小説一覧
中学一年生の稲葉加奈は吹奏楽部に所属し、優れた音楽の才能を持っているが、そのせいで一部の部員から妬まれ、冷たい態度を取られる。ショックを受け、内向的な性格になってしまった加奈は、自分の心の奥深くに抱えた悩みやコンプレックスとどう付き合っていけばいいかわからず、どんよりとした気分で毎日を過ごしていた。
そんなある日、加奈の前に突如現れたのは、魔界からやって来た王子様、ルディ。彼は加奈の父親に頼まれ、加奈の悩みを解決するために日本まで来たという。
どうして父が魔界の王子様と知り合いなのか戸惑いながらも、ルディと一緒に生活する中で、ずっと抱えていた悩みを打ち明け、中学生活の最初からつまづいてしまった自分を大きく変えるきっかけを加奈は掴む。
しかし、実はルディ自身も大きな悩みを抱えていた。魔界の次期魔王の座を、もう一人の魔王候補であるガレスと争っているのだが、温厚なルディは荒っぽいガレスと直接対決することを避けていた。そんな中、ガレスがルディを追って、人間界にやって来て……
文字数 86,122
最終更新日 2024.08.29
登録日 2024.07.31
「萬頼まれ事おうけいたし〼 」──摩訶不思議なその店は、号して楽之稀屋(たのまれや)。
いつかどこかに現れて、迷い込んだ思いを紡ぐその店は、何かを大きく変えることはない。世界を救うようなこともない。
それでもそっと誰かの「たのみごと」に寄り添っていく。
楽之稀屋の面々と迷える客とのささやかな日々の物語。
●不定期更新
文字数 32,584
最終更新日 2024.08.29
登録日 2024.06.26
公爵家の娘である私は死にました。
何故か休学中で婚約者が浮気をし、「真実の愛」と宣い、浮気相手の男爵令嬢を私が虐めたと馬鹿げた事の言い放ち、学園祭の真っ最中に婚約破棄を発表したそうです。残念ながら私はその時、ちょうど息を引き取ったのですけれど……。その後の展開?さぁ、亡くなった私は知りません。
世間では悲劇の令嬢として死んだ公爵令嬢は「大聖女フラン」として数百年を生きる。
長生きの先輩、ゴールド枢機卿との出会い。
公爵令嬢だった頃の友人との再会。
いつの間にか家族は国を立ち上げ、公爵一家から国王一家へ。
可愛い姪っ子が私の二の舞になった挙句に同じように聖女の道を歩み始めるし、姪っ子は王女なのに聖女でいいの?と思っていたら次々と厄介事が……。
海千山千の枢機卿団に勇者召喚。
第二の人生も波瀾万丈に包まれていた。
文字数 104,468
最終更新日 2024.08.29
登録日 2023.08.05
昨日見た夢の話をしようか〜たまに予知夢が見られる令嬢ですけど、私は聖女ではありませんよ?〜
私、アデル・ラーバントは、たまに予知夢を見ることがある。
それを友人と話していたところを、うっかりこの国の王子かつ、生徒会長に聞かれてしまった!
私の見ていた夢は、生徒会長の兄である、王太子をはじめとする、国の将来を担う、要人の子息たちが、1人の女生徒に籠絡されるというものだ。
それをどうにか食い止めようとする王子に、私は夢の話を洗いざらい吐かされることに。
それを話したら、王子は私を次世代の星読みの聖女だと言ってきた!
私はたまに予知夢が見られるだけで、聖女なんかじゃありませんよ!?
長編を書いては完結までに時間がかかる為、習作の為に、たまには短編を書いてみようと思いました。
(短編苦手ですが……)
流行りの溺愛系でも、最初にヒロインがひどい目に合わされるような話でもないですが、女性向けを意識して書いてみました。
正ヒロインvs正ヒロインの作品は確認した限り見当たらなかった為、そこが自分のオリジナリティでしょうか。
完結まで作成済みです。
文字数 93,531
最終更新日 2024.08.28
登録日 2024.08.18
悪役令嬢は双子の淫魔と攻略対象者に溺愛される
レンタル有り旧題:悪役令嬢は自分の手下その1とその2のインキュバスと攻略対象者達に溺愛される。
お父様に連れられて魔物市場にやって来た私は、インキュバスの双子を見つけた。
その瞬間に私は前世の記憶を思い出す。そして気付いた。この世界がR18指定の乙女ゲーム、「白薔薇の乙女」の世界で、私が悪役令嬢だという事に。
記憶を取り戻すまではシナリオ通り、王太子殿下をお慕いしていたけれど、前世の私の推しは攻略対象じゃない。このインキュバスの双子だったのよ!
