VTuber/Vチューバ―小説一覧
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「さてと、やるか」
俺、天河晃陽は面倒臭がりながらも配信を始める。魔王キャラVTuber、カガヤキ・トライスティルとしてゲーム配信を始めた矢先、突然のバグに巻き込まれた俺は、光過敏によって不意に意識を失ってしまう。
「一体なにが、とりあえず生きているのは確かで……ん?」
気が付くと、そこは見知らぬ部屋。
姿見に映った自分の姿は、なんと本物のカガヤキ・トライスティル。
意味の分からない状況の中、俺が出会ったのは自称魔王を騙る男、炎の魔王ベルファーだった。
「ふん、我に感謝するか。では感謝ついでに教えてやろう、我の名はベルファー・ベルムグリンド、魔王である」
「魔王……イタイ設定、お疲れ様」
如何やら異世界に来てしまったらしい俺は訳も分からずベルファーと戦い無事に勝利。
かと思えば今度はベルファーを狙ってやって来た自称勇者パーティーにまで命を狙われてしまうのだった。
「俺達は、お前を殺すためにやって来た勇者パーティーだ!」
「勇者……なんって?」
かくして俺はサッパリ分からないまま、異世界での生活が始まる。
しかし見た目は完全に魔王。いくら人間だと説明しても信じてくれるのは勇者パーティーのヒーラーのみ。
可哀想な奴のレッテルを貼られた俺を待ち受けていたのは、激動の三日間。この三日間が俺の在り方を決めることを、この時の俺はまだ知らない。
【第17回ファンタジー小説大賞】に応募中です。
今までとは投稿・更新ペースを変更して投稿しますので、是非ブックマーク登録・感想、お待ちしています。
本作品はカクヨムにて重複投稿しています。
文字数 123,215
最終更新日 2024.10.30
登録日 2024.08.31
織原朔真16歳は人前で話せない。息が詰まり、頭が真っ白になる。そんな悩みを抱えていたある日、妹の織原萌にVチューバーになって喋る練習をしたらどうかと持ち掛けられた。
織原朔真の扮するキャラクター、エドヴァルド・ブレインは次第に人気を博していく。そんな中、チャンネル登録者数が1桁の時から応援してくれていた視聴者が、織原朔真と同じ高校に通う国民的アイドル、椎名町45に属する音咲華多莉だったことに気が付く。
彼女に自分がエドヴァルドだとバレたら落胆させてしまうかもしれない。彼女には勿論、学校の生徒達や視聴者達に自分の正体がバレないよう、Vチューバー活動をするのだが、織原朔真は自分の中に異変を感じる。
ネットの中だけの人格であるエドヴァルドが現実世界にも顔を覗かせ始めたのだ。
学校とアルバイトだけの生活から一変、視聴者や同じVチューバー達との交流、eスポーツを経て変わっていく自分の心情や価値観。
これは織原朔真や彼に関わる者達が成長していく物語である。
カクヨム、小説家になろうにも掲載しております。
文字数 596,050
最終更新日 2024.08.06
登録日 2024.04.27
ーー妹とともに過ごす青春、妹がいなくなった青春ーー
高校二年生の春。武士郎の両親が離婚した。それは四年間一緒に生活してきた義妹が他人になることを意味していた。
別々の家に住むことになった、元義理の兄妹。
同じ学校だけど学年は違う。
二人の人生はもう交わることがなくなるのかもしれないと思った。
同じ日。武士郎は付き合い始めたばかりの彼女をクラスメートに盗られたことを知る。
たった一日で、妹を失い、彼女を失ったのだ。
だけどそれは、始まりだった――。
大人気Vtuber、水面みずほ。それが元義妹の正体。
そして武士郎もその兄という設定で活動していたのだ。
リアルでは他人、ネット上では兄妹。
いびつな関係、リアルではもうかかわらなくなるかと思っていたら――。
元妹は、武士郎の教室へとやってくるのだった。
なぜか彼女ヅラをして。
「先輩、お弁当作ってきました!」
妹だと思ってた子に先輩と呼ばれるなんて背中がむず痒い!
