平安時代 小説一覧

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小説検索AIアシスタントβ

アルファポリスに投稿されている小説を紹介します。
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小説検索AIアシスタントβとは
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1
キャラ文芸 連載中 長編
左大臣家の一の姫として生まれた千景にとって、入内することは避けられないことだった。それでも初恋の人、橘惟久が忘れられず、千景は一夜を共にする。 けれど都では、帝が行方不明になっている、という噂でもちきりだった。千景はこれで自分の入内話が消えるのではないか、と浮かれていたが、その矢先、惟久との関係が祖母に知られてしまい、なぜか入内話が進んでしまう。 入内しても変わらぬ帝の不在。そんな中、懐妊してしまう千景。 内裏で孤立無援な千景を救ったのは……。
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小説 3,117 位 / 213,157件 キャラ文芸 36 位 / 5,367件
文字数 2,176 最終更新日 2025.12.21 登録日 2025.12.21
2
歴史・時代 連載中 長編
山賊に襲われた、わけありの美貌の姫君。 それを助ける正体不明の若き男。 その法力に敵う者なしと謳われる、鬼の法師、酒呑童子。 三者が交わるとき、封印された過去と十種神宝が蘇る。 毎週金曜日更新
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小説 27,419 位 / 213,157件 歴史・時代 180 位 / 2,869件
文字数 196,188 最終更新日 2025.12.19 登録日 2024.04.22
3
BL 連載中 長編 R15
ときは平安時代。 後宮に向かう牛車の中には、近衛家の姫が乗っている。妹のふりをし女に変装した雅朝だ。目的は、帝に接近するため。帝に殺されたと噂される親友の死の真相を探るためだ。 十二単という衣装と、顔を見せなくてもいいおかげで、なんとか後宮に入り込み帝のお渡りを待つが、なかなか来てくれない。食を絶って、気を引く作戦を敢行する。ようやく姿を現した帝は、聞いていた人物とは似ても似つかない。 おかしいと思いながらも、事情を打ち明けて、話しを聞こうとしたのだが、男だとわかっても、なぜか床入りに持ち込もうとしてくる。 「女子には手出しはしないつもりだったが、お前は男だからいいよな」 どうやら、帝も別人のようで・・・。 偽りの二人がバディを組んで、宮中に巣食う悪を暴く。 ※気まぐれ牛の歩み更新です。ご了承下さい。
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小説 32,555 位 / 213,157件 BL 8,827 位 / 29,623件
文字数 22,262 最終更新日 2025.12.18 登録日 2025.10.22
4
歴史・時代 連載中 長編
「俺はお前に見合う男になって必ず帰ってくる。それまで待っていてくれ」 身分という壁に阻まれながらも自らその壁を越えようと抗う。 たとえ一緒にいられる“時間”を犠牲にしたとしても―― 「いつまでも傍で、従者として貴方を見守っていく事を約束します」 ただ傍にいられる事を願う。たとえそれが“気持ち”を犠牲にする事になるとしても―― 時は今から1000年前の平安時代。 ある貴族の姫に恋をした二人の義兄弟がいた。 姫を思う気持ちは同じ。 ただ、愛し方が違うだけ。 ただ、それだけだったのに…… 「どうして……どうしてお主達が争わねばならぬのだ?」 最初はただ純粋に、守りたいものの為、己が信じ選んだ道を真っ直ぐに進んでいた3人だったが、彼等に定められた運命の糸は複雑に絡み合い、いつしか抗えない歴史の渦へと飲み込まれて行く事に。 互いの信じた道の先に待ち受けるのは――? これは後に「平将門の乱」と呼ばれる歴史的事件を題材に、その裏に隠された男女3人の恋と友情、そして絆を描く物語。
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小説 213,157 位 / 213,157件 歴史・時代 2,869 位 / 2,869件
文字数 516,514 最終更新日 2025.12.15 登録日 2022.12.18
5
BL 完結 長編 R18
幼い頃から妖怪が見えることに悩まされていた柊智晴(ひいらぎともはる)は、同じ能力をもつ祖母、律(りつ)の家に身を寄せていた。 そんなある日、妖狐である我鷲丸(がじゅまる)が目の前に現れ、「お前は有名な陰陽師、武尊(たける)の生まれ変わりだ。平安の地へ行き、黒羽(くろば)を共に封印してほしい」と言われる。 律を守るため、自分を信じてくれる我鷲丸ため、智晴は平安の地へ赴くこととなった。 我鷲丸と時間を過ごすうちに、ぶっきらぼうだが本当は優しくて頼りになる我鷲丸に少しずつ惹かれていく智晴。しかし、我鷲丸は武尊の恋人だったらしく…智晴は過去の自分に嫉妬するのだった。 ひよっ子陰陽師の智晴は、黒羽とどう戦うのか?黒羽の正体とは?そして、智晴と我鷲丸の恋の行方は…? 智晴と我鷲丸が繰り広げる、異世界陰陽道ファンタジー。
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小説 39,623 位 / 213,157件 BL 11,172 位 / 29,623件
