処刑小説一覧
ただ、愛されたいだけだった。
家族でも、婚約者でもいい。たった一人からの愛を信じられたら、どんなに辛い最期でも幸せだと思えたはずなのに……。
婚約者だった王太子に婚約破棄され、侯爵家嫡男でもある異母弟への毒殺未遂という冤罪をかけられて、私は処刑された――はずだった。
何故か婚約直後の十四歳に巻き戻っていたジュリアは、今度こそ、愛されたい。
すべてを変えるのは難しいかもしれないけれど、最低限、異母弟との関係改善と、既に結ばれてしまっている婚約を解消ができればなんとかなる気がする。
でも、ひたすら愛されたくて我慢をしていた一回目と行動を変えたら、色々なことが変わってきて……?
※他サイトにも掲載しています。
文字数 73,004
最終更新日 2024.12.30
登録日 2024.12.23
青年女性(オルフェ・モンテスキュー)が迷い込んだ世界は、争いも戦争もない平和な町。革命に伴う内戦で疲弊していた彼女にとってはとても新鮮だった。そんな世界に変態戦士(リア・ド・モーリス)と天才少女(ゴッホ=テレジア)が合流し、この世界は、一気に変わりだす。
文字数 71,504
最終更新日 2024.12.25
登録日 2024.11.14
チェーヴァ家の当主であるフィデンツィオ・チェーヴァは暴君だった。
家族や使用人に、罵声を浴びせ暴力を振るう日々……
チェーヴァ家のベニアミーナは、実母エルミーニアが亡くなってからしばらく、僧院に預けられていたが、数年が経った時にフィデンツィオに連れ戻される。
そして地獄の日々がはじまるのだった。
※復讐物語
※ハッピーエンドではありません。
※ベアトリーチェ・チェンチの、チェンチ家の悲劇を元に物語を書いています。
※史実と異なるところもありますので、完全な歴史小説ではありません。
※ハッピーなことはありません。
※残虐、近親での行為表現もあります。
コメントをいただけるのは嬉しいですが、コメントを読む人のことをよく考えてからご記入いただきますようお願いします。
この一文をご理解いただけない方のコメントは削除させていただきます。
文字数 25,339
最終更新日 2024.10.28
登録日 2024.10.25
14世紀のフランス、冷たい風が吹き抜ける暗い村の広場には、村人たちの囁き声が響き渡る。最近、異常な出来事が続き、恐怖が村を包み込んでいた。生者と死者の境界が曖昧に見えたその頃、村の少女リナが突然、魔女として告発された。
※処刑のシーンがあるので、念のためR18指定しておきました。
文字数 4,006
最終更新日 2024.08.18
登録日 2024.08.18
また何も出来なかった……
これで何度目だろう…
私では貴方を救えない…
ならばせめて私の手で貴方を殺そうと思います……
前半に少し残酷な処刑シーンがありますので、R15にしてあります
文字数 4,071
最終更新日 2024.07.20
登録日 2023.02.07
妹の為に訪れた卒業パーティーで、突然第三王子に婚約破棄される大聖女マヤリス。更には「大聖女を騙る魔女!」と続く断罪。王子の傍らには真の大聖女だという、光魔法の癒しを使える男爵令嬢が。大した事の無い婚約破棄と断罪が、国を滅ぼしてしまうまで。
※残酷な描写が多少有り(処刑有り)念の為R15です。表現は控えめ。
文字数 10,174
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.05.27
好きで聖女になったわけじゃない。
好きで王太子殿下の婚約者になったわけじゃない。
贅沢なんてしていない。
下働きのように、ただこき使われていただけだ。
家族の為に。
なのに……偽聖女という汚名を着せて、私を処刑した。
家族を見殺しにした……。
そんな国に復讐してやる。
私がされた事と同じ事を
お前らにも返してやる。
*******************
こちらの作品はカクヨムにも掲載しています。
文字数 13,014
最終更新日 2024.03.01
登録日 2024.02.22
いきなり召喚され、いや、召喚に巻き込まれて異世界転移してしまった、女子高生の小久保柚奈。奴隷以下のヒドイ待遇を受けることとなる。だが、性奴隷なんていうエロエロで無かっただけマシ?? いやいや、グログロで人間扱いしない最低最悪の待遇だ!! 逃げ出すことも出来ずに完全に諦め、その運命に流され生きていた彼女だが、なんと、王国の王位継承者争いに巻き込まれて思わぬ展開に。そして、元の世界にも戻れる?! ……さあ、彼女はどうなっていってしまうのか?
