戦記小説一覧
WEB小説「巨乳戦記」を愛する男は、目覚めると太陽系を治めるモブ領主になっていた。
蛮族の艦隊が迫る中、夢だと思い込んだ男は、原作知識を活かし呑気に無双する。
巨乳秘書、巨乳メイド、巨乳艦長、そしてロリまでいる夢の世界であった。
――と言いつつ、割とガチ目の戦争する話なのです。
・あんまり科学しませんので、難しくないです。
・巨乳美女、合法ロリ、ツン美少女が出ますが、えっちくありません。
・白兵戦は、色々理由を付けて剣、槍、斧で戦います。
・艦隊戦は、色々理由を付けて陣形を作って戦います。
・わりとシリアスに残酷なので、電車で音読すると捕まります。
・何だかんだと主人公は英雄になりますが、根本的には悪党です。
書いている本人としては、ゲーム・オブ・スローンズ的な展開かなと思っています。
文字数 516,361
最終更新日 2024.12.26
登録日 2024.06.24
古代ギリシアの著述家プルタルコス(プルターク)の代表作『対比列伝(英雄伝)』は、ギリシアとローマの指導者たちの伝記集です。
そのなかには、マンガ『ヒストリエ』で紹介されるまでわが国ではほとんど知るひとのなかったエウメネスなど、有名ではなくとも魅力的な生涯を送った人物のものがたりが収録されています。
いままでに4回ほど完全邦訳されたものが出版されましたが、現在流通しているのは西洋古典叢書版のみ。名著の訳がこれだけというのは少しさみしい気がします。
そこで英文から重訳するかたちで翻訳を試みることにしました。
底本はJohn Dryden(1859)のものと、Bernadotte Perrin(1919)を用いました。
沢山いる人物のなかで、まずエウメネス、つぎにニキアスの伝記を取り上げました。この「リュサンドロス伝」は第3弾です。
リュサンドロスは軍事大国スパルタの将軍で、ペロポネソス戦争を終わらせた人物です。ということは平和を愛する有徳者かといえばそうではありません。策謀を好み性格は苛烈、しかし現場の人気は高いという、いわば“悪のカリスマ”です。シチリア遠征の後からお話しがはじまるので、ちょうどニキアス伝の続きとして読むこともできます。どうぞ最後までお付き合いください。
※区切りの良いところまで翻訳するたびに投稿していくので、ぜんぶで何項目になるかわかりません。
文字数 19,668
最終更新日 2024.12.25
登録日 2024.12.04
地球人類が初めて地球外人類と出会った辺境惑星『遼州』の連合国家群『遼州同盟』。
その有力国のひとつ東和共和国に住むごく普通の大学生だった神前誠(しんぜんまこと)。彼は就職先に困り、母親の剣道場の師範代である嵯峨惟基を頼り軍に人型兵器『アサルト・モジュール』のパイロットの幹部候補生という待遇でなんとか入ることができた。
しかし、基礎訓練を終え、士官候補生として配属されたその嵯峨惟基が部隊長を務める部隊『遼州同盟司法局実働部隊』は巨大工場の中に仮住まいをする肩身の狭い状況の部隊だった。
さらに追い打ちをかけるのは個性的な同僚達。
直属の上司はガラは悪いが家柄が良いサイボーグ西園寺かなめと無口でぶっきらぼうな人造人間のカウラ・ベルガーの二人の女性士官。
他にもオタク趣味で意気投合するがどこか食えない女性人造人間の艦長代理アイシャ・クラウゼ、小さな元気っ子野生農業少女ナンバルゲニア・シャムラード、マイペースで人の話を聞かないサイボーグ吉田俊平、声と態度がでかい幼女にしか見えない指揮官クバルカ・ランなど個性の塊のような面々に振り回される誠。
しかも人に振り回されるばかりと思いきや自分に自分でも自覚のない不思議な力、「法術」が眠っていた。
考えがまとまらないまま初めての宇宙空間での演習に出るが、そして時を同じくして同盟の存在を揺るがしかねない同盟加盟国『胡州帝国』の国権軍権拡大を主張する独自行動派によるクーデターが画策されいるという報が届く。
誠は法術師専用アサルト・モジュール『05式乙型』を駆り戦場で何を見ることになるのか?そして彼の昇進はありうるのか?
