恋愛 ざまぁ小説一覧
マリエンヌは淑女の鑑と呼ばれるほどの、完璧な令嬢である。
王子の婚約者である彼女は、賢く、美しく、それでいて慈悲深かった。
そんな彼女に、周りは甘い考えを抱いていた。
「マリエンヌさまはお優しいから」
マリエンヌに悪意を向ける者も、好意を向ける者も、皆が同じことを言う。
「わたくしがおとなしくしていれば、ずいぶんと調子に乗ってくれるじゃない……」
彼らは、思い違いをしていた。
決して、マリエンヌは慈悲深くなどなかったということに気づいたころには、すでに手遅れとなっていた。
文字数 63,408
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.09
小説家になろうにて先行公開中
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残虐非道の鬼女王。若くして女王になったアリエルは、自国を導き反映させるため、あらゆる手段を尽くした。時に非道とも言える手段を使ったことから、一部の人間からは情の通じない王として恐れられている。しかし彼女のおかげで王国は繁栄し、王国の人々に支持されていた。
だが、そんな彼女の内心は、女王になんてなりたくなかったと嘆いている。前世では一般人だった彼女は、ぐーたらと自由に生きることが夢だった。そんな夢は叶わず、人々に求められるまま女王として振る舞う。
そんなある日、目が覚めると彼女は少女になっていた。
実の姉が魔女と結託し、アリエルを陥れようとしたのだ。女王の地位を奪われたアリエルは復讐を決意……なーんてするわけもなく!
ちょうどいい機会だし、このままセカンドライフを送ろう!
彼女はむしろ喜んだ。
文字数 19,149
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.08
ジスカールという国で、雑草の中の雑草と呼ばれる花が咲いていた。その国でしか咲くことがない花として有名だが、他国の者たちはその花を世界で一番美しい花と呼んでいた。それすらジスカールの多くの者は馬鹿にし続けていた。
その花にまつわる話がまことしやかに囁かれるようになったが、その真実を知っている者は殆どいなかった。
そんな花に囲まれながら、家族に冷遇されて育った女の子がいた。彼女の名前はリュシエンヌ・エヴル。伯爵家に生まれながらも、妹のわがままに振り回され、そんな妹ばかりを甘やかす両親。更には、婚約者や周りに誤解され、勘違いされ、味方になってくれる人が側にいなくなってしまったことで、散々な目にあい続けて心が壊れてしまう。
その頃には、花のことも、自分の好きな色も、何もかも思い出せなくなってしまっていたが、それに気づいた時には、リュシエンヌは養子先にいた。
そこからリュシエンヌの運命が大きく回り出すことになるとは、本人は思ってもみなかった。
文字数 69,879
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.03.16
残念な姉と最年少でクラベル国から留学することになるような優秀な兄をもつ侯爵家の次女として生まれたルシア・エンリケス。
そんな彼女が一目惚れしたと思っていたら、それがどうやら一回り近く歳の離れた姉のやっとできた婚約者だったようだ。
ルシアは、自分だけの王子様だと勘違いしたことで、自分と別の記憶がいりまじることになり、前世を思い出すことになるのだが……。
文字数 77,728
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.03.23
都の城塞の司令官であるアルベルト・グラムーン伯爵の息子シーンは生来読み書きも出来ず、話すこともままならない。
家督であるシーンをどうにか盛り立てるため後ろ楯となる公爵や侯爵のご令嬢と婚姻を結びたいものの、あちらはどうしても首を立てにふらない。
そればかりか貴族学校ではシーンは虐められる最下層の扱いを受けていた。
そんなおり、アルベルトの旧知であるパイソーン伯爵の娘エイミーが都見物にきたはいいものの、家来に裏切られグラムーン家を頼ってきた。
アルベルトはこのエイミーをシーンの嫁にしようと画策する。そしてエイミーのほうもまんざらではないようだった。
文字数 103,691
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.18
