ファンタジー小説一覧
地球の科学知識を持つ村人のウォルフは、ある日魔法の動きに法則性があることから、科学的に解明できる部分があることに気がつく。魔法世界で科学の力(数学、物理学、化学、生物学、確率論、統計学etc)を駆使して、魔法を解析しながらウォルフは魔術師を目指す。
文字数 2,729
最終更新日 2019.10.14
登録日 2019.08.30
平凡な男子高校生である鷹神春人は、夏休み初日、吸血鬼の始祖、アイリス=ラミア=フェルトと出会う。
最強の鬼、酒吞童子(しゅてんどうじ)に、吸血鬼の力の源泉である心臓を奪われてしまったアイリスは、生きのびるため鷹神へと憑依する。
酒吞童子が攻めてくるまでの一年の猶予の間に、鷹神とアイリスは力を蓄えることを決意した。
こうして、平凡な高校生活は終わりを告げた。
血の物語の幕が上がる。
文字数 8,230
最終更新日 2019.10.14
登録日 2019.10.06
ある神は殺された。・・・悲しく、残酷に・・・。
優しかった場所は最早無く、還る場所も無い。
巡る魂・・・それは目が覚めたら人間だった。チカラはそのままに・・・。
魔なる者、聖なる物、純粋な者、不純な者。
様々な種族が戦い、勝ち、敗れていく・・・
神の悲願は平和だった。
死に、産まれ、その魂は何度繰り返すのか!?
神々の世界と人間の世界、魔の世界・・・。
和なる神の死は、三世界を巻き込んだ大戦に発展していく。
「何故分からないのです!戦は虚しいだけだと!」
「今度こそ和議を結んでみせる!」
ただただ優しく、悲願の為に残酷にならざるを得なかった神魂。その巡る先の終着点とは!?
文字数 5,884
最終更新日 2019.10.13
登録日 2019.05.09
吸血鬼は人間の血を吸い、吸われた者は下僕となる。太陽の光を浴びると燃えて灰になる。白木の杭で心臓を突き刺されると絶命してしまう。銀製の物で受傷すると大ダメージを負い、銀製の刃物で首を切り落とされると絶命してしまう。コウモリとオオカミとネズミに変身可能。クロスとニンニクが苦手。中が赤くフワフワの棺桶で眠る。鏡に映らない。そして、基本的には不老不死の怪異。
↑
だ、そうで。
が、しかし。
吸血鬼なる怪異の者が実在するとして、これ等の全て一切合切が偏見であったとするなら。さて、どうだろうか?
見た、聞いた、触れた、考えた、思った、感じた、この内のどれか一つだけの情報で、たった一つだけで、そうに違いないと決めつけ、確認もせず何故か確信しているという事はないだろうか。そしてそれが間違っていると、言ってくれなければ判らないと言い訳して逃げたり、それでもそうに違いないと認めずにいたりしてはいないだろうか。勝手に決めつけたその偏見は誤解を生み、誤解は争いを招く。もしかしたら、この世の中にはそのような事がとても多いのではないでしょうか。争いという無惨は戦争という凄惨にまでその被害を拡大し、憎しみを増し、悲しみを残して次の世代へと受け継がれていく。笑顔のままでいられたかもしれないのに、傷つかずに済んだかもしれないのに、歴史に影を記しながら時間をすごすのだ。
偏見なき世の中。
偏見なき世界。
個々がそれぞれに自分自身の欲望で他者を傷つけるという行為を恥じた時、慎んだ時、悔やんだ時、きっとその環境は穏やかで、和やかな、楽しい時間となって笑顔を共有している筈だ。そんな時代など、儚い夢でしかないのだろうか。
そんなワケで。
ここに紡がれた物語は、偏見を背負った吸血鬼と元人間の、偏見から解放されて再び偏見に見舞われるまでの、けれどたしかに幸せに満ち溢れてもいた、ほんの一部始終です。
どうか、
笑顔が心に宿りますように。
文字数 112,195
最終更新日 2019.10.13
登録日 2019.10.13