文字数 71,984 最終更新日 2025.10.26 登録日 2025.10.19
6
恋愛 完結 長編 R18
時は、帝の御世も安らかなりし頃。武にも政にもすぐれ、「黒髭大将」と呼ばれる一人の男がいた。誠実で実直、しかし野暮と評されるその人が、ある日女を掠奪して自邸へ連れ帰った。 その女の名は雅子(なをこ)。かつては宮家の血を引く高貴な女王(親王の娘)であったが、家の没落により今は老女とただ二人隠れるようにして生きていた。 尊厳を奪われるようにして男のものとなり、老女に涙ながらに託され、黒髭の屋敷に迎え入れられた雅子。けれども黒髭は、ただ欲に狂う男ではなかった。彼は雅子を深く愛し、「掌中の珠」と呼んで離さなくなった。 やがて、宮中では「あの堅物の黒髭大将が、身分の低い女を囲っている」と噂が立つ。 かつて冷たいとまで言われた男が柔らかい眼差しを見せるようになり、その変化はついに帝の御耳にも届く……。 全十話です。
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小説 32,555 位 / 213,157件 恋愛 14,414 位 / 61,829件
文字数 25,483 最終更新日 2025.10.22 登録日 2025.10.16
7
BL 完結 長編
平安時代、貴族の子息・真夏は、龍笛の音に誘われ山中で半鬼の青年・博嗣と出会い、密やかな交流を深める。 やがて真夏は元服し宮中へ上がるが、都では鬼狩りが始まり、真夏は博嗣を庇って命を落とす。 時は流れ現代。生まれ変わった真夏は、子供の頃から鬼という言葉に不思議に惹かれ、夢に現れる人物に心を寄せていた。 大江山を訪れた夜、その夢の中の彼と大江山とが結びついた。そして、彼との過去の記憶が少しずつ蘇り始める。 夢の中で博嗣は現で会うことに消極的だが、真夏は諦めず鬼の伝承を調べ続け、やがてすべての記憶を取り戻す。 過去の悲劇を越えて、真夏は再び大江山を訪れ、博嗣と現実で再会し、ともに生きる道を選ぶ。
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小説 213,157 位 / 213,157件 BL 29,623 位 / 29,623件
文字数 132,787 最終更新日 2025.10.06 登録日 2025.07.01
8
ファンタジー 完結 短編 R15
 京都府内の公立高、平陽高校にて古典の教師を務めている20代後半の男性、遠崎伊織はその類稀なる端麗な容姿から主に女子生徒から羨望の的となっている。  すると、ある日のこと――高校の図書室にて授業用の資料を探していた最中、直観的にぐっと惹かれる一冊の本を目にする。惹かれた理由は不明ながらも、傷めないようにそっとその本を引き抜こうとする伊織。すると、卒然辺り一帯が光に包まれ――  その後、徐に目を覚ます伊織。すると、視界に映るは雲一つない青い空で――
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小説 213,157 位 / 213,157件 ファンタジー 49,662 位 / 49,662件
文字数 43,465 最終更新日 2025.09.01 登録日 2025.08.21
9
歴史・時代 完結 長編
在地の権力者の息子として足りないものを感じることなく生きていた藤原千方。だが、不仲になっていた叔父に父が殺されてしまう。その後、叔父が所領を自分が継ぐと言い出し、小競り合いになる。それから、千方は伯父の勧めで上京することにする。この時代の地方の者のあり方のひとつである、京で官職を得て威を高める選択肢を選んだ。上京の途につく。 京で首尾よく公卿の家人になる。ある日、御前試合の情報が千方のもとにもたらされる。公卿の前で命の奪い合いをする、というものだった。主である参議の命で、千方は参加することになる。
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小説 213,157 位 / 213,157件 歴史・時代 2,869 位 / 2,869件
文字数 46,938 最終更新日 2025.08.09 登録日 2025.08.06
10
歴史・時代 連載中 長編
「拙僧(おれ)を殺したければ――播摩の地へと来るがいい。拙僧(おれ)は人の世を壊す悪鬼羅刹であるぞ――」 ――その日、そう言って蘆屋道満は、師である安倍晴明の下を去った。 時は平安時代、魑魅魍魎が跳梁跋扈する平安京において――、後の世に最強の陰陽師として名をのこす安倍晴明と、その好敵手であり悪の陰陽師とみなされる蘆屋道満は共にあって笑いあっていた。 彼らはお互いを師弟――、そして相棒として、平安の都の闇に巣食う悪しき妖魔――、そして陰謀に立ち向かっていく。 しかし――、平安京の闇は蘆屋道満の心を蝕み――、そして人への絶望をその心に満たしてゆく。 そして――、永遠と思われた絆は砕かれ――、一つであった道は分かたれる。 人の世の安寧を選んだ安倍晴明――。 迫害され――滅ぼされゆく妖魔を救うべく、魔道へと自ら進みゆく蘆屋道満。 ――これは、そうして道を分かたれた二人の男が、いまだ笑いあい、――そして共にあった時代の物語。
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小説 213,157 位 / 213,157件 歴史・時代 2,869 位 / 2,869件
文字数 219,374 最終更新日 2025.08.07 登録日 2024.01.30
11
歴史・時代 完結 長編
