シリアス小説一覧
デザイナーベビーでありながら失敗作として、どこに出しても恥ずかしくないチー牛に生まれ育った主人公・牛殿 地位人(うしどの ちいと)。
チーズ牛丼をこよなく愛し、まわりにはキモがられる彼を、ある日雷が撃ちぬく。
そしてーー次に目覚めた時、地位人の体は、クラス一のイケメン・槍間 来都(やりま くると)の姿になっていて…!?
文字数 10,969
最終更新日 2025.01.02
登録日 2024.12.27
八乙女誠一は、平凡な生活を送る青年。
しかしある夜、妹の遥香が真夜中に彼の部屋を訪れ、彼にとんでもないお願いをする。
「お兄ちゃん、お願い――私の代わりに、ハーレムを作ってほしいの」
遥香の突飛な依頼に戸惑う誠一。
可愛い妹の頼みならば何でも聞いてあげたいと思うものの、倫理観や常識が頭をよぎる。
遥香の無邪気で真剣な姿勢に、誠一は次第に彼女の頼みを受け入れる決意を固めていく。
果たして、妹の代わりにハーレムを作るとはどういうことなのか?
そして、遥香が抱える秘密とは?
兄妹の奇妙で愉快な冒険が、常識を超えた方向へと進んでいく!
予想外の展開が次々と巻き起こる、兄妹の絆と笑いが詰まったハーレム・コメディ!
文字数 88,277
最終更新日 2025.01.01
登録日 2024.12.20
『丘口知夏』は地獄の三日間を独りで逃げ延びていた。
その道中で百貨店の屋上に住む集団に救われたものの、安息の日々は長く続かなかった。
梯子を昇れる個体が現れたことで、ついに屋上の中へ地獄が流れ込んでいく。
信頼していた人までもがゾンビとなった。大切な屋上が崩壊していく。彼女は何もかも諦めかけていた。
「俺はゾンビのプロだ」
自らをそう名乗った謎の筋肉男『谷口貴樹』はアクション映画の如く盛大にゾンビを殲滅した。
知夏はその姿に惹かれ奮い立った。この手で人を救うたいという願いを胸に、百貨店の屋上から小さな一歩を踏み出す。
その一歩が百貨店を盛大に救い出すことになるとは、彼女はまだ考えてもいなかった。
数を増やし成長までするゾンビの群れに挑み、大都会に取り残された人々を救っていく。
ゾンビのプロとその見習いの二人を軸にしたゾンビパンデミック長編。
文字数 112,640
最終更新日 2025.01.01
登録日 2024.12.31
仲月喜実紀(なかつききみのり)は学校終わり少し寄り道をして帰宅し眠りに着いたはずが次に目が覚めた時異世界に転生をした
異世界と言ったら絶対に人生がイージーになると喜んでいたので
早速異世界住民に声を掛けたそもそもこの行為自体が間違いだったと知る
―その後野生生活をしていたある日一人の少女錦戸玲那(にしきどれいな)に助けられたどうせ異世界住民だろと思っていたが実は俺と同じ転生者だという事が分かったがその子の話を聞いたら俺は転移したのだと知る
※この作品は金曜日曜更新
なろうカクヨムにも投稿しています
この作品が良ければ感想などいただけるとありがたいです
文字数 108,310
最終更新日 2025.01.01
登録日 2023.06.23
2040年、世界は破滅へと向かっていた。個人による核兵器所有が認められた時代、その惨禍に私と彼もいた。友達とも恋人とも違う、何とも言い表せない彼だが何よりも失いたくない存在だった。今、この世界の全てを敵に回しても、彼だけはどうか守れますように。憎しみと嫌悪だけが渦巻くこの世界で、たった一つ確かな愛が生き残れますように。どんなに願っても、世界の破滅は私たちを飲み込んだ。
文字数 16,476
最終更新日 2025.01.01
登録日 2024.01.28
「にいちゃんのことちょうだい」
トモヤとワタルは歳の離れた幼馴染。
その関係が一変したのはまだ子供だったあの夏の日だったーーー。
ワタルの面影を想うが故に後戻りできない深淵へ堕ちていくトモヤ。
トモヤという過去を必死に忘れようとするも相反して欲心を起こす心に苦しむワタル。
大人になった二人が邂逅する時、お互い何を思うのか。
年上無自覚執着攻め×年下拗らせ一途受け
お話の中で子供から大人へ成長していきます。
文字数 53,681
最終更新日 2024.12.31
登録日 2024.12.16
世界が歪む。景色が遷ろう。
――誰かが呼んでいる。
視界が霞む。耳が遠くなる。
―――タスケテ―――
――――――。
―― 今までここにあった【モノ】がもうそこにはない ――
始まりたてなのであらすじは控えめに。
文字数 114,384
最終更新日 2024.12.31
登録日 2024.10.21