ああ、死んでしまった。
まぁいいけどな。
僕、機島 械(きじま かい)は、
16歳で、部活をしながら、学生生活を送っていた。
部活は、空手をしており、毎回開かれる、空手の大会では、優勝をもぎ取っていた。
だが、そんな日常でも、決して幸せなことばかりではない。
部活から帰ると、俺は必ず、ロボットアニメを見るのが日課だった。
ストレス解消のために、娯楽として楽しんでいた。
見ていると、格好よく、次第に惹かれ、乗ってみたいとすら思えるほど。
そんなとき、親に、アニメ見るぐらいなら勉強しなさい!と、怒られることがたびたび、最近は増えてきた気がする。
両親は、アニメを見ないし否定してくるばかり。
機島 械は、アニメを否定してくる両親のせいで、自分のストレス解消が、なかなかできなくなり、イライラしていた。
そんなとき、朝、いつものように、部活に行こうと、横断歩道を渡ってる最中。
「危ない!」
と、どこからか、そんな声が聞こえ、
振り向こうとしたときには、俺は車にひかれていた。
その後、死んだあとに異世界に転生し、好きなロボットで、魔法がすべての世界で無双する、主人公の異世界ライフ。
文字数 69,718
最終更新日 2019.10.13
登録日 2019.09.15
この世で生きている間に起きる様々で色々な欲望の矛先というのは所謂ところの大罪というヤツで、その大罪を堪能してしまえば神様から罰を受け、その大罪を目の前に具現化して更には耳元でこッちの水は甘いよと誘惑するのが悪魔で、その誘惑に乗らないように忠告するのが天使で、天使はその忠告を邪魔しようとした場合のみ邪魔しようとする悪魔を攻撃するのだけれど、その天使も悪魔も神様の許しがないとチカラを発揮する事はデキない。
で、神様は現世に生きる者達に試練という名の苦しみや悲しみを与え続け、自身を信仰しない者にもまた試練という名の苦しみや悲しみを与え続け、それに耐えてなお自身を崇める者のみに天国への門を開き、その他は一切合切問答無用で地獄に落とす。
更に言えば。この世で生きている限りに於いての苦い水つまるところ試練というのは、同じく神様が自らの意思で創造した人間という物体にとッてツラくて悲しくて痛くて苦しくて情けなくなるような事ばかりなワケで。
と、いう事は。悪魔ッてのはその大罪に溺れる事を薦めはするものの、地獄の苦しみとか心折れるような悲しみとかは死して地獄に落ちるまでつまるところこの世で生きている限りに於いては行使しない、と。
そして天使は………天使のみなさんッて人間にとッては、神様を信じろ我慢しろ耐えろ神様を信じないと神様に罰を喰らわされちゃうんだぞぉーッて言いにくるだけ、なのかな。
神様を攻撃してきたら神様を守りつつ悪魔をシバきまくるというのが天使の存在理由の主題にして本文であり、人間には殆ど干渉デキないというか神様からそれを許されてはいない感じ?
↑
なんだか複雑な関係性ですよね。
この世での平穏のみをただひたすらに望むのであれば悪魔の誘惑に乗る方が悠々自適に暮らせるような気がするし、それでもそれはそれで神様から罰を喰らうのであれば、誘惑に乗ッても乗らなくても試練とか罰はどッちにしろ繰り出されるという………。
死してからが本番なんだと耐えに耐えて頑張ッて試練の毎日を生きるのか、今この時を平穏に暮らしたいんだけどどッちにしても試練やら罰やら喰らうんだしそれなら誘惑に乗ッて少しでも多く笑顔でこの世を生きていくか。
そう。どッちにしてもこの世を生きていく間は試練やら罰やらという苦しみ悲しみからは逃れられない、と。←どこに主眼を置くのかによッて神様という存在への感じ方が真逆になるという、ある意味どうすりゃイイの?!的な難易度激辛な人生。
………、
………、
………、
生きるッて、
なんだかとても大変ですよね。