 石上史郎(いしがみのしろう)は、父の飼う刺客としての日々に飽いていた。史郎の父は力こそすべてと信じており、息子を刺客として利用している。そんな境遇の史郎は走ること、泳ぐことを生きる糧にしている。その速さ、持続の長さは日の元でも有数のものだった。また、京子(あつこ)のもとに通うことや、友で陰陽法師の真海(しんかい)との語らいも彼にとっては癒しだった。そして、史郎は命を奪った相手の子供を育てている。力こそがすべて、と教えていた。 そんなあるとき、公卿たちがいらぬ戯れを起こす。三つ競べ――のちにいうトライアスロン――を開き、馬を駆る、走る、泳ぐで目当ての地に子飼いの者を向かわせ誰が一番につくのかを競わせることにした。 史郎も公卿の父に命じられ、参加することになる。
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小説 213,157 位 / 213,157件 歴史・時代 2,869 位 / 2,869件
文字数 61,032 最終更新日 2025.08.01 登録日 2025.08.01
12
ファンタジー 完結 長編
 許されるのはこの程度だ。左頬に幾筋も流れる涙を、指でなぞり掬う程。  薫は拒むこともなく、まだ私を見詰めたまま。そして瞳は絶えず潤む。  今ひと声で、箍が外れそうだ。  だから願う。私を、呼ばないでくれ。  第二皇子が春宮宣下を受ける時、待ち侘びたかのように平穏な世の歯車が狂い始める。  謀叛を企むは第一皇子を担ぐ宮家の兄弟、春宮暗殺の凶刃を振るうは圧倒的力を有する僧侶、傾国の美姫・常春憑きの帰還、傍観の鬼が明かす帝の過去、闇に葬られた双子の片割れ、繰返す大陸との戦。  戸惑いながら、近づいては離れ、また惹かれる春宮・志貴と、男装の従者・薫、そして桜の妖・綏靖。  唄うように舞うようにいては何も護れない。  心のまま欲望のままに、剥き出しの牙で運命に抗う。
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小説 213,157 位 / 213,157件 ファンタジー 49,662 位 / 49,662件
文字数 196,232 最終更新日 2025.07.27 登録日 2025.07.27
13
ライト文芸 完結 長編 R18
 偶然見つけた、長らく更新が止まったブログ。  その日記には、神奈川の実家に帰省した投稿者が、公園で出会った謎の人物から、自身が平安末期・相州渋谷荘を支配していた渋谷一族の末裔であると告げられた顛末が綴られていた。  その日を境に、投稿者は、まるで現実のような夢の中で渋谷荘の内紛と鎌倉からの干渉に翻弄される武士たちの渦中へと投げ込まれる。  乱れ飛ぶ矢、交錯する思惑、坂東武者たちの生死を賭けた闘争。投稿者はやがて将として戦場に立ち、血で血を洗う戦乱に巻き込まれていく。  そして夢の中の戦は、次第に一方的な敗色を帯び、逃れられぬ“最期”が迫る・・・ 夢か現実か。 ネットの片隅に静かに遺された“放置された日記”が開く、血塗られた坂東武者の記憶。  鳥羽院政期、保元の乱(1156)直前の頃の相模国渋谷荘(神奈川県綾瀬市、大和市、藤沢市辺り)を念頭に架空の物語を作っています。
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小説 213,157 位 / 213,157件 ライト文芸 8,783 位 / 8,783件
文字数 69,408 最終更新日 2025.07.17 登録日 2025.07.16
14
ライト文芸 完結 長編 R18
 平成16年(2004年)、海外出張でアメリカに滞在していた主人公は、日本への一時帰国中に体験した奇妙な出来事を思い返していた・・・  伏見稲荷大社を訪れた彼は、稲荷山を登る途中で平安装束の女性たちに出会う。誘われるままに彼女たちと参拝し、その夜は知人の屋敷に泊まることになった。  翌日には彼女らの屋敷へと移り、気がつけば彼は院政期の京の都、とある受領の邸に居候する身となっていた。  やがて、彼女たちは院の御所に出仕する。しかし、その夜、御所は左馬頭の軍勢に襲撃され、火の手が上がる。  主人公は、彼女たちを救うべく燃えさかる御所へ向かうが・・・ 稲荷の遣い(きつね)の目が怪しく光る境内から、平安の世に放り込まれた主人公。 歴史の裏に封じられた運命に巻き込まれていく。 幻想 × 歴史 × タイムスリップ──神秘と運命が交錯する伝奇譚。
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小説 213,157 位 / 213,157件 ライト文芸 8,783 位 / 8,783件
文字数 167,374 最終更新日 2025.07.14 登録日 2025.07.08
15
ライト文芸 完結 長編 R18
無職となり、人生の迷路に迷い込んだ男がふと思い出したのは、東北を旅したときの――忘れがたい、奇妙な邂逅だった。 多賀城跡で出会った男は、自らを「蝦夷」と名乗った。 「私は古代奥州に生きた者。我らの記憶を、忘れないでほしい。」 男が“見せた”のは、宝亀五年から弘仁二年にかけて続いた、朝廷と蝦夷の苛烈な戦い。 気づけば主人公は、その戦乱のただ中に立ち、蝦夷の一員として剣を取っていた・・・ 忘れ去られた者たちの声が、千年の時を越えて蘇る。 東北の地に封じられた記憶が、あなたの心を揺さぶる。 ※2009年7月ごろ執筆
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小説 213,157 位 / 213,157件 ライト文芸 8,783 位 / 8,783件
文字数 102,086 最終更新日 2025.07.13 登録日 2025.07.11
