江戸時代小説一覧

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天正十三年、日の本を突如襲った巨大地震によって、飛州白川帰雲城は山津波に呑まれ、大名内ヶ島家は一夜にして滅びた。家老山下時慶の子・半三郎氏勝は荻町城にあり難を逃れたが、主家金森家の裏切りによって父を殺され、自身も雪の中に姿を消す。 そして時は流れて天正十八年、半三郎の身は伊豆国・山中城、太閤秀吉による北条征伐の陣中にあった。心に乾いた風の吹き抜ける荒野を抱えたまま。おのれが何のために生きているのかもわからぬまま。その道行きの先に運命の出会いと、波乱に満ちた生涯が待ち受けていることなど露とも知らずに。 家康の九男・義直の傅役(もりやく)として辣腕を揮い、尾張徳川家二百六十年の礎を築き、また新府・名古屋建設を主導した男、山下大和守氏勝。歴史に埋もれた哀しき才人の、煌めくばかりに幸福な生涯を描く、長編歴史小説。
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小説 2,650 位 / 184,927件 歴史・時代 14 位 / 2,212件
文字数 219,218 最終更新日 2021.08.22 登録日 2021.02.21
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ホラー 完結 ショートショート
遊郭には、「廓のしきたり」ってぇもんがあったようですなぁ。 ※花魁の相場は、知恵袋の回答を参照。 ※張見世:遊郭で、遊女が往来に面した店先に居並び、格子の内側から自分の姿を見せて客を待つこと。 ※引手茶屋:遊興の案内をする所。七軒茶屋が格式が高い。 ※幇間:太鼓持ち ※床花:揚げ代以外に遊客が直接遊女に与える祝儀の一種。 三会目に与えるのが普通。床馴染。
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小説 184,927 位 / 184,927件 ホラー 6,784 位 / 6,784件
文字数 1,967 最終更新日 2021.08.14 登録日 2021.08.14
エロいイラストをSNSに上げては最高のエロ絵師を目指していた令和男子の藤山スグルは、ある日ひょんなことから江戸時代に飛ばされる。 頼る人もいなければ帰る家もない。 彼は生き抜く術として命懸けで春画を描くことを決めた。
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小説 184,927 位 / 184,927件 キャラ文芸 4,367 位 / 4,367件
文字数 67,044 最終更新日 2021.08.11 登録日 2020.09.18
江戸時代、元禄紀、こぼれ話。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 748 最終更新日 2021.07.21 登録日 2021.07.21
御前試合で相手の腕を折った山本道場の師範代原口源左衛門は、浪人の身となり仕官の道を探して美濃の地へ流れてきた。資金は尽き、その地で仕官できなければ刀を捨てる覚悟であった。そこで源左衛門は不思議な感覚に出会う。影風流の使い手である源左衛門は人の気配に敏感であったが、近くに誰かがいて見られているはずなのに、それが何者なのか全くつかめないのである。そのような感覚は初めてであった。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 27,815 最終更新日 2021.07.04 登録日 2021.05.28
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歴史・時代 完結 長編 R15
元禄時代、江戸に「くじら侍」と呼ばれた男がいた。かつて武士であるにも関わらず鯨漁に没頭し、そして誰も知らない理由で江戸に流れてきた赤銅色の大男――権藤伊佐馬という。海の巨獣との命を削る凄絶な戦いの果てに会得した正確無比な投げ銛術と、苛烈なまでの剛剣の使い手でもある伊佐馬は、南町奉行所の戦闘狂の美貌の同心・青碕伯之進とともに江戸の悪を討ちつつ、日がな一日ずっと釣りをして生きていくだけの暮らしを続けていた…… 
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 124,663 最終更新日 2021.06.30 登録日 2021.05.31
長屋シリーズ一作目。 第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。 十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。 頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。 一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
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小説 16,457 位 / 184,927件 歴史・時代 123 位 / 2,212件