攻略対象者やヒロインなんてどうでもいいし。
双子のフィルとナハトと楽しく過ごそ!!
そう思ってたのに、何故だか他の攻略対象者達にも迫られて……
あれれ?おかしくない?
私、ヒロインじゃありませんから!!
迫ってこなくていいから!!
どうしてこうなった?!
※本編2についての注意
書籍化に伴い、本編の内容が変わった為、本編2とは話が合わなくなっております。
こちらは『if』としてお楽しみいただければ幸いです。
文字数 424,334
最終更新日 2024.08.27
登録日 2019.11.09
――だって、あなたは俺の主人だ。
ナツは、悪魔召喚師を育てる名門アザグリール学園きっての落ちこぼれだ。
魔力量の多さから、一流の悪魔召喚師になることが期待されていたが、一年たっても、一体たりとも召喚できていなかった。
そしてこの召喚に失敗したら、学園を追い出される、最後の召喚の日。
ナツは召喚陣を書き間違えてしまう。
ああ、こんなんじゃ、悪魔も応えてくれるはずもない――そう諦めかけたとき。
「俺をよんだのは、あなたか?」
原初の悪魔と呼ばれる、最強の悪魔――アザグリールが召喚されてしまった!?
悪魔の召喚には大きな代償が伴う。
力が強い悪魔ならなおさら。
しかし、アザグリールは代償を求めないばかりか、ナツに一目ぼれしたと溺愛し始め……!?
※カクヨム様でも連載しています。
そちらが一番早いです。
文字数 10,180
最終更新日 2024.08.27
登録日 2024.08.14
強化合宿に参加したその施設では
入っていはいけない部屋
が存在していた
面白半分でそこに入ってしまった生徒たちに恐怖が降りかかる!
ホワイトボードに書かれた命令を実行しなければ
待ち受けるのは死!?
密室、デスゲーム、開幕!
文字数 77,487
最終更新日 2024.08.27
登録日 2024.07.31
貸本屋七本三八の譚めぐり
レンタル有り【書籍化しました】
【第4回キャラ文芸大賞 奨励賞受賞】
舞台は東端の大国・大陽本帝国(おおひのもとていこく)。
産業、医療、文化の発展により『本』の進化が叫ばれ、『術本』が急激に発展していく一方で、
人の想い、思想、経験、空想を核とした『譚本』は人々の手から離れつつあった、激動の大昌時代。
『譚本』専門の貸本屋・七本屋を営む、無類の本好き店主・七本三八(ななもとみや)が、本に見いられた人々の『譚』を読み解いていく、幻想ミステリー。
文字数 474,105
最終更新日 2024.08.27
登録日 2020.07.20
西暦21XX年。
大地も海も空も、命すらも作り物の世界。
天宮ヒトミは、『天宮 愛』のクローンとして生まれ育った。
生涯を愛に尽くすために存在すると思っていたけれど、それはかなわなくなってしまった。
自分が『ヒトミ』なのか『愛』なのか、迷う曖昧な心を持て余す中、一人の少年と出会う。
以前、『愛』が想いを寄せていた少年『深海尚也』だ。
そう思っていたけれど、少し様子が違う。
彼もまた、尚也のクローンだったのだ。
オリジナルを失ったクローンの二人が目指すものは、オリジナルの完全複製か、それとも……?
