白い結婚小説一覧
とある街の食堂で働く村瀬透子(25)は、隣街で写真店を営む藤沢新(29)とお見合いのすえ結婚する。
苦い恋愛経験を持つ透子は、優しくて大人な夫、新に心を寄せる。しかし、そんな新には同じ商店街のマドンナで理花(21)という妹のように可愛がる特別な女性がいた。
理花の存在が二人の新婚生活に影を落とす。
自分に自身のない妻と煮え切らない夫との白い結婚生活の行く末はいかに……。
※現代恋愛ものです。
※R-18表現は最後の方になります。
※R-18は話数に表記あり。
☆微エロ(表現程度)★行為ありです。
※全22話完結です。随時更新していきます。
文字数 7,587
最終更新日 2024.11.22
登録日 2024.11.22
名門貴族の令嬢アストリアは、婚約者に突然婚約を破棄される。新たな婚約者となった伯爵令嬢の裏に潜む秘密を知った彼女は、静かに動き出す。誇りを守りながら真実を暴く彼女の選択とは――そして、新たな愛の行方は?品格と知性を持つヒロインが織りなす優雅な復讐劇。
文字数 7,551
最終更新日 2024.11.22
登録日 2024.11.22
シャーロット・カールストン侯爵令嬢は、元上級妃。
このたび、めでたく(?)国王陛下の信頼厚い側近に下賜された。
花嫁は下賜された翌日に一人の侍女を伴って郵便局に赴いたのだ。理由はお世話になった人達にある書類を郵送するために。
その足で実家に出戻ったシャーロット。
実はこの下賜、王命でのものだった。
それもシャーロットを公の場で断罪したうえでの下賜。
断罪理由は「寵妃の悪質な嫌がらせ」だった。
シャーロットには全く覚えのないモノ。当然、これは冤罪。
私は、あなたたちに「誠意」を求めます。
誠意ある対応。
彼女が求めるのは微々たるもの。
果たしてその結果は如何に!?
文字数 26,066
最終更新日 2024.11.22
登録日 2024.11.01
公爵令嬢エヴォーラは、家のために王太子との婚約を受け入れる。しかし、結婚式当日に彼の裏切りに遭い、屈辱を味わう。それでも誇りを失わず自らの道を切り開く彼女の前に、真実の愛が待ち受けていた――偽りから始まる運命の物語。
文字数 6,687
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.21
十九歳のマリアンは、かなり年上だが美男子のフェリクスに一目惚れをした。
そして公爵である父に頼み伯爵の彼と去年結婚したのだ。
しかし彼は妻を愛することは無いと毎日宣言し、マリアンは泣きながら暮らしていた。
ある日転んだことが切っ掛けでマリアンは自分が二十五歳の日本人女性だった記憶を取り戻す。
そして三十歳になるフェリクスが今まで独身だったことも含め、彼を地雷男だと認識した。
「君を愛することはない」「いちいち言わなくて結構ですよ、それより離婚して頂けます?」
別人のように冷たくなった新妻にフェリクスは呆然とする。しかしこれは反撃の始まりに過ぎなかった。
文字数 15,992
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.12
世界の均衡を整える為に召喚された聖女に待っていたのは
その世界で最大国の王子との結婚。
お飾りとしての結婚だが
第二王子との結婚か第三王子との結婚かを迫られる事になる。
果たして聖女は幸せになれるのか?
