キャラ文芸小説一覧
長年付き合っていた彼氏に振られて人生どん底の華蓮。土砂降りの中、びしょ濡れの華蓮に傘を差し出してくれたのは犬神の春雷だった。
あやかしの中でも嫌われ者として爪弾きにされている犬神。その中でも春雷はとある罪を犯したことで、他の犬神たちからも恐れられていた。
華蓮を屋敷に連れ帰った春雷は、風邪を引かないように暖を取らせるが、その時に身体が交じり合ったことで、華蓮は身籠もってしまう。
犬神の春雷を恐れ、早く子供を産んで元の世界に帰りたいと願う華蓮だったが、春雷の不器用な優しさに触れたことで、次第に惹かれるようになる。
しかし犬神と結ばれた人間は「犬神憑き」となり、不幸せになると言われているため、子供が産まれた後、春雷は華蓮の記憶を消して、元の世界に帰そうとする。
華蓮と春雷、それぞれが選んだ結末とはーー。
人生どん底な人間×訳あって周囲と距離を置く犬神
身ごもりから始まる和風恋愛ファンタジー。
※ノベマにも投稿しています。こちらは加筆修正版になります。
文字数 51,476
最終更新日 2023.01.23
登録日 2022.12.29
開進大学の生物学の教授をしている双葉恭介には、2年間の記憶が抜け落ちていた。
32歳の若さで異例の大抜擢で教授になれたのも、日本の絶滅した筈の在来植物の発見と、繁殖に成功したからだった。
しかし、彼はその在来植物を発見する前の2年間の記憶が無い。
行方不明になっていた自分が、何処で何をしていたのか?
そんなある日、在来植物を発見した山で恭介が植物を探していると、恭介を慕う学生の柳 美咲が恭介を追いかけて現れた。
そんな美咲を慕う片桐修治も現れると、神無月で伊勢神宮へ向かう為に開かれた龍神が住む世界に迷い込んでしまう。
3人の運命は?無事に元の世界へと帰れるのか?
文字数 39,554
最終更新日 2023.01.22
登録日 2022.11.20
それは、持て余すほどに甘く、切ない恩返し——。
憑依体質に侵されている齢十七の岬は、たった一つの居場所であった母を失い、あの世へ逝くことを望んでいた。
「(私はもう……生きる理由なんてないんだよ)」
「阿呆、勝手に逝くな」
しかし、突如現れた怪しげな男はそれを許さない。見目麗しいその男は、母と育てていた鈴蘭の化身・厘。“妖花“ という名のあやかしだった。
厘の使命は、憑依によって削られていく精気を「キス」で注ぎ、岬の命をつなぎとめること。
「もう、失いたくない」
そして、ぶっきら棒で庇護欲溢れるあやかしと暮らすうち、岬は生きる意味を取り戻していく。しかし、憑依に係るトラブルは次第に厄介なものへと変化していき——。
生きる意味を失った少女と、"恩返し"に勤しむあやかし。憑依の謎に迫りながら繰り広げる、絆と愛の物語。
文字数 115,780
最終更新日 2023.01.22
登録日 2022.12.04
☆第7回キャラ文芸大賞 奨励賞☆
『あやかしは斬り祓う』一択だった無愛想青年と、事情を抱えたあやかしたち。
ときどき美味しい甘味を楽しみながら、あやかしと人の心に触れていく、ちょっと切なくも優しい物語――。
祖母から"お守り"の鳴らない鈴を受け取っていた、綺麗でカワイイもの好きの会社員、柊彩愛《ひいらぎあやめ》。
上司に騙されてお見合いをさせられるわ、先輩の嫉妬はかうわでうんざり。
そんなある夜、大きな鳥居の下で、真っ黒な和服を纏った青年と出会う。
「……知ろうとするな。知らないままでいろ」
青年はどうやら、連日彩愛を追ってくる『姿の見えないストーカー』の正体に気づいているようで――?
祓い屋? あやかし?
よくわからないけれど、事情も聞かずに祓っちゃダメでしょ――!
