全てが記された世界録を手に入れた僕は世界を変える為に蘇る〜僕を殺した世界を自由に書き換え、復讐を。僕は混沌世界の最強へ〜

 高校二年生神部 燈火はイジメられていた、誰からも助けられず、寧ろ望んで皆が燈火を蔑む。 
 時には殴られ、時には見知らぬおばさん達に売り飛ばされた。
 さらにひどい時は、屋上から落とされた事もあった。
 でも、誰一人助けてくれない。
 心は廃れ、冷たくなっていく。
 だから、せめてもの復習に、教室で首を吊って死んだ。
 それでもなお消えない、憎悪を抱えながら。

 燈火は目が覚めると、見知らぬ場所にいた。
 数え切れないほどの本が浮かんでいる、先の見えない場所。

 そこで燈火は見つける。
 地球の全てが描かれた本、世界録に。

 その力を持って生き返った燈火は、自分を殺した世界に復習を開始する。
 大勢が理不尽と叫ぶ中、燈火は世界を書き換え続ける。

 ……一番の復讐って、確か自分が幸せになる事だっけ。
 ああ、なら僕は誰よりもこの世界で幸せになろう。
 この混沌の世界で誰よりも強くなってね。
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