ざまぁ小説一覧
「――あなたのスキルは、“ゴミ強化”です」
レノックス公爵家の跡取りとして、大勇者になるため育てられてきたレイ・レノックスだったが、
18歳の神託で授かったのは、ゴミのステータスを10倍にする“ゴミ強化”と言う外れスキルだった。
――お前のような<ゴミ>は我がレノックス家にはいらん。
レイは父親からそう言われて実家を追放される。
しかし、レイとそのスキルが“ゴミ扱い”されたことで、スキルの力そのものが“ゴミ強化”で10倍になり、
10倍×10倍で100倍の強化スキルになる。
これによりレイのステータスは100倍に。
しかも<ゴミ>扱いされたものに“ゴミ強化”を使うと、全てのステータスが100倍になりとんでもない魔法具になってしまう。
そしてレイは、クワガタと人間のキメラの奴隷少女、淫乱すぎてゴミ扱いされた聖女とパーティーを組み、
気がつけば大勇者への道を駆け上がっていた。
一方、レノックス家を継いだのは、“神聖剣”のレアスキルを手に入れた異母弟のグラッブだったが、
努力もせず才能もない彼が後継者になったことで、レノックス家は没落していくことになる。
文字数 36,022
最終更新日 2020.11.20
登録日 2020.11.08
全てを失い虐げられていた悪役令嬢。
ある日、国王の命令で彼女はお姫様の身代わりとしてお城で開かれるパーティーに参加させられる。そして、そこに現れる恐ろしい魔王に誘拐されてしまうのだった。はたして、悪役令嬢に未来はあるのか?
文字数 12,635
最終更新日 2020.11.20
登録日 2020.11.20
黒の魔女と呼ばれ、様々な薬を精製するユーディアの元に、ある日一人の従者が現れる。
依頼内容は「惚れ薬の精製」。
その依頼により、自らが日本からの転生者であり、今生きているこの世界は前世で従姉妹が話していた乙女ゲームの世界である事に気付いたユーディア。
その乙女ゲームはヒロインを選択する事の出来るゲームで、実は黒の魔女が誰の味方につくかで結末が分かれるのであった。
重要なポジションに責任が持てず、ストーリーとは無関係でいたいユーディアだが、どうしても巻き込まれてしまい──?
※他サイトにも掲載していますが、少し変更しています。(こちらはR15、ざまぁありパターンです)
※全50話、予約投稿完結済です。(11/20/0時に完結致します)
※一部、モブによるヒロインレイプ未遂のシーンがあります。
文字数 147,466
最終更新日 2020.11.20
登録日 2020.11.10
「ヘルミーナ、お前に婚約破棄を告げてやる」
はぁ?聖女の私に向かってよくそんな言葉を出せるわね。
私がいなくなったらヘドマン家領なんて滅びますよ。
「聖女にはお前の妹のニアミーナこそ相応しい。当然、俺の妻としてもな」
分かり切っていましたよ。私の物をなんでも奪って行く妹は私の婚約者と体の関係がある事はばればれでした。
私の物をなんでも奪って行く自称病弱な妹はろくに聖女としての鍛錬もしていないし、
無理だと思いますよ。ま、不幸な目にあいたいならどうぞ。
臆病なクソ馬鹿婚約者とクソ妹を捨てた私は、王太子に溺愛され幸せな日々を守ります。
あ、本当に不幸な日々を過ごしてますね。助けて?え、なんで私が貴方達を助けるの?
