江戸時代小説一覧
タイトル通りです。意知が暗殺されなかったら(助かったら)という架空小説です。
文字数 220,933
最終更新日 2025.01.30
登録日 2023.05.03
現代の警察官・佐久間悠介が交通事故の衝撃で目を覚ますと、そこは江戸時代。
混乱する中、手には現代のスマートフォンが握られていた。
しかし、時代錯誤も構わず役立つこのスマホには、奇妙な法則があった。
スマホの充電は使うたびに少しずつ減っていく。
だが、事件を解決するたびに「ミッション、クリア」の文字が表示され、充電が回復するのだ。
充電が切れれば、スマホはただの“板切れ”になる。
悠介は、この謎の仕様とともに、江戸の町で次々と巻き起こる事件に挑むことになる。
盗難、騒動、陰謀。
江戸時代の知恵や人情と、未来の技術を融合させた悠介の捜査は、町人たちの信頼を得ていく。しかし、スマホの充電回復という仕組みの裏には、彼が江戸に転生した「本当の理由」が隠されていた…。
人情溢れる江戸の町で、現代の知識と謎のスマホが織りなす異色の時代劇ミステリー。
事件を解決するたびに深まる江戸の絆と、解けていくスマホの秘密――。
「充電ゼロ」が迫る中、悠介の運命はいかに?
新感覚エンターテインメント、ここに開幕!
文字数 56,906
最終更新日 2025.01.30
登録日 2025.01.07
文字数 2,096
最終更新日 2025.01.27
登録日 2025.01.06
盲目の男、石(いし)は、弦(つる)という女性と二人で旅を続けている。
旅の途中で、由(よし)と妙(たえ)の親子と知り合った二人は、山間の小さな宿場町に腰を下ろすことにした。
町の名は子毛(こげ)。その町には一人の八九三(やくざ)が居る。
多の屋助五郎(タノヤスケゴロウ)表向き商人を装うこの男に目を付けられた石。
その折、町は幕府から委託された大事業の河川工事の真っ只中。
棟梁を務める定吉(さだよし)は、由に執着する助五郎と対立を深めていく。
町に不満が高まる中、代官の跡取り問題が引き金となり助五郎は暴走する。
それは、定吉や由の親子そして弦がいる集落を破壊するということだった。
石は弦と由親子を、そして町で出会った人々をため助五郎一家に、たった一人で立ち向かうことになる。
文字数 75,228
最終更新日 2025.01.25
登録日 2024.08.16
『あやかし』×『バディもの』×ちょっと『お料理』!
中国から逃亡してきた九尾の男と、妖怪に好かれてしまう家なし少年による、ブロマンスあやかしミステリ(になる予定)!
(ちょっとバトルあり)
「ごめんね。日本に妖怪を持ち込んだの、僕なんだ」
月代も剃らなければ髷すら結わない、やけに綺羅綺羅しい美男は、俺にそう言った──。
【詳細あらすじ】
九尾妲己、実は男だった。
中国から追われ日本に逃げてきた彼だが、そのせいで日本は妖怪大国になってしまった。妖怪たちからその責任を追及され、彼は償いとして日本で妖怪の起こす問題を密かに解決することに。
一方そのころ、元服前の少年──恵次が妖怪から逃げる最中、とある山小屋にたどり着いていた。そして逃げ疲れた恵次は小屋の前で気絶してしまう。
恵次は生臭坊主のいる寺を抜け出してからというもの、妖怪に追われる生活を繰り返していた。その体質に妲己──今は蓮白と名乗る──は『妖怪磁石』と命名した。
かくして少年恵次は蓮白と共に、妖怪から日本を守ることとなる。
※一部BL的表現がございます。苦手な方はブラウザバックをお願いします。
文字数 10,410
最終更新日 2025.01.21
登録日 2025.01.21
父の仇を追う姉弟と従者、しかしながらその行く手には暗雲が広がる。藩の闇が仇討ちを様々に妨害するが、仇討の成否や如何に?娘をヒロインとして思わぬ人物が手助けをしてくれることになる。
毎週木曜日22時の投稿を目指します。
文字数 72,658
最終更新日 2025.01.16
登録日 2024.08.29
時は日本の江戸時代初期。
とある農村で、風太は母の病気を治せる人もしくは妖怪をさがす旅に出た父の帰りを待っていた。
しかし、その父とは思わぬ形で再会することとなった。
そして、風太は人でありながら妖力を得て・・・・・・。
※この物語はフィクションであり、実際の史実と異なる部分があります。
そして、実在の人物、団体、事件、その他いろいろとは一切関係ありません。
文字数 61,724
最終更新日 2025.01.01
登録日 2023.05.27
歴オタの片瀬景司は普通の高校三年生。
桑名の七里の渡し付近から川に転落し、意識を失った。
気がついたら、そこは男色全盛の江戸時代。
いきなり家老の息子、吉村右京にキスされて面食らうが、美貌の若衆に転生?したらしい。
モテモテの状況に戸惑いながらも、ここでの暮らしに慣れてきた頃、突然父が切腹して家が断絶、一転して不幸のどん底に突き落とされる。