こじらせ無愛想青年がポジティブヒロインに振り回されつつ、絆されていくお話。
※他サイトでも掲載中です
文字数 144,659
最終更新日 2023.01.22
登録日 2022.12.10
「怖がられるから、秘密にしないと」
会社員の穂乃花は生まれつき、あやかしと呼ばれるだろう変なものを見る体質だった。そのために他人と距離を置いて暮らしていたのに、恋人である雪斗の母親に秘密を知られ、案の定怖がられてしまう。このままだと結婚できないかもと悩んでいると「気分転換に引っ越ししない?」と雪斗の誘いがかかった。引っ越し先は、恋人の祖父母が住んでいた田舎の山中。そこには賑やかご近所さんがたくさんいるようで、だんだんと田舎暮らしが気に入って――……。
これは、どこかにひっそりとあるかもしれない、ちょっとおかしくて優しい日常のお話。
エブリスタに投稿している「穂乃花さんは、おかしな隣人と戯れる。」の改稿版です。
表紙はてんぱる様のフリー素材を使用させていただきました。
文字数 105,293
最終更新日 2023.01.22
登録日 2022.12.30
主食は妄想 好物はBL あやかし腐死鳥モエジーヌ ここに爆誕!
私、茂枝山 萌子(もえやま もえこ)32歳。
気に入らない上司と同僚、どちらを受けにすればスッキリするのかを日常の課題として抱える、どこにでもいる普通の腐女子。
ブラック企業に勤める、ただの燃え尽きかけ社員だよ。
腐女子だけど、喪女でも孤女でもない、ただの毒女(独身女)。
あぁ、それなのに。
何が何してこうなった?
楽しみにしていた推しラノベのアニメ化がようやく決まったのに刺殺されるってどういうこと⁉
長年追い続けた漫画の続きも気になるし、運よく取れた推しアイドルのコンサートのチケットもどうしてくれるのよっ!
そして、何よりも何よりも。
スパダリどころか美形ですらない、筋肉にも体格にも性格にも恵まれなかったヤツの憂さ晴らしに殺されたのが納得できないっ!
朝のラッシュで混み合う地方都市の駅構内で刺殺された私の前に、神は現れ、そして問う。
「力が……欲しいか?」
てな具合で、腐っ腐っ腐っ。
主食は妄想。好物はBL。腐女子たる女は不死鳥の如く蘇った。あやかしとして。
あやかし腐死鳥モエジーヌ ここに爆誕!
……で、気に入らない上司とムカつく同僚。
どっちを受けに、どっちを攻めにしたら、一番スッキリすると思います?
萌子に恋する、あやかし見えちゃう系男子の幼馴染、阿木 彰人(あぎ あきと)も巻き込んで、そりゃもう大騒ぎさ☆
登場人物
主人公
茂枝山 萌子 (もえやま もえこ) 32歳
推定 身長165センチ 55キロ
茶色っぽい髪と瞳。癖毛。ブラック企業に勤める燃え尽きかけ社員。
喪女でも孤女でもない、ただの毒女(独身女)。
父と母、年の離れた弟である実(みのる)12歳がいる。
幼馴染
阿木 彰人 (あぎ あきと) 32歳
萌子の幼馴染。
元警察官の何でも屋。
美形。
身長187センチ細マッチョ。サラサラロング真っ黒ヘアに真っ黒な瞳。色白。
男女共にモテまくる人。セクハラされた過去あり。
猛女の萌子が好き。
あやかしが見える。
・作者、キャラ文芸もあやかしもイマイチ分からなかったので、あやかしを爆誕させてみました。
※作者、劫火に突っ込まれた場合は、書き上げることなく、そのまま燃え尽きる可能性があります。ご注意下さい。
文字数 13,252
最終更新日 2023.01.22
登録日 2022.12.30
「月鈴、ちょっと嫁に来るか?」
「はあ……?」
雲仙国では、皇帝が三代続いて謎の昏睡状態に陥る事態が続いていた。
あまりにも不可解なために、新しい皇帝を立てる訳にもいかない国は、急遽皇帝の「影武者」として跡継ぎ騒動を防ぐために寺院に入れられていた皇子の空燕を呼び戻すことに決める。
空燕の国の声に応える条件は、同じく寺院で方士修行をしていた方士の月鈴を妃として後宮に入れること。
かくしてふたりは片や皇帝の影武者として、片や皇帝の偽りの愛妃として、後宮と言う名の魔窟に潜入捜査をすることとなった。
影武者夫婦は、後宮内で起こる事件の謎を解けるのか。そしてふたりの想いの行方はいったい。
サイトより転載になります。
文字数 101,065
最終更新日 2023.01.22
登録日 2022.12.31
何処にでもいる社会人。伊上 翔也 (いがみ しょうや)は、20歳の記念に友人の鈴木 勝平(すずき かっぺい)と共に居酒屋に行き、楽しく飲んでいた。
他の店に行こうとした際に気になるお店に目が止まり、そこへ入ることになった。
そのお店からサバイバルゲームと言う新たな趣味が始まる物語である!