(前半部分はかなりのグロ展開ですが、一応、そのエピソードは後半に繋がっています。よろしくお願いいたします。)
文字数 82,366
最終更新日 2023.10.17
登録日 2023.09.14
ある国には冷酷で処刑した数は千を超えるとうわさされる皇帝がいた。だがそれに反してよい政策をして国がよりよくなったという噂も聞く。それはすべて本当だ。だが違うのはそれを止めるもの、つまりストッパーがいるということだ。その国の上層部にしか知らされていない彼の存在は…。
文字数 2,572
最終更新日 2023.07.06
登録日 2023.06.30
2023年3月12日 HOTランキング(女性向け)1位
2023年3月13日 ファンタジーランキング 1位
ありがとうございました……(涙)
妹への復讐のために自殺して怨霊になりたかっただけなのに、なぜか二度目の人生では聖女として修行させられています。
「あいつらを呪い殺すには怨霊になるしかないわ」
「とりあえず聖女になりなさいよ」
「だが断る」
「………………」
アンジェリカはかつて、ソレイユ王国の王子妃だった。
だが、アンジェリカが嫁いだ第1王子ルイには側室がいた。
彼女の名前はアリエル。アンジェリカの腹違いの妹だった。
常に妹と比べられ、惨めな思いをしていたアンジェリカは、唯一王子の妃に選ばれ、民に尽くすことで生きがいを感じていた。
ところが、そんなアンジェリカをアリエルは決して見逃してくれやしなかったのだ。
アリエルがルイの子供を妊娠した直後、アンジェリカとのお茶会が原因でアリエルが流産してしまった。
「王の血を受け継ぐものを殺したものは、例え誰であろうと処刑する」
そのため、アンジェリカやお茶会の準備をした大事な侍女のコレット、そしてアンジェリカを庇った実の母親が絞首刑となってしまった。
目の前で大切な人の命を奪われたアンジェリカ。とうとう自分の番になった時、アリエルの真の企てに気づいた。
アリエルは自分が正妃になるために、わざと自分で毒を飲んで流産し、アンジェリカが処刑されるように動いたのだった。
真実に気づいたアンジェリカは、その場で叫ぶ。
「あなたなんかにこれ以上、私の命を自由になんかさせない!!」
生きている間は、他人の意のままに操られた。
死ぬ時くらいは、自分の意思で死にたい。
生まれる時には、場所も家族も選べないのだから……!