文字数 3,485,529
最終更新日 2024.12.25
登録日 2020.05.12
相和義輝(あいわよしき)は新たな魔王として現代から召喚される。
だがその世界は、世界の殆どを支配した人類が、僅かに残る魔族を滅ぼす戦いを始めていた。
無為に死に逝く人間達、荒廃する自然……こんな無駄な争いは止めなければいけない。だが人類にもまた、戦うべき理由と、戦いを止められない事情があった。
人類を会話のテーブルまで引っ張り出すには、結局戦争に勝利するしかない。
だが魔王として用意された力は、死を予感する力と全ての文字と言葉を理解する力のみ。
自分一人の力で戦う事は出来ないが、強力な魔人や個性豊かな魔族たちの力を借りて戦う事を決意する。
殺戮の果てに、互いが共存する未来があると信じて。
文字数 962,371
最終更新日 2024.12.25
登録日 2024.07.13
『船魄』(せんぱく)とは、軍艦を自らの意のままに操る少女達である。船魄によって操られる艦艇、艦載機の能力は人間のそれを圧倒し、彼女達の前に人間は殲滅されるだけの存在なのだ。1944年10月に覚醒した最初の船魄、翔鶴型空母二番艦『瑞鶴』は、日本本土進攻を企てるアメリカ海軍と激闘を繰り広げ、ついに勝利を掴んだ。
しかし戦後、瑞鶴は帝国海軍を脱走し行方をくらませた。1955年、アメリカのキューバ侵攻に端を発する日米の軍事衝突の最中、瑞鶴は再び姿を現わし、帝国海軍と交戦状態に入った。瑞鶴の目的はともかくとして、船魄達を解放する戦いが始まったのである。瑞鶴が解放した重巡『妙高』『高雄』、いつの間にかいる空母『グラーフ・ツェッペリン』は『月虹』を名乗って、国家に属さない軍事力として活動を始める。だが、瑞鶴は大義やら何やらには興味がないので、利用できるものは何でも利用する。カリブ海の覇権を狙う日本・ドイツ・ソ連・アメリカの間をのらりくらりと行き交いながら、月虹は生存の道を探っていく。
登場する艦艇はなんと57隻!(2024/12/18時点)(人間のキャラは他に多数)(まだまだ増える)。人類に反旗を翻した軍艦達による、異色の艦船擬人化物語が、ここに始まる。
――――――――――
●本作のメインテーマは、あくまで(途中まで)史実の地球を舞台とし、そこに船魄(せんぱく)という異物を投入したらどうなるのか、です。いわゆる艦船擬人化ものですが、特に軍艦や歴史の知識がなくとも楽しめるようにしてあります。もちろん知識があった方が楽しめることは違いないですが。
●なお軍人がたくさん出て来ますが、船魄同士の関係に踏み込むことはありません。つまり船魄達の人間関係としては百合しかありませんので、ご安心もしくはご承知おきを。かなりGLなので、もちろんがっつり性描写はないですが、苦手な方はダメかもしれません。
●全ての船魄に挿絵ありですが、AI加筆なので雰囲気程度にお楽しみください。
●少女たちの愛憎と謀略が絡まり合う、新感覚、リアル志向の艦船擬人化小説を是非お楽しみください。またお気に入りや感想などよろしくお願いします。
毎日一話投稿します。
文字数 739,589
最終更新日 2024.12.25
登録日 2024.04.01
【第一巻完結済】全68話 毎日8時、12時、18時に投稿
殺し屋に侵攻を依頼することが常態化した戦乱の時代に、要人の護衛を請け負う者がいる。人呼んで《修羅狩り》。殺し屋の猛威を物ともせず、護りの力で日輪国の統一を目指す練達の士である。
黒斬刃(くろぎりやいば)は十六歳の少女でありながら修羅狩りとして従事し、類稀なる実力を以て各地の領主に雇われた。剣豪、妖怪、忍び衆――如何なる達人が相手であろうとも彼女に敵う者は存在しない。襲い来る凶手をいとも容易く沈め、日輪国に安寧を齎すべく刃は尽力する――。
※「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアップ+」にも投稿しています。
文字数 156,132
最終更新日 2024.12.25
登録日 2024.08.06
小さな村で平凡な日々を過ごしていた少年リオル。11歳の誕生日を迎え、両親に祝われながら幸せに眠りに着いた翌日、目を覚ますと全く知らないジャングルに居た。
