日 2024.11.21
登録日 2023.11.01
《『俺の元へ来い』――その一言で、私は救われた》
不幸の連続で行き場すら無い雛瀬 心は全てに絶望し、自ら命を絶とうとした。
そんな矢先に出逢ったのは、強くて優しい、だけど心に闇を抱えていた、極道の世界を生きる相嶋 八雲だった。
この出逢いは二人の運命を大きく変えていく――。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
相嶋 八雲(あいじま やくも)32歳
×
雛瀬 心(ひなせ こころ)20歳
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※この小説はあくまでもフィクションですので、その事を踏まえてお読みいただければと思います。設定など合わない場合はごめんなさい。
また、実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
※他サイトにも掲載中。
文字数 16,311
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.11
ごく平凡な大学生、三渡カイは、ある日目が覚めたら異世界で美少女になっていた。
異世界転生!?しかもTS!?と驚愕半分浮かれ半分なカイのもとに現れたのは、自称皇太子の美形と、魔法の絨毯(?)を操る美女、飛竜乗りの美丈夫だった。
彼らの話を聞くところによると、カイは世界を『百年災嵐』なる脅威から守り抜いた救世主であるという。
世界を救った代償に記憶を失ってしまったカイは、昏睡状態に陥り、五年たったいま、ようやく目を覚ましたのだという。
俄かには信じられない話だったが、カイは事実として異界で美少女として目覚めた。そして献身的に世話を焼いてくれる三人は、命の恩人でもなければそうはならないだろうというほどの執心を自分に向けてくる。
カイは彼らのいうことを信じ、災いが去ったあとの世界で、改めて異世界生活をスタートさせた。
まずは昏睡中に失われた体力を取りもどすためのリハビリ。それからこの世界特有の「霊力」を操作する修行。さらには「ケタリング」なる飛竜を乗りこなす訓練。
狩りをしたり、宴会をしたり、自分を独占しようとする三人の板挟みになったりと、騒がしくも愉快な毎日だった。
しかしそんな幸福な生活には、秘密があった。
三人は優しい嘘で、カイをなにかから守ろうとしていた。
カイがそれに気づいたとき、薄氷の上に築かれた楽園は、あっけなく崩れ去っていく。
過去になにがあったのか?
自分は本当に世界を救ったのか?
そしてこの身体は、一体誰のものなのか?
やがてカイは、一人の青年との出会いにより、真実を知ることとなる。
「お前はなにひとつ救わなかった!」
失われた自分の物語が、救世の英雄譚などではなく、救いようのない悲劇であったということを。
―――――
(TS転移した主人公が三人の美形にどでかい感情を向けられたり世界を敵に回したりする中華風ディストピアファンタジーです)
(犬と猫は死にませんがその他の動物は死んだり殺されたりします)
(人間はたくさん死んだり殺されたりします)
(小説家になろうにも投稿しています)
文字数 677,805
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.06.30
ロイヤルウェディングシリーズの主人公
小芝透と吾妻洋輔のゼミの恩師
真田友哉教授と世界的に有名な歌手アーチー・カーディフの恋のお話。
番外編で書いてましたが独立させました。
すれ違いで三十年近く離れ離れで過ごした二人。
教え子のおかげでまた二人の運命が始まる。
一途に愛し続けた大人な二人の恋のお話を楽しんでいただけると嬉しいです。
番外編の<恩師への挨拶>に真田教授視点のお話を加えて投稿しています。
R18には※つけます。
文字数 15,044
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.08
『雪の華』と称される王弟リデルは、人形のように無表情で冷たい美貌を持つオメガ。
訳あって感情を表に出さない引きこもりとなってしまったが、アルファである兄王をはじめジャスリーガル王家の掌中の珠と可愛がられ大切に守られている。
