恋愛小説一覧
──意地っ張りで不器用な私の想いに気づいて。
私には動物たちの声が聞こえる。
今日も救いを求めてやってきた動物たちの怪我や病気におまじないを掛けて治してあげる。
「痛いの痛いの飛んでゆけ」
おまじない1つで皆元気になるんだ。
ドキドキしながら入学した魔法魔術学校で、私は彼と出会った。
動物たちは素直に心を伝えてくれるのに、あなたは何を考えてるかまるで分からない。
──ねぇ、私の心に気づいているの?
◇◆◇
拙作、太陽のデイジーの数年後の話。
前作と今作の登場人物たちはあまり関係ありません。
前作を読まなくても楽しめるように描いておりますが、太陽のデイジーをお読みくださったほうが世界観がわかりやすいかと思います。
無断転載転用禁止。
Do not repost.
文字数 399,139
最終更新日 2025.01.12
登録日 2024.05.16
「君はオレのDeathティニー」
元公爵令嬢アレクシアのもとに届く謎の手紙。
それは、昔の婚約者ロミオットからの「ロミオメール」だった!
「君こそ僕のDeathティニー(綴り間違い)」と元婚約者からポエム手紙が届いた!?
婚約破棄され、隣国の辺境で静かなスローライフを送る身になった元公爵令嬢アレクシア。
ところが、彼女を追放したはずの元婚約者からポエムな手紙が送られてくる!
しかも手紙が間違って違う相手に届く。
届けられた相手は、領主の息子・アレックス。彼が毎回手紙を届けてくれるうちに、二人の距離が段々と縮まっていく。
迷惑なはずの元婚約者の「ロミオメール」が結ぶ、追放令嬢の恋物語です。
(※なおロミオは放置プレイされます)
※ロミオメール(&ジュリエットメール)とは※
別れた恋人から一方的に送られてくる復縁を迫る手紙やメッセージのこと。多くの場合、過剰に情熱的な表現やポエムが含まれ、現実を無視した要求や、妙に上から目線の内容が特徴です(*´Д`) ジュリエットメールは、これの女性バージョンです。
文字数 11,524
最終更新日 2025.01.12
登録日 2025.01.11
あらすじ
日本の某県某市の温泉街の神社の一人娘で女性神職として日々お役目をこなしていた湯源 結(ゆげん ゆい)23歳は、迷惑外国人を竹ぼうきでしばき倒したことを咎められ、世界中で炎上してしまう。
そして、外国人観光客を呼び込み金儲けをしたい街の住人たちによって暴行され、自殺にみせかけ山の滝つぼに突き落とされてしまう。
その行為は大昔の蛇神様に生贄を捧げる儀式に被っていて、結は蛇神様に生贄として捧げられてしまったのだった。
生贄となった結は蛇神様に食べられることを覚悟するが、蛇神は結を優しく迎え入れ、結を労わってくれた。
そして、蛇神は、一年後に人間世界へ戻るか、自分の嫁になるかを選んで欲しいと言うのだった。
文字数 14,949
最終更新日 2025.01.12
登録日 2025.01.02
巨大迷宮を抱く都市にある冒険者ギルドのひとつで専属浚い屋をしている元孤児のカイ。そんなギルドに新米職員が数人入ってきた。そのうちのひとり、ソガリが同僚から仕事を押しつけられていることを知ったカイは、近ごろ不在がちのギルドマスターに代わって釘を刺す。その後のとあるきっかけから、妙にソガリに懐かれてしまったカイ。ソガリを鬱陶しく思うカイだったが、次第にその距離は縮まって行く。だがあるとき、ソガリとギルドマスターのただならぬ噂を聞いてしまい……。
――これは、恋愛ごとを馬鹿にしていたクソガキが、恋に嫉妬にかき乱されるお話。
※(主人公には)B/S/S、N/T/R、浮/気、ガチ三/角/関/係の要素はありません。
※他投稿サイトにも掲載。
文字数 39,257
最終更新日 2025.01.12
登録日 2024.12.28
これは、生涯でただ1人の運命の女性と共に、傷を負った天才が己を取り戻す物語……
セレニアで死んだ天才科学者が、海を越えたルルアで堂々の返り咲き!!