文字数 132,865
最終更新日 2023.01.22
登録日 2021.12.05
昊涯国《こうがいこく》――時和《ときなぎ》と呼ばれる時を読む能力者が治める国。時和は管理され、その中から選ばれた者が時嗣《ときつぎ》として国を治めていた。
銀色の髪を持つ少女・三郎《さぶろう》は、この昊涯国で時嗣候補の少年・白柊《はくしゅう》の護衛役を勤めていた。
彼は家のしきたりで性別も顔も隠さなければならない三郎が、素顔を晒すことのできる数少ない相手。ついつい気を抜きがちな三郎に厳しい叱責を飛ばすが、二人の間には確かな絆があった。
平和な日々が続いていたある日、白柊が自身の周りに不穏な空気を感じ取る。
幼い主人の命令で、周囲の調査に赴く三郎。しかしそこで、自分を遥かに上回る実力を持つ男・天真《てんま》と遭遇してしまう。
時嗣に次ぐ権力者である白柊を傀儡にしようと目論む天真。しかも彼は『腰が気に入った』という理由で三郎に纏わりつく。
さらに白柊に至っては、信用できない天真までも自らの目的のために利用しだす始末。
脅かされる三郎の安寧。要領を得ない主の指示。
しかしそうこうしている間にも、白柊の感じた不穏な空気はどんどん形を帯びていき……――。
※本作は三部構成の予定です(第二部〜連載中)
※第一部は全体のプロローグ的な位置付けになっています。
※本作はカクヨム、小説家になろうにも掲載しています。
文字数 116,667
最終更新日 2023.01.21
登録日 2022.12.26
帝国華羅に羅刹院という、羅刹士を束ねる特殊組織があった。
帝国公認でありながら干渉を受けず、官民問わない依頼と契約、その遂行を生業とする。
その依頼内容は鳥獣妖魔の討伐から要人警護、更には暗殺まで表裏問わず多岐に渡る。
ある日若手羅刹士の遼経が依頼を終えて拠点に戻ると、かつて妖魔が支配していた都市、煥緞が妖仙の兄弟によって陥落された事を知る。
妖仙の狙いはかつて煥緞に眠っていた古代霊術だった。
一度はその討伐参加を見送り、元担当院士の玉蓮と共に別なる古代霊術の探索に出発する。
かつて古代霊術が眠っている遺跡発掘の警護中に殉職した父。
古代霊術の権威であった大学院の教授の警護中に失踪した恋人。
因果は巡り、自身の出生の真実を知らされ、そして妖仙の兄弟と対峙する。
文字数 23,253
最終更新日 2023.01.20
登録日 2022.10.23
鬱蒼と茂った森の中にある神社。霊験あらたかなその場所の近くには、不思議な店があった。
昼間は人間が、夕方になるとあやかしや神々が遊びに来るその店は、なんでも出てくるところだった。
料理や駄菓子はもちろんのこと、雑貨や食器、鍋や文房具まである。そして食料も――。
中性的な面立ちでアルビノの店主と、一緒に同居している左目に傷を持つマスターと呼ばれる男、そして猫三匹。
二人と三匹をとりまく店は、今日もそこに佇んでいる。
もしもその店に入ることができたなら――その人生をやり直してみませんか?
一話完結型のオムニバス形式の話。
★夕闇の宴はあやかしサイドの話です。
文字数 76,345
最終更新日 2023.01.20
登録日 2019.09.05
【完結しました!】
「深緑(シェンリュ)。そなたは、これより下天し、天界よりこぼれ落ちて、人間界で悪しきものに姿を変えた、天空花園の花々を始末して参れ! 天水をつかって花々の種核を天界へ返すのだ。どれほどの歳月がかかろうとも、必ずやり遂げよ! それまでは、そなたが天界へ戻ることは叶わぬと思え!」
うっかり寝過ごして、大事な水やりを忘れ、天空花園を荒れさせてしまった庭番天女・深緑に、天帝から厳しい命が下った。
初めて人間界に下りるというのに、お情けでつけられた随従者は、ちょっと色好みな青蛙一匹。天の柄杓と万能の薬水を背負い、先行き不安な深緑の旅が始まる。
人間界で知り合った、見た目が良くて腕っ節も確かだが、とにかく酒が大好きという残念男・思阿(シア)が用心棒を志願してくるが――。
―― わたしが落とした種たちを、もう一度天界へ返して、美しく咲かせたい!