意味が分からないから説明してみせて。
「お姉様そのパン屑捨てるなら頂戴。もう何も食べてないの」
パン屑だって、豚の餌にするから貴方にはあげません。
文字数 1,270
最終更新日 2020.11.19
登録日 2020.11.19
魔力が優れていた公爵令嬢の姉妹は、どちらかが次の聖女になることが決まっていた。
新たな聖女に妹のセローナが選ばれ、私シャロンは無能な姉だと貴族や王子達に蔑まれている。
傍に私が居たからこそセローナは活躍できているも、セローナは全て自分の手柄にしていた。
私の力によるものだとバレないよう、セローナは婚約者となった王子を利用して私を貶めてくる。
その結果――私は幽閉されることとなっていた。
幽閉されて数日後、ある魔道具が完成して、それによって真実が発覚する。
セローナが聖女に相応しくないと発覚するも、聖女の力を継承したから手遅れらしい。
幽閉しておいてセローナに協力して欲しいと私に貴族達が頼み始めるけど、協力する気は一切なかった。
文字数 49,322
最終更新日 2020.11.19
登録日 2020.09.23
「君は悪くない。だけど私は、君と結婚するのが嫌なんだ。さようなら」
シュヴァルツ・バルディン第二王子はそう告げると、笑って婚約者のリディア・マルセル侯爵令嬢を底の見えない谷底に崖から突き落とした。
リディアが次に目を覚ました時には、無傷?!
蝶よ花よと大事に育てられたせいで誰にも気付かれなかった、生命神の加護を持つリディア。
「まぁ、なぜ正式な婚約破棄になさらなかったのかしら。お伺いしませんと、私で無ければ死んでしまいますわ」
きっと彼は崖から人が落ちたら死ぬという事を知らなかったに違いない。うっかりさんには、帰ってちゃんと説明しなければいけないと王都に帰る事を決めるリディア。きっと周りの人には死んだと思われているだろうから、一人でぼろぼろの姿で帰ることで身分を証明しよう。
しかし、なぜも何も、うっかりなどではなくシュヴァルツ王子は殺す気満々でリディアを突き落としたのだ。
脳内お花畑の侯爵令嬢リディアによる、甘いマスクの中身はドクズ下衆野郎の第二王子シュヴァルツへの、どたばたほんわか復讐ざまぁが、今、始まる。(なお、当人に自覚なし)
※小説家になろう様でも別名義で連載しています。
11/16 19:00 小説家になろう様にて、ジャンル別、総合日間 1位ありがとうございます!!
文字数 32,962
最終更新日 2020.11.19
登録日 2020.11.13
「ただの通訳など、我が国にはいらない」
言語術師として、宮廷に仕えていたフェイ。
しかし、新女王の即位とともに、未開の地への追放を言い渡される。
「私がいないと、ドラゴンや機械に指示を出せなくなりますよ……?」
「そんなわけないでしょう! 今だって何も困ってないわ!」
有無を言わさず追放されるフェイ。
しかし、フェイは、得意の“言術”によって未開の地を開拓していく。
機械語によって、機械の兵隊軍団を作り、
神々の言葉で神獣を創造し、
古代語でドラゴンたちと同盟を結ぶ。
ドラゴン、猫耳美女、エルフ、某国の将軍と様々な人間にご主人様と慕われながら、
こうして未開の地をどんどん発展させていき、やがて大陸一の国になる。
一方、繁栄していくフェイの国とは違い、王国はどんどん没落していく。
女王はフェイのことを無能だと罵ったが、王国の繁栄を支えていたのはフェイの言術スキルだった。
“自動通訳”のおかげで、王国の人々は古代語を話すドラゴンと意思疎通をはかり、機械をプログラミングして自由に操ることができていたが、フェイがいなくなったことでそれができなくなり王国は機能不全に陥る。
フェイを追放した女王は、ようやくフェイを追放したのが間違いだと気がつくがすでに時遅しであった。
王都にモンスターが溢れ、敵国が攻め行ってきて、女王は死にかける。
女王は、フェイに王国へ戻ってきてほしいと、土下座して懇願するが、未開の地での充実した日々を送っているフェイは全く取り合わない。
やがて王国では反乱が起き、女王は奴隷の身分に落ちていくのであった。
文字数 34,204
最終更新日 2020.11.19
登録日 2020.11.15
超常の力、魔法を使い害ある獣を討伐、市民の依頼を請け負う"冒険者"。
国の矛、盾として規律と秩序を守る"王国騎士団"。
この二つの武力で王都の平和は守られていた。
実はもう一つの勢力が王都の陰にある。
その名は"企業 ダンプ・サイト"
