恋愛小説一覧
可愛い女の子が大好きな守の恋を、私が全力で応援する・・・。
『清掃員加藤望、社長の弱みを握りに来ました!』で登場するチロと守の物語。2人とも拗らせまくっているので注意!
星野青(じょう)が立ち上げたワンスターエージェントは普通の人材会社ではなく、"掃除”も行っている会社だった。
増田財閥の傘下にある増田清掃でも"清掃”を行っており、増田清掃の代表取締役は星野青の指導員だった過去もある。
今は疎遠となっている2人。
だが信頼している人間をお互いの会社に潜入させており、お互いにそれを黙認しているという事実もある。
今回の物語は星野青が信頼している人間の1人、チロの物語。
実らなかった初恋を拗らせまくっている星野青の従弟、星野守との恋の物語。
2011年に完結をした物語『時間を止める魔法』で登場した、当時小学3年生だった守がチロの恋の相手として登場することとなる。
※表紙イラスト Bu-chaの色鉛筆によるチロのイメージ画
文字数 12,546
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.17
文字数 55,913
最終更新日 2025.02.02
登録日 2020.10.13
婚約者である王太子と妹に陥れられ断罪された聖女アリシア。
極寒の牢獄で命を落とすその際に、彼女の目の前に召喚された魔王。
——まず破滅を回避、断罪回避、そのためならなんでもするわ。
——こんな情けない死に方はまっぴらですもの。
そう目の前の魔王、ウィルヘルム・マックザカートの前で宣言する。
アリシアの瞳は、紅く、紅く、輝いて。
魔王によって逆行転生したアリシアは、五歳の時に全てを思い出した。
地獄のような牢獄での生活も、精も根も尽き果てそれでも魔方陣を描ききったときの気持ちも全て。それもそれだけではない、アリシアとなる前の前世の記憶もあった。
目の前の魔王は言った。
「お前は五歳の頃に巻き戻った。いや、厳密に言えば少し違うな。お前はもう一度お前アリシアとして生まれたんだ。すっかり前世を忘れてしまっているようだったから、少しだけきっかけを与えて思い出させたんだがな」
「だからなのね。なんだかわたくし、アリシアとして生まれる前の前世も少しだけ思い出したみたいなの」
「はは。そうか、なるほどな。だから少し別の色が混じっているようにも見えるのか。まあいい。それでどうするんだ。復讐劇を見せてくれるんだったよな」
「ええ。それは。もちろん、よ」
少しだけ思い出した前世の記憶にあるロマンス小説。この世界はそんな「おはなし」の世界に酷似している。
アリシア・ブランドーという少女のことは、その小説の登場人物として覚えていた。
王太子ルイスと、その真実の恋のお相手、マリサ・ブランドー。
そしてその二人の仲を邪魔する「悪役令嬢」としてのアリシア、として。
※以前短編で出していたものを大幅に構成を練り直し、加筆修正して長編化しました。(タイトルも変えています)
お楽しみいただけたら嬉しいです。
文字数 22,380
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.31
ここアイス王国には世界一有名なスプランデット公爵家が住んでいる。悪徳で成り上がった世界有数の大富豪は何も特産の無いアイス王国経済を影で大きく支えてくれている大事な貴族だ。なので王族さえ逆らうことの出来ない恐ろしい存在だ。
そこで人身御供としてアイス王国次男のポッチャリ王子ことパトリックがスプランデット家の一人娘ローズマリーの婚約者として差し出された時、国民は可哀相な王子に感謝と同情の涙を流したと言う。
しかし実際はぽっちゃり王子を溺愛する婚約者ローズマリー。
「パットー!! 遅れてごめんなさい! はぁ……。今日も素敵だわ!! もう愛してる!! 大好きなの!!」
溢れる愛を毎回ぶつけるほどメロメロでポンコツな可愛いこの令嬢をパトリックもまた愛していた。
「今日も可愛いね。僕のマリー」
「嬉しい!! かっこいいパットに誉められちゃった!」
こんな感じにラブラブなので最近のパトリックの悩みは「早く結婚したい」だ。まぁ、そう上手くはいかないのが世の無常なのかもしれないが……。
悲劇?のぽっちゃり王子とポンコツな悪徳令嬢?の話
35話で終了。番外編は18禁止になるかも?(未定)
文字数 49,055
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.11
誰にでも優しい貴方を愛し、
婚約者の座を勝ち取った。
だけど彼は政略的な婚約として
浮気を止めなかった。
承知して婚約した私は、
時には心を殺して笑顔で従った。
あれ?
