理不尽→ざまあ小説一覧
13
件
処刑された王女は隣国に転生して聖女となる
レンタル有り旧題:魔女として処刑された王女は、隣国に転生し聖女となる
生まれ持った「癒し」の力を、民の為に惜しみなく使って来た王女アシュリナ。
しかし、その人気を妬む腹違いの兄ルイスに疎まれ、彼が連れてきたアシュリナと同じ「癒し」の力を持つ聖女ユーリアの謀略により、魔女のレッテルを貼られ処刑されてしまう。
同じ力を持ったまま、隣国にディアナという名で転生した彼女は、6歳の頃に全てを思い出す。
「ーーこの力を、誰にも知られてはいけない」
しかし、森で倒れている王子を見過ごせずに、力を使って助けたことにより、ディアナの人生は一変する。
「どうか、この国で聖女になってくれませんか。貴女の力が必要なんです」
これは、理不尽に生涯を終わらされた一人の少女が、生まれ変わって幸福を掴む物語。
文字数 352,418
最終更新日 2023.02.10
登録日 2019.07.13
「エルフィ、お前に婚約破棄を告げてやる」
「貢献しているだと?結界魔法も張れない偽聖女がよくぬけぬけとそんな事をほざけるな」
「確かに、結界魔法が張れないというのは事実よ。でもそれがなんだっていうのかしら」
偽聖女扱いされました。
結界魔法は張れない聖女ですが、国を護っているのは私なのは事実です。
やれやれ。どうやらこの馬鹿王太子は結界魔法しか知らないようですね。
結界魔法を張るだけが聖女ではないのですが。
「回復魔法しか使えないお姉様より回復魔法も結界魔法も防御魔法もできる私の方が
聖女として相応しいのは当然ですわ」
「お姉様の婚約者頂いちゃいましたわざまぁ(笑)」
「俺様が悪かった。すみませんでしたぁぁぁぁ。治してくれ聖女様ぁぁぁぁ」
肝臓をモンスターに食いちぎられた馬鹿な元婚約者は私に助けを求めます。
今更謝ってももう遅い。助けてくれるわけないじゃないですか。
馬鹿な元婚約者は回復魔法しか使えない聖女の私を偽聖女呼ばわりして
必要ないと婚約破棄したので自業自得で
モンスターに生きたまま食いちぎられます。
ざまぁ(笑)
私の婚約者を奪おうとした妹は無能聖女なので兵士からも民からも憎まれました。
無能聖女の妹のせいでどれだけの人間が命を落としたのかしら。
妹は死なないように痛みを味合わされ犯され回され陰毛と排泄物を食って生きていく事になりました。
ざまぁ(笑)
死んだ方がましでしょうに。
まぁ、自業自得ですね。
今更助けてくれといってももう遅い。
絶対に助けません。
「お前のように美しく優秀な女を手放すなんて、こんな馬鹿がいるんだな」
「お前が欲しい。俺の妻としても聖女としても」
私は優秀で逞しく美しい隣国の王太子に求愛され結婚しました。
私達は互いを尊敬しあえる素晴らしい関係です。
体の相性も良く、女としての幸せもに入れました。
ハッピーエンド。
文字数 725
最終更新日 2020.12.31
登録日 2020.12.31
「お前との婚約なんて破棄だ」
私達ってとても気が合うのね。私も貴方と婚約した事に後悔しかありません。
「俺は真実の愛に目覚めたんだ」
「両親に頼んでなんとか用意してもらう。だから1週間待ってくれないか」
はぁーーーー。こんなに情けない殿方は初めて見ました。
大陸中探してもこんなに情けない殿方がいるでしょうか。
そう思うと、私の元婚約者は大陸1の男だとでも言えるのでしょうか。
恥を晒すだけですね、辞めましょう。
実家に帰って妹に毒鍋を食べさせます。
「私今お腹いっぱいだから」
馬鹿の癖に危機予測は少しは出来るようです。
でも私の婚約者を奪おうとするのがまず危機予測壊れてますよ。
「そう、貴方が食べないのなら私1人で食べましょうか」
妹は馬鹿なので、私が美味しそうに食べているのだから毒は入ってないと思い始めたようです。
本当馬鹿ですね、まだ毒は入れてませんよ。
「貴方の大好きなエショデもフワスも入れましょうか。
砂糖もいっぱい練りこんであるのよ」
「砂糖いっぱい。食べたい」
妹は舌まで馬鹿なので砂糖たっぷりだとそれだけで美味しいと感じます。
「お姉様、助けて、呼吸が上手くいかないの」
「あら、良かったじゃない」