ある事情により集まった人達で構成されるこの組織には、冒険者や王国騎士団とも違った仕事が。
王都で職を探す青年ジェスターはひょんなことからダンプサイトの元へ。
酒飲み、ハゲ、キモオタ。
キャラが濃い人間に囲まれながらも、ジェスターは王都の陰の中を走り抜けていく。
文字数 20,408
最終更新日 2020.11.19
登録日 2020.11.12
生まれつき高い魔力を持って生まれたアルゼオン侯爵家の令嬢アレインは、厳しい教育を受けてエデルタ皇国の聖女になり皇太子の婚約者となる。
しかし、皇太子は絶世の美女と名高い後輩聖女のエミールに夢中になりアレインに婚約破棄を求めた。
アレインは断固拒否するも、皇太子は「真実の愛に目覚めた。エミールが居れば何もいらない」と口にして、その証拠に国家予算の半分を慰謝料として渡すと宣言する。
後輩聖女のエミールは「気まずくなるからアレインと同じ仕事はしたくない」と皇太子に懇願したらしく、聖女を辞める退職金も含めているのだそうだ。
婚約破棄を承諾したアレインは大量の金塊や現金を規格外の収納魔法で一度に受け取った。
そして、実家に帰ってきた彼女は王族との縁談を金と引き換えに破棄したことを父親に責められて勘当されてしまう。
仕事を失って、実家を追放された彼女は国外に出ることを余儀なくされた彼女は法外な財力で借金に苦しむ獣人族の土地を買い上げて、スローライフをスタートさせた。
エデルタ皇国はいきなり国庫の蓄えが激減し、近年魔物が増えているにも関わらず強力な聖女も居なくなり、急速に衰退していく。
文字数 20,114
最終更新日 2020.11.19
登録日 2020.11.05
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
11月9日「カクヨム」恋愛日間ランキング15位
11月11日「カクヨム」恋愛週間ランキング22位
11月11日「カクヨム」恋愛月間ランキング71位
11月4日「小説家になろう」恋愛異世界転生/転移恋愛日間78位
文字数 21,059
最終更新日 2020.11.19
登録日 2020.11.01
世界初のVRMMO【DOM】のサービスが開始されて1年が経とうとしていた。
強豪ギルドに所属する廃人プレイヤーの高校生、東雲 空(しののめ そら)。
ゲーム内で知り合ったアリサというプレイヤーと恋人になり、彼女やギルドメンバーと共に充実した日常を送っていたのだが、最近どうも彼女の様子がおかしい。
恋人のアリサがギルドマスターのネカマ野郎と浮気をしているかもしれないのだ。
不審に思った主人公は真相を確かめるべく、2人の居るギルドマスターの家にこっそりと忍び込むことを決める。
それが全ての終わりの始まりだった。
文字数 199,286
最終更新日 2020.11.19
登録日 2020.05.23
ランドール帝国の貴族令嬢、ラスティエル=アル=エルディエクは、隣国であるルイボス王国第二王子の婚約者であったが、秘密裏に暗殺されようとしていた。
それを知った彼女は命からがら逃げおおせてはみたものの、その背後には追っ手が迫ってきていた。
『困ったことが有れば、北の大森林までおいで助けてあげるから…… 』
それは幼い頃に一度だけ出逢った銀を纏った少年の言葉。
藁にもすがる思いで北の大森林までやって来たラスティエルだったが、その森は通称魔の大森林とも呼ばれる、一度入れば二度と出られないと噂される森でもあった。
森の守護者にして、銀の薬師と呼ばれるアイセンレイトと、彼の愛してやまない番、ラスティエルとの愛を育む物語(アイセンレイトがただひたすら番を溺愛するお話とも言う)。
『無実の罪で断罪される私を救ってくれたのは番だと言う異世界の神様でした』のスピンオフの物語。
上記の主人公であった、薬師とその妻ナディアの嫡男、アイセンレイト=セイ=ルリコウと、実は弥勒とナナミ(玄武)の娘、ラスティエルの恋愛物語。
勿論、このお話単独で読めますが、前作を読んでいただければ世界観が広がる事間違い無しですm(__)m
題名、書き直しました
文字数 82,155
最終更新日 2020.11.18
登録日 2020.04.06
公爵家令嬢のメイリアの趣味は釣り。空き時間を見つけてはメイドを引き連れて海で釣りをしていた。
釣りのためなら何でもやっちゃうメイリアはある日、婚約者であるデューク王子の誕生日会に参加する。
そこに意地悪な従兄弟や王子を狙う嫌な女が現れてメイリアは大衆の前で断罪されて婚約破棄の危機に!?
