ハッピーエンド小説一覧
女伯爵リオーネには呪いがかかっている。
結婚し、夫の死期に立ち会うと、妻である彼女も死んでしまうのだ。
そして数日前に逆行転生し、夫を救えないまま、リオーネだけは助かり新しい人生を送る。
過去に三人の夫と死別し、彼らを救えない現実に生きることを諦めた未亡人、女伯爵リオーネ。
父親の命令で参加した皇帝陛下主催のお茶会で、傷心のリオーネの前に現れたのは傲岸不遜な公爵令嬢ミネルバだった。
横暴な性格のミネルバは身分の違いを嵩に着て、年上のリオーネをいじめにかかる。
「再婚できない未亡人なんかここには相応しくないわ、出て行きなさい。未亡人!」
その振る舞いを見た帝国の冷血皇弟と噂に名高いライオネルは横暴なミネルバから、リオーネを庇うのだった。
「殿下、私などを庇われては、お名前に傷がつきます! いい加減にしなさい、そのような無礼な振る舞いは許しませんよ!」
しかし、逆にそう言い、横暴なミネルバから咄嗟にライオネルを庇うリオーネ。
他人の優しさに触れたことのなく、心を閉ざして生きてきたライオネルは、リオーネの純粋な忠誠心に感銘を受ける。
利用しようとする者ばかりがいる宮廷で孤独だったライオネルは、リオーネに亡き母親の面影を抱いていた。
「……リオーネの逞しさが必要だ。僕は呪われた運命に立ち向かえる気がする」
少しずつ心を通わせていく二人は、ミネルバたち反皇帝派が引き起こす騒動に巻き込まれていく。
問題解決にあたるなか、リオーネの受けた呪いが事態を解決すると判明して……?
互いに支え合うことで、二人の心の傷が癒されていく。
他の投稿サイトにも、掲載しております。
文字数 61,391
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.19
私──セレスティア・リオンタリが暮らしているリオンタリ子爵家には姉が三人いる。養子に入った私とは血がつながっていない姉たちだ。身寄りのない私を拾ってくれたリオンタリ夫妻はとても優しくて、いつも私によくしてくれる。それをよく思わなかったのか、毎日のように三人の姉から嫌がらせを受けていた。それでも、夫妻の実子である彼女達のことを悪く言ってしまうことで──夫妻に悲しい思いをさせたくない。そう思った私は、その事実を伝えずに耐え続けていた。
そんなある日──近々開催されるパーティーの招待状を届けるついでに夫妻へと挨拶をする為と言って、ダルエス公爵家の御令息である、テオドール・ダルエス様がこの家を訪れる。
いつものように庭仕事を行っている私を見ながら、夫妻と何かを話している様子の彼は……話し終えたと同時にこちらへと歩いてくる。次の瞬間には何故か彼が、私に一目惚れをしたと婚約を申し込んできた。
しばらくしてダルエス家で暮らすこととなって緊張していた私は、夫妻と別れるのは寂しいけど──三人の姉から受けていた嫌がらせがなくなる……そう思うと、気持ちが楽になった。しかし、本当の地獄はここからだった……
文字数 15,410
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.23
観月法律事務所の所長である、観月凌也は高校時代からの友人で、開業医をしている悠木寛人の頼みである雑居ビルに向かった。そこで違法な罰金を取りながら仕事をさせられているという悠木の大切な笹原空良くんを奴らの手から守るためだったのだが、観月はそこである男の子に出会う。
一瞬で彼のことが気になった観月だったが、空良くんと同じく騙されて雇用契約を結ばされそうになっていたその子をその場から逃すことしかできなかった。空良くんの問題を解決して事務所に戻るとさっきの男の子が事務所前に待っていた。
彼はわざわざお礼を言うために観月の事務所を探してくれていたのだ。
彼は木坂理央と名乗り、どうしてあの雑居ビルにいたのか話を聞くことに。
そこで知る衝撃の事実に、観月は理央を守ろうと囲い込むことにした。
施設育ちで学校にも通わせてもらえずに虐げられながら育った18歳の男の子とイケメンスパダリ弁護士とのイチャラブハッピーエンド小説です。
こちらは『イケメンスパダリ弁護士に助け出されて運命が変わりました』の観月凌也視点のお話です。
この作品だけ視点が交互に入っていて読みにくいという意見をいただいたので、今回分けてみました。
少しでも読みやすくなっていれば幸いです。
R18には※つけます。
文字数 136,101
最終更新日 2024.10.26
登録日 2023.06.05
生活が変わるとは、いつも突然のことである…
早くに実の母親を亡くした双子の姉妹は、父親と継母と共に暮らしていた。
だが双子の姉のリリーフィアは継母に嫌われており、仲の良かったシャルロッテもいつしかリリーフィアのことを嫌いになっていた。
