奴隷医の奴隷。
新宿三丁目ちかくで行き倒れていた「ウリ専」と思われる青年を拾ったゲイの医師、一宮高弘はすぐにその薬物中毒を見抜いて警察を呼ぼうとしたが、その青年に「オレを、買ってよ」と懇願される。
ひとまず一晩を保護下に置き様子を見たうえで、その青年の使用する薬物は病院で処方されたもので違法性はないと判断したためそのまま解放するつもりだったところ「何でもするよ、オレ」との言葉にほだされて、なぜか性奴隷契約を条件に同居を許可することになった。
仕事の紹介のほか、いろいろと彼の面倒を見ることになる高弘は、やがて思いのほか深い闇を抱える青年の過去と真相を知ることになる。これはその青年と高弘の、ふたりの救済の物語。
※時間軸としては、過去にあったことをだんだん掘り下げていく形をとっています。よくわからないところは一応、伏線として最後には回収されるのでお付き合いいただけると嬉しいです。
※一部に虐待表現を含みます。注意してください。
ひとまず一晩を保護下に置き様子を見たうえで、その青年の使用する薬物は病院で処方されたもので違法性はないと判断したためそのまま解放するつもりだったところ「何でもするよ、オレ」との言葉にほだされて、なぜか性奴隷契約を条件に同居を許可することになった。
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