お父様とお母様とお姉様は昔からお金の使い方が荒く、注意しても聞く耳を持ってはくれません。それどころか五月蠅いとわたしを冷遇するようになり、ずっと様々な嫌がらせを受けてきました。
その結果案の定我がレリファーティス子爵家の懐事情は厳しくなってしまい、けれど、それでも3人の浪費は止まりません。お父様達はご先祖様が遺してくれた貴重な物を売ってお金を得るようになってしまい、それができなくなると――わたしが大切にしているおばあ様の形見の指輪を取り上げて売り、自分達が欲しい物を買おうとし始めたのです。
――その時のわたしは、まだ知りませんでした――。
これまでで最も辛い出来事が起きた日はやがて、これまでで最も幸せな出来事が起きた日に変わることを。
文字数 6,505
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.08
生きていれば辛いこともあるでしょう。
けれども。
どんなことがあろうとも負けはしません、ただ前を向いて歩み生きるのです。
文字数 49,672
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.06
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
文字数 44,620
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.27
【全11話】
貴族令嬢のリアナは、スプリングホルム一の美男子、勇者ジェラミーと婚約をしていました。
しかし、森を散策しているとき、婚約者のジェラミーに殺されてしまいます。
ジェラミーはリアナより家柄がよい宰相の娘との結婚を望んでいたのです。
ジャラミーは宰相の娘、ナターシャと共謀し、リアナを殺害したのです。
しかし、リアナは奇跡的に蘇ります。
使用人のノエルによって生き返ったのです。
ノエルは弱い魔力をもつ魔導士でした。
魔導士のノエルは密かに人間の女性であるリアナを愛していました。
ノエルはリアナを傷つけた勇者ジェラミーに怒りをむけます。
リアナはノエルの頼りない魔法を使い、復讐を決意します。
そして、リアナとノエルはジェラミーとナターシャが婚約を発表する盛大な晩餐会に乗り込みます。
婚約破棄、復讐、溺愛の物語。
文字数 7,460
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.09
レスター国に住むレナとレオナ。
双子の姉妹とはいえ性格は真逆、外交的なレオナに対し、内向的なレナ。
そんなある日、王子であるアルバートに会う機会を得たレオナはコレはチャンス!とばかりに言葉巧みに心に取り込み、これに成功する。
王子の妻になり、全てを手に入れご満悦だったが、王子が本当に得たかった相手は…。
文字数 100,596
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.03.17
王都のとあるカフェテリアで、イーディスは、すでに婚約者のいる男性貴族であるアルバートを呼び出していた。
向かい合わせに座って、それからこうして呼びだした経緯について話した。
それは三ヶ月ほど前の事。
その時はイーディスも婚約者に連れられて舞踏会に出席していた。そこでアルバートに出会い、イーディスは一目見て彼は婚約者に酷い目にあわされているのだとわかった。
しかしそれと同時に気がついた。自分も彼と同じように婚約者に大切にされていない。
気がついてからのイーディスの行動は早く、さっさと婚約を破棄して、気がつかせてくれたアルバートに、自分の元に来ないかと提案するのだった。
文字数 44,293
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.03
孤独な美しき妖獣と、孤独な男爵家の娘の異類婚姻譚。
愛をお互いに与え合う二人の行く末は。
小説家になろう様でも投稿しております。
文字数 50,419
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.03
婚約者の『アルマ』に呼び出された主人公『ルカ』は
婚約者から「若い聖女が現れたからお前はお役御免」と告げられた
なんでも、一緒にいるなら可愛くて若い聖女がいいに決まってるって
分かりました、そんなに言うなら婚約破棄しましょうか?私もデリカシーが無くてバカな婚約者はいりませんから。
そんな時昔から仲良しの『ルーク』に結婚を申し込まれて…!?
