シリアス小説一覧
風で華ビラが舞い 星が流れる夜 二人は生まれた
時代時代に時折現れる、身体の何処にも鬼の紋様を持たない純白の角の鬼
ソレは〝かつての災厄〟から鬼達を結界で護り、鬼だけの世界を創った
彼らはソレを代々神と崇めていた
人間と鬼が分かたれる事となった今、鬼だけの世界で
歌姫にして武術に優れた乙女――夜亜芽(よつめ)、鬼としての角を持つ何者にも関心を持たない少年――現(うつつ)
二人が星を回す時、この世界に何が起こるのだろうか?
色によって階級が生まれたここで
人間に惨殺される〝かつての災厄〟から無くなった世界で
彼らの〝生きる物語〟が、今始まる――
風華鬼伝承(カザハナオニデンショウ)
ソレは夜亜芽と現(うつつ)が紡ぐ、華舞う伝承歌
二人は、知らなかった〝愛〟を知る――
文字数 4,493
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.05.03
表紙イラストは【ぬか。】様に制作いただきました。
《あらすじ》
〜決意の弱さは幸か不幸か〜
社会人七年目の渚琉志(なぎさりゅうじ)には、同い年の相沢悠透(あいざわゆうと)という恋人がいる。
二人は大学で琉志が発情してしまったことをきっかけに距離を深めて行った。琉志はその出会いに"運命の人"だと感じ、二人が恋に落ちるには時間など必要なかった。
付き合って八年経つ二人は、お互いに不安なことも増えて行った。それは、お互いがオメガだったからである。
苦労することを分かっていて付き合ったはずなのに、社会に出ると現実を知っていく日々だった。
歳を重ねるにつれ、将来への心配ばかりが募る。二人はやがて、すれ違いばかりになり、関係は悪い方向へ向かっていった。
そんな中、琉志の"運命の番"が現れる。二人にとっては最悪の事態。それでも愛する気持ちは同じかと思ったが…
"運命の人"と"運命の番"。
お互いが幸せになるために、二人が選択した運命は──
《登場人物》
◯渚琉志(なぎさりゅうじ)…社会人七年目の28歳。10月16日生まれ。身長176cm。
自分がオメガであることで、他人に迷惑をかけないように生きてきた。
◯相沢悠透(あいざわゆうと)…同じく社会人七年目の28歳。10月29日生まれ。身長178cm。
アルファだと偽って生きてきた。
文字数 45,933
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.04.06
時は八百二十五年。西に位置する国、欒国に白 春月という者がいる。その者は霊力を使い、隠妖老師の手によって召喚された邪物と日々戦ってきた。そんなとき、青 鳳珠と名乗る少年と出逢った。春月は鳳珠と共に戦っていくうちに、鳳珠に惹かれていき…?
