婚約破棄小説一覧
カーナ王国の聖女アイシャは、婚約者のクーツ王太子に偽物と糾弾され聖女の地位を剥奪、婚約破棄、追放された。
だがそれは冤罪だった。
王太子は、美しき公爵令嬢ドロテアとの真実の愛に邪魔だったからアイシャを貶め追放したのだ。
それから数日後。
アイシャを追い出して美酒を片手に喜んでいた王太子と公爵令嬢は、新聞の朝刊を見て愕然とする。
新聞には聖女アイシャの手紙が投稿され、彼女を虐げていた王太子たちの悪業がすべて暴露されていたのだから。
これは、聖女を虐げた者たちの破滅と、理解者を得た聖女の新たな道の明暗と飯テロを語る物語。
◇◇◇
※飯テロ、残酷な描写にご注意ください
☆第15回恋愛小説大賞、奨励賞(2022/03/31)
※第一章のお助けキャラ、飯テロお兄さんカズン君の過去編は「王弟カズンの冒険前夜」
※全年齢向けファンタジー版はアルファポリスで、BL要素有り版(原典)はムーンライトノベルズにて掲載中。
※第二章からのお助けキャラ、イケオジ師匠ルシウスのかわいい少年時代の冒険編あります。
→「家出少年ルシウスNEXT」
※ルシウス師匠と秘書君の若い頃のお話は「ユキレラ」にて。
※この国カーナ王国の秘密は「夢見の女王」でも語られています。
※本作の舞台カーナ王国の百年後のお話は「魔導具師マリオンの誤解」でも。
※噂の鮭の人は「炎上乙女ゲー聖杯伝説」でお助けキャラ?やってますw
※番外編「ピアディと愉快な仲間たち」は児童書カテゴリにて投稿中。
文字数 697,053
最終更新日 2024.11.21
登録日 2022.01.31
名門貴族であるコーネリア家の一人娘、クロエは容姿端麗、文武両道な才女として名を馳せている。
そんな彼女の秘密は大の犬好き。しかし、コーネリア家の令嬢として相応しい人物になるべく、その事は周囲には秘密にしている。
そんなある日、クロエに第一王子ラインハルトとの婚約話が持ち上がる。王子と婚約してしまったら犬と遊ぶ時間が無くなってしまう。
そう危惧したクロエはなんとしても婚約を破棄し、今まで通り犬を飼える立場になろうと企む。
文字数 36,255
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.20
天涯孤独のエミリーは、真面目な性格と努力が実り、大手企業キングコーポレーションで働いている。キングファミリー次男で常務のディックの秘書として3年間働き、婚約者になった。結婚まで3か月となった日に、ディックの裏切りをみたエミリーは、婚約破棄。事情を知らない、ディックの兄、社長のコーネルに目をつけられたエミリーは、幸せになれるのか
文字数 1,234
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.21
婚約破棄ざまぁからのハッピーエンドな物語たちをまとめた異世界恋愛作品集です。
短編をたくさん書いているので、順次投稿していきます。
どうぞお楽しみください。
※異世界恋愛作品集その1である『"真実の愛" ダメ、ゼッタイ!』が10万文字を超えたので、以降はこちらに投稿していく予定です。現時点で5万文字ほどのストックを全て投稿予約しています。書き続けていって10万文字超えたらその3に移行します。
文字数 32,995
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.19
リリーナ=ラルシアッドは、ラルシアッド侯爵家のご令嬢。
リリーナは自国の王子フェリクとの婚約が決まっている。
フェリクの事を心から愛していたし、その頃のリリーナの未来は輝いていた。
しかし…!
婚約披露パーティーにて、フェリクの飲み物に毒を盛ったとして、突如罪人になってしまう。
もちろん、フェリクはリリーナとの婚約を解消し、さらに、リリーナを砂漠の国に追放した。
しかし、砂漠の国エリザテーラの王子バルクに保護されたリリーナのスキルが『液体』である事が発覚。
そこから、恩返しのオアシスシティーづくりが始まった。
え、故郷ルーシア国は干ばつで大変?