そう考えたアンジェリカは、自らの舌を噛み切り、自害を選ぶのだった。
ところが、そんなアンジェリカに自らを「神」と名乗る美しい男が手を差し伸べる。
「君には次の神になってもらわないと困る。もう一度生き直して、ちゃんと寿命をまっとうしてきてほしい」
「だが断る」
実は、アンジェリカが自害をしたもう1つの理由は、怨霊となり自分たちを絶望に陥れたアリエル達を呪い殺すことだった……。
「とりあえず、今から無理やりに生き返らせるから、聖女にでもなればいいよ。きっと君の望み以上のことが叶うかもよ」
嫌がるアンジェリカを神が無理やり生き返らせたことで、アンジェリカの人生は王子に嫁ぐ少し前まで戻ってしまった。
こうして、アンジェリカは渋々第2の人生を歩まされることになったのだが、そこでアンジェリカは「あくまで聖女として」大きな第1歩を踏み出していく。
文字数 57,320
最終更新日 2023.04.19
登録日 2023.03.04
ここは乙女ゲーム…
悪役令嬢が処刑され、主人公が攻略キャラ全員とハッピーエンドで終了した世界…
でも……
ゲームは終了しても世界は続く…
ハッピーエンド! その後に……
文字数 1,581
最終更新日 2023.02.02
登録日 2023.02.02
「アマリア・レガス伯爵令嬢!其方を王族に毒をもったとして処刑とする!」
いきなりの冤罪を突き立てられ、私の愛していた婚約者は、別の女性と一緒に居る。
貴族としての政略結婚だとしても、私は愛していた。
けれど、貴方は……別の女性といつも居た。
処刑されたと思ったら、何故か時間が巻き戻っている。
ならば……諦める。
前とは違う人生を送って、貴方を好きだという気持ちをも……。
……そう簡単に、消えないけれど。
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※こちらの作品はカクヨムにも掲載しています。
文字数 24,555
最終更新日 2022.12.31
登録日 2022.12.23
死に戻りを繰り返している王太子妃の悩みは、必ず夫と迎える初夜から人生が始まってしまうこと。わたしは何度アイツに処女膜を破られなきゃいけないのよ! いい加減な理由で冤罪処刑をループする王太子妃に、逃げ道はあるのか!?
文字数 1,297
最終更新日 2022.12.24
登録日 2022.12.24
その部屋には二人の男がいた。
泣きながら。
後悔しながら。
謝りながら。
「すまない。本当にすまなかった。お前を救えなくて_。」
男が握りしめているのは一通の手紙。
ボロボロと溢すその涙は、とどまることを知らない。
親子である二人は、つい先日家族を二人失ったばかりだ。目の前で。
自らの妻を、娘を。自らの母を、妹を。
仕方のないことだと思っていた。
当然のことだと思っていた。
家族のカタチなんて残っていなかった。
もうとっくに諦めていたはずなのに。
憎んでいたはずなのに。
弔うことさえ許されない君を想う___。
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これは稀代の悪女と呼ばれた少女のホンネの一端
※二話目は一話目を詳しくしたものです。
文字数 17,839
最終更新日 2022.12.21
登録日 2022.07.04
江戸時代、禁じられている耶蘇教(キリスト教)の信仰を密かに守る村があった。農家の娘、楓と村役人の武士、大谷慎之介もともに神を信じている。信仰が発覚すれば死罪は免れない。
しかし、楓は不注意にも十字架を街道に落とし、行商人がそれを拾い奉行所に届け出て信仰が発覚してしまう。村人を集め、誰の十字架かと問いつめる御奉行様。このままでは村の家すべてが調べられ、あちこちで十字架やマリア像が見つかり多くの村人が死罪になってしまう。楓は意を決し、十字架の持ち主は自分だと名乗り出る。
捕らえられた楓は御奉行様から磔刑を言い渡される。楓の身体に槍を突くのは想い人の慎之介。地下牢の中で二人は自分の想いを打ち明ける。そして、楓の願いで二人は口づけをし、身体を重ね合う。
翌朝、最期の日を迎えた楓は刑場で十字架に縛り付けられ、慎之介の槍に貫かれ絶命。
【キーワード】
江戸時代 キリスト教 耶蘇教 性行為 エロ ポルノ小説 官能小説 イチャラブ
