第10回歴史・時代小説大賞小説一覧
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時は太平、場所は大江戸。旗本の次男坊、桐野政明は『邪気眼侍』と呼ばれる、常人には理解できない設定を持つ奇人にして、自らの設定に忠実なキワモノである。
或る時は火の見櫓に上って意味深に呟いては降りられなくなり、また或る時は得体の知れない怪しげな品々を集めたり、そして時折発作を起こして周囲に迷惑をかける。
そんな彼は相棒の弥助と一緒に、江戸の街で起きる奇妙な事件を解決していく。女房が猫に取り憑かれたり、行方不明の少女を探したり、歌舞伎役者の悩みを解決したりして――
やがて桐野は、一連の事件の背景に存在する『白衣の僧侶』に気がつく。そいつは人を狂わす悪意の塊だった。言い知れぬ不安を抱えつつも、邪気眼侍は今日も大江戸八百八町を駆け巡る。――我が邪気眼はすべてを見通す!
中二病×時代劇!新感覚の時代小説がここに開幕!
文字数 90,666
最終更新日 2024.09.21
登録日 2023.05.30
平安時代中期、陰陽師として名を馳せた男がいた。その男の名は安倍晴明。
小説や漫画、映画などでお馴染みの若き陰陽師である。
しかし、本当の安倍晴明は違っていた。
陰陽師となったのは40歳を過ぎてからのことであり、朝廷で名を馳せ、活躍したころには60歳を迎えていた。
そんなリアルな安倍晴明の姿を描いた物語。
文字数 79,806
最終更新日 2024.07.26
登録日 2024.05.05
宋国内での旧法党・新法党の勢力争い。国外では遼国と金国との争い。後宮とはいえ、それと無縁とはなりえず。まさに、それに呑み込まれ流転する彼女の人生をお送りしたい。終盤の大逆転をお楽しみに!
文字数 25,396
最終更新日 2024.07.21
登録日 2024.05.31
高天神城攻略の祝宴が開かれた翌朝。武田勝頼が採った行動により、これまで疎遠となっていた武田四天王との関係が修復。一致団結し向かった先は長篠城。
文字数 155,399
最終更新日 2024.06.21
登録日 2024.05.31
武田家滅亡に伴い、赴任先から故郷川中島に戻った春日信達。
新たな上司と揉め事を起こす国人衆を宥めすかし、
やっと落ち着きを取り戻した矢先。
本能寺の変の報せが。
弔い合戦を試みる森長可に恨みを晴らそうと不穏な動きを見せる国人衆。
そこに付け入る上杉景勝からの甘い誘い。
判断に困った春日信達は……。
「台本形式」で綴っていきます。
小説家になろうと重複投稿しています。
文字数 64,939
最終更新日 2024.06.14
登録日 2024.04.14
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