そこにあった物語とは……
キリハたちを翻弄したあの事件から二年。
ルルアの大統領として、キリハやターニャの友として尽力してきたノアは悶々としていた。
その原因は―――セレニアにいる、ジョー・レインという男。
彼の本当の名前は〝アルシード・レイン〟。
九歳で新薬を開発し、その後不慮の事故で帰らぬ人となったとされている天才科学者だ。
兄から受けた手ひどい裏切りをきっかけに、兄の仮面を被って復讐の道へと進んだ彼の背中を押し、アルシードとしての一歩を進ませたのは自分。
そんな経緯から、彼は自分に対してそれなりに気を許しているはずなのだが……
取引関係が終わってからというもの、一切連絡を寄越してこない!!
もどかしい感情を持て余すノアの元に、ルルアの大学へ留学することになったキリハと、彼に同伴したシアノが訪れる。
そこでひょんなことから、ジョーがいつの間にか軍から先進技術開発部へと異動していたことを知ったノア。
怒り心頭でキリハに命じた結果、キリハに勝てないジョーをルルアに呼び寄せることに成功。
それは、溜まりに溜まった不満をぶつけるための行為だったはずなのだが……
「……ああ、そうか。私は―――あの日、こいつに惚れたのか。」
〝アルシード〟への恋心を自覚してしまった彼女のバトルは、一瞬の内に彼を手に入れるためのラブバトルへ!!
そして魔性の改革王の猛アタックにお怒りだったはずのジョーは―――案外あっさりと折れちゃった!?
周りを悶絶させながら発展する二人の関係。
復讐のステージから離れることが増えたジョーは、ルルアで徐々にアルシードとしての自分を取り戻していく。
しかしそれは……彼が必死に自身の中に封じ込めた傷が、再び開く予兆でもあって―――
セレニアとルルア。
海を越えて実った愛は、死んだ天才科学者をどう生き返らせるのか!?
文字数 156,383
最終更新日 2025.01.12
登録日 2024.11.01
地味な魔法しか使えないと馬鹿にされ、祖国の王子に婚約を破棄された貴族令嬢リアナ。しかしその“地味”と呼ばれた力は、隣国では中核を支えるほど重要だった。
魔力不足に悩む隣国は、彼女の小さな魔力を“大切な資源”として大歓迎し、とりわけ隣国の王子はリアナの献身と優しさに惹かれていく。
一方で婚約を破棄した祖国の王子は、隣国で絶大な信頼を得たリアナに嫉妬と未練を募らせ、いまさら呼び戻そうとするが……リアナの心はもう動かない。
祖国で見下されていたはずの“地味な力”が、隣国では絶対に欠かせない宝だとわかり、彼女は本当の自信を取り戻す。
文字数 70,612
最終更新日 2025.01.12
登録日 2024.12.27
地方都市で大学に通うため、ひとり暮らしを始めた「俺」。
家賃の安さと住環境に惹かれ、学校から少し離れたところにある2軒長屋の片袖を間借りしていた。
生活に慣れ始めた頃、空き家になっていたもう片袖にも誰かが入居した。
特に付き合うこともないかと思っていたが、あいさつにやってきたのは、若くて魅力的な女性だった。
文字数 6,109
最終更新日 2025.01.12
登録日 2025.01.10
※小説家になろう様でも連載中です。
聖女を陥れたとして。今まさに断罪されようとした時、令嬢アリアンヌは思い出す。それは、前世の記憶、そしてこれから起こり得ることだった。
逃走しようとしたアリアンヌは、その場にいた何者かによって殺されてしまう。だがそれは、通常の結末とは異なるものだった。
令嬢に語る少女結衣。ここが、どういった世界なのか。どうしてこのような結末となってしまったのか。――この世界は歪められてしまったということ。令嬢の意識が閉ざされたままののも、その影響かと思われた。
この世界は結衣の親族が作った同人ゲームの世界。内容は聖女に夢中な攻略対象を振り向かせるもの。主役は悪役令嬢のアリアンヌだった。
結衣もそう、何者かに殺されて人生を終えていた。結衣は今度の人生こそはと考える。
鍵は攻略対象とのエンディング。それによって、破滅の未来は避けられるのだと。
