ファンタジー 最強小説一覧
武人は己の求める【剣】を探す旅に出た。
己の師を殺め後戻りのできぬ修羅の道。
武人は後に
【剣鬼】
と呼ばれるようになる。
人々から恐れ、憎まれた一匹の鬼は己の【剣】に何を見出すのか…?
文字数 171,099
最終更新日 2024.05.21
登録日 2023.10.20
「ダメだ、今日も視聴者0だ……」
異世界帰りのダンジョン配信者──唐崎澄人は頭を抱えていた。
澄人は数週間前まで異世界で大活躍を遂げ、魔王を倒した英雄だった。
そして、元の世界に帰ると現実世界にも世界中にダンジョンが出現していたのだ。
澄人は、異世界での活躍を生かそうと、彼が持っていた聖剣「クリムゾン・ハート」を手に取りダンジョン配信をはじめるも、コミュ障でトークが下手な彼では登録者が全く集まらず全くバズらない。
そんなある日。
あれ、このダンジョンのバランスおかしくね?
クソダンジョンともいえるバランスがおかしいダンジョンに遭遇。
そこにいたのは超人気配信者「香純璃緒」率いるS級冒険者パーティ──そして、それと対峙する。
「魔王、ネフィリム」
圧倒的な美貌と強さを兼ね備えた最強の敵だった。
ダンジョン配信者で最強ともいえる璃緒たちを圧倒する姿を見て直ちにネフィリムのところに急行して叫ぶ。
「お前のダンジョン、クソダンジョンって言われてんぞ」
「なんじゃと──!!」
いきなりポンコツになり憤慨するネフィリム。
それから、戦いに勝利して何とか璃緒たちを救った澄人。そして、配信者界のアイドルを助けたことから、彼の生活は一変する。
「一緒に戦いましょ」と誘ってくれた璃緒。「配下の生活のため」と他のダンジョンを見たいとついてきた元魔王「ネフィリム」。
大量のコメントであふれながら3人で進むダンジョンは──どこか理不尽だらけ。
そして──かつてゲーム界に存在した「クソゲー」ならぬ「クソダンジョン」専門の「クソ配信者」としてバズっていく物語。
文字数 115,436
最終更新日 2024.05.20
登録日 2024.04.21
アイドルオタクの冴えない主人公【獅子坂椿】は幼馴染みである【牛沢英玲奈】が所属しているアイドルグループ【エンジェルズ12(トゥエルブ)】略して【エト(干支)】のメンバーたちと共に転生した。
古代異世界は恐竜、古代絶滅種、謎の原生生物など、現代社会では決して見ることができない生き物たちばかりがいる。
そんな世界で椿は英玲奈と共に離れ離れになったメンバーたちを探す冒険へ出発した。
世界を探索していくうちに自分たち【魔法が使える美しき原始人】に転生したことが判明。
無敵の身体能力を誇り、恐竜に捕食されそうになっても傷一つ負わないほどの頑丈さに驚くも、超人化した自分たちなら生きていけると確信した。
さらに1時間の睡眠でも全回復し、サバイバルも余裕だと思っていたのだが……。
「なにあれ?」
英玲奈たちに待ち受けていたのは、十二王と呼ばれる【人外にして支配者たち】だった。
原住民たちを奴隷にしたり、生け贄にしたりするなど残虐非道だった。
そこで、人類を破滅に追いやる彼らを返り討ちにすることにした。
「歌とダンスでみんなに元気と希望を与え、そして強さと愛で人類を救おう」
原住民たちから「神様」と崇められたことにより、神もとい原始人として生きることになった。
アイドルたちと共に新たな神話を作ろう!
※この物語は、法律・法令に反する行為、または性欲・暴力行為・残虐性を容認・推奨するものではありません。
※表紙画像はAIによるイメージ画像です。また頻繁に画像を更新することがあります。
※【ノベルアップ+様】にも投稿しておりますのでご了承くださいませ。
文字数 60,259
最終更新日 2024.05.20
登録日 2024.05.13
天使――それは男にとって憧れを通り越して何かよく分からない概念と化した存在。
別に翼が生えている必要もない。輪っかを浮かべている必要もない。ただ魅力的な容姿と性格をしていればそれで天使だ。CMAのヒロインならばそれで天使だ――。
第3次世界大戦末期。精神を病んだ軍人の天之玄咲はCMA――1999年発売のポケットボーイ専用ゲーム【CARD&MAGIC ACADEMIA】の重度廃人だった。
地獄のような現実に耐えかねて、その度に狂気をCMAで抑える日々。
そんな玄咲の人生はある日一発の核弾頭によって唐突な終焉を迎える。
死の寸前までCMAをプレイし続けた男は地獄に落ちることを確信しながら爆発に呑み込まれ――。
そして気が付いたらCMAの主人公に転生していた。
カードとそれを読み込み発動するリード・デバイスが起こす奇跡――カード魔法。
そのカード魔法を使って戦う魔符士を育成するラグナロク学園に玄咲もまた主人公として入学する。
少しおかしくなったテンションでストーリー、そしてヒロイン――天使のゲーム知識を活用した手堅い攻略を目指す玄咲。
だが、転生から数秒後に起こしたある事件によりストーリーは初っ端から大脱線してしまい、絶妙に役に立たないゲーム知識に翻弄され盛大に空回りした挙句、玄咲はヒロインから嫌われてしまう。
失意の中、しかし玄咲はヒロインではないがヒロイン以上に可愛い天使のような見た目のモブキャラの少女と隣の席になり、なぜか玄咲に好意的なその少女に段々と惹かれていき――。
そしてある時、ついに悟る。
「彼女こそが、俺のこの世界での天使だったんだ!」
―――
―――――
―――――――
夢は壊れた。
天使は羽をもがれた。
全て俺が間違っていた。
何もかも全て俺のせいだ。
「この世界は楽園なんかじゃない」
だから、
だから。
だから――
「地獄に堕ちろ」
文字数 250,952
最終更新日 2024.05.20
登録日 2024.05.03
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
文字数 597,410
最終更新日 2024.05.20
登録日 2024.04.26
↑※お気に入り登録お願い致します!
