すれ違い小説一覧
「危険です! 突然現れたそんな女など処刑して下さい!」
ある日突然、そんな怒号が飛び交う異世界に迷い込んでしまった橘莉子(たちばなりこ)。
竜王が統べるその世界では「迷い人」という、国に恩恵を与える異世界人がいたというが、莉子には全くそんな能力はなく平凡そのもの。
そのうえ莉子が現れたのは、竜王が初めて開いた「婚約者候補」を集めた夜会。しかも口に怪我をした治療として竜王にキスをされてしまい、一気に莉子は竜人女性の目の敵にされてしまう。
それでもひっそりと真面目に生きていこうと気を取り直すが、今度は竜王の子供を産む「運命の花嫁」に選ばれていた。
その「運命の花嫁」とはお腹に「竜王の子供の魂が宿る」というもので、なんと朝起きたらお腹から勝手に子供が話しかけてきた!
『ママ! 早く僕を産んでよ!』
「私に竜王様のお妃様は無理だよ!」
お腹に入ってしまった子供の魂は私をせっつくけど、「運命の花嫁」だとバレないように必死に隠さなきゃ命がない!
それでも少しずつ「お腹にいる未来の息子」にほだされ、竜王とも心を通わせていくのだが、次々と嫌がらせや命の危険が襲ってきて――!
これはちょっと不遇な育ちの平凡ヒロインが、知らなかった能力を開花させ竜王様に溺愛されるお話。
設定はゆるゆるです。他サイトでも重複投稿しています。
文字数 151,188
最終更新日 2023.02.09
登録日 2022.12.30
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
童話『ラプンツェル』を題材にしております。
宗教色が少し強いかも知れません。
文体も固めです。
【あらすじ】
ある日、ジャック・グロウ──酷い人間嫌いの独身男──が、かつて恋をした女性、ジェシカの女児──不貞で授かった──を育てる事になった。
ラプンツェルと名付けたその娘に、愛情の全てを注いでいたが、妊娠が発覚。その相手はジェシカの夫、ジョンだった……
しかもラプンツェルを──ジョンを利用して──そそのかしたのが、ジェシカだと分かったグロウは、怒りのあまり彼女を殺害してしまう。
悲恋で、結末が嫌な感じです。
文字数 9,505
最終更新日 2023.02.08
登録日 2023.02.08
メティシアは婚約者ーー第二王子・ユリウスの女たらし振りに頭を悩ませていた。舞踏会では自分を差し置いて他の令嬢とばかり踊っているし、彼の隣に女性がいなかったことがない。メティシアが話し掛けようとしたって、ユリウスは平等にとメティシアを後回しにするのである。メティシアは暫くの間、耐えていた。例え、他の男と関わるなと理不尽な言い付けをされたとしても我慢をしていた。けれど、ユリウスが楽しそうに踊り狂う中飛ばしてきたウインクにより、メティシアの堪忍袋の緒が切れた。もう無理!そうだ、婚約破棄しよう!とはいえ相手は王族だ。そう簡単には婚約破棄できまい。ならばーー貞操を捨ててやろう!そんなわけで、メティシアはユリウスとの婚約破棄目当てに仮面舞踏会へ、行きずりの相手と一晩を共にするのであった。けど、あれ?なんで貴方が隣にいるの⁉︎
文字数 23,538
最終更新日 2023.02.08
登録日 2023.02.05
マリーは婚約者に断罪されたわけではなかったが、とある聖女に憧れて、伯爵令嬢を辞めてから『修道女』として質素かつ地味、真面目だけを取り柄に平和に暮らしていた。
美しさはさておき、修道女らしく無欲に、清く正しく『色恋沙汰とは無縁』な穏やかな人生を歩んでいた。
ところが、そんな平和に暮らすマリーはついに修道院の昇進試験を受けることになった。
それは初の潜入捜査で、任務の一環として王都での社交界デビューが条件だった。
そして何かの手違いで、巷で噂の墓荒らしが趣味だというサイコな王子(顔は好みのドストライク、身体も声も最高)を怒らせないように彼の『恋人ごっこ』に付き合う羽目になった。
よって、修道女マリーの『時に甘い、時に悲しい』忍耐の日々が始まった。