もうすぐ十七歳になる彼に諸外国からの王族・高位貴族からの求婚は後をたたないが、リデルはこのままどこにも嫁がず、王宮の奥深くで目立たずひっそりと生きていきたいと思っていた。
なぜならリデルは、兄王の護衛騎士、王国騎士団長テオドール・レックス様を最推しと崇め、ただただそのお姿を眺めることだけが趣味であり生きがいのオタクであり、ただただ見守るだけの合法的ストーカーだったから。
だが、そんな幸せなストーカー生活を脅かす事態がジャスリーガル国を襲い、王弟であり王家の希少なオメガであるリデルは……。
トラウマ持ちの無表情(心の声はうるさいレックス様オタク)オメガと鉄仮面騎士(笑った顔を誰も見たことがない堅物)アルファの訳あり両片思いの恋物語(で、いいのかな……)。
不定期連載。見切り発車での連載開始&エントリー(汗) 行き当たりばったりなので、時々戻って修正が入るかもです。すみません。
11月中に完結する気はしないけど、とりあえず頑張ってみます。。。
そんなに長くはならないはずなので……しばらくお付き合いいただけたなら嬉しいです。
文字数 35,304
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.22
「まったく…貴女はいつになったら俺の言う事を聞いてくれるのやら」
瞳孔が開きっぱなしの男に押し倒され、首にはいつでも絞めれるようにと手を置かれた状態で迫られる。首に添えられた手を外し顎を持ち上げると、強引に唇を奪ってくる。唇を奪われた衝撃よりも、獰猛な瞳で妖艶に微笑む男に冷や汗が止まらない…
そんな歪んだ愛を持つ男…魔術師団長であり婚約者のダリウス。
主人公のアンネリリーは、悪女として有名な令嬢だったが、それも今日まで─
前世を思い出したアンネリリーは、自身の婚約者が地雷系男子だと言うことを知る。
悪女から足を洗い、人生矯正しつつ、ダリウスの地雷を踏み抜かないように生きていくことを決めた。
そんな矢先、仮面舞踏会が行なわれ、その先で出会った男のことが気になってしまうアンネリリー。
文字数 17,477
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.11
「俺と付き合えよ。」
「…いいですけど、俺がタチで、あなたがネコっていう条件付きですよ…?それでも、あなたはいいんですか?」
「…あぁ。構わない。それじゃあ、契約成立だな。」
こうして始まった可愛い系美少年×ドSイケメン上司のオフィスラブ!
『契約』から始まった2人の関係は果たしてどうなる!?
※最終的にはリバ寄りの逆転となります。ご注意ください。
※他サイトからの再投稿となりますが、編集しながら一部内容や表現を変更していくため、基本毎日更新で頑張りたいと思っていますが、更新時間はバラバラになるかと思います。ご了承ください。
文字数 14,766
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.30
大学三年生のときから、尚樹と付き合っている沙耶。
もう五年になるからか、最近尚樹とはマンネリ気味……
けれど沙耶は尚樹と結婚すると思っていた――のに。
あるとき尚樹が浮気しているところに居合わせてしまう!
許せるか、許せないか、そんな沙耶は会社の飲み会で泥酔してしまい……
翌朝気づいたら、上司の藤本が隣に寝ていた!?
それ以降、藤本は沙耶を溺愛してきて――って、一応彼氏いるんですが!
宮城沙耶(26歳)
『ナルカワコーポレーション』勤務のOL事務職
藤本亮(31歳)
『ナルカワコーポレーション』課長
小林尚樹(28歳)
『ナルカワコーポレーション』平社員で五年付き合っている彼氏
宮城沙耶は新卒から中堅どころの『ナルカワコーポレーション』で働く、ごく普通のOL。大学三年のときから付き合っている彼氏、小林尚樹とは交際五年目。そろそろ結婚を視野に入れはじめていた。しかし尚樹に浮気され、その夜の会社の飲み会で泥酔……翌朝気づいたら上司の課長である藤本亮が隣に寝ていて――!?それから藤本は沙耶を溺愛するようになっていき……三角関係勃発!?沙耶を寝取った上司の溺愛注意報発令中!