前世で幼女を守って死んだ主人公、夢咲真白は、目覚めると不思議な空間にいた。そこで出会ったのは、なんと全ての神の長たる創造神ノエル。唐突な神様の出現に驚く真白だったが、何事かと身構える彼にノエルが放ったのはプロポーズの言葉だった。
なんやかんやでその告白を受け取った真白は、ノエルと共に異世界へと旅立つ。
全てはスローライフを送るために!
……………しかし、現実はそんなに甘くない!?
五人の奴隷少女との出会いによって運命の歯車は動き出し、やがて世界を飲み込む闇と成る!
スローライフ願望を持つ最強主人公と奴隷少女、さらには神様や魔王までもが織りなすハーレムストーリー…………………みたいな感じです。
スローライフ願望と言いながらも、結構戦うんですよ、この主人公。
テンプレ過多で好きな人は好きだと思います
ちなみに、ちょっとえっちぃシーンもあります( ˙-˙)
文字数 333,742
最終更新日 2024.05.20
登録日 2024.04.11
エルシア・ルベラスは魔塔の孤児院出身の魔術師だ。
魔術師に不向きとされている特徴を持つため、日々、偏見にはさらされているが、気にしたところで、どうにもならない。
騎士団付きの魔術師として、黄色い旗がついた棒をピコピコ振りながら、今日も目立たないよう、案内係を担当している。
そんなエルシアには秘密があった。
実は孤児ではなく、実の父親がまだ生きていること。『運命の恋』に落ちた最強魔術師と謳われる、最凶にクズな父親が。
*誤字脱字、ご容赦ください。
*1日1回更新の予定です。
(5月の連休中のみ1日2回更新)
文字数 68,905
最終更新日 2024.05.20
登録日 2024.05.01
すべてが滅びにむかう世界を少年は、旅をする。
彼のことを忘れて久しい世界を。ありえたかもしれない未来を取り戻すために。
誰もがおそれていた魔王の復活。伝説のままに餓狼を象った兜と鎧は漆黒。
あまりにも強大なその力と、配下の魔族たち。西域すべての国家は、連合してこれに立ち向かおうとしたが、戦乱は、世界すべてを巻き込み、すべてを焼き尽くしていく。国が失われ、街が消え、人々は悲鳴をあげて逃げまどう。
すべてが、魔王によって支配されようとしたそのとき。
さらに凶悪なる力が降臨し、これに立ち向かった。魔王にも拮抗するその力の持ち主は「災厄の女神」と呼ばれた。
ふたつの勢力は争い、荒廃だけが、広がっていく。
魔王が復活すれば、こうなることはわかっていた。そう人は言う。
だが、聞こう。本当にわかっていたのか。
現実に起こっていることは、本当に魔王の為せる業なのだろうか。
人は言う。
なにを屁理屈をこねている。現実に魔王の軍勢にまた、ひとつ街が滅ぼされたではないか。
少年は旅をする。
彼のことを忘れて久しい世界を。ありえたかもしれない未来を取り戻すために。
文字数 152,701
最終更新日 2024.05.20
登録日 2024.04.19
ラージャーラ…それは天響神エグメドなる絶対者が支配する異空間であり、現在は諸勢力が入り乱れる戦乱状態にあった。目下の最強陣営は「天響神の意思の執行者」を自認する『鏡の教聖』を名乗る仮面の魔人が率いる<神牙教軍>なる武装教団であるが、その覇権を覆すかのように、当のエグメドによって反対勢力が準備されたーしかもその主体となったのは啓示を受けた三次元人たちであったのだ!彼らのために用意された「武器」は、ラージャーラに生息する魔獣たちがより戦闘力を増強され、特殊な訓練を施された<操獣師>なる地上人と意志を通わせる能力を得た『絆獣』というモンスターの群れと、『錬装磁甲』という恐るべき破壊力を秘めた鎧を自在に装着できる超戦士<錬装者>たちである。彼らは<絆獣聖団>と名乗り、全国各地に散在する約ニ百名の人々は居住するエリアによって支部を形成していた。
‘‘中国エリア・岡山支部’’においては、県中央部に位置する「早潟町」のエスニックカフェ<リンデンバウム>がグループの拠点であり、〃天才操獣師〃として数々の武勲を挙げ、現在は後進の指導も行う萩邑りさら、錬装者である大学生の息子・恭作と格闘戦を得意とする人型の絆獣を操る高校生の娘・弓葉の父である資産家の那崎将介、弓葉とペアを組む飛行型絆獣の使い手である女子中学生・真悠花の養父であるカフェ店主・佐原紘明が中心となって戦いを続けていた。
ラージャーラにおける神牙教軍と絆獣聖団の戦いは日々熾烈を極めており、天響神の恩恵か、うら若き女性が主たる構成の操獣師たちは一戦闘毎に地上への帰還が許されていたが、個としての戦闘力が桁違いの錬装者たちは長期にわたる遠征を強いられ、那崎恭作に限っても戦場での滞在は一年に及ばんとしていた…。だが、異世界に限定されていた両軍の争いを地上に飛び火させようと企む勢力が存在していた。鏡の教聖に激しいライバル意識を燃やす妖術鬼・シャザラは密かに日本に出現し、教軍側の錬装者である金剛剣帥なる怪人を操って地上侵攻の準備を急いでいたが、その中核を成すのが、練達の操獣者が有する恐るべき精神エネルギーを独自に開発した増幅装置を用いて実体・兵器化した『念撃獣』である。その威力を最大化するために白羽の矢を立てられたのが真悠花の母・支倉未弥子であり、彼女は愛娘出産直後にシャザラに拉致され、‘‘念撃獣発生機’’『拡脳波轟装置』に十数年もの間接続されていたのであった…。そして一応の完成に達した超兵器だが、悪魔の野望を察知した聖団はその発動を阻止すべく総力を結集して決戦を挑む!一方、異空戦域においても更なる異変が生じつつあった。
聖団が送り込んだ錬装者たちが使命に反する行動を取り始めていたのだ!
