茜空に咲く彼岸花

[あたいはあたいの思うままに生きる。
今も昔も、これからも。
それが、あいつとの約束だから。]

陰陽術を使いこなす、不思議な女、鈴音。

彼女は、ひょんなことから物の怪や幽霊から
京を護れと仰せつかった新選組に手を貸すこととなる。
土方付きの世話役として、近くで彼を見つめるうちに、鈴音の気持ちに変化が生じ……。

拭えない過去と新しい道への葛藤とともに、
鈴音は新選組と時代を駆け抜けて行く。
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