浪人となりならず者として暮らしていたが、町でかぶき者に絡まれた町娘を助けたことで騒ぎになり、右京に見つかってしまう。
逃げようとしたが、笠を被った侍に当身をくらい、連れて行かれた先は、家老の一人、久松式部の別邸。
久松から熱烈な愛撫を受け、前藩主松平定良のご落胤だと聞かされる。
定良は、美貌の持ち主であり、かぶき者の殿様だった。
久松は、吉村(右京父)が定良を殺したと思い、仇を討とうとしていた。
景司を操ろうとする久松。右京とは敵対することになってしまう。
どうにかして阻止したい景司の戦いが始まる。
物語が進むにつれて、変化していく、右京との関係。
衣装の変化も見どころです
※性描写はあっさりめ。のつもりですが、書いているうちにハードになってきたのでR18に変更しました。念のため。
剣戟シーンあり、暴力、流血シーンも予告なくあります。苦手な方はお気をつけください。
まったく場違いな気がして気後れしますが、たくさんの作品の中から見つけてくださり、お読みいただいてありがとうございます。お楽しみくだされば幸いです。
文字数 73,870
最終更新日 2024.11.29
登録日 2024.10.02
幕末の信州上田藩。
藤井松平家の下級藩士・芦田家に、柔太郎と清次郎の兄弟が居た。
兄・柔太郎は儒学を学ぶため昌平黌《しょうへいこう》へ、弟・清次郎は数学を学ぶため瑪得瑪弟加塾《まてまてかじゅく》へ、それぞれ江戸遊学をした。
嘉永6年(1853年)、兄弟は十日の休暇をとって、浦賀まで「黒船の大きさを測定する」ための旅に向かう。
品川宿で待ち合わせをした兄弟であったが、弟・清次郎は約束の時間までにはやってこなかった。
時は経ち――。
兄・柔太郎は学問を終えて帰郷し、藩校で教鞭を執るようになった。
遅れて一時帰郷した清次郎だったが、藩命による出仕を拒み、遊学の延長を望んでいた。
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神童、数学者、翻訳家、兵学者、政治思想家、そして『人斬り半次郎』の犠牲者、赤松小三郎。
彼の懐にはある物が残されていた。
幕末期の兵学者・赤松小三郎先生と、その実兄で儒者の芦田柔太郎のお話。
※この作品は史実を元にしたフィクションです。
※時系列・人物の性格などは、史実と違う部分があります。
【ゆっくりのんびり更新中】
文字数 51,668
最終更新日 2024.11.17
登録日 2023.05.31
外の世界にあこがれる臆病な少年と、幕府の命令を受けて旅をする少女の出会いの物語。
舞台は江戸時代中期の小さな山村。
乱世が終わり、庶民文化が花開く裏側で世界を蝕むモノがいた。
あの世とこの世の境目がほつれ、交わり、侵入してきた「怪異」たち。
少年が出会った少女の使命は、人々をあの世へ誘う怪異を退治すること。
呪われた少年と呪われた少女の妖怪ファンタジー開幕!
文字数 42,633
最終更新日 2024.10.16
登録日 2023.05.28
十四歳の仙千代は、会津藩の大目付の次男で、衆道(男色)の契りを結んだ恋人がいた。
父は派閥争いに巻き込まれて切腹、家は没落し、貧しい暮らしの中で母は病死。
遺児となった仙千代は、江戸芳町の陰間茶屋『川上屋』に売られてしまう。
そこは、美形の少年たちが痛みに耐えながら体を売り、逃げれば凄惨な折檻が待ち受ける苦界だった──。
快楽責め、乳首責め、吊るし、山芋責め、水責めなど、ハードな虐待やSMまがいの痛い描写あり。
失禁、尿舐めの描写はありますが、大スカはありません。
江戸時代の男娼版遊郭を舞台にした、成人向けBL時代小説、約10万字の長編です。
上級武士の子として生まれ育った受けが転落、性奴隷に落ちぶれる話ですが、ざまぁ要素ありのハッピーエンドです。
某所で掲載していたものを、加筆修正した改訂版です。
感想など反応をいただけると励みになり、モチベ維持になります。
よろしくお願いします。
完結しました。
文字数 108,703
最終更新日 2024.10.05
登録日 2022.09.13
城下の外れに、織姫道場と呼ばれる町道場があった。
道場主の娘、織絵が師範代を務めていたことから、そう呼ばれていたのだが、その織姫、鬼姫とあだ名されるほどに強かった。道場破りに負けなしだったのだが、ある日、旅の浪人、結城才介に敗れ、師範代の座を降りてしまう。
そして、あろうことか、結城と夫婦になり、道場を譲ってしまったのだ。
織絵の妹、里絵は納得できず、結城を嫌っていた。
気晴らしにと出かけた花見で、家中の若侍たちと遭遇し、喧嘩になる。
多勢に無勢。そこへ現れたのは、結城だった。
文字数 27,237
最終更新日 2024.09.27
登録日 2024.08.31
時は江戸。山奥に住む変わり者の侍、紅床 虎和(くれとこ とらかず)は、藩主の娘である桜から「自分を守ってほしい」という依頼を受けてから、藩内に潜む数多の怪異に立ち向かう事になる。 己に刻まれた「漢字の異能」と頭脳を駆使し、日常の影に潜む妖魔を斬り倒す!