文字数 16,972
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.18
気づくと異世界乙女ゲームの世界!
メインキャラじゃない私はイケメン公爵様とイチャ甘ライフを送っていたら、なぜかヒロインに格上げされたみたい。
静かに暮らしたいだけなのに、物語がどんどん進んでいくから前世のゲームの知識をフル活用して攻略キャラをクリアしていく。
けれどそれぞれのキャラは設定とは全く違う性格で……
異世界溺愛逆ハーレムラブストーリーです。
文字数 82,933
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.08
交通事故死により中世ヨーロッパベースの世界に転移してしまった主人公。
ジャンと名を貰い転移先の体の持ち前の運動神経を役立て、晴れて騎士になれたけど、旅先で知り合った男、リシャールとの出会いが人生を思わぬ方向へと動かしてゆく。《第一幕》
そんなジャンとリシャールが出会ってから4年後。
リシャールの馴染のトルバドールが現れ、繰り広げられるロマンス。
けれどもそんなに甘い時代でも無く、リシャールを取り巻く環境はさらに混迷を深めてゆく。
※この作品は《第一幕》「テンプレ転移した世界で全裸から目指す騎士ライフ」(全裸編)
の続編です。
1話から(全裸編)のネタバレしていますので、先に第一幕を読まれる事を推奨します。
文字数 89,617
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.25
迫田直純(14歳)は自分の母親が誘拐という重大な犯罪を犯し警察に捕まえられていくのを目の当たりにする。
そのことで日本での仕事が難しくなった父は中東で単身赴任という道を選んだ。
ひとりで日本に取り残されることになった僕は、その場に居合わせた磯山という弁護士さんの家にしばらくお世話になることになった。
そこでの生活は僕が今まで過ごしてきた毎日とは全く別物で、最初は戸惑いつつも次第にこれが幸せなのかと感じるようになった。
そんな時、磯山先生の甥っ子さんが一緒に暮らすようになって……。
母親に洗脳され抑圧的な生活をしてきた直純と、直純に好意を持つ高校生の昇との可愛らしい恋のお話です。
こちらは『歩けなくなったお荷物な僕がセレブなイケメン社長に甘々なお世話されています』の中の脇カップルだったのですが、最近ものすごくこの2人の出番が増えてきて主人公カップルの話が進まないので、直純が磯山先生宅にお世話になるところから話を独立させることにしました。
とりあえずあちらの話を移動させて少しずつ繋がりを綺麗にしようと思っています。
年齢の都合もありR18までは少しかかりますが、その場面には※つけます。
文字数 577,711
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.02.21
生前、社畜だったおれの部屋に入り浸り、男のおれに乙女ゲームの素晴らしさを延々と語り、仮眠をしたいおれに見せ続けてきた妹がいた
人間、毎日毎日見せられたら嫌でも内容もキャラクターも覚えるんだよ
そう、例えば…今、おれの目の前にいる赤い髪の美少女…この子がこのゲームの悪役令嬢となる存在…その幼少期の姿だ
そしておれは…文字としてチラッと出た悪役令嬢の行いの果に一家諸共断罪された兄
ナレーションに
『悪役令嬢の兄もまた死に絶えました』
その一言で説明を片付けられ、それしか登場しない存在…そんな悪役令嬢の兄に転生してしまったのだ
社畜に優しくない転生先でおれはどう生きていくのだろう
腹黒?攻略対象×悪役令嬢の兄
暫くはほのぼのします
最終的には固定カプになります
文字数 257,365
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.08.15
第12回BL大賞参加します✨
もうすぐ完結しますので、ちらっと覗いてみてくださいませ🩷
明るく可愛いオメガバです…♡ 学生結婚の夫夫🩵 仲良しです(*´艸`*)
何もかもを張り合ってきた同級生と、運命の番になってしまった元αのΩ。
番になって結婚してからは、αのことが好きだけど、前の名残で素直になれない。
巣作りってやつをしてみたいので、αのいない隙に、やってみることにした。
◇表紙絵:モロツヨシさま「人間(男)メーカー(仮)」
◇ ◇ ◇ ◇
2023/9/9投稿→9/10BLranking15位♡
9/14 12位🥰♡ ベスト10入りありがとうございます💖 9/20 ベスト5入り🥰♡
BL大賞初日6位スタートでした。ありがとうございます☺️
最終結果8位でした🥰 ありがとうございました✨
◇ ◇ ◇ ◇
2024年 またBL大賞参加します。完結できるといいな。よろしくお願いします🩷
初日のrankingは3位でした✨ありがとうございます( ノД`)🩷
感想やエール、更新する力になります♡
楽しんで頂けますように!