16
歴史・時代 連載中 長編 R18
妖異渦巻く変幻怪奇の平安京。雅な公家の世に蠢く仄暗い闇。数百年にわたり一匹の鬼が、日ノ本の全てを呪い策謀をめぐらしやがて鬼の王を生む。それを迎え撃つ都の侍たち。 伝統古典『大江山』を怪奇ファンタジーに再構築。
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小説 213,157 位 / 213,157件 歴史・時代 2,869 位 / 2,869件
文字数 221,684 最終更新日 2025.07.07 登録日 2025.05.28
17
キャラ文芸 完結 短編
オシの姫さまは私が守ります! 『源氏物語』の世界に転生した私。今まさに紫の上が垣間見されようとしている!? 「ラン軍挽歌」に応援賜り、ありがとうございます。 「第11回 歴史時代小説大賞」、恒例の応援感謝企画です 【表紙絵】 スズメ:きくちまり「スズメ」イラストAC 扇:ふわぷか「牡丹フレーム2」イラストC 背景:Canva素材
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小説 213,157 位 / 213,157件 キャラ文芸 5,367 位 / 5,367件
文字数 9,114 最終更新日 2025.06.21 登録日 2025.06.17
18
歴史・時代 完結 長編 R15
貴族が栄華を誇る時代。貴族の娘、芦原時子(あしわらのときこ)はある夜鬼と出会う。話をすると、どうやら鬼は陰陽道に詳しいようだ。 そこで時子は鬼に頼む。父親の病の原因を突き止めてくれないかと――。 人間の少女、鬼の陰陽師等個性的な面々が数々の事件を解決する物語がここに開幕。 小説家になろう、カクヨムでも公開しております。
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小説 213,157 位 / 213,157件 歴史・時代 2,869 位 / 2,869件
文字数 105,583 最終更新日 2025.06.18 登録日 2025.05.27
19
BL 完結 短編
 20代前半の美青年、惟近はかつて絶望の最中にいた。死すら厭わない苦痛の中、高貴な美男子である中将に救われそれ以降、彼を恩人と慕い少しでも彼の役に立つようにと日々努めている。  すると、そんなある日のこと。それまでどのような女性の求婚にも応じなかった中将が、初めて逢瀬を交わしたのは五条の姫君で――
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小説 213,157 位 / 213,157件 BL 29,623 位 / 29,623件
文字数 11,715 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.31
20
歴史・時代 完結 短編
――詞(ことば)は、生きるということ。 詠む者として生まれ、女として生き、風となって消える。 時は平安末期。 都に仕える一人の女房・藤原高子は、紅の衣とともに「詠う女」として注目を集める。 だが、彼女が紡ぐ和歌は、やがて政(まつりごと)の具となり、人の妬みと恐れを呼び、 ついには「詞によって裁きを下す者」となる。 火に晒され、誤解に傷つき、沈黙に包まれながらも、 それでも高子は、ただ詞を詠み続けた。 己の生を、心の風を、時代の片隅にそっと残すように。 やがて、紅の裾を翻し、彼女は都を去る。 そのあとに残ったのは、名ではなく――詞だけ。 “くれなゐの かぜとなりたる ことのはは こゝろにふれし ときぞまことと” この詞に触れたとき、 あなたの中にも、静かに風が吹くかもしれません。 歴史の陰に咲いた、もうひとつの女の生。 すべての「詠う者」に贈る、静謐なる時代抒情。
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小説 213,157 位 / 213,157件 歴史・時代 2,869 位 / 2,869件
文字数 49,324 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.17
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歴史・時代 完結 短編
雅やかなる平安京の深奥に閉じ込められた、少納言家の姫君、小夜。決められた未来と閉鎖的な貴族社会に息苦しさを感じていた彼女の心に、未曽有の疫病が蔓延する都の惨状が、新たな光を灯す。身分を隠し市井に足を踏み入れた小夜は、そこで、病に苦しむ人々を献身的に看病する、身寄りのない貧しい少女、夕霧と出会う。 身分も、育ちも、生きる世界も異なる二人。しかし、死の影が都を覆う中で、小夜は夕霧の持つひたむきな生命力と、慈悲深い心に強く惹かれていく。夕霧もまた、高貴な身でありながら驕らず、人々を案じる小夜の純粋さに、貴族への固定観念を揺るがされる。 密やかな逢瀬を重ねるうちに、身分を超えた禁断の愛が芽生える二人。だが、疫病が収束し、再び身分制度が厳しくなるにつれて、二人の関係は周囲に知られ、小夜には名家との政略結婚が迫る。兄・朝臣の疑念、乳母・お芳の監視、そして婚約者・源 経隆の存在が、二人の愛を追い詰めていく。 引き裂かれる運命の中、小夜への想いを断ち切ろうとする夕霧。しかし、互いを守り抜きたいという強い願いは、定められた「理(ことわり)」に抗い、やがて二人を都の闇へと誘う。 果たして、身分も時代も超えたこの秘められた愛は、過酷な運命を乗り越え、希望を見出すことができるのか? 雅やかなる平安の都を舞台に、禁断の恋の行方を描く、壮大な物語。