11月、東京では吸血鬼による被害が続いていた。
生松アオはその駆除のため上京する。東京駅で吸血鬼の眷属、食人鬼と対峙する少女を助けることになった。彼女はユエンと名乗り、かつて神と呼ばれていた妖精だと言った。
吸血鬼事件を追うなか、ユエンは吸血鬼の少年を拾いコウと名づける。ユエンとアオ、コウ、そして吸血鬼事件の被害者であり画家のシガンによる奇妙な共同生活が始まった。
コウは人のように生活し、成長していく。そのうちに自分の「だいじなもの」を見つけ……。一方、吸血鬼事件はおさまることなく被害が増え続けていた――。
他サイト(カクヨム、エブリスタ、なろう)で投稿したものです
文字数 176,113
最終更新日 2024.12.31
登録日 2024.08.26
昔から遊んでいたゲーム『Trinity Spirit』
久々にプレイしようとした瞬間、突然その世界に飛ばされてしまった。さらに謎の襲撃を受け、絶体絶命のピンチに。
意識を失い目を覚ますと、自分がキャラメイクしたキャラクターが助けてくれていた。
元の世界に戻る手がかりを探しながら旅を続けるうちに、ゲームでは知り得なかった一面や感情を抱き始める。
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📌 現時点でのカップリング
主人公×美形な魔術師
主人公×強気なエルフ
※相手が不明瞭、同意のない性描写あり
🪶 月1を目標に連載中...
いいね、お気に入り等ありがとうございます。
表紙画像:ぱくたそ様より拝借
※ムーンライトノベルズ、エブリスタ、pixivにも掲載しております。
文字数 89,562
最終更新日 2024.12.31
登録日 2023.09.29
よくあるスサノオやヤマトタケルノミコトによるオロチ討伐とは全く違う内容になります。
この話はあくまで神界での出来事であり宗教的意味合いもありません。
神界における遠呂知という名の鍛冶神がどのように処罰されたかを描いた話です。
文字数 5,361
最終更新日 2024.12.31
登録日 2022.12.07
――――時は平安。
侍従の君は大内裏で今をときめく貴公子としての名をほしいままにしていた。
帝からの覚えもよく、若いながらに侍従の位を得、順風満帆の貴公子には、ひとつの秘密があった。
侍従の君の名は、範子(のりこ)。
彼女は男装の貴公子であった。
ある時、宿直の任に就いていた範子は、闇に紛れる不審な影を目撃する。
追い詰め、掴んだ袿を剥いだ先で、
「敦宣…!?」
「範子さま…」
思いもしない人物と出会うこととなる。
名を敦宣(あつのり)。
彼もまた、右大臣の末姫として暮らす女装の姫君であった。
※エブリスタにも同じものを投稿しています。
文字数 54,234
最終更新日 2024.12.30
登録日 2022.01.01
物心つく前から竜に育てられており、自分も竜だと思い込んでいたアメリア。しかし六歳の時に竜の王城に半ば騙し討ちに連れ去られた結果、自分が竜ではなく人間だと知らされ、自らの寿命が養母よりかなり早く尽きてしまう事実に気がつく。このまま竜の国で生活すると、自分が早死にすることで大好きな養母を悲しませてしまうと思い立った彼女は立派な竜になる事を諦め、将来は立派な人間になって断崖絶壁で遮断されている人間の国で生活することを宣言。周囲の竜達は彼女の決意と可愛らしさにほだされて、こぞって自立に向けた養育をするようになる。
年月が経過し、周囲の竜達からお墨付きをもらった彼女は、お目付け役の義兄が同行するのを条件に、竜国側から断崖絶壁を挟んで一番近い国での生活を開始する。しかしそこには大きな落とし穴が。
予想以上に人間国側より竜国側での医療知識や技術が進んでおり、アメリアの薬剤精製技術や使用方法、治療法の選択が未知のものであったため、実際に治療を施された者から話が広まって大評判に。その結果、同業の薬師には嫌がらせを受け、難しい治療は医師、軽症などは薬師とのすみ分けができていた人間社会の職域を侵すと医師に敵視され、トラブル続出。それらをなんとか回避していたものの、評判を聞きつけた王太子から国王の病を治すよう依頼されて半ば強引に王城に拉致された結果、王宮侍医を抱き込んだ国王暗殺未遂事件に巻き込まれてしまうのだった。
「カクヨム」からの転載作品です。
文字数 137,003
最終更新日 2024.12.29
登録日 2021.05.22
俺が欲しいものをいつも奪っていく、双子の弟。
もう二度と会いたくなかったのに、なんで目の前に現れる――?