生まれ変わったアリアンヌとして。強力なライバルキャラの聖女と対立しつつ。ダンジョン攻略によって有利に進めながらも。
攻略対象との未来を迎える為、奮闘する物語である。
文字数 560,809
最終更新日 2025.01.12
登録日 2024.10.02
伯爵令嬢エステルは王子ラインハルトの婚約者だったが、新たな才女出現でポイ捨て。傷ついたが「これで束縛から解放!」と前向きに田舎へ移住する。
村に着くと水不足や病気が多く困り果てていた。エステルは小さな治癒魔法や浄化魔法を組み合わせ、井戸を清め、傷病人をケア。すると「すごい!」と村人感激。地味だが確実な効果がみるみる評判に。
日々「ありがとう」を受け取りながら生活するのは初めて。王都では当たり前と見下された力も、ここでは大絶賛。彼女は毎朝起きるのが楽しみになり、隣の畑で採れた新鮮野菜を分けてもらってほくほく。
やがて隣国の騎士エリオットが訪れ、彼女の働きぶりに心打たれ「あなたのような人が我が国にもいて欲しい」と讃える。そんな正直な賞賛に胸がときめく。
一方、王国は期待した才女が役立たずで破綻寸前。ラインハルトは「エステルが必要だ」と必死に呼び戻そうとするが、エステルは畑仕事の合間に軽く断る。
「こちらで愛されてるので戻りませーん!」
村人がエステルに料理を振る舞い、エリオットが微笑み、子どもたちが元気に駆け回る。平和で暖かいこの場所は王宮の冷たさとは大違い。
王子がいくら後悔しても、エステルはもう二度と振り向かない。毎日が充実しているからだ。
文字数 61,276
最終更新日 2025.01.12
登録日 2024.12.17
歩道橋から落ちてイケメンだらけ異世界へ! 黒髪、黒目というだけで神聖視され、なにもしていないのに愛される、謎の溺愛まみれ! ちょっと待って「好き」のハードル低すぎませんか!? 無自覚主人公が溺愛王子と結ばれ暮らしになじんだ頃、骨休みに向かった温泉地で気を失ってしまう。目覚めたとき、そこは獣人の群れの中。今度は、獣人たちから愛されて三角関係に! 溺愛異世界ラブロマンス、シリーズ2!
【 これぞ温泉旅行 】
本作はシリーズ1から読むことをお勧めします。
▶シリーズ1【これぞ我がサダメ】
※只今シリーズ1は修正作業の為こちらで公開中です。
便利な「しおり」機能をご利用いただくとより読みやすいです。さらに本作を「お気に入り」登録して頂くと、最新更新のお知らせが届きますので、こちらもご活用ください。
文字数 239,982
最終更新日 2025.01.12
登録日 2024.11.19
川嶋望。アラサー女子。
彼女は突然それまで働いていた会社を退職し、10年前恋人がバスの転落事故で死んだ飛行機で渡仏・・・したはずだったがその飛行機は飛び立った後墜落。
目が覚めると見知らぬ場所で、見知らぬ男達―但しイケメン&ジジイ―に涼子と名乗る女子高生と一緒に囲まれていたのだが、涼子と共に災厄から世界を救って欲しいと頼まれる。
10年前に死に別れた筈のカレと、異世界を救う魔女になっちゃったカノジョのジタバタ世界救済+恋愛ファンタジー物語。
全101話完結済み 1月12日完結予定
×××
誤字脱字、変換ミスなどは出来るだけしないように気を付けていますが、都度修正は行っていますが間に合わない場合はご容赦を願います(_ _)
サブ垢からの移転中作品の一つ目です。(携帯の機種変更により・・・)
以前公開したものを、アチコチ手直ししつつの再投稿です。
更新は0時8時12時16時20時の5回。
最終日(12日)のみ10時が含まれ、6回です(_ _)通知がうるさく申し訳ありません。
設定は緩いです(*´ω`*)
文字数 136,764
最終更新日 2025.01.12
登録日 2025.01.07
【地味令嬢? いいえ、隣国では最高に輝けるお姫様なんです】
侯爵令嬢リリアーナは、舞踏会やパーティで派手に振る舞えず、祖国の王子レオンから「地味すぎる」と酷評される。