処刑 死刑 死罪 磔刑 流血 グロ リョナ 残虐な描写 死体
文字数 16,819
最終更新日 2022.11.12
登録日 2022.11.12
昔々、自他共に認める潔癖性の青年が居ました。
その青年はその事が原因で自分が人間で無い事を知り、寿命や時間の流れの感じ方から他の人間との別れを恐れて交流を絶ってしまいます。
そんな時、魔導師の少年と出会い、寂しさを埋めていきますが…
文字数 8,159
最終更新日 2022.11.04
登録日 2022.11.04
生活苦から生後間もない我が子を殺し自らも首を吊って命を断とうとした大塚早苗。自殺は未遂に終わり殺人罪で逮捕され、言い渡された判決は死刑。ついに執行の日を迎え処刑室に連れて行かれた早苗はギロチン台にかけられ刃が落とされ血飛沫の中で絶命します。
【キーワード】
死刑 処刑 ギロチン 斬首刑 リョナ 残酷 流血 自殺 首吊り 殺人 殺害 無理心中 母親 女囚 囚人
文字数 3,789
最終更新日 2022.10.28
登録日 2022.10.28
ひとりぼっちのステラフィアラが幼い頃に一目惚れしたのは、美しく優しい王子様。
彼のためならなんだってやってやる!そんな強い思いを胸に抱きながら、彼のために聖女の力を奮っていった。
しかし、愛する王子様から告げられたのはとても残酷なことで……。
王子様からの愛を求めた少女の奔走の果てに、一体何が待っているのだろうか。
※最後まで執筆済み、1万字強程度の長さになっています。
※肉体的に痛い描写が入ります。
※小説家になろうにも掲載しています。
文字数 12,002
最終更新日 2022.10.09
登録日 2022.10.08
「君は最後まで反省をしないのだな」
反省などしてしまえば私は望んだ死に方などできなかっただろう。
「ええ、だって悪いことだと思ってないもの」
悪いことだとわかっていてやっていた。その上で悪びれもせずいるかのように振る舞ってきたのだ。演劇の悪役のように。
「人を殺そうとしてよくもそんなことを……!」
人を殺すつもりはそもそもなかったことなど悟らせはしない。ただ失敗してしまって残念だとばかりに最後まで私は悪を貫く。
「だって……邪魔だったんだもの」
「………っそんな態度なら処刑を取り止める必要などなさそうだな!」
だってそれこそが私の望むものだから。元婚約者にだって私は最後まで偽りの微笑みで悪の華となろう。
そして死を迎え、計画通りになったなら、私はようやく悪の仮面を脱ぎ捨てられるのだ。死と共に。
※連載中にしてますが、本編は一応完結です。
文字数 18,542
最終更新日 2022.06.22
登録日 2022.06.16
趣味で作ったフルダイブR18RPG、そのデバッグ中に命を落とした私は女神の計らいによりこの世界の神になる。妹達との凌辱と暴行を始めに、村娘や町娘、宿屋の娘やシスター、女冒険者や女盗賊を改変した法律で罰として犯したり、誘拐して犯したり、運命を捻じ曲げて婦女暴行をしたり。私の私による私だけの世界の、私だけの物語。
※フルダイブRPGと言っておきながら作成・デバッグ段階は某ツ〇ール系の作り方のような記載をしています。
※本作は凌辱、強姦、暴行、虐殺等を多めに含んでおります。ご理解の上お読み頂ければ幸いです。
※原文を下記外部サイトで掲載しています。
https://novel18.syosetu.com/n9543hk/
文字数 87,146
最終更新日 2022.05.28
登録日 2022.02.18
この国の第一皇女シオン・グランツは次期女王になる事が決まっていた。
そして、王家主催のパーティ会場にて、とある騒ぎが起きた。
婚約者であり、王配となるアッシュ侯爵家の次男アード・アッシュが王家の遠縁であるミリア・ガーデン伯爵令嬢と一緒にエスコートしながらやってきたのだ。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
連載の息抜きで書きました。
ゆるふわ設定なので鋭いツッコミはお許し下さい。
文字数 5,421
最終更新日 2022.05.17
登録日 2022.05.17
愛する男を誘惑するなと姉から追放を受けた私。
確かに彼とは仲が良かったけど…。
しかしその後、姉の周囲にある変化が起きて─?