文字数 11,924
最終更新日 2024.12.29
登録日 2024.12.27
狂気の王が犯した冒涜の行為により闇に沈んだダファネア王国。
紺碧の王都は闇の王に取り憑かれ漆黒の死都と化した。
それを救わんと立ち上がったのは、運命の旅路をともにする四人。
たった一人残された王の血脈たるミアレ姫。王国の命運は姫の一身にかかっている。
それを守るブルクット族の戦士カラゲル。稲妻の刺青の者。この者には大いなる運命が待っている。
過去にとらわれた祭司ユーグは悔恨の道を歩む。神々の沈黙は不可解で残酷なものだ。
そして、空を映して底知れぬ青き瞳を持つ鷲使いの娘クラン。伝説のイーグル・アイ。精霊と渡り合う者。
聖地に身を潜める精霊と龍とは旅の一行に加護を与えるであろうか。これこそ物語の鍵となる。
果てしない草原に木霊するシャーマンの朗唱。それは抗いがたい運命を暗示するいにしえの言葉。
不死の呪いを受けた闇の道化。死霊魔法に侵される宿命の女。これもまた神々の計画なのか。
転がり始めた運命の物語はその円環を閉じるまで、その奔流を押しとどめることはできない。
鷲よ! 鷲よ! 我らの旅を導け!
陽光みなぎる青空の彼方、地の果ての国へと!
文字数 1,069,009
最終更新日 2024.12.29
登録日 2024.09.10
能力を使った代償で眠っていた間に、大切な人が全員殺されていた騎士の青年──アーキルトは、復讐を誓った。何故あの人達が死ななければならなかったんだ。何故まだお前達は生きているのか、と。人が死ぬと特殊な能力を持った“鉱石”が遺る世界で、青年は死んでしまった親友の石を抱いて、涙を流す。
大切な人を殺された美しい青年と、大切だったはずの人に裏切られた美しい少女が出会い、復讐する相手は違えども二人はお互いの為にできることはやると約束してから、一年。物語は、今幕を開ける。
これは、大義と復讐と人の心と、戦いの物語である。
──日常と戦場の間を、生きていく。
※昔別サイトで投稿していたものですので、検索すると出てくると思いますが投稿者は同一人物です。
文字数 39,480
最終更新日 2024.12.29
登録日 2023.08.31
戦争は終わって、前線から退いて、愛する人と結ばれたなら、あとは穏やかに生きてゆくだけ――そう思っていた、のに。
ナスカはまた一つの困難に遭遇する。
敵意を向けられてもそれでも。
無事乗り越えることができるだろうか。
『白薔薇のナスカ 〜クロレア航空隊の記録〜』に関連するエピソードです。
※やや物騒要素が含まれます、ご了承ください。m(_ _)m
文字数 43,956
最終更新日 2024.12.29
登録日 2024.12.26
殺人を犯して死刑を待つ22歳の元大学生、灰谷ヤミ。
時空を超えて世界を救う、魔法使いの火置ユウ。
運命のいたずらによって「刑務所の独房」で出会った二人。
二人はお互いの人生について、思想について、死生観について会話をしながら少しずつ距離を縮めていく。
しかし刑務所を管理する「カミサマ」の存在が、二人の運命を思わぬ方向へと導いて……。
なぜヤミは殺人を犯したのか?
なぜユウはこの独房にやってきたのか?
謎の刑務所を管理する「カミサマ」の思惑とは?
