鬼×人間小説一覧
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鬼を飼う一族、不知火家。
護法の柱として契約によって縛られた羅刹鬼・可畏(かい)は、不知火を護る代わりに贄を要した。
邪気を貯めに貯めた女を贄として捧げる事で、不知火は安寧を手に入れてきた。
そんな、鬼ーー羅刹鬼・可畏は贄を喰らった直後に、次の贄として生きる牡丹に出会う。
二人は鬼と贄という関係ながらも、可畏は牡丹を贄としながらも愛しむ。
「美味そうだ」「食べても良いのよ」
互いに口にするのは、果たして本音かどうか。
これは、鬼と贄の奇妙な関係を綴ったお話。
※カクヨムでは短編版『鬼を飼う。』を投稿しています。
文字数 3,208
最終更新日 2025.02.01
登録日 2025.01.29
第8回キャラ文芸大賞にエントリーしています。
鬼の頭領×不思議な力を持つ人間の娘のお話です。
【あらすじ】
あらすじ。
古き良き日本と、新しい西洋文化が交錯する時代。
少し栄えた町に出ると、昔ながらの瓦屋根の建物と、洋風の煉瓦造りの建物が並んでいる。そこに住む人達の服装も、着物に交じって、西洋の服を着ている人達が散見される。
けれどこの|吉野の里《よしののさと》は、今も、昔ながらの日本そのもの。皆が着物を身にまとって、瓦屋根の家に住んでいる。
里の長の一家には、稀に、不思議な能力を持つ者が生まれてくる。
吉野家には、二人の娘が居た。
姉の紗月《さつき》と、妹の楓花《ふうか》。
紗月には、人の傷を癒す力があり、一生懸命それを強くしてきた。
楓花にも、僅かの力はあったけれどとても弱い。力の優れた三つ年上の姉がいるので、努力はせず、力を使おうとはしなかった。
唯一、力を使える紗月。
里の者は皆、尊敬と親しみを込めて、姉の紗月を「姫さま」と呼んでいた。
紗月を大事にする両親と、可愛い妹。幼馴染の婚約者。紗月を慕う里の人達。
幸せしかない日々。
けれど、ある時、紗月の腕にある小さなあざが現れた。
そのあざが、幸せだった毎日を、変えていく。
ある日、紗月は、傷ついた鬼に出会う。
◇ ◇ ◇ ◇
2024/12/31 506文字で1ページ更新。大賞ランキングが17位スタートでした~( ノД`)
1/4 41位 ……お正月忙しすぎて更新できず( ノД`) これから頑張ります! よろしくお願いします🩷
文字数 10,850
最終更新日 2025.01.31
登録日 2024.12.31
猫を助けてあの世へ行った心春は出来心で三途の川をさかのぼった。
上流にある『叡智の光』に飲み込まれ、危うく魂が消滅しそうになった心春は間一髪救出されるが、そのあと、紫のイケメン鬼から地獄行きを宣言されてしまう。
おそるおそる足を踏み入れた地獄で告げられたのはパートタイマーとしての契約だった。
【キャラ文芸大賞参加作品】
文字数 26,763
最終更新日 2025.01.31
登録日 2024.12.26
「お前はやつがれの嫁だ」
涼音は名家の生まれだが、異能を持たぬ無能故に家族から迫害されていた。
お遣いに出たある日、涼音は鬼神である白珱と出会う。
翌日、白珱は涼音を嫁にすると迎えにくる。
家族は厄介払いができると大喜びで涼音を白珱に差し出した。
家を出る際、涼音は妹から姉様が白珱に殺される未来が見えると嬉しそうに告げられ……。
蒿里涼音(20)
名門蒿里家の長女
母親は歴代でも一、二位を争う能力を持っていたが、無能
口癖「すみません」
×
白珱
鬼神様
昔、綱木家先祖に負けて以来、従っている
豪胆な俺様
気に入らない人間にはとことん従わない
文字数 103,736
最終更新日 2025.01.26
登録日 2024.12.24
夕暮れ、逢魔が時。
寂れた公園に迷い込んでしまった人間は、あやかし共の贄となる
一話完結シリーズです。公園の遊具で人間があやかしに責められます。今回は雲梯。
出てくるあやかしも人間もまちまちです。
あやかし×人間が基本。家畜系メス男子も基本。それが芸風です。
※疑似産卵、失禁があるので注意※
pixivの方にも載せてます。あちらは少し加筆してあります
文字数 4,507
最終更新日 2023.10.20
登録日 2018.06.12
人間は鬼の生贄(結婚相手)となるために育てられる。
シオンはオリヴァーの生贄となることが決まった。
シオン目線。決められた鬼と結婚するなんて、嫌だ、と思ってた。そんなある日、僕とオリヴァー様が結婚することが決まった。初めてあったオリヴァー様はこの国の国王様で、とてもかっこよくて優しい。そんな人と結婚できるなんて、嬉しい!