※カクヨム様、小説家になろう様でも掲載しています。
文字数 447,778
最終更新日 2024.05.09
登録日 2023.05.13
サブリナは好きでもない男に嫁がされてから5年。遂に念願だったその男との離縁が成立し、産まれ育った国を亡命した。
伴侶だった相手は亡命した国の王太子、レイノルズ。
しかし、この離縁にはレイノルズの父や母である国王や王妃は大反対。
無理矢理、レイノルズはサブリナに離縁を申し出て、レイノルズの愛人だったミューゼとミューゼの父親と共謀し、強行突破して再婚しようとしていたからだった。
だが、サブリナはそのレイノルズの言葉に喜んで承諾する。
サブリナは国王、王妃、そして国王の側近達からの静止を振り切って迄、レイノルズの暴君に乗ったのだった。それが、その国の存亡に左右されると知っていて、サブリナは隣国へと亡命したのである。
※Hシーンには♡が付いてます
文字数 26,344
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.01
私の涙には希少価値がある。
一人の女神様によって無理矢理
連れてこられたのは
小説の世界をなんとかするためだった。
私は虐げられることを
黙っているアリスではない。
“母親の言うことを聞きなさい”
あんたはアリスの父親を寝とっただけの女で
母親じゃない。
“婚約者なら言うことを聞け”
なら、お前が聞け。
後妻や婚約者や駄女神に屈しない!
好き勝手に変えてやる!
※ 作り話です
※ 15万字前後
※ 完結保証付き
文字数 27,361
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.24
「はじめまして、フェルリア公爵様。わたしはリーシャ·フランクスと申します。以後お見知りおきを」
「ああ。さっそく本題に入るが、私と結婚してくれないか?」
「……」
ウェルロード。この国には建国当時から続く五つの名門家があった。それぞれ役割は違うものの爵位関係なく皇族に継ぐ権力を持つ五つの家はまとめて「ロード」と言われ、人々は尊敬と畏怖の念を抱いていた。
これは不幸な環境で育ちながらも一族の悲願を胸に、前に進もうとする一人の少女の物語。
文字数 18,337
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.10
「アデリナ・ハウゼン、貴様との婚約を破棄する!」
アデリナはアヒム・メンロス王太子に婚約破棄された。その瞬アデリナの頭の中に前世の記憶が蘇る。この世界がアデリナがよく読んだ『メンロスのピンクの薔薇』という小説の世界だという事に気づいたのだ。小説のヒロインのクラーラは公爵令嬢で元々幼馴染の王太子アヒムと婚約目前だったが、近隣国のハウゼン王国の王女アデリナが王太子の婚約相手として留学して虐めまくるのだ。がアデリナの国が隣国エンゲル王国に攻め滅ぼされて、アデリナはアヒムに断罪されて最後はその隣国に引き渡されて処刑されてしまうのだ。
呆然とするアデリナは虐めていないのに、皆が虐めていたと証言をしてくれて、追放されてしまう。
そこにはならず者共が待ち受けていて、危機一髪の所を白馬に乗った騎士ルヴィが助けてくれるのだ。
ルヴィとともに帝国に渡ろうとするアデリナに襲いかかるエンゲルの手の者。二人は果たして帝国に逃げ切れるのか?そして、ルヴィの正体は?