二人の長い長い夏休みが始まろうとしていた……。
<登場人物>
灰谷ヤミ(22)
死刑囚。夕闇色の髪、金色に見える瞳を持ち、長身で細身の体型。大学2年生のときに殺人を犯し、死刑を言い渡される。
「悲劇的な人生」の彼は、10歳のときからずっと自分だけの神様を信じて生きてきた。いつか神様の元で神様に愛されることが彼の夢。
物腰穏やかで素直、思慮深い性格だが、一つのものを信じ通す異常な執着心を垣間見せる。
好きなものは、海と空と猫と本。嫌いなものは、うわべだけの会話と考えなしに話す人。
火置ユウ(21)
黒くウエーブしたセミロングの髪、宇宙色の瞳、やや小柄な魔法使い。「時空の魔女」として異なる時空を行き来しながら、崩壊しそうな世界を直す仕事をしている。
11歳の時に時空の渦に巻き込まれて魔法使いになってからというもの、あらゆる世界を旅しながら魔法の腕を磨いてきた。
個人主義者でプライドが高い。感受性が高いところが強みでもあり、弱みでもある。
好きなものは、パンとチーズと魔法と見たことのない景色。嫌いなものは、全体主義と多数決。
カミサマ
ヤミが囚われている刑務所を管理する謎の人物。
2メートルもあろうかというほどの長身に長い手足。ひょろっとした体型。顔は若く見えるが、髪もヒゲも真っ白。ヒゲは豊かで、いわゆる『神様っぽい』白づくめの装束に身を包む。
見ている人を不安にさせるアンバランスな出で立ち。
※重複投稿作品です
※外部URLでも投稿しています。お好きな方で御覧ください。
文字数 141,278
最終更新日 2024.12.28
登録日 2024.10.17
(※本編完結済み)貴方に愛を伝えてもほぼ無意味だと、私は気づきました。婚約相手は学園に入ってから、ずっと沢山の女性と遊んでばかり。それに加えて、私に沢山の暴言を仰った。政略婚約は母を見て大変だと知っていたので、愛のある結婚をしようと努力したつもりでしたが、貴方には届きませんでしたね。もう、諦めますわ。
貴方の為に着飾る事も、髪を伸ばす事も、止めます。私も自由にしたいので貴方も好きにおやりになって。
------
※話数調整しました
…あの、今更謝るなんてどういうつもりなんです?
文字数 32,579
最終更新日 2024.12.28
登録日 2023.05.12
東京のシステム会社で始まった新規プロジェクト。
技術部門のリーダーである上原は、プロジェクトで初めて密接に関わることになった若手社員・白木の真摯な姿勢と穏やかな笑顔に、心を動かされる。
しかし、上原には家で待つ妻がいる。彼が選んだ「普通の人生」は、遠い昔に終えたはずの葛藤を再び呼び覚ます。
社会的な建前や立場に縛られながらも、何を選び、誰を愛すべきなのか――。
文字数 23,195
最終更新日 2024.12.28
登録日 2024.12.14
R部分に*を入れています。
大人しく目立たない、自分に自信のない大学生──川口果穂(19)。
同じ大学のサークル仲間であり、よく自分をダシにする大山美紀子に誘われ、とあるホストクラブに足を踏み入れた。
そこで出会ったのは、新人ホストの美麗。
同郷である上、初恋の相手でもある彼の話を聞くうちに、幼い頃の記憶が蘇り……
彼の為に貢ぐ決意をする。
しかし、複雑な家庭環境で育ち孤立無援の果穂は、今のバイトだけではそれが叶わないと悟り……
足を踏み入れたのは、『援交』という道だった──
◇◇
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在の人物・団体・名称等とは一切関係ありません。
また法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
文字数 81,589
最終更新日 2024.12.27
登録日 2024.01.22
性格の歪んだ攻め(華族 / 茶道の家元) × 健気受け (織物名家の分家)
京で名高い「藍川織」は西洋の織物の打撃を受けて苦境に立たされていた。兄様は伝統を守ろうと、必死に販路を開拓しようとしたが上手くいかない。そんな折、当主の命令で分家の俺たちは、華族であり茶道家元の珠さんの屋敷へ奉公に行くことに。その屋敷でお茶会へと呼ばれたはずが、どこか兄様の様子がおかしい——、というお話。