どうなるメイリア?
ハッピーエンドのざまぁ系恋愛ものになります。
文字数 8,139
最終更新日 2020.11.18
登録日 2020.11.18
ある時は淑女、またある時は悪役令嬢。いえ、殆ど悪役令嬢。
そんな公爵令嬢シェリーの影武者を十年も演じているポピーは我慢の限界にきていた。
が、しかし、転機が訪れたのだ。
たまたま使用人へ戻っていたポピーは、シェリーの婚約者、エリオット王子に呼び出され、な、な、何と、婚約破棄したい旨を知らされる!
これは『ざまぁ』の大チャンス!!
今までの鬱憤を晴らすかの如く、王子に協力する事を快諾する。
「よおし、仕返しするからね!!」
ーー密かにほくそ笑むのであった。
文字数 78,021
最終更新日 2020.11.18
登録日 2020.09.19
大手ギルド<レッド・ジェネラル>の<ハケン冒険者>として働くレイは、<勇者>ダミアンに<ハケン切り>を宣告されギルドを追放されてしまう。
しかし実はレイはただの<ハケン>ではなく、ギルド経営に必要なことを俯瞰して学ぶためにあえて<ハケン>としてギルドを転々としていただけの<チート級・ハケン冒険者>で、
実は<レッド・ジェネラル>が大手ギルドになったのも、ほぼ全て彼のサポートのおかげだった。
そんな彼は、もう「学ぶべきことは学んだから未練はない」と、潔くギルドを立ち去る。
そして自分で新ギルドを立ち上げ、メンバーを集め一気に大手ギルドへと成長させていく。
一方、勇者ダミアンたちの<レッド・ジェネラル>は、実はレイのおかげでSランクに成長できたにすぎず、レイが抜けたことで一気に力を失っていくのであって……
文字数 21,550
最終更新日 2020.11.17
登録日 2020.11.08
「ロザリンド・メイア、お前との婚約を破棄する!」
私、ロザリンド・メイアは、クルス王太子に婚約破棄を宣告されました。
「商人の娘など、元々余の妃に相応しくないのだ!」
あーそうですね。
私だって王太子と婚約なんてしたくありませんわ。
本当は、お父様のように商売がしたいのです。
ですから婚約破棄は望むところですが、何故に婚約破棄できるのでしょう。
王太子から婚約破棄すれば、銀貨3万枚の支払いが発生します。
そんなお金、無いはずなのに。
文字数 5,516
最終更新日 2020.11.16
登録日 2020.11.14
江戸時代、安永年間。
時の老中・田沼意次と松平武元によって設立された、老中直属の秘密武装警察・逸撰隊。
武力を行使する事も厭わない組織の性格上、〔人斬り隊〕とも揶揄される部隊でも、最精鋭と呼ばれる一番組を率いる明楽紅子は、日々江戸に巣食う悪党を追っていた。
そんなある日、紅子は夫を殺した殺人宗教集団・羅刹道の手がかりを得る。再び燃え上がる復讐心が、江戸を揺るがす大きな騒乱に繋がっていく。
警察小説のスピード感と時代小説を融合させた、ネオ時代小説!
時代小説は自由でいいんだ!という思想に基づいて描く、女主人公最強活劇!
文字数 135,874
最終更新日 2020.11.16
登録日 2020.10.01
平凡 of 平凡な主人公『ソウタ』と、国民的アイドルで朝ドラ主演、大手企業のCMに出演等々、様々な活動を繰り広げている幼馴染『紗弥』。二人は付き合っているが、紗弥はソウタにだけ見せる態度が悪くて......
