ハッピーエンド小説一覧
サラはこの国唯一の聖女だ。
10歳で神聖力を発現し、以来親元を離れて神殿暮らしをしている。
ここオーディール王国では聖女は神聖で清廉で無垢なものと
されていて、25歳にもなるのに縁談の一つもやってこない。
聖女は結婚なんてせず、一生神殿で暮らして民たちを癒す
ものだと、皆がそう思っているのだ。サラを聖女じゃなく
人間扱いしてくれるのは、隣国から来た研究員のリカルドだけ。
いつしかリカルドに恋したサラは、彼が国に戻るまでの時間を
大切にしようと想いを胸に秘めていたけど……
箱入りだけどたくましい聖女が、初恋を諦めないお話。
文字数 13,433
最終更新日 2024.09.17
登録日 2024.09.17
公爵令嬢であるラルリアは、優秀な妹に比べて平凡な人間であった。
これといって秀でた点がない彼女は、いつも妹と比較されて、時には罵倒されていたのである。
しかしそんなラルリアはある時、王太子の婚約者に選ばれた。
それに誰よりも驚いたのは、彼女自身である。仮に公爵家と王家の婚約がなされるとしても、その対象となるのは妹だと思っていたからだ。
事実として、社交界ではその婚約は非難されていた。
妹の方を王家に嫁がせる方が有益であると、有力者達は考えていたのだ。
故にラルリアも、婚約者である王太子アドルヴに婚約を変更するように進言した。しかし彼は、頑なにラルリアとの婚約を望んでいた。どうやらこの婚約自体、彼が提案したものであるようなのだ。
文字数 26,638
最終更新日 2024.09.17
登録日 2024.09.09
ここは、吉原遊郭。男に一夜の夢を売るところ。今宵も、一人の花魁が、仲見世通りを練り歩く。
その名を『雛菊』と言う。
遊女でありながら、客と『情』を交わすことなく高級遊女『花魁』にまでのぼりつめた稀な女に、今宵も見物人は沸く。しかし、そんな歓声とは裏腹に雛菊の心は沈んでいた。
『明日、あちきは身請けされる』
情を売らない花魁『雛菊』×吉原一の遊び人『宗介』
華やかな吉原遊郭で繰り広げられる和風シンデレラストーリー。果たして、雛菊は情を売らずに、宗介の魔の手から逃れられるのか?
絢爛豪華な廓ものがたり、始まりでありんす
R18には※をつけます。
一部、流血シーンがあります。苦手な方はご自衛ください。
時代考証や廓言葉等、曖昧な点も多々あるかと思います。耐えられない方は、そっとブラウザバックを。
文字数 52,434
最終更新日 2024.09.17
登録日 2024.08.24
【貴族嫌いの公爵令息が弱みを握られ、令嬢と結婚させられた結果】
「聞きましたわよ。ばらされたくなかったら私と結婚してくださいませんこと?」
美貌の公爵令息、アレスティードにとんでもない要求を突きつけてきた侯爵令嬢サイ―シャ。「おれの事が好きなのか?」「いえ、全然」
何が目的なんだ?と悩みながらも仕方なくサイ―シャと婚約したアレスティード。サイ―シャは全くアレスティードには興味がなさそうだ。だが彼女の行動を見ているうちに一つの答えが導かれていき、アレスティードはどんどんともやもやがたまっていく・・
文字数 51,436
最終更新日 2024.09.17
登録日 2024.09.08
「フィティア、そなたとの婚約はなしにしてもらいたい」
「突然何を…… なしにするも何も、この婚約は王家が定めたものではありませんか」
突然、婚約者の王太子アルバートから、そう婚約解消の申し出をされた。
何事かと理由を聞けば、私の妹を好きになったから。
……ふざけるんじゃないわよ。好きでもないこいつのために、理不尽な苦労を何年も何年もさせられてきたって言うのに、婚約解消、ですって?
「いいわ、婚約解消しましょう。ただし、もう二度と私に関わってこないと約束して頂戴」
もうやってられない、その思いで啖呵を切って婚約解消したはいいけれど……
よくよく考えれば、卒業直前に婚約解消なんて、相当に危機的だ。このままじゃ婚期を逃して行き遅れる。もう周りはほとんど婚約が決まっているし……
そう悩んで学友のトールに愚痴っていると、
「じゃあ、僕と結婚しませんか?」
と持ちかけられて……!?