コチラも何となく思いついたので書いてみました。
思いつきが多くてまとまらないけど
忘れる前にと1話完結です。
優しい気持ちで見守って下さい。
文字数 3,174
最終更新日 2024.11.20
登録日 2024.11.20
公爵令嬢ヴェゼルは、王太子との政略結婚により冷たい「白い結婚」を強いられる。愛情のない結婚生活の中で、彼女は知性と冷静さを武器に新たな道を切り開くことを決意。過酷な運命に立ち向かいながら、自らの手で自由と幸福を掴む彼女の物語が今、動き出す。
文字数 6,666
最終更新日 2024.11.20
登録日 2024.11.20
名門エリオス家の娘ヴィオスは、冷たい夫と名ばかりの結婚生活に耐えながらも、気高い知性と品位を武器に逆境に立ち向かう。夫と愛人に翻弄される日々の中、彼女は静かに計画を練り、誰も予想しなかった形で新たな人生を切り開いていく――冷静さと誇りが紡ぐ、華麗なる復活の物語。
文字数 7,302
最終更新日 2024.11.19
登録日 2024.11.19
公爵家の次女ヴァイブは、婚約破棄という屈辱を受けたが、それをきっかけに自らの幸せを掴む決意をする。冷たいと言われた彼女が見つけたのは、過去を乗り越え、新たな愛と未来を切り開く道。雪のように純白で凛とした彼女の物語が、今始まる――。
文字数 6,644
最終更新日 2024.11.18
登録日 2024.11.18
高貴な家柄に生まれた令嬢イスタナ。華やかな結婚の裏に隠された冷たい現実と試練に直面しながらも、知性と強さを武器に未来を切り拓いていく。真の幸せを求める彼女の物語。
文字数 7,347
最終更新日 2024.11.17
登録日 2024.11.17
名門貴族の令嬢アルテッツァは、愛のない政略結婚と裏切りによって人生を狂わされる。しかし、全てを失った彼女は新たな力を手に入れ、華やかな貴族社会に再び姿を現す。冷酷な陰謀を暴き、真実を証明することで、自らの人生を取り戻すアルテッツァの成長と逆転劇を描いた物語。
文字数 6,979
最終更新日 2024.11.16
登録日 2024.11.16
貴族令嬢アプリリア・ランチアは、婚約者に裏切られたことをきっかけに自分の人生を見つめ直し、自立への道を歩み始める。試練を乗り越えながらも自身の力で成長していく彼女は、やがて真実の愛と幸せを掴むため、新たな未来へと歩み出す。
文字数 8,428
最終更新日 2024.11.14
登録日 2024.11.14
かつて名門貴族の娘として将来を約束されていたアトレーは、ある出来事をきっかけに全てを失う。過去の傷を乗り越え、自らの力で刺繍師としての道を歩み始めた彼女は、誇りと共に新たな人生を切り開いていく。そして、未来へと進む中で、真実の愛と出会い、心の奥に秘めていた幸せを手にする物語。
文字数 14,996
最終更新日 2024.11.13
登録日 2024.11.13
名家に生まれ、理想の結婚を夢見ていたプロドゥア。しかし、結婚相手の冷酷さに直面し、彼女は次第に自らの人生を取り戻すための決意を固めていく。自身の力で自由を掴むために歩む彼女の、運命と愛を描いた物語。
文字数 7,687
最終更新日 2024.11.12
登録日 2024.11.12
侯爵令嬢アクシオムは、愛する婚約者に裏切られ、復讐を胸に王太子レイヴンとの偽りの結婚を選ぶ。冷たい関係から始まった二人だが、共に困難に立ち向かう中で彼女の心に少しずつ変化が訪れる。復讐と誇りの狭間で揺れるアクシオムは、真の愛と自分の未来を見つけられるのか…。
文字数 7,905
最終更新日 2024.11.10
登録日 2024.11.10
名門貴族の娘アヴァンティは、愛のない婚約に苦しみながらも、家族のために尽くしていた。しかし、婚約者から一方的な婚約破棄と屈辱を受けたことで、自らの人生を取り戻す決意をする。彼女は過去の束縛から解放され、自分の未来を自ら選び取ろうと新たな一歩を踏み出す。
文字数 7,866
最終更新日 2024.11.10
登録日 2024.11.10
侯爵令嬢セシリアは、突然婚約を破棄され、心に深い傷を負う。しかし、家族や新しい出会いに支えられて成長し、次第に自分自身の人生を切り開いていく。失った愛から強く立ち直り、新たな道を歩むセシリアの物語。
文字数 6,722
最終更新日 2024.11.09
登録日 2024.11.09
貴族の娘アメリアは「聖女」として崇められ、名門家の婚約者を得るが、彼の冷たい態度と家族の裏切りに気づき始める。自分の幸せを求めて勇気を振り絞り、偽りに満ちた結婚から解放される道を選んだ彼女は、真の自由と愛を見つけるため、自らの人生を切り開いていく。
文字数 7,942
最終更新日 2024.11.09
登録日 2024.11.09