文字数 358,511
最終更新日 2024.05.20
登録日 2022.01.19
終業直前に突如異世界に飛ばされた僕、三千院侘助は【鍛冶一如】というユニークスキルを手にした。
それは熱した鉄を金槌の一打でイメージする完成形へと成形する鍛冶特化スキルだった。
ちょうど転職を考えていたので手に職ヤッターこれ幸いと鍛冶と異世界の知識を学び始めた僕は図書館で古い本を手にした。
そこから現れたのは封印されていた【溶鉱の魔竜】を名乗る絶世の美女だった。
自己紹介をしたところで契約が結ばれてしまい、魔竜の権能を手に入れた僕は自前のスキル以上に金属を操る能力を手に入れてしまった。それは戦いにおいては無限の可能性を持つ無敵の力だった。
正直、僕は鍛冶が性に合ってるのでひっそりと暮らしたいのだが……どうしても戦いは避けられない。それがこの世界らしい。
僕は鉄を打ちながら、この世界でどう生きるかを模索することにした。その上で戦うことがあれば……しょうがないよね。世界最強の力を使うことになっても。
文字数 64,587
最終更新日 2024.05.20
登録日 2024.05.02
龍園蓮は目が覚めると異世界転生していた。
転生と言っても赤子になったわけではない。異世界においても常軌を逸した強さを持つ存在へと生まれ変わっていたのだ。
そんな好待遇で転生できた蓮は人里を目指し森を彷徨っていると、一人の少女が黒装束の男たちに襲われているところにでくわす。
圧倒的な力で男たちを倒し、少女を救う蓮。
助け出した少女はアリスと名乗り、話を聞くとどうやら彼女は自国のクーデターから逃げてきた王女で、追われているらしい。
ここで彼女を見捨てる事はできない、そう思った蓮は彼女と共に亡命先の国まで旅をする事を決める。
だが、どうやら彼女を狙っている連中は、三百年以上前に封印されたと言われる魔神の配下たちらしい。
アリスを狙い、襲い来る『魔将』たち、そして、世界各地で巻き起こる異変、はたして蓮とアリスは無事に亡命先へと辿り着く事ができるのか。
文字数 125,804
最終更新日 2024.05.20
登録日 2024.05.01
『最弱の冒険者』の称号をほしいままにしている、リアトリス。
仲間であるジャスミンにいくら誘われようとも、冒険に行かず、レベル上げすらもしようとしない怠惰っぷり。
冒険者の義務なんて知らない。
仕事なんて絶対にしたくない。
薬草採って、ポーション作って売ってのその日暮らしができれば大満足。
そんな舐めた事ばかり考えているリアトリスだが、実はこの世界で最も強力な能力を持つ最強の冒険者。
それも、本気を出せば魔王軍幹部すらも圧倒できるほどの。
だが、リアトリスは意地でも能力を隠そうとする。
理由はいたって単純。
面倒な事には関わりたくないから。
そんなリアトリスが、果たして魔王を倒すことができるのか。
そもそも、冒険の旅に出てくれるのだろうか。
怠惰で最強な冒険者による、異世界奇譚をお楽しみください!