※ざまぁタグからきた方はすみません。ざまぁ要素はありません。
※この作品は小説家になろう様、カクヨム様にも投稿しています。
文字数 2,457
最終更新日 2020.11.16
登録日 2020.11.16
魔王を倒す為に呼ばれた勇者は悪逆無道の男
やりたい事をやりたい放題。
ざまあ大好き。
女の子大好き。
戦闘大好き。
レベ上げ大好き。
あれ?
人を殺しても経験値貰えるの?
魔物も人もガンガン倒してレベ上げだ。
魔王を倒すのか?
世界を破滅に導いてしまうのか?
サクサク読める軽い物語。
っていうかそれしか書けないし。
すいません。
よくあるストーリーを使ってます。
テンプレです。
精神的に弱いので、コメントに批判はご遠慮下さい。
褒めれば伸びて調子に乗っちゃいますので、応援メッセージはお待ちしております。
カクヨム様にて先行掲載中、
続きが気になる方はどうぞ。
文字数 65,353
最終更新日 2020.11.16
登録日 2020.09.28
ソウタは憧れた異世界転移をしていた。しかし、転生先は勇者の隣に住むモブキャラ、俺TUEEEにはならず、魔法無しスキル無し、何の取り柄も力も無いソウタが、従魔の力で成り上がりざまぁしていく予定の物語。
従魔の登場はちょっと後になります。
★打たれ弱いので批判はご遠慮ください
応援は是非お願いします。褒められれば伸びる子です。
カクヨム様にて先行掲載中、
続きが気になる方はどうぞ。
文字数 59,298
最終更新日 2020.11.16
登録日 2020.09.28
「ルフレーナ、お前に婚約破棄を告げる」
「はぁ、辞めた方がいいと思いますよ」
馬鹿王太子が私の事を良く思っていなくて、私の妹のビビアンナと出来ているのはばればれです。
私を婚約破棄聖女剥奪した元婚約者はすぐに暗殺者に殺されました。
だから辞めた方がいいって止めたじゃないですか。
王太子が殺されてから言ってももう遅いですよね。
私、人殺しとか大嫌いなので、王太子を暗殺したクズどもは殺しておきました。
妹のビビアンナは私の物をなんでも欲しがるし、私の物をなんでも奪っていきます。
私の婚約者まで奪っていったわけですが、今まで妹に奪われた者で一番いらないものでした(笑)
貴方のお陰で馬鹿王太子と婚約破棄になったから良かったわ、ありがとうね。
文字数 1,139
最終更新日 2020.11.15
登録日 2020.11.15
「コルネッサ、お前に婚約破棄を告げる」
はぁ?そんな事言われても困りますと言いたいが、言えません。
対等ではない関係だもの。
私に非は思い当たらないが、男爵令嬢と公爵令息の関係は、公爵令息が婚約破棄だと言えば
逆らう事もできず婚約破棄されるしかない。そういうものなのよ。
「私何か貴方の気に入らない事でもしたかしら」
「何もしてないさ」
何もしてないのに、何もしてないからこそ婚約破棄されました。
ベリザリオ公爵令息の婚約者になり落ち着いた私は、ベリザリオにはつまらない少女になったようです。
リンピオ子爵の首を取った事からベリザリオに面白そうな少女だと期待されたのですが、
リンピオ子爵と戦う事を決めたのは友達のブリエレナ公爵令嬢です。
婚約破棄された理由の1つは、ベリザリオに近づいたブリエレナはブリエレナに媚を売り、
私から婚約者の座を取ろうとしたからです。
ベリザリオはつまらない少女になった私よりはブリエレナを気に入り、妻にしました。
友達のブリエレナに復讐します。
何故友達の婚約者を奪うのでしょうか。
友達だからでしょう。