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小説 213,157 位 / 213,157件 歴史・時代 2,869 位 / 2,869件
文字数 19,536 最終更新日 2025.05.25 登録日 2025.05.25
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歴史・時代 完結 短編
 平安時代の中期、藤原義孝(ふじわらのよしたか)の邸宅、桃園邸にて殺しが発生した。  殺されたのは屋敷の主人である藤原義孝。そのとき屋敷に訪れていた親友の藤原道隆(ふじわらのみちたか)は、義孝殺しを行った人間を突きとめようと屋敷の中を調査する。しかしその屋敷には数年前の安和の変にまつわる藤原師尹(ふじわらのもろただ)の亡霊が憑りついていた。その場に居合わせていた道隆の父、叔父、それから義孝の伴侶である千代やその父である源保光(みなもとのやすみつ)の中から、道隆は下手人を見つけることができるのか。そしてその後に待ち受ける衝撃の事実とは。
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小説 213,157 位 / 213,157件 歴史・時代 2,869 位 / 2,869件
文字数 31,013 最終更新日 2025.05.19 登録日 2025.05.19
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ミステリー 連載中 長編 R15
【第1部 完結】  彼女はまさに、安楽椅子探偵ならぬ、『安楽御簾探偵』ーーー平安時代、権大納言 花房家には、変わり者の次女がいた。  華やかな姉、可憐な妹に比べて、地味な顔立ち。女だてらに漢詩を読みこなす彼女は、皆から、頭でっかちな「土筆(つくし)」姫と呼ばれていた。  ある日、野心家な父が、今をときめく近衛中将、藤原時峰(ときみね)を婿にしたいと、「家に招いて、しこたま酒を飲ませ、三女の菫の寝室にぶち込んで既成事実を作る」という、とんでもない謀略を企てた。  男嫌いの菫に泣きつかれ、菫の代わりに時峰と対峙する土筆。色男と名高い時峰に警戒する土筆だったが、会ってみると、時峰は意外と紳士的だった。それどころか、時峰は土筆に悩みを打ち明ける。  その悩みとは、友人の姫が何者かに殺されたらしいーーーというもので……  時峰の話を聞いていた土筆の頭に、ある考えが浮かんだ。  事件を解決に導く探偵は、御簾の向こうにいる。土筆姫の平安探偵譚、ご覧あれ。 *キリの良いところなので、資料集め等々のために一時的に更新を止めてます。再開までお待ちください。* ※R15。一般的な推理小説レベルの描写が出てきます。 ※5〜7話で一つの話となるように書く予定です。 ※区切りの良いところまでは、なるべく一気に更新しましすが、話の切れ目(章の区切り)で更新があきます。ノンビリ更新。 ※時代考証甘めにてご容赦ください。参考文献は完結後に掲載の予定です。 ※小説家になろうから転載しています。
24h.ポイント 85pt
小説 12,694 位 / 213,157件 ミステリー 95 位 / 4,876件
文字数 221,733 最終更新日 2025.05.16 登録日 2023.06.21
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BL 完結 短編 R18
「ごめん、ごめんね……」  そう言いながら、佐吉は眠っている最愛の連れ合いである一之助の上に跨り、彼の逞しい魔羅を菊門に咥え込んでいた。  謝るくらいならやらなければいい。  だが、佐吉には一之助の濃厚な精を搾り取らなければならない、切羽詰まった理由があった。 鬼の血を引いた放免×妖を惹きつける体質の陰陽師 平安時代ファンタジーBL 丸井まー様の「睡X姦企画」、春森夢花様主催の「時代劇BL2024」参加作品です。 他サイトにも掲載しています。 ※ ざっくり平安時代でいいよね!の精神の下、自由に書き進めましたので、それを念頭に読んでいただけたらと思います。
24h.ポイント 35pt
小説 21,328 位 / 213,157件 BL 5,662 位 / 29,623件
文字数 20,788 最終更新日 2025.05.13 登録日 2025.05.05
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歴史・時代 完結 長編 R18
時は平安、左大臣家の大君であり、いずれは中宮へと期待され育てられている姫君は、几帳の奥深くに住まい、女房や乳母はおろか家族にさえ姿を見せようとせず、女童の夏木のみを傍近くに置いて寵愛していた。 姫君は香を焚きしめずとも芳しい香りを放ち、また、誰からの文にも返り言ひとつしようとしない頑ななまでの拒み方から、「くちなしの姫君」と都では呼ばれ、並ぶもののない美貌で都の男達の羨望の的となっていた。 姫君と夏木、二人の禁忌の愛はとまることなく、やがては……。
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小説 213,157 位 / 213,157件 歴史・時代 2,869 位 / 2,869件
文字数 74,028 最終更新日 2025.04.25 登録日 2025.03.11
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ファンタジー 連載中 長編