文字数 1,813
最終更新日 2022.04.26
登録日 2022.04.26
1話で完結します。
注意:低クオリティです。
文字数 1,096
最終更新日 2022.03.24
登録日 2022.03.24
「アマミィ、貴女は何も悪くないわ。
けれど、貴女を殺すわ。
私を恨んでくれて構わないわ」
もう、私は限界でした。
毎日、妹のアマミィに殺されるのではないかと、怯えていました。
何の罪もないアマミィを殺すのが悪い事だというのは分かります。
それでも、アマミィを殺さないといけないのです。
だって、アマミィが私を虐げてきた事も傷つけてきた事もありませんが、
今日もアマミィが私を殺さないという保証はありません。
嫌です。アマミィを殺したくありません。
アマミィは大事な妹で、それでも殺さなければいけないのです。
アマミィを殺さないと生きていけません。
私は生きたいのです。
私が生きるために、死んでくださいアマミィ。
もう貴女に殺されるのかもしれないという恐怖に怯える日々は限界を超えてしまいました。
せめて苦しませたくありません。
アマミィを痛めつけようにも、アマミィには何の恨みもないので、そんな事できるわけがありません。
アマミィが抵抗するより先に、アマミィの喉を剣で刺し、引き抜いてから斧でアマミィの首を切断しました。
アマミィの首が落ち、ぼとっと音がしました。
それは不愉快な音でした。
それでも、その音は私に生きる事を可能にした祝福の音でした。
祝福の音が心地よいとは限りません。
ならば、私はその祝福の音を受け入れましょう。
アマミィは死にました。
ごめんなさいアマミィ。
「ごめんなさいアマミィさようなら、貴女は何も悪くないわ」
「お前を助けにきた聖女ローゼ」
イケメンが助けにきてくれました。
ハッピーエンドに辿り着けるのでしょうか。
文字数 1,633
最終更新日 2022.01.16
登録日 2022.01.16
リハビリがてら書きます。
1話で完結します。
文字数 1,247
最終更新日 2022.01.11
登録日 2022.01.11
真実の愛のキスで、婚約者の王子の呪いを解いたエレナ。
けれど、何故か王子は別の女性が呪いを解いたと勘違い。そしてあれよあれよという間にエレナは見知らぬ罪を着せられて処刑されてしまう。
「ぎゃあぁぁぁぁ!」 これは。処刑台にて首チョンパされた瞬間、王子にキスした時間が巻き戻った少女が、全力で王子から逃げた物語。
ゆるふわ設定です。ご容赦ください。全16話。本日より毎日更新です。短めのお話ですので、気楽に頭ふわっと読んでもらえると嬉しいです。※王子とは結ばれません。 作者かのん
.+:。 ヾ(◎´∀`◎)ノ 。:+.ホットランキング8位→3位にあがりました!ひゃっほーー!!!ありがとうございます!
文字数 19,347
最終更新日 2021.12.09
登録日 2021.11.26
千年前、災いを鎮めるために生贄となった王女がいた。最愛の人である護衛の魔法使いと死に別れようとも、国を、民を守るために彼女は生贄になる道を選んだのだ。
「せめて来世、もう一度巡り会うことができますように……」
そんな王女が転生した。千年後の時代に。同じ王国の王女として。
だが、前世は膨大な魔力を用い幾度も災いから国を救って聖女と呼ばれていた彼女は、今世では侍女との間に生まれた子として疎まれていた。
そして、また儀式が行われることになる。しかし、儀式は災いを鎮めるためではなかったのだ。
絶望した彼女の元に一人の青年が現れる。
彼が差し伸べた手を取った時、彼女の運命は決まっていた。いや、千年前にすでに決まっていたのかもしれない。
「千年の時を超えて、私の祈りがあなたに届いてよかった」
これは、千年の時を超えて、祈りが、想いが届く奇跡の物語。
文字数 11,052
最終更新日 2021.11.27
登録日 2021.11.26
「エリザベータ、貴女の書く文字汚いのよ。
まるで貴女の性格そのものね。
性格が汚いと文字まで汚くなるのかしら。
可愛いからって美しいからって、それだけでこれからも生きていくつもりかしら」
「あらお姉様、エリザベータは誰よりも美しくて可愛くて綺麗だから、文字ぐらい汚くてもいいわよ。
それに、エリザベータの文字は努力で綺麗にする事もできるけれど、
お姉様の汚い醜い容姿は変えられないのだもの。
お姉様が死んだらどうかしら。
お姉様のせいで、私までブスだの醜いだの言われてるのよ。
迷惑なのよ。今すぐ死んでよお姉様」
「はぁー!?!?」
「レオノーラ!!お前のように容姿の汚い醜いブス聖女には婚約破棄を告げてやる!!」
「俺様は真実の愛に目覚めたんだ!!」
「いいか!!驚かないで聴けよ!!俺様は!!お前の妹のエリザベータを愛しているんだ!!