文字数 13,733
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.05.01
新宿三丁目ちかくで行き倒れていたウリ専と思われる青年を拾ったゲイの医師、一宮高弘は即座にその薬物中毒を見抜いて警察を呼ぼうとしたが「オレを、買ってよ」と懇願される。ひとまず保護化に置き様子を見て違法性はないと判断し、そのまま解放するつもりだったところ「何でもするよ、オレ」との言葉にほだされて性奴隷契約を条件に同居を許可することに。
仕事の紹介ほか、いろいろと彼の面倒を見ることになる高弘は、やがて思いのほか深い闇を抱える青年の真相を知ることになる。これはその青年と高弘の、お互いの救済の物語。
※時間軸としては、過去にあったことをだんだん掘り下げていく形をとっています。よくわからないところは一応、伏線として最後には回収されるのでお付き合いいただけると嬉しいです。
※一部に虐待表現を含みます。
※ムーンライトノベルズにも同内容で掲載しています。
文字数 50,443
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.05.10
あらすじ
3年間の修行を終えて帰ってきたお屋敷。
大らかなご当主様、優しいお姉ちゃん、口うるさい運転手。
新しい仲間も増えて、ずっとこの生活が続く――そう思ってた。
小説家になろう、エブリスタでも投稿しています。
また本作品は共同制作したものになります。
※現在不定期更新となっております。(令和6年5月)
文字数 74,751
最終更新日 2024.05.11
登録日 2023.08.05
蒼空風刃と、その兄の蒼空嵐刃は背中に翼を持ち、風を操る力を有していた。
普通の人間に戻る事を望む2人は、願いを叶えてくれる宝石の存在を知ると、これを求めて仲間達と共に旅に出る。
その決断は、彼らを『普通』とは縁遠い戦いへと誘うのだった。
※小説家になろう、カクヨム、作者の雑記ブログ『暇人の独り言』(http://fanblogs.jp/holiday365/)でも掲載しております。
また、本作は所謂「小説の作法」を数々破っております。見辛いという方は、お見捨て下さい。
文字数 124,946
最終更新日 2024.05.11
登録日 2022.02.13
突然通り魔に殺されたと思ったら望んでもないのに記憶を持ったまま転生してしまう主人公。転生したは良いが見目が怪しいと実親に捨てられて、代わりにその怪しい見た目から宗教の教徒を名乗る人たちに拾ってもらう。
そこには自分と同い年で、神の子と崇められる兄がいた。
自分ははっきりと神の子なんかじゃないと拒否したので助かったが、兄は大人たちの期待に応えようと頑張っている。
そんな兄に気を遣っていたら、いつのまにやらかなり溺愛、執着されていたお話。
小説家になろう様でも投稿しています。
勝手ながら、タイトルとあらすじなんか違うなと思ってちょっと変えました。
文字数 101,393
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.04.01
”厄災”と呼ばれていた龍達に支配されていた世界。
とある勇者一行により龍達は倒され、世界は平和を取り戻すことが出来た。
月日は流れ、世界を救った英雄と呼ばれる勇者の仲間の一人
白魔法師の魔獣"カペラ"は、旅の道中、戦地で亡くなった故人の遺品を取りに行き、身内や家族といった親しかった人物に荷物を届ける。
[スターキャリアー]と呼ばれる仕事を熟していた。
いつもの様に依頼を受けるカペラ。
その依頼は曰く付きの依頼だったが徐々に事態は大きくなり始め、カペラの運命を大きく変える事となるのでした。
かつての仲間との再会、別れ。新たな出会いと新たな旅。
愛されたかった英雄、カペラ。そんな彼女の出会いを通じて成長する物語です。
文字数 73,198
最終更新日 2024.05.11
登録日 2023.12.25
人生最良の日になるはずだった俺は、運命の無慈悲な采配により異世界へと落ちてしまった。
地球に戻りたいのに戻れない。狼モドキな人間と地球人が助けてくれたけど勇者なんて呼ばれて……てか他にも勇者候補がいるなら俺いらないじゃん。
やっとデートまでこぎつけたのに、三年間の努力が水の泡。それにこんな化け物が出てくるとか聞いてないし。
あれ?でも……俺、ここを知ってる?え?へ?どうして俺の記憶通りになったんだ?未来予知?まさかそんなはずはない。でもじゃあ何で俺はこれから起きる事を知ってるんだ?