かつて妖神の器として恐れられ、絶滅を余儀なくされた九尾狐族。この一族の末裔から生まれた安倍晴明は、彼の幸せを願う母葛子の残酷な決断によって情念を封じられる。晴明はこのまま静かに人生を送るかのように思えたが、仙女玉屑との出逢いが彼の運命を一変させる。天涯孤独になった晴明は玉屑の助言によって陰陽師の賀茂忠行に引き取られ、息子保憲の弟子となり陰陽道の才能を磨いていく。 成長した晴明は山林で倒れていた少女を救出し、暗い過去を忘れたいと願う彼女を梨花と名付けて新たな人生を共に歩み始める。梨花の純真無垢な振る舞いは晴明の情念を呼び覚まし、二人はさまざまな困難を乗り越えていくうちに絆を深め夫婦になる。だが、幸せな夫婦生活は長くは続かなかった。晴明の身体に潜む九尾狐の力が最愛の妻の精気を奪い、死へ追いやってしまったのだ。彼女の死の真相を悟った晴明は絶望し、自責の念に駆られた。 晴明はもう二度と梨花には逢うことは叶わないだろうと諦めていたが、偶然にも冥界への通路を発見した彼は彼女と瓜二つの女神に出逢う。彼女は泰山府君の娘玉屑であり、人間界で梨花として生きて情劫を遂げ、真神に昇格した姿だった。だが、彼女は精気を吸収されたせいで晴明を愛した記憶を失っており、彼の命を奪い記憶を取り戻さなければ正式に真神だと認められなかった。玉屑は運命に逆らい晴明と共に生きる道を選ぶが、晴明は彼女の将来のために重大な決断をする。長い年月をかけて晴明は未熟な泰山の女神を教育し、彼を倒せるほどの力を蓄えさせた。晴明は自ら妖神と一体化して玉屑を待ち、最愛の妻から受け取った愛情を彼女に還す。晴明を失ってから彼の壮大な計画を知った玉屑は深く後悔して彼の復活を願うが、果たして天は彼女の願いに応えてくれるのだろうか?
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小説 213,157 位 / 213,157件 ファンタジー 49,662 位 / 49,662件
文字数 3,454 最終更新日 2025.04.25 登録日 2025.04.25
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キャラ文芸 完結 長編
第7回キャラ文芸大賞 和風ファンタジー賞受賞
旧題:星詠みの東宮妃 ~呪われた姫君は東宮の隣で未来をみる~ 【書籍化します!!4/7出荷予定】平安の世、目の中に未来で起こる凶兆が視えてしまう、『星詠み』の力を持つ、藤原宵子(しょうこ)。その呪いと呼ばれる力のせいで家族や侍女たちからも見放されていた。 ある日、急きょ東宮に入内することが決まる。東宮は入内した姫をことごとく追い返す、冷酷な人だという。厄介払いも兼ねて、宵子は東宮のもとへ送り込まれた。とある、理不尽な命令を抱えて……。 でも、実際に会った東宮は、冷酷な人ではなく、まるで太陽のような人だった。
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小説 27,419 位 / 213,157件 キャラ文芸 385 位 / 5,367件
文字数 165,835 最終更新日 2025.04.07 登録日 2023.12.30
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琴をキンと読めないあなた! コトとごっちゃにしているあなた! 小説『七絃灌頂血脉』シリーズを読んで、意味不明だったという方も、こちらへどうぞ。 本編『七絃灌頂血脉──琴の琴ものがたり』の虎の巻です。 小説中の難解な楽器や音楽等について、解説しています。 これを読めば、本編の???が少しは解消するかもしれません。
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小説 213,157 位 / 213,157件 エッセイ・ノンフィクション 8,448 位 / 8,448件
文字数 27,103 最終更新日 2025.03.23 登録日 2025.03.10
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歴史・時代 完結 長編
長門国・鬼ヶ城に伝わる悲しき伝説。鬼の血を引く娘・桜子と、彼女を愛した流刑の武士・高成。満月の夜、鬼の運命に抗えぬ桜子が選んだ道とは――。和の情緒に満ちた、切なくも美しき異類恋愛譚。 (長門国(ながとのくに)は、かつて日本に存在した令制国の一つで、現在の山口県西部。鬼ヶ城伝説は、山口県の美祢と長門にまたがる鬼ヶ城(標高620m)にまつわる伝説)
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小説 213,157 位 / 213,157件 歴史・時代 2,869 位 / 2,869件
文字数 18,650 最終更新日 2025.03.18 登録日 2025.03.18
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歴史・時代 連載中 短編
唐から帰ってきた空海が、坂上田村麻呂とともに不可解な出来事を解決していく短編小説。
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小説 213,157 位 / 213,157件 歴史・時代 2,869 位 / 2,869件
文字数 173,270 最終更新日 2025.03.16 登録日 2024.08.03
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恋愛 完結 短編