文字数 55,116 最終更新日 2021.06.30 登録日 2021.05.30
非本格的時代短編小説 1668年、日照りで苦しむ農民のために立ち上がった男がいた。 水戸藩北部、松井村の名主、沼田惣左衛門。 父から譲り受けた村のまとめ役もそこそこに、廓通いの日々を送っていたのだが、ある日、村の者たちに詰め寄られる。 「このまま行けば、夜逃げしかねえ、そうなって困んのはオメエだ」と。 そこで、惣左衛門は咄嗟に言った。 「『灌漑用水』を山から引く用水路をつくろう!」 実は死んだ父の夢だったのだ。 村に水を引ければ安定して稲作が出来る。村人たちの願いと惣佐衛門の想いが合致した瞬間、物語は動き出す。 350年前の実話をもとに作者が手心を加えた日照りで水田の水に困窮した村人達と若き名主の惣佐衛門が紡ぐ物語。 始まります。 短編。 作中の度量換算、用語、単位、話法などは現代風に置き換えておきました。だって、わかり辛いもんね。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 30,483 最終更新日 2021.06.30 登録日 2021.05.22
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歴史・時代 連載中 ショートショート
 時は江戸。将軍家光の時代、上野に診療所を開く顔立ちが整った男は何故か刀を持っている。  何を隠そうこの男は、医師でありながら将軍家縁者であったのだ。 この作品はフィクションです この作品は通常毎週土曜日更新です。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 23,932 最終更新日 2021.06.30 登録日 2020.02.22
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歴史・時代 完結 長編 R15
★第2回ベリーズカフェ恋愛ファンタジー小説大賞 最終選考作品★ 公方(将軍)様のお膝元、江戸の町を守るのは犬猿の仲の「北町奉行所」と「南町奉行所」。 関係改善のため北町奉行所の「北町小町」志鶴と南町奉行所の「浮世絵与力」松波 多聞の縁組が御奉行様より命じられる。 だが、志鶴は父から「三年、辛抱せよ」と言われ、出戻れば胸に秘めた身分違いの恋しい人と夫婦になれると思い、意に添わぬ祝言を挙げる決意をしたのだった……
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 114,519 最終更新日 2021.06.29 登録日 2021.05.01
●青春真っ盛り・話題てんこ盛り時代小説 現在、アルファポリスのみで公開中。 *️⃣表紙イラスト︰武藤 径 さん。ありがとうございます、感謝です🤗 武藤径さん https://estar.jp/users/157026694 タイトル等は紙葉が挿入しました😊 ●おとき。17歳。「世直しおとき」の異名を持つ。 ●おときの幼馴染のお民が殺された。役人は、心中事件として処理しようとするが、おときはどうしても納得できない。 お民は、大坂の豪商・淀屋辰五郎の妾になっていたという。おときは、この淀辰が怪しいとにらんで、捜査を開始。 ●一方、幕閣の柳沢吉保も、淀屋失脚を画策。実在(史実)の淀屋辰五郎没落の謎をも巻き込みながら、おときは、モン様こと「近松門左衛門」と二人で、事の真相に迫っていく。 ✳おおさか 江戸時代は「大坂」の表記。明治以降「大阪」表記に。物語では、「大坂」で統一しています。 □主な登場人物□ おとき︰主人公 お民︰おときの幼馴染 伊左次(いさじ)︰寺島家の職人頭。おときの用心棒、元武士 寺島惣右衛門︰公儀御用瓦師・寺島家の当主。おときの父。 モン様︰近松門左衛門。おときは「モン様」と呼んでいる。 久富大志郎︰23歳。大坂西町奉行所同心 分部宗一郎︰大坂城代土岐家の家臣。城代直属の市中探索目附 淀屋辰五郎︰なにわ長者と呼ばれた淀屋の五代目。淀辰と呼ばれる。 大曽根兵庫︰分部とは因縁のある武士。 福島源蔵︰江戸からやってきた侍。伊左次を仇と付け狙う。 西海屋徳右衛門︰ 清兵衛︰墨屋の職人 ゴロさん︰近松門左衛門がよく口にする謎の人物 お駒︰淀辰の妾
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 70,011 最終更新日 2021.06.28 登録日 2021.05.12
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歴史・時代 完結 長編 R18
★第7回歴史・時代小説大賞 奨励賞受賞★ 小夜里は代々、安芸広島藩で藩主に文書を管理する者として仕える「右筆」の御役目を担った武家に生まれた。 十七のときに、かなりの家柄へいったんは嫁いだが、二十二で子ができぬゆえに離縁されてしまう。 婚家から出戻ったばかりの小夜里は、急逝した父の遺した「手習所」の跡を継いだ。 ある雨の降る夜、小夜里は手習所の軒先で雨宿りをする一人の男と出逢う。 それは……「運命の出逢い」だった。 ※歴史上の人物が登場しますがすべてフィクションです。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 72,123 最終更新日 2021.06.20 登録日 2021.05.01