リリーフィアもシャルロッテと同じく可愛らしい容姿をしていたが、継母に時折見せる瞳の色が気色悪いと言われてからは窮屈で理不尽な暮らしを強いられていた。
しかしリリーフィアにはある秘密があった。
妖精に好かれ、愛される存在である妖精の愛し子だということだった。
救いの手を差し伸べてくれた妖精達に誘われいざ妖精の国に踏み込むと、そこは誰もが優しい世界。
これは、そこでリリーフィアが幸せに暮らしていく物語。
お気に入りやコメント、エールをしてもらえると作者がとても喜び、更新が増えることがあります。
番外編なども随時書いていきます。
こんな話を読みたいなどのリクエストも募集します。
文字数 49,905
最終更新日 2024.10.26
登録日 2023.03.11
「転生したら避けてきた攻略対象にすでにロックオンされていました[2]」からの続編です。
※こちらはR18作品です。かなり性的な描写が含まれますのでご注意ください。
文字数 84,175
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.06.06
推しの継母になるためならば、喜んで偽装結婚いたします!
レンタル有り【2巻発売中!】
「ブリギッド・グリンブルスティ! あなたはクビよ!!」
ブリギッドの雇い主の妻カット夫人が金切り声をあげ、彼女に手紙と小箱を突き出した。
ブリギッドは、不倫のえん罪で家庭教師をクビになったのだ。
(セクハラの証拠もあるし、違約金をもらって、推しに課金しよう!)
ブリギッドはウキウキとその場をあとにした。
じつは、ブリギッドは転生者だ。
前世、30代で過労死してしまった小学校教員だったブリギッドは、生前読んでいたweb小説の没落令嬢(モブ)に転生していた。
しかし、彼女の推しは孤児院出身の悪役。
愛を知らないまま大人になってしまうと、悪役として主人公に殺されてしまうのだ。
「推しの命は私が守る! 悪役になんかさせない!」
推しを養子にしようと奮闘するが、未婚では養母になれないとわかり、推しの住環境を守るため、課金とオタクグッズで孤児院を盛り上げていたのだ。
不倫えん罪で、家庭教師をクビになってしまったブリギッドのもとに、「恋をしない鉄壁侯爵」から推しの養父母になるために偽装結婚しないかという提案が。
断る理由なんかない! 喜び勇んで偽装結婚するブリギッド。
すると、推しから懐かれ、さらには「妻としては愛せない」と言っていた、鉄壁侯爵から溺愛されることに……。
オタクと教員の知識を使って奮闘する、育児&ファンタジーです。
題名変更しました(旧:転生没落令嬢が推しの継母になりました)
皆様のお力添えのおかげで、続刊が決定いたしました!
応援ありがとうございます!
誤字誤用のご指摘ありがとうございます!
とても助かっております。
時間があるときに直したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
文字数 274,764
最終更新日 2024.10.26
登録日 2023.08.04
あらすじ
カルナ・シャルルは、シャルル伯爵家の美しい令嬢。
婚約者であるアルバート公爵の嫡男と幸せな未来を夢見ていたが、ある日突然、アルバートから「他に愛する者がいる」と言われ、婚約を一方的に破棄されてしまう。
しかし、カルナはその知らせに動揺することなく、優雅に微笑んだ
。実は彼女には、隠された能力があり――婚約破棄の背後に潜む真実を暴くため、静かに逆襲の計画を進めていく。
そんなある日、カルナはアクティビア王子から想いを寄せられていることを知り…。
文字数 3,396
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.24
ーー神奈川県のとある盆地で、人と妖精の末裔が共に暮らしていると噂されている場所があったーー
この話はそこで暮らす吉田 颯人と葛葉 千冬の人と妖精の違いや、性別に関する価値観を描いた物語です。
R15は念のためです。
文字数 12,167
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.11
竜が好きで、三度のご飯より竜研究に没頭していた侯爵令嬢の私は、婚約者の王太子から婚約破棄を突きつけられる。
それだけでなく、この国をずっと守護してきた黒竜様を捨てると言うの。
黒竜様のことをずっと研究してきた私も、見せしめとして処刑されてしまうらしいです。
叶うなら、死ぬ前に一度でいいから黒竜様に会ってみたかったな。
ですが、私は知らなかった。
黒竜様はずっと私のそばで、私を見守ってくれていたのだ。
残念ですが、守護竜を捨てたこの国は滅亡するようですよ?