努力の優等生である中学3年の主人公が何故か異世界に行ってしまい、何故か勇者と呼ばれてしまう。何故か言葉を理解できるし、何故かこれから良くないことが起こるって知っている。
事件に巻き込まれながらも地球に返る為、異世界でできた友人たちの為に、頑張って怪物に立ち向かう。これは中学男子学生が愛のために頑張る恋愛冒険ファンタジーです。
第一章【冬に咲く花】は完結してます。
他のサイトに掲載しているのを、少し書き直して転載してます。若干GL・BL要素がありますが、GL・BLではありません。前半は恋愛色薄めで、ヒロインがヒロインらしくなるのは後半からです。主人公の覚醒?はゆっくり目で、徐々にといった具合です。
*印の箇所は、やや表現がきわどくなっています。ご注意ください。
文字数 407,349
最終更新日 2024.05.11
登録日 2022.05.06
油絵の具で汚れたボートを湖にひっそりと浮かべ、その上で19歳の彼は死んだ。それは自殺だった。
恵まれたはずの彼が自殺した理由を求めて訪れた避暑地の別荘で、私は左手の薬指がないパン食動物の女の子と出会い、絵狂いだった彼との記憶を小説に書き起こしていく。
世界で最も嫌われた画家、右寄りの女教師、悪態つきの少女V、眼つきが悪い蛇坊主、痛みを忘れた幽霊くん、個人売春のワンコインばばぁ、片想いする焼肉屋の乙女、堅物の本官くん、盲目の天才画家、そして芸術の悪魔。そんな奴らと彼は戦う。
※暴力表現や性描写が含まれるため、苦手な方はご注意ください。
文字数 148,611
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.02.25
もしも中世ファンタジー世界に、戦国から薩摩の少年が召喚されてしまったら--?
言葉も文化も何ひとつわからないまま漂う異世界。
それでも少年は示現流の剣を頼りに、学校を、戦場を所狭しと駆け巡る。
やがてそれはこの異世界の勢力図を動かすことにもなってゆき--。
これはそんな少年の成長を描いた、サツマ・ミーツ・ガールの物語。
(※この物語での薩摩弁は、決して監修を受けた正確なものではありません)
【第一章 士官学校編】
ここは、戦火絶えない剣と魔法の世界。
偶然立ち寄った遺跡で盗賊の手から少女を救ったのは、サツマから来たという異国の少年だった。
まともに言葉も通じない少年の教育を兼ね、少女は彼を従者として士官学校へ同行することにする。
学生との一騎打ちや模擬戦で名を馳せていく少年。
波乱に溢れた学校生活が幕を開ける。
【第二章 アルレーン防衛戦編】
突如として降って湧いた隣国からの宣戦布告に動揺を隠せない西方寮の学生たち。
盟主の息子バスティアンは、戦地に赴くことを皆に告げる。
少年と少女もまた彼に従うことを決め、志願した学生ともども西方都オルレンラントを目指すことに。
しかし戦火は彼らの予想よりも早く広がっていた。
想定外の戦争に彼らは巻き込まれて行く--。
文字数 147,801
最終更新日 2024.05.10
登録日 2024.02.23
姉は聖女として崇められていた。
人に崇められとても信仰深く民草にも優しい素晴らしき聖女。
それが姉の聖女としての顔。
本当の姉の顔は異なる。
本当の聖者の弟を酷く虐める性悪名な女である。
そんな性悪な姉に虐められる聖者の幸福になる為のお話。
文字数 7,130
最終更新日 2024.05.10
登録日 2024.05.08
膵臓癌を宣告された。なかなか正面から受け止めるのは辛い。が、当然、そのことしか考えられない。
煮詰まりそうな中で、ふと、自分の状況や思いを短歌にしてみることを思いつく。
定型表現に加工しようとする中で、少しは冷静に、客観的に、自分を見る目を持てるのではないかと。
短歌の作歌経験は特になく、自作のレベルがどの程度かは分からない。まぁ、高いということは無いだろう。
