恋愛 短編小説一覧
エレノア・シュガリラ子爵令嬢は28歳にしてようやく結婚のチャンスを迎える。10歳年上の婚約者はピエトロ・ウィンスレット男爵。前妻との間に5人の子どもがいるピエトロは、エレノアと再婚しても子どもは増やしたくないという。しかし初婚のエレノアは女の子を産んで母親になりたいという望みがあった。大切なことだから、と結婚する前にピエトロと話し合いを試みるも、思いがけないピエトロの言葉がエレノアの心を切り裂く。
全4話。
文字数 7,096
最終更新日 2022.12.27
登録日 2022.12.25
『恋人が居ないから』という理不尽な理由でクリスマスのバイトを押し付けられた彼女。
閑古鳥が鳴く店内で冬の寒さも手伝って震えていると、
同じく、クリスマスに働かされている男性が店の前で雨宿りしていて……?
これは彼女のとあるクリスマスの日の日常を切り取った物語。
文字数 7,293
最終更新日 2022.12.25
登録日 2022.12.25
※2020年のクリスマスイブに書き上げたなろう投稿分の改稿バージョンとなります(全14話)
高校生のあすみは、隣のクラスの男子でカースト上位のカイトと親の再婚により兄妹となった。
忙しい両親に代わって家事を行なうあすみに、カイトは家で開くクリスマスパーティーの料理を作ってほしいと頼んでくる。
すると、何故かカイトと同じグループに所属するイケメンのたむしんがあすみにちょっかいを出し始めた。
クリスマスパーティーは滞りなく開かれ、自分はバイトで参加しなかったあすみの元へ来たカイトは、あすみをとある場所へと連れて行きーー。
アオハルなクリスマス短編です。
文字数 30,431
最終更新日 2022.12.25
登録日 2022.12.23
それぞれ1話完結の物語を7話ほど集めた短編集です。
7つの話に繋がりはありません。1話ずつ全く別の物語です。
1〖 お詫び婚 〗
姉が駆け落ちをした。
姉は豪商の次男と恋に落ちた。公爵家の長女である姉が平民の彼と一緒になれるはずがない。しかも姉は王太子殿下の婚約者だったのだ。姉と恋人は逃げるしかなかった。
それから1年後。私は王太子殿下と結婚した。言ってみれば、この結婚は「お詫び婚」である。
2〖 拗らせて17年 ~乙女ゲームの端っこの更に裏~ 〗
「お母様みたいな地味な女性が、この私の母親だなんてあり得ませんわ!」
私は一体どこで娘の育て方を間違えたのだろう? 目の前で母親である私に向かって暴言を吐く、この美しい令嬢は私の実の娘である。
やはり自分と釣り合わない美し過ぎる夫と結婚したことが、そもそも間違いだったのかもしれない。
3〖 優しい嘘 〗
「例の【罰ゲーム】の内容を考えたぞ」
放課後の空き教室から聞こえて来たのは、この国の第2王子カールの楽し気な声だった。
「ハインツ。お前、エリーザ・クラッセンに告白しろ」
突然、自分の名が出て来てエリーザは驚いた。思わず空き教室の扉に耳を寄せる――
4〖 王太子殿下の地雷 〗
5〖 コメディ「婚約破棄」 ~異世界劇場~ 〗
6〖 コメディ「就活令嬢」〗
7〖 コメディ「ミッション ❆君を愛するつもりはないと告げられた花嫁❆」〗
文字数 59,202
最終更新日 2022.12.25
登録日 2020.12.24
──私の泪は、愛せぬ人しか癒せない。
その街に生まれ継ぐ癒しの聖女には、治癒という呪いが掛けられていた。
人体に触れるだけで、どんな病魔も払い除け全癒する聖女の”泪”。
──その泪に含まれるのは、聖女自身の生命力。
故に、治癒とは聖女の寿命を分け与えることであり、彼女達にとっては呪いだったのだ。
主人公イリスも、聖女の一人。
泪のほとんどを使い果たし、十九歳の若さで虫の息だった。
僅かなる余生は、高貴崇高な公爵貴族ローランド家の子供を身籠り、次世代の聖女を残すのみ。
そんなイリスには、たった一つだけ心残りがあった。
──義弟エリクの虚弱体質を治癒できないこと。
エリクは、癒しの力を授からず、ローランド家の子供でないことから、悪魔の子と呼ばれ、忌み嫌われていた。
──だけどイリスにとって、世界で一番治癒したい宝物だった。
イリスがローランド家に掛け合うも、認められず、二人は物置小屋に幽閉される。
使命の放棄、聖女の恥だと、ローランド家子息のリューク、その恋人のニーナからの暴虐の嵐が降り注ぐ。
──本当に愛する人だけを癒せないまま、死ぬしかないのか。
イリスは、夢を見る。
先代の聖女、母親との夢。
息も絶え絶えの母は、幼き私を見て、確かにこう言った。
──悲劇は幸福の伏線でなければならない、と。
文字数 25,429
最終更新日 2022.12.24
登録日 2022.12.24
朧咲夜のクリスマス短編です。
咲桜・中学二年のときのお話です。
2022.12.24
文字数 3,511
最終更新日 2022.12.24
登録日 2022.12.24
むかしむかし、人が神に祈りを捧げ、自然を恐れ、敬った時代。ある国では、神に祈りを捧げる巫女がいた。民からとても慕われている巫女は、一見幸せそうに見えた。しかし、笑顔の裏で彼女はー。
幸せそうに見えた巫女は、何があってどう思って生きたのか?