文字数 126,467
最終更新日 2019.10.13
登録日 2019.10.13
長い髪を持つ女子みたいな男子高校生の異名は、眠り王子――
漆橋 月(うるしばし るなす)、十七歳は、マゼンダ色の腰までの長い髪を持ち女子のようにも見える綺麗な男子高校生。
だが、授業中も休み時間も眠ってばかり。そんな彼のあだ名は、眠り王子――
それなのに、授業中に教師からいきなり当てられても、必ず正解を答えるという偉業をなす男子。
ある日の放課後、同じクラスの花水木 倫礼(りんれい)はひょんなことから彼と一緒に帰ることになるが、どうも彼の話がパラレルワールドに入り込んだようにおかしいのだった。
眠り王子にかけられた魔法の正体とは……。
*この物語は、本編『明智さんちの旦那さんたち』から、一部伐採したものです。
夫婦構成は、夫九人妻九人の十八人です。
その中の四人だけで、ラブストーリーを演じているという設定です。
キャスティングは、
主人公が旦那の一人。
男の脇役がもう一人の旦那。
ヒロイン役が、主人公である妻。
女の脇役が、もう一人の妻。
となっています。
小説家になろう、カクヨム、エブリスタにも掲載しています。
文字数 43,914
最終更新日 2019.10.13
登録日 2019.09.23
彼女、レイン・ハーネストは既視感を覚える日々を送っていた。何故だろう…どこかで見たことがある。わたしは幼少期、生まれたその日から意識があり今に至るまで全てを覚えていた。
彼女はある日、彼女にとっては運命の日思い出すここが自分がよく知っている世界だと…
(異世界転生物です。乙女ゲーム要素なども入っています。)
文字数 24,759
最終更新日 2019.10.13
登録日 2019.08.18
王子様はいつでも悪役なわけではないのです。
もう一つの世界を目指す王子様と、今この瞬間を生き続ける令嬢の物語です。
文字数 1,494
最終更新日 2019.10.13
登録日 2019.10.12
流星群を見たその夜、優斗(ゆうと)は窓から入ってきた少年に連れられて未知の空間に入り込む。仕事を手伝ってほしいという少年、それは”願い事を叶える”という不思議で重大な任務だった。期待に胸を膨らませて挑む優斗、でも予想と違う手段と展開にハラハラ。任務を終えた後には少年との心温まる別れがあるけれど……
文字数 7,254
最終更新日 2019.10.13
登録日 2019.08.08
文字数 227,863
最終更新日 2019.10.13
登録日 2019.07.18
神様見習い共の腐った性根をぶっ壊す!
カミナリ神社の巫女が、振り回されながらも懸命に職務に挑むドタバタコメディ!
個性的な神様見習いに、悪戦苦闘する巫女の奮闘劇。
文字数 14,239
最終更新日 2019.10.12
登録日 2019.10.12
ミシェルは公爵家の一人娘であり、ある魔法を使える令嬢でもあった。王族であるアンドレ・ロードクインとの婚約が決まった日、夢である男からあることを告げられる。
彼女はその日、決意した。
「私が悪役として、死にましょう!」
彼女がそう決意した理由とは?何故彼女がそうならなければならなかったのか?
ラブファンタジーでもあり、笑いあり、涙ありの物語。
文字数 191
最終更新日 2019.10.12
登録日 2019.10.12
怪物を倒す能力者集団の一員の少女ナデシコは、能力を失った。
力を取り戻せると言われ、ボスの提案に乗るが……。
文字数 4,067
最終更新日 2019.10.11
登録日 2019.10.08
女子高生舞は急に科学を教えてくれる
妖精と魔法の世界に落ちました
「どうしてこうなったー」
作者と一緒に科学を学んでいきましょう
新しい知識を学ぶことで頭が良くなるはず!
