恋愛 すれ違い小説一覧
伯爵令嬢のリリア・マグノアは一冊の恋愛小説に出会ったことで辺境伯のサイラスに一目惚れしていた事実を自覚する。
婚約者のいる貴族令嬢の身分では懸想することさえも許されないと考えたリリアは、自身の身分まで捨て去って恋に生きることに!
辺境伯領であるチェスタという街までやってきたリリアは騎士団長のルジェと出会い、親切にしてもらう。そしてついにサイラスと再会を果たすリリアだったが、サイラスの態度は冷ややかだった。諦められないリリアはサイラスとの距離を埋めようとするが……。
やがて婚約者である王太子までリリアの元に駆けつけ!?
加えてリリアに優しくしてくれたルジェの様子もおかしく、リリアの恋の行方はどうなるのか!?
辺境伯、王太子、騎士団長×恋に生きる伯爵令嬢
文字数 17,931
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.03
ちょっとした、しかし致命的な手違いから同棲が始まった二人の男女。
田舎から大学に通うために東京に出てきた女子大生・篠築(しのつき)嵐(らん)。
オリジナルのランタンを制作し、いつかそれを本業にしようと夢を追う青年・露繁(つゆしげ)灯理(とうり)。
勘違いからの生活を、二人はお互いをよく知りながらも、ぎこちなく始めた。
しかし、灯理が嵐に預けたとあるランタンが二人に思いもよらないハプニングをもたらす。
文字数 278,595
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.02.03
異世界恋愛の短編集。
概ねハッピーエンド。
ごく稀にビターエンド。
たまに人が死にますが、大体平和。
※他サイト掲載まとめ
文字数 62,032
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.18
ジスカールという国で、雑草の中の雑草と呼ばれる花が咲いていた。その国でしか咲くことがない花として有名だが、他国の者たちはその花を世界で一番美しい花と呼んでいた。それすらジスカールの多くの者は馬鹿にし続けていた。
その花にまつわる話がまことしやかに囁かれるようになったが、その真実を知っている者は殆どいなかった。
そんな花に囲まれながら、家族に冷遇されて育った女の子がいた。彼女の名前はリュシエンヌ・エヴル。伯爵家に生まれながらも、妹のわがままに振り回され、そんな妹ばかりを甘やかす両親。更には、婚約者や周りに誤解され、勘違いされ、味方になってくれる人が側にいなくなってしまったことで、散々な目にあい続けて心が壊れてしまう。
その頃には、花のことも、自分の好きな色も、何もかも思い出せなくなってしまっていたが、それに気づいた時には、リュシエンヌは養子先にいた。
そこからリュシエンヌの運命が大きく回り出すことになるとは、本人は思ってもみなかった。
文字数 69,879
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.03.16
残念な姉と最年少でクラベル国から留学することになるような優秀な兄をもつ侯爵家の次女として生まれたルシア・エンリケス。
そんな彼女が一目惚れしたと思っていたら、それがどうやら一回り近く歳の離れた姉のやっとできた婚約者だったようだ。
ルシアは、自分だけの王子様だと勘違いしたことで、自分と別の記憶がいりまじることになり、前世を思い出すことになるのだが……。
文字数 77,728
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.03.23
二年前に婚約したばかりの幼馴染から突然、婚約破棄を受けたイベリア。
愛しすぎたが故の婚約破棄。なんとか笑顔でありがとうと告げ、別れを終えた二日後、イベリアは求婚される。相手は自国の貴族でも隣国の王子でもなく、隣の大陸に存在する大帝国テロスを統べる若き皇帝ファーディナンド・キルヒシュ。
婚約破棄の現場を見ており、幼馴染に見せた笑顔に一目惚れしたと突然家を訪ねてきた皇帝の求婚に戸惑いながらもイベリアは彼と結婚することにした。耳が聞こえない障害を理解した上での求婚だったからイベリスも両親も安心していた。