そこは人類が滅ぼされ、伝説の霊獣達の住まう地獄のような無人島だった。
次々の襲い来る霊獣達にリオルは絶望しどん底に突き落とされるが、生き残るため戦うことを決意する。だが、現実は最弱のネズミの霊獣にすら敗北して……。
サバイバル生活の中、霊獣によって殺されかけたリオルは理解する。
弱ければ、何も得ることはできないと。
生きるためリオルはやがて力を求め始める。
堅実に努力を重ね少しずつ成長していくなか、やがて仲間(もふもふ?)に出会っていく。
地獄のような島でただの少年はいかにして最強へと至ったのか。
文字数 75,868
最終更新日 2024.12.24
登録日 2024.11.30
※本作は、シリーズ作品の三作目となります。
前作、前々作は、小説家になろう様、カクヨム様にてご覧いただけます。
ヘルデンと呼ばれる大陸に、千年に渡り君臨してきたタウゼント帝国。
この旧き国家は、変革を強いられようとしていた。
産業革命と、国民意識の醸成によって生起した西の隣国・アルエット王国での民衆蜂起は王政を打倒し共和制国家を樹立させた。
平民による新国家を中心とする共和主義の熱狂は膨張し、封建制社会から脱却できずにいる帝国を危機にさらしつつある。
大量生産の開始と、国民国家の形成により達成された、以前は不可能だった規模での大量動員。
共和国建国の英雄であるムナール将軍に率いられた強大な国民軍は胎動し、その支配地を拡大しつつあった。
その一方で、帝国貴族たちは権力闘争に明け暮れていた。
千年以上もの間続いてきた帝国は、今後も無条件に続くという傲慢。
ほとんどの貴族たちは時代が変わりつつあるのに気づかず、あるいは黙殺していた。
この状況を憂いたのは、帝国に五つ存在する被選帝侯の一つ、ノルトハーフェン公爵家を継承した少年・エドゥアルド。
彼は自国だけでもと改革を行い、富国強兵、議会の設立などの政策を実施し、公国を帝国でも随一の精強な国家に育て上げた。
そして帝国貴族たちが己の利益を最大化することに奔走し内乱を引き起こしたのを機に、自身が新たな国家指導者となるべく立ち上がり、盟友、オストヴィーゼ公爵・ユリウスと共に勝利をつかんだ。
だが、エドゥアルドの進む道は茨の道。
勝利を得たとはいえ、三百を超える諸侯の意識を変え、旧態依然とした帝国の在り方を刷新するのは、簡単なことではなかったのだ。
そんな彼を影となり支える存在があった。
メイドのルーシェ。スラム街で育ち、人知れず消え去ろうとしていた命を救われたことをきっかけに、彼に仕えることとなった少女。
これは、若き皇帝となった少年と、メイドとなった少女の物語。
〇作者他作品紹介
・殺陣を極めたおっさん、異世界に行く。村娘を救う。自由に生きて幸せをつかむ
異世界に転生した元時代劇の役者、立花 源九郎。本物の[サムライ]となったアラフォーのおっさんが、自分の生き方を見つけていく物語。
・星屑拾いのステラ
終末世界。[星屑]を拾い集めながら暮らす少女、ステラが、[楽園]を探し求める物語。カクヨムコン参加作品(カクヨムのみの公開です)
他掲載サイト:小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+
文字数 520,541
最終更新日 2024.12.24
登録日 2023.12.08
先々にあるかも知れないお話。
ちょこっと戦記とか筆者の覚え書き。
完結していない短編集。
その他。
カクヨム様、
小説家になろう様にても公開しています。
文字数 7,173
最終更新日 2024.12.22
登録日 2024.12.22
文字数 378,575
最終更新日 2024.12.22
登録日 2024.06.16
主人公の月城花恋は、異世界で唯一の人間界出身者である。それ以外の人間界出身者は、異世界を脅かしている寄生虫『クリサイト』を作り出した犯人として、全員死刑となっている。
花恋は、対クリサイト専用の特殊部隊『ドミューニョ部隊』に入り、死ぬまでクリサイトと戦うことを条件に生き延びた。
ペアで戦うこの部隊で相棒となったのは、いかにもお嬢様の見た目なセレスティア。しかし、これまで3回もペアを解散させられ、訓練をサボるという曲者。……と聞いていたがなぜか花恋には優しくて……?
