すれ違い小説一覧
旧題:前世の記憶が蘇ったので第五王子殿下の追っかけを止めたら、「なんで俺に構ってくれないんですか!?」と詰め寄られたのですが……
【転生少女――王子様に捕まってしまいました!?】
大国メーレンベルフ王国では前世の記憶を持つ者は珍しくない。それこそ、五人に一人は持っているレベルで日常的なものだった。
これは、そんな王国で様々な人に捕まってしまう転生少女のお話――……。
☆★☆
メーレンベルフ王国の辺境伯爵家であるブラウンスマ家の長女エステラは、第五王子であるオルランド・メーレンベルフ殿下の追っかけである。
その美しい容姿に魅了され、常日頃からオルランドのことを見つめてきたエステラ。しかし、同じ追っかけの令嬢たちに押され、階段から転落する。そして、身体と頭を強く打ってしまった。
それから三日後。意識を取り戻したエステラには、前世の記憶が蘇っていた。その後、自らの行いを顧みた結果オルランドの迷惑になっていたことに気が付く。
それからは、観賞用として遠くから見つめていよう。そう思ったエステラだったが、何故かオルランド本人に追っかけを「やめたこと」を抗議された。さらには、「貴女には責任を取って婚約していただく」なんて笑顔で言われて……!
転生少女は外堀を埋められて溺愛されまくりらしいです……!
☆hotランキング 最高1位
☆総合ランキング 最高1位
第14回恋愛小説大賞にて奨励賞を受賞しました!
♢『転生少女は捕まりまして』シリーズ、略して『てんつか』の一作目です。
♢2021.08.03 第一部完結
♢2021.09.25 第二部連載開始
文字数 199,311
最終更新日 2022.09.30
登録日 2020.12.10
そこは神が数多く存在し、人々と交わって暮らしている地。
神々の加護があふれる広大な砂漠の国で、踊り子「アリス」は仲間とともに各地を旅していた。
ある日立ち寄った村でアリスは「尊き方」と呼ばれる不思議な男ルーと出会う。
はじめは好奇心でルーに近づいたアリスだったが、高貴な身分のはずなのに穏やかで世間知らずなルーに、いつしか別の感情を持つようになっていく。
しかし二人は立場が違いすぎた。アリスは手が届かない相手とルーを諦め、村を去り姿を消してしまう。
そんなアリスには大きな秘密があって────?
文字数 138,025
最終更新日 2022.09.30
登録日 2022.08.26
貧乏貴族の家に生まれたアリスは、結婚初夜、富豪の夫オスカーに告げられる。
「僕は、君のほかに愛する人がいるんだ。だから、君とは夫婦の契りを結ぶつもりはない」
しかしオスカーは、そっけない態度とは裏腹に、遠回しの思いやりを示してくる。
本当は優しい人なんだ──安心するアリスだったが、毎晩、アレンという少年が夢へ現れるように。アレンは言う。
「オスカーには、近づかない方がいいよ」
夫を信じなくては、と思いながらも、アレンの言葉も無視できない。
オスカーは、本当はどんな人間なのか。あらゆる情報を手がかりに、考えをめぐらせるアリスは、思いもよらない真実にたどり着く。
★シリアス:コミカル=7:3
★若干ですが、後半に火災や焼死の描写があります。(メインの登場人物は死にません)
文字数 109,562
最終更新日 2022.09.28
登録日 2022.09.08
中年(30)の男と女子大学生(22)がオンラインゲームでの出会いから始まる純愛?不純?のラブストーリー
主人公がある日ふと始めたゲームで1人の女性と出会い、お互い心惹かれ合うが上手く歯車が噛み合わない。そんな切なく甘酸っぱい恋模様と、ゲームを通じて出会った男女がリアルに繰り広げる日常の波乱を描いたお話
最後に2人は結ばれることは出来るのか?
後悔と葛藤、喜びと怒りに一喜一憂しながら
歩み寄ろうとする男女の物語である。
文字数 40,694
最終更新日 2022.09.28
登録日 2022.09.16
文字数 51,944
最終更新日 2022.09.26
登録日 2021.05.30
平凡な日々を送っていた鈴はある日突然、事件に巻き込まれて、命を落としてしまう。・・・・・・と思っていたら、目を覚ますとそこは見知らぬ景色と見知らぬ男だった。
ルナーという、全く知らない少女の体になっていた。そして、少女の面倒を見ているという目の前の男は、かつて神の王だったとても偉い神様!?