愛想を尽かされた挙句、婚約破棄を言い渡された。
傷ついたリリアーナは、息抜きがてら隣国へ旅を決行。
その地で開催される文化祭を訪れた際、彼女の上品な所作や落ち着いた言葉遣いが皇太子フリックスの目に留まり、一気に注目されるようになる。
たちまちフリックスと意気投合したリリアーナ。
そんな時、彼女の状況を知った王子レオンが後悔して取り戻そうとしてくるが「もう隣国の方が居心地いいんで」と切り捨てる。
文字数 54,044
最終更新日 2025.01.12
登録日 2024.12.26
同じ父と母から生まれたシャルルとミシャル。
誰もがそっくりだと言った2人は瞳の色が違う以外全て瓜二つだった。
シャルルは父の青と、母の金を混ぜたエメラルドのような瞳を、ミシャルは誰とも違う黒色。
ミシャルの目の色は異端とされ、彼女は家族からも使用人からも嫌がられてしまう。
やがて耐えがたくなったミシャルは、自由と自分の運命を求め、館を飛び出す。孤独な夜道を歩き続けた末、彼女はある呪われた屋敷にたどり着く。その屋敷で彼女を出迎えたのは、冷ややかな微笑みを浮かべた美しい男、クロディクスだった。
文字数 72,682
最終更新日 2025.01.12
登録日 2023.01.02
貴族の社交界で地位の高い令嬢として過ごしてきたクラリスは、ある日突然「裏切り者」の汚名を着せられて婚約も解消され、領地から追放されてしまう。失意の底で出会ったのは、孤独を好む天才魔術師・レオン。彼の秘密の研究に協力するうちに、クラリスは魔術への素質を開花させ、失われたはずの居場所を自ら切り開き始める。彼女を陥れた者たちに“ざまぁ”を返すため、ふたりは周到な計画を練るが、周囲に渦巻く陰謀やレオンが抱える過去が新たな障害として立ちはだかる。果たしてクラリスは、もう一度誇りと幸せを手に入れられるのか――。
文字数 48,998
最終更新日 2025.01.12
登録日 2024.12.28
【一日5秒を私にください】続編です。
境遇を悲観せず前向きに生きること、
テオルドに人を想う感情を起動させ、
周りとの関わりを経てユフィーラは命を繋いだ。
王国内での内輪揉め問題や国内部の黒い部分。
新しい命との邂逅。
人伝に拡がる保湿剤からの出逢い。
訳アリ使用人達の過去。
楽観主義でも大切な人達の為に時には牙を剥くユフィーラ。
更に拡がった世界で周りを取り込んでいくユフィーラ節第二弾。
その他外部サイトにも投稿しています。
文字数 225,322
最終更新日 2025.01.12
登録日 2025.01.08
【法律を武器にして敵を完膚なきまでに叩き潰す】
元弁護士である私は、エリート会社員の夫・蓮と結婚し、幸せな生活を送っていたはずだった。
しかし、ある日蓮の不倫を知った瞬間から、私の心は裏切りへの激しい怒りと憎悪に支配される。
相手の不倫相手は同じ会社の咲良という女性。
私は元弁護士としての法律知識を最大限に活用し、民法・民事訴訟法・民事執行法など、あらゆる法的手段を駆使して二人を追い詰めることを決意する。
離婚なんて生ぬるい。
相手を選ばずに不倫をしたことを死ぬまで後悔させてやる。
※実際の法律を参考にしていますが、法的解釈には多分にご都合主義が含まれている点をご容赦くださいませ。
文字数 39,002
最終更新日 2025.01.12
登録日 2024.12.27
君と一緒にいると。
元気が出てくる。
勇気が湧いてくる。
そんな君は。
不思議な魅力の持ち主―――。
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麻倉 希空(あさくら のあ)
青野 真宙(あおの まひろ)
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文字数 16,976
最終更新日 2025.01.12
登録日 2025.01.02
料理人の道を邁進する『厨房の冷血女王』と呼ばれる若き料理人ルーシアに、突然の春が来た?