高貴な令嬢エリナは、愛する婚約者と友人の裏切りに直面し、彼らへの報復を決意する。純白のドレスに身を包んだ結婚式で、エリナは二人に真実を突きつけ、復讐の幕を上げる。そして、試練を乗り越えた彼女は、自らの力で新たな人生を歩み出す――信頼と真実の愛を求めて。
文字数 6,592
最終更新日 2024.11.08
登録日 2024.11.08
王宮で冷たい結婚生活を送るエミナは、やがて真実の愛を求めて新たな一歩を踏み出す決意をする。偽りに満ちた宮廷から離れ、自由な生活を手に入れた彼女は、自分自身の幸せを追い求めることに。彼女が歩む道の先には、どんな未来が待っているのか──。
文字数 6,938
最終更新日 2024.11.08
登録日 2024.11.08
王国で「白い薔薇」と称される高貴な公爵令嬢フルヴィアは、ある日、陰謀に巻き込まれすべてを失う。追放された彼女は、新たな力を得て戻り、かつて自分を陥れた者たちに復讐を誓う。華やかな宮廷の裏で静かに動き始めるフルヴィアの計略は、果たして偽りの幸福に浸る者たちをどう裁くのか—。
文字数 8,073
最終更新日 2024.11.07
登録日 2024.11.07
貴族の娘フレア・クロスオーバーは、冷たくも毅然とした姿で義務を果たしてきたが、夫であるアレク王子から裏切られ、彼の愛人との屈辱的な状況に直面する。自身の誇りを守り抜くため、フレアは静かに反撃を決意する。そして、冷酷な運命に立ち向かいながらも、新たな未来を切り拓いていく彼女の姿が描かれる、復讐と解放の物語。
文字数 7,777
最終更新日 2024.11.07
登録日 2024.11.07
私は親の選んだ相手と政略結婚をさせられた。
相手には長年の恋人がいて婚約時から全てを諦め、貴族の娘として割り切った。
白い結婚でも社交界でどんなに噂されてもどうでも良い。
結局は追い出されて、家に帰された。
両親には叱られ、兄にはため息を吐かれる。
一年もしないうちに再婚を命じられた。
彼は兄の親友で、兄が私の初恋だと勘違いした人。
私は何も期待できないことを知っている。
彼は私を愛さない。
主人公以外が愛や恋に迷走して暴走しているので、主人公は最後の方しか、トキメキがないです。
作者の脳内の世界観なので現実世界の法律や常識とは重ねないでお読むください。
誤字脱字は多いと思われますので、先にごめんなさい。
他サイトにも載せています。
文字数 35,955
最終更新日 2024.11.06
登録日 2024.10.13
「お前との婚姻は形だけのもの。当然、白い結婚として3年後に離縁だ。いいな」
子爵家から侯爵家の当主である宰相府次席補佐官に嫁いだその夜、新婦は新郎から冷酷にそう宣言されてしまった。
彼は襲爵する条件として、父の持ってきた縁談を受け入れただけであり、自分で見初めたわけでもない彼女を愛するつもりなどなかったのだ。
そればかりか多忙を理由に3年間の白い結婚を強制し、3年後の離婚に同意するよう彼は迫った。離縁されても実家に戻れない新妻は、今すぐ追い出されるか3年後に追い出されるかの選択を迫られて、震る手で婚姻誓紙に署名するより他になかった。
絶望に悲嘆する妻はバルコニーへ出た。実家の命令によりどうしても侯爵家の世継ぎを産まねばならないというのに、夫は邸には戻らないと宣言して出て行った。夫婦関係の構築は絶望的で、3年後には確実に追い出されてしまう。
いっそのこと、このバルコニーの下に見える庭園の池に身を投げてしまおうか。そう思って覗いた水面に、窓明かりがふたつ、落ちていた。
ひとつは二階のこの主寝室。ではもうひとつの明かりは?
……あっ。今夜は義父となった前侯爵がお泊りになっていらっしゃったのだったわ。
新妻は、初夜を迎えるための薄い夜着の上からナイトローブだけ羽織って部屋を出た。目指すは三階、義父の泊まる部屋。
明日の朝には義父は領地に帰ってしまう。その前に、どうしても今夜のうちに義父に夫の無体を訴えなければ。
そしてこの彼女の行動が、酷薄な夫の人生を決定的に狂わせることになる──!
◆最近流行り(?)の、白い結婚で新妻をないがしろにする系モラハラ夫の破滅を書いてみました。
◆設定はあんまり作るつもりがなかったんですけども(爆)、固有名詞だけは必要性にかられて多めに用意しました。意味を調べながら読むと感慨深いかと思います(笑)。
◆全10話、約3万5000字ほどの中編です。最終話だけちょっと長め。
ベッドシーンの匂わせがあるのでR15で。
◆この作品は小説家になろうでも同時公開します。
文字数 37,099
最終更新日 2024.11.05
登録日 2024.10.26
お金で売られるように嫁がされた。
お相手はバツイチ子持ちの伯爵32歳。
「君は子供の面倒だけ見てくれればいい」
「要するに貴方様は幸せ家族の演技をしろと仰るのですよね?ですが、子供達にその様な演技力はありますでしょうか?」
「……何を言っている?」
仕事一筋の鈍感不器用夫に嫁いだミッシェルの未来はいかに?