二人の間に芽生える愛の行方はどうなる。
ハッピーエンドはお約束。最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
文字数 19,774
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.05
「お前とは婚約破棄させてもらう!」
パーティーで高らかに私に叫んだのは、見知らぬ男性。
どうやら彼は伯爵令息のシンという貴族で、私との婚約を破棄したいらしい。
隣には見目麗しい浮気相手を連れて。
私は困惑しながらも、淡々と彼に言った。
「私には既に夫がいますが?」
文字数 7,389
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.08
シュタイザー侯爵家の長女『ストロベリー・ディ・シュタイザー』の人生は幼少期から波乱万丈であった。
銀髪&碧眼色の父、金髪&翠眼色の母、両親の色彩を受け継いだ、金髪&碧眼色の実兄。
そんな侯爵家に産まれた待望の長女は、ミルキーピンクの髪の毛にパープルゴールドの眼。
両親どちらにもない色彩だった為、母は不貞を疑われるのを恐れ、産まれたばかりの娘を敷地内の旧侯爵邸へ隔離し、下働きメイドの娘(ハニーブロンドヘア&ヘーゼルアイ)を実娘として育てる事にした。
一方、本当の実娘『ストロベリー』は、産まれたばかりなのに泣きもせず、暴れたりもせず、無表情で一点を見詰めたまま微動だにしなかった……。
そんな赤ん坊の胸中は(クッソババアだな。あれが実母とかやばくね?パパンは何処よ?家庭を顧みないダメ親父か?ヘイゴッド、転生先が悪魔の住処ってこれ如何に?私に恨みでもあるんですか!?)だった。
そして泣きもせず、暴れたりもせず、ずっと無表情だった『ストロベリー』の第一声は、「おぎゃー」でも「うにゃー」でもなく、「くっそはりゃへった……」だった。
その声は、空が茜色に染まってきた頃に薄暗い部屋の中で静かに木霊した……。
※この小説は所謂『転生悪役令嬢』『転生ヒロイン』『ざまぁ』の王道ストーリーですが、剣と魔法の世界&乙女ゲームを模した世界なので、バトル有り恋愛有りのファンタジー小説になります。
※ギリギリR15を攻めます。
※残酷描写有りなので苦手な方は注意して下さい。
※主人公は「やられたら、やり返す」をモットーにしてるので、喧嘩っ早いし口が悪いです。
※色々な加護持ちなので、チート・オブ・ザ・チート。
※毎日1話ずつ更新する予定です。ゆるゆると進みます。
皆様のお気に入り登録やエールをお待ちしております。
※なろう小説でも掲載しています☆
文字数 84,476
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.30
気が付いた夫の浮気は、単なる浮気ではなかった。
それが明らかとなった事情も環境も違う、それぞれの三人の妻たちは手を組んだ。互いに支え合い耐え忍びながら、最高の舞台でのそれぞれの勝利を手にするために。
降ってわいた最悪の裏切りに、チーム・サレ妻が今、立ち上がる。
※R15設定は念の為のに設定いたしました。
文字数 92,248
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.27
婚約者の浮気を知ったラルティアは、確固たる証拠は掴めなかったものの、彼に対して婚約破棄を突きつけた。少なからず噂になっていたため、婚約破棄しても婚約者側に非があるとされると、ラルティアは思っていたのである。
結果的に、彼女の思っていた通りにことは進んだ。しかし、ラルティアも少なからずあることないこと言われることになり、新たな婚約を結ぶのが難しい状況となったのである。
そこでラルティアは、しばらくの間の休息を弟とともに楽しむことにした。
ラルティアの行動は義弟であるルヴァリオにも少なからず影響しており、彼もしばらくの間は婚約などの話はなくなり、暇になっていたのだ。
元々仲が良い姉弟であったため、二人はともに楽しい時間を過ごした。
その時間の中で、二人はお互いが姉弟を越えた感情を抱いていることを自覚していくのだった。
文字数 20,231
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.03
とある日、偶然にも婚約者が「俺は2番目に好きな女と結婚するんだ」とお友達に楽しそうに宣言するのを聞いてしまいました。
例え2番目でもちゃんと愛しているから結婚にはなんの問題も無いとおっしゃっていますが……そんな婚約者様がとんでもない問題児だと発覚します。
なんてことでしょう。愛も無い、信頼も無い、領地にメリットも無い。そんな無い無い尽くしの婚約者様と結婚しても幸せになれる気がしません。
ねぇ、婚約者様。私はあなたと結婚なんてしたくありませんわ。絶対婚約破棄しますから!
