ライト文芸 日常小説一覧
県外の大学に通いながらバンド活動をしている
金髪の新1年生、中村鴻一は
ある日キャンパスのすぐ隣にある看護学校に通う有香、
そして美波と知り合う。
この二人と出会ったことにより鴻一は舞と"出会って"しまう。
そして互いに魅かれ合う想いにすら気づかぬまま
ただ悪戯に同じ時を過ごしていた。
いつしか二人はお互いの気持ちに
寄り添うことが出来るのだろうか?
運命は時として残酷な筋書きを用意して
二人を試そうとする…
自身の過去を気にするあまり
彼女との関係にストイックさを求める反面
"断れない"優柔不断さを持ち合わせる、そんな男子と
想いの深さゆえ誰も責められず自分を追い込む女子
そんな二人は「ハッピーエンド」と言うゴールに
辿り着くことが出来るのでしょうか?
そして紆余曲折を経た二人が最終的に導きだした答えとは?
文字数 126,747
最終更新日 2024.06.07
登録日 2023.04.29
文字数 2,153
最終更新日 2024.06.07
登録日 2024.06.01
ある日の真夜中過ぎ。
フリーターの青年・三枝悠馬は、どこからともなく聞こえてくる猫の鳴き声によって眠りを妨げられる。
声が聞こえてくるのは、自室の二軒隣の202号室の中からだった。
てっきり、その部屋に住む独居老人・初鹿野伝蔵が飼っている猫の声だと思い、ドアをノックして老人を呼び出そうとする悠馬だったが、中から老人の返事は帰ってこなかった。
その代わり、ますます強まる猫の声に業を煮やした悠馬は、思わず声を荒げかけるが、老人の苗字を読み間違ってしまう。
……と、
次の瞬間、ドアの向こうから怒声が上がった。
「たわけ! ハジカニョ……ハジカニ……あ~、あ~、……ハジ、カ、ノじゃ! 馬鹿もニョ!」
――それが、タダの平凡な青年だった三枝悠馬が巻き込まれる事になる、奇妙な経験の始まりだった……!
何の取り柄もない青年と、突然死した老人の魂が宿ったノラ猫のコンビが織りなす少し不思議なコメディです。
どうぞご一読下さい!
文字数 189,619
最終更新日 2024.06.06
登録日 2023.04.22
「1000文字固定」で書いた作品を公開しています。
ジャンルは特に定めていません。
実験作品みたいな側面もありますので、多少内容に不自然感があるかもしれません。
それにつきましてはご容赦のほど…
あと、感想などいただけると、嬉しくて励みになります。
原則「毎週火曜日21:00」に更新します。
文字数 13,000
最終更新日 2024.06.04
登録日 2024.03.12
猫に優しい街で暮らす私・及川瑠璃子は、銭湯で猫を洗うというバイトをしている。
ある日、お客さんのゴンゾウさん(メス猫)が買い物に出かけた私の前に急に飛び出してきて――
文字数 10,050
最終更新日 2024.06.03
登録日 2024.06.03
文字数 84,853
最終更新日 2024.06.01
登録日 2024.04.30
ライト文芸大賞エントリー
弱小で何の実績も残していない綾西中学空手部は、ある部員の退部により、来年での廃部を言い渡されてしまう。
練習をサボりまくっていた部員たちは、廃部してもいいとたかをくくっていたのだが、次第に部活動での楽しさに気づいていく。サボり部員たちは、サボり部員ならではの狡猾な手口で部活存続をつかみとることが出きるのか!
