完結小説一覧
普通じゃない男子高校生、野江良太郎。彼は女の子に憧れている。しかし周囲から否定され続け、それはおかしいことなんだ、と信じ込んでしまう。そんな彼の前に、太陽のような少女、西森景が現れる。
良太郎は初対面ながら彼女に気に入られて……
文字数 4,357
最終更新日 2022.07.10
登録日 2022.07.10
玉の輿!? 玉の輿はいいぞ。
文字数 345
最終更新日 2022.07.09
登録日 2022.07.09
碧色(へきいろ)。それは表面は澄んでいながら最奥までは見通すことのできない深い碧。毎日のように級友たちと顔を合わせているにも拘わらず、気心の知れた友達ですら、その心の奥底までは見透かすことができない。でも一瞬だけ、ほんの一瞬だけ、それは深海の底から沸き上がる気泡のように目視できることがある。主人公わたしは電車内で不意に唇を奪われた。それも同じ学校の女生徒に。彼女の名前は瀬名舞子。今日転校してきたばかりの同級生。それ以後、わたしの受験生としての日常は彼女に翻弄されることになる。碧春(へきしゅん)。それはきらめく青春の断片。碧春。それは誰もが抱く永遠の思い出の欠片。
文字数 26,950
最終更新日 2022.07.09
登録日 2022.06.27
若山璃子25歳。
彼氏に別れを告げようとテレビで見た情報を実践したら…
本編は完結しております。小話をたまに更新するかもしれません
4/4小話更新
誤字脱字の指摘・報告気付きましたらお願いします…
文字数 13,732
最終更新日 2022.07.08
登録日 2018.07.17
谷川 真司は、九條という怪しげな男にスカウトを受け、『薔薇の花園』という、超高級会員制ボーイズクラブで働く様になる。働く人間一人一人に薔薇の名前が与えられるその場所で、見習いである『薔薇の蕾』として先輩であるロサ・フェティダに教育を施された真司……リリー・マルレーンは、次第にロサ・フェティダに熱い想いを抱く様になる。
しかし、突然現れた薔薇の花園の本当の支配者である『御方』という人物の使いである新庄に、『俺の事を忘れているなら、思い出させるまでの事』という、御方からの言葉を告げられ、真司は、かつて自分の母親が傾倒していた宗教団体の現教祖でもある御方に、自分自身が激しい執着心を抱かれている事を知る。
御方に忠誠を尽くすロサ・フェティダを救う為、真司は様々な人々と交流を重ねながら、自らに激しい執着心を抱く御方に立ち向かっていく。そして、御方の正体を暴くため、あらゆる難関を乗り越えた真司は、真司との邂逅を果たし、その存在の価値観に触れ、自らの生き方を模索し、新たなる決意を胸にしたロサ・フェティダ……雅之を、その生涯を賭して支え、癒し、守っていく人間として生きていく決心をするのであった。
御方を支える、『薔薇の八大原種』に準えた、異なる薔薇の名前を冠する麗しき美貌を持つ幹部達に、その存在を認められ、次第に男として、人間として成長していく真司。果たして彼は、本当の愛と幸福を手にする事が出来るのか?