※ 少々変態じみた登場人物が多い為、苦手な方はご遠慮ください。
※ヒーローは「王都と気まぐれな鳳蝶」から登場。前置きが長いです。マリーが依頼を受けるにあたっての内容で、詳しく知りたいと思ってくれる方はぜひ。
なろうで連載中です。
文字数 525,749
最終更新日 2023.02.06
登録日 2021.05.19
元侯爵令嬢のティアナは、幼馴染のジェフリーの元へ嫁ぎ、穏やかな日々を過ごしていた。
激しい恋愛関係の末に結婚したというわけではなかったが、それでもお互いに思いやりを持っていた。
貴族にありがちで平凡な、だけど幸せな生活。
しかし、その幸せは約1年で終わりを告げることとなる。
ティアナとジェフリーがパーティに参加したある日のこと。
ジェフリーとはぐれてしまったティアナは、彼を探しに中庭へと向かう。
――そこで見たものは。
ジェフリーと自分の親友が、暗闇の中で抱き合っていた姿だった。
「……もう、この気持ちを抑えきれないわ」
「ティアナに悪いから」
「だけど、あなただってそうでしょう? 私、ずっと忘れられなかった」
そんな会話を聞いてしまったティアナは、頭が真っ白になった。
ショックだった。
ずっと信じてきた夫と親友の不貞。
しかし怒りより先に湧いてきたのは、彼らに幸せになってほしいという気持ち。
私さえいなければ。
私さえ身を引けば、私の大好きな2人はきっと幸せになれるはず。
ティアナは2人のため、黙って実家に帰ることにしたのだ。
だがお腹の中には既に、小さな命がいて――。
文字数 4,086
最終更新日 2023.02.06
登録日 2022.06.22
侯爵令嬢のアデリナは、ある日偶然父と義兄の会話を聞いてしまい、自分は政略結婚の駒として、侯爵家の窮地を救うんだと人知れず意気込んでいた。
「どんな縁談でも、侯爵家の為に受け入れよう」と、そう心に決めていたのだ。
しかし、最愛の義兄アレクシスから出た言葉は、政略結婚の詳細ではなく、アデリナの思ってもみない言葉で……
文字数 8,270
最終更新日 2023.02.06
登録日 2023.02.06
顔が変化する魔女、レイラ・ルイス。
その秘密が婚約者にバレてしまい、ピンチに陥る。しかし、婚約者の態度は意外にもーー
文字数 4,680
最終更新日 2023.02.05
登録日 2023.02.04
十歳の時に『着飾っても不細工は不細工なんだよ。こんなものつけるな』と暴言を吐かれ、髪飾りを壊された主人公。しかし、主人公はトラウマになるのでなく、それをきっかけにドMに覚醒していた…!だけど周りには勘違いされていてーーー?頭のゆるいアホなお話です。
(外部でも投稿しております。何でも許せる方のみどうぞ)
文字数 4,784
最終更新日 2023.02.05
登録日 2023.02.05
大好きで、やっと手に入れたと思っていた彼から振られてしまう女と
大好きで、やっとそばにいられると思ったら、彼女が離れていってしまった男の話。
(他の男と関係するのが苦手な方は読まない方がいいです。昔に書いたものの手直しです。)
文字数 19,616
最終更新日 2023.02.05
登録日 2023.01.26
★中編で短めになります。でも恋愛大賞出した(尻尾)恋愛大賞出してるの!(腹見せ)
誰にでも優しくて王立学院でモテモテのエイベル君。
彼女になりたい女の子を捌くため、一か月ごとに交代で付き合うことにしたらしい。
もしその一か月で契約更新したくなるほど好きになれたら、それは真実の愛なんだって。
なによ、そんなのただのヤリチンじゃない! そう思っていたのに、私もその契約を受けたいの。
だって「氷の鉄仮面」と呼ばれる非モテの私だって、エイベル君のことが好きだから。
※夏企画失敗品。アイスやらスイカやら企画ワードが出てきます(寒)
※『王太子に捨てられたヒロインのその後』の幼児がヒーローですが、完全に単体物なので本編は読まなくて大丈夫だお!