今更知りませんよ、そんな事。
文字数 5,613
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.17
リリアナ・ルーシェントはルーシェント公爵家の娘だ。
八歳の時に王太子であるシェザート殿下との婚約が結ばれたが、この婚約は娘を王妃にしたい父と、国一番の富豪である公爵家からの持参金を目当てにした国王の利害が一致した政略結婚であった。王妃になどなりたくなかったが、貴族の娘に生まれたからには仕方ないと婚約を受け入れたが、シェザート殿下は勝手に決められた婚約に納得していないようで、私のことを婚約者と認めようとはしなかった。
その後もエスコートも贈り物も一切なし、婚約者と認めないと言いながらも婚約者だからと仕事を押し付けられ、しまいには浮気をしていた。
このままでは間違いなく未来は真っ暗だと気づいた私は、なんとかして婚約破棄する方法を探すもなかなか見つからない。
時間が刻一刻と迫るなか、悩んでいた私の元に一枚のチラシが舞い込んできて―――?
※設定ゆるふわ、ご都合主義です
※恋愛要素は薄めです
文字数 13,765
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.18
エドワードに婚約破棄されたリリアナは、彼から譲った品を返すよう言われる。
彼女は、彼の愛が所詮その程度だったことに絶望し、彼も参加するオークションで全て売りさばく事に決める。
文字数 12,563
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.21
私はオスカー・エドワード・ルイス・ランバート。ランバート王国の王太子だ。私は愛する者を守るために婚約破棄をした。それがこのような結末を迎えるとは誰が想像できただろうか。
──これは今世の至高とも謳われた栄君が、愛する者を守ろうとして神の加護をも失ない愚君へと落ちていく流転の物語。
文字数 19,129
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.06.01
【書籍発売後はレンタルに移行します。詳しくは近況ボードにて】
「メリーナ、お前との婚約を破棄する!」夜会の最中に婚約者の第一王子から婚約破棄を告げられ、妹からは馬鹿にされ、貴族達の笑い者になった。
その時、思い出したのだ。(私の前世、美容部員だった!)この体型、ドレス、確かにやばい!
この世界の美の基準は、スリム体型が前提。まずはダイエットを……え、もう次の結婚? お相手は、超絶美形の伯爵様!? からの溺愛!? なんで!?
※シリアス展開もわりとあります。
文字数 160,670
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.01.31
乙女ゲームの登場人物が王立学園に集う前から始動する婚約破棄絶許騒動。
悪役令嬢の婚約者達に前世の記憶が戻るところから運命の物語は動き出す。
文字数 24,923
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.10
侯爵家の次女として生まれたが、両親の愛は全て姉に向いていた。
姉に来た最悪の縁談の生贄にされた私は前世を思い出し家出を決行。
逃げる事に価値を見い出した私は無事に逃げ切りたい!
自分の人生のために!
★長編に変更しました★
※作者の妄想の産物です
文字数 60,894
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.08
幼稚な殿下と傲慢な侯爵令嬢が最強聖女を解き放ってしまう婚約破棄騒動。
能天気な婚約者が国外追放を突き付けたところから破滅の物語は動き出す。
文字数 33,374
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.10
婚約破棄されたリリアナは、悲しみを癒すべく別荘に一時滞在することに決めた。
すると地下室にまさかの大金が……?
その後は復讐のため彼の持つ商会の買収、そして慈善活動へと羽ばたいていく。
文字数 12,895
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.21
騎士様からの突然の『さようなら』(婚約破棄)に辺境伯令嬢クリスは微笑んだ。
その時を待っていたのだ。
クリスは知っていた。
騎士ローウェルは裏切ると。
だから逆に『さようなら』を言い渡した。倍返しで。
文字数 4,760
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.16
虫好き農学生、柚希が生まれ変わったのは、前世の最推し、ディートハルト・ローゼワルテ辺境伯の存在しないはずの義妹だった!?