元死刑囚とトラブルメーカーという、どう見ても即席の最悪コンビが、実は相性抜群! 女同士最強バディ(となる予定)の英雄譚が幕を開ける。
※ジャンル迷子なので、どこに入るか感想でお聞かせいただけると幸いです。
文字数 55,779
最終更新日 2024.12.21
登録日 2023.12.01
鎮西八郎為朝。幼い頃に吸収に追放されるが、逆に九州を統一し、保元の乱では平清盛にも恐れられた最強の武士が九州の戦国時代に転生!阿蘇大宮司家を乗っ取った為朝が戦国時代を席捲する物語。 毎週土曜日更新!(予定)
文字数 64,354
最終更新日 2024.12.21
登録日 2024.09.07
山奥で隠遁生活を送るキッドは、かつて緑の公国を追放された魔導士。
世間から忘れ去られた彼の静かな日々は、ある日突然、紺の王国の王女ルルーの訪問によって終わりを告げる。
王国を救うための助力を求める彼女の切実な願いを、最初は何度も断るキッド。しかし、ルルー王女の真摯な思いに触れ、彼の心が熱を帯びる。そして、彼はついに決意する――紺の王国の軍師として、その才知を振るうことを。
だが、紺の王国は周囲の強大な勢力、特に黒の帝国の脅威に怯える小国。キッドは、かつて敵対したこともある伝説の女暗殺者、そして共に戦ったことのある女騎士をも仲間に引き入れ、知略と魔力で戦場を駆け抜ける。
ルルー王女の願いを叶えるため、そして小さな王国を守るため、彼らは立ち向かう。
これは、複数の国が覇権を争う戦場で繰り広げられる壮絶な戦記と、3人の個性的な女性との揺れ動く関係を描いた、戦いと恋が交錯するハイブリッドファンタジー。王国の存亡をかけた戦いの中、キッドが見つけたものとは――
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています。
文字数 535,592
最終更新日 2024.12.16
登録日 2023.12.19
時は霊王朝末期。神々の住まう天上も、人間の住まう天下も、大いに乱れていた。それぞれの世界の皇帝が力を失い、群雄が割拠し、各々が国を開き独立した。神も人間も入り乱れて覇を競う。そんな乱世の時勢。
妖鬼族の幼女レイはそんな時代の中、幽州の福郡福県福市に住まう一平民だった。彼女は一平民でありながら天下統一の野望を抱いていた。昭武六年、師のリュウユウ、義兄のクライム、そしてバギー。彼らを従えて、レイは挙兵する。
これは群雄割拠する乱世の中で、覇を競う群雄達の興亡を、レイを中心に添えて描く大河ファンタジー戦記である。
文字数 108,369
最終更新日 2024.12.11
登録日 2024.06.11
妖魔を屠り、幾百の命を消し去る凄腕の毒使い――その意外な内面と半生
異世界和風ハイファンタジー。
妖魔討伐、賊殲滅、要塞攻め――高難易度任務を裏で成功に導く、凄腕の毒使い。
その毒使いの名は、大月青(おおつき・せい)――二つ名はシユウ。
物語は、青の幼い頃の記憶から始まる。
幼い難民の少年・青は、森で妖獣に襲われたところを、仮面を身につけた謎の男に救われる。
毒針一本で巨大な妖獣を倒した男の戦いぶりに感銘を受けた青は、命の恩人である男を師匠と慕い、その背中を追うようになる。
青は様々な出会いと別れを経て成長していくが、過酷な試練が待ち受ける事となる。
チート無し、転生無し、ハーレム無し、なライト文芸よりの作品です。
文字数 429,834
最終更新日 2024.12.10
登録日 2024.05.22
アルテミラ王国の辺境カモフの地方都市サザン。
この街では十年程前からある人物の噂が囁かれていた。
曰く『領主様に隠し子がいるらしい』
曰く『領主様が密かに匿い、人知れず塩坑の奥で育てている子供がいるそうだ』
曰く『かつて暗殺された子供が、夜な夜な復習するため街を徘徊しているらしい』
曰く『路地裏や屋根裏から覗く目が、言うことを聞かない子供をさらっていく』
曰く『領主様の隠し子が、フォレスの姫様を救ったそうだ』等々・・・・
眉唾な噂が大半であったが、娯楽の少ない土地柄だけにその噂は尾鰭を付けて広く広まっていた。
しかし、その子供の姿を実際に見た者は誰もおらず、その存在を信じる者はほとんどいなかった。
いつしかその少年はこの街の都市伝説のひとつとなっていた。
ある年、サザンの春の市に現れた金髪の少年は、街の暴れん坊ユーリに目を付けられる。
この二人の出会いをきっかけに都市伝説と呼ばれた少年が、本当の伝説へと駆け上っていく異世界戦記。
小説家になろう、カクヨムでも公開してましたが、この度アルファポリスでも公開することにしました。
文字数 732,928
最終更新日 2024.12.02
登録日 2023.02.23
ステータス、レベル、スキル無し! リアル異世界!