私、この人の何処が好きだったの?
ある日突然ときめかなくなってしまった。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
文字数 32,929
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.11
この広い現実でもう一度貴方に会えたら……。あの世界で愛し合っていた恋人は、この世界に戻る時にその手を離した。何一つ伝えずに。だからこの世界で再会できる可能性は限りなく低くて、私はあの世界の貴方との思い出を胸に、この現実を生きていくつもりだった。
そんなある日、バイト先のカフェに現れた人が、私を懐かしい名前で呼んだ。だけど私は……。
※ちょっぴり物騒なヤンデレヒーローと自己肯定感低めヒロインのお話です。淫語多め。
文字数 14,485
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.31
名門貴族の令嬢・エリザは、冷徹な公爵・レオンハルトとの政略結婚を強いられる。結婚初日から彼は執拗に彼女を監視し、自由を奪うような支配を始める。しかし、その冷徹な態度の裏に隠された独占欲が次第に明らかに。逃げられない束縛と冷徹な愛情の間で揺れるエリザは、次第にレオンハルトに心を奪われていく。
文字数 11,257
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.02.02
突然の不幸に見舞われたジュリア。
両親を失った彼女は、子爵家での居場所もなくしてしまった。
そんな彼女は、親戚である公爵家の養女となる。
やがて彼女は運命の人と出会う。
果たして彼女は幸せになれるのか。
そして、もう1人のヒロインの幸せは?
※ジュリアの物語は恋愛の話までは少し時間がかかります。
※ご都合主義のテンプレものです。お手柔らかにお願いいたします。
※コメントは返信が返せないと思います。ご容赦ください。
文字数 8,305
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.31
妖精姫と世間に噂される伯爵令嬢のプリシラは、気がつくと自分の姿をした者が、アンソニー侯爵子息に腰を抱かれているのを見つけた。
『私の危機!』とばかりにアンソニーの腕を捻り上げ、私の姿をした者を華麗に救い出した。私の中身はきっと、ガウル辺境伯子息のはず。
騎士団まで務めていると聞く、あの厳つい男だ。
おそらく自分はガウルと入れ替わっている。
きっとこれは魔女の魔法だ。三日あれば解けるはず。
淑女の中の淑女と世間に思われている私だ。私の姿をしたガウルを野放しには出来ない。
プリシラはガウルを「溺愛という名の監禁」をして、魔法が解けるまでの三日間をやり過ごす事にした。
文字数 22,556
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.27
わたしはブリュレットテーヌ。
ボルドリックス王国ウスディドール王太子殿下の婚約者。
甘いものが大好きなフィスラボルト公爵家の令嬢で金髪隻眼。
家では継母にイジメられていて、幸せだとは言えなかった。
それでも、このまま結婚することができれば、幸せになることができると思っていた。
しかし……。
わたしは寝取られてしまい。婚約を破棄された。
それだけではなく、公爵家を追放されて……。
その後、わたしは、リックスヴィノール王国にあるギュールヴィノール公爵家の令嬢ルリーゼティーヌとして転生した。
しかし、そこでもわたしは継母にイジメられた。
父親も、継母に心が傾くようになり、幸せだとは言えない状態になっていた。
そのような状態の中、わたしは十歳の時、前世のことを思い出した。
前世ではつらい思いをしたことが多かったのだけれども、一番つらい思いをしたのは、この世を去る時だった。
前世のようなことを繰り返したくないと思ったわたしは、聖女を目指すようになる。
そして、婚約者、そして、夫となる人に溺愛されて、幸せになりたいと思うようになった。
それから年月が経った十五歳の時、わたしは一人の少年に出会う。
この少年との出会いが、わたしの人生を大きく変えていくことになる。
その後、さらに年月が経ち、わたしは婚約することになったのだけれど……。
この作品は、「カクヨム」様にも投稿しています。
文字数 69,534
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.31
白石茉琴(しらいしまこと)は派遣社員をしながら、料理ラジオドラマ「おいしいおみみ」の配信を行っている。
ある日、とある案件依頼が茉琴に届く。
その内容あやしげなシチュエーションボイスドラマだった。
しかも出演料は100万円。