「その手に掴んだものを、守り抜く。それが使命と心得よ」 時は江戸。かつて「独眼竜」の異名で恐れられた伊達政宗の次女、牟宇姫は、もうじき はとこ の石川宗昭に嫁入りすることが決まっている。自身の「むう」という変わった名前や、許婚である宗昭との関係に悩みながらも、信頼する乳母のすみや、異母姉の五郎八姫らの支えを受けながら穏やかに暮らしていた。 しかし、そんな平穏な暮らしを妨げるように、牟宇姫毒殺未遂事件が勃発。犯人の正体を探るため牟宇姫は自ら立ち上がるが――。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 58,632 最終更新日 2021.06.20 登録日 2021.05.31
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BL 完結 短編 R18
「アンタは生きてるつもりでも活きちゃあいない」 華やかな遊郭を舞台に繰り広げられるBL時代劇短編作品。 世間を騒がす美しき義賊「紅天神」と貧乏旗本の三男坊源之助。重なる筈のない二つの魂がたった一夜だけ重なった。 そのたった一夜が全てを変えた物語。 最初はえ?!コレBL??と言う感じですが、ちゃんとBLになっていきますよ❣️
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小説 184,927 位 / 184,927件 BL 23,907 位 / 23,907件
文字数 12,883 最終更新日 2021.06.19 登録日 2021.06.14
神社通りの商い通りに、佐平という男が商っている茶屋がある。 佐平の娘は小梅という娘で、そろそろ嫁入りを考えていた相手がいたが、ものの見事に玉砕してしまう。 ふさぎ込む小梅に、佐平は娘の為にどう慰めていいのか悩み、茶屋に来る客に聞いて回る。 父と娘と、茶屋に訪れる人々のお茶の間の話。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 32,206 最終更新日 2021.06.18 登録日 2021.05.01
~本作は『大友興廃記』という実在の軍記をもとに、書かれた内容をパズルのように史実に組みこんで作者の一生を創作した時代小説です~  武士の親族として伊勢 津藩に仕える杉谷宗重は武士の至上目的である『家名を残す』ために悩んでいた。  大名と違い、身分の不安定な下級武士ではいつ家が消えてもおかしくない。  そのため『平家物語』などの軍記を書く事で家の由緒を残そうとするがうまくいかない。  方と呼ばれる王道を書けば民衆は喜ぶが、虚飾で得た名声は却って名を汚す事になるだろう。  しかし、正しい事を書いても見向きもされない。  そこで、彼の旧主で豊後佐伯の領主だった佐伯權之助は一計を思いつく。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 103,958 最終更新日 2021.06.15 登録日 2021.05.23
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歴史・時代 完結 ショートショート
    江戸時代の作家「井原西鶴」が、貞享2(1685)年に出版した「西鶴諸国ばなし」  笑い話から、不思議な話、ちょっと感動のストーリーまで、様々なお話が掲載されている非常に面白い本です。  その中から、武士の「義」と咄嗟の機転についてのお話をひとつ!  巻の一に収録されている「大晦日(おおつごもり)はあはぬ算用 江戸の品川にありし事」というお話です。  万年貧乏浪人の原田内助・・・この年も越せそうになく義兄に金の無心をすると、義兄からは十両の小判が届けられます。  思いがけない幸運に、昔からの親友の浪人仲間を招いて酒宴を催す内助でしたが、その席で小判が一両紛失してしまいます・・・。  事の顛末は・・・ちょっといい話です。  全二話、約4千文字。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 4,832 最終更新日 2021.06.13 登録日 2021.06.12
 幕末の江戸の片隅で、好まざる仕事をしながら暮らす相楽遼之進。彼は今日も酒臭いため息を吐いて、独り言の様に愚痴を云う。  かつては天才剣士として誇りある武士であったこの男が、生活に疲れたつまらない浪人者に成り果てたのは何時からだったか。  わたしが妻を死なせてしまった様なものだ────  貧しく苦労の絶えない浪人生活の中で、病弱だった妻を逝かせてしまった。その悔恨が相楽の胸を締め付ける。  だがせめて忘れ形見の幼い娘の前では笑顔でありたい……自遊長屋にて暮らす父と娘、二人は貧しい住人たちと共に今日も助け合いながら生きていた。  世話焼きな町娘のお花、一本気な錺り職人の夜吉、明けっ広げな棒手振の八助。他にも沢山の住人たち。  迷い苦しむときの方が多くとも、大切なものからは目を逸らしてはならないと──ただ愚直なまでの彼らに相楽は心を寄せ、彼らもまた相楽を思い遣る。  ある日、相楽の幸せを願った住人は相楽に寺子屋の師匠になってもらおうと計画するのだが……  そんな誰もが一生懸命に生きる日々のなか、相楽に思いもよらない凶事が降りかかるのであった──── ◆全24話