不本意ながら、異世界転生してしまった鈴。とても不器用ながらも、必死に面倒を見てくれる男に、次第と鈴の心は恋心に変わっていく───。
※誤字脱字はお許しください
文字数 129,013
最終更新日 2022.09.25
登録日 2022.08.21
将来結婚しよう、と約束したナスカ伯爵家の令嬢フローラとアストリウス公爵家の若き当主セオドア。
しかし、父である伯爵は後妻の娘であるマギーを公爵家に嫁がせたいあまり、フローラと入れ替えさせる。
フローラはマギーとなり、呪術師によって自分の本当の名を口にできなくなる。
マギーとなったフローラは使用人の姿で屋根裏部屋に閉じ込められ、フローラになったマギーは美しいドレス姿で公爵家に嫁ぐ。
フローラは胸中で必死に訴える。
「お願い、気づいて! 公爵さま、私が本物のフローラです!」
※設定ゆるゆるご都合主義
文字数 38,016
最終更新日 2022.09.22
登録日 2022.09.11
「お前は姉と比べて本当に愚図だね」
天才の姉と比べられて両親から冷遇を受けてきたシェラ。
戦争で故国を失った彼女は敵国の宮殿に売られ虐められていた。
「紅い髪が気持ち悪い」「可愛げがない」「愛想がない」
食事は一日に二回しかないし、腐ったパンと水ばかり。
上司は仕事しない、同僚はサボる、雑用で手のひらも痛い。
そんなある日、彼女はついに脱走を決意するが、あえなく失敗する。
脱走者として処刑されかけた時、『黄獣将軍』と呼ばれる公爵が助けてくれた。
「強気なところがいいな。紅い髪が綺麗だ」
「君ほど優しい女性は見たことがない」
大嫌いなのにぐいぐい溺愛してくる公爵の優しさにだんだんと惹かれていくシェラ。
同時に彼女は自身のある才能を開花させていく。
「君ほどの逸材、この国にはもったいないな」
だが、公爵は一年前、シェラの姉を殺した男だった。
「なんでお姉ちゃんを殺したの……?」
どうやら彼には秘密があるようで──
一方、シェラを虐げていた宮殿では破滅が近づいていた……。
文字数 77,816
最終更新日 2022.09.22
登録日 2022.08.27
結婚三十年になる夫婦の呟き。
妻視点と夫視点で書いています。
病気を表す言葉が出てきますので、苦手な方はご遠慮ください。
文字数 3,417
最終更新日 2022.09.16
登録日 2022.09.16
異世界から召喚された勇者が、魔王を倒し国に安寧をもたらしてから、かれこれ一年の月日が経とうとしていた。褒美として与えられた公爵位と第二王女であるミリアとの婚約。勇者と王女は仲睦まじく過ごしていたが、異世界からの迷い人アカリがやってきて…
使い分けていたアカウントをこちらに移行いたしました。
前アカウントで執筆していたものの加筆・修正版です。
文字数 77,107
最終更新日 2022.09.14
登録日 2022.08.30
伯爵令嬢マリアンヌには物心ついた時からずっと大好きな人がいる。
その名は、伯爵令息のロベルト・バミール。
学園卒業を控え、成績優秀で隣国への留学を許可されたマリアンヌは、その報告のために
ロベルトの元をこっそり訪れると・・・。
そこでは、同じく幼馴染で、親友のオリビアとベットで抱き合う二人がいた。
傷ついたマリアンヌは、何も告げぬまま隣国へ留学するがーーー。
2年後、ロベルトが突然隣国を訪れてきて??