文字数 129,126
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.08.31
文字数 7,548
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
侯爵家の令嬢ジェニエル・フィンガルドには、幼い頃から仲の良い婚約者がいた。数多くの候補者の中でも、ジェニエルは頭一つ抜きんでており、王家に忠実な家臣を父に持つ彼女にとって、セオドール第一王子との結婚は約束されたも同然だった。
年齢差がわずか1歳のジェニエルとセオドールは、幼少期には兄妹のように遊び、成長するにつれて周囲の貴族たちが噂するほどの仲睦まじい関係を築いていた。ジェニエルは自分が王妃になることを信じて疑わなかった。
16歳になると、セオドールは本格的な剣術や戦に赴くようになり、頻繁に会っていた日々は次第に減少し、月に一度会うことができれば幸運という状況になった。ジェニエルは彼のためにハンカチに刺繍をしたり、王妃教育に励んだりと、忙しい日々を送るようになった。いつの間にか、お互いに心から笑い合うこともなくなり、それを悲しむよりも、国の未来について真剣に話し合うようになった。
ジェニエルの努力は実り、20歳でついにセオドールと結婚した。彼女は国で一番の美貌を持ち、才知にも優れ、王妃としての役割を果たすべく尽力した。パーティーでは同性の令嬢たちに憧れられ、異性には称賛される存在となった。
そんな決められた式を終えて3年。
国のよき母であり続けようとしていたジェニエルに一つの噂が立ち始める。
――お世継ぎが生まれないのはジェニエル様に問題があるらしい。
文字数 11,342
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.08.26
何にも興味を持たない、高校二年生の大崎楓雅(おおさきふうが)は
幼い頃に両親を亡くし、祖父に育てられたが、祖父も小学二年生の時に他界。
その時、楓雅は幼いながらも
「この世界は理不尽で、幸せになんてなれない」そう思った。
時は経ち、高校二年生になった楓雅は、ある日同じクラスに転校生がやってくる。
その少女の名前は、如月奈希(きさらぎなき)
関わることはないだろうと思っていた楓雅だが、なぜか執拗に絡まれる。
そんな中突然、奈希が提案してきたのは、
「一緒に幸せを探しませんか?」
訳のわからない提案に戸惑いつつも、楓雅はそれに付き合うことになる。
文字数 6,481
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.25
ネーレは小さな国アレンスの第二王女。
生みの母の身分が低く、異母兄弟からはいない者扱い、異母姉妹からは召使のように扱われてきた。特に王妃の娘である第三王女ベルティーナはなにかとネーレに嫌がらせをしてくる。
あるときベルティーナに大国ツァウティスから縁談が届く。相手は第一王子フォルクハルト。喜ぶべき縁談ではあるが、フォルクハルトには「呪われている」といううわさがあった。
嫌がるベルティーナを見た王妃は代わりにネーレに嫁ぐようにと命じる。それはいわば身代わりで……。
どうせ国同士の縁をつなぐための政略結婚。愛される必要もなければ、愛する必要もない。割り切ったネーレは、王妃の言葉に頷きフォルクハルトの元に嫁ぐことに。
そして顔を合わせたフォルクハルトは――恐ろしいほどに整った顔立ちを持つ王子だった。さらに、不遇な扱いを受けていたネーレを大切にしてくれて――……。
訳ありの王子と王女が身代わりの政略結婚からしあわせになっていくシンデレラ・ロマンス。
■掲載先→アルファポリス、エブリスタ、ベリーズカフェ
文字数 3,428
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.24
今回もまたがっつり性癖BL短編です。
まあ相当歪んではいるもののハッピーです。
達磨×生体ユニット物です。
文字数 46,454
最終更新日 2024.10.25
登録日 2023.06.16
【BL小説大賞、参加中】
田舎暮らしが嫌で、都会に出て来たセギリ。
そこで、ペンギンに似た、世界的に珍しい魔獣、【氷の帝王】エンペラー・ブルーこと、先生に出会う。
先生には、人間に義体化できるという秘密があった。
ブラックドッグに追い詰められ追い払うのに魔法を使う為だと、美丈夫人型になったペンギンにファーストキスを奪われた!
