じんわり小説一覧
この世の人間は、『武器』と『所有者』に分けられられる。
『武器』は自分の身体から武器を生成し、『所有者』の命令によって戦う。『所有者』は『武器』を使役する。
『所有者』が『武器』を買い、『武器』は『所有者』に忠誠を誓うのが、この世界の一般的な『武器』と『所有者』の関係。
現代において、『武器』は《奴隷、家畜同等》という認識だった。
僕、五月七日周は、政府直属の『Fランク』の軍人だ。『Fランク』らしく、『所有者』である政府の命令に服従し、淡々とその任務を遂行する。それだけが、僕の、家畜の生きている意味。
ある日、僕はある人物の殺害を命令された。勿論僕は断らず、いつものように首を縦に振った。
僕が殺す人物は、太陽だった。
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2人のほのぼのライフ。
『Justice』の外伝。
文字数 8,924
最終更新日 2020.07.16
登録日 2020.07.02
もう僕は長くないだろう。
今日まで馬齢を重ね生きてきた。
後の残り少ない時間をこれまで僕が過ごして来た事を記して終ろうと思う。
文字数 196
最終更新日 2020.07.16
登録日 2020.07.16
高学年向きの児童文学。
早く大人になりたい自分、速く大人になってしまった彼。
そして、眠りたがる。
明日までひとときの休みを。
そんな話。19年7月作品
文字数 4,472
最終更新日 2020.07.15
登録日 2020.07.15
“あか”は、お前の色。それは冷え切った闇に射した一条の光。
煌めき、迸る、目も眩むほどの鮮やかな光源。俺だけの唐紅(からくれない)。
この想いを染め上げる、たったひとつの、赤。
考古学研究室に在籍する大学生、宮城零央(みやぎ れお)。
生まれ持った容姿の端麗さに惹かれて寄ってくる女子が後を絶たないが、零央は考古学以外には興味がない。
来るもの拒まず、去るもの追わず。後腐れがないという理由で、中学の頃から年上限定で遊びの恋愛を繰り返していた。
『誰にも本気にならない。誰にも落とせない』と言われ、自身でも恋愛には冷めきった感覚しか抱いていなかった零央だが、考古学研究のために出向いた奈良で、教授の娘、初琉(はる)と出逢う。
彼女との出逢いで初めて恋を知り、それまで知らなかった疼きと切なさ、もどかしさ、燃え立つ激情の温度と“色”を知る。けれど、初琉には気持ちを伝えられなくて――。
【Eternity -エタニティ- シリーズ ――永遠に、愛してる――不変の愛の物語】
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素敵な表紙は春永えい様
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文字数 78,623
最終更新日 2020.07.15
登録日 2020.06.21
文字数 6,287
最終更新日 2020.07.15
登録日 2020.07.15
とある大学の、人気が無いラウンジの一番端の机。そこが彼の特等席だ。
成績優秀だけど少し変わった彼、一郎くんはそこでよく小説を書いている。
私、司はそれを眺めているのがたまらなく好きなんだ。
◆◇◆
田舎の大学を舞台にした、司と一郎のほんのりとした恋愛劇です。
【小説家になろう】にも掲載しています。
文字数 3,032
最終更新日 2020.07.14
登録日 2020.07.14
「ああそうだ、――死んでしまえばいい」と、思ったのだ。
時は江戸。
開国の音高く世が騒乱に巻き込まれる少し前。
その異様な仔どもは生まれてしまった。
老人のような白髪に空を溶かしこんだ蒼の瞳。
バケモノと謗られ傷つけられて。
果ては誰にも顧みられず、幽閉されて独り育った。
願った幸福へ辿りつきかたを、仔どもは己の死以外に知らなかった。
――だのに。
腹を裂いた仔どもの現実をひるがえして、くるりと現れたそこは【江戸裏】
正真正銘のバケモノたちの住まう夜の町。
魂となってさまよう仔どもはそこで風鈴細工を生業とする盲目のサトリに拾われる。
風鈴の音響く常夜の町で、死にたがりの仔どもが出逢ったこれは得がたい救いのはなし。
文字数 133,484
最終更新日 2020.07.14
登録日 2019.11.25
茨城の女暴走族・狼図魔龍鰔(ローズマリー)の総長兼特攻隊長時計坂桜は敵対する悪琉棲斗露滅離悪(アルストロメリア)の総長とタイマンを張ることになるが、罠に嵌められ事故に巻き込まれてしまう。気が付くとそこは桜のいた世界ではなく、人間やエルフが魔王によって脅かされている異世界だった。桜は古に予言された魔王を倒す「大賢者」だということが判明し、大賢者ローズマリーとして魔王を倒すことになり……無慈悲にまた理不尽に世界を冒険する物語である。