けれど、その相手は誰もが知る、『恐怖の代名詞』、『冷酷無情』、『笑みを知らぬ男』などと呼ばれる、鬼畜な貴族様で……。
平民と貴族の、身分差を超えた恋愛物語をお楽しみ下さい!
文字数 41,539
最終更新日 2025.01.12
登録日 2024.12.29
主人公:堀江 瑠衣(ほりえ るい)28歳 看護師
彼氏:宇野 つばさ(うの つばさ)32歳 医師
入院患者:日下 珀(くさか はく)27歳
瑠衣の先輩:柏木 成美(かしわぎ なるみ)32歳
成美の夫:柏木 瑞希(かしわぎ みずき)35歳
瑠衣の同期:河野 詩(こうの うた)28歳
瑠衣は容姿にコンプレックスをもっていた。
過去に好きになった人は、皆可愛い子を選び、瑠衣に酷い言葉を浴びせた。
専門学校時代に初めて行ったプチ整形から今だに少しずつアップデートを繰り返す。
美しい容姿を手に入れた瑠衣は、ようやく満足のいく恋愛ができるようになった。
しかし、喜んでいたのもつかの間。
プロポーズ秒読みだった瑠衣は、最愛の彼に美容整形していたことがバレ、呆気なく振られたのだ。
周りはどんどん結婚して子供がいて……。結婚を焦る瑠衣は幸せを手に入れることができるのか。
文字数 55,912
最終更新日 2025.01.12
登録日 2024.11.10
優秀な魔法の才能を持ちつつも、周囲から嫉妬の的となっていた公爵令嬢アメリア。王太子の婚約者として華々しく輝くはずが、王太子による根拠のない罪の押しつけと共に婚約破棄を言い渡される。残酷な仕打ちに心を閉ざすアメリアを救ったのは、隣国の騎士団を率いる若き将軍ヴィクトール。冷静沈着な彼の支えを受けながら、アメリアは真実を暴き、自身を貶めた者たちを出し抜く準備を進める。その過程で彼女は、自分にしかできない新たな魔法の研究にも没頭していくが、同時にヴィクトールへの思いが募り始め――。
文字数 54,307
最終更新日 2025.01.12
登録日 2024.12.29
王宮で開かれた聖女認定式で、最有力候補だった公爵令嬢ユリエは、なぜかその資格を剥奪され、婚約者である王子からも見放されてしまう。惨めな立場に追い込まれたユリエを救ったのは、表舞台には立たない神官ルーファス。彼のもとで真実を追究するうちに、ユリエは“本当の聖女の力”を隠された文献から見いだしていく。自分を踏みにじった王子や取り巻きへの仕返しを胸に誓いながら、彼女は国に潜む闇にも気づき始める。
文字数 64,504
最終更新日 2025.01.12
登録日 2024.12.27
医療技術が未熟な王国で、辺境の地にて独自の研究を行う侯爵令嬢シエラは、「闇医師令嬢」と呼ばれ恐れられていた。しかし実際は、家族にも理解されず孤立していただけ。さらに婚約者だった伯爵子息からは金づるとして利用され、すべてを奪われ追放の危機に。絶望の淵でシエラは、自分の医術と魔法を組み合わせた“新たな治療法”で身を立てようと決心する。やがて彼女のもとに、ある病に苦しむ将軍が訪れ、その治療がきっかけで大きな転機が訪れるのだが、かつて彼女を嘲笑した人々が再び立ちはだかる。
文字数 62,252
最終更新日 2025.01.12
登録日 2024.12.26
【完結まで毎日更新・予約投稿済み】
ミシュリーヌは、第四王子オーギュストの妃としてフルーナ王国の王宮で暮らしている。しかし、夫であるオーギュストがミシュリーヌの寝室に訪れることはない。ミシュリーヌは聖女の力を持っていたため、妻に望まれただけなのだ。それでも、ミシュリーヌはオーギュストとの関係を改善したいと考えている。
どうすれば良いのかしら?