文字数 48,057
最終更新日 2024.09.17
登録日 2024.01.31
中学時代、ホームラン率3割だったキャッチャー時根巡也の幼馴染は、奪三振率7割のピッチャー空尾凜奈。
ふたりは廃部寸前の青十字高校野球部に入り、部を再建して甲子園出場をめざす。しかし新生野球部のメンバーはたった9人で、捕手と2塁手以外は全員が女の子。
人に化ける変身生物に侵略されている世界で、高校生離れした打力を持つ時根と魔球のごとき変化球を投げる空尾には、変身生物ではないかという疑惑があって……。
恋愛野球SF小説全48話。
文字数 103,065
最終更新日 2024.09.17
登録日 2024.08.07
ありま氷炎様主催の 第十回月餅企画に参加しています。
ルルララには幼馴染がいる。
ケインは友達以上恋人未満といった微妙な距離感でいるけれど、とても大切な人だった。
ある日、隣国との戦争が始まり、ケインが兵士として出征することになった。
出征前のふたりは、お互いの気持ちを確かめ合う。というお話。
別サイトにも真朱マロンの名義で重複投稿しています。
文字数 6,557
最終更新日 2024.09.17
登録日 2024.09.17
夫から告げられた冷徹な言葉。
「お前へ愛は存在しない。さっさと消えろ」
私はその言葉を受け入れると夫の元を去り……
文字数 10,983
最終更新日 2024.09.17
登録日 2024.09.15
ペシュエラ学園高等部1年生のルミエ・ソリエントは今日も1人、昼食を食べていると、見知らぬ精霊が目の前に現れる。話の流れで精霊にある場所を案内することになったが、その精霊は学生ながらも国の魔法師として働くいわるゆエリート、フリア・シュデンティエが召喚した精霊であった。
緊張しながらも精霊を送り届けたルミエだったがフリアの態度が気に入らず、もう二度と関わらないと誓う。
しかし次の日、召喚魔法の授業でフリアが現れ、「魔力の少ないお前に俺のを少し補給してやろう」と言い出す。
文字数 7,812
最終更新日 2024.09.17
登録日 2024.05.15
全ての始まりは夏休み中の学校の図書室だった。
夏休みに物足りなさを感じる瀬川 隼人(せがわ はやと)と図書室で古本を読んでいた高坂 真由(たかさか まゆ)。
隼人の何気ない一言から始まった淡い夏の物語…沢山のすれ違いや困難を乗り越えその先に待っている2人の結末は…
※この物語は過去に自己満足で書いたものを加筆、修正し、読みやすいように内容を一部要約しております。
また、編集に伴い、内容に違和感が無いかどうか、誤字脱字等が無いかを生成AI(ChatGPT)を用いて確認しております。
(ストーリーやシナリオは完全オリジナルになります。)
文字数 9,202
最終更新日 2024.09.17
登録日 2024.09.16
幼い頃に暴言を吐いてきた相手との結婚を、母親に命じられた、魔族と人間の混血アステ。
だが、暴言を吐いていたはずの魔族フォールスは、再会したアステに、過去の過ちを謝罪する。
何度か同じ時間を過ごしたふたりは、少しずつ惹かれ合い、ようやく思いを通じ合わせる。
母を亡くしたアステは、ひとり新しい地で生きていく事を決意し、恩師から紹介された新しい職場で働く事になる。
周りに助けられ、なんとか未来を切り拓いたアステ。今度は新たな職場で、自身の力だけで道を切り拓こうと奮闘する。
仕事に、そしてたまに恋に、全力でぶつかるアステの明日はどうなる!?
