事件小説一覧
ある日、無実の罪でアルバイトをクビになった綿貫千春は、ひょんなことから小さな編集社の旅雑誌公式SNSプロジェクトを手伝うことに。
旅雑誌といえばキラキラしてワクワクして、見ているだけで幸せな気持ちになれる、はずなのに。
不運続きの千春にとって、他人のSNSなど微塵も興味がなく、いっそ消えてなくなればいいとさえ思っていた為、実際のところ全くもって熱が入らなかった。
それでも相棒となった記者の風月七緒は、千春の仕事ぶりを認め、取材で関わる全ての人に敬意を払い、どんなに小さな仕事に対しても真っ直ぐ、懸命に向き合う。そんな姿に千春は徐々に心を動かされていく。
彼らは行く先々で必ずトラブルに巻き込まれるが、千春はその度にその土地の人々の葛藤や迷いが、そしてその人たちにしか分からない愛や幸せがあることを知る。
自分にとっての幸せとは、SNSを見る人たちの日常の喜びとは、全ての人にとってのこの世界とは、一体何なのか。
人生一度目の壁にぶつかる若き青年と、人類全ての幸福を願う文系ヒーローの熱くもあたたかい物語。
SNSを通して本当の幸せを見つけたいあなたへ、心からの愛を込めて。
文字数 20,424
最終更新日 2024.05.21
登録日 2024.05.18
シセロの街では貴族だけを狙う猟奇殺人が続いていた。
令嬢ソラナも襲われ、左目を奪われた。
重症を負い、長い期間意識を失っていた。
半年後に目を覚まし、有名な医者である貴族クィントゥスと出会う。
彼は右目を奪われていた。
同じ境遇であることを認識した二人は、力を合わせて犯人を捜索。
犯人を探すべく奔走する。
文字数 6,318
最終更新日 2024.05.21
登録日 2024.05.13
──意地っ張りで不器用な私の想いに気づいて。
私には動物たちの声が聞こえる。
今日も救いを求めてやってきた動物たちの怪我や病気におまじないを掛けて治してあげる。
「痛いの痛いの飛んでゆけ」
おまじない1つで皆元気になるんだ。
ドキドキしながら入学した魔法魔術学校で、私は彼と出会った。
動物たちは素直に心を伝えてくれるのに、あなたは何を考えてるかまるで分からない。
──ねぇ、私の心に気づいているの?
◇◆◇
拙作、太陽のデイジーの数年後の話。
前作と今作の登場人物たちはあまり関係ありません。
前作を読まなくても楽しめるように描いておりますが、太陽のデイジーをお読みくださったほうが世界観がわかりやすいかと思います。
無断転載転用禁止。
Do not repost.
文字数 8,915
最終更新日 2024.05.20
登録日 2024.05.16
2XXX年、多国籍民が増えたことによる犯罪の凶悪化と警察職員の激減を危惧した警察庁は、より効率的な検挙活動と平和維持活動のために時間を巻き戻す装置を某ベンチャー企業と協力して制作。
実践配備前に警視庁地域部地域総務課にある『遊撃特別警ら隊』に試験運用を兼ねて配備した。
――そして、彼らの戦いが幕を開ける。
文字数 6,434
最終更新日 2024.05.20
登録日 2024.05.20
文字数 1,327
最終更新日 2024.05.20
登録日 2024.05.20
大文字伝子の従妹、南部総子は、ひょんな事から、探偵とEITO大阪支部のEITOエンジェルの「2足の草鞋」を履くことになった。
文字数 239,739
最終更新日 2024.05.19
登録日 2024.02.03
時は令和、ハンドルネーム「アップル」は、スポンサーの依頼に応じ、研究中のチート技術を駆使し、様々な現場をのぞき見する「のぞき屋」だ。さらに、ネットで配信することで生計を立て、犯罪者にざまぁしている。しかし、一人での仕事に限界を感じていた時……(全2話完結)
文字数 4,261
最終更新日 2024.05.18
登録日 2024.05.17