時は平安。 橘氏の葵姫は、ある日、藤原 定家によって無情にも袖にされる。言うなれば、それは婚約破棄であったが、当時の貴族社会では珍しくないこと。その常たる非情に――しかし葵姫は嘆き悲しむばかりではなかった。 自尊心を取り戻すべく、宮廷の重鎮、源 道義の密かな後押しを受けた葵姫は、宮廷貴族たちが才覚を競う大歌合の舞台へと挑むのだった――。
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小説 39,623 位 / 213,157件 恋愛 17,653 位 / 61,829件
文字数 5,374 最終更新日 2025.03.15 登録日 2025.03.15
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ホラー 完結 短編 R15
この物語の舞台は一応江戸時代初期、元禄の頃つまりは、忠臣蔵や水戸黄門の時代ということになっています。 主人公は犬企方として名高い五代将軍徳川綱吉に寵臣として仕え、水戸黄門などでは、しばしば悪党として登場する柳沢吉保です。ただ彼は確かに悪党であったかもしれませんが、一方で和歌や漢詩に秀で、源氏物語などの王朝文学にも精通した一流の文化人でもありました。 吉保は綱吉の命で京へ赴き、とある寺で平安の頃より数百年成仏することなく世をさすらう、ある夫人の幽霊と遭遇します。 不覚にも彼女と関係をもってしまった吉保は、その後江戸に戻っても彼女の亡霊に苦しむこととなります。吉保の周囲の人間に次から次へと取り憑いては混乱をもたらすのです。果たして彼女の本当の目的はなんなのか?やがては悲劇を迎えることとなるわけです。 (この物語は、史実をベースとしていますが、あくまでホラー小説であって歴史小説ではありません。そのため全てが史実の時系列通り物語が進行しているわけではありません。また時代考証等は時々あやふやですが、あくまでホラー小説なのであまりその点に突っ込まれてもはっきりいって知りません。最も歴史の知識があれば面白味も少しは増すでしょう。また源氏物語の知識があればさらに面白いかもしれません)最後までお楽しみいただけたら幸いと存じます。
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小説 213,157 位 / 213,157件 ホラー 7,670 位 / 7,670件
文字数 41,676 最終更新日 2025.03.15 登録日 2025.02.20
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歴史・時代 完結 長編
これは小説ではない。物語である。 平安時代。 雅びで勇ましく、美しくおぞましい物語。 宿命の恋。 陰謀、呪い、戦、愛憎。 幻の楽器・七絃琴(古琴)。 秘曲『広陵散』に誓う復讐。 運命によって、何があっても生きなければならない、それが宿命でもある人々。決して死ぬことが許されない男…… 平安時代の雅と呪、貴族と武士の、楽器をめぐる物語。 ───────────── 『七絃灌頂血脉──琴の琴ものがたり』番外編 倒れていた美少女に水を飲ませて助けた少年。 泉のほとりで芽生えた恋の裏の裏。 運命の二人が出逢う前、そこには、驚くべき秘密の物語があった。 本編『七絃灌頂血脉──琴の琴ものがたり』の常陸三兄妹にまつわる過去の物語。
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小説 213,157 位 / 213,157件 歴史・時代 2,869 位 / 2,869件
文字数 110,587 最終更新日 2025.03.08 登録日 2025.02.11
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歴史・時代 完結 短編 R15
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キャラ文芸 連載中 長編
平安時代の庶民である時子は、ある日、どこに続いているのかわからない不思議な洞窟の噂を耳にする。 洞窟を探索することにした時子だが、その中で、時子は眠りに落ちてしまう。 目を覚ますと、そこは、現代の日本で、時子はひどく混乱する。 立ち寄った店先、喫茶マロウドで、紅茶を飲み、金銭を払おうとしたが、今の通貨と異なる為、支払うことが出来なかった。その時、隣で飲んでいた売れない漫画家、染谷一平が飲み代を払ってくれた。時子は感謝を告げ、一平に別れを告げその場を去ろうとするが、一平はその不思議な通貨を見せてくれと、時子を引き留める。
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小説 213,157 位 / 213,157件 キャラ文芸 5,367 位 / 5,367件
文字数 13,401 最終更新日 2025.02.06 登録日 2025.01.05
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キャラ文芸 完結 長編