文字数 35,978
最終更新日 2023.02.04
登録日 2023.01.31
王家の瞳と呼ばれる色を持たずに生まれて来た王女アンジェリーナは、一部の貴族から『お荷物王女』と蔑まれる存在だった。
それがエスカレートするのを危惧した国王は、アンジェリーナの後ろ楯を強くする為、彼女の従兄弟でもある筆頭公爵家次男との婚約を整える。
アンジェリーナは八歳年上の優しい婚約者が大好きだった。
今は妹扱いでも、自分が大人になれば年の差も気にならなくなり、少しづつ愛情が育つ事もあるだろうと思っていた。
だが、彼女はある日聞いてしまう。
「お役御免になる迄は、しっかりアンジーを守る」と言う彼の宣言を。
───そうか、彼は私を守る為に、一時的に婚約者になってくれただけなのね。
それなら出来るだけ早く、彼を解放してあげなくちゃ・・・・・・。
そして二人は盛大にすれ違って行くのだった。
※設定ユルユルですが、笑って許してくださると嬉しいです。
※感想欄、ネタバレ配慮しておりません。ご了承ください。
文字数 37,338
最終更新日 2023.02.03
登録日 2023.01.21
「離縁致しましょう」
私の幸せな世界は、妻の言い放ったたった一言で、凍りついたのを感じた──。
最愛の妻から離縁を突きつけられ、最終的に無事に回避することが出来た、英雄の独白。
全6話、完結済。
リクエストにお応えした作品です。
単体でも読めると思いますが、
①【私の愛しい娘が、自分は悪役令嬢だと言っております。私の呪詛を恋敵に使って断罪されるらしいのですが、同じ失敗を犯すつもりはございませんよ?】
母主人公
※ノベルアンソロジー掲載の為、アルファポリス様からは引き下げております。
②【私は、お母様の能力を使って人の恋路を邪魔する悪役令嬢のようです。けれども断罪回避を目指すので、ヒーローに近付くつもりは微塵もございませんよ?】
娘主人公
を先にお読み頂くと世界観に理解が深まるかと思います。
文字数 7,798
最終更新日 2023.02.03
登録日 2023.02.03
幼いころに買われてきた使用人、珠(たま)。
ずっと独身を貫いてきた主人、伊周(これちか)に呼び出され告げられる。
「結婚が決まった。――服を脱いでそこへ座れ」
恋心を隠したまま肌に触れられ、日ごと大きくなる想いと官能に震える。
身分の違いが、性の練習台としての立場が珠に重くのしかかる。
ーーー
明治・身分差・R18
文字数 6,720
最終更新日 2023.02.03
登録日 2023.01.31
イケメン常務×平凡リーマン
《あらすじ》
恋人の日夏と福岡で仲睦まじく過ごしていた空木。日夏が東京本社に戻ることになり「一緒に東京で暮らそう」という誘いを望んでいたのに、日夏から「お前とはもう会わない。俺には東京に妻子がいる」とまさかの言葉。自分の存在が恋人ではなくただの期間限定の不倫相手だったとわかり、空木は激怒する——。
秋元秀一郎(30)商社常務。
空木(26)看護師
日夏(30)商社係長。
文字数 18,251
最終更新日 2023.02.02
登録日 2023.01.27
敗戦し、敵国の王へ娘を差し出すことになったプラシィオ国の王は髪色だけが同じの侍女、エルシリアを王女の身代わりとして隣国に差し出した。
彼女は国民の命を賭けた犯罪の片棒を担がされ、味方もいない城に送りだされた。
少しずつ隣国で受け入れられるエルシリアは、やがて隣国ではなくてはならない存在となる。
そんなエルシリアにプラシィオ国の王が再び近づいてくると、プラシィオ国に有意な協定を結ぼうとエルシリアを利用しようとする。
そんな王に対してエルシリアは隣国の王女として対応する事に。
やがてプラシィオ国の王族はエルシリアの選択によって滅ぼされることになった。
家族思いの侍女が身分差も飛び越えて隣国の王女として幸せになるお話
文字数 16,028
最終更新日 2023.02.02
登録日 2022.12.30
■ストーリー■
フェリシア・アルシェは伯爵令嬢であり、現在貴族学園に通う18歳。
ロジェという幼馴染であり大好きな婚約者がいる。