本作が初めての小説投稿です
私は理系を学んで来たのですが化学はおざなりでした
本編でも触れる予定ですが科学と化学の違いはよくわかっていませんでした
最初は小学生の理科のような内容から触れていく予定
文字数 603
最終更新日 2019.10.11
登録日 2019.10.11
深い深い森の奥。他の種族も滅多に訪れない秘境。その森にひっそりと隠れ棲むとある種族。世間では妖精と呼ばれ、その存在はもはや伝説になりかけ、廃れていく途中にあった。そんな妖精族の母木であるスヒャーリから、一匹の妖精が産み落とされた。「……ここはどこ?」
その妖精、名はセイツ。日本にいた頃の名は真野 翔。……後に人の世にて、その名が轟くことになるだろう、妖精の少年だ。
気まぐれに更新予定です。
感想待ってます。
文字数 16,917
最終更新日 2019.10.11
登録日 2019.10.01
VR技術が発達したこの世界で、世はVRゲーム群雄割拠の時代。齊藤昇は人気ゲームとして話題の、友人の奥村悠に誘われ、VR ゲーム「Arcadia」をプレイし始める。しかし、このゲームには『秘密』があった。
小説家になろう様、カクヨム様にて各話順次掲載予定。
文字数 50,532
最終更新日 2019.10.11
登録日 2019.09.08
牙の魔術師と出来損ない令嬢
レンタル有り男爵家の長女ウルリーカは、この国で貴族に必須とされている魔力を、殆ど持たずに生まれてしまった。 優秀な双子の妹の隣で、出来損ない令嬢として後ろ指をさされながらも、いつか立派に自立しようと学問に励み、十八歳で住み込みの家庭教師として独立する。 ところが一年たったある日、母から急な縁談をつきつけられた。 相手はなんと、密かに思い続けていた初恋の相手、宮廷魔術師のフレデリク。 しかしウルリ-カは喜べなかった。
―― なぜなら彼は、宮廷中が公認している、女王陛下の愛人なのだから。
こちらは書籍化作品により、本文はなしで番外編となります。
文字数 191,483
最終更新日 2019.10.10
登録日 2016.06.04
羅針国、我々の暮す世界とは決して交わることのない世界の国の一つである。
この国の人々は平和に暮らしていた、、、しかし穏やかな日々は決して長くは続かない魔界から魔界騎士の軍勢が迫ってきたのだ羅針国は大きな国によって守られており戦争という言葉とは無縁で生活していたので抵抗することがなく絶体絶命のピンチになった、その時ある男が目覚めた!、
文字数 3,997
最終更新日 2019.10.09
登録日 2019.10.08
ファンタジーBL短編集。単発のつもりでしたが、行き詰ってエロ発散したら増えたので、1話完結型の「ご主人様」をテーマにした短編集に変更しました。
【1話目】 「俺のハニーは嗜虐趣味のM」ご主人様×従者。※大層汚いエロが入ります ※多少暴力振るいます(受が)※胸毛要注意
【2話目】 「従者の恋」 従者→ご主人様。ご主人様のことが好きすぎる従者の自家発電となっております。
文字数 5,975
最終更新日 2019.10.08
登録日 2019.10.06
占いで生計を立てる青年、アルフレッドは国から魔女(魔法使い)と疑われ、追放と言う名の処刑を言い渡されていた。いざ火あぶり、の瞬間、何者かの手引きによって逃げ出す。隣国との境の森で、アルフレッドは助けた人物、サファイアに出会った。
電子書籍、電子書籍雑誌たんぺん 第3号 に掲載した『魔女狩り』の転載です。春のJ gardenにてこれの完全版を同人誌にする予定です。完全版はR18になる予定ですので、ご注意下さい。
文字数 4,067
最終更新日 2019.10.08
登録日 2019.10.08
腐女子たちの間で今話題となっているVRゲームがある。もちろんBLゲームであり今までモブとして推しCPを眺めていた自分が攻守どちらでも主人公としてBLを体験出来るゲームなのだが……
なんで俺、彼女のVR被っちまったんだよ……
俺がメインキャラと思ってた人達はまさかの___
男とか無理!!!俺ノンケだから!!!!
文字数 34,247
最終更新日 2019.10.07
登録日 2018.12.11
世間知らずのランファは、白い虎の子・クルルをお供に、山深くの里を出た。
「お前は自分の使命を果たしなさい」
大ばば様のお告げによって、辿りついたトウシュクの町はある危機に瀕していた……。
これは一人の少女が運命に出会い、世界の存亡をめぐる中華風ファンタジー
文字数 16,259
最終更新日 2019.10.06
登録日 2019.10.04
私は洞窟の奥にある御堂で祀られている。毎日毎日訪れる不幸にあった村人達の願いを叶え、見返りに貢ぎ物を貰っていた。この暮らしに不満はない。だけど、だけど…もう私は我慢できないのだ。
R指定保険
文字数 3,356
最終更新日 2019.10.06
登録日 2019.10.06
15年前、上位種族同士の争いが起きた。
世界が滅ぶと思われた時、二人の聖女と賢者が世界を救った。
そして一人の子供が誕生した。
文字数 8,634
最終更新日 2019.10.05
登録日 2019.06.03
長きにわたる安寧を享受していた人々は忘れていた。
混沌の恐怖を。
「不死者の軍勢が来る!!滅びの音と共に!!!」
その叫びは、虚しく響く。
これは、「私達の物語」から「私の物語」へと変わっていく人類史の中で、最期に書かれた物語。
文字数 51,749
最終更新日 2019.10.04
登録日 2019.08.31
「リオン・ロッテンメイヤー、君との婚約は破棄させてもらう」
両親亡き後、義理の両親に虐げられていたリオン。
義理の妹ヒルダに婚約者すら奪われ、国外追放されそうになったその時、リオンを番と呼ぶ青年――竜王、ラキスディートに救われた。
竜の国に連れ帰られたリオンは幸せというものを取り戻していく。しかし、リオンを溺愛する竜王には、なにか秘密があるようで――?