文字数 49,733
最終更新日 2024.09.01
登録日 2024.08.08
時は江戸時代初期、戦乱の世が終焉を迎えたが、人々の暮らしを脅かす正体不明の怪物『妖冥』の存在は消えていなかった。
妖冥に家族を奪われた孤児・楓は妖冥の討伐を行う「神隠団」を目指し、妖冥の絶滅を実現させようとしている。
楓と個性豊かな仲間が織りなす、過酷な試練と成長の物語!
文字数 19,959
最終更新日 2024.07.30
登録日 2024.07.26
[あたいはあたいの思うままに生きる。
今も昔も、これからも。
それが、あいつとの約束だから。]
陰陽術を使いこなす、不思議な女、鈴音。
彼女は、ひょんなことから物の怪や幽霊から
京を護れと仰せつかった新選組に手を貸すこととなる。
土方付きの世話役として、近くで彼を見つめるうちに、鈴音の気持ちに変化が生じ……。
拭えない過去と新しい道への葛藤とともに、
鈴音は新選組と時代を駆け抜けて行く。
文字数 240,959
最終更新日 2024.07.29
登録日 2017.03.01
三代将軍家光の時代―― 月ノ輪の元にやってきたのは、著名な禅師の沢庵と、隻眼の七郎という男だった…… 内裏に現れる魔性を相手に、七郎の剣が閃けば、そこには赤い雨が降る。
文字数 19,488
最終更新日 2024.07.23
登録日 2024.05.25
★第10回歴史・時代小説大賞 奨励賞受賞★
ある日、丑丸(うしまる)の父親が流行病でこの世を去った。
貧乏裏店(長屋)暮らしゆえ、家守(大家)のツケでなんとか弔いを終えたと思いきや……
脱藩浪人だった父親が江戸に出てきてから知り合い夫婦(めおと)となった母親が、裏店の連中がなけなしの金を叩いて出し合った線香代(香典)をすべて持って夜逃げした。
齢八つにして丑丸はたった一人、無一文で残された——
※「今宵は遣らずの雨」 「大江戸ロミオ&ジュリエット」「大江戸シンデレラ」にうっすらと関連したお話ですが単独でお読みいただけます。
文字数 23,363
最終更新日 2024.07.11
登録日 2024.05.30
天明八年の江戸。神田松永町の両替商「秋野屋」が盗賊に襲われた上に火をつけられて全焼した。一人娘のゆみは運良く生き残ったのだが、その時にはゆみの小さな身体には不思議な能力が備わって、いた。
一方、婿入り先から追い出され実家からも勘当されている旗本の末子、本庄龍之介は、やくざ者から追われている途中にゆみと出会う。二人は一騒動の末に仮の親子として共に過ごしながら、ゆみの家を襲った凶悪犯を追って江戸を走ることになる。
浪人男と家無し娘、二人の刃は神田、本所界隈の悪を裂き、それはやがて二人の家族へと繋がる戦いになるのだった。
文字数 96,024
最終更新日 2024.07.05
登録日 2024.03.21
──曰く、新撰組には「壬生狼の戦姫」と言われるほどの強い女性がいたと言う。
土方歳三には最期まで想いを告げられなかった許嫁がいた。名を君菊。幼馴染であり、歳三の良き理解者であった。だが彼女は喧嘩がとんでもなく強く美しい女性だった。そんな彼女にはある秘密があって──?