※当作品は「混血才女の政略結婚」の続編です
※「魔王直下の相談室」「混血才女の政略結婚」をお読みいただくと、より楽しんでいただけるかと思います
※R18の表現を軽く含む話には「*」、それよりも上のものには「**」を付けています
文字数 149,286
最終更新日 2024.09.17
登録日 2022.12.15
「大変な目に遭ってっ、ナルシスから逃げてきたんですっ! お父様お姉様っ、助けてくださいっ!!」
1年前、結婚式当日。当時わたしの婚約者だったナルシス様と駆け落ちをした妹のメレーヌが、突然お屋敷に現れ助けを求めてきました。
ふたりは全てを捨ててもいいから一緒に居たいと思う程に、相思相愛だったはず。
それなのに、大変な目に遭って逃げてくるだなんて……。
わたしが知らないところで、何があったのでしょうか……?
文字数 32,165
最終更新日 2024.09.17
登録日 2024.08.19
ある日、子爵令嬢のアリシアは婚約者であるファレン・セレ・キルシュタイン伯爵令息から『白い結婚』を告げられてしまう。
しかし話を聞いてみればどうやら話が込み入っているようで──
文字数 11,065
最終更新日 2024.09.17
登録日 2024.09.17
大手商社に勤める三十路手前の綾子は、思い描いた人生を歩むべく努力を惜しまず、一流企業に就職して充実した人生を送っていた。三十歳目前にハイスペックの広報課エースを捕まえたが、実は女遊びの激しい男であることが発覚し、あえなく破局。そんな時に社長の息子がアメリカの大学院を修了して入社することになり、綾子が教育担当に選ばれた。噂で聞く限り、かなりのイケメンハイスぺ男性。元カレよりもいい男と結婚しようと意気込む綾子は、社長の息子に期待して待っていたが、現れたのはマッシュルーム頭のぽっちゃりした、ふてぶてしい男だった。
「あの……美人が苦手で。顔に出ちゃってたらすいません」
「まずその口の利き方と、態度から教育しなおします」
※R15。キスシーン有り〼苦手な方はご注意ください。他サイトでも投稿。
約6万6千字
文字数 66,626
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.09.15
猛吹雪による災害により、領地が大打撃を受けたせいで傾いているローゼン伯爵家。その長女であるヘレーナは、ローゼン伯爵家及び領地の復興を援助してもらう為に新興貴族であるヴェーデル子爵家のスヴァンテと婚約していた。しかし、スヴァンテはヘレーナを邪険に扱い、彼女の前で堂々と浮気をしている。ローゼン伯爵家は援助してもらう立場なので強く出ることが出来ないのだ。
そんなある日、ヴェーデル子爵家が破産して爵位を返上しなければならない事態が発生した。当然ヘレーナとスヴァンテの婚約も白紙になる。ヘレーナは傾いたローゼン伯爵家がどうなるのか不安になった。しかしヘレーナに新たな縁談が舞い込む。相手は国一番の資産家と言われるアーレンシュトルプ侯爵家の長男のエリオット。彼はヴェーデル子爵家よりも遥かに良い条件を提示し、ヘレーナとの婚約を望んでいるのだ。
ヘレーナはまず、エリオットに会ってみることにした。
エリオットは以前夜会でヘレーナに一目惚れをしていたのである。
エリオットを信じ、婚約したヘレーナ。それ以降、エリオットから溺愛される日が始まるのだが、その溺愛は過剰であった。
果たしてヘレーナはエリオットからの重い溺愛を受け止めることが出来るのか?