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 116,046 最終更新日 2021.06.12 登録日 2021.05.24
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BL 完結 短編 R15
陰間茶屋「松葉屋」で働く菊松は、そろそろ引退を考えていた。そんな折、怪我をしてしまった菊松は馴染みである兵衛に自分の代わりの少年を紹介する。そうして、静かに去ろうとしていたのだが…。※一部性的表現を暗喩している箇所はありますので閲覧にはお気を付けください。
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小説 184,927 位 / 184,927件 BL 23,907 位 / 23,907件
文字数 4,828 最終更新日 2021.06.10 登録日 2021.06.10
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歴史・時代 完結 ショートショート
 江戸時代の作家「井原西鶴」が、貞享2(1685)年に出版した「西鶴諸国ばなし」  笑い話から、ちょっと感動のストーリーまで、様々なお話が掲載されている非常に面白い本です。  その中から、ちょっとエッチでコミカルな超短編を一つ!  巻の一に収録されている「傘(からかさ)の御託宣 紀州の掛作にありし事」というお話です。  「御宣託」というのは、「神様のお言葉」という意味。  う~ん、この当時から後家さん(未亡人)はエロエロ・・・というのがお約束だったのでしょうねぇ(笑)  超短編です。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 1,729 最終更新日 2021.06.09 登録日 2021.06.09
6/7完結しました。 新選組を脱走した川井信十郎。傷ついた彼は、心を失った少女おゆいに助けられる。そして始まる彼と彼女の逃避行。 信十郎を追う藤堂平助。襲い来る刺客たち。 ふたりの道ゆきの果てに、安息は訪れるのか。 琵琶湖岸を舞台に繰り広げられる、男と幼女の逃亡劇。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 114,133 最終更新日 2021.06.08 登録日 2021.04.05
宮本武蔵と佐々木小次郎。 ともに無敗を誇る2人の剣豪が、巌流島で相まみえる――! 「おのれ宮本武蔵! 貴様まさかこの大一番に遅刻するとは、さては臆したか! このうつけ者めが! 恥を、恥を知れ――!」 「だって寝坊したし……」 「寝坊だとぉ!?」 頭空っぽで読める女武蔵による新感覚ヒストリー!
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 7,141 最終更新日 2021.06.05 登録日 2021.05.31
 木下静太郎(きのした せいたろう)は普通の人物。それなのに父親がさっさと隠居してしまい、20歳で家督を継いで国家老にされてしまった。  仕えるのは1万石の弱小大名で財政は厳しい。殿は静太郎の弟に執心で政治に無関心。殿の弟も形式ばったことが苦手で政治には不向き。江戸家老は政治よりも娘が大事。  気苦労の絶えない静太郎の日常。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 12,516 最終更新日 2021.06.04 登録日 2021.05.28
江戸時代、地方の小藩の青年小野三之助は、かつて犯したあやまちの、罪の意識に10年間さいなまれていた。そして、その相手、――かつて女中として身近にいた加代に、三之助は再会する。 罪はゆるされるのか。三之助は再生できるのか。 ※カクヨムにも掲載。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 36,977 最終更新日 2021.05.31 登録日 2021.05.31
ある地方の街道沿いにそれはそれは、美人と評判なお松と呼ばれる女性と、ぶっきらぼうで愛想のない吉郎と呼ばれる二人が営む水茶屋があった。 そこには日々、様々な人が訪れてはお松の出す茶と吉郎の団子を美味しそうに食べていく。 僅かな銭をもらい、お松は今日も聞く。 「何か物騒な話はありますか?」 美人に聞かれ拒む人などおらず、皆ぺらぺらと聞いたこと見たことを話し行くが、きまってその晩に店じまいをした水茶屋に一人の漢が現れた。 名を善左衛門といい、普段から女性の尻ばかりを追いかけている男で、仕事もせずただ遊んでばかりいる。 しかし、この三人組何かがおかしい。 瞳が怪しく輝きだし、三人は闇に消えていった。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 13,806 最終更新日 2021.05.31 登録日 2021.05.31