目指すものすら曖昧な未完成のクローンたちの生きる道とは……。
※こちらの作品はエブリスタ様、Solispia様にも掲載しております。
文字数 123,614
最終更新日 2024.08.27
登録日 2024.08.04
サビオ・パッツィーニは、魔術師の家系である名門侯爵家の次男に生まれながら魔力鑑定で『魔力無し』の判定を受けてしまう。魔力がない代わりにずば抜けて優れた頭脳を持つサビオに家族は温かく見守っていた。そんなある日、サビオが侯爵家の人間でない事が判明した。妖精の取り換えっ子だと神官は告げる。本物は家族によく似た天使のような美少年。こうしてサビオは「王家と侯爵家を謀った罪人」として国外追放されてしまった。
隣国でギルド登録したサビオは「黒曜」というギルド名で第二の人生を歩んでいく。
文字数 111,764
最終更新日 2024.08.27
登録日 2023.07.11
公爵令嬢のキャリーヌは、婚約者で王太子のジェイデンから、婚約を解消して欲しいと告げられた。聞けば視察で来ていたディステル王国の王女、ラミアを好きになり、彼女と結婚したいとの事。
ラミアは非常に美しく、お色気むんむんの女性。ジェイデンが彼女の美しさの虜になっている事を薄々気が付いていたキャリーヌは、素直に婚約解消に応じた。
しかし、ジェイデンの要求はそれだけでは終わらなかったのだ。なんとキャリーヌに、自分の側妃になれと言い出したのだ。そもそも側妃は非常に問題のある制度だったことから、随分昔に廃止されていた。
もちろん、キャリーヌは側妃を拒否したのだが…
そんなキャリーヌをジェイデンは権力を使い、地下牢に閉じ込めてしまう。薄暗い地下牢で、食べ物すら与えられないキャリーヌ。
“側妃になるくらいなら、この場で息絶えた方がマシだ”
死を覚悟したキャリーヌだったが、なぜか地下牢から出され、そのまま家族が見守る中馬車に乗せられた。
向かった先は、実の姉の嫁ぎ先、大国カリアン王国だった。
深い傷を負ったキャリーヌを、カリアン王国で待っていたのは…
※恋愛要素よりも、友情要素が強く出てしまった作品です。
他サイトでも同時投稿しています。
どうぞよろしくお願いしますm(__)m
文字数 153,361
最終更新日 2024.08.27
登録日 2024.07.07
12歳のちょっと(?)世間知らずの女の子、ヒナが幼なじみの隣のおにいちゃん、18歳のヒカルにいろいろ教え込まれるお話。
※R18シーンがあります。ご了承くださいませ。
文字数 23,235
最終更新日 2024.08.27
登録日 2023.04.30
セレスト公国の公女リュシエンヌは引っ込み思案で、できるだけ人と関わるのを避けるように生活していた。彼女が心から許せるのは幼い頃から仕えてくれる護衛騎士のランスロットだけ。ノワール帝国の皇帝から結婚を申し込まれても、絶対に嫌だと断り、彼女はランスロットと結婚する。
優しい夫や家族に甘やかされて新婚生活を送っていたリュシエンヌだが、結婚を断ったことを理由に帝国から兵が差し向けられる。セレスト公国の安全は脅かされ、自分を捕える兵たちから逃げるためにランスロットと城を出るが、追いつかれ、ランスロットはリュシエンヌを守って命を落としてしまう。彼の亡骸を抱きしめて絶望した瞬間、リュシエンヌは過去へと――彼の婚約者になる前に戻っていた。
今度こそランスロットや自分の国を守るため、リュシエンヌは帝国へ嫁ぐことを決めたが……。
※他サイトにも掲載しています
文字数 143,036
最終更新日 2024.08.26
登録日 2024.07.27
秘密の多い彼と思ったより愛し愛されていたお話。
御都合主義のハッピーエンドのSS。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 2,141
最終更新日 2024.08.26
登録日 2024.08.26
ソフトヤンデレに捕まるお話。
あるいはダメンズが努力の末スパダリになるお話。
小説家になろう様でも投稿しています。
御都合主義のハッピーエンドのSSです。
文字数 2,348
最終更新日 2024.08.26
登録日 2024.08.26
ヤンデレ男子に捕まるお話です。
あるいは最終的にお互いに溺れていくお話です。
御都合主義のハッピーエンドのSSです。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 2,372
最終更新日 2024.08.26
登録日 2024.08.26
「お姉様……あぁ、お姉様。わたくしはとても酷い妹です……。だってそうでしょう? お姉様の婚約者であるロイド様のことを好きになってしまったのですから」
生まれてからずっと可愛がっていた妹のモモルが、ある日突然、胸の内を語りました。
私の婚約者――ロイド様と、体の関係を持ってしまったと……。
モモルは、妹である自分のことが可愛いなら許してほしい、そしてロイド様を譲ってほしいと、涙ながらにお願いをしてきました。
元々、これは親同士が決めた婚約です。
ロイド様とは、日々言葉を交わすことはあれども、未だに手を握ったことすらありません。所詮、その程度の仲です。
だから、私は妹の願いを叶えることにしました。
09/09
HOT、人気、恋愛、各2位にランクインさせていただきました。
本当にありがとうございます!