小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。
文字数 43,219
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.09.14
公爵令嬢のマリアンヌには第一王子ジャルダンという婚約者がいた。
しかし、ジャルダンは男爵令嬢のロザリーこそが運命の相手だと豪語し、人目も憚らずに学園でイチャイチャしている。
ジャルダンのことなど好きではないマリアンヌにとってはどうでもいいことだったが、怒った父の公爵が婚約破棄の準備を進める中、マリアンヌは自分の噂話の現場に出くわしてしまう。
思わず聞き耳を立てると、最初はジャルダンとロザリーの非常識な振舞いに腹を立てているありきたりな内容は、次第にマリアンヌが悪役令嬢となってロザリーにお灸をすえて欲しいという要望に変わっていき――
公爵令嬢として周囲の期待に応えることをモットーとして生きてきたマリアンヌは、完璧な悪役令嬢となってロザリーに嫌がらせを行うことを決意する。
人並み外れた脚力と腕力を活かしてヒロインに嫌がらせを行い、自分のアリバイをばっちり作って断罪返しをする悪役令嬢……を期待された公爵令嬢のお話です。
ゆるい短編なので、楽しんでいただけたら嬉しいです。
完結しました。
文字数 22,154
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.09.14
離婚しろとパーティー会場で叫ぶ彼。
しかし私は、既に離婚をしていると言葉を返して……
文字数 11,059
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.09.14
『僕は殺された。
この世でたった一人の弟である君に、僕は最初で最後のお願いをしたい。
僕を殺した犯人を、探し出してくれ。
――そして、復讐して欲しい』
山間の小さな村でひっそりと暮らしていた、キース・エヴァンズ。
存在すら知らされていなかった双子の兄、伯爵令息のルイ・ダグラスの死をきっかけに、キースは兄としての人生を歩むことになる。
――視力を取り戻したキースが見た、兄・ルイが生きてきた世界は、憎悪と裏切りに満ちていた……。
美しき執事、幼馴染、従兄弟、王立学院のライバルたち……。
「誰かが『僕』を殺した」
双子の兄・ルイからのメッセージを受け取ったキースは「ルイ・ダグラス」となり、兄を殺害した真犯人を見つけだすことを誓う。
・・・・・・・・・・・・
この作品は、以前公開していた作品の設定等を大幅に変更して改稿したものです。
R18シーンの予告はありません。タグを確認して地雷回避をお願いします。
文字数 123,029
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.08.24
結婚して半年、夫に無視され続けた妻のクララと、口下手でヘタレな夫が、夫の記憶喪失をきっかけに仲良くなるお話です。ハピエンです。
魔法の話はゆるふわ設定です。
※他サイトにも投稿しています。
※R18は緩めで最後の方のみです。
文字数 30,251
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.09.11
レベルカンストする程大好きだった乙女ゲーム『誰が為のセレナーデ』の二人いる主人公の一人姉のシアに転生した主人公。
ひたすらマウントしてくるもう一人の主人公の妹とは最速で離れたいと考えていた。
妹と争う学園の運命(ストーリー)から最速で逃げ出す事にして、昔一度出会った少年に一目会いたいなとシンフォニア竜王国への道を旅する事にした。
その先で待つ運命とは。
執着ヤンデレ(変態)竜人族の男×竜人族の女。
ゆるい西洋ふんわりファンタジー風味、そんな世界観なのでリアルとは違う事多数あります。ファンタジーだから♪って思ってください。
地雷要素多め、文章力低く下手です。なんでも許せる方向け。
苦手な方は回避推奨。これ無理ってなったらそっ閉じして見なかった事にしてね。終局はハピエン。
うふふなシーンは前半は少なめで、ストーリー優先で進むと思います。
ある程度ストーリーが進むと多くなるかも?
※予告なくセンシティブが入る為に読む時は、背後にお気をつけてお読み下さい。
現在不定期投稿(17〜23時の頃に投稿)です。
【療養期間中に付き、停止中→復帰しだい毎日投稿に戻ります】
詳しくは近況ボードに追記しました。
作者のリアル状況によっては投稿時間がずれて翌日になる事があるかもしれません。
純愛だよ☆
なろうでも掲載しています。