1話完結です
【作者よりみなさまへ】
*誤字脱字多数あるかと思います。
*初心者につき表現稚拙ですので温かく見守ってくださいませ
*ゆるふわ設定です
文字数 5,361
最終更新日 2022.09.12
登録日 2022.09.12
病弱な義弟がいじめられている現場を目撃したフラヴィオは、カッとなって手を出していた。
謹慎することになったが、なぜかそれから調子が悪くなり、ベッドの住人に……。
五年ほどで体調が回復したものの、その間にとんでもない噂を流されていた。
剣の腕を磨いていた異母弟ミゲルが、学園の剣術大会で優勝。
加えて筋肉隆々のマッチョになっていたことにより、フラヴィオはさらに屈強な大男だと勘違いされていたのだ。
そしてフラヴィオが殴った相手は、ミゲルが一度も勝てたことのない相手。
次期騎士団長として注目を浴びているため、そんな強者を倒したフラヴィオは、手に負えない野蛮な男だと思われていた。
一方、偽りの噂を耳にした強面公爵の母親。
妻に強さを求める息子にぴったりの相手だと、後妻にならないかと持ちかけていた。
我が子に爵位を継いで欲しいフラヴィオの義母は快諾し、冷遇確定の地へと前妻の子を送り出す。
こうして青春を謳歌することもできず、引きこもりになっていたフラヴィオは、国民から恐れられている戦場の鬼神の後妻として嫁ぐことになるのだが――。
同性婚が当たり前の世界。
女性も登場しますが、恋愛には発展しません。
文字数 224,989
最終更新日 2022.09.12
登録日 2022.06.25
今日は待ちに待った婚約発表の日。
アベリア王国の公爵令嬢─ルルは、心を躍らせ王城のパーティーへと向かった。
けれど、パーティーで見たのは想い人である第二王子─ユシスと、その横に立つ妖艶で美人な隣国の王女。
王女がユシスにべったりとして離れないその様子を見て、ルルは切ない想いに胸を焦がして──。
文字数 7,822
最終更新日 2022.09.11
登録日 2022.09.09
悪役令嬢アビゲール・ビリーは婚約者の王子を一目見て、恋に落ちた。しかしその瞬間、彼女は前世を思い出してしまう。それはかつて帝国を築き上げ、周辺国を支配し、残虐の限りを尽くした皇帝の記憶だった。
「悪帝であった私が、恋に破れるとでも?」
悪役令嬢は王子にシナリオ通りの恋をした。ただし筋書きと違ったのは、彼女が前世を思い出してしまったこと、そしてそれが悪党のものであったこと。
これは前世を思い出してしまった悪役令嬢が皇帝であった頃の知恵を悪用し、ただひたすら一目惚れした王子を愛でるだけの一人勝ち物語。
文字数 28,845
最終更新日 2022.09.10
登録日 2022.02.22
エブリスタ新星ファンタジーコンテストで佳作をいただいた作品を、講評を参考に全体的に手直ししました。
春を告げるラクサの花が咲いたら、この契約結婚は終わり。
夫は他の女性を追いかけて家に帰らない。私はそれに傷つきながらも、夫の弱みにつけ込んで結婚した罪悪感から、なかば諦めていた。体を弱らせながらも、寄り添ってくれる老医師に夫への想いを語り聞かせて、前を向こうとしていたのに。繰り返す女の悪夢に少しずつ壊れた私は、ついにある時、ラクサの花を咲かせてしまう――。
真実とは。老医師の決断とは。
愛する人に別れを告げられることを恐れる妻と、妻を愛していたのに契約結婚を申し出てしまった夫。悪しき魔女に掻き回された夫婦が絆を見つめ直すお話。
全十二話。完結しています。
文字数 40,805
最終更新日 2022.09.08
登録日 2022.08.29
「あなたが尻軽だとは知らなかったな」
「あ、そう。誰を信じるかは自由よ。じゃあ、終わりって事でいいのね」
「は……終わりだなんて、」
「こんな所にいらしたのね!お二人とも……皆探していましたよ……
"今日の主役が二人も抜けては"」
婚約パーティーの夜だった。
愛おしい恋人に「尻軽」だと身に覚えのない事で罵られたのは。
長年の恋人の言葉よりもあざとい秘書官の言葉を信頼する近頃の彼にどれほど傷ついただろう。
「はー、もういいわ」
皇帝という立場の恋人は、仕事仲間である優秀な秘書官を信頼していた。
彼女の言葉を信じて私に婚約パーティーの日に「尻軽」だと言った彼。
「公女様は、退屈な方ですね」そういって耳元で嘲笑った秘書官。
だから私は悪女になった。
「しつこいわね、見て分かんないの?貴方とは終わったの」
洗練された公女の所作に、恵まれた女性の魅力に、高貴な家門の名に、男女問わず皆が魅了される。
「貴女は、俺の婚約者だろう!」
「これを見ても?貴方の言ったとおり"尻軽"に振る舞ったのだけど、思いの他皆にモテているの。感謝するわ」
「ダリア!いい加減に……」
嫉妬に燃える皇帝はダリアの新しい恋を次々と邪魔して……?