激動の時代、誠を貫いた新撰組の歴史と土方歳三の愛と人生、そして君菊の人生を描いたおはなし。
参考・引用文献
土方歳三 新撰組の組織者<増補新版>新撰組結成150年
図説 新撰組 横田淳
新撰組・池田屋事件顛末記 冨成博
文字数 101,132
最終更新日 2024.06.30
登録日 2024.05.31
戯作者為永春水と関係した芸者が密かに産んだ子である梅次郎は、幼い頃から剣術の修行を積み、暴れん坊旗本・勝小吉(勝海舟の父)の弟子となった。梅次郎は小吉が幕府から密かに請け負っていた江戸市中見回りの見習いを勤めつつ、吉原の廓「志信屋」の花魁玉糸と辰巳芸者の音八からの支援を受けて江戸市中の治安を守るべく活動していた。
あるとき、夜鷹連続辻斬りが起こり、梅次郎は玉糸から家宝の正宗を受けとり見回りを強化するが……巡回中に連続辻斬りの下手人・影沢英之進と斬りあう。英之進はかつては為永春水の人情本の愛読者であり、戯作者を志したこともある剣客であった――。
ここに戯作者によって人生を狂わせられたふたりが、激突する――。
戯作者の子で町人剣客の梅次郎、吉原の花魁玉糸、辰巳芸者の音八、暴れん坊旗本勝小吉という異色の面々が活躍する、滑稽あり剣戟ありの痛快エンタメ時代小説です!
※「第10回歴史・時代小説大賞」奨励賞受賞作です。
文字数 69,393
最終更新日 2024.06.29
登録日 2024.05.01
嵐のような晩だった。
銀次は押し込み強盗「おかめ盗賊」の一味だった。「金は盗っても命は取らぬ」と誓っていたのに、仲間が失態をおかし、人殺し盗賊に成り下がってしまう。銀次は何の因果かその家の一人娘を連れ去ることに。
そして、おかめ強盗に命を散らされた女中、鈴の兄源助は、妹の敵を討つために一人、旅に出るのだった。
追われ、追いかけ、過去を悔い、そんな人生の長い旅路を過ごす者達の物語。
※ 地名などは全て架空のものです。
※ 詳しい下調べはおこなっておりません。作者のつたない記憶の中から絞り出しましたので、歴史の中の史実と違うこともあるかと思います。その辺をご理解のほど、よろしくお願いいたします。
文字数 97,802
最終更新日 2024.06.23
登録日 2024.05.30
葉山藩庶務役平士の鹿山猪四郎は、貧弱な体で容姿もさえないことから劣等感に苛まれていた。
ある日、猪四郎は馬に頭を蹴られたことをきっかけに、馬の言葉がわかるようになる。にわかに信じられないことだが、そのことで、間一髪、裏山の崩壊から厩の馬達を救うことになる。
更に、猪四郎に不思議なことが起こっているのがわかった。人が心に思ったことも聞こえるようになったのだ。この能力により、猪四郎は、次第に周囲から出来る者として認められていく。
自分は特別な存在になったとばかり、貪欲になった猪四郎は名を上げようと必死になっていく。
文字数 23,944
最終更新日 2024.06.13
登録日 2024.06.10
江戸・吉原で起こった事件のけりをつける為に、東海道を元太夫の時雨が西に向かいに旅をする物語です。
文字数 48,803
最終更新日 2024.06.12
登録日 2024.05.26
★☆★ 第10回歴史・時代小説大賞〈あの時代の名脇役賞〉受賞作 ★☆★
https://www.alphapolis.co.jp/prize/result/853000200
天保三年。
尾張藩江戸屋敷の奥女中を勤めていた辰は、身長五尺七寸の大女。
嫁入りが決まって奉公も明けていたが、女人禁足の山・富士の山頂に立つという夢のため、養父と衝突しつつもなお深川で一人暮らしを続けている。
許婚の万次郎の口利きで富士講の大先達・小谷三志と面会した辰は、小谷翁の手引きで遂に富士山への登拝を決行する。
しかし人目を避けるために選ばれたその日程は、閉山から一ヶ月が経った長月二十六日。人跡の絶えた富士山は、五合目から上が完全に真冬となっていた。
逆巻く暴風、身を切る寒気、そして高山病……数多の試練を乗り越え、無事に富士山頂へ辿りつくことができた辰であったが──。
江戸後期、史上初の富士山女性登頂者「高山たつ」の挑戦を描く冒険記。
文字数 64,917
最終更新日 2024.06.04
登録日 2024.05.01
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品)猟師として生きている栄助。ありきたりな日常がいつまでも続くと思っていた。
だが、陣借り無宿というやくざ者たちの出入り――戦に、陣借りする一種の傭兵に従兄弟に誘われる。
その後、栄助は陣借り無宿のひとりとして従兄弟に付き従う。たどりついた宿場で陣借り無宿としての働き、その魔力に栄助は魅入られる。
文字数 72,640
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.05.18