※現在色々な状況変化でこちら(当アルファポリスさん)の方が先に順次公開となりました。
文字数 695,241
最終更新日 2024.09.16
登録日 2023.08.22
エリス=ハウゼンはエルシニア王国の名門ハウゼン侯爵家の長女として何不自由なく育ち、将来を約束された幸福な日々を過ごしていた。婚約者は3歳年上の優しい第2王子オーウェン。エリスは彼との穏やかな未来を信じていた。しかし、第1王子・王太子マーティンの誕生日パーティーで、事件が勃発する。エリスの家から贈られたワインを飲んだマーティンが毒に倒れ、エリスは殺害未遂の罪で捕らえられてしまう。
【王太子殺害未遂】――身に覚えのない罪で投獄されるエリスだったが、実は彼女の前世は魔王を封じた大聖女・マリーネだった。
王宮の地下牢に閉じ込められたエリスは、無実を証明する手段もなく、絶望の淵に立たされる。しかし、エリスの忠実な執事見習いのジェイクが、彼女を救い出し、無実を晴らすために立ち上がる。ジェイクの前世は、マリーネと共に魔王を倒した竜騎士ルーカスであり、エリスと違い、前世の記憶を引き継いでいた。ジェイクはエリスを救うため、今まで隠していた力を開放する決意をする。
文字数 86,563
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.08.04
家族に愛されていると思っていたが実はそうではない事実を知ってもなお家族と仲良くしたいがためにずっと好きだった人と喧嘩別れしてしまった。
幸せになれると思ったのに…番になる前に捨てられて行き場をなくした時に会ったのは、あの大好きな彼だった。
文字数 15,374
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.09.16
親友から勧められ一度だけプレイした乙女ゲーム『キミトモ』の世界に転生してしまった私。転生したのは攻略対象である公爵子息の母、ルルーシュ。ルルーシュは公爵子息が七歳の時に死んでしまう設定だが、私は死にたくない。
せっかくの二度目の人生、可愛い息子と幸せに生きていきます。
文字数 27,666
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.09.10
婚約者でもあり、実際に結婚するまでは彼……、アサギリ・フォン・ファースリング。
御年26歳。彼はまったくの無関心・無表情で有名な宰相の嫡子。
そんな中、彼と婚約者であるイヴリシア・リンフォードは公爵家の嫡子であり、
アサギリの幼馴染み。御年18歳。
アサギリとイヴリシアは決して悪い関係でもなく、兄妹のように育っていたのだが、
大人になっても進展がないまま18歳を迎え、
結婚へ迎えてしまうのを思い、
イヴリシアはこのままでいいのかなと考え始めていた。
かというアサギリはというと、
初恋の相手であるイヴリシアに対して心を拗らせていた。
アサギリとイヴリシアは、互いに出会ったのは、
アサギリは12歳、イヴシリア4歳の時。
幼いイヴリシアが怪我をしたアサギリに対して献身的に看病をし、
アサギリの警戒心を取り除いてからは、アサギリはイヴリシアに凄まじい執着を見せ…….
無表情・クールービューティーな外見とは裏腹に、凄まじい計画を立てている男、アサギリ。
アサギリに振り回されつつも幸せになりたいイヴリシア。
果たして2人はどうなるのか。
文字数 8,473
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.09.15
聖女のもたらす恵みの雨によって豊かな実りを約束されたパレステア。この国では獣人が奴隷として売り買いされている。
名前のない獣人の少年は貧相な体つきと汚い毛並みから「小汚い毛玉」と呼ばれて、売り物にならない代わりに奴隷小屋で商品の世話をさせられていた。淡々と生きる毛玉の前に、見たことないほど美しく、目を布で覆い隠した異様な風体の魔法使いが現れ「冬用の毛皮にする」と言って獣人たちを買おうとする。仲間の獣人を見逃す代わりに「ひざ掛け一枚分」として自分を買ってもらえるようお願いする少年を、魔法使いは沼地の森に連れ帰った。いつ毛皮を剥がされるかとビクビクしていると、魔法使いは彼を風呂に放り込み、鋏を手に取った……
事情があって人目を避けて暮らす、齢100歳以上の素直じゃない&家事が出来ない&独占欲が強い天然?魔法使い【受】と、純粋だけど本能的な執着心が強い獣人の少年(→青年)【攻】が、魔法使いの過去の因縁に巻き込まれていくお話です。
女性の登場人物が出てきます。
(完結済。感想いただけたらとても嬉しいです!)
ブクマや評価、誤字報告、大変ありがとうございます!