✻基本ゆるふわ設定。箸休め程度に楽しんでいただけると幸いです。
文字数 144,021
最終更新日 2024.11.03
登録日 2024.10.03
時間がないときにも読めるショートや短編の恋愛小説になります。
ゾワッとする復讐劇から甘いラブストーリーまで、様々なジャンルが詰め込まれています。
文字数 87,142
最終更新日 2024.11.03
登録日 2024.10.24
公爵家の令嬢エクサは、義務としての婚約を受け入れるも、冷たい婚約者エドワードとの距離に悩んでいた。そんなある日、仮面舞踏会で心を通わせた相手と再会し、互いの本当の気持ちに気づき始める。
文字数 7,720
最終更新日 2024.10.29
登録日 2024.10.29
今まで男性に縁の無かった三十路のバーバラは、ある時、何の前触れもなく同僚のグラムエルに結婚を申し込まれた。もちろん恋人同士ではなかったし、特別親しいわけでもなかった。しかしグラムエルが発した「白い結婚」と言う言葉が気になってしまう。
「結婚なんて所詮は契約、だったらひとりより二人のほうがたのしいだろう?」
そんな口車に乗ってしまい寿退社をして結婚をしたのだが、どうもなにかがおかしかった。確かに家で好きにしていていいと言うのは本当だった。しかしそれはただ退屈で怠惰なだけの生活である。
一体グラムエルは何を望んでいるのか、お互いに何かメリットがあるのだろうかと考え込んでしまうバーバラ。誰にも言えない結婚生活の秘密を抱えながら、表面上は完璧な妻を演じなくてはならない苦悩。かと言って今突然一人になることには恐怖や抵抗があるのだった。
そんな時、元同僚のカトリーヌと偶然出会った。退職までずっと仲良くしていた彼女に思い切って現在の結婚生活を打ち明けてしまったのだ。しかしこれは大失敗だった。
このことを知ったグラムエルに、他人へ夫婦のことを打ち明けるのは恥ずべきことだと言われてしまう。とうとう感情を爆発させたバーバラは、グラムエルと夫婦生活への不満をぶちまけた。それを聞いたグラムエルはバーバラを心配してくれ家庭内の改善を約束した。
翌日、夫婦生活の改善のためにと二人の家に加えられたのは、新たな同居人である友人のカトリーヌだった。
文字数 31,905
最終更新日 2024.10.28
登録日 2024.10.27
毎日、オリジナルの恋愛短編小説を更新していきます。
私が過去にどこにも投稿していない作品を章毎に一作品として投稿していくスタイルです。
文字数 14,973
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.23
婚約者が浮気をしていることに気がついた私、ソア・エヴァンスは、両親が早くに亡くなり、私の保護者代わりをしてくれている辺境伯の兄に婚約を破棄したいと相談した。
でも、エヴァンス家の醜聞になるからと却下され、婚約者と浮気相手である私の親友からは「誤解だ」と嘘をつかれた。結局、婚約が破棄できず、2年後には私は婚約者と結婚することになった。
結婚後、隣国と続いていた戦争のせいで兄は戦死してしまう。兄の遺言や、幼馴染の第二王子の手助けで、辺境伯の座を一時的に継ぐことになった私だったが、その時に夫たちの真の目的を知ることになる――
今は騙されているふりをしてあげますね。そして時が来れば、あなたたちは必ず後悔することになるでしょう。
※設定はゆるいです。サラッとお読みください。
文字数 38,583
最終更新日 2024.10.17
登録日 2024.10.07
オールディス侯爵家の娘ティファナは、王太子の婚約者となるべく厳しい教育を耐え抜いてきたが、残念ながら王太子は別の令嬢との婚約が決まってしまった。
その後ティファナは、ヘイワード公爵家のラウルと婚約する。
しかし幼い頃からの顔見知りであるにも関わらず、馬が合わずになかなか親しくなれない二人。いつまでもよそよそしいラウルではあったが、それでもティファナは努力し、どうにかラウルとの距離を縮めていった。
ようやく婚約者らしくなれたと思ったものの、結婚式当日のラウルの様子がおかしい。ティファナに対して突然冷たい態度をとるそっけない彼に疑問を抱きつつも、式は滞りなく終了。しかしその夜、初夜を迎えるはずの寝室で、ラウルはティファナを冷たい目で睨みつけ、こう言った。「この結婚は白い結婚だ。私が君と寝室を共にすることはない。互いの両親が他界するまでの辛抱だと思って、この表面上の結婚生活を乗り切るつもりでいる。時が来れば、離縁しよう」
