聖女認定されなかった私、裏切った王子への秘密の復讐

王宮で開かれた聖女認定式で、最有力候補だった公爵令嬢ユリエは、なぜかその資格を剥奪され、婚約者である王子からも見放されてしまう。惨めな立場に追い込まれたユリエを救ったのは、表舞台には立たない神官ルーファス。彼のもとで真実を追究するうちに、ユリエは“本当の聖女の力”を隠された文献から見いだしていく。自分を踏みにじった王子や取り巻きへの仕返しを胸に誓いながら、彼女は国に潜む闇にも気づき始める。
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