そう思っていたのに、仮結婚の期間、いつまで経っても襲ってこない、僕の友達はみんな襲われるって言ってた。
もしかして、僕には興味無い?形だけの結婚ってことなの?!!
オリヴァー目線。とても可愛い子(生贄の中で一番可愛いと言っても過言では無い)との結婚が約束された。しかし、この国には御先祖さまの代で決められた「鬼は生贄と婚姻するまで性行為をしてはいけない」という掟がある(皆ソレを破っていることをオリヴァーは知らない、冗談で決められた掟と知らず、律儀に守っているのだ)。なので、心は痛むが必死に襲わないように冷たくしているのに、それでもめげずに頑張ってアピールするシオンが可愛すぎて仕方がない。時折悲しそうにしているが、それでも我慢しなければいけないんだっ!
文字数 2,068
最終更新日 2023.08.22
登録日 2023.08.22
姥捨山には立ち入ってはならぬ。昔からの言い伝えだ。なぜならその山には山姥と山爺がおり、立ち入った人間の臓器を喰らい尽くしている為だ。
鬼化した山姥を鬼姥といい、凶暴かつ残忍で、見てしまっては最後、執拗にまで追いかけられ殺されてしまうらしい。しかし、実際には見た人はいない。それは見た人全員食べられてしまったからだ。
そしてこの話は令和現在ではすっかり伝説化してしまっているという訳だ。
万が一にも貴方がこの山に立ち入ってしまったとしたら、唯一助かる方法があるのでお教えしよう。それは、フジツルと空木のある場所を見つけることだ。山姥と山爺はこの2つの木が成るところには立ち入ることができないのだ(古記より)。
また、山姥1体いる山には1000体程の山爺が存在するという一説がある。実際に目にしたことはないが、これらに見つかってしまった場合はもう命を諦める他ないだろう。
この伝説において各地で諸説あるが、中には生贄を供え、神として山姥を祀ることで山の怒りを鎮めている地域などもある。そしてその地域の地元住民は決してその山には近づくことはしない。そうすることで人間と山姥の棲家は分たれていたのだ。
しかし、一度山に入ると帰ってこれないのにこのような古記があるというのも不可解なものだ。しかし、逆に恐怖を駆り立てられ信憑性というものが増してくるというものだ。
そして時は2024年、あるニュースが話題となる。昨年からの東京での行方不明者の数が急速に増えて来ているというニュースだ。どこからの情報かは不明だが、一部のSNS界隈では、鬼化した山姥による仕業ではないかという話で持ちきりになっていた。「山姥、ついに山を出るw」、「山姥って本当にいるの?ウケるww」、「山爺っていうのもいるらしい、呼び名おもろ草」、「鬼化した山姥で鬼姥きばだな」等々。
その中でも「多摩川から東京目指してるんじゃないか?」という想定コメがダントツ人気だった。SNS平和ボケした人間達が呑気に日常を送っている現在、山姥の鬼の手がひっそりと人間社会に差し迫ろうとしていた。
しかし、そんな平和ボケの中でも、鬼姥と対峙しようという一部の組織がが存在していたのだった。
果たして人間vs鬼姥の闘いはどうなっていくのか?
文字数 33,237
最終更新日 2023.05.07
登録日 2023.04.06
涼丸は子鬼を自転車の後ろに乗せ、家の近くにある会社に日々子連れ出勤している。
都会からUターンして2年、穏やかで楽しい日々を過ごしていた。
しかしある日の夜、大きく美しい鬼が涼丸の前に現れ、お前が私の花嫁かと問われ襲われてしまう。
なんで僕がこんな目に!?
強気の鬼に流されながら、でもたまに抵抗し少しづつ互いを知っていく。
その頃、会社では傷病休暇を取っている気掛かりな人がいて……
時代がとまってしまっている鬼×心優しく諦めの早い男
※以前エブリスタ天下分け目のBL合戦夏の陣に参戦し最終候補に残して頂きました。当時とは作者名が少し違っていますが本人です。
文字数 121,455
最終更新日 2022.11.03
登録日 2019.12.23
ある日突然命を落とし、天界へと来た伊藤春太(いとうはるた)。死んだ時は76歳だったのに、何故か19歳の見た目になっていた。
そんな春太は、天国にも地獄にも行くことは許されず、雷の国へと飛ばされたのだった。そこは、雷を落とすための場所である。
そこの国王である雷様に、ある日突然求婚されてーーー?