あなたはあなたで、1番好きな人と結婚してくださいな。
※この作品は『「俺は2番目に好きな女と結婚するんだ」と婚約者が言っていたので、1番好きな女性と結婚させてあげることにしました。 』を応募用に書き直しています。内容はほぼ一緒ですが、細かい設定や登場人物の性格などを書き直す予定です。
文字数 153,979
最終更新日 2024.05.09
登録日 2023.03.21
ラファ・ブラウンベリー子爵令嬢は、ブラウンベリー子爵の先妻の娘
子供を産んで直ぐに死んでしまった子爵夫人の座にやって来た後妻は、二年後に娘を産んだ
それからというもの、ラファに冷たく当たり続ける
子爵も段々と夫人と一緒に厳しく接するようになり、十歳になる前にはメイドのようにしてこき使われるのが当たり前になっていた
僅かに書庫にあったグランダルジャン王国の本を、何度も何度も繰り返して読むことだけがラファの楽しみで、王国のことに非常に詳しくなる
十八歳の誕生日を祝うという名目で行われた夜会、主役であるラファは会場に入ることも出来ずに裏庭へと追い出されていた
そこでアレクサンダー・ブルボナ伯爵と出会う
けれどもボロボロのお仕着せをまとって、汚い身なりをしていたラファは使用人と見間違えられてしまう
それでも伯爵の脳裏には、ラファの王国についての深い知識がある姿が焼き付いていた
文字数 25,937
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.15
彼女は二十歳という若さで、領主の妻として領地と領民を守ってきた。二年後戦地から夫が戻ると、そこには見知らぬ女性の姿があった。連れ帰った親友の恋人とその子供の面倒を見続ける旦那様に、妻のソフィアはとうとう離婚届を突き付ける。
※書きながら投稿しています。完結している作品ではないので作者もどういう終わりを迎えるか決めていません。
感想欄は開けたり閉めたりすると思います。
タグ追加あります。
※こちらの作品カクヨムにも掲載します
文字数 65,487
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.21
突然の婚約破棄をしてきた王太子アラダール・セドリックにはあるとても苦手なものがありました。それを知っていた私は城の地下牢に監禁してそれをたくさん味合わせることにしたのでした。
文字数 31,890
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.29
「娘のために、敵となりうる存在は全て排除します!」
従妹一家に乗っ取られ、虐げられてきた侯爵令嬢アリーシア。
氷の皇子と呼ばれ皇帝となるカシウス陛下に見初められ皇妃となるが、戦争のため心を通わせる間はなかった。
一度きりの逢瀬で娘を産むも、皇帝の不在を狙った従妹マリナより嘘の証拠をでっちあげられ、偽皇妃として投獄される。
アリーシアは娘を奪われ、断罪され、非業の死を遂げた……はずだったが、時を遡り人形から女の子の声が聞こえるようになる。
声を守護霊と信じ、アリーシアは再び娘をこの手に抱くために誓う。
自分を陥れ、娘の障害となる者たちへの復讐と、愛はなくても再び皇妃となることを。
※第1部完結まで書き溜めており、全29話で毎日更新いたします。
※残酷・暴力・性描写について、直接的な描写はありませんが、想起させる部分はあります。
※他の投稿サイトにも同作品を投稿しております。
文字数 87,956
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.30
家族に虐げられてきたフローラ。
婚約者を姉に奪われた時、本当の母は既に亡くなっており、母だと思っていたのは後妻であり、姉だと思っていたのは異母姉だと知らされた。
失意の中、離れの部屋にこもって泣いていると、にわかに庭が騒がしくなり……?