文字数 52,624
最終更新日 2022.09.07
登録日 2022.08.09
昼休みの廊下で、アリシアはずっとずっと大好きだったマークから、いきなり頬を引っ叩かれた。
その瞬間、アリシアの恋は終わりを迎えた。
そこから長年の虚しい片想いに別れを告げ、新しい道へと歩き出すアリシア。
反対に、後になってアリシアの想いに触れ、遅すぎる行動に出るマーク。
案外吹っ切れて楽しく過ごす女子と、どうしようもなく後悔する残念な男子のお話です。
ーーーーー
12話で完結します。
よろしくお願いします(´∀`)
文字数 57,634
最終更新日 2022.09.07
登録日 2022.08.05
【様々なパロディ要素を含みます。実際の団体様とは何の関係もございません】
【前作と雰囲気がらりと変わります。お気を付け下さい】
【全編完結しました。閲覧頂きありがとうございます!】
やあやあ、皆のもの、この話は俺こと、隣国の王太子が主人公だ。
側近はアイザックと言えば分かるかな。
分からないなら俺の事は「オウタイーシ・リンゴーク」とでも呼んでくれ。
俺には幼い頃からの婚約者がいた。名はヴァレリア。
だが幼稚な俺はとある出来事から婚約解消されてしまったんだ。
自業自得なんだがな。
その後必死に頼み込んで再び婚約してもらったんだが……。
立ちはだかる強敵(当者比)を目の前にして何だか空回りしていて……
好きなのは俺だけか?
俺は婚約者からの愛を勝ち取れるのか!?
「まぁ、頑張って下さい殿下」
側近にさえ鼻で笑われた。いつか仕返ししてやる。絶対にだ!!
そんな俺を応援してくれたら嬉しいぞ。
※「大好きな貴方、婚約を解消しましょう」の主に【side 隣国の公爵】に出てきた王太子が主人公です。
※楽しい話を読みたくて書きました。皆さまも楽しんで頂けたら嬉しいです。
※設定はゆるめです。
文字数 64,708
最終更新日 2022.09.05
登録日 2022.08.20
コンフォール伯爵家の三男シエラはある日、口にした「薬」によって前世である日本人としての記憶を思い出す。
「これ、チョコじゃん!!」
甘いチョコレートが無い今世を憂いたシエラは、人々に広めようとショコラトリーをオープン。
「ショコラ伯爵」の通り名で知られるようになるが、ショコラを口にするのは貴族ばかり。
どうにか庶民にも広めたい!
それにはインパクトあるプロモーションを考えないと…。
え、BL営業⁉︎……それだ!!
女子に大人気のイケメン騎士の協力を得るも、相手役はまさかのシエラ自身。
お互いの利害が一致したニセモノの「恋人」だったけど…あれ?何だろうこの気持ち。
え、ちょっと待って!距離近くない⁉︎
溺愛系イケメン騎士(21)×チョコマニアの無自覚美人(19)
たまに魔法の描写がありますが、恋愛には関係ありません。
☆23話「碧」あたりから少しずつ恋愛要素が入ってきます。
初投稿です!お楽しみいただけますように(^^)
文字数 99,887
最終更新日 2022.09.05
登録日 2022.02.14
外の世界へ出ることを夢見ながらも、夢はしょせん夢だと諦めていた17歳の村娘ローゼ。
彼女の生活は、ある日王都の大神殿から来た使者に
「神により聖剣の主として選ばれました」
と告げられた時から一変した。
「聖剣の主……? あたしが……?」
人の敵である魔物を倒すため、神から与えられている聖剣は世に10振。
ただし聖剣を持つ血筋はやはり神によって決められており、辺境に住む村娘には関係のない話だ。
戸惑うローゼに使者は重ねて言う。
「あなたに与えられるのは、400年もの間誰も手にしていない『11振目の聖剣』です」と。
記録がほとんど無く、謎ばかりが多い、11振目の聖剣。
なぜそんな聖剣が再び世に出て、更にはローゼが持つことになったのか。
その理由は分からない、と使者は言う。
単なる村娘でしかない自分が聖剣を手にして良いのかどうか。
悩むローゼだったが、最終的に聖剣の主となることを決め、夢見ていた村の外へと出る。
そこで待っていたのは聖剣の主としての役目と、村にいては知り得なかったこと。
生涯の友との出会い。
交錯する人々の思惑。
無自覚なまま恋をしていた相手との、突然の別れ。
――様々な事に遭遇するたびローゼは少しずつ成長し、そして世界は彼女に影響されて少しずつ変化する。
!閲覧の際はご注意ください !