茉琴は当然断るつもりだったが、“ある事情”によりどうしてもまとまったお金が必要になる。高額な出演料に心が揺らぎ、その案件を引き受ける。
指定された収録スタジオへ向かうと、そこは都内一等地にあるタワーマンションの一室。
部屋の主は茉琴が派遣で働く外資系IT会社の社長であり、仕事への厳しさから“氷の皇帝”と評される乾朔人(いぬいさくと)だった。
「何かの間違い? いいえ、あなたにオファーしましたよ白石さん。さぁ、始めましょう」
「手伝ってあげますからあなたは“演技”に集中してください」
「次の台詞は“もっと触って”ですよ……言ってごらん」
恋愛経験が少なく、色っぽい演技ができない茉琴に協力するといい身体に触れる乾。
お金目当てから案件を受けたことを後悔する茉琴だったが、乾の意外な一面に触れて次第に惹かれていく。
乾が求めているのは自分ではなく“声”
自分が求めているのは“お金”
茉琴は自分の気持ちを隠し、
お互いの目的が達成されたら業務終了となるはずだったが……
文字数 63,068
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.01
ヘスティア王国の男装騎士レラは植民地化の任務を遂行するため、竜人族と呼ばれる異民族の土地に出征した。
男よりも豪傑で剣技にも優れているレラだったが、竜人族の王、“竜王”の前であっけなく敗れてしまう。しかも、騎士団では男装を見破られることはなかったのに、竜王には女であることがバレてしまい……。
竜人族に拘束されたレラは「命を絶った方がマシ」な酷い拷問に遭うどころか、「降伏して、“俺の女になれ”」と竜王から求愛されて……!?
恋愛経験ゼロの男勝り女騎士が、屈強な竜王から一途に愛される!?
異種族のふたりが信頼関係と愛を育み、異国間和平の道を切り開く──
※「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
文字数 69,234
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.17
小さい頃から何故か笑うのが苦手なリュシアン・オリオール(18)。
何度練習をしても上手くは行かず。
遂に父達には「お前はそのままで良い…」と言われる始末。
それから大人になり、いつからか周りからは「氷の貴公子」と呼ばれるようになった。
そしてもう1人…
リュシアンとは逆に表情を出すことを禁止された令嬢がいた。
その子の名はリディアーヌ・オデール公爵令嬢(16)
王太子殿下の婚約者としてずっと王太子妃教育を受けてきたリディアーヌ。
「貴族の令嬢は顔に出してはいけません。」
「常に王太子殿下の少し後ろを歩くのが基本です。」
「貴族の令嬢としてできないことがあっては行けません。全て完璧にこなせるようにしなさい。」
王太子妃教育を始めてから、次第に表情が抜け落ち、いつからか仮面令嬢と呼ばれるようになった。
そんな2人がひょんな事から出会い、ひょんな事から恋に落ちる物語。
文字数 37,531
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.31
王立学園の卒業式で公爵令嬢のシェリルは、王太子であり婚約者であるギデオンに婚約破棄を言い渡される。
ギデオンには学園で知り合った恋人の男爵令嬢ミーシャがいるのだ。
幼い頃からギデオンを想っていたシェリルだったが、ギデオンの覚悟を知って身を引こうと考える。
両親の愛情を受けられずに育ったギデオンは、人一倍愛情を求めているのだ。
だけどミーシャはシェリルが思っていたような人物ではないようで……。
タグにも入れましたが、主人公カップル(本当に主人公かも怪しい)は元サヤです。
すっごく暗い話になりそうなので、プロローグに救いを入れました。
一章からの話でなぜそうなったのか過程を書いていきます。
メインになるのは親世代かと。
※子どもに関するセンシティブな内容が含まれます。
苦手な方はご自衛ください。
※タイトルが途中で変わる可能性があります<(_ _)>
文字数 194,955
最終更新日 2025.02.02
登録日 2022.09.18
ある日、トゥルエノ王国に一通の親書が届く。それは北部統一を果たしたシュネーヴェ王国から送られてきたもので、現国王の甥であるレオンハルト・パウル・ヴァステンブルクと、トゥルエノ王国の王女との婚姻を望むものだった。
会ったこともない相手との間に持ち上がった縁談話に、王女であるルシアナ・ベリト・トゥルエノは頭を悩ませる……というようなことは一切なく、己の気の向くまま、流れのまま、ルシアナはマイペースに異国での生活を始めるのだった。
●この作品は他サイトにも投稿しています。
●R-18の話には「※」マークを付けています。
●毎週日曜に更新予定です。
文字数 590,372
最終更新日 2025.02.02