文字数 305,739
最終更新日 2024.11.21
登録日 2023.09.09
伯爵令嬢アイシャ15歳は、幼い頃から毎日夢に出てくる男性に恋をしていた。
夢の中の彼さえいればいいと思って生きてきたが、初めての夜会に参加する夢が正夢となり、その彼と出会ってしまう。
彼はこの国の第三王子、エドガー20歳。
アイシャはそれからも正夢を見続け、彼と毎日会うことになる。
二人は互いに惹かれあうが、身分上の問題で結ばれる可能性は極めて低い。
せめて夢の中で結ばれたいと思ったアイシャは、夢魔法を使ってしまうが――
文字数 45,655
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.15
下位貴族の令嬢マリーは大好きな貴族の彼から「結婚したい人がいる」と打ち明けられた。
彼はただの幼馴染みでずっと一緒にはいられない。
それはマリーも理解していたが「結婚したい人がいる」という彼の告白に、気を失うほどのショックを受ける。
彼への想いを消せないまま、マリーは家計を支えるため王城と宮殿のメイド仕事に励む。
毎日の激務と人間関係に疲れ果てる彼女に対して、なぜか彼は以前にもまして優しい。
「結婚したい人」がいるはずの彼は、婚約もせずに毎週末マリーを溺愛してくるのだ。
そんな、仕事を頑張り恋に一途なマリーが、謎の多い彼からたっぷり甘やかされて愛してると言われるお話。
※10万文字、本一冊分でハピエン完結です。
※R15は念のためです。
※ざまぁしますが、されたことへのお返し程度でやりすぎはありません。
文字数 68,676
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.01
由緒ある名家の末っ子として生まれたユージン。
母親が後妻で、眉目秀麗な直系の遺伝を受け継がなかったことから、一族からは空気として扱われていた。
ただ一人、溺愛してくる老いた父親を除いて。
ユージンは、のんびりするのが好きだった。
いつでも、のんびりしたいと思っている。
でも何故か忙しい。
ひとたび出張へ出れば、冒険者に囲まれる始末。
いつになったら、のんびりできるのか。もう開き直って、のんびりしていいのか。
果たして、そばかす糸目はのんびりできるのか。
懐かれ体質が好きな方向けです。今のところ主人公は、のんびり重視の恋愛未満です。
全17話、約6万文字。
文字数 21,706
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.21
とある事件で稀少な聖魔法の使い手だと分かり、侯爵家の養子になったナツメ。
一つ上の義兄からは冷たい態度を取られていてあまりいい関係とは言えず、ちょっと辛い。
マナーや勉学を頑張り、主に貴族の子息が通う学園に中途編入ながらも成績優秀で無事に卒業を迎えるという直前で───。
実は義兄に溺愛されていることに最後まで気付かず、自分は平凡と思っている可愛いナツメがクーデレのスパダリ美形義兄に囲われる話です。
短編で完結予定で五話程度の予定。書き溜めしてる途中なので不定期です。→倍以上書きました。スミマセン。
書き忘れましたが*印の回はR18です。ご注意ください。
文字数 49,172
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.10
マイペースなキラキラ王子×不憫で苦労性な大公閣下
命尽きるその日までともに歩もう
全35話
ハンスレット大公領を治めるロディアスはある日、王宮からの使者を迎える。
長らく王都へ赴いていないロディアスを宴に呼び出す勅令だった。
王都へ向かう旨を仕方なしに受け入れたロディアスの前に、一歩踏み出す人物。