攻め主人公成り上がり&中盤(第四章)から最終章にかけて大逆転。主従カップルラブ(夜だけ下剋上)。全六章の長編作品。
◇◇◇◇
❇︎結腸責め、飲精執着(攻め→受け)、想像妊娠、媚薬、激しい性描写有り。タグをご確認の上、苦手な方はご遠慮下さい。
❇︎作品名、お話の題名ともに改変した為、アップし直しました。ご理解の程宜しくお願いします。
文字数 422,011
最終更新日 2022.07.08
登録日 2022.06.27
※番外編連載中
わたくしは、マーリン。夫はオリヤン・アーネル伯爵。わたくし達の間には子供が二人いる。そのどちらも女の子。
「今度こそ、男子を頼むぞ」
オリヤンにそう言わたが、3人目も女の子だった。
「この役立たずが! 女ばかり産む女には用はない。わたしには幸い愛人がいる。ちょうど妊娠がわかったところだったんだ。ここから出て行き、アーネル伯爵夫人の座を譲れ」
わたくしは、そう言われて屋敷を追い出された。
※異世界のお話しで史実には全く基づいておりません。現代的言葉遣い、時代背景にそぐわない食べ物など、しれっと出てくる場合がございます。
文字数 18,579
最終更新日 2022.07.08
登録日 2022.06.27
ツッコミ「こんにちは。今日も暑いですね。皆さま夏バテとかしてませんか?」
ボケ「ところで僕は最近、健康のありがたみをしみじみと噛みしめているんですよ」
ツッコミ「たまに風邪とかひくと、ありがたさに気付きますよね」
ボケ「今日は身体の様々な部位へ感謝の気持ちを伝えたいと思います」
文字数 3,393
最終更新日 2022.07.08
登録日 2022.07.08
ここはラダーク王国。
いま王城の広間では、王家主催の舞踏会が開かれている。そして、突然始まった王太子クロードによる婚約者への断罪。彼は婚約者を悪役令嬢と罵り、子爵令嬢キャリーへの数々のイジメを問い詰める。そして、この断罪劇のクライマックス“婚約破棄”を迎えようとしていたその時、周囲が静まり返るなかにキャリーの声が響く。
「ちょっと待ったぁ・・じゃなくて、お待ち下さいっ!!」
突然、前触れもなく前世を思い出したキャリーは、ここが小説の世界だと気付く。そして、これからは分相応に暮らすため、目の前にぶら下がった王太子妃の座から、そして貴族のしがらみから逃げることを決める。
無事に王太子から逃亡したキャリーだったが、なぜか領地に引き籠もることになる。
しかし、この選択が間違いだった。
領地に向かったキャリーの前に現れたのは、イケメン騎士。そして、この出会いがキャリーの人生を狂わせる。
これは、下剋上ヒロインのポジションを捨てた少女のその後の物語・・・
文字数 34,022
最終更新日 2022.07.07
登録日 2022.06.24
亜里砂は、いつもお母さんが選んだ洋服を着ています。ある時、友だちの早苗の家で、さつえい会に参加したところ、心境に変化が……。好きな服についての小さな温かい物語です。
文字数 5,777
最終更新日 2022.07.07
登録日 2022.06.29
姉としては複雑です。というか、行き遅れそうで焦ってます。
文字数 381
最終更新日 2022.07.06
登録日 2022.07.06
一般的には家ぐるみの印象ですよね……?
でも呼び出されたのは令嬢だけです。
そんなことある?
文字数 433
最終更新日 2022.07.06
登録日 2022.07.06
父親が脱サラし、縁も所縁もない土地で喫茶店を経営し始めると決め、それに着いていく事になった小日向 渉は、そこから程近い場所にあった木工工房で、自らの夢を見出した。その後、その工房に就職した渉は、親方に勧められて若くして独立を果たすが、周囲の人間達に天賦の才があると言われても、中々、自分の腕に自信を持つ事が出来なかった。
そんなある日、ある喫茶店の敷地内にある山桜を切り、それを作品にして、その店に卸して欲しいという大きな依頼が舞い込む。その下見も兼ねて店に訪れた渉は、春そのものを閉じ込めた様な柔らかな雰囲気の青年、世良田 尚と出会う。
彼と会う度に彼への想いを深めていく渉だったが、叶わぬ恋だと、自分の胸の内にその気持ちを押し込め様とする。しかし、乾燥が終わった山桜から作品を生み出していくに連れて、渉は毎夜夢の中で尚に出会い、次第に彼のその肌に触れる願望を抑え切れなくなっていくのだった。
無自覚天才木工家の、切ない初恋の物語。軽くホラー。全二章。
文字数 43,368
最終更新日 2022.07.06
登録日 2022.07.03
人を育てるのって難しい。
文字数 412
最終更新日 2022.07.06
登録日 2022.07.06
主人公、空男はあやまってジンジャーエールの中にお守りを落としてしまう。
おどろくことに、ジンジャーエールのシュワシュワに乗って神様が現れる。
主人公は、その自称神様に願い事をかなえてもらうが……。
文字数 4,338
最終更新日 2022.07.06
登録日 2022.07.06
これは「寝取り寝取られ家内円満」という小説の続編にあたるものです。
これだけでも十分にお楽しみいただけるようになっていますが、出来ればあちらをご一読いただいてから読んでいただくことを強くおすすめします。
愛妻をなんと実の父親に寝取られる。
そんなショッキングな事件を乗り越えて、小さな会社を経営し5人の子供を育てている「エロバカップル夫婦」のタカシとマユ。
お気楽極楽なエロ夫婦生活を楽しむ一方、ユニークな子供たちは次々に問題を起し、愛し合う二人にもビジネスの荒波が押し寄せてきます。
そして最大の危機が二人に訪れる。
果たして夫婦は、家族は、この危機を乗り越えることが出来るだろうか。
これは、結婚し社会で揉まれながら子育てに奮闘する、「かつては子供だった大人」の話です。
文字数 152,474
最終更新日 2022.07.06
登録日 2022.03.18
俺は時給換算すると、5円未満と言う悲劇的なネットの漫画家だった。
変態女子大生に出会うまでは・・・
文字数 2,047
最終更新日 2022.07.06
登録日 2022.07.06
婚約者は私との婚約に乗り気ではない。婚約者の恋人から婚約破棄してほしいと頼まれ、婚約を破棄したが…。
文字数 1,127
最終更新日 2022.07.05
登録日 2022.07.05
長屋シリーズ二作目。
第八回歴史・時代小説大賞で奨励賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
小鉢料理の店の看板娘、おふくは、背は低めで少しふくふくとした体格の十六歳。元気で明るい人気者。
ある日、昼も夜もご飯を食べに来ていた常連の客が、三日も姿を見せないことを心配して住んでいると聞いた長屋に様子を見に行ってみれば……?