2023/03/27
書籍化に伴いまして、タイトルを変更しております。
変更前「妹に婚約者を寝取られたので婚約破棄することにしました。……え? まだ私に未練があるのですか? 私は全くありませんので、どうぞ末永くお幸せに」
変更後「妹に婚約者を寝取られましたが、未練とか全くないので出奔します」
文字数 188,598
最終更新日 2024.08.25
登録日 2021.09.02
死にたがりの少女は、ある噂を聞いて山へと登る。
そこで待っていた出会いは、そして彼女の願望の行く末は…
青春すらなかった孤独な女の子のほんの一時の短い青春。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 46,537
最終更新日 2024.08.25
登録日 2024.07.25
薫子の暮らす村に盗賊がやってきた
盗賊は山に隠れ、ことあるごとに村を襲う
いつも村を助けてくれた縁切りの神様もなぜか今回は動いてくれない
「神様に生贄をささげたらどうだろう」
その提案に手をあげたのは村の恩のある薫子本人だった!
「私は生贄です。どうして殺さないんですか?」
薫子
×
「生贄といえど私の妻だ。殺すはずがない」
切神さま
文字数 54,842
最終更新日 2024.08.25
登録日 2024.08.17
愛する人のために頑張った結果、バブちゃんになったお話。
ご都合主義のハッピーエンドのSS。
アルファポリス様でも投稿しています。
文字数 63,151
最終更新日 2024.08.25
登録日 2024.06.30
アナスタシアは何度も死ぬたびに自分の15歳の誕生日にまで戻されるループに取り込まれた悪役令嬢。
何十回も殺されたことで疲れきったアナスタシアは、死に際くらいは自分で選ぼうとさっさと死ぬ事を決意する。
それなのに何故か婚約者の王子やヒロインがアナスタシアと仲良くなろうと近寄ってきて?
死のうとすればするほど死ねず、周りに愛されていく元悪役令嬢のはなし。
二話目から死にたがります。
謎が明らかになるのは終盤です。
基本おバカな令嬢に周りが振り回される少女漫画展開のお話。
タグのざまぁ、婚約破棄などは過去の話で悪役令嬢が受けた描写が入るので苦手な方への注意喚起のため設置しています。
本筋では殆ど関係ありません。
『この物語は自殺方法を考えて実行したり、死に方への言及といった行為が多分に含まれておりますが、行為を容認・推奨するものではありません。内容を模倣するような事や誰かに試すといった行為はしないでください。全てフィクションだと流して頂けますようお願い申し上げます。』
また、そう言った行為について嫌悪感を抱く方は読まれない事をおすすめします。
文字数 36,315
最終更新日 2024.08.25
登録日 2022.12.21
ステータ画面は防御魔法?あらゆる攻撃を画面で防ぐ異色の魔術師の物語!!
祖父の遺言で魔女が暮らす森に訪れた少年「ナオ」は一冊の魔導書を渡される。その魔導書はかつて異界から訪れたという人間が書き記した代物であり、ナオは魔導書を読み解くと視界に「ステータス画面」なる物が現れた。だが、何故か画面に表示されている文字は無茶苦茶な羅列で解読ができず、折角覚えた魔法なのに使い道に悩んだナオはある方法を思いつく。
「よし、とりあえず叩いてみよう!!」
ステータス画面を掴んでナオは悪党や魔物を相手に叩き付け、時には攻撃を防ぐ防具として利用する。世界でただ一人の「ステータス画面」の誤った使い方で彼は成り上がる。
※ステータスウィンドウで殴る、防ぐ、空を飛ぶ異色のファンタジー!!