※カクヨムでも公開中
文字数 33,656
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.20
相思相愛で結ばれたクリステルとジョルジュ。
だが、新婚初夜は泥酔してお預けに、その後も余所余所しい態度で一向に寝室に現れない。不審に思った彼女は眠れない日々を送る。
そして、ある晩に玄関ドアが開く音に気が付いた。使われていない離れに彼は通っていたのだ。
そこには匿われていた美少年が棲んでいて……
文字数 7,123
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.03
貴族の縦社会が厳しいここ、へーナッツ国。
「俺は、カナリア=ライネラールとの婚約を破棄し、ここにいるメアリー=マイカーンを、俺の新しい婚約者とすることを宣言する!」
貴族のご子息、ご令嬢が通う学園の卒業式前夜。
婚約者である公爵家ご子息から、全校生徒、教師の前で、突然、婚約破棄を告げられた私。
男爵令嬢より1つ身分の高いだけの子爵令嬢の私は、公爵子息に突然告げられた婚約破棄に従う他無く、婚約破棄を了承した。
公爵家に睨まれた我が家は針のむしろになり、没落に追い込まれ、家族からも、没落したのは私のせいだ!と非難され、一生、肩身の狭い思いをしながら、誰からも愛されず生きて行く事になったーーー
ーーーな訳ありませんわ。
あんな馬鹿な公爵子息と、頭の悪そうな男爵令嬢なんかに、良い様に扱われてたまるものですか。
本当にただの子爵令嬢なら、そういった未来が待っていたのかもしれませんが、お生憎様。
私は、貴方がたなんかが太刀打ち出来る相手ではございませんの。
私が男爵令嬢を虐めていた?
もし本当に虐めていたとして、何になるのです?
私は、この世界で、最大の力を持つ国の、第1皇女なのですから。
不定期更新です。
設定はゆるめとなっております。
よろしくお願いします。
文字数 28,191
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.03
ライラック・シェリアスルーツ。
それは、所謂通り名。
彼女の本名を知る人は限りなく少ない。
「結婚するなら、わたくしよりも強くて、迷うことなく本名をすらすら言ってくれる人が良いわ」
ライラック、もとい、本名「フローリア・レネ・シェリアスルーツ」のささやかな願いは、叶うことなく一方的な婚約を結んだ相手から婚約破棄されてしまった。
婚約破棄の舞台は、卒業パーティーの予行演習の場所にて。
まぁそれならそれで良いか、とあっけらかんとしつつシェリアスルーツ侯爵家、次期侯爵となるために日々励んでたある日、いきなり王宮へと召集されてしまう。
「シェリアスルーツ家次期当主ともあろうものが、婚約破棄されたからと新たな我が婚約者を虐めるとはなにごとか!」と怒鳴りつけられるが身に覚えがない。
「はて、おかしなことだ。彼女はずっと次期当主としてあちこち駆けずり回っていたが」
――助けを出してくれたのは、「鮮血の悪魔」と呼ばれている王弟殿下!?
婚約破棄され、次期当主として立つべく奮闘していたおっとり令嬢、マイペースに頑張ります!!
文字数 39,379
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.29
シトロフ伯爵家の次女として生まれた私は、三つ年上の姉とはとても仲が良かった。
「ごめんなさい。彼のこと、昔から好きだったの」
大きくなったお腹を撫でながら、私の夫との子供を身ごもったと聞かされるまでは――
魔物との戦いで負傷した夫が、お姉様と戦地を去った時、別チームの後方支援のリーダーだった私は戦地に残った。
命懸けで戦っている間、夫は姉に誘惑され不倫していた。
しかも子供までできていた。
「別れてほしいの」
「アイミー、聞いてくれ。俺はエイミーに嘘をつかれていたんだ。大好きな弟にも軽蔑されて、愛する妻にまで捨てられるなんて可哀想なのは俺だろう? 考え直してくれ」
「絶対に嫌よ。考え直すことなんてできるわけない。お願いです。別れてください。そして、お姉様と生まれてくる子供を大事にしてあげてよ!」
「嫌だ。俺は君を愛してるんだ! エイミーのお腹にいる子は俺の子じゃない! たとえ、俺の子であっても認めない!」
別れを切り出した私に、夫はふざけたことを言い放った。
どんなに愛していると言われても、私はあなたの愛なんて信じない。
文字数 32,528
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.04
学校ではいじめ、親は無関心そんな地獄のような毎日を過ごす学生の柊桜花
「もう生きるの疲れた....。そうだここから飛び降りれば楽に死ねるかな」
自殺を決意した桜花は滝から飛び降りた。落下中突然頭の中で知らない声が響いた。
「貴方これから死ぬのでしたら、その体私にくださいません?」
気がつけば目の前に豪華なドレスを着た女の人が立っていた。
「私はアリシア。もう一度言います、私が貴方の代わりに生きますのでその体くださいません?」
困惑している私を見かねてアリシアが続けてある提案をして来た。その提案とは....