「お姉様、もうお姉様の物を欲しがったりしないから許して」
「今更そんな事いってももう遅いわよ」
「お姉様、ごめんなさい。今までの事も全部謝るから、許してお姉様」
「分かってくれたのね、もう貴方の事許すわ」
妹は希望を取り戻したようです。
「でも、解毒薬なんて持ってないから、どうすればいいのかしら(笑)」
大陸1情けない婚約者は御両親にも見捨てられ、1カッパーも貰えなかったようです。
御両親のいない貴方の価値って2点ですよね。
あ、だからってこんな雑魚殺してもつまらんなんて見逃しませんよ。
こんな雑魚殺してもつまらないのはつまらないのだけれど殺すのは殺しますよ。
え、婚約破棄して慰謝料も出せず今更『助けてくれ、死にたくない』なんて言われても、もう遅い。
自業自得ですよ。死んでください。
文字数 883
最終更新日 2020.11.29
登録日 2020.11.29
「クロエ、お前とは白い結婚になる。俺は真実の愛に目覚めたんだ」
貴方の事なんてまったく愛していないのだから、白い結婚だろうがなんだろうがなんでもいいですよ。
婚約者と妾に虐められると感情が死ぬらしいですが、私の感情はまったく死んでいきません。
むしろ日々妾を殺してやりたい感情が強くなっていきます。
いつか殺してやるよプリシラ。
そう不思議な事ではありません。私は婚約者の妾の女の名前をしっかりと憶えていて名前で呼んでいました。
殺してやりたいという感情があるという事は他人より親しいということなのでしょう。
文字数 931
最終更新日 2020.11.23
登録日 2020.11.23
「エリザベル、お前とは婚約破棄だ」
慰謝料はきっちり3億カッパー貰いますよ。
「ふん、誰がお前なんかに3億カッパーも払うか。100万カッパー恵んでやるからそれを卑しく拾え乞食が」
馬鹿が、100万カッパーは慰謝料とは別にして今回の詫び料として頂くわ。
今更返してくれといってももう遅い。絶対返さない。
「聖女の資格も剥奪だ。お前は聖女にふさわしくない」
えっ。私が聖女の仕事辞めればルルポル王国は滅びますよ。
敵国の王太子に正当な評価を受け月給30倍で聖女やれることになって無駄な労働時間も減りいいことづくめです。
王太子には溺愛されるし、とにかく私は幸せです。
私がいなくなったルルポル王国は放っておいても滅ぶのでしょうが、敢えて滅ぼしにいきます。
そりゃあ夫の敵国ですからね。容赦なく滅ぼしますよ。
元婚約者のよしみで助けてくれ?
甘えるなクズが。元婚約者を殺し心残りもなくなりますます幸せな生活が始まります。
王太子妃聖女はサイコーです。このままてっぺん取りますか野郎ども。
私はこんな所では終わらない。大陸のてっぺん取れば、大陸超えててっぺん取れば
次は宇宙でてっぺん、異世界でてっぺん。
王族貴族というのはてっぺん目指さず呼吸ができない生き物なんです。
呼吸できずに死ぬぐらいなら呼吸をして死にましょう。
文字数 901
最終更新日 2020.11.23
登録日 2020.11.23
「ノエリア。お前には婚約破棄を告げてやる」
はぁー?私なんの罪も犯してませんけど。
聖女の私がいなくなれば貴方のお父様の領土なんて滅びますけど、本当にいいんですか。
それでいいならいいんですよ。どうぞ滅んで下さい。死んで下さい。
領民も死ぬことになるでしょうが、追放されたのだから私にはどうする事もできないし
私の領民でもないのでまぁどうでもいいわね。
婚約破棄されて追放されたというより馬鹿婚約者を見捨て出て行った私は、闘技王太子と呼ばれてるらしいが誰も
呼んでる事を聞いた事がない隣国の王太子に溺愛され幸せな日々を送っています。
聖女のお前がいないと領土は滅びる。お前は俺の妹を虐めていなかった、誤解だった。
謝る許してくれと言われても今更戻るわけありませんよね。
ざっまぁぁぁぁwwww苦しんでモンスターに生きたまま食われて死ぬといいですよ。
文字数 1,031
最終更新日 2020.11.23
登録日 2020.11.23
「リサ、婚約者をカーティアにあげなさい」
え?はぁ?これ言ったの私のお母様よね。
お母様って人の知能ありますか?