文字数 1,883
最終更新日 2022.12.24
登録日 2022.12.24
今日はクリスマス。だと言うのに残業になってしまった。予約していたディナーはもう食べられないだろう。沈むような足取りで待ち合わせ場所へ向かうと……
文字数 1,203
最終更新日 2022.12.23
登録日 2022.12.23
ラシェルは候爵家の一人娘だったが、大人しくて地味な少女だった。しかし、どういう訳か王太子アーネストの婚約者に内定してしまう。断罪もざまぁもない地味な令嬢のお話です。設定は適当でふんわり設定です。
他サイトに投稿していた話です。
文字数 11,781
最終更新日 2022.12.22
登録日 2022.12.22
公爵令嬢はとある夜会で婚約破棄を言い渡される。
非常識なだけの男ならば許容範囲、しかしあまたの罪を犯していたとは。
「あなたの罪はいくつかしら?」
・・・
認証不要とのことでしたので感想欄には公開しておりませんが、誤字を指摘していただきありがとうございます。注意深く見直しているつもりですがどうしても見落としはあるようで、本当に助かっております。
この場で感謝申し上げます。
文字数 61,248
最終更新日 2022.12.21
登録日 2022.11.29
文字数 6,413
最終更新日 2022.12.20
登録日 2022.11.11
愛した者の死を悼むことは、当然の行いだ。
死んだ者の罪を問うことも、間違っている。
彼はもうこの世にいないのだから。
だが、婚約者が浮気をしたあとに去ってしまった後――。
彼の死の悼り方を、マーシャは知らなかった。
婚約者のケインは逞しく、カルアドネでも有数の水魔法使いとして知られていた。
彼はいつもマーシャだけを見ていて、彼女のためだけに懸命に尽くしてくれている。
そう、周囲も思っていたし、そんな生き方をしてくれる彼にマーシャもまた、感謝を捧げていた。
こんな幸せそうな二人に、あんな未来が待ち受けているなんて――。
ある早朝、マーシャは特別な用事で市場を訪れていた。
そこで彼女は、風俗街のホテルに女性たちと足を運ぶ婚約者を発見する。
浮気の決定的な現場だった。
マーシャは婚約者との婚約破棄を決断する。
水の都を守るといわれている精霊王に、恋人を呪う言葉を吐いた。
彼が罰を受けるようにとも願った。
そして、彼は漁に出たっきり、戻らない人になった。
浮気をして、勝手に死んでいった婚約者の死の悼み方を、マーシャは知らなかった。
他の投稿サイトにも掲載しています。
文字数 11,337
最終更新日 2022.12.20
登録日 2022.07.17
「シェルレニア・ノーゼン。おまえに婚約破棄を言い渡す」
精霊王の娘シェルレニアは、友好関係にあるライゴン王国の王子ノウスと結婚するため、婚約者として王国の王城で暮らしていた。しかしノウス王子は平民の娘と浮気していて、シェルレニアは婚約破棄を言い渡されてしまう。シェルレニアや精霊王、はてや精霊自体を侮辱する発言を繰り返すノウス王子に、シェルレニアは傷つけられ、護衛係兼幼少時代の遊び相手であるザクロを連れて精霊王国に帰ることにした。話を聞いた精霊王は、怒り心頭。ライゴン王国に攻め入ることを決意する──
帰国後、傷心するシェルレニアに、シェルレニアを秘かに想うザクロが口にしたこととは……?