何故友達に復讐するのでしょう。
友達だからでしょう。
友達と認めあえる実力だからこそ、同じ地位を奪い合う関係になり、
憎み、殺そうとするのでしょう。
人類が存在する前から、恐竜でも悩み通って来た道です。
今更答えを求めなくてもとうに歴史が答えは出しているので、私達はどちらかが死ぬまで戦いを続けます。
文字数 1,294
最終更新日 2020.11.15
登録日 2020.11.15
「エルミニク、君に婚約破棄を告げる」
はぁ?婚約破棄はありがとうございますと言いたいが、私に非がないのだから
まずは正統な理由を言うべきでしょう。正統な理由なんてあるわけないでしょうけど。
「真実の愛に目覚めたんだ。驚かないで聞いて欲しいんだが、君の妹のミリエンヌを真に愛しているんだ」
ばればれですって。
たったの1500万カッパーの慰謝料しか貰えませんでした。
まぁこの男爵令息としてまともに仕事が出来てない出来損ないが出せる金額としてはその程度が妥当でしょう。
私の物を欲しがりなんでも奪っていく妹に元婚約者まで奪われた私はこれみよがしに呪いの人形を自慢します。
1週間所持してると死ぬ呪いの人形です。
1度所持すると死ぬか持ち主の代わりに死んでくれる意思を持った相手に譲渡するまで捨てられません。
ええ、この作戦は失敗です。
どうやら私1週間後に死ぬようです。
馬鹿にしてた元婚約者より馬鹿な貴族っているんですね。私です。
妹を呪い殺そうとした私への因果応報自業自得なんですがね。
それでも死にたくない。誰も私の代わりに死んでくれる人なんていません。
死にたくないぃぃぃ。嫌よ。怖い。生きたい。誰か私の代わりに死んで。
私は無様でもみっともなくても泣き叫びます。媚も売ります。
文字数 1,236
最終更新日 2020.11.15
登録日 2020.11.15
高校二年生神部 燈火はイジメられていた、誰からも助けられず、寧ろ望んで皆が燈火を蔑む。
時には殴られ、時には見知らぬおばさん達に売り飛ばされた。
さらにひどい時は、屋上から落とされた事もあった。
でも、誰一人助けてくれない。
心は廃れ、冷たくなっていく。
だから、せめてもの復習に、教室で首を吊って死んだ。
それでもなお消えない、憎悪を抱えながら。
燈火は目が覚めると、見知らぬ場所にいた。
数え切れないほどの本が浮かんでいる、先の見えない場所。
そこで燈火は見つける。
地球の全てが描かれた本、世界録に。
その力を持って生き返った燈火は、自分を殺した世界に復習を開始する。
大勢が理不尽と叫ぶ中、燈火は世界を書き換え続ける。
……一番の復讐って、確か自分が幸せになる事だっけ。
ああ、なら僕は誰よりもこの世界で幸せになろう。
この混沌の世界で誰よりも強くなってね。
文字数 3,603
最終更新日 2020.11.15
登録日 2020.11.15
私はリュシアン伯爵令嬢ヴィクトリヤ・ブリノヴァ。
半年前にエクトル伯爵令息ウスターシュ・マラチエと婚約した。
のだけど、ちょっと問題が……
「まあまあ、ヴィクトリヤ! 黄色のドレスなんて着るの!?」
「おかしいわよね、お母様!」
「黄色なんて駄目よ。ドレスはやっぱり菫色!」
「本当にこんな変わった方が婚約者なんて、ウスターシュもがっかりね!」
という具合に、めんどくさい家族が。
「本当にすまない、ヴィクトリヤ。君に迷惑はかけないように言うよ」
「よく、言い聞かせてね」
私たちは気が合うし、仲もいいんだけど……
「ウスターシュを洗脳したわね! 絶対に結婚はさせないわよ!!」
この婚約、どうなっちゃうの?