袱紗(ふくさ):茶道で道具を清めるときに使う道具
(表)6話+(裏)6話の全12話。
表 : 受けの弟視点(第三者視点)
裏 : 攻め視点
歴史 / 茶道 / 織物の知識がかなり曖昧なので、温かい目でご覧ください。ちなみに誰もHAPPYにはなりません
文字数 23,039
最終更新日 2024.12.27
登録日 2024.12.17
※事実を元に作った空想の悲恋、時代小説です。
「わたしは男装軍人ではない。立派な軍人だ」
藤宮伊吹陸軍少尉は鉄の棒を手にして、ゴロツキに牙を剥ける。
没落華族令嬢ではある彼女だが、幼少期、父の兄(軍人嫌い)にまんまと乗せられて軍人となる。その兄は数年後、自分の道楽のために【赤いルージュ劇場】を立ち上げて、看板俳優と女優が誕生するまでになった。
恋を知らず、中性的に無垢で素直に育った伊吹は、そのせいか空気も読まず、たまに失礼な言動をするのをはしばしば見受けられる。看板俳優の裕太郎に出会った事でそれはやんわりと......。
パトロンを抱えている裕太郎、看板女優、緑里との昭和前戦レトロ溢れるふれあいと波乱。同期たちのすれ違い恋愛など。戦前の事件をノンフィクションに織り交ぜつつも、最後まで愛に懸命に生き抜く若者たちの切ない恋物語。
主要参考文献
・遠い接近=松本清張氏
・殉死 =司馬遼太郎氏
・B面昭和史=半藤一利氏
・戦前の日本=竹田千弘氏
ありがとうございます。
※表紙は八朔堂様から依頼しました。
無断転載禁止です。
文字数 122,100
最終更新日 2024.12.26
登録日 2023.01.30
◇あらすじ◇
ザウシュビーク王国の王族に仕えるエアルは、天翼の民(フリューゲル)のたった一人の生き残りである。数百年にわたり教育係として飛行訓練や魔法を王族の子どもたちに教えてきたエアルには、もう一つの仕事があった。それは十八歳になる王子に夜の手ほどき――つまりセックスのやり方を教えるというもの。
生意気がゆえに、ずっと子ども扱いしていたローシュ王子が十八歳を迎えた夜。エアルはローシュと手ほどきという名のセックスをする。自分の居場所を確保するために与えられた仕事を淡々こなしてきたエアルだったが、ローシュとの行為の中に今までに感じたことのない快感を覚える。その後ローシュの気持ちが自分に向いていることを知るが、ローシュの想いに応えられないとエアルが断ったことで、二人の間には距離ができる。
それから二年後、成年王族となったローシュに改めてプロポーズされるエアルだったが――。
※受けが攻め以外のキャラクターと性的な行為をする描写がございます。苦手な方はご注意ください。
※この作品はエブリスタとムーンライトノベルズにも掲載しています。
◇表紙絵◇
青城硝子 様(X:@aokiglass)
◇投稿時間◇
8月中旬より不定期連載
◇作者より◇
久しぶりの連載作品になります。よければ気長にお付き合いいただけると嬉しいです。よろしくお願いします!
文字数 117,957
最終更新日 2024.12.26
登録日 2024.07.07
お前はいつも「親ガチャ失敗」だとか「女に相手されない」とか、不幸ばかりを嘆いている。それはハーレムや俺TUEEEを謳歌する転生者たちが生み出した不幸が降りかかっているからだ。
この世界に存在する「異世界」と呼ばれる無数の泡のような世界――それは転生者たちのために神が作り出した都合のいい舞台だ。しかし、幸福の裏に不幸が存在するように、異世界でのご都合主義的な幸せは他の世界に不幸を押し付けているのだ。
その歪みを正すために存在するのが「異端審問官」だ。その使命は、異世界からやってきた転移者や転生者たちに『正しい異世界』を与えて、三千世界の均衡を守ること。
文字数 74,516
最終更新日 2024.12.25
登録日 2024.12.11
【敵討ち法】が施行された世界。被害者遺族は加害者に、合法的に敵討ちができるようになった。そんな世界で、一人の少年が殺害された。祖父の耕一郎は裁判ではなく、【敵討ち法】で復讐による裁きを選ぶ。【敵討ち法】で加害者を殺害しても罪には問われないが、地獄行きは確定する。
【敵討ち法】の主管部署は地獄局。地獄局より、耕一郎に送られた被害事件の全容。それは被害者であるはずの我が孫に関する、イジメの実態だった。イジメの加害者だった我が孫。