※数年前に投稿していた短編小説を大幅改稿・加筆しています。
※全6話
文字数 10,672
最終更新日 2022.12.18
登録日 2022.12.18
伯爵ランドから婚約破棄を突き付けられた、侯爵令嬢クレアはショックを受けなかった。なぜなら、伯爵は既に――。
伯爵の悪魔的な計画ははじまる前から終わっていたのだった。
文字数 576
最終更新日 2022.12.16
登録日 2022.12.16
公爵令嬢ルミアの心は疲れ切っていた。
婚約者のフロッグ殿下が陰湿なモラハラを繰り返すせいだ。
最初は優しかったはずの殿下の姿はもうどこにもない。
いつも暴言ばかり吐き、少しでも抵抗すればすぐに「婚約破棄されたいのか?」と脅される。
最近では、「お前は男をたぶらかすから、ここから出るな」と離宮に閉じ込められる始末。
こんな生活はおかしいと思い、ルミアは婚約破棄を決意する。
家族の口利きで貴族御用達の魔道具店で働き始め、特技の刺繍や裁縫を活かして大活躍。
お客さんに感謝されて嬉しくなったり。
公爵様の依頼を受けて気に入られ、求婚されたり。
……おや殿下、今さらなんの用ですか?
「お前がいなくなったせいで僕は不愉快な思いをしたから謝罪しろ」?
いやいや、婚約破棄していいって言ったのはあなたじゃないですか。
あなたの言う通り婚約破棄しただけなんですから、問題なんてなんてないですよね?
★ ★ ★
※ご都合主義注意です!
※史実とは関係ございません、架空世界のお話です!
文字数 39,658
最終更新日 2022.12.16
登録日 2022.11.26
パーティーで出会ったレイフ様と親しくなった私。ある日、レイフ様にプロポーズされ、その翌日には結婚式を行うことに。幸せな結婚生活を送っているものの、レイフ様の姉に嫌がらせをされて?!
文字数 2,230
最終更新日 2022.12.16
登録日 2022.12.14
文字数 10,384
最終更新日 2022.12.16
登録日 2022.12.12
元婚約者に浮気されて、婚約破棄することになった私。だけど、私は彼のことが好きじゃなかったから平気だった。その後、私は好きな人と両想いなのが分かって結婚したが…?!
文字数 4,046
最終更新日 2022.12.15
登録日 2022.12.14
何度もその罪により処刑される王妃。処刑までの日数は三日間。数十回繰り返されたその生に、彼女は何を思い、何を求めるのか。
全21話完結済みで順次公開していきます。
1~4話公開済
5話 12/6 19:00公開
6話~19話 12/7~毎日7時と19時の1日2話公開
20話~最終話 12/14 0時公開
文字数 20,980
最終更新日 2022.12.14
登録日 2022.12.06
「結婚相手としては、ああいうのがいいんだよ。真面目だけが取り柄の、地味で従順な女が」
婚約者のエイデンが自分の陰口を言っているのを偶然聞いてしまったサンドラ。
ショックを受けたサンドラが中庭で泣いていると、そこに公爵令嬢であるマチルダが偶然やってくる。
その後、マチルダの助けと従兄弟のユーリスの後押しを受けたサンドラは、新しい自分へと生まれ変わることを決意した。
「あなたの結婚相手に相応しくなくなってごめんなさいね。申し訳ないから、あなたの望み通り婚約は解消してあげるわ」
*****
全18話。
過剰なざまぁはありません。
文字数 33,731
最終更新日 2022.12.13
登録日 2022.12.06
スラム街育ちの獣人の男の子と、お人好しな人間の貴族令嬢の短いお話。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 3,348
最終更新日 2022.12.13
登録日 2022.12.13
初夜で最低な態度を取られて失望した妻のお話。
小説家になろう様でも投稿しています。
イフルート!追加しました。こちらは本編ですっきりしなかった方向けのイフルートです。ラスト以外変わりません。
自立出来る女性ならイフルートも有りですよね!
文字数 7,543
最終更新日 2022.12.11
登録日 2022.12.09
王太子フェルゼンは悩んでいた。
生まれつきのフェロモンと美しい容姿のせいで、みんな失神してしまうのだ。
このままでは結婚相手など見つかるはずもないと落ち込み、なかば諦めかけていたところ、自分のフェロモンが全く効かない令嬢に出会う。
運命の相手だと執着する王子と、社交界に興味の無い、フェロモンに鈍感な貧乏子爵令嬢の恋のお話です。
ゆるい話ですので、軽い気持ちでお読み下さいませ。
文字数 26,276
最終更新日 2022.12.10
登録日 2022.11.14
カンテミール侯爵家の娘ノエルは理知的で高潔な令嬢と広く認められた次期王妃。その隠れたもうひとつの顔は、ご令嬢方のあいだで大人気の、恋愛小説の作者であった。
ある時彼女を陥れようと画策した令嬢に、物語の原稿を盗まれた上、不貞の日記だとでっち上げの告発をされ、王太子に婚約破棄されてしまう。
そこに彼女の無実を信じると言い切った、麗しき黒衣裳の騎士が現れる。そして彼は言う。
「私があなたをこの窮地から救いあげる。これであなたへの愛の証としよう」
令嬢ノエルが最後に選んだものは…… 地位? それとも愛?