その切なる願いを胸に、天真爛漫な墜ち零れ天女が、ときどき昼寝を楽しみながら、まだ知らぬ「恋情」に憧れつつ、人間界での任務に励む。中華風お仕事ほのぼの恋愛ファンタジー。
※中国の神話・歴史などを参考にしてはおりますが、あくまで、つくりもの中華風世界のお話です。天界の設定など、神話通りではありません。他サイトで公開した作品に、加筆・修正して公開しています。
文字数 261,890
最終更新日 2023.01.20
登録日 2022.12.23
むかしむかし鬼ヶ島に
春日童子と焔夜叉という鬼が暮らしていた。
くすんだ青髪、歪んだ小さな角という鬼として最低な外見を
持ち合わせた春日童子は神の依頼を受けることができず
報酬も得ずに家族と暮らしていた。
一方、焔夜叉は炎のような赤い髪、立派に伸びた2本の角という
鬼として最高の外見を持ち合わせ神の依頼を受け
報酬を得ながら1匹孤独に暮らしていた。
対照的な2匹は節分祭で人界に赴き清めの豆によって
人間の邪気を吸う儀式で考えが交錯していく。
卑小な外見だが精神の強い春日童子
立派な外見で挫折を知らない焔夜叉
果たして2匹の鬼としての矜持とは。
さらに神の眷属として産み落とされた聖なる人間に対抗し
鬼の存続を賭けて勝利することができるのか。
※本編は八噺で終わります。
文字数 155,940
最終更新日 2023.01.19
登録日 2022.12.31
「僕と結婚してください」
主人公・一ノ宮 桜(いちのみや さくら)は17歳の春、古墳の精霊・三琴(みこと)にプロポーズされる─―
三琴を長き眠りから目覚めさせて救ったことにより、彼から猛烈アピールを受ける日々。
『許嫁』になり、溺愛される日々が桜を待っていた。
一方、三琴が眠りから目覚めたことにより、桜も霊力を得る存在に。
その霊力に呼び寄せられるように鬼の襲撃を受ける。
「僕の大切な人には触れさせない」
精霊の力で刃を振るう三琴。
不思議な霊力が宿った桜。
二人の運命的な出会いがやがて、世界を揺るがす戦いへとつながる──
そして衝撃のプロポーズから始まる、二人の恋の行方は果たして……?!
古墳の精霊と女子高生のラブコメファンタジー開幕!
文字数 9,113
最終更新日 2023.01.19
登録日 2022.12.05
完璧な助手スキルを持つ僕(朝倉水城)は、待ち望んでいた運命の探偵(山縣正臣)と出会った。だが山縣は一言で評するとダメ探偵……いいや、ダメ人間としか言いようがなかった。なんでこの僕が、生活能力も推理能力もやる気も皆無の山縣なんかと組まなきゃならないのだと思ってしまう。けれど探偵機構の判定は絶対だから、僕の運命の探偵は、世界でただ一人、山縣だけだ。切ないが、今日も僕は頑張っていこう。そしてある日、僕は失っていた過去の記憶と向き合う事となる。※独自解釈・設定を含むDWバースです。DWバースは、端的に言うと探偵は助手がいないとダメというようなバース(世界観)のお話です。【序章完結まで1日数話更新予定、第一章からはその後や回想・事件です】
文字数 56,701
最終更新日 2023.01.19
登録日 2022.12.29
文字数 16,752
最終更新日 2023.01.18
登録日 2022.12.16
福岡市中央区大名。
先祖代々、この土地で暮らす三十路の【狐太郎】は狐妖怪の末裔で、普段はしっかりと人間に化けて大学講師をしている。
しかし本来の姿は福岡妖狐グループの次期当主で、料理屋などからあやかし花街の運営まで幅広く事業を展開している裏社会の実力者の息子でもある。
今まで結婚願望は一切なかったが、たまたま意気投合し一夜を共にした人間の【小田部蘭】と身体も心もピッタリの相性だったことをきっかけに、将来を意識しはじめる。
そんな矢先、狐太郎は母親から存在すら知らない許嫁2人の存在を聞かされる。