この事件を俯瞰で見るサクラ。サクラの登場から、この物語のテーマ「自分のなかにも、あらゆる悪意がいる」が見えてくる。そんなヒューマンドラマです。
二重箱形式の物語です。メタ化しています。
文字数 6,310
最終更新日 2024.12.25
登録日 2024.12.25
ルソー伯爵家の令嬢カレンは侯爵令息アルフレッド・サリバンと結婚した。
政略結婚であったが、互いに愛し合い可愛い息子ネイトも産まれ、幸せな夫婦生活を送っていた。
ある日、カレンは夫が書いた手紙を見てしまう。そこには夫が愛する人に書いた詩的な文章が綴られていた。
一年に一度だけ、夫はその愛する人と会っているようだった。
カレンは夫を愛していたし、夫からも愛されていると思っていた。一年に一度だけならば、夫の不貞に目をつむるべきなのか……
文字数 16,283
最終更新日 2024.12.25
登録日 2024.12.23
魔物の王と呼ばれる強大な魔物を討伐し、それに伴い婚約者でもある王太子の呪いを解いて、勇者となったイーライ。しかし、その後周囲から邪魔者扱いされ散々な目にあい、とうとう最後には冤罪で死刑に処されてしまった。ところが、気がつくとイーライは魔物を斃した直後に戻っていた。これは若しや世を乱す魔物を倒したご褒美に、人生をより良くやり直せるよう天から2度目のチャンスを与えられたのか?え……やり直したいことなんて特にないんだけど……。ていうか、もっかいあの冷遇の流れやるの……?メ、メンド……。周囲との関係を改善しても、どうせ結末は同じ。命を削ってまで他人にいいように利用されるだけだ。自殺するにも生き直すにも、どちらにせよ気力がない。こうなったらサクサクやる事やって、とっとと処刑してもらおう。こうして、イーライの処刑ルート爆走チャレンジが始まる!
受けを助けたくて力を尽くす攻め×周囲にいいように利用され続けたせいで無気力な受け
※コンテスト応募の為、カクヨム様にて先行配信しております。
それに伴いかなりこれまでの私の作品よりWeb小説っぽく改稿したので、もしかすると読みやすくなってるかもしれないと思いきや、やっぱりブツ切りなので読みにくいかもしれません。
文字数 267,580
最終更新日 2024.12.24
登録日 2024.10.02
人気俳優の樫井秀孝は、複数の未成年に手を出していた事が発覚し、メディアで大きく騒がれ芸能活動を自粛。
その波紋は、被害者の一人である僕にもふりかかる。顔出しで被害者リストがネットに流れ、その挙げ句、暴漢に襲われてしまう。
そんな中出会ったのは、妖艶で色香の強い男性──若葉。
若葉との何気ない生活は、僕の求めていた家族そのもので。穏やかに過ごせる毎日を、幸せだと感じていた──筈だった。
初めて知る過去。
そして、若葉の本性と、アゲハの秘めた想いとは……
†††
『アゲハ舞い飛ぶさくら舞い散る』シリーズ第四作!
注:本作品は実際にあった事件をヒントにしている部分を含みます。
◇◇◇
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在の人物・団体・名称等とは一切関係ありません。
また法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
文字数 66,183
最終更新日 2024.12.24
登録日 2024.01.26
ミライア国は地の神に愛され、地の神が身を割いて創った“現人神”が国民を守護している。
現人神の伴侶は、地の神に選ばれた人間が“巫女”となり、そうして長い歴史を刻んでいた。
しかし、現在の現人神があまりにも美しかったため、人間たちは己がその美しき存在を手にしたいという欲望を叶えてしまった。
人間たちは、罪を省みないどころか残酷さをエスカレートさせていく。それが、身を滅ぼすこととなるのを知らずに――。
※タグ注意。一話目は胸糞展開しかないので、閲覧は自己責任でお願いします。
一話目、三人称全知視点。二話目、主に一人称視点。
男性との絡みがあるためボーイズラブ作品として出してますが、女性との絡みもあります。
醜さをおもいっきり詰め込んだようなお話。
文字数 15,760
最終更新日 2024.12.23