魔法を使うには、パートナー魔獣と心を通わせなければならない。自らこの魔獣大―先生にくっついていき、竜使いの少女が営む竜の牧場(ファーム)で働き、魔獣使いの指導を受けることに。
竜たちの世話をしつつ、修行に励む。
田舎者主人公セギリと、男勝りなドラゴン使いの少女と、魔法と美丈夫モフモフ先生BLファンタジー。
人外(ペンギン)✕田舎から出てきた先生(ペンギン)と仲良くなりたい青年 固定CP
文字数 4,307
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.25
これまで書いていた短編をまとめました!
恋愛&ファンタジーでまとめます。よろしくお願いします(^^)
また、新しく短編を書く時もここにアップします。
※こちらは短編集です。話によっては続編があったりなかったりします(^^)
文字数 75,225
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.01.10
「起きてください!」
違和感を感じ目を覚ますと、ドレスを着た金髪美人の姿が目に入った。
「やっと起きましたね!いくら何でも寝すぎですよ、お姉様!」
現代人とも思えぬ見知らぬ女性。
一人っ子の私がなぜかお姉様と呼ばれるこの状況。
私の頭が混乱を極めていると、彼女は再び叫んだ。
「早くしないと遅刻しますよ!パーティーは今日なんですよ!」
「パーティー?」
どうやら私は、乙女ゲームの世界に転生してしまったようです。
文字数 10,904
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.25
俺、榎田勇斗には恋人がいた。ずっと好きだった幼馴染の篠崎桜に高校の卒業式の日に告白されたのだ。
やっと恋人になれたのに、俺は――、気づいたら異世界にいた。元の世界に戻る方法を必死に探す中で、かけがえのない大切な存在ができた。そんな中、俺は元の世界へと戻る術を手に入れる。
やっと帰れる。
でも――、本当に戻ってもいいのか?
※采火様主催の「異世界転移葛藤企画」参加作品です。【あらすじ】で転移から異世界での境遇を描き、【本文】は葛藤を描くクライマックスという構成です。
※表紙はあさぎかな先生に頂いたコラージュファンアートです!小説家になろうにて企画名で検索いただけると多種多様な同テーマの作品が読めます。
※他サイト様にも掲載中
文字数 5,168
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.25
突然告げられた妊娠の報せ。
しかしそれは私ではなく、我が家の使用人だった。
夫は使用人と不倫をしました。
文字数 10,169
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.25
ねえ、運命って信じる?
四つの宗教。四大国家。
そんな異世界に召還された双生児の兄弟。
小国華南の皇太子、瀬希に助けられるが、外見が少女、それも美少女にしか見えない弟を側室として迎え入れることになる。
ふたりが異世界人であることを隠すには、それしか手段がないという。
その頃、大国シャーナーンでは、新興国ダグラスが人型の召還獣を召還したと聞いて、唯一絶対の神の座を揺るがし兼ねないと王太子、アレクが弟、カインを連れて諸国を探る旅に出る。
同じ頃、ダグラスの大統領ウィリアムも、召還したふたりをひた隠し、小王国ルノールの世継ぎの君、レスターと対峙していた。
3カ国が動き出した頃、その中心になるべき運命にある華南では、迎え入れた側室綾都の問題が次々と浮上して?