伯爵令嬢である自分が帝国に嫁ぐというのは不安もあったが、彼との明るい未来を想像していた。しかし、結婚してから事態は更に一変する。城の至る所に飾られたイベリアそっくりの女性の肖像画や写真に不気味さを感じ、服や装飾品など全て前皇妃の物を着用させられる。
自分という人間がまるで他人になるよう矯正されている感覚を覚える日々。優しさと甘さを注いでくれるはずだったファーディナンドへの不信感を抱えていたある日、イベリアは知ることになる。ファーディナンドが亡き妻の魂を降ろそうとしていること。瓜二つの自分がその器として求婚されたことを。
知られていないと思っている皇帝と、彼の計画を知りながらも妻でいることを決めた少女の行く末は──……
文字数 2,972
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.09
格式高い帝都に住む奴隷であったフリージアは主人の身代わりとなって蛮族の代表とも言えるゲルテンの王の元に嫁ぐことになった。生活も外見も体格も格式も何もかも違うゲルテンの王からは粗野粗雑に扱われフリージアは歓迎されぬ愛されていない妻と知る…
それでも仕える事には慣れている奴隷の身のフリージアは両国の安寧のためにゲルテンの地に留まり少しずつ王に歩み寄ろうかと試みた。そんな折、ゲルテンの地は戦乱に飲み込まれてしまう…
親しい者に裏切られたフリージアはその戦乱の最中にゲルテンの王の愛情を感じていくのだった。
文字数 16,249
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.05
病弱に生まれてきたことで数多くのことを諦めてきたアイリスは、無慈悲と噂される騎士イザークの元に政略結婚で嫁ぐこととなる。
たとえ私のことを愛してくださらなくても、この世に生まれたのだから生き抜くのよ────
傷ついた不器用な二人がすれ違いながらも恋するお話
文字数 17,804
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.20
愛している。彼が私に贈るその言葉は、いつでも私に向いていなかった。
その瞳は私の中の誰を追っているの?縋るようなその腕は、その優しい声は本当は誰に向けられるはずだったものなの?彼の行動に疑問を持てば持つほどに、心は鉛のように重くなっていく――。
だから今日、私は彼に別れを告げる。
私も彼も、前を向いて歩くために。これが正しい事だと思っている……思っていた。
***
・R18は保険です。必ずその展開に行きつくとは限りませんので、ご了承ください。
・またR18部分がある場合、タイトルに★をつけておくので、18歳以下の方は閲覧しないでください。よろしくお願いいたします。
・以前書いていたものを3人称から1人称に変更したものです。
文字数 47,893
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.03.25
登場人物
・メリベル・アークトュラス 17歳、アークトゥラス侯爵の一人娘。ジャスパーの婚約者。
・ジャスパー・オリオン 17歳、第一王子。メリベルの婚約者。
・イーライ 学園の園芸員。
クレイシー・クレリック 17歳、クレリック侯爵の一人娘。
・リーヴァイ・ブルーマー 18歳、ブルーマー子爵家の嫡男でジャスパーの側近。
・アイザック・スチュアート 17歳、スチュアート侯爵の嫡男でジャスパーの側近。
・ノア・ワード 18歳、ワード騎士団長の息子でジャスパーの従騎士。
・シア・ガイザー 17歳、ガイザー男爵の娘でメリベルの友人。
・マイロ 17歳、メリベルの友人。
魔素→世界に漂っている物質。触れれば精神を侵され、生き物は主に凶暴化し魔獣となる。
魔廻→体内にある魔廻(まかい)と呼ばれる器官、魔素を取り込み貯める事が出来る。魔術師はこの器官がある事が必須。
魔術師→魔術を操る者。王城の魔術団、もしくは魔術連合に属す事が規則。野良の魔術師は異端とされるがいない訳ではない。