登録日 2024.12.15
「無駄金なんて一銭も払う気はないよ」
辺境の村で守銭奴と蔑まれ、”銭ゲバ婆”と呼ばれるキャロル。
かつては公爵令嬢として王子の婚約者であった彼女は、聖女の出現により婚約破棄され、国外追放された過去を持つ。
そんな彼女の元に、聖夜の前夜、三人の精霊が訪れる。
過去の記憶、現在の真実、そして未来の光景――。
金の亡者と揶揄され、村一番の嫌われ者となった彼女には、誰も知らない秘密があった。
すべてを失った元公爵令嬢が最後に望んだものとは――彼女は最期の選択を迫られる。
クリスマス・キャロルの精霊たちが導く、悪役令嬢の切なくも優しい聖夜物語。
文字数 26,465
最終更新日 2024.12.23
登録日 2024.12.23
エルトランド王国の次期王妃であったアカーシャ・オルトリンデは、未来予知によって国中の人心掌握していく神託の巫女、ストレリチア暗殺計画を企てた罪で死刑宣告を言い渡される。
婚約者であった王子やかつての仲間たちに見捨てられ、牢獄でただ死を待つだけの存在に成り下がったアカーシャだったが、ある日、そんな彼女の前に仇敵ストレリチアが現れる。
ストレリチアはアカーシャを煽り立てると、怒り狂う彼女に、条件付きで刑を死刑から流刑へと変えることを提案してくるのだが、その条件とは、アカーシャが必死で積み上げてきた魔導の根源、魔力を貪り続ける指輪をはめることだった。
苦心の末、このままでは死にきれないと考えたアカーシャはその条件を飲み、道案内として遣わされた奴隷、カラスと共に敵国オリエントへと流刑に処されることとなった。
東国オリエントにて、ストレリチアに反旗を翻すため力を整えることを決めたアカーシャは、カラスと共に名前を変えて現地の自警団に所属するのだが、そこでの戦いは、やがて、かつての母国、エルトランドとの戦争に発展していって…。
人を恨むことでしか咲き続けることのできない、復讐を唄う黒い百合の戦いが幕を開ける。
文字数 148,478
最終更新日 2024.12.22
登録日 2024.11.10
ある目的を果たすためにだけ生きていた主人公〈空木櫂人/うつぎ・かいと〉は、毎日通うスーパーで顔を合わせる女性〈伊吹澪/いぶき・みお〉のことをなんとなく気にしていた。
ある日の夜、暗がりで男性と揉めていた澪を助けた櫂人は、その礼にと彼女の家に招かれ、彼女のとんでもない秘密を知ってしまう。しかし、櫂人もまた澪には話すことのできない秘密を持っていた。
人を喰らう吸血鬼と、それを討つ処刑人。決して交わってはならない二人が、お互いに正体を隠したまま絆を深め、しだいに惹かれあっていく。
しかし、とうとうその関係も限界を迎える時が来た。追い詰められてしまった中で、気持ちが通じ合った二人が迎える結末とは?
文字数 45,326
最終更新日 2024.12.22
登録日 2022.12.01
過去に幼馴染のシーファを魔物に殺され、その“過去”に囚われ“縁”を断ち切れずにいる、俺、フェンともう一人の幼馴染のグワン。俺とグワンは“過去”の“縁”を断ち切りシーファの無念を晴らす…と言う目的の為、魔物の王…“魔王の討伐”を心に誓い合う。そして、【勇者】となった俺と、国随一の【魔術師】となったグワンは長く過酷な旅路を経て、遂に仲間と共にこの魔王城をのぞむ森へとやって来た。〜夜。俺とグワンは、不遇時代の幼少期、幼馴染の死、そしてここに至るまでの過去に囚われ、お互い、胸に秘めた想いを抱えたまま眠れぬ夜を過ごす。翌日、遂に魔王と対峙するのだが…。美形幼馴染攻め×幼馴染勇者受け
※少々書き直し。
文字数 24,425
最終更新日 2024.12.22
登録日 2024.12.22
「ニケットが脱獄した。お前を殺しに来るぞ」
イーマの前に現れた騎士オデオンが言った。
そして、記憶を失ったイーマの長い旅がはじまる。
運命に翻弄され、自分自身を探してゆく少年の物語。
執拗に追手に追われ、命を狙われながら、少年は何を見るのか。
真実は必ずしも優しくなかった。
残酷な事実のなかの一筋の光を見いだせるのか。
~重いテーマの異世界ハイファンタジーです~
※全年齢向け(多少プラトニックなBL風味・友情)
文字数 208,884
最終更新日 2024.12.21
登録日 2020.12.05