バッドエンド 小説一覧
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文字数 86,595
最終更新日 2025.04.05
登録日 2025.02.11
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その空模様は、知られていて知られていない。誰も知らないかつての木とは違っていて、そうである。
その切り取った短い出来事には、伝えきれないモノ。拾いきれないのにも関わらず、一時(ひととき)のモノになるそれは、空のように変化するのだろう。
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こちらは、言わば別作の《想いの樹木(Leaf Memories 〜想いの樹木〜)》の原材のようなものです。
別のアプリで、台本として活躍している物語をここでも輝かせたいという、自分の子供のような存在の作品達を投稿するものです。
何故、この短い台本達を〖空〗と名付けたかというのは、この短い物語たちはすぐに変わってしまう空のように、「一時の物」という読み手の中ではその物語はすぐに消えてしまう様な存在です。
ですが、空というものは忘れられる存在なのにも関わらず、忘れられない存在にもなり得ます。
また、写真のようにその空を切り取るということも出来ます。
難しく書きましたが、簡単に言うと《同じ空はこれからも無い。人の気持ちや想いのように、出来事が生まれて消えて忘れてしまう。
そんな出来事をカメラのように切り取ったモノがこの台本。》
全然難しいままですみません!
でも、私の作る台本は「忘れられる」「忘れられない」「日常的にそこにある」そんな作品です。
誰かの心に生きる。写真のように切り取られたそんな物語を作っていければと、思っています。
注意事項
台本なので、どこかで借りて発信したいという時は、コメントで教えてください。
台本は、男女兼用ですので一人称や二人称、語尾、多少のアレンジや言い換え等々…変更可能なので、自分が言いやすいように感じたままで演じてもらえればと思います!
演じていただく事について、《蛇足》と《作者の独り言》と最初の「─」の間にある言葉は読まないでくださいね
「─」の間のは見出しのような、タイトルのようなものなので、気にしないでください
1番禁じているのは、自分が作ったのだと偽る事です。
皆さんがそんな事をしないと私は信じておりますが、こういったものは言っておかないと、注意喚起や何か起こった時、そして皆さんを守る事も考えて言っております。
更新日は、1ヶ月の中で第一・第三・第五の水曜日と金曜日に投稿いたします。
時間は17時に投稿いたしますので、よろしくお願いいたします。
文字数 27,024
最終更新日 2025.04.04
登録日 2024.03.01
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戦うのではなく、言葉で分かり合おうとした勇者と魔王のお話です。
※攻め以外との性行為あり(と言うか攻めとの本番はありません)
宜しくお願いします。
ムーンライトノベルズ様でも公開しています。
文字数 4,063
最終更新日 2025.04.02
登録日 2025.04.02
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2040年。地熱エネルギーを利用すべく地底掘削を試みた人類は、地下で未知の生物と邂逅する。
それらは地表に進出後、人類に対し敵対行動に出る。
そして2050年、世界総人口の99.9%を失い人類は滅亡寸前に追い込まれた。
そんな中、少子高齢化対策で秘密裏にクローン開発を進めていた日本ではある兵器が実戦投入される。
名を『マキナ』。死んでも脳さえ持ち帰れば前日の記憶を移植し、前線に立ち続けるクローン兵器である。
『マキナ』のアイと指揮官。滅亡へ進む世界で、二人の心が交差する――
文字数 16,464
最終更新日 2025.04.02
登録日 2025.04.02
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幼馴染の夏澄に秘かに恋する彩奈は、彼氏とうまくいかない夏澄の悩みを聞くたびに心が揺れる。友達として彼女を支えたい一方で、友達以上の想いが胸を締めつける彩奈。報われない恋に揺れる日々の中、彩奈はある決断を迫られていく──。
本作は他の小説投稿サイトにも掲載しています。
文字数 50,723
最終更新日 2025.03.29
登録日 2024.11.29
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ロマノフ朝ロシア帝国第七代皇帝・ピョートル三世。ドイツ北部からデンマーク南部に跨るシュレースヴィヒ=ホルシュタイン公国で生まれた彼は、母方の叔母である女帝エリザヴェータに引き取られ、後継者として育てられた。