-----タイトルに▲が付く話には性的なことを連想させる言葉が出てきます。-----
-----タイトルに★が付く話には性的な描写があります。-----
(読まなくても物語の展開に影響はありません)。
◆展開は遅め。話はシリアス寄り。恋愛は主に中盤~後半。
◆毎週『土曜』に更新。
◆小説家になろう様 ノベルアッププラス様 カクヨム様(3章で終了)でも公開中です。
◆表紙:銀タ篇(ぎんたぺん)様(@RB02x4Bda6FoFqc)
◆ロゴ:草食動物 様(@sousyoku_animal)
文字数 1,072,524
最終更新日 2022.09.03
登録日 2020.05.02
侯爵令嬢マリアは、熾烈な王妃争いを勝ち抜き、大好きな王太子、ヒューゴと結婚したものの、結婚後6年間、一度も会いに来てはくれなかった。孤独に胸が張り裂けそうになるマリア。
“もしもう一度人生をやり直すことが出来たら、今度は私だけを愛してくれる人と結ばれたい…”
そう願いながら眠りについたのだった。
翌日、目が覚めると懐かしい侯爵家の自分の部屋が目に飛び込んできた。どうやら14歳のデビュータントの日に戻った様だ。
もう二度とあんな孤独で寂しい思いをしない様に、絶対にヒューゴ様には近づかない。そして、素敵な殿方を見つけて、今度こそ幸せになる!
そう決意したマリアだったが、なぜかヒューゴに気に入られてしまい…
恋愛に不器用な男女のすれ違い?ラブストーリーです。
文字数 133,732
最終更新日 2022.08.31
登録日 2022.07.07
傷心の放浪からひと月ぶりに屋敷へ帰ってきたウィンドハースト伯爵ゴードンは一通の手紙を受け取る。
「君は思う存分、奥方を傷つけただろう。これがわたしの叶わぬ愛への復讐だったとも知らずに──」
不貞の疑いをかけ残酷に傷つけ抱きつぶした妻・オフェーリアは無実だった。しかし、心身ともに深く傷を負ったオフェーリアはすでにゴードンの元を去り、行方をくらましていた。
ゴードンは再び彼女を見つけ、愛を取り戻すことができるのか。
文字数 199,237
最終更新日 2022.08.30
登録日 2021.04.22
侯爵家の嫡男、レオン・アルファストと伯爵家のミュラー・ハドソンは建国から続く由緒ある家柄である。
7歳年上のレオンが大好きで、ミュラーは幼い頃から彼にべったり。ことある事に大好き!と伝え、少女へと成長してからも顔を合わせる度に結婚して!ともはや挨拶のように熱烈に求婚していた。
だけど、いつもいつもレオンはありがとう、と言うだけで承諾も拒絶もしない。
成人を控えたある日、ミュラーはこれを最後の告白にしよう、と決心しいつものようにはぐらかされたら大人しく彼を諦めよう、と決めていた。
そして、彼を諦め真剣に結婚相手を探そうと夜会に行った事をレオンに知られたミュラーは初めて彼の重いほどの愛情を知る
【お互い、モブとの絡み発生します、苦手な方はご遠慮下さい】
文字数 103,490
最終更新日 2022.08.30
登録日 2022.07.30
天涯孤独を生きてきた笹川 康介の人生の中で、きらきらと輝きを放ち続ける存在、神田 未来。高校時代に、先輩後輩の関係にあった康介は、ある日未来に向けて告白したけれど。康介は未来に対して一方的かつ意味深な台詞を残したまま、その場から立ち去っていた。
しかし、市立図書館で二人は再び再会を遂げる。
『好きです、でも、俺に振り向かないで下さいってさ。何それ』
不本意だ。あなたが、俺に振り向く未来なんて。
不条理だ。あなたが、俺の物になる現実なんて。
『遅いよ、ばか。好きだよ、ずっと』
❇︎R-15表現有り。すれ違いラブストーリー。短編。
文字数 7,958
最終更新日 2022.08.28
登録日 2022.08.27
公爵家に仕える若き執事レイモンドは、公爵令嬢セリーヌにいつも振り回されている。ある日レイモンドは、セリーヌにとんでもないお願いをされる。なんとセリーヌは、悪い男に弄ばれてみたいのだという。