「この世界の不文律を教えてやる、弱肉強食だ!」
気付けばそこは森の中だった。
大学生、三枝晃は未知の世界に飛ばされた。
果たしてどうやって生きてゆくべきか。
選んだのは魔法だった。
〜~~
大陸北方、狙う者と狙われる者。それぞれの思惑が絡み合いついに事態は動いた。渦中の王子、王子を慕う者、そして王子の首を狙う刺客。それら全員が宮殿に揃い、決着の時を待つ。
カクヨム様、エブリスタ様、小説家になろう様でも公開中です。
コメ等頂けたら嬉しいです。
文字数 1,431,086
最終更新日 2024.11.28
登録日 2019.12.28
〈異世界帰還後に彼等が初めて会ったのは、地球ではありえない異形のバケモノたち〉
異世界から帰還した四人を待っていたのは、新たな戦争の幕開けだった。
六年前、米原孝弘たち四人の男女は事故で死ぬ運命だったが異世界に転移させられた。
世界を救って欲しいと無茶振りをされた彼等は、世界を救わねばどのみち地球に帰れないと知り、紆余曲折を経て異世界を救い日本へ帰還した。
これからは日常。ハッピーエンドの後日談を迎える……、はずだった。
しかし。
彼等の前に広がっていたのは凄惨な光景。日本は、世界は、異世界からの侵略者と戦争を繰り広げていた。
彼等は故郷を救うことが出来るのか。
血と硝煙。数々の苦難と絶望があろうとも、ハッピーエンドがその先にあると信じて、四人は戦いに身を投じる。
文字数 795,973
最終更新日 2024.11.03
登録日 2024.09.02
そこにある列強は、もはや列強ではなかった。大日本帝国という王道国家のみが覇権国など鼻で笑う王道を敷く形で存在し、多くの白人種はその罪を問われ、この世から放逐された。
いわゆる、「日月神判」である。
結果的にドイツ第三帝国やイタリア王国といった諸同盟国家――すなわち枢軸国欧州本部――の全てが、大日本帝国が戦勝国となる前に降伏してしまったから起きたことであるが、それは結果的に大日本帝国による平和――それはすなわち読者世界における偽りの差別撤廃ではなく、人種等の差別が本当に存在しない世界といえた――へ、すなわち白人種を断罪して世界を作り直す、否、世界を作り始める作業を完遂するために必須の条件であったと言える。
そして、大日本帝国はその作業を、決して覇権国などという驕慢な概念ではなく、王道を敷き、楽園を作り、五族協和の理念の元、本当に金城湯池をこの世に出現させるための、すなわち義務として行った。無論、その最大の障害は白人種と、それを支援していた亜細亜の裏切り者共であったが、それはもはや亡い。
人類史最大の総決算が終結した今、大日本帝国を筆頭国家とした金城湯池の遊星は遂に、その端緒に立った。
本日は、その「総決算」を大日本帝国が如何にして完遂し、諸民族に平和を振る舞ったかを記述したいと思う。
城闕崇華研究所所長
文字数 87,608
最終更新日 2024.10.21
登録日 2023.10.13
日ノ本、キリスト教徒無教会派、お爺ぃが物語る
内村鑑三が提唱した、日ノ本のキリスト教、無教会派は、日本独特の会派であろう。お爺ぃ個人は、米領沖縄に生まれて、両親共にキリスト教徒の子供として育った。
キリスト教が受け入れ難いのは、|救世主《イエス》思想の拒否で、|救世主《イエス》思想が、あってはならないモノという、お爺ぃ自身の発想にあった。
「北〇の拳」という作品があったが、無法地帯となった世界で、弱者を救うケンシ〇ウという主人公が、嫌いだったのが背景にあった。これは、水戸黄門に代表される、勧善懲悪という考え方へ、お爺ぃの不満でもあった。
キリスト教での奇跡が、ありえないこととするのであれば、日常生活そのものが、奇跡に満ち溢れているとする。「まおゆう魔王勇者」という話で、より良き行いより良き人となる自由、そんな形で死を超えるモノが描かれていた。
東に太陽が昇り、西に太陽が沈んで、夜を迎える・・・日常の何気ないことは、すべて奇跡であり、日々の糧が与えられることは、感謝すべきことである。チートスキルには、奇蹟は起こることは無く、日常生活は奇蹟に満ち溢れている。
日本人の持つ、感性は、日常生活が奇蹟とした方が、良く似合うと思う。
文字数 31,810
最終更新日 2024.10.14
登録日 2024.06.09
人間やモンスターなど、多種多様な種族が生きる世界【ハースヴェルド】。
様々な種族や文化が入り混じるこの世界には、召喚術と呼ばれる術がある。
召喚術とは、召喚術者が召喚奴隷を自由に呼び寄せ従わせる術。
そして召喚奴隷となったモノたちを待つのは、戦争。治安維持。テロなど、およそ平和とは言えない場所で、戦力として使われることがほとんど。
これはそんな召喚奴隷となったリザードマンと、その仲間たちの生き様と死に様です。
文字数 87,689
最終更新日 2024.09.30
登録日 2024.08.24
交通事故で命を落とした高校生・伊勢海人は、気が付くと一面が灰色の世界に立っていた。
目の前には絶世の美少女の女神。
異世界転生のテンプレ展開を喜ぶカイトであったが、転生時の特典・チートについて尋ねるカイトに対して、女神は「そんなものはない」と冷たく言い放つのだった。
気が付くと、人間と兵士と魔獣が入り乱れ、矢と魔法が飛び交う戦場のど真ん中にいた。
呆然と立ち尽くすカイトだったが、ひどい息苦しさを覚えてその場に倒れこんでしまう。