※作品内に一部過激な描写がありますので、投稿ガイドラインに基づき、R15指定としています。
この作品はなろうとカクヨムにも掲載しています(下記URL参照)。また、タイトルの文字数制限の関係で、少々タイトルも変えています。
https://ncode.syosetu.com/n4679gv/
https://kakuyomu.jp/works/16816700428703293805
文字数 360,118
最終更新日 2024.05.20
登録日 2024.04.19
勇者によって魔王が討伐されてから千年の時が経ち、人族と魔族による大規模な争いが無くなっていた。
それでも人々は魔族を恐れ、いつ自分たちの生活を壊しに侵攻してくるのかを心配し恐怖していた ───── 。
サーバイン戦闘専門学校にて日々魔法の研鑽を積んでいたスズネは、本日無事に卒業の日を迎えていた。
卒業式で行われる『召喚の儀』にて魔獣を召喚する予定だっのに、何がどうなったのか魔族を統べる魔王クロノを召喚してしまう。
訳も分からず契約してしまったスズネであったが、幼馴染みのミリア、性格に難ありの天才魔法師、身体の頑丈さだけが取り柄のドワーフ、見習い聖騎士などなどたくさんの仲間たちと共に冒険の日々を駆け抜けていく。
そして・・・スズネと魔王クロノ。
この二人の出逢いによって、世界を巻き込む運命の歯車がゆっくりと動き出す。
■毎週月曜と金曜に更新予定です。
文字数 488,920
最終更新日 2024.05.19
登録日 2023.02.17
「友達が欲しい!」
魔界の幼き魔王ヒカル・グレーズは滅茶苦茶強いが人望がない孤独な魔王。
その友達欲しさにヒカルは古の召喚術で異世界から友達を呼び出そうとする。
だが、その償還した人間は全身傷だらけの瀕死であった。
ヒカルは治癒魔法でその瀕死の少年を治癒。
回復した少年は太助と名乗りヒカルと友達となりこの世界に留まる事に。
そして、太助という少年はヒカルが持っていないものを持っていた。
桁違いの戦闘力を持つ魔王ヒカルと天才的な知識と頭脳を持つ太助。
この幼き二人が廃れた魔界を改革していく!
そして、そんな二人はやがて友達から恋人へと変わっていく。
この物語は世界を超えて出会った二人が魔界を変革していくストーリー。
文字数 33,474
最終更新日 2024.05.19
登録日 2024.05.11
高等魔術学園に入学した主人公の新田伸。彼は大人しく高校生活を送りたいのに、友人たちが問題を持ち込んでくる。嫌々ながら巻き込まれつつ、彼は徹底的に目立たないようにやり過ごそうとする。例え相手が高校最強と呼ばれる人間だろうと、やり過ごす自信が彼にはあった。何故なら、彼こそが世界最強の魔術使いなのだから……。最強の魔術使いの高校生が、平穏な学園生活のために実力を隠しながら、迫り来る問題を解決していく物語。
※主人公はできる限り本気を出さず、ずっと実力を誤魔化し続けます
※小説家になろう、ノベルアップ+、ノベルバ、カクヨムにも投稿しています。
文字数 559,078
最終更新日 2024.05.18
登録日 2020.10.26
おっさんに唯一与えられたもの――それは【オートスキル】。
とある女神様がくれた素敵なプレゼントだった。
しかし、あまりの面倒臭がりのおっさん。なにもやる気も出なかった。長い事放置して、半年後にやっとやる気が出た。とりあえず【オートスキル】を極めることにした。とはいえ、極めるもなにも【オートスキル】は自動で様々なスキルが発動するので、24時間勝手にモンスターを狩ってくれる。起きていようが眠っていようが、バリバリモンスターを狩れてしまえた。そんなチートも同然なスキルでモンスターを根こそぎ狩りまくっていれば……最強のステータスを手に入れてしまっていた。これは、そんな爆笑してしまう程の最強能力を手に入れたおっさんの冒険譚である――。
文字数 974,896
最終更新日 2024.05.18
登録日 2022.06.11
↑お気に入り登録をお願いします!↑
故郷の村を魔物に滅ぼされた少年シンは、その魔物を倒してくれたパーティー【黎明の守護者】に勧誘され、冒険者となった。
彼は【無限再生】という珍しいユニークスキルを持っているものの、その能力は負った傷を自動で治すという、ただそれだけのもの。
効果も低級の回復魔法に劣るような外れスキルだったが、それでも【黎明の守護者】のメンバーはシンを大切な仲間として扱ってくれた。
そんなある日のこと。
いつものようにダンジョン攻略を行うシンたちの前に、レベル1000のエクストラボスが現れる。
勝ち目がないと判断したリーダーのアルトは、シンに脱出用アイテム『転移結晶』の発動を命じる。
しかし『転移結晶』には発動条件があった。
その条件とは、アイテムの発動者のみ転移対象には含まれないというもの。
一人だけダンジョン内に取り残されることが確定したシンを、【黎明の守護者】の面々は嘲笑った。
続けて彼らは言った。
シンの故郷を滅ぼした魔物――それをけしかけたのは自分たちだったと。
にもかかわらず、自分たちを恩人だと勘違いして感謝するシンを心から馬鹿にしていたのだ。
それを聞いたシンは、死の淵で誓う。
自分を裏切り、大切な家族を殺したアルトたちを絶対に許さない。
どんな手段を用いてでも復讐してやると。
そんな誓いもむなしく、エクストラボスに殺されるシン。
しかしその時、外れスキルだったはずの【無限再生】が覚醒を遂げる。
『対象者の死亡を確認しました』
『全ての条件が達成されました』
『ユニークスキル【無限再生】が進化します』
『魂の再生成が行われます』
死からの再生。
そしてそれに伴い、彼はこの世界のルールから逸脱した特別な存在となった。
世界で唯一、ダンジョンのルールに縛られなくなった少年シン。
彼は覚醒した【無限再生】を利用し、瞬く間にチート成長を遂げていく。
――そして数年後、最強の力を手にしたシンはとうとう復讐を決行するのだった。
※別サイト様でも投稿しています。
文字数 121,471
最終更新日 2024.05.18
登録日 2024.03.14
幼い頃からやりたいこと、やらないといけないことを完璧かつ効率的にこなし続けてきた天才『一ノ瀬響』。
大学にも難なく受かり、アパートで一人暮らしを始めるが日常の退屈は日に日に増していくばかりである。
「世界つまんねー……」
自分ができないこと、困難を極めるようなことに挑戦してみたい。
この世界にはもう本気で夢中になれることはない。
そうやって寝静まったヒビキだが、目を覚ました先は見知らぬ草原だった。
理由は不明だが転移したのだと瞬時に判断したヒビキは異世界に無限の可能性を感じていた!