彼はロディアスを〝父〟と呼んだ。
突然現れた元恋人の面影を残す青年・リュミザ。
まっすぐ気持ちを向けてくる彼にロディアスは調子を狂わされるようになる。
そんな彼は国の運命を変えるだろう話を持ちかけてきた。
自身の未来に憂いがあるロディアスは、明るい未来となるのならとリュミザに協力をする。
そしてともに時間を過ごすうちに、お互いの気持ちが変化し始めるが、二人に残された時間はそれほど多くなく。
運命はいつでも海の上で揺るがされることとなる。
文字数 116,807
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.31
ハイマー辺境領主のグルシエス家に仕える、ディラン・サヘンドラ。
主である辺境伯グルシエス家三男、クリストファーと共に王立学園を卒業し、ハイマー領へと戻る。
その数日後、魔獣討伐のために騎士団と共に出撃したところ、幼い見た目の言葉を話せない子供を拾う。
リアンと名付けたその子供は、クリストファーの思惑でディランと彼を父母と認識してしまった。
個性豊かなグルシエス家、仕える面々、不思議な生き物たちに囲まれ、リアンはのびのびと暮らす。
ある日、世界的宗教であるマナ・ユリエ教の教団騎士であるエイギルがリアンを訪ねてきた。
リアンは次代の世界樹の精霊である。そのため、次のシンボルとして教団に居を移してほしい、と告げるエイギル。
だがリアンはそれを拒否する。リアンが嫌なら、と二人も支持する。
その判断が教皇アーシスの怒髪天をついてしまった。
数週間後、教団騎士団がハイマー辺境領邸を襲撃した。
ディランはリアンとクリストファーを守るため、リアンを迎えにきたエイギルと対峙する。
だが実力の差は大きく、ディランは斬り伏せられ、死の淵を彷徨う。
次に目が覚めた時、ディランはユグドラシルの元にいた。
ユグドラシルが用意したアフタヌーンティーを前に、意識が途絶えたあとのこと、自分とクリストファーの状態、リアンの決断、そして、何故自分とクリストファーがリアンの養親に選ばれたのかを聞かされる。
ユグドラシルに送り出され、意識が戻ったのは襲撃から数日後だった。
後日、リアンが拾ってきた不思議な生き物たちが実は四大元素の精霊たちであると知らされる。
彼らとグルシエス家中の協力を得て、ディランとクリストファーは鍛錬に励む。
一ヶ月後、ディランとクリスは四大精霊を伴い、教団本部がある隣国にいた。
ユグドラシルとリアンの意思を叶えるために。
そして、自分達を圧倒的戦闘力でねじ伏せたエイギルへのリベンジを果たすために──……。
※一部に流血を含む戦闘シーン、R-15程度のイチャイチャが含まれます。
※現在、改稿したものを順次投稿中です。
詳しくは最新の近況ボードをご覧ください。
文字数 185,728
最終更新日 2024.11.21
登録日 2023.10.02
ラリス王国。
男女問わず、子供を産む事ができる世界。
前世の記憶を残したまま、転生を繰り返して来たキャニス。何度生まれ変わっても、誰からも愛されず、裏切られることに疲れ切ってしまったキャニスは、今世では、誰も愛さず何も期待しないと心に決め、笑わない氷華の貴公子と言われる様になった。
ラリス王国の第一王子ナリウスの婚約者として、王子妃教育を受けて居たが、手癖の悪い第一王子から、冷たい態度を取られ続け、とうとう婚約破棄に。
そして、密かにキャニスに、想いを寄せて居た第二王子カリストが、キャニスへの贖罪と初恋を実らせる為に奔走し始める。
その頃、母国の騒ぎから逃れ、隣国に滞在していたキャニスは、隣国の王子シェルビーからの熱烈な求愛を受けることに。
初恋を拗らせたカリストとシェルビー。
キャニスの氷った心を溶かす事ができるのは、どちらか?