ミシュリーヌは焦っていた。七年間かけて国中の水晶を浄化したことにより、フルーナ王国は平穏を取り戻しつつある。それは同時に聖女の力がこの国に必要なくなったことを意味していた。
このまま、オーギュストの優しさに縋ってお飾りの妻を続けるしかないのだろうか。思い悩むミシュリーヌの前に現れたのは、オーギュストの恋人を名乗る女性だった。
文字数 141,778
最終更新日 2025.01.11
登録日 2024.11.15
主人公・和泉紗世は、目覚めたら、いちばん仲のいい男友達の家にいた。
いつものように気の合う友人を集めた飲み会に参加していたところまでは覚えているが、困ったことにそのあとの記憶がない。
その男友達というのは、アニマル耳のついたパーカーを愛用しているモテ男・鏑木千尋。
紗世は千尋に記憶をなくしてしまっている現状を伝えたが、煙に巻かれるばかり。
しかし、千尋のコレクションの一着を着せられていることに気付いた紗世は、『酔った自分が無理を言って関係を持ってしまった』のだと思い込む。
『お詫びになんでもする』という発言を受け、千尋が望んだのは『責任を取って、恋人になる』ことだったが、彼は問題の一夜に起きたある出来事を隠していて――――!?
※規定の年齢に達していない方の閲覧を固く禁じます。また、同意のない性交は犯罪です。あくまで作り話としてお楽しみくださいますよう、お願い申し上げます。
文字数 245,946
最終更新日 2025.01.11
登録日 2024.06.16
「いってらっしゃい! 気をつけてね!」
「あぁ……わかってる!」
「ママ、いってきます」
オレンジのフレアースカートと白いTシャツ姿の女性が、手を振りながら笑顔で、イベント会社で働く夫と9歳の子供を送り出す。
少し、揺れ始めた自分の二の腕が視界に入り、ハッと手を下げる。
2人が乗った車が、視界から消えると、大きく息をして家の中に入る。
ほんの数分前の慌ただしかった、リビング。テーブルの上に、3枚の皿と3つのマグカップとパンくず。
大きなため息をつくとテーブルの上はそのままで、茶色のソファーに深く座る。
いつものように、木製のローテーブルに置かれたノートパソコンを開く。
女性の名前は、坂井 美和。35歳になる。通販会社のコールセンターで、10時からパートの仕事をしている。
美和が、いつも見るのは、アダルト動画サイト。ジャンルからアニメを選択する。
『人妻狩り 復讐の先に』
卑猥な描写が多く。決してクオリティーの高い作品でもない。
美和は、イヤホンを耳に差し込むと目を閉じる。
卑猥な描写に、視線を向ける事は、ほとんどない。
『声』
美和は、イヤホンを通して聞こえる。女性を辱しめる男性の声と女性の悲鳴と喘ぎ声。
特に、主人公の男の声に依存している。それは自覚している。
フレアースカートを太ももまで、たくし上げると、湿り気を帯びた秘部を自ら指で、撫で始める。
やがて、喘ぎ声を上げ果てる。
フラッとよろめきながら浴室に行き、シャワーを浴びる。その後は、何食わぬ顔で、家事を終えると
寝室に行き、肩より少し長めの髪を後ろで結い、鏡の前で薄化粧をして仕事に出かける。
誰も知らない。地味で真面目な人妻のルーティン。
ある日、美和は、一本の苦情電話を受ける。聞き覚えのある声。
それは、毎朝、見るアダルト動画サイトのアニメの主人公と同じ声。
エンドロールに流れる声優とは、違う名前。彼女は『本人』だと確信する。
確信するのは、簡単だった。それは、彼女の湿り気を帯びた秘部の反応が、裏付けるから。
「会いたい!」美和は、彼へ懇願する。
彼は、会う事を承諾するが、待ち合わせの場所に、あったのは1台のスマートフォン。
スマホから流れる呼び出し音。それは、彼からの電話。