恨む相手を、ネットで晒し、社会的制裁を加えるサラシ屋に舞い込む事件は……
前作と繋がりはありますが、独立して読めます。
前作『サラシ屋0』はこちら。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/531799678/181860727
文字数 40,919
最終更新日 2024.05.16
登録日 2024.05.03
文字数 1,070
最終更新日 2024.05.12
登録日 2024.05.12
文字数 13,708
最終更新日 2024.05.12
登録日 2024.05.07
・絶世の美貌で探偵を自称する高校生、桐木純架。しかし彼は重度の奇行癖の持ち主だった! 相棒・朱雀楼路は彼に振り回されつつ毎日を過ごす。
そんな二人の前に立ち塞がる数々の謎。
血の涙を流す肖像画、何者かに折られるチョーク、喫茶店で奇怪な行動を示す老人……。
新感覚学園ミステリ風コメディ、ここに開幕。
『小説家になろう』でも公開されています――が、検索除外設定です。
文字数 535,431
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.02.18
怪盗稼業を引き継いだばかりの『フローライト』は、三度目の失敗でついに心が折れた。
相棒のアウィン(猫)が気分転換に提案したのは、美術館がひしめく『アシャンゴラ・ビ・アゲート』へ息抜きがてら行くことに。
連日ここに届く予告状の多さと連日逮捕される同業者に、警官になった方が張り合いのある生活が遅れるのではと本末転倒な考えに至る。
アシャンゴラ・ビ・アゲートの警官になるフローライトだったが、まさかのここに来たばかりのラミナ・クロスフィードの元に配属されてしまった。
『深海の星』の所持者の死の謎を突き止めるため捜査に加わることに。
その事件を刑事と元怪盗のコンビが追っていく――。
※コメディ要素多めの短編の予定です。
※念のため『残酷な描写あり』にチェックしていますが、第一話以上のことはないかと思います。
文字数 52,433
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.06
東京都世田谷区野毛の閑静な住宅地の中に、あるワンルームマンションが存在する。
1990年代初頭に建てられた二階建てのこじんまりとしたそのマンションは、最寄りの駅から徒歩9分、コンビニや郵便局にも近くて家賃も5万円台とリーズナブル。都内でありながら落ち着いた生活ができ、大学生が住むにはうってつけの環境だ。
だが、このマンションが建ってほどない頃の今からちょうど30年前、二階の203号室で凄惨な殺人事件が起きていた。
殺されたのは、卒業を目前に控えた大学生。長年の夢の実現に一歩踏み出そうとしていた矢先の無念の死であった。
そして彼の夢と命を奪ったのは何の役にも立たないばかりか社会に害ばかり与えてきたゴミのようなカップルだった。
文字数 7,701
最終更新日 2024.04.06
登録日 2024.04.06
彼女は今年大学を卒業して横浜湾岸警察署の婦警さんに任命された。
婦警さんになりたてほやほや。
男勝りな彼女は本当は刑事になりたいって思っている。
美人というよりは、どっちかって言うと可愛い系。
ただ性格が・・・おてんば、慌て者、早とちり、自覚がない、マイペース、
人の言うことを無視する傾向にある。
あと、人一倍好奇心旺盛、怖いもの知らず・・・。
そして合気道初段。
だから、事件の匂いがすると好奇心の虫が騒いで我慢できなくなる。
捜査一課の先輩を差し置いて事件に首をつっこむ。
事件って聞けばじっとなんかしていられない。
文字数 6,046
最終更新日 2024.04.04
登録日 2024.04.04
事務所の名前は「たそがれ探偵事務所」