魔術→体に取り込んだ魔素を変換して発現するもの。魔術師にのみ扱える。主に水、地、火、風の力を模して魔術を発現。魔術には魔廻・魔素の他に言葉とシンボル、陣、媒介となる紙やペンダント、体の一部や動きを伴い発現。
ソル神とルナ神→太陽と月の男女神が魔素で満ちた混沌の大地に現れ、世界を二つに分けて浄化した。ソル神は昼間を、ルナ神は夜を受け持った。
一部のあらすじ
国内トップの学園に入学した侯爵令嬢のメリベル。王子で婚約者のジャスパーとは公表されないままの婚約関係を続けてきた。
会えるのは年に一度の母親の命日のみ。母親の故郷へ墓参りをした時、村が魔獣と魔素に襲われる。なんとか退けたが、そこには魔素を故意的に発生させる装置があった。二人を襲ったと思われる事態に警戒し出した頃、メリベルの魔廻が人よりも大きい事が判明。このままでは魔廻が耐えきれなくなり、やがて溜め込んだ魔素が爆発してしまうと大魔術師に言われる。魔廻を小さくする方法は、魔素が好む悲しい記憶を失うというものだった。
そんな中、ジャスパーと同じ生徒会の侯爵令嬢クレイシーがメリベルに宣戦布告する。二人を見ているのが辛くなったメリベルは、悲しい思い出をなくせるならと記憶を手放す事にするのだが……。
もろもろの謎を残したまま二部に続きます。
文字数 77,834
最終更新日 2024.05.08
登録日 2024.04.22
【表紙:蕗野冬 先生→コメントは小説家になろうで掲載】
気づけば読んでいた小説の世界に転生していた。
しかも名前すら作中に登場しない、呪いを解くことを生業とする、解呪(げじゅつ)師シャーリーなる人物に。さらにヒロインが解くはずの皇太子の呪いを、ひょんなことから解いてしまい、彼から熱烈プロポーズを受ける事態に!
この世界は、ヒロインと皇太子のハッピーエンドが正解。モブの私と皇太子が結ばれるなんて、小説の世界を正しく導こうとする見えざる抑止力、ストーリーの強制力で、私は消されてしまう!
そこで前世知識を総動員し、皇太子を全力で回避しようとするが……。
◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆
(C)一番星キラリ All Rights Reserved.
文字数 122,606
最終更新日 2024.05.08
登録日 2024.04.27
一番近くのものが、
一番よく見えていない。
自然とそう悟ったのは、
十三年来の幼なじみという関係が多大な試練を与えていたから。
パティシエを目指すキミと、
キミの夢を応援する私。
私達はあまりにも近い存在だから、
周りの目を気にするあまり、
無意識のうちにお互いを傷つけあっていき、
いつしか本音を封印していた。
しかし、
キミの味が思い出の味に変わろうとしていたその時、
私はある事が引き金になって、
人生最大級のドラマチックな恋を知った。
※この物語はフィクションです。
執筆開始 2024/2/22
完結 2024/3/17
※こちらの作品は、ノベマ!、野いちご、ベリーズカフェ、小説家になろう、魔法のiらんど、エブリスタにも掲載しています。
文字数 94,536
最終更新日 2024.05.08
登録日 2024.04.26
第二部公爵夫人編、投稿開始します
概ね、新月と満月の日に更新予定です
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「このまま家には帰さない。覚悟はいいな?」
気づいたら異世界の令嬢でした!
何もないところで転ぶようなドジな伯爵令嬢・リーゼロッテは、領地のお屋敷に閉じこもりで引きこもりな深窓の令嬢生活を送っていた。
使用人たちから『妖精姫』と慕われる一方、リーゼロッテは『悪魔の令嬢』と噂され!?
日本で生まれ育った知識がありながら、チートなんてみじんも発生する様子もなく、自由度ゼロの毎日に、脳内突っ込みをいれつつ過ごしていたけれど……。
リーゼロッテが十四歳のある日、王城からお茶会の招待状が。
王妃様主催のお茶会だけど、その実、女嫌いの王太子殿下のお見合い大会。
そこには会いたくない婚約者がいたから、さぁたいへん!
待ってましたのラノベっぽい展開に、退屈な日々が変わりそうな予感です?