登録日 2024.01.20
レヴィオーラ王国の王家の正当なる血筋は、王女であるルナリア以外残っていなかった。
ある公爵の策略によって、王家は壊滅状態にあり、残された彼女も傀儡となっていたのだ。
しかし悪しき公爵の謳歌は長く続かなかった。彼のことを快く思っていなかった社交界は、一丸となって公爵を断罪したのである。
それによって、ルナリアは公爵家から解放されることになった。だがそれでも、彼女は自分の境遇というものが変わらないと思っていた。新たに実権を握る誰かの傀儡になる。そう考えていたのである。
そんな彼女は、婚約者となった侯爵令息アディオルの言葉を聞き、認識を改めることになった。
彼を始めとする侯爵家の面々は、ルナリアを傀儡ではなく女王陛下として支える覚悟を決めていたのである。
ルナリアは、その期待に応えなければならないと思った。それが王家として残された自分の務めであると、彼女は悟ったのだ。
文字数 13,571
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.31
冷徹な旦那・アルベルトに仕えるエリザは、彼の冷たい態度に苦しみながらも、次第に彼への想いを深めていく。そんな彼女に、優しく温かいユリウスが現れ、心が揺れ動く日々が続く。エリザは、二人の間で揺れながらも選択を迫られ、ついにアルベルトとの関係を選ぶことを決意する。冷徹な旦那が少しずつデレていき、エリザとの絆が深まる中、二人の未来はどう変わるのか。愛と信頼の中で織り成す、切なくも温かい物語。
文字数 19,005
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.12
元カレの浮気で失恋したばかりの御影つかさは元カレと行くつもりだったハロウィンパーティーにひとりで参加することに
年に一度だけ開催される高級会員制バーでのパーティーで出会ったのは、狼男のコスプレをしたイケメン青年だった
Rシーンは後半です
※つけてますのでご注意を
青葉さくら名義で執筆したムーンライトノベルスの「All nighi HALLOWEEN2024」参加作品に後日談を追加予定です(ムーンライトノベルスで先行)
他、Nolaにも投稿しています
文字数 5,799
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.30
王子の逆鱗に触れ爵位を剥奪されたお父様。
そのせいで家は没落寸前。当然のように婚約破棄されたクレーラ。
爵位が与えられると言う噂を聞きつけ行列に並ぶが成果なし。
そんな時お父様を追放した王子がお相手を求めやってくる。
嫌がるクレーラにお婆様が取り入るように命じる。
異国の王子との結婚を夢見るもなぜかわがまま王子に邪魔される日々。
理想? 妥協?
タイムリミットが迫る中で難しい選択を迫られる。
文字数 19,462
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.31
チュチュは全寮制の魔術学園に所属する14歳。
初恋のお相手は、乙女ゲームで攻略対象になっている金髪碧眼ショタ属性の28歳、師匠であり学園の教師であるシエロだ。
転生少女エマ、エマとイチャラブ中のヴァル、歳下の留学生の双子メンテとリナリという学園メンバーと共に、全力で恋路を突っ走る!
この物語は、『転生少女は過去の英雄に恋をする』の続編です。
前作の主役二人がハッピーエンドを迎えたので、主人公を変えて番外編的に短めにの予定。
主人公を変えたため、転生ものではない乙女ゲームもので、教師と生徒の歳の差ラブコメとかいうなんとも濃そうな作品となっておりますが、前作と変わらずほのぼのラブコメです!
文字数 10,928
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.25
ある国で、一昔前に流行った【真実の愛】
発端は一冊の恋愛小説。瞬く間に人気を博し、舞台にまでなった創作であったが、当時の若い世代は、その熱に浮かれ、実際に婚約破棄が多発した。貴族社会を混乱に陥れたことから議会にかけられ、法律ができた。
そんな法律ができた国での、真実の愛を巡る物語。
短編集です。「真実の愛を法律で規制した国」が背景の物語です。
章ごとに、登場人物や年代が変わります。
【第1章】真実の愛がもたらしたもの(そもそもの始まり)※完結
侯爵家嫡男のデビッドと、公爵令嬢のリオノーラは幼い頃に婚約を結んだ。
しかし、デビッドはリオノーラが気に入らず、ろくに交流を持とうとしない。それでもリオノーラは国のため、家のために、貴族令嬢として嫁ぐ覚悟だった。
二人が入学した学園には、天真爛漫で天使のような容姿のエイミーという男爵令嬢がいた。彼女とであったデビッドは…
【第2章】真実の愛とはいくつも存在するものなのか?