チート能力が無いのみならず、異世界の魔力の根源である「マナ」への耐性が全く持たないことから、空気すらカイトにとっては猛毒だったのだ。
かろうじて人間軍に助けられ、「マナ」を中和してくれる「耐魔のタリスマン」を渡されるカイトであったが、その素性の怪しさから投獄されてしまう。
当初は楽観的なカイトであったが、現実を知るにつれて徐々に絶望に染まっていくのだった。
果たしてカイトはこの世界を生き延び、そして何かを成し遂げることができるのだろうか。
異世界チート無双へのアンチテーゼ。
異世界に甘えるな。
自己を変革せよ。
チートなし。テンプレなし。
異世界転移の常識を覆す問題作。
――この世界で生きる意味を、手に入れることができるか。
※この作品は「ノベルアップ+」で先行配信しています。
※あらすじは「かぴばーれ!」さまのレビューから拝借いたしました。
文字数 237,491
最終更新日 2024.09.24
登録日 2020.07.31
関ヶ原の合戦のさなかに起こった覇権を画策するラスボス伊達政宗による南部への侵攻で、花巻城を舞台に敵兵500対12人の戦いが勃発した。
圧倒的な戦力差で攻める敵と少数ながらも城を守る南部の柔よく剛を制す知恵比べによる一夜の物語。
文字数 60,750
最終更新日 2024.09.24
登録日 2024.09.24
娼婦の腹から生まれた子は、かつて盗賊を生業にしていた男からその伊呂波を教わる。
裏の世界で磨かれた盗賊としての技能は、彼の唯一の生きる術となる。
心の死にゆく無機質な瞳は、やがて表の世界を映し出すようになり、彼の本質を曝け出す舞台が用意されていく。
文字数 17,970
最終更新日 2024.09.23
登録日 2024.09.23
三国志×学園群像劇!
平凡な少年・リュービは高校に入学する。
彼が入学したのは、一万人もの生徒が通うマンモス校・後漢学園。そして、その生徒会長は絶大な権力を持つという。
しかし、平凡な高校生・リュービには生徒会なんて無縁な話。そう思っていたはずが、ひょんなことから黒髪ロングの清楚系な美女とお団子ヘアーのお転婆な美少女の二人に助けられ、さらには二人が自分の妹になったことから運命は大きく動き出す。
妹になった二人の美少女の後押しを受け、リュービは謀略渦巻く生徒会の選挙戦に巻き込まれていくのであった。
学園を舞台に繰り広げられる新三国志物語ここに開幕!
このお話は、三国志を知らない人も楽しめる。三国志を知ってる人はより楽しめる。そんな作品を目指して書いてます。
今後の予定
第一章 黄巾の乱編
第二章 反トータク連合編
第三章 群雄割拠編
第四章 カント決戦編
第五章 赤壁大戦編
第六章 西校舎攻略編←今ココ
第七章 リュービ会長編
第八章 最終章
作者のtwitterアカウント↓
https://twitter.com/tobeitsuki?t=CzwbDeLBG4X83qNO3Zbijg&s=09
※このお話は2019年7月8日にサービスを終了したラノゲツクールに同タイトルで掲載していたものを小説版に書き直したものです。
※この作品は小説家になろう・カクヨムにも公開しています。
文字数 1,229,671
最終更新日 2024.09.16
登録日 2019.07.01
三国志から遡ること、二百年――
齢十三で父を亡くすも、その苦しみを乗り越えて政界で立身した男、王莽。
しかし、腐敗した国家は清廉高潔の士を求めず、王莽は政争に敗れて帝都を追われる。
失意の中、帝国を彷徨う王莽は、ある時、皇帝の血を引いた少年たちと出会い、彼らに一巻の書物を託す。
その直後、停滞していた時代が英雄を求めて激しく動き出す。
遥か西方、ローマの地にて、運命が偉大なカエサルを、アウグストゥスを求めたように。
シルクロードの西端でローマ帝国が内乱を経て成立した時代、
シルクロードの東端で起きた戦乱を描く歴史ファンタジー。
文字数 294,144
最終更新日 2024.09.13
登録日 2022.11.10
―かつて栄華を誇った帝国は、今や見る影もなかった。
国民のことを見ない、戦好きな皇帝
民から税を徴収して自分の生活を潤す大臣
自身の保身しか考えていない貴族
そして、帝国の圧政に苦しむ国民
国民の帝国への不満、不信はみるみる溜まっていき、
ついに1人の青年を中心として打倒帝国を胸に反乱軍が組織された。
反乱軍の一部隊の隊長だったレオは帝国軍との初戦で帝国軍に捕縛されてしまう。
レオの皇帝の奴隷としての生活が始まった。
最後に嗤うは帝国か、それとも反乱軍か、
のちの世で『レスカー大戦』と呼ばれる戦争が始まる―
*念のためR15にしました
文字数 36,197
最終更新日 2024.09.09
登録日 2024.05.27
立花烈はある日、不思議な鏡と出会う。鏡の中には死んだはずの妹によく似た少女が写っていた。烈が鏡に手を触れると、閃光に包まれ、気を失ってしまう。烈が目を覚ますと、そこは自分の知らない世界であった。困惑する烈が辺りを散策すると、多数の屈強な男に囲まれる一人の少女と出会う。烈は助けようとするが、その少女は瞬く間に屈強な男たちを倒してしまった。唖然とする烈に少女はにやっと笑う。彼の目に真っ赤に燃える赤髪と、金色に光る瞳を灼き付けて。王国の存亡を左右する少年と少女の物語はここから始まった!