しかし彼はロシアに馴染めず、プロイセンのフリードリヒ大王に強い憧れを抱いていた。
そんな彼に、妻であるエカチェリーナは苛立ちを募らせる――。
「カクヨム」、「小説家になろう」にも掲載しています。
文字数 3,494
最終更新日 2025.03.26
登録日 2025.03.26
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文字数 32,891
最終更新日 2025.03.18
登録日 2025.03.18
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苦いラブストーリー
前向きなストーリーに飽きた方におすすめ
初めての作品なので少々のミスがあるかもです
※闘病あり
文字数 688
最終更新日 2025.03.18
登録日 2025.03.18
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極悪人として捕らえられた17歳の少年シアンは、牢で処刑の日を待つばかりだった。
向かいの女牢に新しく入った、14歳の少女・ミーナと格子越しに話すうちに心交わすようになる。
この処刑場には「温情」という隠れたシステムがあるという。死ぬしかない罪人を何らかの方法で試し、まだ更生見込みがあると逃がしてくれると言うのだが……。
人体損壊のシーンがあるのでR15指定にしています。グロの回にはタイトルに明記します。
エロはありません。
文字数 18,597
最終更新日 2025.03.09
登録日 2025.02.28
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目覚めた瞬間、私は違和感を覚えた。 知らない天井、知らない部屋、知らない身体。 そして鏡にうつる自分の姿、それは確かに、それは自分の顔だった。 けれど、違う。
瞳は藍色に染まり、髪は元の黒から銀糸のような輝きを帯びている。 自分の顔のまま、異質な美しさを纏った別の誰かになっている。
「……ここ、どこ?」
けれど、自分がここにいることが「当然」であるかのような感覚。
『この世界は、あなたが創った小説の世界』
そう気づいたのは、部屋に残されていた一枚の手紙だった。 震える筆跡で綴られた言葉。 そして、最後に記された、私の「本名」。
この体の持ち主は、彼女の名前を知っていた。 まるで彼女がここに来ることを予期していたかのように。
けれど、彼女にはまったく心当たりがなかった。 彼女は物書きではあるが、こんな小説を書いた記憶はない。 なのに、どうして——?
やがてヒロインは、この世界の「痛み」に触れる。
愛されない者、報われない者、劣等感に苛まれる者…彼らの抱える「傷」はどこかでみたことあるものばかりだ。
——まるで、自分の人生のように。
____________________________________
物事を詳細に書きすぎてしまう癖があり、気をつけながら書くため、申し訳ないですが細切れな投稿になってしまうかもしれません。
文字数 10,475
最終更新日 2025.03.09
登録日 2025.03.07
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「貴女にはその姿がお似合いだわ。殿下の隣に相応しいのはこの私よ」
「ありがとうございます! ありがとうございます! 意地悪してくださって……っ!!」
王家主催の夜会が始まるや否や。僕がエスコートをしてきた相手にワインがかけられた。ワインをかけられた女はかけてきた女のドレスの裾に縋りつきながら感謝の言葉を口にする。
頭からワインを垂らしながら。自慢の可愛らしい顔をくしゃくしゃにして相手を見上げる笑顔は酷く醜い。僕は信じられない気持ちで縋りつかれている女性を見た。
どうして。せっかく解放されたのに、なんで今更……! ――――第一歌より。
因習に囚われ、国の発展と引き換えに死者との婚姻を繰り返してきたメーコン王国。肉体を持たぬ冥妃に代わって王家の血脈を繋いできたのは愛されない悪役令嬢たち。死者も参加すると言われている夏の夜会に吹く風が、歴史に埋もれた悲恋を次々と奏でていく――。
歪な発展を遂げる国、メーコンの長い歴史の中で、国を守るために命を散らしていった悪役令嬢と、非情な運命を背負った王子達の短編集。
※以前に書いた「悪役令嬢と冥婚の国」の世界観でのお話ですが、そちらを読まなくても楽しめます。本編では深く語られなかった王子や悪役令嬢達の悲劇をどうぞ。
文字数 32,544
最終更新日 2025.03.08
登録日 2022.02.10
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伸彦は、猟の帰りに罠にかかった白鳥を助けた。
その晩、一晩の宿を仮に女性が訪れる。
彼女は、田舎では見かけない“ギャル”の姿をしていて…。
文字数 13,249
最終更新日 2025.03.07