お前のようにブス聖女と違って!!エリザベータは誰よりも美しいし可愛い!!
文字が汚いのは努力で変えられる!!
それに比べてお前はどうだ!!
お前のその汚い醜い容姿はどうしても変えようがないぞ!!」
「はぁ?」
「お姉様よりエリザベータの方が可愛くて美しくて綺麗で聖女としての実力も上なんだから、
エリザベータが真の聖女よ。
アルトゥールの妃にもエリザベータの方が相応しいわ」
「殿下、婚約破棄は慰謝料さえ払えば受けれいてあげるわ。
けれど、後悔する事になるわよ。
後から”助けてくれ!!俺様が悪かった!!戻って来てくれ!!”と言っても、
助けませんよ」
「ふん!!お前のように醜いブス聖女に助けを求める事などありえん!!
聖女としての実力もエリザベータの方が上だ!!
大体!!文字が汚くても聖女はできる!!
聖女としての仕事に文字の綺麗汚いなんて関係ない!!」
「アルトゥール!!何故かってに聖女レオノーラと婚約破棄をし、
しかも追放までしたのだ!!」
「いくら実の息子といえども、何のお咎めも無しというわけにはいかんぞ!!」
「あら、文字が汚くても聖女の仕事に関係ないと言ったのは誰だったかしら。
だから言ったのに」
「今更助けてくれと言われても、私を追放したのは貴方達よ。
助けるわけないわよね。ざまぁ(笑)」
文字数 4,838
最終更新日 2021.11.14
登録日 2021.10.23
妹のユスティーネは、自分の肉を切り落とすのが大好きで、いつも
自分の肉を切り落としてばかりいました。
周りから見て一目で分かる程、ユスティーネは肉を切り落とすのです。
そのせいで、私まで馬鹿にされてきました。
ユスティーネのせいで、私まで特殊性癖なのだと噂されてきました。
そんな日々が辛くて、私の心は次第に壊れていきました。
「ユスティーネ、喜びなさい。これで自分の肉を切り落とし放題よ」
「お姉様、それ本当?ユスティーネ、毎日自分の肉を切り落とし放題なの!?
やったー!!」
「ええ。この魔法をかけると毎日日付の変わる時刻に欠損した人体が自動で再生されるわ」
「うわーい。今までずっと我慢してきたけれど、これで毎日肉が切り落とせるのね」
「こんなの聴いてないわよお姉様」
「ユスティーネ、貴女は重要な事を知らなかったようね」
「どうして教えてくれなかったのお姉様」
「それ、私に関係あるかしら」
「ワンディ!!お前のような詐欺師には婚約破棄を告げてやる!!
お前は!!妹のユスティーネを騙して死なせたな!!
ユスティーネが死んだのはお前が重要な事を言わなかったからだ!!