江戸が舞台のミステリー時代小説。 質屋の次男坊にして美丈夫の八市は、通称「又聞きの八市」を名乗り、江戸のあちこちで消息を得ては小銭を稼いでいる。そんな彼の元へ、今日も事件が舞い込み…? 相方が水戸黄門に出てくる「風車の弥七」を間違えて「又聞きの八市」などという謎キャラを生み出してしまったのが面白かったので、書いてみました。 殆ど思いつきのネタなので割と雑ですが、お楽しみいただければ幸いです。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 26,369 最終更新日 2021.05.31 登録日 2021.05.31
魔王を倒す旅の途中で魔物に倒された勇者は仲間の手によって教会で復活するはずだった。しかし、教会の神父の手違いで江戸時代の日本に送られてしまった。
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小説 184,927 位 / 184,927件 ファンタジー 42,499 位 / 42,499件
文字数 9,333 最終更新日 2021.05.30 登録日 2017.11.27
伊予松山藩の藩主、松平定行は、長崎奉行としての職務のために乗り込んだポルトガルの船の上で、「たると」と呼ばれる南蛮菓子に出会い、これにいたく感銘を受けた。定行は何とか松山でこの味を再現した菓子を作れないかと考え、松山藩に仕える料理人、水野安左衛門に特命が下される。実物を見た事すらない菓子への挑戦という難行の末、見事安左衛門は大命を遂げ、以後、「たると」は松山の銘菓として定着するに至ったのであった。
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小説 24,680 位 / 184,927件 歴史・時代 178 位 / 2,212件
文字数 17,990 最終更新日 2021.05.30 登録日 2021.05.30
幼子を助けた十兵衛の達した境地こそ、父宗矩も到達した無の境地であった…… 島原の乱も終わった頃、柳生十兵衛三厳は江戸にいた。昼と夜、人と魔、生と死の狭間で生きる十兵衛の明日は、無明の先にある。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 52,118 最終更新日 2021.05.28 登録日 2021.05.28
  時は江戸時代中期。江戸の中心部の皮工房にて、菊という女があった。 菊は肉親の悪行の末、穢多に成り下り日々斃牛馬を捌いて暮らしていた。 ある時塩商人の話から「涙が出る程美しき海」の話を聞きつけ、菊は一目見たいと希望するが雇い主は承知せぬ。 そこで参上するは忍びの弥白。満身創痍で現れたこの男と、海を求める少女が出逢った時、奇跡の旅が、小さな江戸の町を起点として始まった。 ここに記すは二人の旅の軌跡である。     文中で身分についての話が多々出てきますが、決して差別等を助長するものではありません。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 1,521 最終更新日 2021.05.23 登録日 2021.05.22
平野文次朗は、旗本の部屋住み。御役目を求めて日々奔走するも、うまくいかない。勉学に集中したいと願っているのに、金がなく、しかも手すさびで書いた戯作が評判になってしまい、なぜか書肆の番頭に追いかけられてしまう。そんな最中、文次朗は馴染みの古本屋から用事を頼まれ、それが思わぬ形での事件につながっていく。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 22,132 最終更新日 2021.05.22 登録日 2021.05.09
お江戸の長屋が舞台のちゃらんぽらんなお話です。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 11,470 最終更新日 2021.05.17 登録日 2021.05.17
 小説投稿サイトのノベルアップ+で開かれた短編コンテスト「“恐怖のチョコレート”三題噺短編コンテスト」に着想を得て書いた短編小説です。  こちらでの表示に合わせる修正を施すと共に本文をごくわずかに変更しております。  この作品は小説家になろうとカクヨムにも掲載しております。
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小説 184,927 位 / 184,927件 歴史・時代 2,212 位 / 2,212件
文字数 9,836 最終更新日 2021.05.09 登録日 2021.05.09
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歴史・時代 完結 短編 R18