そして、その様子を見ていた元カノは恥をかかされたと逆恨み。武士郎の元妹を男に襲わせる計画を立てるのだった……。
恋、友情、そして兄妹愛。
すべてが混じり合っていく青春の1ページ。
文字数 107,852
最終更新日 2024.04.21
登録日 2024.03.27
Vtuberとして活動中の一角ユニコは、同期にして最愛の恋人である闇神ミミと同棲生活を送っている。
日々楽しく配信活動を行う中、たまにエッチな発言が飛び出てしまうことも……。
カクヨム、ノベルアップ+、小説家になろうにも投稿しています。
文字数 275,556
最終更新日 2024.01.17
登録日 2021.05.23
Vtuberファンである友人が勧めてきたVtuberがどう考えても幼馴染だった。
根拠としては、声も性格も普段通りであること。そして友人に見せられた料理配信に映っていた道具やキッチンが幼馴染の家そのものだったことだ。
あまりの無防備さに、知り合いにバレた所で問題無いと考えているのだろうと思ったが、どうやらそうではないらしい。
ちょっとでもVtuberではないかと俺が疑念を向けると露骨に慌てだすのだ。
そんな状況下なのに、彼女は俺やクラスメイトの皆に正体がバレていないと自信満々のご様子。
ならば全力でからかって反応を楽しむしかないじゃないか。
そういえば、この幼馴染は俺が個人的にやらされているVtuberの大ファンでもあるらしいな。
文字数 285,772
最終更新日 2023.10.24
登録日 2022.03.08
天宮空は不慮の事故により両親を亡くしてしまう。
叔母さんの家庭に引き取られた空は、ある日を境に叔母さんの旦那からDVを受けるようになった。
そんな日々に嫌気がさした空はVtuber事務所トロードで桜サクというVtuberを始めるようになる。
しかしある日事件が起き……
この話はフィクションです
一話目と四話目と九話目は性的表現があります
文字数 61,831
最終更新日 2023.04.28
登録日 2021.12.07
Vtuber事務所【戦極Voyz】所属忍者系タレント、嵐魔琥太郎として活動している青年、風祭明影。
ある日、大規模な案件の打ち合わせのために出掛けた彼は、その道中で怪我しそうになった一人の少女を助ける。
彼女を身を挺して庇った明影はそのまま入院。案件は事務所の仲間が代理で参加してくれることになったが、二週間の活動休止を余儀なくされてしまった。
人気Vtuberでもない嵐魔琥太郎にとって、この休止は大きな痛手。
休んでいる間にファンが離れてしまうのでは……と不安になる明影に救いの手を差し伸べたのは、彼が助けた少女だった。
「つまりなんですけど、ぼくがポカやったせいで本来得られるはずのプラスがなくなったどころか、マイナスが生まれそうになってるってことですよね? じゃあぼく、その責任を取ります」
明影が助けた彼女の名前は明智環。
ほんのちょっとだけ名前が知られているVtuber事務所【Virtual Sweet Production】に所属している不思議ちゃんなお姫様系タレント、茶緑ガラシャの中の人だったのである。
「ま、大船に乗ったつもりでいてよ! このぱ~ふぇくとなぷらんさえあれば、あなたのチャンネル登録者も爆増間違いなしだからさ! ぜ~んぶぶぉくに任せとけ! にゃっはっはっはっは~っ!!」
自信満々にそう語る環に不安を抱く明影であったが、嵐魔琥太郎として参加した彼女のあまりにも自由な配信がリスナーに大受けした結果、茶緑ガラシャと共にプチバズりを経験することに。
真面目な忍者と自由気ままな和風姫という性格も容姿も嚙み合っている二人の相性の良さが幸いしたのか、その後もコラボ配信を行う度に知名度と注目を集めながらバズり続けた二人は、少しずつ絆を深めていく。
嵐魔琥太郎として配信を行い、主である茶緑ガラシャが楽しそうにはしゃぐ姿を見守り、彼女と共に少しずつ人気タレントとしての階段を上り続ける明影。
そんな毎日と環と過ごす日々に充実を覚えていた彼であったが、人気者になってしまったが故の悲劇がガラシャを襲う。
配信事故が原因で起きてしまった炎上。失望したファンたちの悲しみの声。そして、邪な目的を持った大手Vtuberの魔の手。
様々な苦難に襲われ、笑顔を失ったガラシャを、環を救うため……弱さの中にある強さを奮い立たせた明影が立ち上がる。
「誰が何と言おうとも、拙者は姫の味方でござる。どうかご命令を。この琥太郎、命を懸けてあなたをお守りいたします」
……これはひょんなことから出会った二人が本当のパートナーになるまでのお話。
嵐魔琥太郎と茶緑ガラシャではなく、風祭明影と明智環が絆を紡ぐまでの物語だ。
文字数 35,230
最終更新日 2023.03.29
登録日 2023.03.22
俺、人見慧(ひとみけい)は、ただのユルオタ高校生だ。
そんな俺は、最近Vtuberにドマハリしてる。
ヴァーチャル・マイチューバー、略して「Vtuber」。イラストやCGを顔認識アプリと連動させ、まるで生きてるように動かしながら、雑談したり、ゲームしたり、歌を歌ったり、イラスト描いたり、その他諸々の活動をしてる人たちのことである。
中でも俺が推してるのは、七星エリカっていうVtuberだ。暴言ばっか吐いてるんだけど、俺はなぜか憎めないんだよな。
そんな彼女がコラボ配信で大炎上をやらかしたその翌日、いつも通り友人と教室でだべってた俺は、いきなりクラスの女子にからまれた。
神崎絵美莉というその女子は、絵に描いたようなザ・陽キャ。ユルオタの俺と接点なんてあろうはずもない……はずだった。
だが、その後のなりゆきから、俺は神崎の「秘密」を知ることになってしまい――!?
※ ご注意
この話はフィクションです。実在する団体、人物、Vtuberとは一切関係がございません。作者は、業界の関係者でもなければ関係者に直接取材をしたわけでもない、一介のVtuberファンにすぎません。Vtuberについての見解、業界事情等は100%作者の妄想であることをご理解の上、お楽しみくださいませ。
文字数 121,150
最終更新日 2020.12.23
登録日 2020.11.20
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