狐妖怪は寿命が五百年近くあるので、同種同士の結婚が望ましいのだが、
長期間、独り身になるリスクを取っても狐太郎は蘭と添い遂げることを密かに決意。
狐太郎は蘭と真剣交際するために、
蘭には内緒のまま、河童の末裔である親友【正臣】を無理矢理引き連れて、長崎と京都に在住している許嫁の狐妖怪女子の元に婚約破棄を申し出にいく……
のだが、その旅路は波乱に満ちたものだった。
主な登場人物
●狐太郎(33)
先祖代々、福岡の大名に暮らす狐妖怪の末裔。
普段は大学講師として、水質の研究をしている。実は福岡妖狐グループの次期当主で、料理屋などからあやかし花街の運営まで幅広く事業を展開している裏社会の実力者の息子。従業員からは若旦那と呼ばれている。
蘭と交際中で身体の相性がバツグンらしい。
ご先祖様がお世話になった鶴原雁林先生を敬愛している。
●小田部 蘭(23)
明太子メーカーの経理部で働く一般女性。男女交際が続かないのが悩みだったが、狐太郎と性に貪欲な部分で一致し交際している。
●河田 正臣(33)
狐太郎の大学からの友人で、河童の末裔。現在は婚約者の美波と二人で暮らしている。
●高取 美波(23)
蘭の幼馴染みで、同じ明太子メーカーに勤めている一般女性。
正臣とは先祖代々の掟で生まれたときから主従関係にあったが、現在は解消して、晴れて恋人同士。
●胡 雹華(こ ひょうか)
長崎中華街に暮らす九尾狐の末裔で、狐太郎の花嫁候補その一。
●篠崎 梅子
京都に暮らす狐太郎の花嫁候補その二。
●玉藻(年齢不詳)
狐太郎の部下、お世話係、遊び相手を兼務する女性妖狐。
幻影術や薬の調合にも長けている。
※冒頭の雁林さんと狐さんの話は、実際に福岡市にある言い伝えです。
※大人描写には★マークが付いています。
※姉妹作 胡瓜にくびったけ
イラスト いーりす様@studio__iris
文字数 18,053
最終更新日 2023.01.17
登録日 2022.12.27
いつも(あるいはワザと)、苗字を裏方と間違えられる警視庁本部刑事部捜査第一課に所属する、裏づけ捜査官・花形雄一郎の物語。
文字数 18,324
最終更新日 2023.01.17
登録日 2022.12.02
東京の下町にひっそりと立つ神社には、神主で陰陽師の兄と、千年生きる妖狐の弟が住んでいる。
文字数 41,757
最終更新日 2023.01.17
登録日 2022.12.20
幸薄い女子高生、小夜はある日、町の守護神と自称する鬼と出逢う。今まで妖怪などに縁が無かった小夜だが、その出会い以来不思議なことに巻き込まれるようになって――。
※とりかへばや物語の要素はほとんどありません
文字数 28,770
最終更新日 2023.01.16
登録日 2022.12.31
昊耀国は、天より賜った《力》を持つ者たちが統べる国。後宮である天遊林では名家から選りすぐった姫たちが競い合い、皇子に選ばれるのを待っている。
強い《遠見》の力を持つ朱華は、とある家の姫の身代わりとして天遊林に入る。そしてめでたく第四皇子・炎俊の妃に選ばれるが、皇子は彼女が偽物だと見抜いていた。しかし炎俊は咎めることなく、自身の秘密を打ち明けてきた。「皇子」を名乗って帝位を狙う「彼」は、実は「女」なのだと。
お互いに秘密を握り合う仮初の「夫婦」は、次第に信頼を深めながら陰謀渦巻く後宮を生き抜いていく。
表紙は同人誌表紙メーカーで作成しました。
第6回キャラ文芸大賞応募作品です。
文字数 156,440
最終更新日 2023.01.16
登録日 2022.12.29
ある日を境に人々の頭の上に憑りつき始めた謎の虫。それは人間の顔を持った呪いの虫だった。呪いを解く方法は、笑わせること……!?
伝家の宝刀ハエ叩きをたずさえ、虹治は世界を救う旅に出る。 破れかぶれの中二病コメディ!