文字数 37,816
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.04.30
渋谷で出逢ったのは、妖怪なのか、神様なのか、よく分からない存在。でも私はソレにどうしようもなく惹かれ、そそられる。
だから、最悪ただの人間かもしれないソレを自分の寝床へと連れ帰り、「蛇兄さん」と呼ぶことにした。
蛇兄さんが夜ごとに語るオハナシは、不思議と真実味のある御伽噺。
空気を孕んだ低い声が紡ぐその世界は、確実に存在しているようにも感じるのだった…
これは、マジョリティーの中の迷える一粒が、蛇兄さんと出逢い、夜ごとに「オハナシ」してもらうお話。
シュルレアリスムだとか、大人のための寓話とか、そんな感じのもの。
文字数 32,255
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.04.29
今は昔。
長く続いた雨、それがもたらした大洪水。
たび重なる災いに、人々はどうすることもできなくなり、神に捧げればは、災いがなくなるのではと、誰かが言い始めた。
そして選ばれたのは、一番弱い者。
神の御本まで行き、祈りを捧げる。
引き替えに。
そうすれば、村が助かるからと。選ばれた者は、神が住むと言われる場所まで行き、祈り続けた。
幾日が過ぎ、やっと天候だけが落ちついた。
本当に、祈りが届いたのかは、
わからないまま。
やりたい事があった。自分のできる事すべてで、できると思っていた。
そんな事はなかった。何かが切れたように、思いはしぼんでゆき、夢を諦めた。
なんとなく生活している日々。
夢をみた。
文字数 23,234
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.04.30
相馬若菜(そうまわかな)は、毎年誕生日前夜に原因不明の熱を出し、誕生日の朝『別の世界』で目を覚ます。『別の世界』というのは異世界みたいなそれではない。家や学校の場所、建物は全く同じだというのに、家族や友達……そこに居る“登場人物”が全く違う世界。しかも若菜にしてみれば『全く違う世界』の様に感じるそこには元々「別の若菜」が存在している。だから若菜は周囲の人達の記憶の中の「別の若菜」として、一年間を過ごさなければならないのだった。
しかし、四年に一度「うるう年」の誕生日からの一年間、若菜は『全く同じ設定の世界』で目を覚ます。そこでは若菜の母だけでなく、同級生も皆、何もかも同じだった。
どう頑張っても抗えないこの状況をどうにか受け入れ、それならば「せめて明るい自分でいよう」と、そんな風に必死で振る舞うようになっていた若菜にとって「同じ世界」で過ごせるということは、最高に居心地が良いものだった。
そして今年はうるう年。若菜は高校1年生の一年間を、四年に一度だけの「同じ世界」で過ごすことができる。
文字数 7,843
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.04.29
文字数 15,328
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.03.01
ダンス&ボーカルグループ『ahorn(アーホルン)』の五人+マネージャーの賀成は、デビュー直前の祈願で訪れた寂れた神社でそこに祀られている「神様」と出会い、プロデュースしてもらうことに……!?
文字数 12,906
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.04.29
ゲームに対してコンプレックスを持つ大学二年生の本千葉京は、ひょんな事から同じ学年でゲーム好きの蘇我瑞葉と関わるようになり、ゲームと、そして実の姉に対するコンプレックスをひとつひとつ解きほぐしていく――……。
大学生。春。ゲーム生活、はじめました!
文字数 50,898
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.04.21
出逢ったのは、紫陽花色の雨が降る午後──。
そのひとは、私の心に いつまでも消えない色を残した………。
文字数 24,508
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.03.27
────────
その空模様は、知られていて知られていない。誰も知らないかつての木とは違っていて、そうである。
その切り取った短い出来事には、伝えきれないモノ。拾いきれないのにも関わらず、一時(ひととき)のモノになるそれは、空のように変化するのだろう。
────────
こちらは、言わば別作の《想いの樹木(Leaf Memories 〜想いの樹木〜)》の原材のようなものです。
別のアプリで、台本として活躍している物語をここでも輝かせたいという、自分の子供のような存在の作品達を投稿するものです。
何故、この短い台本達を〖空〗と名付けたかというのは、この短い物語たちはすぐに変わってしまう空のように、「一時の物」という読み手の中ではその物語はすぐに消えてしまう様な存在です。
ですが、空というものは忘れられる存在なのにも関わらず、忘れられない存在にもなり得ます。
また、写真のようにその空を切り取るということも出来ます。
難しく書きましたが、簡単に言うと《同じ空はこれからも無い。人の気持ちや想いのように、出来事が生まれて消えて忘れてしまう。
そんな出来事をカメラのように切り取ったモノがこの台本。》
全然難しいままですみません!
でも、私の作る台本は「忘れられる」「忘れられない」「日常的にそこにある」そんな作品です。
誰かの心に生きる。写真のように切り取られたそんな物語を作っていければと、思っています。
注意事項
台本なので、どこかで借りて発信したいという時は、コメントで教えてください。
台本は、男女兼用ですので一人称や二人称、語尾、多少のアレンジや言い換え等々…変更可能なので、自分が言いやすいように感じたままで演じてもらえればと思います!