ここでなら俺がもっとやりがいを感じられる、そんな挑戦が待っているはずだ!!
かくしてヒビキは冒険者として名を馳せ、3年の月日が流れた……。
荘厳なる魔族の城『魔王城』。
その玉座に座すヒビキの姿があった。
そう、彼はたった3年もの間に冒険者最高位のSランク冒険者から『破滅の魔王』として魔王城に君臨していたのだ。
しかし、そんな彼の前に世界の救世主『救済の勇者』が立ちはだかるが……?
文字数 124,063
最終更新日 2024.05.16
登録日 2024.02.23
孤独な中年、坂本零。ある日、彼は目を覚ますと、まったく知らない異世界に立っていた。彼は現地の兵士たちに捕まり、不審人物とされて牢獄に投獄されてしまう。
彼は異世界から迷い込んだ『迷い人』と呼ばれる存在だと告げられる。その『迷い人』には、世界を救う勇者としての可能性も、世界を滅ぼす魔王としての可能性も秘められているそうだ。しかし、零は自分がそんな使命を担う存在だと受け入れることができなかった。
独房から零を救ったのは、昔この世界を救った勇者の末裔である老婆だった。老婆は零の力を探るが、彼は戦闘や魔法に関する特別な力を持っていなかった。零はそのことに絶望するが、自身の日本での知識を駆使し、『商人』として新たな一歩を踏み出す決意をする…。
この物語は、異世界に迷い込んだ日本のサラリーマンが主人公です。彼は潜在的に秘められた能力に気づかずに、無難な商人を選びます。次々に目覚める力でこの世界に起こる問題を解決していく姿を描いていきます。
※当作品は、過去に私が創作した作品『異世界で商人になっちゃった。』を一から徹底的に文章校正し、新たな作品として再構築したものです。文章表現だけでなく、ストーリー展開の修正や、新ストーリーの追加、新キャラクターの登場など、変更点が多くございます。
文字数 443,727
最終更新日 2024.05.12
登録日 2023.08.31
魔法剣士ではない。『殴りウィザード』だ!
ハンター仲間から「お前と組んだら魔物がレアアイテムを出さない」と言われたウィザードは、ソロ狩りを決意。
直後、街へ侵攻する魔物を、主人公は初期魔法「エンチャント」で強化した武器によって撃退する。魔物に追われていた少女を助けた。
ヒロインは地位を追われた魔王の娘だった。
また、彼女がいると「装備を強化する宝石」を魔物が落とすようになった。
「レアでなかろうが、火力は出せる!」
「レアが出ないなら作ればいい!」
という結論に達した主人公は、幼馴染であるドワーフと結託。
ノーマル装備にヒロイン製の宝石を埋め込んで、レアに匹敵する武器を開発。販売を開始する。
先代魔王のかたきを討つため、女魔王も更にアイテムの強化を目指す。
が、かつて友人だった女魔族が立ちはだかる。彼女こそ、魔王の仇!
しかし、様子がおかしい。
敵の正体は、意思を持った呪いのアイテムだった!
彼らは、魔族によって無理やりアイテムと同化させられた下級の魔族たちである。
呪いのアイテムはハンターを操り、仲間の呪いアイテムを集めていたのだ。
主人公は戦いの中で、【レアアイテムを破壊できる唯一の男】として、覚醒した!
荒廃した近未来的世界を舞台に、主人公は殴りウィザードとしてオラつく!