【チート×伏線スクランブル! 異色の異世界オカルト・ラブコメディー参上です!】
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●ふたつ名の令嬢と龍の託宣【R15版】●
第一部令嬢編:第1章~第5章まで【完結】
第二部公爵夫人編:第6章~
※【R18版】ふたつ名の令嬢と龍の託宣
ムーンライトノベルズにて先行して第6章投稿中٩( 'ω' )و
文字数 1,662,234
最終更新日 2024.05.08
登録日 2020.06.17
小さな国の王女として生まれたアーデルは警戒心が強く、人の輪に入っていくのが苦手。怒声や人の感情の起伏を見ていると心臓がおかしくなりそうなほど怖くなる。だから結婚相手は優しくて物静かな人で、結婚生活は静かで穏やかなものがいいと望んでいた。
そんなアーデルに突然結婚話が持ち上がる。ヒュドール帝国からの申し出があったと。相手は公務にもほとんど顔を出さない第七皇子ラビ。陰で根暗と呼ばれるほど暗い彼と会った事はないが、そう呼ばれている事を知っていたから結婚を許諾した。
顔の半分を仮面で覆ってはいたが、引っ込み思案ですぐに謝罪する人見知り。とても優しい人で結婚への不安などなかった。
望んだ穏やかな生活が手に入ったと喜ぶアーデルだが、そうもいかない事情が彼にはあって……それが穏やかな生活を脅かす影となり付きまとうことになるとはアーデルは想像もしていなかった。
文字数 364,811
最終更新日 2024.05.08
登録日 2024.02.01
文字数 32,759
最終更新日 2024.05.07
登録日 2022.08.27
『王への献上品と、その調教師』のスピンオフ、王女バージョンです(※前作を読んでいなくても大丈夫な内容。但し、最後に読み返して校正なので内容の変動有り)
この国には献上品制度と言われる、王や王女の伴侶や後宮に入れる為の献上品とされる少年少女達を育て、王室に献上する制度というものが存在する。
少年兵であった多摩川エデンは終戦を期にこの献上品を育てる調教師へと転職し、漁村で助けたこの世の者とも思えない美しい少年白井氷朱鷺(ヒトキ)を献上品として育てる事に。
エデンはヒトキをまるで我が子や弟の様に育てるが、ヒトキはエデンを異性として意識し、彼女を翻弄、果ては思わぬ方向へと事態を急展開させる。
文字数 316,003
最終更新日 2024.05.06
登録日 2020.08.19
十一月二十二日。通称、『いい夫婦の日』。
大安吉日となったこの日、都内の多くの結婚式場で挙式が行われていた。
由佳と志帆。彼のハートを射止めたのははたしてどちらだったのか?
文字数 8,107
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.05.05
主人公の名前は千堂 蓮翔(せんどう れんと)、田舎の高校に通う高校2年生だ。彼の町には樹齢1000年もの桜が生えている。蓮翔はいつもその桜の木に頭を下げてから出掛けていた。
蓮翔はいつも通り、桜の木の方に向かうと、近くの空き地に1人の少女が倒れていた。
文字数 123,310
最終更新日 2024.05.05
登録日 2023.03.19
「ロゼッタが余に泣きながらすべてを告白したぞ、貴様に酷いイジメを受けていたとな! 聞くに耐えない悪行とはまさしくああいうことを言うのだろうな!」
公爵令嬢カムシールは隣国の男爵令嬢ロゼッタによる虚偽のイジメ被害証言のせいで、婚約者のルブランテ王太子から強い口調で婚約破棄を告げられる。
「どうぞご自由に。私なら殿下にも王太子妃の地位にも未練はございませんので」
しかし愛のない政略結婚だったためカムシールは二つ返事で了承し、晴れてルブランテをロゼッタに押し付けることに成功する。
「――ああそうそう、殿下が入れ込んでいるそちらの彼女って明らかに〇〇からの〇〇ですよ? まあ独り言ですが」
真実に気がついていながらもあえてカムシールが黙っていたことで、ルブランテはやがて愚かな男にふさわしい憐れな最期を迎えることになり……。
※こちらの作品は改稿作であり、元となった作品はアルファポリス様並びに他所のサイトにて別のペンネームで公開しています。
文字数 23,091