幼い頃からいつも一緒にいて、学内では有名な仲良しカップルだった。
そんなある日、悲劇は訪れる。
傲慢で我儘な王女ミレーユがロジェを気に入ってしまったからだ。
ミレーユは権力を使い、強引にロジェを手に入れようとする。
しかし、ミレーユの双子の弟であるエルネストは、姉の日頃からの目に余る行動にうんざりしていた。
そこでフェリシアに協力してくれることになって……。
**補足説明**
R18作品ですのでご注意ください。
前戯~本番に※を付けています(キスや軽いスキンシップには入れていません)
気分転換に書き始めた短編になります。
他の作品の合間に書いて行こうと思っています。
2022.09.14
新しいプロットが取り合えず完成したので、引き続き更新していこうと思います。
基本的な設定はそのままに、結末とそれに向けての道筋を変えました。
タグも一部変更しました。
多少は楽しめる要素が入っていればいいのですが(汗)
ざまあも少しだけ入る予定です。
文字数 136,889
最終更新日 2023.02.01
登録日 2022.09.11
シャノンは若干25歳でありながら、プレスコット伯爵家の女当主。男勝りな彼女は、由緒ある伯爵家の当主として男性と互角に渡り合っていた。しかし、そんな彼女には結婚という大きな悩みが。伯爵家の血筋を残すためにも結婚しなくてはと思うが、全く相手が見つからない。途方に暮れていたその時……「義姉さん、それ僕でいいんじゃない?」昔拾ってあげた血の繋がりのない美しく成長した義弟からまさかの提案……!?
恋に臆病な姉と、一途に義姉を想い続けてきた義弟の大人の恋物語。
※他サイトにも掲載しています。
文字数 76,367
最終更新日 2023.01.30
登録日 2023.01.18
占術に支配された国で、ローザが恋する相手であり幼馴染でもあるガーネットは、学生ながら凄腕の占術師として名を馳せている。あるとき、占術の結果によって、ローザは優秀なガーネットの子供を産むのに最適の女性とされる。幼馴染ゆえに、ガーネットの初恋の相手までもを知っているローザは、彼の心は自分にはないと思い込む。一方ガーネットは、ローザとの幸せな未来のために馬車馬のごとく働くが、その多忙ぶりがまたふたりをすれ違わせて――。
※やや後ろ向き主人公。
※18歳未満の登場人物の性交渉をにおわせる表現があります。
文字数 19,118
最終更新日 2023.01.30
登録日 2023.01.14
『長い間眠り続けていた姫君の美しい瞳が再び見開かれた時、私はこの恋が終わったことを悟った。』
ひょんなことから、眠り姫病になった王女を助けるため研究を続ける公爵令息のルバートの側で助手を務めることになったアメリア。
美味しい珈琲が繋ぐ、控え目で聡明な平民の助手と公爵令息のすれ違い両片思い。
※ヒロイン、ヒーロー両方の目線で展開します。
※小説家になろうのサイトでも公開しています。
文字数 120,132
最終更新日 2023.01.29
登録日 2023.01.29
没落の一途をたどるアップルヤード伯爵家の娘メリナは、とある理由から美しい侯爵令息のザイール・コネリーに“お飾りの妻になって欲しい”と持ちかけられる。期間限定のその白い結婚は互いの都合のための秘密の契約結婚だったが、メリナは過去に優しくしてくれたことのあるザイールに、ひそかにずっと想いを寄せていて─────
文字数 15,389
最終更新日 2023.01.28
登録日 2023.01.28
本編完結済み、現在番外編更新中です。
家庭環境の都合で根暗のコミュ障に育ちましたし私に悪役令嬢は無理無理の無理です勘弁してください婚約破棄ならご自由にどうぞ私ちゃんと手に職あるんで大丈夫ですから……!
ふとした瞬間に前世を思い出し、己が悪役令嬢に転生していることに気が付いたクレアだったが、時すでに遅し。
己の性格上悪役令嬢のような立ち回りは不可能なので、悪足掻きはせず捨てられる未来を受け入れることにした。
なぜなら今度こそ好きなことをして穏やかに生きていきたいから。
三度の飯より薔薇の品種改良が大好きな令嬢は、無事穏便な婚約破棄が出来るのか――?