【登場人物】
狭山虹治(さやまこうじ):この物語の主人公。普通の中学2年生。
狭山虹典(こうすけ):虹治の父。愛妻家。
螢子(けいこ):虹治の遠い親戚。しっかり者の美少女。
颯也(そうや):虹治の遠い親戚。眼鏡のイケメン。
文字数 21,814
最終更新日 2023.01.15
登録日 2022.12.17
覇気のない若者、秋野美空(23)は、人付き合いが苦手。
再婚した母が出ていった実家(ど田舎)でひとり暮らしをしていた。
そんなある日、裏山を散策中に見慣れぬ植物を踏んづけてしまい、葉をめくるとそこにあったのは人間の頭。驚いた美空だったが、どうやらそれが人間ではなく根っこで出来た植物だと気付き、観察日記をつけることに。
日々成長していく植物は、やがてエキゾチックな若い男性に育っていく。無垢な子供の様な彼を庇護しようと、日々奮闘する美空。
とうとう地面から解放された彼と共に暮らし始めた美空に、事件が次々と襲いかかる。
何故彼はこの場所に生えてきたのか。
何故美空はこの場所から離れたくないのか。
この地に古くから伝わる伝承と、海外から尋ねてきた怪しげな祈祷師ウドさんと関わることで、次第に全ての謎が解き明かされていく。
完結済作品です。
気弱だった美空が段々と成長していく姿を是非応援していただければと思います。
文字数 126,945
最終更新日 2023.01.15
登録日 2022.12.23
不慮の事故で姉を亡くして以来、前向きに
自分の人生を生きられなかった古都里。三回
忌の法要を終えた帰り道、ふと懐かしさに導
かれ足を運んだ箏曲の定期演奏会で、会の主
催者であり、大師範の村雨右京と出会う。魅
惑的な雰囲気の漂う彼に、箏のお稽古を見学
しに来るよう諭された古都里は、悩みながら
も彼の家へ。そこでほんのひと時、大好きな
箏の音に触れ心が揺らぐも入会を決めること
が出来ず、曖昧な返事をして帰ってしまう。
しかし、忘れ物に気付き取りに戻った先で、
思いがけず彼の正体が「あやかし狐」だと
知ってしまった古都里は、そのまま住み込み
で働きながら箏曲を習うこととなり……。
ありのままの自分を受け入れながら、異類
との出会いに大切な想いを見つけてゆく純愛
あやかしファンタジー。
※毎日更新。二〇二二年十二月完結予定。
カメ更新となりますが、お付き合いいただ
けると嬉しいです。
・この物語はフィクションです。
・表紙画像、及び作中の画像はフリー画像
サイト、pixabayからお借りしています。
・箏曲の譜面の歌詞を一部載せていますが、
著作権は消滅しています。
・文中に「弦」と「絃」の表記の違いが
ありますが、旧字と新字の違いでどちらも
誤りではありません。
<参考文献>
・日本の妖怪 謎と不思議
ヴィジュアル版 謎シリーズ GAKKN
・知識ゼロからの妖怪入門
小松和彦(著)柴田ゆう(画)幻冬舎
・もののけの正体
怪談はこうして生まれた
原田 実(著) 新潮社
・日本異類図典 朝里 樹(監修)GB
・宮城道夫小曲集 筝曲楽譜
大日本家庭音楽会
・命には続きがある
矢作 直樹(著)PHP文庫
文字数 131,513
最終更新日 2023.01.15
登録日 2022.10.04
「……ようこそ、薬膳茶寮・花橘へ。一時の休息と療養を提供しよう」
記憶を失い、夜の街を彷徨っていた女子高生咲良紅於。そんな彼女が黒いバイクの女性に拾われ連れてこられたのは、人や妖、果ては神がやってくる不思議な茶店だった。
薬膳茶寮花橘の世捨て人風の店主、送り狼の元OL、何百年と家を渡り歩く座敷童子。神に狸に怪物に次々と訪れる人外の客たち。
記憶喪失になった高校生、紅於が、薬膳茶寮で住み込みで働きながら、人や妖たちと交わり記憶を取り戻すまでの物語。
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既に完結しているため順次投稿していきます。
文字数 212,818
最終更新日 2023.01.14
登録日 2021.12.12
死神のレティ・アウトサイドにはお気に入りの人間の女性がいた。彼女の名前は白石深雪。大学の准教授をしている彼女の講義に潜りとして毎日受講していたレティ。だが深雪は彼女の存在を認識していた。レティは自分が死神であることを隠しながら、彼女に近づく。命を狩るためではない、ただ仲良くなりたくて。だがある日いつものように講義を受けに行った彼女の心臓に、「死神の砂時計」が見え始める。それは、深雪に死が近づいている証だった。
レティは彼女の死を阻止しようと奮闘する。そこに別の死神がやってきて、深雪の命を狙い始める。
レティは彼女の命を守り続けられるのか。大学准教授の女性と死神の現代ファンタジー。
文字数 36,219
最終更新日 2023.01.14
登録日 2022.12.02
文字数 289,857
最終更新日 2023.01.13
登録日 2021.09.30