文字数 251,618
最終更新日 2024.09.08
登録日 2023.03.01
俺は若くして戦場の英雄と呼ばれた魔術師だったのだが、大怪我を負って現役を退いた。
それ以降は軍の学校で教官をしており、平凡な毎日を送っている。
しかしある日、森の中でベルナデッタという少女と出会った。
てっきり密入国者かと思ったが、なんと彼女は俺の怪我を癒やしてしまったのである。
驚きもつかの間、俺たちのいる街の上空に敵の部隊が出現した。
迎撃のため、俺は四年ぶりに空高く舞い上がったのである――
小説家になろう・ハーメルン・カクヨムにも掲載しています。
文字数 60,446
最終更新日 2024.09.05
登録日 2024.08.23
人が文明を築き、幾千年もの時が流れた。
世界は幾度も戦争と災厄に見舞われ、人々は絶望した。
しかしその中に英雄という存在が希望を与え、平和をもたらした。
いつの世にも英雄は現れ、時代にその名を刻んだ。
そしてこの時代にも英雄は現れる。
後世の人々は彼を歴代最強の英雄と讃えた。
その男の名はミュラー、蒼き狼の二つ名を持つ魔術師。
彼の歩んだ数奇な運命の記憶が今ここで明かされる!
ワルドという世界を舞台に、彼の青い青春と、血に染まった黒き過去。
激動の英雄譚、ここに開幕!!
※ノベルデイズで現在ファンタジー部門トップ2に入る人気作品です!
バトル描写は非常に魅力的!
多彩なギャグもみどころです。
文字数 140,048
最終更新日 2024.08.27
登録日 2024.07.23
世界を救った伝説の勇者に憧れている少年エビルは、世界を見て回りながら人助けの旅をしたかった。現在は魔王という巨悪が消えてから三百年以上経つ。平和な旅になるかと思いきや、魔王を復活させようとしている邪悪な組織が世に蠢いていた。勇者に憧れを抱いているだけの心優しき少年に過去の因縁が、過酷な運命が牙を剥く。
少年が旅に出て、仲間と悪を打ち倒す王道ダークファンタジー! 二部構成で開幕!
※小説家になろう、カクヨムにも投稿しました。
文字数 1,100,073
最終更新日 2024.08.24
登録日 2024.02.25
アラン・フルーリーは兵士になった。
軍服を着たいと思ったことなどなかったが、それが、彼の暮らす国、イリス=オリヴィエ連合王国での[義務]なのだから、仕方がない。
マグナ・テラ大陸の南側に突き出た半島部と、そこに連なる島々を国土として有する王国は、[連邦]と[帝国]という二大勢力に挟まれた永世中立国だった。
王国に暮らす人々には、誰かに押しつけたい思想も、誇示したい権威もない。
ただ、自分たちのありのままの姿で、平穏に暮らせればそれでよかった。
だから中立という立場を選び、連邦と帝国が度々、[大陸戦争]と呼ばれる大戦を引き起こしても、関わろうとはしなかった。
だが、一口に[中立]と言っても、それを維持することは簡単ではない。
連邦、あるいは帝国から、「我々に味方しないのであれば、お前も攻撃するぞ! 」と脅迫された時に、その恫喝を跳ねのけるだけの力が無ければならない。
だから、王国は国民皆兵を国是とし、徴兵制を施行している。
そこに暮らす人々はそれを、仕方のないことだと受け入れていた。
国力で圧倒的に勝る二大勢力に挟まれたこの国が中立を保ち、争いに巻き込まれないようにして平和を維持するためには、背伸びをしてでも干渉を拒否できるだけの備えを持たなければならなかったからだ。
アランは故郷での暮らしが好きだった。
牧歌的で、自然豊かな農村での暮らし。
家族と、愉快で愛らしい牧場の動物たち。
そこでの日々が性に合っていた。
軍隊生活は堅苦しくて、教官役の軍曹はしょっちゅう怒鳴り散らすし、早く元の生活に戻りたくて仕方がなかった。
だが、これも義務で、故郷の平穏を守るためなのだからと、受け入れた。
幸い、新しく配属になった分隊は悪くなかった。
そこの軍曹はおおらかな性格であまり怒鳴らなかったし、仲間たちもいい奴らだ。
この調子なら、後一年残っている兵役も無事に終えられるに違いない。
誕歴3698年、5月22日。
アランは、家に帰ったら母親が焼いてくれることになっているターキーの味わいを楽しみにしながら、兵役が終わる日を待ちわびていた。
これから王国と自身が直面することになる運命など、なにも知らないままに……。