文字数 140,429
最終更新日 2023.01.28
登録日 2019.12.21
侯爵令嬢であるシャーロットには、双子の姉がいた。
慎ましやかなシャーロットとは違い、姉のアンジェリカは気に入ったモノは手に入れないと気が済まない強欲な性格の持ち主。気に入った男は家に囲い込み、毎日のように遊び呆けていた。
「王子と婚約したし、飼っていた男たちはもう要らないわ。だからシャーロットに譲ってあげる」
ある日シャーロットは、姉が屋敷で囲っていた四人の男たちを預かることになってしまう。
幼い頃から姉のお下がりをばかり受け取っていたシャーロットも、今回ばかりは怒りをあらわにする。
「お姉様、これはあんまりです!」
「これからわたくしは殿下の妻になるのよ? お古相手に構ってなんかいられないわよ」
ただでさえ今の侯爵家は経営難で家計は火の車。当主である父は姉を溺愛していて話を聞かず、シャーロットの味方になってくれる人間はいない。
しかも譲られた男たちの中にはシャーロットが一目惚れした人物もいて……。
「お前には従うが、心まで許すつもりはない」
しかしその人物であるリオンは家族を人質に取られ、侯爵家の一員であるシャーロットに激しい嫌悪感を示す。
だが姉とは正反対に真面目な彼女の生き方を見て、リオンの態度は次第に軟化していき……?
表紙:ノーコピーライトガール様より
文字数 15,987
最終更新日 2023.01.27
登録日 2023.01.27
サラリーマン×サラリーマン
《あらすじ》
恋人になってもうすぐ三年。でも二人の関係は既に破綻している。最近は喧嘩ばかりで恋人らしいこともしていない。お互いのためにもこの関係を終わらせなければならないと陸斗は大河に別れを告げる——。
如月大河(26)営業部。陸斗の恋人。
小林陸斗(26)総務部。大河の恋人。
春希(26)大河の大学友人。
新井(27)大河と陸斗の同僚。イケメン。
文字数 34,607
最終更新日 2023.01.26
登録日 2023.01.12
ミルルの夫ハルジオ(通称ハルさん)は魔法省職員時代の元先輩だ。
とある魔法事件を追っている時にハルジオの判断ミスでミルルは一生消えない傷を負ってしまった。
その責任を取る形で、ハルジオはミルルを妻に迎えたのだ。
可哀想なハルさん、無理やり責任を取らされ、わたしなんかを押し付けられて。
可哀想なハルさん、ホントは心から愛している人がいたのに。
でもハルさんは本当に優しい人で、夫としての務めを懸命に果たしてくれている。
嫌な顔ひとつせずに、いつも楽しそうに笑顔で。
ハルさんは本当にいい人だ。
だからわたしは考えた。ちゃんと責任を取ったハルさんを自由にしてあげようと。
本当に好きな人と人生をやり直せるように………
慢性誤字脱字病患者が執筆しているお話です。
従って誤字脱字が多く見られ、ご自身で脳内変換して頂く必要がございます。予めご了承下さいませ。
作中に傷跡や怪我による後遺症について触れる場面があります。地雷の方はご自衛のほどよろしくお願い申し上げます。
完全ご都合主義。ノーリアリティ、ノークオリティなお話となります。
菩薩の如く広いお心でお読みくださいませ。
小説家になろうさんにも投稿します。
文字数 59,952
最終更新日 2023.01.26
登録日 2023.01.13
僕、『レオナ・ミカエリス』は断罪された。人には言えないことも沢山やった。暗殺を命令したこともある。だから僕が断罪される事は当たり前のことである。僕は貴族の剥奪され平民になった。