文字数 46,242
最終更新日 2022.07.05
登録日 2022.05.31
どういうことなの……?
文字数 650
最終更新日 2022.07.04
登録日 2022.07.04
拗らせていくスタイル。
文字数 405
最終更新日 2022.07.04
登録日 2022.07.04
少し見ない間にいったい何があったんだっていうレベル。
文字数 776
最終更新日 2022.07.04
登録日 2022.07.04
転生し、王子にふさわしい婚約者になるべく、努力を重ねていた公爵令嬢リロエラ・モルージニ。実の妹に王子の婚約者の座を奪われ、余命もわずかとなった彼女が行う、命は奪わない復讐。
見切り発車。短編小説。下品注意。念のためR-18。
文字数 5,469
最終更新日 2022.07.04
登録日 2022.06.25
高校の頃の友人がモデル業を引退するらしい。
俺は1番仲の良かった友人、村瀬真緒が、高校を卒業後にモデルになっていたのをその引退報道で知った。
文字数 12,679
最終更新日 2022.07.04
登録日 2022.07.04
生まれつきの身分とはいえ、随分と守られて来た感じがするわね。でもまぁ、これからも変わらずに過ごしていけるでしょ。
文字数 1,873
最終更新日 2022.07.04
登録日 2022.07.04
ーーーーーー何故こうなってしまったのか?
俺の腕は後ろ手に縛られ、気がつけば猿ぐつわで呼吸すらままならない程に息を荒げ、何処かの部族の様な木で掘られた仮面をつけた腰蓑姿の屈強な男達に担がれていた。
辺りは薄暗い森林に囲まれた獣道を歩いている事が解る。湿気も相まってジャングルを彷彿とさせる景色が続いていたが、この空の上にある物を見つけ、やはり自分がいた場所では無いことはすぐに見てとれた。
担がれ振動で目が回りそうな景色の中、上空には確かに細長い月の様なものがまるで方位でも表すかの様に、頭上に佇んでいた。
獣道を進む男達の先頭には小柄な人物が、上半身を覆う程の大きな仮面をつけ、首が痛くならないのかと、自分の置かれた状況も気にせずそんな事を考えていた。
「○★▷◀︎×○◇●〜っ◾️」
やはりである。思った通りこの世界の言葉は理解出来るものではなく、まるで舌打ち混じりに話すその姿は動物そのものの様に思えた。
ようやく森を抜けた先。開けた場所に出ると同じような人間が集落を形成し、火を使える事が分かった。朝礼台の形をした処刑台の様なものが見えた時、スマホのバッテリーの最後の音が聞こえた。
後ろ手に縛られた手から、役目を終えたスマホの最後の仕事は〝生贄なう〝とささやきでの最後の投稿だった。
文字数 16,728
最終更新日 2022.07.03
登録日 2022.06.19
雨空の下で、すすり泣く少女。無色透明の涙が頬を伝う。
何もかもを引き裂いて、散りゆく紅。赤い舌で舐めながら、壊れた人形は今日も笑う。
「暴虐のお茶会でお会いしましょう」と。
文字数 17,934
最終更新日 2022.07.03
登録日 2022.06.16