文字数 8,230
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.02
ヘルメス錬金騎士学園。この学園では必ず騎士と錬金術師でペアとなり活動しなければならない。
錬金術師であるクレアは一等貴族のヴィンセントのパートナーだった。だが勝手な言いがかりからクレアはパートナー契約を解消されてしまう。
1人となったクレアは同じく1人で活動していた騎士であるロアンと新たにパートナー契約を結ぶことになる。ロアンは平民であり、口癖は「やれやれ」のやれやれ系騎士。ぶっきらぼうで愛想はない。ただしその実力はヴィンセントより遥かに上だった。
これは武器オタク錬金術師とやれやれ系騎士の成り上がり物語。
文字数 24,096
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.03
「聖女シュザンヌ。本日を以て聖女の任を解く」
異世界から現れた『2人目の聖女』佐々岡春奈様が、現聖女であるわたしの存在を快く思わなかったこと。アントナン王太子殿下が佐々岡様に恋をされ、2人目ではなく唯一無二の聖女になりたがった佐々岡様の味方をしたこと。
それらによってわたしは神殿を追い出され、聖女解任による悪影響――聖女の恩恵を得られなくなったことにより、家族の怒りを買って実家も追い出されることとなりました。
そうしてわたしはあっという間にあらゆるものを失ってしまいましたが、それによって得られるものもありました。
聖女の頃はできなかった、国外への移動。そちらを行い、これから3年越しの約束を果たしに行きたいと思います。
初恋の人に――今でも大好きな方に、会いに行きたいと思います。
文字数 28,029
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.21
幼いころ、誘拐されそうになった侯爵家の跡取りジュリアは、知らない男の子に助けられた。いつか会えたらお礼を言おうと思っていたが、学園に入る年になっても見つからなかった。もしかしたら伯爵令息のブリュノがそうかもしれない。そう思った頃、仮婚約の儀式が始まる。仮婚約の相手になったらブリュノに聞けるかもしれない、期待していたジュリアだが、その立場は伯爵令嬢のアマンダに奪われてしまう。アマンダには幼いころから執着されていたが、まさか仮婚約まで奪われてしまうとは思わなかった。
文字数 55,310
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.18
「アイリス・エンダーハイム! 貴様との婚約は第一王子の権限で今夜破棄する!」
公爵家のパーティーに参加していたら、突然私の婚約者……ラグランジュ王国第一王子ゲオルグ・ラグランジュが意味不明なことを叫びだした。
ゲオルグの傍には見たこともない令嬢がしな垂れかかっているし、どうやら私の婚約者は隠れて浮気をしていたらしい。
「ゲオルグ様、一体どういうつもりか教えてくださいな。公爵家のパーティーで突然そのような戯言を言うなど……」
「うるさい! 貴様のようなブスは王妃に相応しくないのだ!」
「……ブ……?」
「俺様のような美形の隣には同じくらい輝きのある女性が相応しい。王妃がブスなど諸外国に馬鹿にされるではないか!」
は? 私がブスだから婚約を破棄するって? 正気?