1/13より随時公開予定
※不定期更新です。書きながら更新します。
※見切り発車ですので、とりあえず短編・R15で始めます。途中R18になったらごめんなさい。→エイミーがやばい子になったので、R18に変更しております。
※作者の妄想の産物です。
※頭の中にあるものを言語化しています。神様ではないので、「創造」することはできません。
※小心者ゆえ、感想欄は閉じております。誹謗中傷・盗作嫌疑等の攻撃はお断りしております。
※誤字脱字やつじつまの合わない部分は後からこっそり修正致します。
文字数 90,911
最終更新日 2025.02.02
登録日 2024.11.17
『本の虫令嬢』
こんな通り名がつく様になったのは、いつの頃からだろうか?……もう随分前の事で忘れた。
私、マーガレット・ロビーには婚約者が居る。幼い頃に決められた婚約者、彼の名前はフェリックス・ハウエル侯爵令息。彼は私より二つ歳上の十九歳。いや、もうすぐ二十歳か。まだ新人だが、近衛騎士として王宮で働いている。
私は彼との初めての顔合せの時を思い出していた。あれはもう十年前だ。
『お前がマーガレットか。僕の名はフェリックスだ。僕は侯爵の息子、お前は伯爵の娘だから『フェリックス様』と呼ぶように」
十歳のフェリックス様から高圧的にそう言われた。まだ七つの私はなんだか威張った男の子だな……と思ったが『わかりました。フェリックス様』と素直に返事をした。
そして続けて、
『僕は将来立派な近衛騎士になって、ステファニーを守る。これは約束なんだ。だからお前よりステファニーを優先する事があっても文句を言うな』
挨拶もそこそこに彼の口から飛び出したのはこんな言葉だった。
※中世ヨーロッパ風のお話ですが私の頭の中の異世界のお話です
※史実には則っておりませんのでご了承下さい
※相変わらずのゆるふわ設定です
※第26話でステファニーの事をスカーレットと書き間違えておりました。訂正しましたが、混乱させてしまって申し訳ありません
文字数 143,226
最終更新日 2025.02.02
登録日 2024.10.14
現世でR18の鬼の乙女ゲームにハマっていた野々原 椿は突然の事故でこの世を去るが目覚めたら死ぬ直前までしていた鬼の乙女ゲーム【寵鬼~鬼の姫はあなただけ】の世界に転生してしまった!?しかも、ヒロインではなく絶対に死を迎える悪役の月華だった。せっかく好きな乙女ゲーム世界に転生したのに死ぬ確率100パーセントなんて絶対嫌っ!と思っていたものの悪役の月華は身体能力が人並み以上だった!?これなら死を回避出来るかも?と思っていたのにイケメンの鬼達から興味をもたれてしまい…
⚠️18禁ありです。
文字数 28,009
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.06
私はもう、貴方の為には生きられませんーー
幼くして政略結婚してから十年。年下で病弱だった夫のジュリアス皇子の看病をしながら妃として身を粉にして働き続け尽くしてきた。
だが快気したジュリアスから告げられたのは離縁だった。更に別の女性と結婚すると宣言される。だがその直後「これからもずっと一緒だよ!」そう言って彼は無邪気に笑った。どうやら浮気相手と三人で暮らすつもりみたいだ。その瞬間、エヴェリーナの我慢は限界に達する。
誰も守ってくれないなら、自分で自分を守るしかない。エヴェリーナは全てを捨て国を出た。
(無邪気に笑う貴方が世界で一番嫌いだったーー)
文字数 74,131
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.14
家電メーカーの商品部に勤めていた私は、自信作の「自走式掃除機能付きゴミ箱」を会議室に持ち込もうとした瞬間――異世界転生して、婚約破棄された伯爵令嬢ミレイア・ブランフォードになってしまったのだ。
悪女ジュリアと元婚約者レオンに裏切られた悲劇のヒロイン……のはずが、私にはこの「自走式掃除機能付きゴミ箱」――長いから「自走式ゴミ箱」でいいや、がある!!!
優れた吸引力と収納力で嘘も裏切りも一掃し、悪女と元婚約者を叩き出してやる!