文字数 121,900
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.09.01
仲良しグループの中に彼はいた。いつも私をさりげなく気遣ってくれていたのにグループのお友達関係を壊したくなくて勇気が出なかった。
あれから数年経ってから彼がメッセージを送ってきた。
思いがけないメッセージに揺れる私に、思ってもいないことが降り掛かった。
(全6話)
文字数 6,703
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.09.11
昨今、広がる異世界ブーム。
マジでどっかに異世界あるんじゃないの? なんて、とある冒険家が異世界を探し始めたことがきっかけであった。
そして、本当に見つかる異世界への経路、世界は大いに盛り上がった。
異世界との交流は特に揉めることもなく平和的、トントン拍子に話は進み、世界政府は異世界間と一つの条約を結ぶ。
せっかくだし、若い世代を心身ともに鍛えちゃおっか。
"異世界履修"という制度を発足したのである。
社会にでる前の前哨戦、俺もまた異世界での履修を受けるため政府が管理する転移ポートへと赴いていた。
ギャル受付嬢の凡ミスにより、勇者の村に転移するはずが魔王城というラストダンジョンから始まる異世界生活、履修制度のルール上戻ってやり直しは不可という最凶最悪のスタート!
出会った魔王様は双子で美少女というテンション爆上げの事態、今さら勇者の村とかなにそれ状態となり脳内から吹き飛ぶ。
だが、魔王城に住む面子は魔王以外も規格外――そう、僕以外全てが最強なのであった。
文字数 81,424
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.08.29
「君ではなく、彼女を正妃とする」
私は、貴方のためにこの国へと貢献してきた自負がある。
なのに……彼は。
「だが僕は、ラテシアを見捨てはしない。これから君には側妃になってもらうよ」
私のため。
そんな建前で……側妃へと下げる宣言をするのだ。
このような侮辱、恥を受けてなお……正妃を求めて抗議するか?
否。
そのような恥を晒す気は無い。
「承知いたしました。セリム陛下……私は側妃を受け入れます」
側妃を受けいれた私は、呼吸を挟まずに言葉を続ける。
今しがた決めた、たった一つの決意を込めて。
「ですが陛下。私はもう貴方を支える気はありません」
これから私は、『捨てられた妃』という汚名でなく、彼を『捨てた妃』となるために。
華々しく、私の人生を謳歌しよう。
全ては、廃妃となるために。
◇◇◇
設定はゆるめです。
読んでくださると嬉しいです!
文字数 102,752
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.08.18
幼い頃に強制的に王城に連れてこられたわたしには指定の場所で水を汲めば、その水を飲んだ者の見た目を若返らせたり、傷を癒やすことができるという不思議な力を持っていた。
大事な人を失い、悲しみに暮れながらも、その人たちの分も生きるのだと日々を過ごしていた、そんなある日のこと。性悪な騎士団長の妹であり、公爵令嬢のベルベッタ様に不思議な力が使えるようになり、逆にわたしは力が使えなくなってしまった。
それを知った王子はわたしとの婚約を解消し、ベルベッタ様と婚約。そして、相手も了承しているといって、わたしにベルベッタ様の婚約者である、隣国の王子の元に行くように命令する。
隣国の王子と過ごしていく内に、また不思議な力が使えるようになったわたしとは逆にベルベッタ様の力が失われたと報告が入る。
そこから、わたしが笑い方を思い出すための日々が始まる――
※独特の世界観であり設定はゆるめです。
最初は胸糞展開ですが形勢逆転していきます。
文字数 51,533
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.09.06
銀河宇宙連邦軍では『バディ』システムを導入している。
軍務についている者の中から、連邦軍コンピューターが選んだ二人を、同等の『バディ』として任務にあたらせる。
辺境の星、メルバに赴任してきた『バディ』は、停滞している辺境の星にはありえない二人組だった。
黄金の髪と瞳を持ち、いくつもの惑星王族と姻戚を持つ巨大財閥の後継者、アナスタシオス=アレクシエル(アーシェ)=シリル。
黒い強膜に白銀の縦長の光彩を持ち、地球外人でありながら地球人に育てられた、シン=テクラダ。
士官学校生でありながら、その有能さと特異性により、特務少佐として任務を与えられてきた。
今回の赴任は、前回の任務で(ほんの少し)やり過ぎた腹いせに、上層部が仕組んだものだと思っていた二人だが、妬みと反発をぶつけてくる兵士たち、予算が削られ続けてうらぶれた軍備、アーシェの実家にすり寄ろうとする惑星政府、二人の容姿に群がる有象無象。
いつもながらの厄介事と思っていたが、どうやら予想しえない『厄介事』がこの惑星には隠されているようでーーーーー
身の心も預け合った最強『バディ』の物語。
文字数 39,140
最終更新日 2024.09.16
登録日 2023.10.31
ディートリンデは亡くなった親の借金返済のため、村長の息子の慰み者になり果てていた。そんなとき、八年前村を出たイーヴォが出世して帰ってくる。子どもの頃とはいえ結婚の約束をしていた彼に会わせる顔のないディートリンデは徹底的に避けるが、イーヴォの気持ちは昔と微塵も変わっていなくてーー。
腹黒策士軍人(20)×幼馴染の薄幸美女(22)
文字数 22,950
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.09.16
名ばかり公爵令嬢のアリーは生贄になるために王宮で育てられていた。そのことはアリーには秘密で。ずっと周りに従順になるように育てられていたアリーだが、魔術で誓わされそうになり初めて反発した。「この国に心も身体もすべて捧げると誓いますね?」「いいえ、誓いません!」
たまたまそれを見ていた竜王の側近ラディに助けられ、竜王国に働きに行くことに。
アリーは名前をリディに変え、竜王国で魔術師として働く予定だったが、どうやら普通の人ではなかったようで?