彼の『声』に魅せられ、翻弄される人妻。
美和を、まだ見ぬ世界へと導く『声』。
文字数 20,553
最終更新日 2025.01.11
登録日 2025.01.03
親の再婚で莉子8歳と春樹22歳医大生が出会った。病弱莉子を助ける為、医師父から臨床勉強せよと治療や看護の記録開始。以降は治療と毎日診察が日課。莉子が大学入学で春樹と同居開始。春樹はかわいい莉子に欲望まみれで悶絶。超甘々溺愛の莉子の闘病に奮闘するイケメン医師との甘~い二人の愛の物語。回りの大人達も見守り愛続出。大学では莉子溺愛で守りたくなる男子続出。バトルあり。莉子と大学同期の夏君が春樹兄を尊敬&熱情に変化×溺愛莉子。このお話は全て想像で書いた架空の話なので、医学用語や病気情報は信じないで下さい。R15でエロいマークは*ですが、この小説はエロ少な目なのでよろしくお願いします。
文字数 352,901
最終更新日 2025.01.11
登録日 2024.11.09
※「婚約者に浮気されたので、7年ぶりに後輩のセフレとセックスしたら戻れなくなりました。」の前作に当たります。
【あらすじ】
大学3年の私は、サークルの新歓にやってきた新入生のユウマくんと出会った。
その後、酔い潰れた彼を介抱しその流れで一夜を共にして、好きになってしまうけど「人と深く付き合うのが苦手」と牽制され、セフレとして毎週会うことになる。
体を重ねていくうちにどんどん好きになってしまう私と、その好意に気づかず性欲をぶつけてくるユウマくん。
過去の恋愛のせいで振られるのが怖くて、「好き」と言えないまま関係を続けていると、ある日、ユウマくんに彼女ができてしまう。
彼女がいるのに会おうとしてくるユウマくんを「不誠実」だと罵り一度関係を終わらせたけど……。
「先輩、俺、彼女と別れた。
誰とも付き合ってなかったらいいんだよね?」
——勝ち負けじゃ無いのに、彼女より私も選んでくれたんだと、嬉しくて、自惚れそうになる……。
文字数 112,084
最終更新日 2025.01.11
登録日 2025.01.08
十九歳のマリアンは、かなり年上だが美男子のフェリクスに一目惚れをした。
そして公爵である父に頼み伯爵の彼と去年結婚したのだ。
しかし彼は妻を愛することは無いと毎日宣言し、マリアンは泣きながら暮らしていた。
ある日転んだことが切っ掛けでマリアンは自分が二十五歳の日本人女性だった記憶を取り戻す。
そして三十歳になるフェリクスが今まで独身だったことも含め、彼を地雷男だと認識した。
「君を愛することはない」「いちいち言わなくて結構ですよ、それより離婚して頂けます?」
別人のように冷たくなった新妻にフェリクスは呆然とする。別人のように冷たくなった新妻にフェリクスは呆然とする。
そして離婚について動くマリアンに何故かフェリクスの弟のラウルが接近してきた。
文字数 71,402
最終更新日 2025.01.11
登録日 2024.11.12
主に『ノベルちゃん三題』(#ノベルちゃん三題)でお題をお借りして書いた、『社会人の彼』と『大学生の私』の140字SSをまとめてあります。
基本的に一話完結なので、どこからでもお読みいただけます。
文字数 41,143
最終更新日 2025.01.11
登録日 2024.04.17
エリーゼは最名門の魔導の家系でありながら魔法が全く使えず、生まれてからずっと離れに幽閉されている。
長年嫌がらせをしてくる執事フレディに階段から突き落とされ大怪我を負うも、なぜかその日を境にフレディが激甘執事になってしまった。
執事は離れの隣の部屋に住むようになり、甲斐甲斐しく世話をしてくれるようになり、ついには魔力をつけるために催淫ワインまで飲むことに!?