文字数 179,863
最終更新日 2024.08.24
登録日 2024.08.01
飽きたから義理の妹と婚約者をチェンジしようと結婚式の前日に言われた。
計画通りだと、ルリィは内心ほくそ笑んだ。
横暴な婚約者と、居候なのに我が物顔で振る舞う父の愛人と、わがままな妹、仕事のフリをして遊び回る父。ルリィは偽物の家族を捨てることにした。
※7000文字前後、全5話のショートショートです。
※2024.8.29誤字報告頂きました。訂正しました。報告不要との事ですので承認はしていませんが、本当に助かりました。ありがとうございます。
文字数 7,483
最終更新日 2024.08.24
登録日 2024.08.24
【第2回きずな児童書大賞 奨励賞】
皆様読んでくださり、応援、投票ありがとうございました!
小学校五年生の涼暮ミナは、父の知り合いの詩人・松風洋さんの住む東北に夏休みを利用して東京からやってきた。同い年の洋さんの孫のキカと、その友達ハヅキとアオイと仲良くなる。洋さんが初めて書いた物語を読ませてもらったミナは、みんなでその小説の通りに街を巡り、その中でそれぞれが抱いている見えない未来への不安や、過去の悲しみ、現実の自分と向き合っていく。
「時あかり、青嵐が吹いたら、一気に走り出せ」
合言葉を言いながら、もう使われていない古い鉄橋の上を走り抜ける覚悟を決めるが──
ひと夏の冒険ファンタジー
文字数 55,490
最終更新日 2024.08.24
登録日 2024.07.05
女子校の姫と王子がいかに仲直りしたかというお話。
あるいは姫となった彼女に近付けなくなったからと、王子の座につくお話。
そして見返してやるどころかエンジョイ勢に回るお話。
小説家になろう様でも投稿しています。
御都合主義のハッピーエンドです。
文字数 3,400
最終更新日 2024.08.23
登録日 2024.08.23
小説『二番目の姫』の中に転生した私。
ヒロインは第二王女として生まれ、いつも脇役の二番目にされてしまう運命にある。
ヒロインは婚約者から嫌われ、両親からは差別され、周囲も冷たい。
嫉妬したヒロインは暴走し、ラストは『お姉様……。私を救ってくれてありがとう』ガクッ……で終わるお話だ。
そんなヒロインはちょっとね……って、私が転生したのは二番目の姫!?
小説どおり、私はいつも『二番目』扱い。
いつも第一王女の姉が優先される日々。
そして、待ち受ける死。
――この運命、私は変えられるの?
※表紙イラストは作成者様からお借りしてます。
文字数 123,138
最終更新日 2024.08.23
登録日 2024.08.09
昔、白竜が守護竜となり、その白竜の子孫は竜人と呼ばれるようになった。その白竜の子孫であるカミーユ・マグヌスは学園の入学式でディオンと出会い、彼が自分の『番』だと認識する。
正式な番となってもらうために猛アタックを繰り返すが、ディオンは女好きで男嫌い。そのためいつも冷たくあしらわれ逃げられてしまう。
だがある日、授業中にディオンが胸を押さえて倒れこんでしまった。ディオンはかなり珍しい病『魔宝玉凝固化』であることがわかる。しかも余命は一ヵ月。ディオンが助かる方法はカミーユと正式な番になるか、生きた魔宝玉と交換すること。ただし魔宝玉が体から抜けることは死を意味する。
愛しい番であるディオンの命を救うために、カミーユは自らの魔宝玉(竜玉)を渡すことにしたのだが。
女好きのクズ男×番命の竜人
〇全10話
〇R18シーンには※印をつけています
文字数 24,205
最終更新日 2024.08.23
登録日 2024.08.20
アニエス編
武門の名門で知られる伯爵家の名に恥じず、アニエスは剣術に優れ、騎士としても評価を得ていたが、国の法律では女性は爵位を継げない。父が亡くなり一人娘である彼女は、爵位を狙う叔父に従兄との縁談を迫られて、伯爵家を叔父から守るために、部下のラファエルと契約結婚した。
実質的な伯爵家の仕事はアニエスが行う。彼はお飾りの夫として夫婦として社交の場に出る以外は、好きなことをしていいという条件だった。
子供を作るための夫婦生活は行っていたものの、次第にアニエスは彼との生活に息苦しさを覚えるようになる。