密かに想いを寄せるセリーヌの発言に頭を痛めるレイモンド。実は彼はセリーヌを幸せにするために既に何度もやり直しの人生を送っていたのだ。
悪役令嬢として処刑、追放される未来を回避するため天然に育てたが、どうしてこうなった。思い余ったレイモンドは彼女を押し倒すが……。
意外としたたかなヒロインと、愛するひとのためなら何だってするイケメン執事の恋物語。ハッピーエンドです。
この作品は他サイトにも投稿しております。
扉絵は写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID3266787)をお借りしております。
文字数 7,953
最終更新日 2022.08.28
登録日 2022.08.28
王都では令嬢誘拐事件がおきていた。
他人に寄生して自分が甘い汁を啜るのは良いが、他人に寄生されて甘い汁を啜られるのは嫌という、強欲公爵令嬢レティシアは、最後の恋を忘れるために、地位と権力とお金があり姑がいない幼馴染の王太子に求婚する日々。
そんなレティシアが誘拐されてしまい、決してその顔を見てはいけないと言われていた、黒幕と思われる人物の顔を見てしまう。
その相手はレティシアの忘れたい恋の相手だった。
※アルファさんでは、『一年後に死亡予定の嫌われ婚約者〜』と同じ世界の物語です。ただこちらはラブコメで、嫌われ婚約者は切ない系のシリアスなお話です。
文字数 38,352
最終更新日 2022.08.26
登録日 2022.08.20
「私の事は死んだものと思ってくれ」
結婚式が約一ヵ月後に迫った、ある日の事。
そう書き置きを残して、幼い頃からの婚約者は私の前から姿を消した。
彼の弟の婚約者を連れて・・・・・・。
これは、身勝手な駆け落ちに振り回されて婚姻を結ばざるを得なかった男女が、すれ違いながらも心を繋いでいく物語。
※感想欄はネタバレ有り/無しの振り分けをしていません。本編より先に読む場合はご注意下さい。
文字数 36,392
最終更新日 2022.08.26
登録日 2022.08.13
彼が負傷した隊員を庇って敵から剣で斬られそうになった時、自然と体が動いた。
「ジル!!!」
俺の体から血飛沫が出るのと、隊長が俺の名前を叫んだのは同時だった。
隊長はすぐさま敵をなぎ倒して、俺の体を抱き寄せてくれた。
「ジル!」
「……隊長……お怪我は……?」
「……ない。ジルが庇ってくれたからな」
隊長は俺の傷の具合でもう助からないのだと、悟ってしまったようだ。
目を細めて俺を見て、涙を耐えるように不器用に笑った。
ーーーー
『愛してる、ジル』
前の世界の隊長の声を思い出す。
この世界の貴方は俺にそんなことを言わない。
だけど俺は、前の世界にいた時の貴方の優しさが忘れられない。
俺のことを憎んで、俺に冷たく当たっても俺は貴方を信じたい。
文字数 55,830
最終更新日 2022.08.23
登録日 2022.07.21
タイトル通りのお話です。元気なヒロイン・変わったヒーロー・ヒロインが好きな人におすすめの作品です。
※書籍化を希望しています。書籍化をご検討いただける方はぜひご連絡下さい。
【あらすじ】
バレーノ王国初の女騎士であり、日常的に男装をして過ごしているカメリアは見知らぬ部屋で目を覚まし、部屋にいた者と応戦するが、その相手は強引に婚約者にさせられた騎士のセロイスだった。
セロイスから「好きな人がいる」と聞いたカメリアは婚約を白紙にするために、セロイスと好きな人との仲を取り持つ約束をするが、セロイスの好きな人はカメリアの兄・ルベール。
秘密を知ってしまったカメリアは1週間、セロイスと婚約者のふりをすることになるが……。
婚約解消のために恋愛成就や王子捕獲に奔走するヒロインのファンタジーラブコメ、ここに開幕!