「私とミレイアとゴミ箱に仇なすゴミは、全部片付ける!」
家電愛に満ちた伯爵令嬢が巻き起こす、前代未聞の“ゴミ掃除”が今、幕を開ける――!
文字数 54,964
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.05
【完結まで毎日更新・予約投稿済み】
ミシュリーヌは、第四王子オーギュストの妃としてフルーナ王国の王宮で暮らしている。しかし、夫であるオーギュストがミシュリーヌの寝室に訪れることはない。ミシュリーヌは聖女の力を持っていたため、妻に望まれただけなのだ。それでも、ミシュリーヌはオーギュストとの関係を改善したいと考えている。
どうすれば良いのかしら?
ミシュリーヌは焦っていた。七年間かけて国中の水晶を浄化したことにより、フルーナ王国は平穏を取り戻しつつある。それは同時に聖女の力がこの国に必要なくなったことを意味していた。
このまま、オーギュストの優しさに縋ってお飾りの妻を続けるしかないのだろうか。思い悩むミシュリーヌの前に現れたのは、オーギュストの恋人を名乗る女性だった。
文字数 183,380
最終更新日 2025.02.02
登録日 2024.11.15
第1王子ダグラスの婚約者だったセレナ。
ダグラスの不貞が原因で婚約が解消になったまでは良かったが、たった2週間で父親が次の婚約者を決めてきた。しかも婚約の3日後には結婚という超ハイスピード。
お相手は臣籍降下した第8王子の息子でフェルナンド。
女嫌いの人嫌いでもあるフェルナンドは「王族であれば誰でもいいのか」と初夜、セレナを冷たくあしらう。
言いたい放題のフェルナンドに「好きにさせてもらう」とセレナはキレた。
翌日からなんとセレナは「推し活」を始めたのだった。
但し推す対象に夫は含まれていない特典付き。
突き放したものの、セレナが気になって仕方がないフェルナンドは観察をしているうちに次第にセレナに惹かれていく。
そこに婚約解消の原因を作ったダグラスまで絡んできて…。
★↑例の如くそれはもう恐ろしく省略してます。
★2月1日投稿開始、完結は2月2日です。
★コメントの返信は遅いです。
★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません。
文字数 67,979
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.02.01
大火災で親を失ったリリは3歳年上の兄ラスとふたり、山間にあるイネス村で暮している。
リリに対して過剰なまでの庇護欲を見せるラスに、友人たちは妹離れできない兄だと揶揄ったりしていた。
秋の収穫祭の夜、リリは村で一番人気の男性エイダンに愛を告げられ交際を申し込まれる。
それを見て激怒したラスは二人を引き剝がすと、有無を言わさず、リリを家に連れて帰った。
ラスのあんまりなふるまいに怒りをぶつけるが、強引に唇を奪われ、そのまま寝室へ連れ込まれてしまう。
無理矢理、身体を重ねようとするラスに、必死で抵抗するリリ。
兄妹で交わるなど正気の沙汰ではない。
しかし、優しく触れられ、舐められ、体中を愛撫されると、心とは裏腹に肉体は絆されてゆく。
ラスが与えてくれる愛と快楽に翻弄されながら、激しく求められることにリリは心から喜びを感じた。
兄に純潔を捧げた翌朝、田舎の山村に王都から王宮騎士団がやってきた。
兄妹は、追われるように家を捨て、村を離れる。
そしてそれはリリの封印された記憶を紐解く旅の始まりだった。
文字数 9,436
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.31
私、櫻崎彩は駆け出しの推理小説家。一流作家の仲間入りができる大きなチャンスを目の前にして、意図せず乙女ゲームの悪徳令嬢に転生してしまった。元の世界に戻るにはゲームをクリアし、グッドエンディングを迎えるしかない。ここは持ち前の推理力を発揮して、さっさとミッションをクリアしてしまおう。だから、超絶イケメンの騎士様に溺愛されても困るんですよ?