ライトにサクサク読めるように書きました。1部あたり平均2000文字です。プロローグは読まなくても先に進めます。小説家になろうサイトでも未改訂版が連載完結しております。
文字数 171,350
最終更新日 2020.07.14
登録日 2020.07.14
ある日の早朝。明日、隕石が地球に落ちるというニュースを会社員の田月は、突如、耳にする。フェイクかと思い、調べてみるが、見当たらず、それが事実であると知る。
会社は休みとなり、アパートで一人暮らしをしていた田月は久しぶりに親のいる自宅に帰ることにした。自宅に向かう途中、高校の時の同級生、佳奈と偶然出会う。佳奈は、田月にとって、初めて、恋をした女性だった。
しかし、佳奈の様子が何やら、おかしい。彼女の異変に気がついた田月は、彼女のあとをおい、ダムにたどり着くのだが、そこで彼女はとんでもない行動に出る。
文字数 4,681
最終更新日 2020.07.13
登録日 2020.07.13
「私」はある日の放課後、それまで接点のなかったクラスメイト・坂田木と話す機会を得た。
その日一緒に下校して、はじめて坂田木のことを知って興味を抱く。
そして、急に告白。
それから私は、坂田木のことを意識するようになった。
文字数 12,551
最終更新日 2020.07.13
登録日 2020.07.08
皆さんには親友と呼べる人はいるだろうか。
その親友を心から大切にしているだろうか。
当たり前の環境は本当に当たり前なのだろうか。
今一度、考えてみてほしい。
文字数 1,321
最終更新日 2020.07.13
登録日 2020.07.13
2011-09-03 ブログより転記 加筆少々。2016年5月27日pixivにて
今回、昔の作品で落ちが悪いのところを改訂しました。
学ラン、胸ポケットにハイライト、あるいはpiece 大人ぶる子供の時代を優しく見てくれていたそんな空間。胸糞悪い、最後の思春期から現在に言葉でいくと児童文学でもいけるほど自分、馬鹿です、って雰囲気をわかってもらえればいい。あと、当時の言葉を使っているので今の言葉に直すべきことでもないと思いそのままにしています。そこが物語の重要ではないし。
文字数 2,573
最終更新日 2020.07.13
登録日 2020.07.13
山吹さくらは自分は世界一運の悪い女だと思っている。
なぜならいつもきれいな姉と比較されるから。
その日も学年一番の男子から、姉へのラブレターを手渡されたのだった。
☆一気に読めます。
短編初挑戦です。
☆8月のほっこりじんわり大賞にエントリーしています。
☆エブリスタコンテストのお題。
「最近、きれいになった?」が出てくる短編
文字数 5,310
最終更新日 2020.07.13
登録日 2020.07.13
初彼に振られた蕾は傷心中。そんな蕾に母は一枚の写真を渡す。それを見つめているうちに蕾は終戦直前にタイムスリップしてしまった。
2020/08/25 kindleにて販売開始致しました。
第1話は無料でお試し読みできます。
続きはkindleにてご購入下さい。
文字数 1,243
最終更新日 2020.07.12
登録日 2020.07.12
リーグル王国の聖女候補のうちの一人リラ、彼女は性格がねじ曲がっており評判は良くなかった。生まれた時より奴隷としてリラに仕えてきたマリーはリラにいじめられていた。聖女選定の儀にリラの荷物持ちとして参加したマリー。選定の儀が始まり聖女として選ばれたのはマリーだった。
文字数 8,102
最終更新日 2020.07.12
登録日 2020.07.09
結婚して千葉県の郊外に夫と息子の三人で暮らす町屋しおりは、ある日高校の同級生だったゆきから地元島根で行われる同窓会への誘いの電話をもらう。
都合が合わず、同窓会を断るしおりだったが、高校時代の思い出話が盛り上がる。
ゆきは同じく仲良くしていた同級生のちさとから電話をもらっており、同窓会のあと、会うことを約束して電話を切った。後日、同窓会に行ったというゆきは、ちさとがすでに死んでいた事実をしおりに打ち明ける。
文字数 20,270
最終更新日 2020.07.11
登録日 2020.07.11
文字数 903
最終更新日 2020.07.11
登録日 2020.07.11
誰の人生にも、ちょっとした小さな物語があるものだ。
売れないバンドマン、片思いの女子校生・・・
小さな出来事、でも忘れられない出来事。この世界には、そんな小さな物語が溢れている。
文字数 3,660
最終更新日 2020.07.11
登録日 2020.07.07
生活費を稼がなければならない男子高校生が小学生の家庭教師はどないやと言われて乗っかったころから数年後の話。
文字数 1,849
最終更新日 2020.07.11
登録日 2020.07.11