複数のサイトで公開中です。
文字数 146,999
最終更新日 2024.10.25
登録日 2022.10.26
メイリィ・グラミュードは、名門公爵家の令嬢として華やかな生活を送っていたが、12歳の頃から婚約していたゲリオン・アムルタス王子により、突然婚約破棄と共に追放されてしまう。心に傷を負った彼女は、隣国に亡命することを決意する。
新しい土地での生活は孤独と不安に満ちていたが、運命は彼女を再び愛へと導く。ある日、隣国の王子アルカリス・ド・マクシミリアンと出会ったメイリィは、彼の優しさと魅力に惹かれ、新たな恋の予感を抱く。アルカリスは彼女を守ると誓い、二人は徐々に心を通わせていく。
果たしてメイリィは、過去の傷を癒し、真実の愛を見つけることができるのか?運命が交差する中で、彼女の新しい人生が始まる。
文字数 10,462
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.23
明日から通う王立魔法学院の制服を試着した自分の姿を見た途端、前世で読んだ少女漫画の悪役令嬢ロゼリアであると気づいてしまった。そしてこのままでは明日、私の好きな幼馴染がヒロインと運命の出会いを果たしてしまう! 阻止する為には、幼馴染を学院へ行かせないようにしなくては。
こうなったら、今夜中に幼馴染を倒すしかない!?
文字数 5,897
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.25
名門校のトップを走る天才高校生、神藤葉羽(しんどう はね)は、推理小説に目がない一匹狼タイプ。日々平穏に暮らしている葉羽は、幼馴染の望月彩由美(もちづき あゆみ)に淡い想いを抱きつつ、気持ちを伝えられずにいた。
ある夜、彩由美のもとに不気味な手紙が届く。それは「遠隔操作で人を殺す」トリックの解説文だった。不可解な文面に興味を惹かれた葉羽と彩由美は、恐怖と好奇心の入り混じった感覚で「幻影の遠隔死」と名づけたこの謎の真相を追い始める。だが、やがて実際の殺人事件が発生し、葉羽の周囲に怪しげな影が忍び寄る。
幻想と現実が交錯する中、冷静な頭脳と大胆な行動力で真実に迫る葉羽。やがて彼は「遠隔操作による死の真実」とは別に、恐ろしい幻影がこの事件に隠されていることに気づき始める……。
文字数 15,826
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.25
異世界の王国、アスタローグ。そこには、貴族の娘ミリアナ・アスタローグ公爵令嬢が住んでいた。美しさと知性を兼ね備えた彼女は、周囲の憧れの的であったが、彼女の心には一つの秘密があった。それは、同い年のアルタリア・ルッセンバーグ王子に対する密かな思いであった。
アルタリアは、幼い頃からミリアナを見守り続けていた。その想いは深く、彼女の周りで起こる全ての出来事に目を光らせていた。しかし、彼はその感情を告白する勇気を持てずにいた。彼の真面目な性格と、ミリアナの前での常人の振る舞いは、彼女の心をつかむための障害となっていた。
ある日、ミリアナは伯爵令嬢たちに囲まれ、嫌がらせを受ける場面に遭遇する。ミリアナは強気な態度を崩さず、相手に屈することはなかったが、一人になるとその心は深く傷ついていた。彼女の涙を見たアルタリアは、怒りに満ちた感情を抱く。
「彼女を傷つける者は許さない!」
アルタリアは、伯爵令嬢たちに対し、秘密裏に仕掛けを計画する。彼はまず、彼女たちの嫉妬心を利用し、周囲に彼女たちがどれほど醜い心を抱いているのかを広める。そして、次第にその評判が彼女たちに影響を及ぼすように仕向けていく。
文字数 14,575
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.23
二度も婚約破棄された。それもどちらも同じ女性に相手を奪われて─────
一度ならず二度までも婚約を破棄された自分は社交界の腫れ物扱い。もう自分にまともな結婚相手は見つからないだろうと思った子爵令嬢のロゼッタは、何かしら手に職をつけ一人で生きていこうと決意する。
そんな中侍女として働くことになった公爵家には、美麗な容姿に冷たい態度の若き公爵と、病弱な美しい妹がいた。ロゼッタはその妹オリビアの侍女として働くうちに、かつて自分の婚約者を二度も奪った令嬢、エーベルに再会することとなる。
その後、望めないと思っていた幸せをようやく手にしようとしたロゼッタのことを、またも邪魔するエーベル。なぜこんなにも執拗に自分の幸せを踏みにじろうとしてくるのか…………