文字数 71,971
最終更新日 2025.01.11
登録日 2023.03.26
※『我々はうさぎではないので、乙女座の我が子にはまだ巡り逢えない』の前日譚。
どこかで見た感じのタイトルだと思われた方、大変長らくお待たせいたしました!!完結から二ヶ月、あのふたりが帰ってきたよ!未読の方は『我うさ』もよろしくね!!
時は遡り、彼と彼女の学生時代。得意科目が見事にバラけていた彼らは、試験前になると彼の家で勉強会を開いていたが、特にこれといった進展はなく……。
そんなふたりがはじめて結ばれるまでのお話です。(予定)
本編では語られることのなかったエピソードもじゃんじゃん入れるよ!つまりは補完というわけさ!
もうこんなのHONEYでBUNNYな8/21にUPするしかなかったよね!
※規定の年齢に達していない方の閲覧を固く禁じます。
文字数 167,016
最終更新日 2025.01.11
登録日 2024.08.21
主人公のレーナマリアは、西の小国エルトネイル王国の第1王女。エルトネイル王国の国王であるレーナマリアの父は、アヴァンジェル帝国との争いを避けるため、皇帝ルクスフィードの元へ娘を側室として差し出すことにした。「側室なら食べるに困るわけでもないし、痛ぶられるわけでもないわ!」と特別な悲観もせず帝国へ渡ったレーナマリアだが、到着してすぐに己の甘さに気付かされることになる。皇帝ルクスフィードには、既に49人もの側室がいたのだ。自分が50番目の側室であると知ったレーナマリアは呆然としたが、「自分で変えられる状況でもないのだから、悩んでも仕方ないわ!」と今度は割り切る。明るい性格で毎日を楽しくぐうたらに過ごしていくが、ある日…側室たちが期待する皇帝との「閨の儀」の話を聞いてしまう。レーナマリアは、すっかり忘れていた皇帝の存在と、その皇帝と男女として交わることへの想像以上の拒絶感に苛まれ…そんな「望んでもいない順番待ちの列」に加わる気はない!と宣言すると、すぐに自分の人生のために生きる道を模索し始める。そして月日が流れ…いつの日か、逆に皇帝が彼女の列に並ぶことになってしまったのだ。立場逆転の恋愛劇、はたして二人は結ばれるのか?
➡️登場人物、国、背景など全て架空の100%フィクションです。
文字数 19,907
最終更新日 2025.01.11
登録日 2025.01.04
ある日突然、両親を喪い叔父夫婦の元で虐げられながらも元気いっぱいに過ごしていた、ただの町娘のオリヴィアは、見るからに表社会の人間ではない人間から命を狙われるようになった。理由は簡単、亡くなった母の唯一遺したものであるカメオに、何か大きな秘密が隠されているからであるらしかった。
「オリヴィア。何があっても、命に変えても、このカメオを守り抜くのです」
亡き母の言いつけという荊棘が心をキツく縛って逃がしてくれない。逃げ惑うオリヴィアがとうとう敵に捕まりそうになった瞬間、漆黒の彼に出会った———。
月に向かって吠え続ける一匹狼のような彼、自らを追い詰めるように動き続ける彼が大嫌いだったはずなのに、いつのまにかその感情は“恋”へと変化していた。でも、その恋は隠し通さなければならない。
だって彼にとって“愛”は、———呪いなのだから………。
文字数 25,571
最終更新日 2025.01.11
登録日 2024.12.27