しかし、癌闘病というシチュエーションと同時に提示されることで、定型詩の芸術性とはまた別に、ノンフィクションに通じる文学的な価値が生じるのではないか、というのが、このような形で作品を公開しようと考えた理由である。
宣告は8月で、そこからぽつぽつと作歌し、一部は他社サイトでも発表しているのでストックがあるが、以降の更新は完全に不定期。
いつかエタる。
文字数 11,024
最終更新日 2024.05.10
登録日 2023.10.16
精霊の加護により魔法の使える世界。
闇のモノと日々対立する中で突如、黒い霧が発生する事件が起こっていた。
神出鬼没な上、原因も不明。そこから異形の怪物も現れ世間を騒がせていた。
ガンガルド王国に住む青年ヴァンは、幼き頃両親を亡くし自身の打ち明けられない秘密から孤独な思いで生きてきた。そんな彼の唯一の拠り所は友人二人であった。
生きる事に意味を見出せないまま霧から現れる異形の討伐、調査の為に作られた小隊の隊長に任命され勤めを果たしている。
原因究明の先、一人の騎士と出会うことになる。その出会いが彼の運命を大きく変える。
ファリュウス神聖国で騎士長を務める一人の騎士アドニール。自身の力により国で崇められる存在のアドニールは、訳あって男と偽っていた。そんな彼女には一つ楽しみにしている事があった。それは一人の青年にいつか会う事。その思いが叶った時、彼女の運命も大きく変わる。
二人の思いと運命が交差する愛の物語。
※作中は残酷描写、暴力描写が含まれますのでご注意下さい。
※◆がついている話は挿絵が載ってます。
文字数 337,297
最終更新日 2024.05.10
登録日 2022.11.09
サンクホルム国の王子のジェイドは、
父王の護衛騎士であるダリルに憧れていたけど、
ある日偶然に自分の護衛にと推す父王に反する声を聞いてしまう。
それ以来ずっと嫌われていると思っていた王子だったが少しずつ打ち解けて
いつかはそれが愛に変わっていることに気付いた。
それと同時に何故父王が最強の自身の護衛を自分につけたのか理解す時が来る。
王家はある者に裏切りにより、
無惨にもその策に敗れてしまう。
剣が苦手でずっと魔法の研究をしていた王子は、
責めて騎士だけは助けようと、
刃にかかる寸前の所でとうの昔に失ったとされる
時戻しの術をかけるが…
文字数 524,652
最終更新日 2024.05.10
登録日 2023.10.24
武闘派ヤクザ×失声症の青年/中編
【すれ違い、切なめ/シリアス/腹黒/一途/失声症/冷酷組長攻め/体格差/年の差/不器用】
ある事がきっかけで、言葉を紡げなくなってしまった青年。
そんな青年を、抱き人形として傍に置いている武闘派の組長、嘉島。
横暴で傲慢で、そして見栄を張る嘉島は己の想いを口にする事など出来ず、青年もまた、本心を決して明かそうとはしない。
想いを伝えられず、すれ違うままの二人。
・ストーリー特に重視。暴力描写有り。
・2005.2.16完結の作品を加筆修正。
完結 / 2006.12.16~2007.10.20
文字数 2,954
最終更新日 2024.05.10
登録日 2024.04.09
高校生・九条鏡佑は、夏休み目前に部屋のエアコンが壊れ新しいエアコン代を稼ぐため、短期アルバイト面接の日々を送っていたが、不採用の連続で頭を抱えていたところ家の近所にある骨董品店の求人広告を発見する。だが軽い気持ちで面接を決意した瞬間から、少年の日常は一変する。
異世界から飛ばされてきた謎の異能力集団や地球の陰陽師たちに、平穏な少年の日々は振り回されドンチャン騒ぎの毎日が始まるのだった。
そして九条鏡佑も【リザルト・キャンセラー】という、たとえ神の力でも殺されない『自分が死んだ結果を取り消す』異能の力を手に入れるのだが、この能力には大きな弱点があるのだった……。
現実を疑え!
感じたモノを信じろ!
フィクションは、現実よりも「真実」だ!