これは魔導具が好きな一人の少女が、婚約者からブスだという理由で婚約破棄されてからの物語。
文字数 61,481
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.26
※ 2024/04/25 HOT女性向け1位ありがとうございますヽ(=´▽`=)ノ
※ 誤字脱字報告ありがとうございます
乙女ゲーム「蒼乙女の幻想曲~ファンタジア」に出てくる悪役令嬢の父親に転生したと幼い頃に気づいたレーマン公爵家の長子、ヴォルフガング。
とある理由から魔法がまともに使えないことから両親から見放され、将来は公爵ではなく父親がもっていたレーマン公爵領管理下にあったゾンター伯爵となる予定だった。
しかし、次期公爵である幼い弟を残し両親は事故死。仕方なく、ヴォルフガングは弟が学院を卒業し成人となるまで公爵代理として過ごしていた。
シナリオ通り、愛する妻との間に愛娘ルイーゼを授かり、妻は流行り病で亡くした。
本来であればそこからルイーゼは癇癪持ちのワガママな「公爵令嬢」になるはずだったが、そもそもヴォルフガング自身がゲームの登場人物だったヴォルフガングとは異なる性格であったため、ルイーゼは美しく、淑女の手本となる「伯爵令嬢」に育っていく。
ゲームにも出てこない事件とかもあったからこの世界はゲームと似て非なる世界、それに伯爵位ならゲームに出てきた王太子との婚約もないだろう!と思っていたヴォルフガングだったが、ヴォルフガングの教育が裏目に出て王太子とルイーゼが婚約することになってしまった。
ゲームの設定と異なるルイーゼだが、王太子はそのまま。この調子でヒロインも出てくれば愛娘が冤罪で侮辱されるかもしれない。
―― よし。対策しよう。
これは、悪役令嬢になるはずだった令嬢の父親の奮闘記と、新しい恋の話。
※ プロットは出来上がっていますが、執筆はのんびりかもしれません。
※ 基本令嬢の父親ヴォルフガング視点を予定。R15は保険です。
※ 拙作創世神エレヴェドシリーズの長編「彼女が幸せを掴むまで~」の約100年後の時間軸の話ですが、今までのを読まなくても大丈夫…なはず。
※ カクヨムでも公開しています。
文字数 102,152
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.15
宮廷に仕えていた下級貴族のヴェロニカは、母の遺言により亡き祖父と師弟関係にあったフェラレーゼ伯爵家に身を寄せた。
幼い頃、兄のように慕ったガイウスはフェラレーゼ伯爵家の当主となっていた。
王家のお茶会で披露される焼き菓子を任されていたヴェロニカは早速キッチンでその才能を発揮する。
人当たりが良く陽気なヴェロニカは誰からも好かれる素晴らしい女性だった。
王家からも、貴族からも、領民からも、聖職者からも好かれていた。
「あの女……っ」
只一人、ガイウスの妻ソレーヌを除いては。
女騎士として功績をあげた後に、夫に先立たれ、年下のガイウスと再婚したソレーヌは不妊に悩んでいた。
実は前の夫との間に息子アレクシウスがいたが、その難産と直後の戦闘で深い傷を負ったことが原因だとされていた。
アレクシウスは修道騎士を目指しており、ガイウスの養子になることを拒んでいる。
「あの頃のちっちゃなヴェロニカを思い出すよ。可愛かったんだ」
ガイウスがヴェロニカを見つめる。
それは兄のようなあたたかな慈愛の眼差しに違いない。
それでも、ガイウスはヴェロニカを迎えてからというもの可愛い幼児の姿を思い描くようになった。
ヴェロニカ……
夫婦二人の穏やかな幸せを、よくも……
だからソレーヌは命じたのだ。
ヴェロニカが誰からも軽蔑され、その幸せが壊されるように。
「ヴェロニカ。私の代わりにガイウスの子を産みなさい」
文字数 54,612
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.29
金に女にだらしない男。終いには手を出す始末。
見た目と口八丁にだまされたマリエラは徐々に心を病んでいく。
だが、それではいけないと奮闘するのだが……
文字数 3,628
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.06
Web小説『ドロシーと10人の夫』という小説の世界にいることに気がついた子爵令嬢のマーガレットは、公爵令嬢のパトリシアが悪役令嬢として断罪されると、ハミルトン公爵家の寄子の一族全てが没落してしまうことを思い出す。パトリシアが断罪される卒業パーティーまであと48時間。時間がないマーガレットは自分の知っている全ての記憶の話をパトリシアへと話すのだった。
小説家になろう様にも投稿しております。
文字数 8,084
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.09