★短いお話になると思います。
雷様(シャル様)
金髪赤眼、赤黒い二本の角を持つ(鬼族、長寿)。
幼い頃地上へ誤って落ちてしまった時に、19歳の春太に助けて貰った過去を持つ。現在376歳(地上とは時間の流れが違う)。えろ大好きなハルが大好き。
伊藤春太(ハル)
黒髪黒眼、天界に着いた時小さい角が二本生えていた。目元にホクロがある。えろとシャルが大好物。
精神年齢76歳、見た目19歳。
文字数 6,524
最終更新日 2022.09.11
登録日 2022.09.11
年が明ける直前、火焔(かえん)は川原で思ってもみないものを収得した。図ったかのように近づく御影(みかげ)に対し、火焔は冷たくあしらうが、次第に心が乱されてゆく。
文字数 5,547
最終更新日 2022.09.03
登録日 2022.09.03
妖怪を嫌悪する修行僧・永最は、ある旅の途中、天邪鬼・志誠を憑かせた青年・幸之助と出会い旅をする。
旅の最中、謎の女性・ススキノと出会い、やがて永最は、途轍もなく強大な鬼と関わっていく。
文字数 160,482
最終更新日 2021.09.18
登録日 2021.08.24
α(アルファ)が頂点に立ち、β(ベータ)はα(アルファ)に従い、Ω(オメガ)の立場は一番弱いそんな世界。
ある日、β(ベータ)同士の間にΩ(オメガ)の少年が生まれた。
人間の他にも『鬼』という種族が存在しておりー・・・
鬼×人間のBL小説。一部暴力的描写あり。ご都合主義なオメガバース(ほぼ独自設定)。最後はハッピーエンド。
文字数 256,813
最終更新日 2021.07.22
登録日 2019.10.20
昔、昔、強く恐ろしく美しい額に角の生えたモノノケがいた。美しい見た目とは反し、理性の無いソレは人の血肉を啜り、老若男女問わず全てを喰らい尽くそうとしていた。
しかし、その窮地に、とある一族が現れ、モノノケを山奥の社に封印する事に成功した。
その一族は特殊な力を持つとされる巫女を封印の楔とし、長年もの間、その封印を護っていた。
そんな一族の中に特殊な力を持つ男のオメガが生まれた…
第一の性と区別される男女の他に第二の性と区別されるα(アルファ)、β(ベータ)、Ω(オメガ)という性が存在している世界であった。その他にもーーが存在しておりー…
文字数 149,968
最終更新日 2021.05.31
登録日 2021.05.01
α(アルファ)が頂点に立ち、β(ベータ)はα(アルファ)に従い、Ω(オメガ)の立場は一番弱いそんな世界。
人間であり、しかも男のα(アルファ)が恋人だったβ(ベータ)の少年がある日、捨てられ、男のα(アルファ)と再会する…
その再会が少年の運命を大きく変える事となるのだが…
しかも、この世界には人間の他にも『鬼』という種族が存在しておりー・・・
鬼×人間のBL小説。一部暴力的描写あり。ご都合主義なオメガバース(ほぼ独自設定)。前作『鬼の花嫁』の2人の間に生まれた息子の物語。
*
文字数 112,844
最終更新日 2021.04.25
登録日 2021.02.01
先のオオマガドキで、実体なき常世の王・不浄王によって命を狙われ、母の命と引き換えに蘇った少年・志(ユキ)は、死した肉体に結界魂を宿した「傀もの(くぐつもの)」となった。弟の生命線である「結界魂」を守るために強くなることを望んだ実兄・神座真道(カムクラ マミチ)は最年少で特級術師となり、不浄王の消息と弟を救うすべを探していた。
これは、兄弟の絆と、術師と常世の異形たちとの戦いを描いた和風ファンタジーである。
文字数 16,558
最終更新日 2020.10.26
登録日 2020.09.11
反感を覚えた
苛立つばかりだった
気がつけば恋をしていた
近づかないようにした
別れを惜しむ自分に苛立つ
再会した
忘れてしまいたかった
想いは募る
それでも……
弱っちい奴だ
どうでもいい
コロリと恋に落ちた
近づけねえ
くそったれ、縁が切れた
見つけた
今度こそ捕まえる
弱え人間だ
逃さねえ……
:注意:
素人です
序盤は人同士に見えますが後に人外です
タグ確認をお勧めします
お月様にも出没しています
文字数 243,929
最終更新日 2020.06.09
登録日 2020.03.01
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