文字数 17,677
最終更新日 2020.11.15
登録日 2020.11.03
ファウスト侯爵家の長女であるイリアには、姉のものを何でも欲しがり、奪っていく妹のローザがいた。
それでも両親は妹のローザの方を可愛がり、イリアには「姉なのだから我慢しなさい」と反論を許さない。
妹の欲しがりは増長して、遂にはイリアの婚約者を奪おうとした上で破談に追いやってしまう。
「だって、お姉様の選んだ人なら間違いないでしょう? 譲ってくれても良いじゃないですか」
大事な縁談が壊れたにも関わらず、悪びれない妹に頭を抱えていた頃、傲慢でモラハラ気質が原因で何人もの婚約者を精神的に追い詰めて破談に導いたという、この国の第二王子ダミアンがイリアに見惚れて求婚をする。
「ローザが私のモノを何でも欲しがるのならいっそのこと――」
イリアは、あることを思いついてダミアンと婚約することを決意した。
「毒を以て毒を制す」――この物語はそんなお話。
文字数 11,922
最終更新日 2020.11.15
登録日 2020.11.08
「お前との婚約は破棄する」
友達を家臣を民を殺してきた憎い殺したい婚約者に婚約破棄を告げられました。
「やはり婚約破棄はなかったことにしてくれ」
はぁ?今更言われてももう遅い。
自称病弱で私の物をなんでも欲しがる妹に強引に奪われたククリで元婚約者の頸椎を切る。
「家族に虐げられてるお前を救いに来た。もう安心しなさい」
長男の癖に戦いから逃げてたクソ叔父様が戦いが終わったのを見計らって出てきました。
今までで一番きれたので殺します。
こいつほどのクズは見た事がない。
文字数 1,049
最終更新日 2020.11.14
登録日 2020.11.14
私には双子の妹がいる
この世界はいつの頃からか妹を中心に回るようになってきた・・・私を踏み台にして・・・
妹が聖女に選ばれたその日、私は両親に公爵家の慰み者として売られかけた
そんな私を助けてくれたのは、両親でも妹でもなく・・・妹の『婚約者』だった
婚約者に守られ、冒険者組合に身を寄せる日々・・・
強くならなくちゃ!誰かに怯える日々はもう終わりにする
私を守ってくれた人を、今度は私が守れるように!
文字数 75,046
最終更新日 2020.11.14
登録日 2020.11.06
少し前まで普通のアラサーOLだった莉乃。ある時目を覚ますとなんだか身体が重いことに気がついて…。声は低いバリトン。鏡に写るはナイスミドルなおじ様。
皆畏れるような眼差しで私を陛下と呼ぶ。
ヒロインが悪役令嬢からの被害を訴える。元女として前世の記憶持ちとしてこの状況違和感しかないのですが…。
なんとか成敗してみたい。
文字数 2,790
最終更新日 2020.11.13
登録日 2020.11.11
「マリィはお姉ちゃんだろ! 妹のリリィにそのおもちゃ譲りなさい!」
「マリィ君は双子の姉なんだろ? 妹のリリィが困っているなら手伝ってやれよ」
「マリィ? いやいや無理だよ。妹のリリィの方が断然可愛いから結婚するならリリィだろ〜」
私が欲しいものをお姉ちゃんが持っていたら全部貰っていた。
代わりにいらないものは全部押し付けて、お姉ちゃんにプレゼントしてあげていた。
お姉ちゃんの婚約者様も貰ったけど、お姉ちゃんは更に位の高い公爵様との婚約が決まったらしい。
ねぇねぇお姉ちゃん公爵様も私にちょうだい?
お姉ちゃんなんだから何でも譲ってくれるよね?
文字数 7,656
最終更新日 2020.11.13
登録日 2020.10.24
令嬢のレオ―ラ・シティシマは、嫌なことがあると、すぐに人形に八つ当たりをしていた。
ある日、その人形が捨てられ、魔女に拾われる。
魔女は気まぐれに、人形を人に変えた。
人間になった人形は、復讐を誓うが……?
文字数 20,849
最終更新日 2020.11.12
登録日 2020.10.30
伯爵令嬢のエリーシカは第三王子ソラの婚約者。
赤い髪につり上がった緑の目をもち、影では「いばら姫」と呼ばれ、浮気ばかりの第三王子を厳しく叱りながら導く姿を見た友人達からはまるで悪役令嬢だと心配される日々
婚約破棄された途端に500年以来の聖女だと言われ
そんな私が聖女だなんて聞いてませんわ!
文字数 10,422
最終更新日 2020.11.11
登録日 2020.08.30
義母に全てを奪われたジュディ。何とかメイドの仕事を見つけるも義母がお金の無心にやって来ます。
私、もう我慢の限界なんですっ!!
文字数 17,339
最終更新日 2020.11.09
登録日 2020.10.10