(セルフレイティング、R15指定は保険です)
「第3回アース・スターノベル大賞」応募作
文字数 435,151
最終更新日 2024.05.12
登録日 2021.07.19
ここは日本。この国には魔法と言うものが存在する。魔法はある時を境に出現した魔物から自身の身や国を守るために作られた。
魔物が出現し、魔法が作られたことで魔物以外の敵も現れた。それは「魔生」という組織。彼らは魔法が不得意ゆえに差別されてきた者達が集まり今や大きな組織として、国の脅威となっている。
「魔生」の組織メンバーの目的は国を滅ぼすこと。魔物を人工的に作り出し、人々を襲っている。彼らは影で動き、裏社会とも繋がっている。大きすぎるために簡単には手出し出来ない存在だ。
それらの敵から国を守るため、背後から国を支えているのが七家と呼ばれる七つの大財閥。政界との繋がりも深く、国として無視することは出来ない存在だ。
一ノ宮、二葉、三ツ星、四世、五条、六渡寺、七瀬、これらがその大財閥の直系の名前だ。一に近いほど発言力がある。つまり一ノ宮家が国のトップに立つ七家でもさらに一番上ということ。
彼らは思わぬ所から国や人々を守っている。そしてこれはその七家ととても深い関係のある、とある男子高校生の物語。
文字数 103,162
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.02.25
居眠り運転の車に巻き込まれて死んでしまった天城ヒイロ。気がつくと赤子に生まれかわり、そこはファンタジー小説に出てくるような異世界だった。
没落貴族の長男のユートとして育った彼は、この世界エルドアースのことや、様々なことを必死に学んだ。それは最愛の妹であるトアの身体を治すため――
だがトアはこの世界の医学では治すことが出来ない病に犯されていた。しかしここは魔法や不思議が溢れる異世界。トアの病を治すための方法が必ずあるとユートは諦めていなかった。
そして迎えた十歳の誕生日。ユートは洗礼を受けて女神から力をもらう。
その力はカードマスター。今まで聞いたことのないジョブだったことと、没落貴族であったことから、周囲から嘲笑される。
だが女神の力のせいなのか、ユートはジョブを授かった瞬間から、カードマスターの力を理解していた。
この世界のあらゆるものをカードにし使用できる力は、使い方次第では最強になれると。
これはカードに運命を託した少年が、望む未来手にするためにやりすぎてしまうドタバタな物語である。
文字数 178,399
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.02.06
「「お前が泣くまで──いや泣いても殴んの止めねえからなああああああッッッッ!!!!」
先輩は最強だった。それはもう理不尽な程に。どうしようもない程に、最強だった。
指先を弾くだけで岩壁を砕き。拳を振るえば、山一つが消し飛ぶ。地面を蹴りつければ、その周囲一帯の地形が変わる。
そのあまりにも人外、否それ以上の。桁違いの埒外で、出鱈目極まりないその強さで。
国を屠る巨人も、国を喰らう魔獣も。古に封じられし禁断の悪魔だろうが、伝説に語られる滅亡の邪竜だろうが。
果てには、予言に記されし厄災の神すらも。その身一つ、拳一つで。先輩は悉く討ってしまった────それ程までに、先輩は最強だった。
……そんな、僕の先輩は。ある日突然────
「俺、なんか女になっちまった」
────スライムにも大敗を喫する、か弱い女の子になってしまった。
此処はオヴィーリスと呼ばれる世界。創造主神(オリジン)によって創み出された、剣と魔法の世界。
オヴィーリスには冒険者(ランカー)と呼ばれる者たちがいて。その中でも、世界最強と謳われる三人の《SS》冒険者がいる。
『極剣聖』、サクラ=アザミヤ。
『天魔王』、フィーリア=レリウ=クロミア。
『炎鬼神』、ラグナ=アルティ=ブレイズ。
三人全員が後世に永劫語れられ、そして伝説となり、やがては神話へと昇華されるだろう数々の逸話の持ち主であり。
そしてラグナ=アルティ=ブレイズは僕、クラハ=ウインドアの先輩。
これは女の子になったラグナ先輩と、僕の物語。このどうしようもない程に救えない、神すらも度し難い世界を舞台にした物語。
報われないその結末を最期に約束された、運命の物語(ストーリー・フェイト)。
なろう版↓
https://ncode.syosetu.com/n0057hf/
ハーメルン版↓
https://syosetu.org/?mode=ss_detail&nid=230941
カクヨム版↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889714213
文字数 1,357,077
最終更新日 2024.05.10
登録日 2019.08.06
ブラック企業で社畜をしていた風俗が大好きなおっさんは、過労死で異世界へと送られた。
だが転移特典のスキルガチャをはずしてしまい、待ち受けていたのは楽しい冒険ではなく肉体労働に明け暮れる日々。
その事を一緒に転移してきたチート持ちに煽られむしゃくしゃした結果、めちゃくちゃ泥酔して世界最難関と呼ばれる『竜の試練』ダンジョンへと迷い込んでしまう。
最上位の冒険者ですら泣いて逃げ出すという鬼畜なギミックを運だけで次々と攻略していき、気付けば最下層に辿り着いていて――
文字数 24,752
最終更新日 2024.05.10
登録日 2024.05.02
仕事でゲーム中、ゲームの中に閉じ込められた主人公
五十嵐(いがらし)|晴翔(はると)
同じゲーム内に入ったはずの同僚と連絡が付かず、
どうにか現実世界と連絡を取ろうと試みる。
文字数 5,424
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.09
かつて大陸最強の魔剣士隊長と呼ばれたジンディオールは、裏切り者のフレイによって能力を奪われ、命を落とした。
しかし、彼の肉体は女神エルルの手によって蘇生された。そして、日本のサラリーマンだった風吹迅がその肉体に宿ったのである。
迅は、ジンディオールの名と意志を継ぎ、フレイへの復讐を誓う。
女神の加護で、彼は次々と驚異的な能力を手に入れる。剣術、異能、そして…。
彼は、大陸を揺るがす冒険に身を投じる。
果たして、ジンはフレイに辿り着けるのか?そして、彼の前に現れる数々の敵や仲間との出会いは、彼の運命をどう変えていくのか?魔剣士の復讐譚、ここに開幕!
文字数 185,972
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.01.14
悪役令嬢を断罪し、運命の恋の相手に膝をついて愛を告げる麗しい王太子。
お約束の展開ですか?