※本作の本編、「イリス=オリヴィエ戦記」は、カクヨム、小説家になろうにて掲載中です。長編であるためこちらに転載する予定は今のところありません。
文字数 119,744
最終更新日 2024.08.23
登録日 2024.04.27
人間が生まれながらにして持つ魔法の力と、遅れて発展した科学の力が融合した世界。
終わりのない戦乱の中に誕生したエルディラント帝国は、建国以来の軍事主義を貫き、次々と他国を侵略していった。
皇帝ペルガモンの圧政によって、民は厳しく税を取り立てられ、兵役を課せられ、明日も分からない日々を生きていた。
国境付近にある小さな町プラトウに住む少年シェイドは幼馴染のソーマと共に、税目のひとつであり、エネルギー源でもある鉱石を採掘する毎日を送っていた。
ある時、首都エルドランに隠遁する高名な予言者が、
”プラトウが自国軍の襲撃を受け、廃墟と化した町から放たれたアメジスト色の光が世界を包み込む”
と予言する。
真偽を確かめるべく国の重臣が現地に向かうも一足遅く、町は蹂躙されてしまう。
襲撃を生き延びたものの家族や親友を失ったシェイドは、怒りと悲しみから秘められた魔法の力を解き放つ。
眩い光が軍を一瞬で蹴散らしたのを見て、重臣は彼の規格外の力を見込んで救世主として祭り上げ、叛乱軍を結成することを画策する。
果たして叛乱は成功するのか?
予言にある、”アメジストの光が世界を包み込む”とは何を指すのか?
これは時代に翻弄され、時代に利用された、ひとりの少年を取り巻く物語である。
※カクヨム様、小説家になろう様、ノベルアップ+にも掲載しています
文字数 307,088
最終更新日 2024.08.17
登録日 2020.03.10
よくある婚約破棄とか、貴族の通う学校とかを深堀して考えていたら、あまり無い話になりました。かなり設定厨の作者の作った話なので、そういうのが好きな方に読んでいただけると嬉しいです。
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アルスター王国の侯爵令嬢オリヴィアは、第一王子リオンの婚約者。宰相である父と共に、王妃となって王家を支えるために日々を過ごしていた。だが、王立宮廷学校の卒業式で、その婚約はリオンから一方的に破棄された。そこに、抗議の声を上げる者が現れる。
この婚約破棄事件は、思いも寄らない展開を見せ、最終的に関係者の誰もが予想しなかった決着を見ることに。
アルスターの歴史を大幅に変えることになった、その大事件の物語である。
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感想は喜んで拝読いたしますが、ネタバレをポロリしてしまいそうなので、感想返しはいたしません。ご了承いただけると幸いです。
文字数 196,371
最終更新日 2024.08.01
登録日 2024.06.19
不遇な生い立ちの王が百年戦争に勝利するまでの貴種流離譚。
フランス王国史上最悪の国王夫妻——狂王シャルル六世と淫乱王妃イザボー・ド・バヴィエールの10番目の子は、兄王子の連続死で14歳で王太子になるが、母と愛人のクーデターで命からがらパリを脱出。母が扇動する誹謗中傷に耐え、19歳で名ばかりの王に即位したシャルル七世は、没落する王国を背負って死と血にまみれた運命をたどる。
父母の呪縛、イングランドの脅威、ジャンヌ・ダルクとの対面と火刑、王国奪還と終戦、復権裁判。
没落王太子はいかにして「恩人を見捨てた非情な王」または「勝利王、よく尽された王」と呼ばれるようになったか。
※表紙画像はPicrew「IIKANJI MAKER(https://picrew.me/ja/image_maker/2308695)」で作成したイラストを加工し、イメージとして使わせていただいてます。
※重複投稿しています。
カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/16816927859769740766
小説家になろう:https://ncode.syosetu.com/n8607hg/
文字数 302,243
最終更新日 2024.07.22
登録日 2024.05.31