※この作品はエブリスタ・小説家になろう・カクヨムにも掲載しています。
※『第10回ネット小説大賞』一次選考通過作
文字数 100,178
最終更新日 2022.08.22
登録日 2022.07.26
ディスコミュニケーションが生み出す悲劇に閉じ込められた、あわれな三つの魂の物語。
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わたくしはお飾りの妻、名ばかりの侯爵夫人でした。
思いもかけない求婚のお申し出に、あの女嫌いの「氷の貴公子」エルネスト・タシトゥルヌ様のお心を射止めたのだと有頂天になったのはつかの間。旦那様には他に愛する方がいらっしゃったのでございます。
それでもわたくしどもは表向き理想の夫婦として社交界に君臨しておりました。旦那様にとって唯一無二のあのお方が、わたくしを庇って生命を落とされた、あの日までは。
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ビッチ×クズ×ヤンデレ製造機
それぞれに弱くて脆い心、ドロドロした醜い欲をかかえたままの三人が懸命に生きながらすれ違い、運命に流される様をご照覧あれ。
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四宮迅さん(https://twitter.com/4nomiyajin)に表紙イラストを描いていただきました。
実物はA4サイズの大作で、透明感のある絶妙な色遣いといい繊細なタッチといい、見れば見るほどうっとりしてしまうほど美麗ですがサイズの制約があるのでこちらが限界です( ノД`)
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読んでくださってありがとうございます<(_ _)>
別作品のネタを考えていて唐突に思い付きました。わりとありがちな何番煎じかのテンプレです。児童に対する性虐待や性暴力の表現が一部にあります。露骨な性表現はありませんが、苦手な方はご自衛ください<(_ _)>
以前アルファポリスに掲載していた別名の作品を構成を見直し、大幅に改稿したらほとんど別作品になりました。微妙にBL要素があります。
文字数 176,933
最終更新日 2022.08.22
登録日 2022.01.31
※露骨な性表現がありますので苦手な方はお控えください※
素直になれないクール女子な主人公と、素直に愛情表現するワンコ系男子の幼馴染が結婚するまでの物語です。
舞台は魔法が存在する魔法国パレシア。
主人公のメイリス・クロウ(25歳)と、彼女と同郷で幼馴染のゲイル・ラーバント(25歳)は性別を超えた親友だった。
冷静沈着で大人しいメイリスと、社交的で楽しいことが好きなゲイル。
正反対の性格なのに気が合って、二人は幼い頃からいつも一緒だった。
メイリスは国立研究機関に、ゲイルは国家防衛機関にそれぞれ就職してからも、その心地よい関係は変わらなかった。
しかしある日、ゲイルが酒に酔ってメイリスを押し倒したことで関係が一変する。
長く続けてきた友達関係を壊したくない二人はそれぞれ最善の方法で修復しようとするのだが、性格の違いが邪魔をしてすれ違う。
第一章は友達〜恋人になるまでとその後のらぶ甘な二人。
第二章では出生の秘密が明らかになり、ライバルからの妨害もあって切ない展開に。
第三章はすれ違っていた二人がそれぞれの試練を乗り越えてお互いの大切さを再確認します。
最後にはハッピーエンドです。
*2022/8/21、完結しました。
旧タイトル:ファンタジーの世界で男友達だった幼馴染に溺愛されるお話
※小説家になろう様でも掲載しています
文字数 167,008
最終更新日 2022.08.21
登録日 2022.07.15
イケメンスパダリスーパーエリートで大人オブ大人な紳士横峯律と、超売れっ子小説家で本人曰くちょっとだらしないだけの秋川透が織りなす、付き合って8年目に起きた大雨の日の事件。
「やっぱりこのままじゃだめだと思うんだ」
「私たちの関係を一度、整理した方がいいと思う」
勘違いとすれ違いによる大幅な認識のズレをそのままにどこまでも突っ走るヒロインと、その勢いに呑まれてずるずるに落ち込むヒーローの物語。
覚悟を決めた奴こそが一番強い!
❀R18を含む話にはサブタイトルに「※」をつけます
❀初投稿です、お手柔らかに
❀本編完結済
❀番外編(一話完結)を随時更新中
❀他サイトでも掲載中
✾HOTランキング22位でした。読んでいただきありがとうございます。
文字数 108,634
最終更新日 2022.08.21
登録日 2022.04.24