※この小説は、カクヨムと小説家になろうでも同時掲載中です。
文字数 303,301
最終更新日 2024.05.08
登録日 2024.04.14
ウトージャ国とシビリア国との間で起きた戦争の最前線にいる、シビリアのヒーラー(「癒し手」という医療従事者)・アッシュは、出自はウトージャだった。シビリアの猛将ゴリュー将軍に拾われて、敵国でヒーラーとして生きるアッシュのお話。受けの過去が不憫ですが、未来は溺愛予定。元美形王子×不憫受け。他のサイトにも投稿しています。ふんわり異世界設定。
文字数 25,310
最終更新日 2024.05.08
登録日 2024.04.17
とある冒険者ギルドにて。
八歳くらいの少年が、他の冒険者たちに「パーティーを組んで欲しい」と頼んでは断られる、という事を繰り返していた。
そんな彼に、二人の男が話し掛けた。
男たちは、少年とパーティーを組む、と言った。
礼を言う少年。
だが、男たちは、〝仲間殺し〟として悪名を馳せる冒険者たちだった。
(※諸事情により、39話以降は、ルビは振ってありません。
大変恐縮ですが、予めご了承いただけますと幸いです)
文字数 161,796
最終更新日 2024.05.08
登録日 2022.05.18
思いついたままに適当にゆるーく書くショートショート集です。
性癖描写はあったりなかったりします。
BLだったりNLだったり色々。まあ一応カテゴリはBLにしときます。
文字数 145,961
最終更新日 2024.05.07
登録日 2023.07.17
王立学園の卒業式で公爵令嬢のシェリルは、王太子であり婚約者であるギデオンに婚約破棄を言い渡される。
ギデオンには学園で知り合った恋人の男爵令嬢ミーシャがいるのだ。
幼い頃からギデオンを想っていたシェリルだったが、ギデオンの覚悟を知って身を引こうと考える。
両親の愛情を受けられずに育ったギデオンは、人一倍愛情を求めているのだ。
だけどミーシャはシェリルが思っていたような人物ではないようで……。
タグにも入れましたが、主人公カップル(本当に主人公かも怪しい)は元サヤです。
すっごく暗い話になりそうなので、プロローグに救いを入れました。
一章からの話でなぜそうなったのか過程を書いていきます。
メインになるのは親世代かと。
※子どもに関するセンシティブな内容が含まれます。
苦手な方はご自衛ください。
※タイトルが途中で変わる可能性があります<(_ _)>
文字数 173,444
最終更新日 2024.05.06
登録日 2022.09.18
リーズリー公爵家の娘、リズレイン・リーズリーは結婚式を目前に控えたある日、婚約者のヴェートルに殺害された。どうやらリズは『悪魔の儀式』の生贄にされるらしい。
──信じていたのに。愛していたのに。
最愛の婚約者に裏切られ、絶望を抱えたリズは、気がつくと自分が殺される一年前に戻っていた。
(今度こそあんな悲壮な死は迎えたくない)
大好きだった婚約者に裏切られ、殺され。苦しさの中、彼女は考えた。
なぜ、彼は自分を殺したのだろう、と。
リズは巻き戻った人生で、真実を探すことにした。
彼と、決別するために。
*完結まで書き終え済
文字数 151,445
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.02.07
始まりの舞台、【暗闇の森】。この森は危険とされているため、立ち入る人間は誰もいない。なぜなら、人が恐れる存在、魔獣と呼ばれる生き物が棲んでいるからだ。しかし、暗闇の森という名前とは裏腹に、澄んだ空気や水が流れ、朝は日に照らされてきらめく草木や花々が広がる、そんな自然豊かな場所でもある。
そんな森に暮らすただ一人の少女、レイ。彼女は幼い頃に、とある力を持って生まれたために、この森に捨てられてしまう。その力とは、聖獣や妖精、魔獣などの人ではない者の言葉が聴こえるというものだった。
しかし、彼女はこの力のおかげで、森に棲む生き物たちと関係が築け、彼らから森での生き方を教わり、彼女は今もこの森で暮らしている。
そんな彼女が、新たな出会いをきっかけに、世界を広げ、成長していく物語が今、始まるー
文字数 58,492
最終更新日 2024.05.05