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.04.23
クローディア・レティスティアは魔法使いだ。
魔法の天才ともいえるほどの技量を身に着けた彼女は、「精霊のいたずら」という傷を持つ令嬢。精霊のいたずら――精霊に対価をささげる際に何らかの不備が起きて精霊につけられた傷は、忌むべきものとされる。
結婚など半ば諦め、このまま実家の森でいつまでも狩猟採集の日々を続けられたら。
そんな希望もむなしく、クローディアはあろうことかルクセント王国王子・アヴァロンの妻になる。
そして、その地位は、クローディアの望むものからは程遠かった。
甘味を対価として精霊に願うことで魔法を使える世界にあって、ルクセント王国の王族の女性は魔法を使ってはいけない。その決まりは、王子に嫁いだクローディアにも適用された。
魔法を使えず、これまでとはかけ離れた生活。
けれど不幸中の幸いというべきかアヴァロン王子が見向きもしないことをいいことに、クローディアは城を抜け出し、森で魔物対峙にいそしむ。
そんなある日、クローディアは勝てない魔物と遭遇し、逃げる先でアヴァロン率いる討伐隊に出くわしてしまう。協力して魔物から逃げることに成功するも、去り際に精霊がいたずらをしてクローディアはアヴァロンにフードの奥の瞳を見られて――
「スミレの乙女」と呼ばれるクローディアとアヴァロン王子が、幸福な未来をつかみ取るまでの物語。
※小説家になろうでも投稿しています。
文字数 266,650
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.01.05
文字数 652
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.05.05
人を踏みつけた者には相応の報いを。
伯爵令嬢のアリシアは半年後に結婚する予定だった。
公爵家次男の婚約者、ルーカスと両思いで一緒になれるのを楽しみにしていたのに。
ルーカスにとって腹違いの兄、ニコラオスの突然の死が全てを狂わせていく。
義母の願う血筋の継承。
ニコラオスの婚約者、フォティアからの横槍。
公爵家を継ぐ義務に縛られるルーカス。
フォティアのお腹にはニコラオスの子供が宿っており、正統なる後継者を望む義母はルーカスとアリシアの婚約を破棄させ、フォティアと婚約させようとする。
そんな中アリシアのお腹にもまた小さな命が。
アリシアとルーカスの思いとは裏腹に2人は周りの思惑に振り回されていく。
何があってもこの子を守らなければ。
大切なあなたとの未来を夢見たいのに許されない。
ならば私は去りましょう。
たとえあなたに選ばれなくても。
私は私の人生を歩んでいく。
これは普通の伯爵令嬢と訳あり公爵令息の、想いが報われるまでの物語。
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読む前にご確認いただけると助かります。
1)西洋の貴族社会をベースにした世界観ではあるものの、あくまでファンタジーです
2)作中では第一王位継承者のみ『皇太子』とし、それ以外は『王子』『王女』としています
よろしくお願いいたします。
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誤字を教えてくださる方、ありがとうございます。
読み返してから投稿しているのですが、見落としていることがあるのでとても助かります。
文字数 161,670
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.01.18
シアリーズは聖女である妹に代わり、"ジョルネスの娘"として英雄アンドリューと結婚した。しかし、アンドリューとの初夜は失敗し、次の日に彼は遠征に出てしまった。それから1年半もの間、音沙汰がなかったが、アンドリューはシアリーズを迎えに来た。自分がアンドリューの求める"ジョルネスの娘"でないことを言えず、かといって離婚をすることもできない。そんなシアリーズとアンドリューは不器用ながらも、互いに歩み寄っていく/R18要素(性的描写)ありの予定/不定期更新
文字数 48,789