ディートハルトは『アリスフォード戦記』のダーティヒーローで、最愛の姉を王族に利用され惨殺された復讐のため、国を滅ぼし乗っ取り、最終的には絶望の中自身の命を絶つという悲劇のキャラだ。
幸いにも、ディートハルトも今は十二歳、物語はまだ始まっていない。
「存在しないはずの妹、モブ以下のわたし(ネム)なら、ディートハルトの『悲劇の姉』の身代わりになっても、何も問題ないのでは!? そうしたら、ディートハルトも国を滅ぼさないし、誰も死ななくてハッピーエンドじゃない!?」
どうみても危ない案件に前のめりに突っ込んでいくネムと、どうにかしてそのネムを助けシアワセになってほしいディートハルトのすれ違いラブストーリー。の予定です。
本作は、前作『レベル596の鍛冶見習い』と同じ世界観で、登場人物も一部かぶります。けれど本作だけでもお楽しみ頂けると思います。読んでいただけたら嬉しいです!
文字数 35,852
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.18
実家が没落してしまい、婚約者の屋敷で生活の面倒を見てもらっているエミーリエは、日の当たらない角部屋から義妹に当たる無邪気な少女ロッテを見つめていた。
彼女は婚約者エトヴィンの歳の離れた兄妹で、末っ子の彼女は家族から溺愛されていた。
ロッテが自信を持てるようにと、ロッテ以上の技術を持っているものをエミーリエは禁止されている。なので彼女が興味のない仕事だけに精を出す日々が続いている。
そしていつか結婚して自分が子供を持つ日を夢に見ていた。
跡継ぎを産むことが出来れば、自分もきっとこの家の一員として尊重してもらえる。そう考えていた。
しかし儚くその夢は崩れて、婚約破棄を言い渡され、愛人としてならばこの屋敷にいることだけは許してやるとエトヴィンに宣言されてしまう。
希望が持てなくなったエミーリエは、この場所を去ることを決意するが長年、いろいろなものを奪われてきたからにはその爪痕を残して去ろうと考えたのだった。
文字数 17,480
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.20
侯爵令嬢ヴィクトリア・ローズウッドは、社交界の寵児として知られ、彼女の主催するパーティーは常に好評を博していた。
しかし、婚約者ダミアン・ブラックソーンは、妹イザベラの策略により、突如として婚約破棄を言い渡す。これまでのパーティーの真の功労者はイザベラだと思い込まされたためだった。
社交界を取り仕切る知識も経験もないイザベラは、次々と失態を重ねていく。
一方、ヴィクトリアは軍事貴族の誉れ高きエドワード・ハーウッドと出会う。社交パーティーを成功させる手腕を求めていた彼との新たな婚約が決まり、二人で素晴らしいパーティーの数々を開催していく。
そして、真実を知ったダミアンが復縁を迫るが、既にヴィクトリアの心は、誠実で優しいエドワードへと向かっていた――。
※設定ゆるめ、ご都合主義の作品です。
※過去に使用した設定や展開などを再利用しています。
※カクヨムにも掲載中です。
文字数 7,814
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.21
婚約者が別の令嬢に恋をして、婚約を破棄されたエルム・フォンターナ伯爵令嬢。
婚約者とその想い人が自殺を図ったことで、美談とされて、
悪意に晒されたエルムと、家族も一緒に爵位を返上してアジェル王国を去った。
その後、アジェル王国では、徐々に異変が起こり始める。
文字数 111,079
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.09.19
未婚、アラフォーの薫が転移した先は全然悪役令嬢ではない悪役侯爵令嬢、スカーレットの中。しかも婚約破棄真っ只中。
そんな薫の役割は、婚約破棄後のスカーレットになり人生を謳歌することだった。ついでに、諸事情でまともに恋愛をしてこれなかった分を取り返すこと。
けれど、新しい世界の毎日が楽しくて、恋愛に割く時間がなくて…。
*話の中に出て来る様々なことは無駄に長いお一人様生活をしてきた主人公の個人的な意見、個人的な経験です。
文字数 728,820
最終更新日 2024.11.21
登録日 2023.10.13
ファンタジーランキング1位を達成しました!女主人公のゲーム異世界転生(主人公は恋愛しません)
ゲーム知識でレアアイテムをゲットしてチート無双、ざまぁ要素、島でスローライフなど、やりたい放題の異世界ライフを楽しむ。
苦戦展開ナシ。ほのぼのストーリーでストレスフリー。
錬金術要素アリ。クラフトチートで、ものづくりを楽しみます。
グルメ要素アリ。お酒、魔物肉、サバイバル飯など充実。