平民になって早一週間、気づいた事がある…それは誰一人として僕のことを知らないのである!以前関わっていた人に会っても、僕のことを初めて会った人のように接してくる。それは僕にとって好都合である。
よしっ!僕の事を誰も覚えてないから新たな人生エンジョイするぞ!! と思っていたのに…
唯一、僕のことを覚えている奴が目の前に現れる。それは僕のことを嫌い憎んでいる騎士団長様である。
これは二人が誤解を解きながら思いを寄せ合う物語である。
イケメン騎士団長様×不憫元悪役令息。主人公は最初攻めに嫌われていますが、後に溺愛する予定です。BLを書くのは初めてなので知識不足が出る可能性がありますので、ご了承ください。
文字数 3,099
最終更新日 2023.01.25
登録日 2022.12.28
桐原冴子(28)は商社の庶務課の事務員。行きつけのダイニングバーのマスター、亮にほのかな恋心を抱いていた。ある満月の夜に、亮から好意を示され一夜をともにする。しかし、数日後、店はなくなり、亮とも連絡が取れなくなってしまう。
それから数ヶ月後、庶務課から総務課へ移動となり、新しく就任した社長秘書に抜擢される。失恋の痛手を負ったが、キャリアアップしたと喜ぶ冴子。しかし、その新任社長は色々と問題ありで……
表紙絵はくずり(@kuzuriok)先生から頂いたファンアートです🙏🏻✨
タイトルロゴはテキイチ(@text_text_text)先生
文字数 32,540
最終更新日 2023.01.24
登録日 2023.01.13
エリーフェ→エリーファ・アーカンス公爵令嬢は、王国の第一王子であるナーゼル・フォルヴァインに妻として迎え入れられた。
しかし、結婚してからというもの彼女は王城の一室に軟禁されていた。
夫であるナーゼル殿下は、私のことを愛していない。
危険な存在である竜を宿した私のことを彼は軟禁しており、会いに来ることもなかった。
「……いつも会いに来られなくてすまないな」
そのためそんな彼が初めて部屋を訪ねてきた時の発言に耳を疑うことになった。
彼はまるで私に会いに来るつもりがあったようなことを言ってきたからだ。
「いいえ、殿下が私を愛していないことは知っていますから」
そんなナーゼル様に対して私は思わず嫌味のような言葉を返してしまった。
すると彼は、何故か悲しそうな表情をしてくる。
その反応によって、私は益々訳がわからなくなっていた。彼は確かに私を軟禁して会いに来なかった。それなのにどうしてそんな反応をするのだろうか。
文字数 30,940
最終更新日 2023.01.23
登録日 2023.01.13
コンビニの前に男が落ちていた。
だから拾って帰った。ただの気まぐれだった───。
ボロアパートの二階に住む青年・敬太は夕食を買いに来たコンビニで、項垂れ憔悴した様子の男・マツリと出会う。
気まぐれで男を連れ帰ったが、無口で反応の薄い彼に干渉する気はさらさらなかった。
男の存在が少しずつ日常へと溶け込んでいくうち、二人の関係にも変化が起こり始める。
文字数 44,857
最終更新日 2023.01.22
登録日 2023.01.16
「私に恋を教えてくれませんか?」
学園内で堅物と呼ばれている優等生のルルーシアが、遊び人の侯爵令息ローレンスにそんな提案をしたのは、絶望的な未来に対するささやかな反抗だった。
提示された魅力的な対価に惹かれた彼はその契約を了承し、半年の期間限定の恋人ごっこが始まる。
共に過ごす内にいつの間にか近付いた互いの想いも、それぞれが抱えていた事情も知らぬまま、契約期間の終了よりも少し早く、突然訪れた別れに二人は───。
恋を知る事になったのは、どっち?