俺は自分の「神楽(しがらき)」って苗字をとって単純に事務所の名前を「しがらき探偵事務所」ってつけたんだが、ダチや知り合いからウダツのあがらない、いつ潰れてしまうかも分からない探偵事務所だからって、まるで夕日が沈んでいくように明日はもしかしたら日は昇らない
かもしれないって理由から「たそがれ探偵事務所」って、いつの頃からか呼ばれるようになった。
そんな俺は三十路の中年?男・・・自分じゃ30って数字はまだ中年だとは思ってないけどな。
俺はある日、夜中に立ち寄ったコンビニで、ひとりの金髪ギャルと出会うことになる。
その金髪ギャルの名前は「花咲 鈴蘭」(はなさき すずらん)
普通ならコンビニにタムロしてるギャルなんかスルーするところなんだけど、よせばいいのに
俺はつい、その子に声をかけてしまったんだ。
中年男がギャルに声をかけるなんて変態って思われるのがオチなのに・・。
結局それがきっかけで俺は、その金髪ギャルとパートナーとして組むことになった。
彼女は俺のことをヨーちゃんと呼び、俺は彼女のことをズズと呼ぶ。
文字数 29,540
最終更新日 2024.04.04
登録日 2024.04.02
将来がかかったピアノコンクール目前に、世界一幸福な養子と周りから羨まれる青年が失踪。
特定屋としてアングラサイトで活躍するサライ(18)は、失踪理由を探るように依頼を受ける。
依頼者は、イタリア一の富豪にして有名美術鑑定士のロレンツォ・ディ・メディチ(45)。
失踪したのは、彼の息子アンジェロ(18)だ。
かくゆうサライも、イタリア全土で起こっている修道士殺害事件の容疑者として、無実の罪で未成年収容所に収監されていた。
ロレンツォの依頼を断れば、長い囚人人生が待っている。
依頼を受ければ、権力者の駒にされる。
ロレンツォにフィレンツェの館に連れていかれたサライは、絨毯に引きずられた跡を見つける。
そして、絵だらけの不思議な部屋へと入り込む。
絶体絶命の中、サライの推理が始まる。
文字数 192,720
最終更新日 2024.04.03
登録日 2024.02.03
文字数 10,875
最終更新日 2024.03.30
登録日 2024.03.30
年齢四十歳。派手な柄シャツに、四六時中煙草の煙をふかす男。名を「金無 一千万(かねなし いちま)」
目つきと口の悪さ、更にその横柄な態度を目の当たりにすれば、誰も彼が「探偵」だとは思うまい。
本人ですら「探偵」だと名乗った事は一度もないのだから。
しかしそんな彼、金無一千万は不思議と事件を引寄せる星の元にでも生まれたのだろうか、彼の周りでは奇妙難解の事件が次々に起こる。
「金の存在が全て――」
何よりも「金」を愛する金無一千万は、その見た目とは対照的に、非凡な洞察力、観察力、推理力によって次々と事件を解決していく。その姿はまさに名探偵――。
だが、本人は一度も「探偵」と名乗った覚えはないのだ。
文字数 47,507
最終更新日 2024.03.08
登録日 2024.02.22
俺は無職であるが、空き巣を生業に生きてきた―。
悪い事をしていると自分に返ってくるんだと身に染みて分かった事が起こる!
彼が人生を真っ当にやり直そう!と思わせた部屋とは…?
何を見たのか…?
嫌な部屋の正体とは…?!
文字数 9,770
最終更新日 2024.03.05
登録日 2024.02.01
本州から離れた場所にひっそりと存在する孤島、那鵙島(なげきじま)。
そこに集められた、九人の男女。
その内の一人に依頼され、共に島へと向かった主人公、白沼 恭一とその妹白沼 マリネ。
誰もいない無人島へと招かれた彼らは、正体のわからない殺人鬼、〈CONVICT〉により次々と死体へと変えられていく。
脱出不能、通信不能の島の中で行われる、理解不能の皆殺しゲーム。
果たして、全員が断罪されてしまう前に犯人の正体を暴くことは可能なのか――?