文字数 139,503
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.07.20
リリアナ・フォン・シュタインは、銀色の髪と紫の瞳を持つ美しい貴族令嬢。知的で正義感の強い彼女は、名門貴族の娘としての立場を全うしていたが、突然の陰謀により家族や友人に裏切られ、濡れ衣を着せられて追放される。すべてを失った彼女は、寂れた村で新しい生活を余儀なくされる。
異国の地で、リリアナは幼い頃から学んできた薬草学や医療の知識を活かし、村人たちを助けていく。最初は冷たい視線を向けられていた彼女だが、次第にその実力と真摯な姿勢が村人の信頼を得るようになる。村の陽気な娘・エマとの友情も生まれ、リリアナは自らの手で新しい居場所を築いていく。
しかし、そんな平穏な生活に影を落とす出来事が起きる。村の外れに現れたのは、獣のような姿をした「守護者たち」。彼らはかつてこの土地を守っていた存在だが、今は自らの故郷を取り戻すために村に脅威をもたらしていた。村人たちは恐怖に怯えるが、リリアナは冷静に対処し、守護者たちと直接対話を試みる。
守護者たちは、村人たちがこの土地を汚したと感じ、力で取り戻そうとしていた。しかし、リリアナは彼らと話し合い、争いではなく共存の道を模索することを提案する。守護者たちもまた、彼女の誠意に応じ、彼らの要求を聞き入れる形で共存を目指すことになる。
そんな中、リリアナは守護者たちのリーダーである謎めいた人物と深い交流を重ねていく。彼は過去に大きな傷を抱え、故郷を失ったことで心を閉ざしているが、リリアナとの交流を通じて次第に心を開き始める。リリアナもまた、追放された孤独を抱えており、二人はお互いに惹かれ合う。
しかし、村に平穏が訪れたのも束の間、リリアナを追放した貴族社会から新たな陰謀の影が迫ってくる。過去の罪が再び彼女を追い詰め、村に危機をもたらす中、リリアナは自らの力で守るべきものを守ろうと決意する。
「もう私は逃げない。愛するこの村を、守護者たちと共に守り抜く」
新たな仲間との絆と、深まる愛に支えられながら、リリアナは自らの運命を切り開き、運命の戦いに立ち向かう。
文字数 201,914
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.09.14
梶原茉衣 28歳 × 浅野一樹 25歳
最悪の失恋をしたその夜、茉衣を救ってくれたのは、3歳年下の同僚、その端正な容姿で、会社一の人気を誇る浅野一樹だった。
「抱きしめてもいいですか。今それしか、梶原さんを慰める方法が見つからない」
「行くところがなくて困ってるんなら家にきます? 避難所だと思ってくれればいいですよ」
成り行きで彼のマンションにやっかいになることになった茉衣。
徐々に傷ついた心を優しく慰めてくれる彼に惹かれてゆき……
超イケメンの年下同僚に甘く翻弄されるヒロイン。
一緒にドキドキしていただければ、嬉しいです❤️
文字数 30,540
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.09.14