※両者の想いや事情を描く為に、視点の切り替えが多めです。
文字数 52,075
最終更新日 2023.01.20
登録日 2022.12.28
伯爵令嬢であるリリーは『ある事』がキッカケで王太子殿下のエドワードと婚約が結ばれた。しかしその直後、彼が愛しているのはリリーの妹であったことを偶然知ってしまい、以来彼女は自分の想いをひた隠しにして生きてきた。
本音で話すことのないリリーにエドワードの態度は次第に冷たいものとなるが、自分の気持ちを打ち明けて拒絶される恐ろしさがリリーを頑なにさせていた。そんなある日、夜会の場で妹のミアがあろうことかエドワードにナイフを振りかざす。『役に立つ為に』咄嗟に庇った筈のリリーはタイムリープを繰り返すこととなる。そしてタイムリープをするごとに何故かエドワードの執着は深まるが、リリーの望みは人並みの幸せ。だから今回こそは彼との婚約破棄を希望したのだけれど……
※ムーンライトノベル日間連載3位。
文字数 38,623
最終更新日 2023.01.19
登録日 2022.08.29
「私と結婚してほしい」リュディガーらしい真っ直ぐな飾り気のない求婚に、訳ありのキルシェは胸が締め付けられるほど苦しさを覚えた。
「貴方は、父の恐ろしさを知らないのよ……」
令嬢キルシェは利発さが災いし、父に疎まれ虐げられてきた半生だった。そんな彼女が厳しい父に反対されることもなく希望であった帝都の大学に在籍することができたのは、父にとって体の良い追放処置にもなったから。
そんなある日、暇をもらい学を修めている龍騎士リュディガーの指南役になり、ふたりはゆっくりと心を通わせ合っていく。自分の人生には無縁と思われていた恋や愛__遂には想い合う人から求婚までされたものの、彼の前から多くを語らないままキルシェは消えた。
彼女は、不慮の事故で命を落としてしまったのだ。
しかし、ふたりの物語はそこで終わりにはならなかった__。
相思相愛からの失意。からの__制約が多く全てを明かせない訳ありの追放令嬢と、志を抱いた愚直な騎士が紡ぐ恋物語。
※本編は完結となりますが、端折った話は数話の短いお話として公開していきます。
※他サイト様にも連載中
※「【完結】わするるもの 〜龍の騎士団と片翼族と神子令嬢〜」と同じ世界観で、より前の時代の話ですが、こちらだけでもお楽しみいただける構成になっています。
文字数 742,493
最終更新日 2023.01.16
登録日 2021.01.16
穏やかな先輩×シスコン後輩
重度のシスコンである創は妹の想い人を知ってしまった。おまけに相手は部活の先輩。二人を引き離そうとしたが、何故か自分が先輩と付き合うことに?
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主人公ちょいヤバです。妹の事しか頭に無いですが、先輩も創の事しか頭に無いです。
文字数 25,725
最終更新日 2023.01.16
登録日 2022.12.20
フローランズ王国は人間の外敵である魔素と、その魔素から派生する魔物の侵入を拒む『天蓋』に覆われた国。
その『天蓋』を支える存在──神に選ばれし巫女、『柱神』であったリステラは10年の時を経てその役目を終えた。
役目を終えた彼女に国王は長年国を支えてくれた功績を讃え、リステラと王太子の婚約を発表する。
それは、リステラを愛している王太子自身の望みでもあった。
しかし、リステラはこの婚約を破棄する。
彼女は知っていたのだ。
王太子が本当に自分を愛しているわけではないと。
※そこまで長引かせないつもりの息抜きの短編です。
小説家になろう様にも投稿しています。
文字数 31,638
最終更新日 2023.01.15
登録日 2020.05.19
文字数 23,396
最終更新日 2023.01.14
登録日 2023.01.14
「アルヴィナ、君との婚約は解消するよ。君の妹と結婚する」
両親から冷遇され、多すぎる仕事・睡眠不足・いわれのない悪評etc.に悩まされていた王女アルヴィナは、さらに婚約破棄まで受けてしまう。
そんな心身ともボロボロの彼女が出会ったのは、和平交渉のため訪れていた10歳上の敵国将軍・イーリアス。
一見冷徹な強面に見えたイーリアスだったが、彼女の置かれている境遇が酷すぎると強く憤る。
そして彼が、アルヴィナにした提案は────
「恐れながら王女殿下。私と結婚しませんか?」
勢いで始まった結婚生活は、ゆっくり確実にアルヴィナの心と身体を癒していく。
●『王子、婚約破棄したのは~』と同じシリーズ第4弾。『小説家になろう』で先行して掲載。
文字数 230,909
最終更新日 2023.01.14
登録日 2022.08.06
言葉が足りなかったせいでセフレみたいになってしまう、無自覚両片思い幼馴染。
何も言わずに突然引っ越した幼馴染が帰ってきた。始めは拒絶する主人公だが、徐々に打ち解けて昔のような関係に戻っていく。それだけで十分幸せだったのに、突然の愛の告白が二人の関係を拗らせる。衝動に突き動かされ、それが恋かどうかも分からないまま、初めての快感に溺れていく。
文字数 76,182
最終更新日 2023.01.12
登録日 2022.11.28