いえいえ、現実は甘くないのです。
文字数 9,516
最終更新日 2024.05.08
登録日 2024.05.03
魔力、無し! 魔法適正、無し! 御主人様、有り!!
神と敵対し不遇の転生を果たした青年、シュートの前に、突如人智を超えた美少女エルフが現れた!!なんという“叡智”!!けしからん!!
ウフフな展開全カットでゴールインした二人が迎えた“初夜”───
「僕は男だ」
結婚相手が性別を偽る“男の娘”であったことが判明!しかも俺様最強暴君系エルフだった!
「結婚詐欺じゃぁぁああああああ!!!」
何という神の悪戯!
そして何故か“下僕犬”としての生活が幕を開ける!彼の夢見た“叡智”はどこへ行ったのか!
『真実とは、経験という試練に耐えるもののことである』
───アルベルト・アインシュタイン
「神が俺に試練を与えたがるのなら、その全てを返り討ちにするだけだ。そして必ずや、非の打ち所がない“真実の愛”を手に入れてやる……!」
決意するシュート!
「俺はもう二度と絶対に!“結婚詐欺”にはかからない!!」
二人の新婚生活は前途多難!
神の謀略を退けてハーレムを築けるのか!それとも鬼畜神の魔の手にかかり、下僕犬として生涯を終えるのか!
一人の青年の人生を賭けた神との闘争が今、幕を開ける!
“結婚詐欺”から始まる新感覚転生異世界冒険ラブコメディ!!
☆☆★☆☆☆☆☆
『第4回 次世代ファンタジーカップ』に応募しています。
「面白い」と思って下さった方は、是非お気に入り登録して下さると幸いです。
文字数 141,317
最終更新日 2024.05.07
登録日 2024.04.26
勇者と呼ばれ、一つの世界を救った男セキミヤ。しかし、元の世界に戻って彼を待っていたのは、平凡な日常だった。すっかり変わってしまった彼には、息苦しいくらいの日常。そんな彼に訪れた転機は、2度目の異世界転移だった。
今回の旅では、妖精をパートナーとして連れ歩けると聞き、彼は妖精の中でも弱く、力のないものを選ぶ。なぜなら、育てがいがあるから。「怠惰」の称号持ちの妖精だと聞き、歓喜する。なぜなら、面白そうだから。
大切なパートナーである妖精を育てるため、彼は救いの手を差し伸べる。
コメディの予定ですが、設定がシリアスな部分があります。
カクヨム・小説家になろうにも掲載しています。
文字数 94,833
最終更新日 2024.05.07
登録日 2024.05.03
ロイス・ウィルクライムは盗賊として勇者パーティーに加わり、亡き両親の代わりに三人の妹を養うため長らく様々な任務に身を費やしてきた。
そんなある日、攫われた王女の奪還を目標に魔族領に挑むも潜入は困難を極め魔王城を前に撤退を余儀なくされる。
盗賊として身に着けたスキルによって唯一城に潜り込めたロイスであったが戦闘能力に欠けるためせめて何らかの成果を持ち帰れという命を受け内部に忍び込み魔王の娘を連れ去ることに成功したのだが、国に戻ったロイスを待っていたのは国家に危機をもたらした外患誘致の罪によって『国外追放』という非情な通告だった。
弁明の機会も与えられず、それどころか指示した勇者からも見捨てられ、ロイスは失意の中で魔王の娘クルムと共に王都を追い出されることに。
行くアテもなく、今後の見通しも立たず、ただでさえ絶望するしかない状況であろうことか解放したクルムは『魔族領に帰りたくない』と言って聞かない始末。
次第に『魔族なんて滅ぼしてくれたらいいのに』『いっそお前等が今からでも人間滅ぼしてくれよ』なんて不毛な言葉の応酬に発展。
『だったら作ればいいじゃん、人間の味方でも魔族の仲間でもない新しい勢力を』
最後にクルムが口にした言葉によってロイズは二人は『路頭に迷うぐらいならやってやんよ! そんで人間も魔族も全部ぶっ殺してやんよ!』と半ば……いや九割がたやけくそと開き直りともうどうにでもなれ精神で魔王の娘と手を組むことを決意するのだった。
文字数 20,072
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.02.05
その辺に生えていた普通のオッサンは、ある日異世界に召喚され...損なった。夢の異世界へ足を踏み入れたのは、なんとびっくりオッサンの右半身のみ。普通のオッサンが右半身だけで生きていける筈もなく、あっさり死んでしまう。こうしてオッサンの異世界生活は幕を閉じ、それを不憫に思った神様から今度はきちんと五体満足で異世界に送り出して貰う。その際に餞別として貰ったのは《鑑定》《インベントリ》、そして何でも開けられる魔法の鍵の3つ。仕事、結婚、老後。そんな面倒事から解放されたオッサンは、魔法の鍵を使って《鑑定》や《インベントリ》をハッキング。法も秩序も無視して夢の怠惰生活を満喫する!
文字数 11,603
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.24
☆またこちらで描き直しました。
修正版です。
「覇気ある公爵令嬢は愛を叫ぶ」の内容は、こちらでよろしくお願いします。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ここ、ユナイテッドトルネード大国には眉目秀麗の皇太子が人気などではなく
(いるにはいるんですが)
一公爵令嬢が大変人気である。
え?何故かってそれはデスね〜
まあ、とにかく我々が説明するよりもご本人に色々とお聞きいたしましょう。
それでは、ナタリー公爵令嬢のご入場です!