アニエスと結婚してからも、ラファエルには女性たちからの熱い視線が向けられる。
ラファエルも普通の健康的な男子。このまま結婚を続けていたら、彼にとっても良くないと思い始めていた。
そんな時、条件付きで女性にも爵位を認める法律が改正された。
その条件に当てはまる彼女は、彼がいなくてもこれで爵位が告げると離婚を申し出たのだが、なぜかラファエルは彼女を監禁して拘束し、アニエスの体に快楽を刻みつける。
ラファエル編は、同じ時系列のラファエルからの視点です。
文字数 27,337
最終更新日 2024.08.23
登録日 2024.08.23
王宮に呼ばれ、案内された部屋に入ると錚々たる顔ぶれに怯みそうになる。
そこには、国王陛下、側妃であるライラ妃、王太子殿下、私の父であるオーヴェル侯爵、そして、私の婚約者…いや、元婚約者であるジュネ公爵令息のセドリック・ジュネ様が私を待ち構えていた。
私の名前はクロエ。オーヴェル侯爵の長女としてこの世に生を受けた。現在20歳。
ちなみに私には前世の記憶がある。所謂、異世界転生というやつだ。
そんな私が婚約解消されました。で、なんでお飾りの王妃に?
でも、側で推しが私を癒してくれるそうです。なら大丈夫?!
※ 私の頭の中の異世界のお話です。史実に基づいたものではありません。
※設定もふんわり、ゆるゆるです。
※R15にしています。詳しい性描写はありませんが、匂わせる描写や直接的な単語を使用する予定です。
※2022.10.25 14話と16話と24話のクロエの名前、オーヴェルがオーウェンとなっておりましたので、訂正させて頂きました。読者の皆様に混乱を招いてしまったかと思います。申し訳ありません。
※2022.10.26 HOTランキング1位を獲得する事が出来ました。たくさんの方に読んでいただける事が、とても励みになっています。ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
※2022.11.13 ジーク・ロイドの婚約者の名前をマイラからアリシエに変更させて頂きました。同じ名前が重複していた為です。申し訳ありません。
文字数 396,815
最終更新日 2024.08.23
登録日 2022.10.17
捨てられ妻ですが、ひねくれ伯爵と愛され家族を作ります
レンタル有り旧題:三原色の世界で
魔力が色として現れる異世界に転生したイリーゼ。前世の知識はあるものの、転生チートはなく、そもそも魔力はあっても魔法が存在しない。ならばと、前世の鬱屈した思いを糧に努力を続け、望んだ人生を手にしたはずのイリーゼだった。しかし、その人生は一夜にしてひっくり返ってしまう。夫に離縁され復讐を誓ったイリーゼは、夫の従兄弟である伯爵を巻き込んで賭けにでた。
シリアス―★★★★☆
コメディ―★☆☆☆☆
ラブ♡♡―★★★☆☆
ざまぁ∀―★★★☆☆
※離婚、妊娠、出産の表現があります。
文字数 152,286
最終更新日 2024.08.23
登録日 2021.06.10
前世で処刑された聖女、今は黒薬師と呼ばれています
レンタル有り旧題:前世で処刑された聖女はひっそりと生きていくと決めました〜今世では黒き薬師と呼ばれています〜
――『偽聖女を処刑しろっ!』
民衆がそう叫ぶなか、私の目の前で大切な人達の命が奪われていく。必死で神に祈ったけれど奇跡は起きなかった。……聖女ではない私は無力だった。
何がいけなかったのだろうか。ただ困っている人達を救いたい一心だっただけなのに……。
人々の歓声に包まれながら私は処刑された。
そして、私は前世の記憶を持ったまま、親の顔も知らない孤児として生まれ変わった。周囲から見れば恵まれているとは言い難いその境遇に私はほっとした。大切なものを持つことがなによりも怖かったから。
――持たなければ、失うこともない。
だから森の奥深くでひっそりと暮らしていたのに、ある日二人の騎士が訪ねてきて……。
『黒き薬師と呼ばれている薬師はあなたでしょうか?』
基本はほのぼのですが、シリアスと切なさありのお話です。
※この作品の設定は架空のものです。
※一話目だけ残酷な描写がありますので苦手な方はご自衛くださいませ。
※感想欄のネタバレ配慮はありません(._.)