    古典×エロ小説という無謀な試み、久々の復活(笑)  今回は私の大好きな根岸鎮衛(ねぎし やすもり)の随筆「耳嚢」からの翻案です。   下級旗本(町人という説も)から驚異の出世を遂げ、勘定奉行、南町奉行にまで昇り詰めた根岸鎮衛(1737~1815)が30年余にわたって書き記した随筆「耳嚢」  世の中の怪談・奇談から噂話等々、色んな話が掲載されている「耳嚢」にも、けっこう下ネタがあったりします。  その中から第九巻に掲載されている「老婦密通奇談の事」というお話を大胆にも「エロ小説」に翻案してみました。  このお話、町人達とも気さくに話し、江戸中の様々な話題を収集していた鎮衛が、人から聞いた話を書き綴ったもので、鎮衛自身もこの話を一種の「笑い話」として捉えている節があります。  裕福な札差の妻が、丁稚として抱えた貧しい少年を溺愛し、それが昂じて「密通」(不倫)したというもの。  当時、不義密通(不倫)は天下のご法度!密通をした男女ともに「死罪」!さらには夫が妻の密通相手を殺しても罪に問われなかったというスゴい時代だったのですが、「南町奉行」・・・江戸の司法と行政の長、いわば「裁判官」の鎮衛さんが、こんな少年と熟女のデンジャラス過ぎる不倫話をサラリと「笑い話」として紹介している点がとても面白いです。  ・・・・よほどサバけた人柄だったのでしょう(笑)  エロ小説化するに当たり・・・テーマとしては例によって(!)「少年と熟女」となりました!  まあ、いつもの事です(笑)  【登場人物】  ●お照 (三十四歳)  裕福な札差「近江屋」の内儀、慈悲深く優しい◯供好きとして知られている。  ●伊左衛門(三十八歳)  札差「近江屋」の主人。  ●「鶴松」本名 鶴吉(◯◯歳)    早くに母を亡くた子沢山で貧しい町人の倅  近江屋の丁稚となりお照に可愛がられる。  原典 根岸鎮衛:著 「耳嚢」第九巻「老婦密通奇談の事」より翻案。
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文字数 25,342 最終更新日 2021.05.08 登録日 2021.04.25
原案『米沢地方説話集』収録「怪譚雨夜の伽」の「大平山の猫また」より
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文字数 5,226 最終更新日 2021.05.04 登録日 2021.05.04
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恋愛 完結 ショートショート
料理茶屋の二階の障子には、月明かりに影をなす柳が揺れていた。 ※都々逸は『有名都々逸紹介』他より「引用」
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文字数 1,655 最終更新日 2021.03.26 登録日 2021.03.26
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ホラー 完結 ショートショート
豪商の子息の庄二郎は、博学才穎ながら男色癖を持っていた。好みに合う美少年を目の保養にしようと街をうろついた庄二郎の目に、美少年が描かれた一枚の絵が留まるが……。絵画怪奇譚。
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文字数 4,194 最終更新日 2021.02.28 登録日 2021.02.28
 いつの世もダメな男はいるもので、酒に、煙草に、博打に、女、昼間から仕事もせずにプラプラと、挙句の果てに女房に手を挙げて………………  そんなバカ亭主を持った女が駆け込む先が、縁切寺 ―― 満徳寺。  寺役人たちは、夫婦の揉め事の仲裁に今日も大忙し。  そこに、他人の揉め事にかかわるのが大嫌いな立木惣太郎が寺役人として赴任することに。  はじめは、男と女のいざこざにうんざりしていたが……………… 若き侍の成長と、男と女たちの痴情を描く、感動の時代小説!!
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文字数 114,674 最終更新日 2021.01.27 登録日 2021.01.21
 誰かにつけられている………………  後ろから足音が近づいてくる。  おすみは早歩きになり、急いで家へと飛び込んだ。  すぐに、戸が叩かれ………………  ―― おすみの家にふいに現れた二人の男、商人を装っているが、本当の正体は……………  江戸時代末期、甲州街道沿いの小さな宿場町犬目で巻き起こる痛快時代小説!!
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文字数 36,155 最終更新日 2021.01.25 登録日 2021.01.25
 ―― 江戸時代  由比は、岩沼領の剣術指南役である佐伯家の一人娘、容姿端麗でありながら、剣術の腕も男を圧倒する程。  そんな彼女に、他の道場で腕前一と称させる男との縁談話が持ち上がったのだが、彼女が選んだのは、「ぼんくら男」と噂される槇田仁左衛門だった………………  領内の派閥争いに巻き込まれる女と男の、儚くも、美しい恋模様………………
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文字数 47,634 最終更新日 2021.01.15 登録日 2021.01.15
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