文字数 128,965
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.25
家族からも見放されるほどに癇癪持ちでわがままだったショーンは、婚約話が持ち上がったブライアンに執着する。だが彼には幼馴染で仲のいいジェイミーがいて、それを気に入らないショーンは彼に対し悪辣な嫌がらせをした。それが度を超えたことでショーンは断罪され毒殺されてしまう。
だが何故か死んだ一年前に巻き戻り目を覚ました。
生きなおすことが出来るとわかった時、もうあんなみじめな死に方はしたくないと思い、もう誰からも愛されなくていい。これからは大人しく静かに過ごそうと決意するのだが――、
男性が当たり前のように妊娠し、男性同士の結婚も普通な世界の話です
※R18としてますが、表現は少なめになると思います
文字数 33,905
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.31
ヴァンパイア体質とは、人間から生まれる突然変異。そっと隠れ住む存在。
「人を襲うなんて、人聞きの悪いこと言わないでよ!?
そんなことしたら犯罪だよ!!」
この世には、科学でも医療でも解明されていない不思議な体質がある。
差別や偏見にさらされるのを怖れて自らの存在を隠し、ひっそりと生きる、伝承の『ヴァンパイア』そっくりの体質を持った人間。
人間から生まれ、人間として育つ彼らは、価値観は人間であって。
人間同様に老いて、寿命で死ぬ。
十字架やニンニクは平気。
鏡にうつるし、太陽を浴びても灰にならない。
夜にちょっと強くて、少し身体能力が強い程度。
月に一回、どうしようもない吸血衝動が来るという苦しみにどうにか対処しないといけない。
放置すれば、見た目のある一部が変化してしまう。
それに、激しい飢餓に似た症状は、うっかり理性が揺らぎかねない。
人を傷つけたくはない。だから自分なりの対処法を探す。
現代に生きるヴァンパイアは、優しくて、お人好しで、ちょっとへっぽこで、少しだけ臆病で。
強く美しい存在だった。
ヴァンパイアという言葉にこめられた残虐性はどこへやら。
少なくとも、この青年は人間を一度も襲うことなく大人になった。
『人間』の朝霧令一は、私立アヤザワ高校の生物教師。
人付き合い朝霧が少し気を許すのは、同い年の国語教師、小宮山桐生だった。
桐生が朝霧にカミングアウトしたのは、自分がヴァンパイア体質であるということ。
穏やかで誰にでも優しく、教師の鑑のような桐生にコンプレックスを抱きながらも、数少ない友人として接していたある日。
宿直の夜、朝霧は、桐生の秘密を目撃してしまった。
桐生(ヴァンパイア体質)×朝霧(人間)です。
ヘタレ攻に見せかけて、ここぞという時や怒りで(受ではなく怒った相手に)豹変する獣攻。
無愛想の俺様受に見せかけて、恋愛経験ゼロで初心で必死の努力家で、勢い任せの猪突猛進受です。
攻の身長189cm、受の身長171cmです。
穏やか笑顔攻×無愛想受です。
リアル教師っぽい年齢設定にしたので、年齢高すぎ!と思った方は、脳内で25歳くらいに修正お願いいたします。
できるだけ男同士の恋愛は双方とも男っぽく書きたい、と思っています。
頑張ります!