上述の通り、主人公は恋愛しません。途中、婚約されるシーンがありますが婚約破棄に持ち込みます。主人公のルチルは生涯にわたって独身を貫くストーリーです。
広大な異世界ワールドを旅する物語です。冒険にも出ますし、海を渡ったりもします。
文字数 404,144
最終更新日 2024.11.21
登録日 2023.11.21
フラル王国には一人の王子と四人の王女がいた。第四王女は王家にとって災厄か幸運のどちらかだと古くから伝えられていた。
災厄とみなされた第四王女のミーリルは、七歳の時に国境近くの森の中で置き去りにされてしまう。
何とか隣国にたどり着き、警備兵によって保護されたミーリルは、彼女の境遇を気の毒に思ったジャルヌ辺境伯家に、ミリルとして迎え入れられる。
そんな中、ミーリルを捨てた王家には不幸なことばかり起こるようになる。ミーリルが幸運をもたらす娘だったと気づいた王家は、秘密裏にミーリルを捜し始めるが見つけることはできなかった。
それから八年後、フラル王国の第三王女がジャルヌ辺境伯家の嫡男のリディアスに、ミーリルの婚約者である公爵令息が第三王女に恋をする。
リディアスに大事にされているミーリルを憎く思った第三王女は、実の妹とは知らずにミーリルに接触しようとするのだが……。
文字数 46,753
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.11
辺境伯爵令嬢のリーゼロッテは幼馴染と婚約者に悩まされてきた。
幼馴染で親友であるアグネスは侯爵令嬢であり王太子殿下の婚約者ということもあり幼少期から王命によりサポートを頼まれていた。
婚約者である伯爵家の令息は従妹であるアグネスを大事にするあまり、婚約者であるサリオンも優先するのはアグネスだった。
王太子妃になるアグネスを優先することを了承ていたし、大事な友人と婚約者を愛していたし、尊敬もしていた。
しかしその関係に亀裂が生じたのは一人の女子生徒によるものだった。
貴族でもない平民の少女が特待生としてに入り王太子殿下と懇意だったことでアグネスはきつく当たり、婚約者も同調したのだが、相手は平民の少女。
遠回しに二人を注意するも‥
「所詮あなたは他人だもの!」
「部外者がしゃしゃりでるな!」
十年以上も尽くしてきた二人の心のない言葉に愛想を尽かしたのだ。
「所詮私は他人でしかないので本当の赤の他人になりましょう」
関係を断ったリーゼロッテは国を出て隣国で生きていくことを決めたのだが…
一方リーゼロッテが学園から姿を消したことで二人は王家からも責められ、孤立してしまうのだった。
なんとか学園に連れ戻そうと試みるのだが…
文字数 113,984
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.09.10
結婚式当日に婚約者エドワードに捨てられたリリア。
彼女は彼の屋敷に通じる穴を掘って、そこから盗賊団を入れる計画を思いつく。
文字数 11,229
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.21
前世の俺は最愛の妻を裏切り、その妻をズタズタに傷付けてしまった。不倫相手と再婚したが、家族からも周りからも軽蔑の視線を向けられ続けた。
死ぬ直前まで後悔し続けた俺の最後の言葉は「フローラに会いたい」と呟いて死んだ。
次に目が覚めた時、俺は第二王子になっていた。
今世の“アルトゥール・ガイエ”の中身は誰?
そして一番会いたかったフローラの側にはやっぱり“アルトゥール”がいた。
*子供を亡くす表現があります。
性行為の描写も軽くありますので気になる方は読み飛ばして下さい。
投稿は10時、初回のみ22時、2話投稿です。
文字数 36,416
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.14
両親と姉を亡くした私は、姉の夫であるお義兄様を始めとするコークス公爵家の人々に支えられていた。
そんな公爵家によって紹介された婚約者から、私は婚約破棄を告げられた。彼は私の一家が呪われているとして、婚約を嫌がったのだ。
それに誰よりも怒ったのは、お義兄様であった。彼は私の婚約者だった人を糾弾して、罰を与えたのである。
それからお義兄様は、私に対して過保護になった。以前からそのような節はあったが、それがより過激になったのだ。
私にとって、それは嬉しいことでもある。ただあまりにも過保護であるため、私は少し気が引けてしまうのだった。
文字数 14,600
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.18
───酔っ払って人を踏みつけたら……いつしか恋になりました!?