登録日 2025.03.07
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『独身男性に女をあてがえ』『もっと楽しい仕事をよこせ』そんな人類の欲望をすべて叶えた世界が、どうなるかという思考実験系ギャグファンタジー(冒頭のみ、やや暴力描写あり)。
主人公のセドナは「神々の世界」でeスポーツを行うプロゲーマー。
彼の住む『神々の世界』では「世界崩壊RTA」という、
「人類に対して様々な介入を行い、どれだけ早く滅亡させるか」
を競うゲームが流行していた。
だが、セドナは人類のことを愛していたこともあり、そんな神々の遊びを「悪趣味」と断じてプレイをしたがらなかった。
これに対して「本当はこのゲームに自信がないからでしょ?」と同じeスポーツプレイヤーから挑発を受けたセドナは、
「なら、逆に人類を『可能な限り永く繫栄させるプレイ』ならどうか」
という提案を受け、そのルールで『星への介入』を始めることとなる。
そしてセドナは、
「人類を永遠に発展させるためには、彼らの持つ苦しみをすべて取り去ってやればいい」
と考え、その星のインターネットの情報を参考にする。
そして、
・独身の男性には可愛い彼女を二人あてがう
・フリーターの女性には、楽しくてやりがいのある仕事をあてがう
・高齢者には、孫娘のような介護者をあてがう
・子育て中の母親には、飲めば生まれる子が「戦争なんて愚かなこと」をしなくなる『いい子の薬』を渡す
などの介入を行っていく。
だが、セドナのその「人類を永劫に反映させる」という目論見は、思わぬ方向に進んでいく。
小説家になろう、カクヨムでも掲載しております!
文字数 28,700
最終更新日 2025.03.07
登録日 2025.02.17
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傾国の悪女、リーゼロッテ・ダントは美しすぎた。
第一王子を魅了して、国の王位争いに混乱をもたらしてしまうほどに。
悪女として捕まったリーゼロッテだが、彼女は最後まで反省の一つもしなかった。
リーゼロッテが口にしたのは、ただの一言。「これが私の選択ですから」と、それだけだった。
彼女は美しすぎる顔で、最後まで満足げに笑っていた。
文字数 9,491
最終更新日 2025.02.19
登録日 2025.02.19
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魔王を討伐するまでは卒業しないと固い決意のもと旅を続ける勇者ツヴァル。
例え好きなタイプの女性に言い寄られてたとしても血涙を流して断り続けてきた。
やっとの思いで魔王を討伐し、いざ意気込み帰路に就こうとするが帰り道が消失していた。
聖剣の加護により死ぬこともできず帰ることもできなくなったツヴァルはひとまず魔王城に居座ることにした。
どれほどの月日が経過しても解決策を見出すことができないツヴァルはいつしか来世に期待するようになる。
それから毎日ツヴァルは死ぬための努力をはじめる。
そして気づけばあれから三百年が経過していた。
その頃になるとツヴァル自身もあやふやな状態になり、一日一死という訳の分からない日課に変化していた。
死にたい勇者と死なせない聖剣による終わりなき同居生活。
※一部鬱展開などがありますので、その点だけご留意いただけますと幸いです。
文字数 10,010
最終更新日 2025.02.14
登録日 2025.02.09
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──核が見る、不思議な人の夢──
核と呼ばれる木がある。
それは、瘴気を纏い魔物と呼ばれる、人ならざるモノを生みだす。
その、核が見る、人の夢。
それは、柔らかく、暗く、儚い、一人の少年の記憶。
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BLです。エロはありません。
バットエンド寄りのメリバ、人によってはがっつりバットエンド。
死ネタです、ご注意ください。
R15は保険
文字数 7,965
最終更新日 2025.02.13
登録日 2025.02.13
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文字数 6,751
最終更新日 2025.02.09
登録日 2025.02.08
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4人歌い手グループのリーダーであるショーマは他3人に比べ人気が無い。そんな中ショーマのファンらしき配信者の投稿が目に入り、喜びのままにDMを送ってしまう。そこから仲良くなっていき、とうとうオフで会うことになる。
本編・キャラ詳細+短いおまけ
【注意】
・バッドエンドです
・歌い手、Vライバー等の中の人に関する描写があります