性的表現が苦手な方は、●印のあるタイトルを読み飛ばしてください。
割と問題なく話が繋がると思います。
時にコミカルに、時に切なく、時にシリアスな二人の物語を、あなたへ。
文字数 143,726
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.22
いつもと変わらない日常が一変するのをただの会社員である芽依はその身をもって知った。
世界が違った、価値観が違った、常識が違った、何もかもが違った。
意味がわからなかったが悲観はしなかった。
花嫁だと言われ、その甘い香りが人外者を狂わすと言われても、芽依の周りは優しさに包まれている。
そばに居るのは巨大な蟻で、いつも優しく格好良く守ってくれる。
奴隷となった大好きな二人は本心から芽依を愛して側にいてくれる。
麗しい領主やその周りの人外者達も、話を聞いてくれる。
周りは酷く残酷な世界だけれども、芽依はたまにセクハラをして齧りつきながら穏やかに心を育み生きていく。
それはこの美しく清廉で、残酷でいておぞましい御伽噺の世界の中でも慈しみ育む人外者達や異世界の人間が芽依を育て守ってくれる。
お互いの常識や考えを擦り合わせ歩み寄り、等価交換を基盤とした世界の中で、優しさを育てて自分の居場所作りに励む。
全ては幸せな気持ちで大好きなお酒を飲む為であり、素敵な酒のつまみを開発する日々を送るためだ。
文字数 1,317,696
最終更新日 2024.11.21
登録日 2023.11.17
Ωの凛太。オレには夢がある。その為に勉強しなきゃ。お金が必要。でもムカつく父のお金はできるだけ使いたくない。そういう店もありだろうか。父の金を使うより、どんな方法だろうと自分で稼いだ方がマシ、と悩んでいたΩ凛太の前に、何やらめちゃくちゃイケメンなαが現れた。
凛太は自らを欠陥と呼ぶレベルで、Ωの要素がない。ヒートたまにあるけど、不定期だし、三日こもればなんとかなる。αのフェロモンも感じない。
なんだろこの人と思っていたら、何やら話している間に、変な話になってきた。
契約結婚? 期間三年。その間は好きに勉強していい。その後も、生活の面倒は見る。デメリットは、戸籍にバツイチがつくこと。え、全然いいかも。お願いします!
トリプルエスランク、紫の瞳を持つスーパーαのエリートの瑛士さんの、超高級マンション。最上階の隣の部屋を貰う。もし番になりたい人が居たら一緒に暮らしてもいいよとか言ってくる。良いです、勉強したいんで! 恋とか分からないしと断る。たまに一緒にパーティーに出たり、表に夫夫アピールはするけど、それ以外は絡む必要もない。はずだったのに、なぜか瑛士さんは、オレの部屋を訪ねてくる。そんな豪華でもない普通のご飯を一緒に食べるようになる。勉強してる横で、瑛士さんも仕事してる。「何でここに居るんですか?」「さあ……居心地よくない?」「まあいいですけど」そんな日々が続く。ある時、久しぶりにヒート。三日間こもるんで来ないでください。この期間だけは一応Ωなんで、と言ったオレに、一緒に居る、と、意味の分からない瑛士さん。一応抑制剤はお互い打つけど、さすがにヒートは、無理。出てってと言ったら、一人でそんな辛そうにさせてたくない、という。もうヒートも相まって、血が上って、頭、良く分からなくなる。まあ二人とも、微かな理性で頑張って、本番まではいかなかったんだけど。――ヒートを乗り越えてから、瑛士さん、なんかやたら、距離が近い。何なのその目。そんな風に見つめるの、なんかよくないと思いますけど。というと、おかしそうに笑われる。そんな時、瑛士さんのツテで、参加した講義の先生と話す機会があり、薬を作る話で盛り上がる。先生のところで、Ωの対応や被験をするようになる。夢に少しずつ近づくような。けれどそんな中、今まである抑制剤の治験の闇やΩたちへの許されない行為を耳にする。少しずつ証拠をそろえていくと、それを良く思わない連中が居て――。瑛士さんは、契約結婚をしてでも身辺に煩わしいことをなくしたかったはずなのに、なぜかオレに関わってくる。仕事も忙しいのに、時間を見つけては、側に居る。なんだか初の感覚。とオレ、勉強しなきゃいけないんだけど! という、オレがαに翻弄されまくる話です。ぜひ読んでねー✨
第12回BL大賞にエントリーしています。
応援頂けたら嬉しいです…✨
文字数 46,493
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.31