政略結婚で王子を婚約者に持つ侯爵令嬢のガーネット。
十八歳の誕生日、開かれていたパーティーで親友に裏切られて冤罪を着せられてしまう。
さらにその場で王子から婚約破棄をされた挙句、その親友に王子の婚約者の座も奪われることに。
(───よくも、やってくれたわね?)
親友と婚約者に復讐を誓いながらも、嵌められた苛立ちが止まらず、
パーティーで浴びるようにヤケ酒をし続けたガーネット。
そんな中、熱を冷まそうと出た庭先で、
(邪魔よっ!)
目の前に転がっていた“邪魔な何か”を思いっきり踏みつけた。
しかし、その“邪魔な何か”は、物ではなく────……
★リクエストの多かった、~踏まれて始まる恋~
『結婚式当日、婚約者と姉に裏切られて惨めに捨てられた花嫁ですが』
こちらの話のヒーローの父と母の馴れ初め話です。
文字数 323,700
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.09.08
侯爵令嬢のヴィオラは、人の欲しがるものを惜しみなく与える癖があった。妹のリリアンに人形をねだられれば快く差し出し、友人が欲しがる小物も迷わず送った。
「自分より強く欲しいと願う人がいるなら、譲るべき」それが彼女の信念だった。
そんなヴィオラは、突然の婚約破棄が告げられる。婚約者である公爵家の御曹司ルーカスは、ヴィオラを「無能」呼ばわりし、妹のリリアンを新たな婚約者に選ぶ。
幼い頃から妹に欲しがられるものを全て与え続けてきたヴィオラだったが、まさか婚約者まで奪われるとは思ってもみなかった。
婚約相手がいなくなったヴィオラに、縁談の話が舞い込む。その相手とは、若手貴族当主のジェイミーという男。
先日ヴィオラに窮地を救ってもらった彼は、恩返しがしたいと申し出るのだった。ヴィオラの「贈り物」があったからこそ、絶体絶命のピンチを脱することができたのだと。
※設定ゆるめ、ご都合主義の作品です。
※カクヨムにも掲載中です。
文字数 48,979
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.31
文字数 14,710
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.09
アリーチェ・グランディは、楽しみにしていた親友の婚約パーティーの日に寝違えてしまったことがきっかけとなって、色んなことが起こっていくことになるとは想像もしなかった。
そう、思い返すと姉妹揃っての婚約破棄なんて、大したことではなかったかのようになっていくとは、寝違えた時は思いもしなかった。
文字数 22,226
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.18
愛し合っていたエドワードに突如婚約破棄を告げられたアメリア。
彼女はその日を境に数多くの貴族に求婚されることとなる。
文字数 12,621
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.21
私の双子の妹の《エミル》は、聖女として産まれた。
特別な力を持ち、心優しく、いつも愛を囁く妹は、何の力も持たない、出来損ないの双子の姉である私にも優しかった。
「《ユウナ》お姉様、大好きです。ずっと、仲良しの姉妹でいましょうね」
傍から見れば、エミルは姉想いの可愛い妹で、『あんな素敵な妹がいて良かったわね』なんて、皆から声を掛けられた。
でも違う、私と同じ顔をした双子の妹は、私を好きと言いながら、執着に近い感情を向けて、私を独り占めしようと、全てを私に似せ、奪い、閉じ込めた。
冷たく突き放せば、妹はシクシクと泣き、聖女である妹を溺愛する両親、婚約者、町の人達に、酷い姉だと責められる。
私は妹が大嫌いだった。
でも、それでも家族だから、たった一人の、双子の片割れだからと、ずっと我慢してきた。
「ユウナお姉様、私、ユウナお姉様の婚約者を好きになってしまいました。《ルキ》様は、私の想いに応えて、ユウナお姉様よりも私を好きだと言ってくれました。だから、ユウナお姉様の婚約者を、私に下さいね。ユウナお姉様、大好きです」
――――ずっと我慢してたけど、もう限界。
好きって言えば何でも許される免罪符じゃないのよ?