‡登場人物‡
白沼 恭一 (24) 便利屋
白沼 マリネ (19) 恭一の妹・浪人生
絵馬 詩織 (26) 高校教師・恭一の友人
笠島 健次 (51) 映画評論家
美九佐 行典 (64) 音楽指揮者
花面 京華 (25) 心理カウンセラー
貴道 勇気 (58) 元料理長・料理評論家
伊藤 和義 (36) 部品製造業者
月見坂 葵 (26) 海外ボランティア団体会員
木ノ江 明日香 (33)医師
川辺 久 (65) 世話人
※この作品はフィクションです。登場する人物・団体・地名等は全て架空のものとなっています。
文字数 125,604
最終更新日 2024.03.04
登録日 2024.02.18
(あらすじ) 行方不明の妹を探していた縷希《ルキ》は「縷希くんが7人目で間違いないので、一緒に行きましょう。それに、僕らと居れば妹さんの居場所に辿りつけますよ」と蓮《レン》誘われた。見慣れた繁華街の喧騒を背に、初めての角を曲がった先には、見た目は普通、中身は異質なヒトたちが居て…
文字数 1,481
最終更新日 2024.02.28
登録日 2024.02.28
高校二年の楸(ひさぎ)蒼空(そら)は、他校で同年の幼馴染み、三枝(さえぐさ)日和(ひより)から夏休みの自由研究で双木三柱市(ふたきみつはしらし)で有名な四十二の都市伝説調査に誘われる。
半ば強引ながらも参加させられ、猛暑の中歩き回ることを想像して気が乗らない蒼空の元に、三枝日和が失踪した報せが入る。
神隠しのような日和の失踪を、都市伝説調査で参加していた日和の同級生・御堂(みどう)音奏(かなで)と探る最中、クラスメートの死の予言を聞いた蒼空の同級生・涼城(すずしろ)夏美(なつみ)と協力して調査することになる。
四十二の都市伝説に纏わる謎は、やがて蒼空を窮地に追い詰める。
【本作において】
本作は、以前エブリスタで投稿していた作品を加筆修正(加筆修正箇所はかなり多いです)したものです。物語の内容と結末は同じです。ご了承くださいませ。
文字数 128,418
最終更新日 2024.02.28
登録日 2024.02.07
現在から5年前に配信され、女性ファンを中心にブームとなったモバイルゲーム「ダークサイド・ストーリー」(通称ダクスト)
人気の絶頂だったにも関わらず、配信されてからわずか2年半でサービスは終了となり、原作者のイラストレーターも失踪
ファンの間ではさまざまな憶測が飛び交う、いわく付きの作品と化した
そして現在、そんなダクストのファンクラブでは、かつて熱心にプレイしていた20代〜40代までの女性ファンが、同人活動に励んでいた
一見、楽しそうに振る舞う彼女たちだが、実際は人に言えない事情があったり、オタク特有のトラブルに巻き込まれたりと苦悩は絶えない
そして、そんな些細なトラブルの積み重ねは、いつしか大きな事件に発展していく……
文字数 25,969
最終更新日 2024.02.25
登録日 2022.02.28
文字数 65,597
最終更新日 2024.02.24
登録日 2023.03.12
殺人現場に残された、四十二本のカッターナイフと殺人犯Xからの手紙――
安曇学園の体育倉庫にて殺された体育教師、永谷。
現場に残されていたカッターはすべて『X』の赤文字が描かれていた。
遺体の横に残されていたのは、学園専門殺人犯Xを名乗る人物からの奇妙な手紙。
『私はこの学校の人間です。
私はこの学校の人間です。
何度も申し上げますが、私はこの学校の人間です』……
さらにXからの手紙はその後も届く。
生徒会長の七原京は、幼馴染にして副会長の高千穂翠と事件解決に乗り出すが、事件は思いがけない方向へ。
学生によって発見されたXの手紙は、SNSによって全校生徒が共有し、学園の平和は破られていく。
永谷殺害事件の真相は。
そして手紙を届ける殺人犯Xの正体と思惑は――
文字数 101,012
最終更新日 2024.02.17
登録日 2024.02.03