最終更新日 2024.05.04
登録日 2024.01.31
婚約破棄をされて実家であるオリファント子爵邸に出戻った令嬢、シャロン。シャロンはオリファント子爵家のお荷物だと言われ屋敷で使用人として働かされていた。
朝から晩まで家事に追われる日々、薪一つ碌に買えない労働環境の中、耐え忍ぶように日々を過ごしていた。
しかしある時、転機が訪れる。屋敷を訪問した謎の男がシャロンを娶りたいと言い出して指輪一つでシャロンは売り払われるようにしてオリファント子爵邸を出た。
向かった先は婚約破棄をされて去ることになった王都で……彼はクロフォード公爵だと名乗ったのだった。
終盤に差し掛かってきたのでラストスパート頑張ります。ぜひ最後まで付き合ってくださるとうれしいです。
文字数 78,620
最終更新日 2024.05.03
登録日 2024.04.12
永井 涼(ながい すず)の人生はそこはかとなく華やかです。家庭はごく一般的な家庭で家族は3人家族で仲が良く、あまり喧嘩に発展したことはありません。
涼は友達がある程度います。普通の友達と中にはよっ友もいます。なので、青春時代もみんなで楽しくわいわいしたり、勉強をみんなで競走し合って頑張ったり青春時代にたくさんの思い出を作りました。
そんな中、青春時代に彼氏は何人かできましたが、歴代の彼氏のことを心の底から男性として好きになったことはありません。なぜなら涼は告白をしたことがなく、歴代の彼氏から告白されて付き合うというよりほぼその場のノリ、、、みたいな感じでした。
ですが、涼の前に1人の男性が現れました。その男性が涼の考えていた価値観などが大きく変わっていくのです。
※初めまして
最近恋愛に飢えているので私が思いつい
た小説を更新していきますが、ほぼ気分
すので、更新が遅くなる場合があります
その時はすみません
文字数 7,421
最終更新日 2024.05.01
登録日 2024.04.28
文字数 31,993
最終更新日 2024.05.01
登録日 2023.03.21
「ねぇ、この手紙の返事さぁ……アンタ書いといてよ」
私の主であるアメリー様の婚約者、第四王子のフレン様は病弱ですでに余命宣告を受けた身だ。
そんなフレン様よりある日、一通の手紙が届く。
アメリー様は「どうせもうすぐ死ぬ相手と文通する気はない」と私に手紙を投げ捨て、「適当に返事を書いておいて」と命令する。命令に背くわけにもいかず、私はアメリー様のフリをしてフレン様に返事を書く。
どうせすぐに手紙のやりとりは終わるだろう……と思っていたら、王子様は私の手紙をえらく気に入ってしまい……。
文字数 9,840
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
辺境地、ヴォルマ公爵領に嫁いだアルマは、実家である領地の借金によりヴォルマ公爵、ジークハルトに買われて1ヶ月過ごした。
借金で買われたにも関わらず、ヴォルマ公爵領の民達や邸の侍従達はアルマを歓迎し、手厚く迎えられての生活がアルマを懐柔し、居心地良い暮らしで徐々に夫、ジークハルトへ心が向けられる。
しかし、それを不服とする輩達も多く居り、邪魔が入った事で、アルマとジークハルトの関係に変化を齎していった。
その邪魔者は何が目的で、どうアルマとジークハルトは立ち向かうのか。そしてアルマとジークハルトの子作り問題は解決出来るのだろうか…………。
*Hシーンには♡が付きます。
文字数 87,819
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.01
「私、アマンド様と愛し合っているの。レイリア、本当にごめんなさい。罪深いことだとわかってる。でも、レイリアは彼を愛していないでしょう?どうかお願い。婚約者の座を私に譲ってほしいの」
親友のメイベルから涙ながらにそう告げられて、私が一番最初に思ったのは、「ああ、やっぱり」。
婚約者のアマンド様とは、ここ1年ほど余所余所しい関係が続いていたから。
2人が想い合っているのなら、お邪魔虫になんてなりたくない。
心が別の人にあるのなら、結婚なんてしたくない。
そんなわけで、穏便に婚約解消してもらうために、我儘になってナチュラルに嫌われようと思います!