文字数 155,819
最終更新日 2024.08.23
登録日 2023.05.19
私が死んで満足ですか?
レンタル有り王太子に婚約破棄を告げられた伯爵令嬢ロロナが死んだ。
ある者は面倒な婚約破棄の手続きをせずに済んだと安堵し、ある者はずっと欲しかった物が手に入ると喜んだ。
全てが上手くおさまると思っていた彼らだったが、ロロナの死が与えた影響はあまりに大きかった。
書籍化にともない本編を引き下げいたしました
文字数 298,570
最終更新日 2024.08.23
登録日 2021.09.08
旧題:地味薬師令嬢はもう契約更新致しません。先に破ったのはそちらです、ざまぁ?没落?私には関係ない事です。
家族の中で一人だけはしばみ色の髪と緑の瞳の冴えない色合いで地味なマーガレッタは婚約者であったはずの王子に婚約破棄されてしまう。
「お前は地味な上に姉で聖女のロゼラインに嫌がらせばかりして、もう我慢ならん」
「もうこの国から出て行って!」
姉や兄、そして実の両親にまで冷たくあしらわれ、マーガレッタは泣く泣く国を離れることになる。しかし、マーガレッタと結んでいた契約が切れ、彼女を冷遇していた者達は思い出すのだった。
そしてマーガレッタは隣国で暮らし始める。
★隣国ヘーラクレール編
アーサーの兄であるイグリス王太子が体調を崩した。
「私が母上の大好物のシュー・ア・ラ・クレームを食べてしまったから……シューの呪いを受けている」
そんな訳の分からない妄言まで出るようになってしまい心配するマーガレッタとアーサー。しかしどうやらその理由は「みなさま」が知っているらしいーー。
ちょっぴり強くなったマーガレッタを見ていただけると嬉しいです!
文字数 289,654
最終更新日 2024.08.23
登録日 2022.01.22
「オレのタイプじゃないんだよ。地味過ぎて顔も見たくない。だから、お前は側妃だ」
顔だけは良い皇帝陛下は、自らが正妃にしたいと希望した私を側妃にして別宮に送り、正妃は私の妹にすると言う。
裏表のあるの妹のお世話はもううんざり!
側妃は私以外にもいるし、面倒なことは任せて、私はのんびり自由に暮らすわ!
そう思っていたのに、別宮には皇帝陛下の腹違いの弟や、他の側妃とのトラブルはあるし、それだけでなく皇帝陛下は私を妹の毒見役に指定してきて――
それって側妃がやることじゃないでしょう!?
※のんびり暮らしたかった側妃がなんだかんだあって、のんびりできなかったけれど幸せにはなるお話です。
文字数 80,150
最終更新日 2024.08.23
登録日 2024.07.21
「お姉様、私はヴィンス様と愛し合っているの。だから邪魔者は――消えてくれない?」
「分かったわ」
「えっ……」
男が生まれない王家の第一王女ノルティマは、次の女王になるべく全てを犠牲にして教育を受けていた。
毎日奴隷のように働かされた挙句、将来王配として彼女を支えるはずだった婚約者ヴィンスは──妹と想いあっていた。
裏切りを知ったノルティマは、手紙を残して王宮を去ることに。
何もかも諦めて、崖から湖に飛び降りたとき──救いの手を差し伸べる男が現れて……?
★小説家になろう様で先行更新中
文字数 96,089
最終更新日 2024.08.23
登録日 2024.07.08