虐げられていた令嬢の記憶が奇跡を起こす、溺愛シンデレラストーリー!
という同名小説のR18部分です。向こうは全年齢です。
わかりやすくするため前後部分も合わせて投稿しています。
文字数 10,027
最終更新日 2019.10.02
登録日 2019.09.28
母を殺され、見知らぬ男の屋敷に軟禁されたナユタは虐げられる毎日を送っていた。だが、嵐の夜、養母殺害を実行に移す。そこに性別不明の青年・ユーリが現れ、迎えに来たと言ってナユタを連れ出す。ナユタが殺人を犯すことは事前に予言されていたことだという。ユーリはナユタの出自と存在理由について語るのだった。
一方、ユジュンは宿屋の息子として毎日忙しく過ごしていた。仲間たちと都市伝説について調査を行っている。
二人が邂逅するとき、運命が動き出す。
文字数 155,383
最終更新日 2019.10.01
登録日 2019.09.09
「お前、何に執着してるんだ?」
ぼんやりと人間ウォッチングをしていた真琴にかけられた不躾な声。顔を上げれば、そこには精悍な顔つきの青年が立っていた。
ここ十数年誰かに声をかけられたことはない。土塊だった道にアスファルトが張られ、森が消えて住宅が立ち並んだ。馬の代わりに車が走るようになり、着物よりもドレスを着る人が増えた。それでも真琴は相変わらず、この場から動けない。なぜなら彼女は地縛霊だから…。
文字数 5,803
最終更新日 2019.10.01
登録日 2019.10.01
大好きなゲームの映画を見るため映画館に向かっていた俺は、知らない内に真っ暗な空間に立っていた。
どこだかわからずに戸惑っていると、スポットライトのような光と共に一人の女性が現れる。
女性は自分は女神だと名乗り、俺を事故死に見せかけて殺したと告げてきた。
その理由は異世界に転生させて、自分の守護している世界を救わせるためだった。
一見すると何事もない平和な世界だが、500年に1度現れるという勇者が全く現れないせいで魔の者の勢力が拡大しているという世界。
そこで魔の者の勢力拡大を抑えるために俺が選ばれたと女神は言う。
これがよくラノベとかである異世界転生ってやつか……?
フィクションの中だけの話だと思っていたものが現実となり戸惑っていたが、自分が勇者になれると思い胸を躍らせていた。
しかし、女神からは勇者になる素質はないと宣告されて、さらにはチート能力なども与えられないと聞かされる。
力も与えられない事に絶望していた時に、ふと疑問が浮かんだ……。
じゃあ、なんで俺なんかを選んだんだ?
当然の疑問だった俺の質問に対して、女神は話し始める。
女神の話を要約すると、俺が生前投稿していたゲーム実況動画のファンだったのだ!
そこで口癖のように言っていた「知識さえあれば、どんな状況だって打破できる!」という言葉に感動したってのが理由らしい。
現実とゲームを一緒にしないでほしいと思ったが、すでに異世界転生するしか道がない俺は女神の願いを受け入れ新たな人生を踏み出すことになる。
異世界で出会うちょっと変わった仲間たちに囲まれて、様々な出来事やトラブルに巻き込まれていく。
チート能力も与えられず何かこれといった才能があるわけでもない俺が、与えられた知識を駆使して世界を救うかもしれない物語。
文字数 35,797
最終更新日 2019.09.30
登録日 2019.08.20
これは私と私の友人達の物語。開拓目覚しい新大陸で地方領主の娘として生まれた少女は二人の青年に命を救われる。そこから彼女の永い旅が始まる。
文字数 44,829
最終更新日 2019.09.30
登録日 2019.08.31