チャララッラー♪
どこからともなく、音楽が鳴り公爵令嬢の顔にスポットライトが当たる。
「ちょっと、このような登場のさせ方はやめて下さる?」
キッと睨むように目を細めるナタリーを他所に
司会者が強引に話を進めてくる。
「まぁまぁまぁ、自己紹介よろしくどうぞ〜♪」
「ふっ...まぁいいわ、司会者
後で覚えておくのね」
そう言いながら
公爵令嬢の瞳がカッと開くと、司会者はパタリと倒れる。
「ごきげんよう皆様、私の名前はナタリー・クロレッチと申します。
何故か私、大変嬉しくない通り名がありますの。
気づいた時には、もうそう呼ばれていたのですわ
超人令嬢(スーパーレディ)または怪力姫
などと
それでは可愛らしくないので、皆様に普通の名前でと、お願いいたします。
どうぞこの機会に覚えてくださいませ。
あら.....?
誰一人異議を唱える者がいないので満場一致致しましたわ
うふふふふふ」
そう微笑みながら言うナタリー公爵令嬢は、完璧な淑女の礼をする。
その様子は
一見見た目は普通の、いや美人と言われる部類の令嬢だった。
その令嬢の微笑みにポーとなる人多数。
「見た目で.....騙されると....自分のようになります....」
司会者が苦しみながら言い終わると、またパタリと倒れた。
_
一体、司会者はどうしたのでしょう?
遠く離れた場所からお伝えする我々からは何があったは分かりません!
見た目は、美しい公爵令嬢が何かやったのでしょうか....?
気になりますが、「もう出番は終わったわね」とばかりにナタリー公爵令嬢が退場なされました!
はっ!これ以上司会者の命のほうが持たないようなので、これにて我々リポーターも失礼させていただきます。
はてさて、ナタリー公爵令嬢はどのような人物か、どうぞこちらを御覧くださいませ。
文字数 29,752
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.02.29
王国の西の端にある魔物の森に隣接する領地で、日々魔物から国を守っているグリーンウッド辺境伯爵は、今日も魔物を狩っていた。王国が隣接する国から戦争になっても、王国が内乱になっても魔物を狩っていた。
うん?力を貸せ?無理だ!
ここの兵力を他に貸し出せば、あっという間に国中が魔物に蹂躙されるが良いのか?
いつもの常套句で、のらりくらりと相手の要求を避けるが、とある転機が訪れた。
えっ、ここを守らなくても大丈夫になった?よし、遅くなった新婚旅行でも行くか?はい♪あなた♪
ようやく、魔物退治以外にやる気になったグリーンウッド辺境伯の『家族』の下には、実は『英雄』と呼ばれる傑物達がゴロゴロと居たのだった。
この小説は、新婚旅行と称してあっちこっちを旅しながら、トラブルを解決して行き、大陸中で英雄と呼ばれる事になる一家のお話である!
(けっこうゆるゆる設定です)
文字数 98,772
最終更新日 2024.04.27
登録日 2020.06.27
「お前たちの兄の所為で魔王軍に負けた」、「償え」、「王国の恥さらしは追放だ」。人類と魔王軍の争い続く戦乱の世で、人類の希望といわれた勇者の一人が戦死し、人類の連合軍は多大な被害を受けた。勇者の弟である『エルセ』は故郷の民やそれまで共に過ごしてきた友たちから激しい罵詈雑言を浴びせられ、妹と共に故郷を追放された。
財を失い、身寄りもなく、野垂れ死ぬかと思った自分たちを保護したのは、兄の仇である魔王軍の将だった。
「貴様等の兄は強く勇敢な素晴らしき武人であった。貴様らの兄と戦えたことを吾輩は誇りに思う。生きたくば、吾輩たちと共に来い」
そして、人類は知らなかった。偉大な兄にばかり注目が集まっていたが、エルセと妹は、兄以上の才能と力を秘めた天賦の超人であることを。本来であれば、亡き兄以上の人類の希望となるはずの者たちを自分たちの手で追放したどころか、敵にしてしまったことを。
文字数 133,578
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.16
旧題:奴隷をチート回復魔法で治して働かせれば不労所得でウハウハじゃない?(願望)
クソ貧乏な没落貴族、ダーヴィッツ家に生まれた第三子息フローラル・ダーヴィッツ。
ある日、父親が年老いて亡くなると同時に二人の兄が子爵家の婿養子になったことで、フローラルは成り行きでダーヴィッツ家の跡取りになってしまった。
どうしようかと考えていると、彼はあることを思いついた。
「欠損奴隷買い漁って治して仕事させればウハウハじゃね?」と。
フローラルは僅かな資金を手に、手始めに失明した奴隷、四肢を失った奴隷などを買うと、不労所得でウハウハするために彼女らに仕事を与えて稼がせることにした。
気がつけば奴隷たちは異様な忠誠心を持ち始め、奴隷国家として地位を高めることになり、気がつけば他の領主から目をつけられ、気がつけば奴隷たちが懐きまくっていて……。
文字数 215,419
最終更新日 2024.04.21
登録日 2023.08.31