今まで家族だからって、双子の片割れだからって我慢してたけど、もう無理。
丁度良いことに、両親から家を出て行けと追い出されたので、このまま家を出ることにします。
さようなら、もう二度と貴女達を家族だなんて思わない。
泣いて助けを求めて来ても、絶対に助けてあげない。
本物の聖女は私の方なのに、馬鹿な人達。
不定期更新。
この作品は私の考えた世界の話です。設定ゆるゆるです。よろしくお願いします。
文字数 92,397
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.19
伯爵令嬢サラサは、王太子ライオットと婚約していた。
しかしライオットが神官の娘であるオフィーリアと恋に落ちたことで、事態は急転する。
治癒魔法の使い手で聖女と呼ばれるオフィーリアと、魔力を一切持たない『非保持者』のサラサ。
どちらが王家に必要とされているかは明白だった。
「すまない。オフィーリアに正妃の座を譲ってくれないだろうか」
だから、そう言われてもサラサは大人しく引き下がることにした。
しかし「君は側妃にでもなればいい」と言われた瞬間、何かがプツンと切れる音がした。
この男には今まで散々苦労をかけられてきたし、屈辱も味わってきた。
それでも必死に尽くしてきたのに、どうしてこんな仕打ちを受けなければならないのか。
だからサラサは満面の笑みを浮かべながら、はっきりと告げた。
「ご遠慮しますわ、ライオット殿下」
文字数 37,025
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.07
侯爵家の長女として生まれたウィスタリア・レルヒェンフェルトは、ウェールズという国で、王太子の婚約者となるのにもっとも相応しいと国中のほとんどの人たちに思われていた。
そんな彼女が必死になって王太子の婚約者になろうとしていたのは、想い人のため。それだけだった。
それが、蓋を開ければ、王太子が選んだのは別の令嬢だった。選ぶことも王太子が、好きにしていいと言われていたが、ほとんどの者がなぜ、そちらを選んだのかと不思議に思うが、その理由は本人しか知らないままとなる。
王太子が選んだ婚約者の暴走に巻き込まれ続けるウィスタリアだが、そんな彼女が婚約したのは、誰もが婚約したがらない子息だった。
彼女は妹のことを溺愛していたが、王太子と婚約できなかったことで、色々とありすぎて数年ほど会えずにいただけで、すっかり様変わりしてしまうとは思いもしなかった。
更には、運命の人とすれ違い続けていることにウィスタリアは中々気づくことができなかった。
文字数 144,636
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.09.04
婚約をした王子と伯爵令嬢。そして、令嬢の妹。
姉には特別な能力があり、それにあやかろうと王はふたりを婚約させたのだ。
しかし、儚げで美しい妹に熱をあげる王子は堂々と浮気をした。
「お前とは婚約破棄だ!」声高に言い放つ王子は令嬢を怒鳴りつけた。
文字数 12,298
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.14
「おまえとの婚約は破棄させてもらう」
前は病弱だったものの今は現在エリート街道を驀進中の婚約者に捨てられた、Fランク錬金術師のカレン。
病弱な頃、支えてあげたのは誰だと思っているのか。
自棄酒に溺れたカレンは、弾みでとんでもない条件を付けてとある依頼を受けてしまう。
それは『血筋の祝福』という、受け継いだ膨大な魔力によって苦しむ呪いにかかった甥っ子を救ってほしいという貴族からの依頼だった。
依頼内容はともかくとして問題は、報酬は思いのままというその依頼に、達成報酬としてカレンが依頼人との結婚を望んでしまったことだった。
王都で今一番結婚したい男、ユリウス・エーレルト。
前世も今世も妥協して付き合ったはずの男に振られたカレンは、もう妥協はするまいと、美しく強く家柄がいいという、三国一の男を所望してしまったのだった。
ともかくは依頼達成のため、錬金術師としてカレンはポーションを作り出す。
仕事を通じて様々な人々と関わりながら、カレンの心境に変化が訪れていく。
錬金術師カレンの新しい人生が幕を開ける。
※小説家になろうにも投稿中。
文字数 104,361
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.22