・この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません
・受けが終始可哀想な目に合う上に救いがありません
・軽傷・受けに少しだけ傷がつく表現があります
・♡・濁点喘ぎ過多。喘ぎませんが攻めのセリフにも♡がついています
・展開が非常に早い上に現実的では無いため苦手な方は閲覧をおすすめできません
文字数 13,195
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.02.07
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時間法が制定され、過去への旅行が可能になった時代。
過去への干渉はご法度とされ、ただちに処刑される。
処刑を執行するのが、執行官。
三年前に起きた、自動車事故。
歩いていた女の子はかすり傷だった。
この事件をなかったことにしようと
最初に干渉したのは「タイムチェンジャー」という過去干渉を生業とする業者だった。
不思議なことに、この業者を処刑した執行官が今度は
自らタイムリープし、干渉をはじめたのだ。
事故がおこらないようにと立ち振る舞う。
この交通事故の六回目の過去干渉、
俺は執行官として派遣された。
皆が命をかけてまで
事故を阻止しようとし続けた理由がようやく
わかる。
※この作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
文字数 4,822
最終更新日 2025.02.01
登録日 2025.02.01
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1話~3話程度までの短いBL短編集をまとめています。セフレ関係、叶わぬ恋、兄弟同士の愛情、なんでもあり!
ほのぼのした日常の一ページや、あの時叶わなかった恋の続き、様々な物語を詰め合わせた短編集です。
ハピエン、バドエンどっちもあるのでご注意ください!
R-18ありの話は※マークつけてます。ハピエン、ほのぼのと分かるものは☆マークに入れてます!判断が分かれそうなもの、バッドエンドは★に入れてます!
文字数 16,391
最終更新日 2025.02.01
登録日 2025.01.17
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「僕」は屋上で、幽霊の「レイ子」さんを待つ。
レイ子さんと過ごした日々が楽しかったから、どんなに酷い目に遭おうと、待ち続けることができた。
(お題で書いた小説です。
【文章】
「たとえ一瞬の幻想に過ぎなかったとしても。」
【単語】
「夏」「雨天」「栞」
お題
#お題ガチャ https://odaibako.net/gacha/10432 )
文字数 1,499
最終更新日 2025.01.16
登録日 2025.01.16
153
競争社会の中で育った人の心が分からないヤンデレ男性と、いい性格をしているヒロインのSSです。
※暗く殺伐とした内容です。
※ヒロインが可哀想です。
文字数 3,119
最終更新日 2025.01.13
登録日 2025.01.13
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地獄誘致課に勤務する山形と晴元。休日出勤し、翌日の会議資料を作成していた。税収を増やすために、何をすればいいか議論するふたり。ヒントは先日行われた「地獄マラソン大会」。天国からの参加も受け付けるこの一大イベントで山形はあることを思いだした。血の池をぐるっと一周まわって気づいた、A3区画のこと。それは強姦魔たちが送られる区画だった。天国からの参加者たちの目的は?地獄への税収アップの方法は?日常を地獄という設定に切り替えて見える、人間の悪意のようなものを書きました。
※この作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
文字数 3,016
最終更新日 2025.01.06
登録日 2025.01.06
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手に蜘蛛の巣のタトゥーが入ったテロリストを追う、呪現言語師たちの戦い
立木陵介の妻、菜緒が失踪した。誘拐されているかもしれない。おそらく殺されている、菜緒を誘拐した方が。
菜緒は、日本国・諜報部・武威裁定Q課、通称ブサイクに所属する捜査員。あらゆる点において大きく権限委譲された組織であり、オカルト・サイコパス・テロあらゆる面倒な事案を解決することを目的としている。
銃の取り扱い、鍛え上げられた肉体、性別を超えた圧倒的な格闘術、犯罪者を察知する嗅覚、そして非情にして無情な残虐性。陵介の知らない菜緒が次々と明らかになっていく。
失踪したその日、神保町駅ビルでテロが発生。瓦礫の中に菜緒の左手が見つかる。その左手には、蜘蛛の巣のタトゥ―が。
菜緒とはいったい誰なのか?蜘蛛の巣のタトゥーが入った左手は?