お前の肉も切り落として殺してやる!!」
「はぁ、殿下。なんでそんなに怒っているのかしら。
もしかして、私の妹のユスティーネと浮気でもしていたというのかしら。
婚約者がいるのに浮気をしていたなんて、中々重い罪よね。
まぁ、少々痛い目に合って貰わないといけませんね」
「今更戻ってきてくれと言われても、私は夫の冷血伯爵に溺愛されているので戻れません。
夫が離してくれません。
もふもふ達の世話もありますし、私が母国に戻る事なんて出来ません。
貴方達がどうなろうと知ったことではありません。
自業自得ですよざまぁ!!今更もう遅い!!」
※人体欠損有ります
文字数 3,825
最終更新日 2021.11.13
登録日 2021.10.24
「お姉様って、勉強と戦いと結界を張るしか取り柄がないのね」
「そうね。訓練も欠かしていないから、今ここで貴女を殺す事もできるわよロイリーエ。
殺されたくなかったら、財布の中身置いて逃げ帰りなさい」
「ぎぃやぁぁぁぁ!痛いぃぃ!辞めてお姉様!ごめんなさい!ロイリーエが悪かったわ!」
はぁ?”やれるものならやってみなさいよ”と言ったのは貴女よねロイリーエ。
今更謝っても辞めるわけがありません。
「ロイリーエ!!お前のように!!実の妹を殺したひきこもり聖女には婚約破棄を告げてやる!!」
「はぁ?」
家族に虐げられ続けた私は学校にも行かずひきこもるようになりました。
無実の罪で婚約破棄された私は心が壊れ、部屋の中で壊れた心のまま過ごすようになりました。
今まで努力しかしてこなった私が心が壊れひきこもっているのです。
いつかイケメンが私を助けてくれるでしょう。
私の壊れた心も治してくれるでしょう。
それまで、私はひきこもります。
「部屋から出て来て助けてくれ!!俺様が悪かった!!
聖女カテリーナ、お前の結界は必要だった」
「はぁー?それ私に関係あります?
私の家には結界を張ってあるので、家の外がどうなろうと私には関係ありませんよね」
「『ひきこもり聖女』貴方がそう言ったのでしょう王子。貴方の言葉通り、
私はひきこもり聖女なので、このままひきこもっておくわ」
文字数 4,600
最終更新日 2021.11.06
登録日 2021.10.24
「へぇ、それで悪役令嬢ってなんだい?」
「もうお母さん!話がさっきからループしてるんだけど!?」
「仕方ないだろう。げーむ?とやらがよくわからないんだから」
組同士の抗争に巻き込まれ、娘ともども亡くなったかと思えば違う人物として生まれ変わった私。しかも前世の娘が私の母になるんだから世の中何があるかわからないってもんだ。
娘が……ああ、今は母なわけだが、ここはおとめげぇむ?の世界で私は悪いやつらしい。ストーリー通り進めば処刑ということだけは理解したけど、私は私の道を進むだけさ。
けど、最高の夫がいた私に、この世界の婚約者はあまりにも気が合わないようだ。
「貴様とは婚約破棄だ!」
とはいえ娘の言う通り、本当に破棄されちまうとは。死ぬ覚悟はいつだってできているけど、こんな若造のために死ぬ安い命ではないよ。
文字数 11,796
最終更新日 2021.11.05
登録日 2021.10.29
出来心ショートショートです。ヒロインだけハピエン溺愛です。筋肉は勿論もれなくついてきます。何番煎じがわかりませんが……
世界を滅亡から救った大魔法使いであった主人公。
何の因果か魔法なし、錬金術なし、化学なにそれ美味しいの? みたいな異世界に主人公は理不尽ながら強制的に転生した。
一番最初に記憶を取り戻したのは、目前の民衆から石を投げられ、血を流し痛くて痛くて逃げ出したいけれど、手枷と足枷がつけられて呆然と立っている時だった。
「血を分けた親族を殺そうとした罪人め! 被害者は次期王たるアキーカ・ン・ナカミイッテキーの妃になるべき愛する女性なのだ。つまり、次期王妃であるスティール・ウバ・イ・トールを暗殺しようとした罪で、モッテ・カ・レールを絞首刑に処する!」