でも本当は…
これは、彼の仕事の邪魔にならないように、自分を抑えてきたヒロインが、我儘に振る舞ううちに溺愛されてしまう物語。
文字数 275,880
最終更新日 2024.04.29
登録日 2023.02.12
広告代理店トップセールス、課長の藤堂は総務部の真面目女子さくらの初めての男となる。気になっていたさくらとの恋愛関係の開始に浮かれる藤堂だが、不思議とさくらとはすれ違ってまともに接触ができなくなる。
一方のさくらは入社前から採用HPでみた藤堂と同期の美幸に憧れカップル推ししており、藤堂とは違う思いを持っていた。
お仕事も頑張るふたりの日常と、恋愛ですれ違う二人の姿をそれぞれの目線で展開します。
藤堂side、さくらside 交互に更新します。
片方のsideだけで読み進めても、交互に呼んでも、両方読んでもOKです。
~連載中~
【R-18有】皇太子の執着と義兄の献身
~完結~
官能令嬢小説 大公妃は初夜で初恋夫と護衛騎士に乱される
文字数 68,346
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.03.31
『やぁ‥君の人生はどうだった?』86歳で俺は死んだ。幸せな人生だと思っていた。
死んだ世界に三途の川はなく、俺の前に現れたのは金髪野郎だった。もちろん幸せだった!悔いはない!けれど、金髪野郎は俺に言った。『お前は何も覚えていない。よかったな?幸せだ。』
何言ってんだ?覚えてない?何のこと?だから幸せだったとでも?死ぬ前の俺の人生には一体何が起こってた!?俺は誰かも分からない人物の願いによってその人生を幸せに全うしたと?
一体誰が?『まさに幸せな男よ、拍手してやろう』そう言って薄ら笑いを浮かべてマジで拍手してくるこの金髪野郎は一体なんなんだ!?そして、奴は言う。ある人物の名前を。その名を聞いた途端に
俺の目から流れ落ちる涙。分からないのに悲しみだけが込み上げる。俺の幸せを願った人は誰!?
分からないまま、目覚めると銀髪に暁色の瞳をもった人間に転生していた!けれど、金髪野郎の記憶はある!なのに、聞いた名前を思い出せない!!俺は第二の人生はテオドールという名の赤ん坊だった。此処は帝国アレキサンドライト。母親しか見当たらなかったが、どうやら俺は皇太子の子供らしい。城下街で決して裕福ではないが綺麗な母を持ち、まさに人知れず産まれた王子と生まれ変わっていた。まさか小説のテンプレ?身分差によって生まれた隠された王子?おいおい、俺はそんなのどうでもいい!一体誰を忘れてるんだ?そして7歳になった誕生日になった夜。夢でついに記憶の欠片が・・・。
『そんな都合が言い訳ないだろう?』
またこいつかよ!!お前誰だよ!俺は前世の記憶を取り戻したいんだよ!