《あらすじ》 時は平安時代初期。小野篁という若者がいた。身長は六尺二寸(約188センチ)と偉丈夫であり、武芸に優れていた。十五歳から二十歳までの間は、父に従い陸奥国で過ごした。当時の陸奥は蝦夷との最前線であり、絶えず武力衝突が起きていた地である。そんな環境の中で篁は武芸の腕を磨いていった。二十歳となった時、篁は平安京へと戻った。文章生となり勉学に励み、二年で弾正台の下級役人である少忠に就いた。 篁は武芸や教養が優れているだけではなかった。人には見えぬモノ、あやかしの存在を視ることができたのだ。 ある晩、女に救いを求められる。羅生門に住み着いた鬼を追い払ってほしいというのだ。篁はその願いを引き受け、その鬼を退治する。 鬼退治を依頼してきた女――花――は礼をしたいと、ある場所へ篁を案内する。六道辻にある寺院。その境内にある井戸の中へと篁を導き、冥府へと案内する。花の主は冥府の王である閻魔大王だった。花は閻魔の眷属だった。閻魔は篁に礼をしたいといい、酒をご馳走する。 その後も、篁はあやかしや物怪騒動に巻き込まれていき、契りを結んだ羅城門の鬼――ラジョウ――と共に平安京にはびこる魑魅魍魎たちを退治する。 陰陽師との共闘、公家の娘との恋、鬼切の太刀を振るい強敵たちと戦っていく。百鬼夜行に生霊、狗神といった、あやかし、物怪たちも登場し、平安京で暴れまわる。 そして、小野家と因縁のある《両面宿儺》の封印が解かれる。 篁と弟の千株は攫われた妹を救うために、両面宿儺討伐へと向かい、死闘を繰り広げる。 鈴鹿山に住み着く《大嶽丸》、そして謎の美女《鈴鹿御前》が登場し、篁はピンチに陥る。ラジョウと力を合わせ大嶽丸たちを退治した篁は冥府へと導かれる。 冥府では異変が起きていた。冥府に現れた謎の陰陽師によって、冥府各地で反乱が発生したのだ。その反乱を鎮圧するべく、閻魔大王は篁にある依頼をする。 死闘の末、反乱軍を鎮圧した篁たち。冥府の平和は篁たちの活躍によって保たれたのだった。 史実をベースとした平安ダークファンタジー小説、ここにあり。
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小説 213,157 位 / 213,157件 キャラ文芸 5,367 位 / 5,367件
文字数 139,407 最終更新日 2025.01.25 登録日 2024.12.01
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キャラ文芸 完結 短編
第八回キャラ文芸大賞 奨励賞いただきました! 京貴族の茜子(あかねこ)は、幼い頃に罹患した熱病の後遺症で左目が化け物と化し、離れの陋屋に幽閉されていた。一方姉の梓子(あづさこ)は、同じ病にかかり痣が残りながらも森羅万象を操る通力を身につけ、ついには京の鎮護を担う社の若君から求婚される。 己の境遇を嘆くしかない茜子の夢に、ある夜、社の祭神が訪れ、茜子こそが吾が妻、番いとなる者だと告げた。茜子は現実から目を背けるように隻眼の神・千颯(ちはや)との逢瀬を重ねるが、熱心な求愛に、いつしか本気で夢に溺れていく。しかし茜子にも縁談が持ち込まれて……。 「わたしを攫ってよ、この現実(うつつ)から」
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小説 213,157 位 / 213,157件 キャラ文芸 5,367 位 / 5,367件
文字数 44,598 最終更新日 2025.01.20 登録日 2024.12.29
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大衆娯楽 連載中 長編 R18
 白井友里は古墳の歴史を調査している最中雨宿りした民家で鬼の伝説を聞く。タミ子が話す悲しき鬼女の伝説を聞いた友里は翌日その場所を訪れるが意識を失い、気付くとそこは平安の時代だった。 出典:『ふるさとの伝え語り―二本松市史資料叢書-』(昭和51年 二本松市教育委員会)
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小説 213,157 位 / 213,157件 大衆娯楽 5,949 位 / 5,949件
文字数 12,785 最終更新日 2025.01.18 登録日 2024.12.09
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歴史・時代 完結 長編
これは小説ではない。物語である。 平安時代。 雅びで勇ましく、美しくおぞましい物語。 宿命の恋。 陰謀、呪い、戦、愛憎。 幻の楽器・七絃琴(古琴)。 秘曲『広陵散』に誓う復讐。 運命によって、何があっても生きなければならない、それが宿命でもある人々。決して死ぬことが許されない男…… 平安時代の雅と呪、貴族と武士の、楽器をめぐる物語。 ───────────── 『七絃灌頂血脉──琴の琴ものがたり』番外編 麗しい公達・周雅は元服したばかりの十五歳の少年。それでも、すでに琴の名手として名高い。 初めて妹弟子の演奏を耳にしたその日、いつもは鬼のように厳しい師匠が珍しくやさしくて…… 不思議な幻想に誘われる周雅の、雅びで切ない琴の説話。 彼の前に現れた不思議な幻は、楚漢戦争の頃?殷の後継国? 本編『七絃灌頂血脉──琴の琴ものがたり』の名琴・秋声をめぐる過去の物語。
24h.ポイント 0pt
小説 213,157 位 / 213,157件 歴史・時代 2,869 位 / 2,869件
文字数 113,382 最終更新日 2025.01.10 登録日 2024.12.04
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BL 連載中 短編 R18
皇太子である琴乃宮 雪雅(ことののみや せつが)と護衛兼忍びである浪梅 鋼詠(ろうばい こうえい)の身分差をお互い意識しつつ逢瀬を重ねる平安BL。
24h.ポイント 14pt
小説 32,555 位 / 213,157件 BL 8,827 位 / 29,623件
文字数 7,023 最終更新日 2025.01.06 登録日 2025.01.02
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