※作者独自の架空の世界のお話です。現代社会とは結婚に対する価値観や感覚がまるっきり違いますが、どうぞご理解の上広い心でお読みくださいませ。
※この作品は小説家になろうにも投稿しています。
文字数 183,317
最終更新日 2024.10.25
登録日 2023.08.28
ネグレクトをされていた睦(むつ)は、母親の死によって一人になった。
年齢の割に達観していて、子供らしさに欠ける睦を母の存命中から、心配して話しかけたり食事をくれたりしていた男の家に引き取られ、家族の温かさを知っていく。
文字数 5,465
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.23
ヘイゼル・ファンドーリナ公爵令嬢と王太子、クライド・ルク・セルモア殿下には好きな人がいた。
しかしヘイゼルには兄である公爵から、王太子の婚約者になるように言われていたため、叶わない。
クライドの方も、相手が平民であるため許されなかった。
同じ悩みを抱えた二人は契約婚約をして、問題を打開するために動くことにする。
晴れて婚約者となったヘイゼルは、クライドの計らいで想い人から護衛をしてもらえることに……。
文字数 24,461
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.25
僕の左耳は欠けている。僕が小さい頃の両親のケンカが原因らしいがよく覚えてないし、痛くも無いし、なんなら普通に聞こえるし、これが僕にとっての普通なのだ。でも、まさか。コレが原因で隣国に売られるだなんて。耳が欠けてて何が悪い?俺を売った両親よ、俺は隣国で、故国よりもとても幸せに生きてます。
※アホエロ路線の予定
※ノリと勢いで書いてますので頭空っぽにして気楽にお読みください
※後半※(18禁えろ)多めの予定
文字数 108,846
最終更新日 2024.10.25
登録日 2023.10.01
捨てられ(元)聖女は運命の騎士に溺愛される
レンタル有り旧題:婚約者は義妹を選ぶようなので、これからは自由にさせてもらいます。〜前世で聖女だった占い師は、常連客のエリート騎士に求愛される〜
「すまない、ネラ。僕との婚約を解消してほしい。僕には君を支えてやる自信がない」
急病で目が見えなくなったネラは、それを口実に婚約者から婚約破棄される。しかも、義妹と新たに婚約を結び直すらしい。
更に、義妹から「邪魔だから修道院に入れ」と言われる。
ネラには生まれつき透視能力があり、光る瞳をしていた。そのせいで家族から気味が悪いと疎まれ、ずっと自分の気持ちを押し殺してきた。
──これからはもう、周りに翻弄されず自由に生きよう。
そう決意し、全てを捨てて家を出た。
★小説家になろう様で先行公開中(5/22日間総合4位)
★5/9〜5/12 hotランキング1位をいただきました。ありがとうございます。
文字数 139,686
最終更新日 2024.10.25
登録日 2023.05.04
我慢するだけの日々はもう終わりにします
レンタル有り「レンウィル公爵も素敵だけれど、あなたの婚約者も素敵ね」伯爵の爵位を持つ父の後妻の連れ子であるロザンヌは、私、アリカ・ルージーの婚約者シーロンをうっとりとした目で見つめて言った――。
学園でのパーティーに出席した際、シーロンからパーティー会場の入口で「今日はロザンヌと出席するから、君は1人で中に入ってほしい」と言われた挙げ句、ロザンヌからは「あなたにはお似合いの相手を用意しておいた」と言われ、複数人の男子生徒にどこかへ連れ去られそうになってしまう。
そんな私を助けてくれたのは、ロザンヌが想いを寄せている相手、若き公爵ギルバート・レンウィルだった。
※本編完結しましたが、番外編を更新中です。
※史実とは関係なく、設定もゆるい、ご都合主義です。
※独特の世界観です。
※中世〜近世ヨーロッパ風で貴族制度はありますが、法律、武器、食べ物など、その他諸々は現代風です。話を進めるにあたり、都合の良い世界観となっています。
※誤字脱字など見直して気を付けているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません。
文字数 143,441
最終更新日 2024.10.25
登録日 2023.05.14
屈強独身サラリーマン(45歳:独身)がSNSで知り合った怪しすぎる詐欺DMを気まぐれでからかっていたが、気が付いたらとんでもない事に……?!
(屈強髭おじさん受けですが、性描写はありません。Xに流したネタを元にしております)
文字数 5,905
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.25