『悪徳令嬢は名探偵! ~クソ乙女ゲーに転生したミステリー作家ですが最短クリアで現世に戻ってみせます!~』を大幅に加筆修正しました。
文字数 9,178
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.31
misonoコーポレーションの社長の娘 松下菫は、同じ大学に通う1歳年下の苦学生 山下琢馬を好きになった。
菫は、奨学金を貰いバイトも掛け持ちしている琢馬を助けてあげたくて、匿名で彼の学費を援助してやったり、琢馬が大学卒業後は、父親の会社の子会社に就職をさせてやったりしていた。また菫が契約しているタワーマンションで、2人は同棲生活をおくってもいた。
そんなある日
琢馬が、会社での昇進が決まった事を祝うため、彼自身が高級フランス料理店を予約し、そこに菫を招待した。
菫は喜んで、当日ビンテージワインを持って予約していたフレンチレストランへ
店の人に案内された菫が個室の入り口に差し掛かると、中から琢馬達の会話が聞こえて来て……
『あんな女とよく5年も続いてるな』
『そんな事言うなよ。菫はホントよく出来た女なんだ。』
『確かにな。あんなタワマンに家賃タダで住まわせて貰ってんだろ?お前』
『ま、な。菫は俺にベタ惚れだから』
『だからってお前。元カノの優姫呼んだらマズくね?』
『そんな事で菫は怒んねぇよ』
『俺の心の中にはずっと 優姫だけがいるなんて、アイツ(菫)は知らないんだからな』
文字数 13,535
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.12
立派な50代独身女が転生した。そこは、アニメも漫画もない、女にとって地獄のような世界だった。そんな中でも彼女は歌う。大好きなアニソンを!伏せ字上等!なお話です。昔懐かしのアニソンが伏せ字満載で出てくる予定。
文字数 7,315
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.02.02
親の再婚で莉子8歳と春樹22歳医大生が出会った。病弱莉子を助ける為、医師父から臨床勉強せよと治療や看護の記録開始。以降は治療と毎日診察が日課。莉子が大学入学で春樹と同居開始。春樹はかわいい莉子に欲望まみれで悶絶。超甘々溺愛の莉子の闘病に奮闘するイケメン医師との甘~い二人の愛の物語。回りの大人達も見守り愛続出。大学では莉子溺愛で守りたくなる男子続出。バトルあり。莉子と大学同期の夏輝が春樹兄を尊敬&熱情に変化+莉子も溺愛。春樹は莉子も夏輝も愛していきます。この3人で愛を叶えていく物語です。このお話は全て想像で書いた架空の話なので、医学用語や病気情報は信じないで下さい。R15でエロいマークは*ですが、この小説はエロが少なめなのでよろしくお願いします。
文字数 465,354
最終更新日 2025.02.02
登録日 2024.11.09
「妹に変な虫がつかないように、虫除けになって欲しい」
ある日、過保護な兄の一言により、兄の親友でプレイボーイとして有名なイケメン御曹司・一堂慧と仮の恋人になった女子高生の西森依茉。
慧とは1ヶ月限定の偽の関係のため、彼には本気になったらダメだと、自分に言い聞かせる依茉だったが……。
「依茉、めちゃくちゃ可愛い」
「依茉の彼氏は、俺だろ?他の奴のことなんか考えんなよ」
仮の恋人同士のはずが、慧の依茉への溺愛はなぜか日々加速していき……?
失恋したばかりの高校生
西森 依茉
×
年上のクズな御曹司
一堂 慧
偽りの関係から始まる、二人の身分差ラブストーリー。
文字数 20,877
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.17
10歳からの婚約を、二人は解消する。
注意)感情移入禁止。
軽い気持ちで、読んで下さい。取り敢えず、謝っときます。
ごめんね、ごめんね( ̄ヘ ̄;)
文字数 5,494
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.31
文字数 51,467
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.02
江戸・吉原の花街。妓楼の奥座敷で、浪人 篠宮 は遊女 椿 と盃を交わしていた。刀を捨て、行くあてもない侍崩れの男と、金で夢を売る女。二人が交わすのは、恵方巻を肴にした戯れ言。
「恵方を向いて、願いを込めるのが作法だって——」
そう囁きながら、椿は静かに寿司を口へと運ぶ。その艶やかな仕草に、篠宮の心にわずかなざわめきが生まれる。
「お前は何を願う?」
「……願ったところで、叶うものなんて何もないわ」
しかし、椿の瞳には、決して言葉にはできぬ想いが宿っていた。そんな彼女がふと呟く。
「——なら、今夜だけ、あたしの客になって」
妓楼の片隅で、侍崩れと遊女が交わす儚き逢瀬。月明かりに照らされた二人の影は、ゆらゆらと揺れながら、夜の帳へと溶けていく——。
文字数 18,378
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.02.02