一体なぜラウルが豹変してしまったのか分からず、悩み続けるティファナ。そんなティファナを心配するそぶりを見せる義妹のサリア。やがてティファナはサリアから衝撃的な事実を知らされることになる──────
※※腹立つ登場人物だらけになっております。溺愛ハッピーエンドを迎えますが、それまでがドロドロ愛憎劇風です。心に優しい物語では決してありませんので、苦手な方はご遠慮ください。
※※不貞行為の描写があります※※
※この作品はカクヨム、小説家になろうにも投稿しています。
文字数 168,487
最終更新日 2024.10.14
登録日 2024.08.24
カレン・アイラスは犬猿の仲である男と結婚した。
レイノ・ウィズバーテンは長らく片想いしていた女と結婚した。
そんな二人の話。
文字数 11,011
最終更新日 2024.10.02
登録日 2024.09.30
先の戦争で獅子奮迅の活躍をした、第四王子のユピテルと結婚することになったユーノ。
しかし彼は平和になった世の中で『ニート』になっていた。
公務も鍛錬もしないで、毎晩のように飲み歩き、娼館に通う日々。
そんな爛れた生活を送るユピテルを見かねた王は、ユーノと結婚させることにしたのだ。
領地も与え、これで改心してくれることを願って。
しかし、そんな彼はユーノに告げる。
「白い結婚でいいなら、結婚を認めてやる」
ユーノとしてはそれは全然構わなかった。
けれど、それと働かないのは別の話で。
「働かない人が食べられるご飯があると思っているんですか?」
「な、なんだこれは……?」
「飼葉ですよ。わざわざ馬小屋から持ってきました」
荒れた伯爵家で育った逞しい令嬢は、領地を切り盛りしながら、だらしない王子の頬を今日もひっぱたく。
文字数 8,964
最終更新日 2024.09.29
登録日 2024.09.29
オルレリアン王国の公爵令嬢セシリアは、誰からも愛されていなかった。
母は幼い頃に亡くなり、父である公爵には無視され、王宮の使用人達には憐れみの眼差しを向けられる。
婚約者であった王太子と結婚するが夫となった王太子には冷遇されていた。
そんなある日、セシリアは王太子が寵愛する愛妾を害したと疑われてしまう。
どうせ処刑されるならと、セシリアは王宮のバルコニーから身を投げる。
死ぬ寸前のセシリアは思う。
「一度でいいから誰かに愛されたかった。」と。
目が覚めた時、セシリアは12歳の頃に時間が巻き戻っていた。
セシリアは決意する。
「自分の幸せは自分でつかみ取る!」
幸せになるために奔走するセシリア。
だがそれと同時に父である公爵の、婚約者である王太子の、王太子の愛妾であった男爵令嬢の、驚くべき真実が次々と明らかになっていく。
小説家になろう様にも投稿しています。
タイトル変更しました!大幅改稿のため、一部非公開にしております。
文字数 218,910
最終更新日 2024.09.21
登録日 2022.06.14
モアーナは夫のオセローに嫌われていた。夫には白い結婚を続け、お互いに愛人をつくろうと言われたのだった。それでも彼女はオセローを愛していた。だが自尊心の強いモアーナはやはり結婚生活に耐えられず、愛してくれない夫に復讐を果たす。その復讐とは……?
※残酷な描写あり
⭐︎6話からマリー、9話目からオセロー視点で完結。
ムーンライトノベルズ からの転載です。
文字数 36,469
最終更新日 2024.09.17
登録日 2024.09.16
エリックと婚約発表をするはずだったその日、集まった招待客の前で言われたのは思いがけないセリフだった。
「君が大嫌いだった」
そういった彼の顔はなぜかとても悲しそうだった。
哀しみにくれて帰宅した私は妹に悲嘆を打ち明ける。
けれど妹はあの日から目を覚まさないままで——。
何故彼は私を拒絶したのか。
そして妹が目覚めない理由とは。
2つの答えが重なるとき、2人はまた1つになる。
文字数 8,057
最終更新日 2024.08.30
登録日 2024.08.30
伯爵令嬢セリアは、侯爵に嫁いだ姉にマウントをとられる日々。会えなくなった幼馴染とのあたたかい日々を心に過ごしていた。ある日、婚活のための夜会に参加し、得意のピアノを披露すると、幼馴染と再会し、次の日には公爵の幼馴染に求婚されることに。しかし、幼馴染には「あなたを愛するつもりはない」と言われ、相手の提示するルーティーンをただただこなす日々が始まり……?
文字数 3,367
最終更新日 2024.08.25
登録日 2024.08.25