文字数 8,727
最終更新日 2022.12.10
登録日 2022.12.10
「魔法少女の使い魔にならない?」
朝食を食べていると、突然お母さんが変なことを言い出した。
冗談と思い適当に返事をしていたら、翌朝、蝶の羽が生えた小さな妖精――使い魔にさせられていた。
元に戻るためには魔法少女と契約する必要がある。
そのため、普段通っているお嬢様学園で魔法少女候補を探し、見つけたのは学園中からお姉様と慕われている高嶺の花の生徒会長。
一度は断られるも、どうにか契約を交わした私は元の身体に戻るため意気込んだが、
実は生徒会長は「男」だった!
しかも、魔法少女になって叶えたい彼女(?)の願いは――
「私、女になりたいんです――ユミルさんと百合百合するために」
私と百合百合するってなに!?
※当小説は「カクヨム」「アルファポリス」に掲載しております※
文字数 18,914
最終更新日 2022.12.10
登録日 2022.12.10
目の前で抱き合う、婚約者であるダレルと、見知らぬ令嬢。立ち尽くすアレクシアに向き直ったダレルは、唐突に「きみには失望したよ」と吐き捨てた。
「ぼくとバーサは、ただの友人関係だ。なのにきみは、ぼくたちの仲を誤解して、バーサを虐めていたんだってね」
ダレルがバーサを庇うように抱き締めながら、アレクシアを睨み付けてくる。一方のアレクシアは、ぽかんとしていた。
「……あの。わたし、そのバーサという方とはじめてお会いしたのですが」
バーサは、まあ、と涙を滲ませた。
「そんな言い訳するなんて、ひどいですわ! 子爵令嬢のあなたは、伯爵令嬢のわたしに逆らうことなどできないでしょうと、あたしを打ちながら笑っていたではありませんか?!」
「? はあ。あなたは、子爵令嬢なのですね」
覚えがなさ過ぎて、怒りすらわいてこないアレクシア。業を煮やしたように、ダレルは声を荒げた。
「お前! さっきからその態度は何だ!!」
アレクシアは、そう言われましても、と顎に手を当てた。
「──わたしがあなた方の仲を誤解していたとして、それがどうしたというのですか?」
「だ、だから。バーサに嫉妬して、だから、ぼくの知らないとこでバーサを虐めて、ぼくから離れさせようと……っ」
「そこが理解できません。そもそもそのような嫉妬は、相手を愛しているからこそ、するものではないのですか?」
ダレルは、え、と口を半開きにした。
この作品は、小説家になろう様でも掲載しています。
文字数 10,041
最終更新日 2022.12.09
登録日 2022.11.29
名家生まれの処女ビッチ、アル。
いかにも経験人数が豊富に見える彼女も一つコンプレックスを抱えていた。
それは処女であること。
かれこれ20年、婚約先に処女を捧げることを生業にしてきた彼女は遊びたいにもかかわらず性欲を抑えひっそりと生きていた。
そんなある日、婚約先の王子から難癖を付けられ、痴女だと言われ婚約を破棄される。
「あーもう! こんなことなら自分で運命の人を見つけて処女を捨ててやる! 」
アルは運命の人を求めて旅に出たのであった。
文字数 1,827
最終更新日 2022.12.08
登録日 2022.12.04
「俺はお前が好きだ」と、幼馴染が蛙に想い人を重ねて告白していた。それが意地悪な質問だとわかっていたのに、シュールな光景に思わず「本人に直接告白しないの?」と笑ってしまう。私は彼のことが好きだ。しかし、彼には他に好きな人がいる。だから、私は生物室へ来るたびに、イベリスに水をやる。実らなかった私の代わりに、彼が幸せになりますように。
文字数 19,924
最終更新日 2022.12.07
登録日 2022.11.29
JUDGEMENTという組織でヒーローエレメントとして活動していたメル。
メルは内心ヒーローの活動にも、学校での優等生を演じるのもうんざりしていた。
けれども期待を裏切ることが怖くてできないでいた。
そんな時、謎の人物が現れた。
ヒーローとして相対したメルは、その人物に捕まり──
https://www.alphapolis.co.jp/novel/616083338/335549912 (R-18)
のもしもの物語です。
文字数 3,731
最終更新日 2022.12.07
登録日 2022.12.06
もうじき結婚記念日。リケ女の真理子さんには選り取り見取りだったのに。
嫁の真理子さんシリーズの最終話です。
文字数 2,951
最終更新日 2022.12.07
登録日 2022.12.07