演じていただく事について、《蛇足》と《作者の独り言》と最初の「─」の間にある言葉は読まないでくださいね
「─」の間のは見出しのような、タイトルのようなものなので、気にしないでください
1番禁じているのは、自分が作ったのだと偽る事です。
皆さんがそんな事をしないと私は信じておりますが、こういったものは言っておかないと、注意喚起や何か起こった時、そして皆さんを守る事も考えて言っております。
更新日は、1ヶ月の中で第一・第三・第五の水曜日と金曜日に投稿いたします。
時間は17時に投稿いたしますので、よろしくお願いいたします。
文字数 6,435
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.03.01
取り得もなく、スキルもない情報省のヒラ職員から中小企業の小企業、しかもブラック感漂うシステム会社に転職? 不安しかない鳴海月はこの4月から(仕方なく)コンクリートジャングル東京で新入社員(中途)デビューする。ひとくせふたくせある上司や先輩との日々が始まるが……
文字数 111,824
最終更新日 2024.05.31
登録日 2021.04.06
文字数 34,950
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.04.06
私、千早(ちはや)と滝川(たきがわ)さんは、ネットを通じて知り合った親友。
毎晩、通話して、ノンアルコール飲料で飲み会をする、アラサー女子だ。
ある日、私は書店でタロットカードを買う。
それから、他人の守護獣が見えるようになったり、タロットカードを介して守護獣と話ができるようになったりしてしまう。
「スピリチュアルなんて信じてないのに!」
そう言いつつも、私と滝川さんのちょっと不思議な日々が始まる。
参考文献:『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』著者:LUA(日本文芸社)
タロットカードを介して守護獣と会話する、ちょっと不思議なアラサー女子物語。
文字数 110,299
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.04.30
文字数 59,424
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.04.30
俺は一条理普通のオタク高校生だ。俺はいたってモブだが、俺の幼馴染みは違う。いわゆる主人公だ。あいつはイケメンでもなく普通の顔なのにやたらと美少女にモテる。それにトラブルに巻き込まれやすい。それを俺は一緒になって解決してるのに、あいつばっかしモテるのだ。
なぜだ!俺だってあいつとそんなに変わらないだろ。神様は不条理だ。なんであいつばっかしモテテ俺がモテないんだ。まぁいいやつではあるんだけど。
「ごめんなさい私近江くんが好きなの。もしかしたら勘違いさせちゃったかもしれないけどそいうことだからこれからは勘違いしない方がいいよ」
そう言って桃井先輩は体育館裏を去っていった。なんであいつばかり好かれるんだ。俺が好きになる相手は皆義孝が好きなのだ。ちなみに俺が振られのは10回連続だ。そして彼女はできたことはない。つまり振られたことしかないってことだ。そして大体が義孝の好感度を上げるためについでに俺にも話しかけてる感じだ。そのたんびに勘違いして振られている。
オタクだったら、美少女に優しくされたら好かれてるかもしれないと願望を抱くものだろ?
そうやって振られてきたから、これからと振られるんだろうな。
これ差俺が振られ続けて、事件などを主人公である義孝と解決していって、ある女子に好かれて彼女が出きるまでのラブコメである
文字数 55,405
最終更新日 2024.05.30
登録日 2024.04.26
八樺礼音は、とある大学の近くにある喫茶店で働いている。父の友人が始めた店であり、基本的には接客と会計を担当していた。
礼音はいわゆるクォーターで、日本語しか話せないのだが、金髪碧眼といういかにも英語やら何やらが話せそうな容姿をしている。高校まではそのことで随分からかわれたり勘違いされたりしたのだが、今や昔の話だ。
これはそんな礼音が喫茶店にて出会った人間たちとの話である。
文字数 36,886
最終更新日 2024.05.30
登録日 2024.04.21
「……なんでこうなった??」
チェスがしたかっただけなのに、いつの間にか反社会勢力のボスに祀りあげられ、暴力団やテロ組織と対決することになる男子高校生の話。
戦犯は上手く動かない表情筋と口である。
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2023/07/17本編完結しました。
ちまちま番外編あげる予定です。
【注意】勘違いの関係で視点がよく変わります。
見直していますが誤字脱字やりがちです。
ライト文芸大賞にて最高順位が32位でした。投票して下さった読者の皆様本当にありがとうございます!(2023/06/01)
文字数 264,788
最終更新日 2024.05.30
登録日 2020.01.02
文字数 26,594
最終更新日 2024.05.30
登録日 2024.03.31
世間一般的に、ブラック企業と呼ばれる会社で、1ヶ月以上も休み無く働かされていた鈴夏静華《りんかしずか》は、パソコンに届いた一通のメールにより、田舎にある実家へと戻る。
そこには、三歳の日向翔《ひなたかける》と、幼なじみである詩想奏多《しそうかなた》がおり、静華は二人によりお散歩へと繰り出される。
その先で出会ったのは、翔くらいの身長である銀髪の少年、弥狐《やこ》。
昔、人間では無いモノ──あやかしを見る方法の一つとして"狐の窓"という噂があった。
静華はその話を思い出し、異様な空気を纏っている弥狐を狐の窓から覗き見ると、そこにはただの少年ではなく、狐のあやかしが映り込む──……
心疲れた人に送る、ほのぼのだけどちょっと不思議な物語。
文字数 103,722
最終更新日 2024.05.30
登録日 2024.04.30