登録日 2022.11.23
第1章、87話(48万文字程度)5月5日まで毎日19:00連続更新です。
地球とは違う異世界。まったく見知らぬ異世界に飛ばされてしまったある男が宇宙船の人工頭脳や自動機械たちと協力し、新たな国を作って異世界人に対抗し始める。
最初は慎重に動いていた男だったが、徐々に世界の表舞台へ立たざるを得なくなっていき――。
※冒頭部分でSF的な描写があり、SF要素も随所に出てきますが、土台となる部分は王道系の異世界ファンタジーだと思って読んでください。
一部地球の文明や法則を参考にしていますが、主人公が元居た世界は地球という名前のパラレルワールドです。食文化が現時点のものであるにもかかわらず、宇宙船や機械の技術が異様に発展していたり物理法則がおかしかったりしますので、あくまでパラレルワールドの出来事としてお読みください。
「BEYOND A WORLD」という題名の冠詞が「A」なのも、パラレルワールド的考えで複数世界が存在するという設定からです。
ところどころ、うんちく臭い説明がありますがAIが味方だったり現代から何百年後の主人公という設定に説得力をもたせるためなので何卒ご理解ください。
文字数 483,475
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.02.09
悪魔の国《ディークリード》の番人は淫魔だ。
いつものように悪魔の国に入った人間を食べていると、不思議な青年がやって来た。その青年はまさかの勇者で、悪魔を滅ぼす存在。しかし2人は何故か協力関係になり、悪魔と人間の中立となって敵対関係を終わらせようとする。
中立となる為に共に過ごすに連れ2人は互いに惹かれて行くが、出会った経緯から想いはすれ違ってしまい………
・ミカ(美華)
受け。チート級の能力と簡単に死ぬことのない体を持つ。悪魔からも『化け物』と呼ばれるほどで、単身で一国の番人の任を受ける。サキュバスであり、他人の体液から魔力を回復する特性を持つ。何か大きな秘密を抱えてるようで………?
・イオリ(伊織)
攻め。異世界から召喚された勇者。常に冷静を装っている。強い共感能力を持ち、魔法は不得意だが戦闘に秀でている。今まで人と関わる事が少なかったせいか、人付き合いや誰かの愛し方も不器用。目的の為に手段を選ばない冷酷さも併せ持つ。
文字数 229,260
最終更新日 2024.05.05
登録日 2023.12.24
某ロボットアニメの最推しが死んだ夜、腐男子高校生の春日井亮太(かすがい・りょうた)は異世界に転生した。なぜか推定五歳の幼児になっている自分の目の前に、「魔王」と「勇者」を名乗る推しカプのそっくりさんが現れる。これが自分の都合のいい夢であると思い込んだ亮太は、一番近くで推しカプのいちゃいちゃを見たいという欲望のため、何としてでも彼らの子どもになろうと決意するのだがーー。
絶対に譲れない腐男子魂を燃やし、
推しカプの中心でショタがさけぶ。
「ぼくはパパとママと一緒にいたいです!」
はたして春日井亮太は、二人の『かすがい』となれるのか?
ちょっと変わった「魔王と勇者」のシステムが存在する現代的で近未来的な世界を舞台に、魔王と勇者と腐男子ショタというおかしな家族が大暴れする(バトルもあってシリアスもたまにあるしBLネタも挟むけど基本的には全部『愛』の)日常系ほのぼのコメディ!
【週二回の不定期更新予定】
文字数 80,390
最終更新日 2024.05.05
登録日 2023.08.04
文字数 305,265
最終更新日 2024.05.05
登録日 2023.07.25
玩具メーカーに勤める田所雄一郎は、家族の中で孤立していた。
妻の岬はパート先のファミレスの店長と不倫中、娘の渚は雄一郎を無視。愛犬の柴犬、パトラッシュだけがたった一匹の相棒だった。
そんなある日、中学の時に蒸発した父親、榮太郎の遺産相続の話が舞い込んで来る。亡父の残してくれた都心にある豪邸でシェアハウスを始める雄一郎とその家族たち。「他人のような家族」と「家族のような他人」。家族のあり方を考える、泣けるシリアス・コメディです。
文字数 46,391
最終更新日 2024.05.04
登録日 2024.03.21