5000文字以内のショートショート 転生冤罪処刑ループもの
タイトル通りにしたいヒロインと、テンプレの王子や義理の妹が織り成す物語。
こちらも切なさはマイナスです。現行の物語とは全く違いますがよろしければお立ち寄りください。
文字数 4,945
最終更新日 2021.10.24
登録日 2021.10.22
その日、一人の公爵令嬢が処刑された。
処刑されたのはエレオノール・ブロワ公爵令嬢。
彼女はシモン王太子殿下の婚約者だ。
エレオノールの処刑後、様々なものが動き出す。
※設定は緩いです。物語として見て下さい
※ストーリー上、処刑が出てくるので苦手な方は閲覧注意
(血飛沫や身体切断などの残虐な描写は一切なしです)
※ストーリーの矛盾点が発生するかもしれませんが、多めに見て下さい
*HOTランキング4位(2021.9.13)
読んで下さった方ありがとうございます(*´ ˘ `*)♡
文字数 87,464
最終更新日 2021.10.22
登録日 2021.09.11
「俺の愛する女性を虐げたお前に、生きる道などない! 死んで贖え」
これが婚約者にもらった最後の言葉でした。
ジュベール国王太子アンドリューの婚約者、フォンテーヌ公爵令嬢コンスタンティナは冤罪で首を刎ねられた。
国王夫妻が知らぬ場で行われた断罪、王太子の浮気、公爵令嬢にかけられた冤罪。すべてが白日の元に晒されたとき、人々の祈りは女神に届いた。
やり直し――与えられた機会を最大限に活かすため、それぞれが独自に動き出す。
この場にいた王侯貴族すべてが記憶を持ったまま、時間を逆行した。人々はどんな未来を望むのか。互いの思惑と利害が入り混じる混沌の中、人形姫は幸せを掴む。
※ハッピーエンド確定
※多少、残酷なシーンがあります
2022/10/01 FUNGUILD、Webtoon原作シナリオ大賞、二次選考通過
2022/07/29 FUNGUILD、Webtoon原作シナリオ大賞、一次選考通過
2021/07/07 アルファポリス、HOT3位
2021/10/11 エブリスタ、ファンタジートレンド1位
2021/10/11 小説家になろう、ハイファンタジー日間28位
【表紙イラスト】伊藤知実さま(coconala.com/users/2630676)
【完結】2021/10/10
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
文字数 155,431
最終更新日 2021.10.10
登録日 2021.07.05
「ジスレーヌ、お前に婚約破棄を告げてやる」
「馬鹿は貴方だけれど。説明して欲しいわ」
あ、馬鹿って言っちゃた。
「俺様が馬鹿だとっ!」
「ええ、貴方は馬鹿よ」
「俺様は真実の愛に目覚めたんだ」
「お姉様、聖女には私の方が相応しいのよ」
「お姉様って地味でブスで根暗だもの」
「私の方が聖女としても女としても王太子妃としても相応しいわ」
逆ぎれするクズ馬鹿王太子に己が馬鹿であると認めさせてから処刑する事にしました。
善行すると気分がいいわね。
私は聖女だもの。
馬鹿王太子を処刑されて逆恨みした国王陛下は私に八つ当たりの公開拷問処刑をしようとしました。
逞しく聡明なレオポール伯爵が3万の兵を連れて私を助けてくれました。
国王陛下を処刑し王城を占拠。
私の物を奪おうとする妹は見下していた娼婦にしてあげました。ざまぁ(笑)
娼婦を見下すのはよくないわ。
貴方に娼婦が務まるかしら。
レオポール伯爵に求愛されました。
「お前は美しく優秀な聖女だ。ずっとお前の事が欲しかった」
逆らうクズ貴族どもは粛清しレオポールはインヨベリア王に私は王妃になり
いつまでも愛し合い幸せに暮らしました。
ハッピーエンド。
文字数 4,683
最終更新日 2021.09.23
登録日 2020.12.31