胸糞/残酷描写あり小説一覧
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ルガート王国の王太子ラファエルが15歳を迎えたとある日。
王都を離れ郊外へ視察に訪れている途中、襲撃を受けてしまった。
部下が身を挺して逃がしてくれたものの、途中でラファエル自身も兇者の手により矢を受け、薄れゆく意識の中で印象的だったのは紫の双眸だった。
目覚めるとラファエルがいたのは小さな小屋でマリア―ナと名乗る美しい紫色の瞳を持つ村娘に介抱をされていたらしい。
最初は警戒をしていたラファエルだったのだが、親身に世話をしてくれるマリアーナへ徐々に惹かれていく。
一週間もすればラファエルも動ける様になり、城へ戻る前マリアーナへ自身の身分を明かし、そして共にこれからを生きて欲しいと告白をする。
ラファエルの告白にマリア―ナは受け入れる。
そうしてこれから幸せになろうとするのだが……。
この作品は『忘れられた王妃様は真実の愛?いいえ幸せを探すのです』のスピンオフのお話になります。
王妃であるエヴァとの初顔合わせより七年も昔のお話です。
ルガート国王ラファエルの王太子時代、15歳の少年が体験する苦い、ややビター過ぎる初恋のお話となります。
設定は緩い?ちょっと切なく重めなお話です。
文字数 16,311
最終更新日 2023.11.19
登録日 2023.10.28
敗戦国の王女エヴァは僅か8歳にして14歳年上のルガート王の許へと国を輿入れする。
だがそれはぶっちゃけ人質同然。
住まいも城内ではあるものの少し離れた寂れた離宮。
おまけに侍女 一人のみ。
離宮の入口には常に彼女達を監視する為衛兵が交代で見張っている。
おまけに夫となったルガート王には来国した際の一度切しか顔を合わせてはいない。
それから約十年……誰もが彼女達の存在を忘れていた?
王宮の情報通である侍女達の噂にも上らないくらいに……。
しかし彼女達は離宮で実にひっそりと、然も逞しく生きてきた。
何と王女は侍女と交代しながら生きぬく為に城下で昼間は働き、仕事のない時は主婦として離宮内を切り盛りしていたのである。
全ては彼女達が誰にも知られず無事この国から脱出し、第二の人生を謳歌する為。
だが王妃は知らない。
忘れられた様に思い込まされている隠された真実を……。
陰謀と執着に苛まれる王女の心と命を 護る為に仕組まれた『白い結婚』。
そしてまだ王女自身知らない隠された秘密が幾度も彼女を襲う。
果たして波乱万丈な王妃様は無事生き抜き真実の愛を見つけられるでしょうか。
因みに王妃様はかなり天然な性格です。
そしてお付きの侍女はかなりの脳筋です。
また主役はあくまで王妃様ですが、同時に腹心の侍女であるアナベルの幸せも極めていく予定……あくまで予定です。
脱線覚悟で進めていくラブファンタジーならぬラブコメ?脳筋万歳なお話になりそうです。
偶にシリアスやドロドロ、胸糞警報もありです。
文字数 223,678
最終更新日 2023.10.23
登録日 2022.08.31
ある出版社にシナリオ原作を持ち込みするための作品です。
まずは、全体的なあらすじと登場人物の紹介を発表します。
漫画家の佐上申は若い頃は売れっ子だったが、今では落ち目の漫画家だ。
佐上申は仕事以外にも家族の悩みがあった。引きこもりの姉の比呂に申の金をせびって来るのが嫌で申は何とかこの状況を脱出従っていた。
ある大手出版社から読み切り漫画の依頼を受けることになった。作品の打ち合わせで申は大手出版社の社長の娘の神山あやみと出会う。
あやみの美貌と出版の社長の娘というブラントに惹かれて、申はあやみを手に入れたいと願う様になった。
申はあやみを手に入れるために邪魔な姉を殺そうと決意する。
文字数 58,605
最終更新日 2022.09.30
登録日 2022.05.15
母の遺品のからくり箱を手に取ると、光に包まれ、たどり着いた場所は見たこともない異世界だった。
魔獣に襲われ助けてくれたのは、金髪碧眼の、見たこともない綺麗な男の人で――
「貴女が予言の書に名のあるサラディーヌ様、か?」
私は沙羅だけど、そんな長い名前じゃない。
いくら説明しても人の話を聞こうとしない公爵は、その青い目を情欲で燃え上がらせ、私を部屋に閉じ込める。
「貴女を王家になど渡さない――私のものにして…蕩けてグズグズになるまで愛するよ」
――これは身体を繋げてから始まる、恋の物語――
登場人物の一部にとんでもない胸糞キャラがいます。奴等は地位もあるので厄介です。
ざまぁはかなり後半になります。
ヒーローも相当拗らせていて、最初は主人公にとって辛い行為をしてきます。
第一章では主人公は塔に軟禁されてしまって、能動的にはなれず受動的です。第二章から動き回ります。
ハッピーエンド保証付きです。
お気に入り・しおり・感想が作者の大きな原動力です。よろしくお願い致します。
文字数 84,500
最終更新日 2022.03.10
登録日 2022.01.30
踊り子の娘を蔑んだ翌朝、ジベティヌス公爵一家は一人を残して皆殺しになった。
生き残ったのは件の踊り子の娘。庶子である三女フローラ。
彼女はことの元凶となった父親という名のクズに一目会いたかった。会って文句を言いたかった。
なぜ自分が半分とはいえ血の繋がった異母姉たちに蔑まれなければならないのか、溜まった不満をぶつけた。
「わたくしを下賤の血をひくと蔑みますが、そもそも殿方がもよおさねばこんな事態にならないのではなくて?」
愛する女の産んだ愛娘の本心を知った公爵は激昂し、愛刀を振るう。
事件後、生き残ったフローラと会った王太子は彼女の美しさに心奪われ、空いた婚約者の座に据えようと思いつく。
だが彼女を「王太子」の妃に出来ない理由が発覚した。おぞましい公爵家内での虐待を……
それでも王太子は彼女を手に入れたかったが、フローラ自身は……
「考えて、ヤン! 撤収するわよっ」
※冒頭、殺人の模様があります。サスペンスです。残酷描写があります。苦手な人はブラバ推奨。
※途中にもムナクソ事件が発覚します。この時点でブラバするとムナクソなままですが終盤まで読むと納得するかと。
※設定はゆるんゆるん
※現実世界に似たような状況がありますが、拙作の中では忠実な再現はしていません。なんちゃって異世界だとご了承ください。
※全話、執筆済。完結確約。
※このお話は小説家になろうにも掲載してます。
文字数 38,934
最終更新日 2022.02.12
登録日 2022.02.06
「エレオノーラ・リンゼヴァイド侯爵令嬢、君との婚約を破棄する!」
ルキウス第一王子が高らかに宣言する。
侯爵令嬢の罪状を告発したのは、新入生の歓迎パーティの場だった。
どうしてこうなったのか。
それぞれの視点で語られていく真実をどうぞご覧下さい――
婚約破棄までの過程は破棄した側から語られるので、胸糞描写が多数あります。
(胸糞描写の回には※表示有)
一部登場人物のいかがわしさのためR18指定にしました。
全23話+最終話+補足の構成です。
※シャーロッテ視点・ルキウス視点を一部加筆しました。これにより、シャーロッテはより複雑な感情を持った悪女に、ルキウス殿下はよりシモシモになっております。(´-`)
文字数 57,595
最終更新日 2022.01.22
登録日 2022.01.15
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