文字数 49,668
最終更新日 2025.01.06
登録日 2024.11.05
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●注釈
※この作品は『夢現新星譚』の第一部【Ⅰ】夢と現の星間郵便の第69話で夢羽が話す、前日譚となります。
この作品から読み始めても楽しめますし、次に本編を読み始めても問題ありません。
●あらすじ
3つの世界を維持するために、今日もたくさんの食事をしている創造神のソラ。
そのソラの元に、血塗れの服を着た中年の男、クロードが来訪する。
「僕の名はクロード。盗賊団に襲われ……妻は今も……今も……」
ソラは世界には希望があると伝えるべく、夢の世界の街を案内するが、
「僕は……人の世を終わらせます。この腐敗した世界に、もはや救いなどありません」
と言い、クロードは街の方へと姿を消した。
神々の怠惰、人々の苦しみ、そして新たな脅威。
夢と現の星間郵便の前日譚のソラの物語。ここに開幕。
※この作品は旧作である『夢と現の星間郵便シリーズ』の設定を引き継いだフルリメイク作品です。
この小説は、カクヨムとアルファポリスとpixivにも掲載しています。
この小説は、実在するものを使っておりますが、全てフィクションです。
文字数 37,003
最終更新日 2024.12.29
登録日 2024.12.09
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気がつくと「私」は図書館の前に居た。それ以前の記憶はない。それなら図書館で調べてもらえば良い、と思った「私」は、調査相談窓口へと向かう。
文字数 5,444
最終更新日 2024.12.28
登録日 2024.12.28
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とある国にて魅了魔法が使える女がいた。
彼女はその魔法で王子や周囲の人々を虜にし、気に入らない人間を貶めてきた。
そしてある日、王子の婚約者を自殺へと追い込んだ彼女は、婚約者の決死の行動により、魅了魔法は解かれてしまう。
その瞬間、彼女の世界は大きく一変し…
文字数 3,272
最終更新日 2024.12.26
登録日 2024.12.26
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【敵討ち法】が施行された世界。被害者遺族は加害者に、合法的に敵討ちができるようになった。そんな世界で、一人の少年が殺害された。祖父の耕一郎は裁判ではなく、【敵討ち法】で復讐による裁きを選ぶ。【敵討ち法】で加害者を殺害しても罪には問われないが、地獄行きは確定する。
【敵討ち法】の主管部署は地獄局。地獄局より、耕一郎に送られた被害事件の全容。それは被害者であるはずの我が孫に関する、イジメの実態だった。イジメの加害者だった我が孫。
この事件を俯瞰で見るサクラ。サクラの登場から、この物語のテーマ「自分のなかにも、あらゆる悪意がいる」が見えてくる。そんなヒューマンドラマです。
二重箱形式の物語です。メタ化しています。
※この作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
文字数 6,310
最終更新日 2024.12.25
登録日 2024.12.25