「そうだぞリサ。お前ならまたいい男の子を見つけられるさ」
ぇぇぇぇ。この声もお父様の声なのだけれど、信じるのが難しい。
「そうよぉ。お姉様は男の子に媚を売るのが上手だからぁ、もっといい男の子が見つけられるわよぉ」
この甘く甲高い声を出すのは妹のカーティアなのは確実だ。受け入れたくないが受け入れるしかない現実なのよね。
伯爵令息ジェロラモはあっさりと妹を妻にしました。
ふざけんな。
ジェロラモを殺した私は死刑だそうです。
いや、こんな理不尽おかしい。
理不尽だろうがなんだろうが、これが現実です。
「てめぇら絶対殺してやるからなぁ。呪い殺してでも生まれ変わってでも殺してやるからなぁ」
-------------------------------
「貴方にはこの世界で悪役令嬢としてゲームクリアして欲しい」
処刑された私は大好きな乙女ゲーム"ボレル学園は眠らない"の悪役令嬢に転生するようです。
「ゲームクリアすれば元の世界に能力値・スキル・装備引き継いで転生できるよ」
精霊にそう言われたので、悪役令嬢でゲームクリアしてクソ家族殺しに行きます。
「待ってろよクソ家族どもぉぉぉ。絶対殺してやる」
文字数 1,093
最終更新日 2020.11.23
登録日 2020.11.23
「突然で悪いが、お前とは婚約破棄だスレナ」
別に貴方の事なんてまったく愛してないけれど、正統な理由のない婚約破棄は死刑です。
死んで下さいね。死ねばーか。
「紹介しようスレナ。彼女が俺の妻になるララニア・サルコリだ」
その人平民じゃないですか。
「俺は真実の愛に目覚めたんだ。家柄がどうとか関係なくララニアを愛している」
そうですか。真実の愛に目覚めたのは素晴らしいですが、死刑は死刑です。
死んで下さいね。
聖女の私がいなければ貴方のお父様が所有する領土大変な事になりますけど。
聖女の私と婚約破棄した元婚約者は落ちこぼれて不幸になっていくようです。
「俺が悪かった。金なら幾らでも払うから戻ってきてくれ」
今更謝られてももう遅い。
敵国の王太子と幸せな日々を過ごす私が、今更馬鹿な伯爵令息の元に戻るわけがありません。
真実の愛に目覚めたのでしょう?
どんな辛い道が待っていても進むしかないのが真実の愛ではないでしょうか。
ぶっちゃけて言うと、生き地獄を味わえばーか。
死刑になるより何万倍も苦しく辛いだろうから、元婚約者を死刑にしなくてよかったです。
文字数 1,294
最終更新日 2020.11.22
登録日 2020.11.22
「お姉様、お姉様の婚約者のルゴフレッド様を頂戴」
はぁ?とも思わない。妹が私の物を欲しがるのはいつもの事だし、
婚約者のルゴフレッドを欲しがる事も予想できていた。
「ルゴフレッド様、私の方が妻に相応しいと思わない」
頭お花畑で学もない妹を伯爵が欲しがるわけがない。
「ルゴフレッド君、モニカの方が君の妻に相応しいぞ。こっちにしておきなさい」
はぁ?これが私のお父様だとは情けなくて殺してあげたくなる。
「強い方が俺の妻に相応しい」
は?はぁ?伯爵夫人とは強ければいいというものではないのだけれど、
婚約者も馬鹿だったようね。
頭お花畑の妹と馬鹿伯爵令息がまともに領地の管理なんてできるわけないでしょう。
どうせ落ちぶれて不幸になっていくのでしょう。分かり切っています。
こんな馬鹿伯爵令息と婚約した私も少し馬鹿だったなぁ。
「お姉様、大好きー」
私は大嫌いよ。いつか殺してあげるから精々今だけでも蜜月の時を過ごしていなさい。
「婚約者までくれるなんて、お姉様って優しいのね」
あげたのではない。奪われたのよ。
まぁあんな馬鹿な元婚約者はむしろ引き取ってくれてありがとうございます。
"奪われた?差し出したの間違いじゃやないの"
黙れ。私の中から声が聴こえる。
「はぁ、お前のような臆病者はブルクハルト家に必要ない。
