龍騎士小説一覧
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普通に過ごせば交わることのなかった、身分差のふたり。すれ違いながらもおよそ3年後し。晴れて婚約関係となったキルシェとリュディガー。
キルシェは復帰した大学で卒業間近となり、身の振り方を最終決定するその日が近づきつつあった。
そんな折、「考え直すか?」__と、リュディガーから思いもよらぬ言葉を告げられた。
上流階級のキルシェと無位だったリュディガーの、三度目の求婚までに起きた物語。
※「訳あり追放令嬢と暇騎士の不本意な結婚」(https://www.alphapolis.co.jp/novel/1922428/19443443)の端折った話__番外編。
※こちらだけでもお楽しみいただける構成ですが、本編のネタバレが含まれます。
※他サイト様にも掲載
文字数 181,022
最終更新日 2024.02.12
登録日 2023.01.20
往古__天綱の下に均衡を保つ時代
神の祝福と呪いとを受け
千代に八千代に栄える
エーデルドラクセニア帝国
と呼ばれる国があった。
必ず双子で生まれてくる種族・ケルビム族。寿命は長くても50年。片割れだけなら25年__短命ゆえ<忘却>こそ罪とする彼ら。その族長が<禍事の神子>の神殿へ侵入し、龍騎士と相打ちになる事件が起こる。
帝国が世界に誇る、龍を駆る少数精鋭部隊・<龍帝従騎士団>に所属する龍騎士ロンフォール。
ある日気がつくと、彼は広い草原に独り放り出されていた。自身が置かれている状況を把握する間もなく、突然の殺気とともに現れる魔物。
窮地に陥った時、現れたのは一匹の白い大きな犬と、その犬に導かれて現れたケルビム族の一味だった。
そこで自分が記憶喪失している事実に気づく__。
どうして彼は草原に放り出されていたのか。
謀略に嵌っているのか、それともただ出奔しただけなのか。
出奔したのならば何故なのか。
これは黄昏の時代、宿命と天綱に足掻くものどもの物語。
※区切りがよいので、これでひとまず完結といたします。同じ世界観を使った物語(異世界恋愛)で公開しております。→「訳あり追放令嬢と暇騎士の夢の緒の」
※他サイト様にも連載
※「Pixiv」様では本作の裏舞台、表舞台とも言えない物語を漫画で不定期更新。
https://www.pixiv.net/artworks/85324687
文字数 184,851
最終更新日 2021.01.24
登録日 2020.12.22
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