不幸になってくの見るより自分の手で殺す小説一覧
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「エリザベル、お前とは婚約破棄だ」
慰謝料はきっちり3億カッパー貰いますよ。
「ふん、誰がお前なんかに3億カッパーも払うか。100万カッパー恵んでやるからそれを卑しく拾え乞食が」
馬鹿が、100万カッパーは慰謝料とは別にして今回の詫び料として頂くわ。
今更返してくれといってももう遅い。絶対返さない。
「聖女の資格も剥奪だ。お前は聖女にふさわしくない」
えっ。私が聖女の仕事辞めればルルポル王国は滅びますよ。
敵国の王太子に正当な評価を受け月給30倍で聖女やれることになって無駄な労働時間も減りいいことづくめです。
王太子には溺愛されるし、とにかく私は幸せです。
私がいなくなったルルポル王国は放っておいても滅ぶのでしょうが、敢えて滅ぼしにいきます。
そりゃあ夫の敵国ですからね。容赦なく滅ぼしますよ。
元婚約者のよしみで助けてくれ?
甘えるなクズが。元婚約者を殺し心残りもなくなりますます幸せな生活が始まります。
王太子妃聖女はサイコーです。このままてっぺん取りますか野郎ども。
私はこんな所では終わらない。大陸のてっぺん取れば、大陸超えててっぺん取れば
次は宇宙でてっぺん、異世界でてっぺん。
王族貴族というのはてっぺん目指さず呼吸ができない生き物なんです。
呼吸できずに死ぬぐらいなら呼吸をして死にましょう。
文字数 901
最終更新日 2020.11.23
登録日 2020.11.23
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