どこでも好きな所で生きていけばいい。
お前は向いてなかったのだ。男爵令嬢に」
勘当追放ですか、ありがとうございます。
今まで私に面倒な仕事を押し付けてきた馬鹿どもが私がいなくなって成り立つわけがない。
まぁ、クソ家族がどうなろうと今更どうでもいいけれど。むしろざまぁwww
精々不幸な道を歩んで下さいね。
「俺はお前に正当な評価をしてやれる」
敵国の王太子に認められた私は正統な評価をされ溺愛され幸せな日々を過ごします。
今までの不幸な人生が嘘のよう。
なんでもっと早くクソ家族クソ婚約者と縁を切らなかったのかしら。
「俺の愛する妻モニカは馬鹿だからお前の能力が必要だ。戻ってきてくれ」
え?何を言ってるの。戻るわけないじゃない」
「お姉様、飴を頂戴。もう一週間何も食べてないの」
私はもう飴一つでも妹に奪われたりしない。
「もう貴方にあげる物はなんでもないわ」
「私このままじゃ餓死しちゃうよぉ、お願いお姉様」
「餓死すればいいじゃないの。自業自得よ。
自分の力で生きて行けない者は野垂れ時ぬのが当然よ」
頭お花畑の妹とクソ婚約者が野垂れ時ぬ所を見て笑ってあげます。
ははは、ざっまぁぁぁぁwwwww
文字数 1,230
最終更新日 2020.11.21
登録日 2020.11.21
「ヘルミーナ、お前に婚約破棄を告げてやる」
はぁ?聖女の私に向かってよくそんな言葉を出せるわね。
私がいなくなったらヘドマン家領なんて滅びますよ。
「聖女にはお前の妹のニアミーナこそ相応しい。当然、俺の妻としてもな」
分かり切っていましたよ。私の物をなんでも奪って行く妹は私の婚約者と体の関係がある事はばればれでした。
私の物をなんでも奪って行く自称病弱な妹はろくに聖女としての鍛錬もしていないし、
無理だと思いますよ。ま、不幸な目にあいたいならどうぞ。
臆病なクソ馬鹿婚約者とクソ妹を捨てた私は、王太子に溺愛され幸せな日々を守ります。
あ、本当に不幸な日々を過ごしてますね。助けて?え、なんで私が貴方達を助けるの?
意味が分からないから説明してみせて。
「お姉様そのパン屑捨てるなら頂戴。もう何も食べてないの」
パン屑だって、豚の餌にするから貴方にはあげません。
文字数 1,270
最終更新日 2020.11.19
登録日 2020.11.19
「コルネッサ、お前に婚約破棄を告げる」
はぁ?そんな事言われても困りますと言いたいが、言えません。
対等ではない関係だもの。
私に非は思い当たらないが、男爵令嬢と公爵令息の関係は、公爵令息が婚約破棄だと言えば
逆らう事もできず婚約破棄されるしかない。そういうものなのよ。
「私何か貴方の気に入らない事でもしたかしら」
「何もしてないさ」
何もしてないのに、何もしてないからこそ婚約破棄されました。
ベリザリオ公爵令息の婚約者になり落ち着いた私は、ベリザリオにはつまらない少女になったようです。
リンピオ子爵の首を取った事からベリザリオに面白そうな少女だと期待されたのですが、
リンピオ子爵と戦う事を決めたのは友達のブリエレナ公爵令嬢です。
婚約破棄された理由の1つは、ベリザリオに近づいたブリエレナはブリエレナに媚を売り、
私から婚約者の座を取ろうとしたからです。
ベリザリオはつまらない少女になった私よりはブリエレナを気に入り、妻にしました。
友達のブリエレナに復讐します。
何故友達の婚約者を奪うのでしょうか。
友達だからでしょう。
何故友達に復讐するのでしょう。
友達だからでしょう。
友達と認めあえる実力だからこそ、同じ地位を奪い合う関係になり、
憎み、殺そうとするのでしょう。
人類が存在する前から、恐竜でも悩み通って来た道です。
今更答えを求めなくてもとうに歴史が答えは出しているので、私達はどちらかが死ぬまで戦いを続けます。
文字数 1,294
最終更新日 2020.11.15
登録日 2020.11.15
13
件