文字数 875,659
最終更新日 2024.04.29
登録日 2023.06.23
伯爵家の令嬢であるエリシュは周囲の人間から愛されて育ってきた。
そんな幸せなエリシュの人生が一変したのは、森で倒れていたとある少女を伯爵家の養子として迎え入れたことが発端だった。
そこからエリシュの地獄の日々が始まる。
人形のように愛くるしい義妹によって家族や使用人たちがエリシュの手から離れていった。
更には見にくい嫉妬心から義妹に嫌がらせしているという根も葉もない噂を流され、孤立無援となったエリシュに残された最後の希望は婚約者との結婚だけだった。
だがその希望すら嘲笑うかのように義妹の手によってあっさりとエリシュは婚約者まで奪われて婚約破棄をされ、激怒した父親からも勘当されてしまう。
平民落ちとなったエリシュは新たな人生を歩み始める。
文字数 11,544
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.27
我慢して、御行儀良く、息を殺して生きてきたのに。
それでも貴方だけは、忘れられなかった。
山藤陽菜、二十三歳。契約社員として医療事務をしている。父親似の容姿や田舎独特の確執で、母親から虐待された過去がある。顔と膝に消せない傷や消せない暴力の跡でいつも下を向いて、ひっそりと生きていた。
そんなある日、救急外来に良く出没する" 笑わない医者 "である循環器内科医の最賀と時間を共にするうちに、段々距離が近付く。
だが、院内の噂で最賀には婚約者がいると知った矢先に、因縁の母親から見合い話を持ちかけられ……。
二人は逃げるように、短い逃避行に身を投じる。
幸せだった。けれども、キャリアのある彼を縛り付け、何も持たない陽菜には相応しくない、だから……。
逃避行の終末から、五年。
状況は好転する兆しは無い。家族との確執は広がるものの、漸く心を許せる友人も出来た。でも、そこにあの人はまだいない。
何があっても、愛している。
ただ、側に居られるだけで良かったのに。
長い月日を経て再会を果たした二人は不器用に、また恋を始める。
愛を知らない二人の行く末は──。
歳の差すれ違いラブストーリー。
笑わぬ循環器内科Dr. × 陰のある幸薄医療事務
※毎日20時更新予定。なろう様でも掲載中。
※性的描写、虐待・暴力描写、毒親、差別描写含まれておりますのでR指定です。
※10000%ハッピーエンド。不遇スタート、愛されストーリーになるので途中経過色々ありますが、悪は必ず消えます。ざまあ描写勿論、あります。
※50万文字以上の長編です。
※途中から登場するナースとドクターの恋愛ストーリーも追々掲載予定。準備中。
※性的描写あるシーンはタイトル横に※追加致します。
※この物語は完全なるフィクションです※
犯罪行為や暴力等推奨するものでは御座いません。
田舎独特の描写御座いますが、創作物であり犯罪や偏見、侮辱行為の助長を促すものでは無いです。
パートナーシップ制度等を取り入れている地名使用しておりますが、その他は基本的には地名はフィクションです。
文字数 438,154
最終更新日 2024.04.28
登録日 2023.10.30
「すまないが僕は真実の愛に目覚めたんだ。ああげに愛しきは君の妹ただ一人だけなのさ」
公爵令嬢の主人公とその婚約者であるこの国の第一王子は、なんでも欲しがる妹によって関係を引き裂かれてしまう。
それだけでは飽き足らず、妹は王家主催の晩餐会で婚約破棄された姉を大勢の前で笑いものにさせようと計画するが、彼女は自分がそれまで周囲の人間から甘やかされていた本当の意味を知らなかった。
そして実はそれまで虐げられていた主人公こそがみんなから溺愛されており、晩餐会の現場で真実を知らされて立場が逆転した主人公は性格も見た目も醜い妹に決別を告げる――。
※本作は過去に公開したことのある短編に修正を加えたものです。
文字数 38,226
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.03.21
若き侯爵ジョサイアは結婚式直前、愛し合っていたはずの婚約者に駆け落ちされてしまった。
急遽の結婚相手にと縁談がきた伯爵令嬢レニエラは、以前夜会中に婚約破棄されてしまった曰く付きの令嬢として知られていた。
間に合わせで自分と結婚することになった彼に同情したレニエラは「私を愛して欲しいなどと、大それたことは望んでおりません」とキッパリと宣言。
元々結婚せずに一人生きていくため実業家になろうとしていたので、これは一年間だけの契約結婚にしようとジョサイアに持ち掛ける。
愛していないはずの契約妻なのに、異様な熱量でレニエラを大事にしてくれる夫ジョサイア。それは、彼の元婚約者が何かおかしかったのではないかと、次第にレニエラは疑い出すのだが……。
また傷付くのが怖くて先回りして強がりを言ってしまう意地っ張り妻が、元婚約者に妙な常識を植え付けられ愛し方が完全におかしい夫に溺愛される物語。
文字数 100,236
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.15