葛藤小説一覧

件
七海は、二人の子どもを育てながら常に家族を優先してきた。
子育てに疲れ心が悲鳴を上げている時、夫の春樹から溜め息交じりに言われる言葉は「母親なんだから……」だった。
そんな夫の言葉に追い詰められる七海。しかし、弱音や愚痴を言わなくなると”母親らしくなった”と以前のような笑顔で話しかけてくる。
『私が変われば付き合った頃のような春樹に戻るかも……。そして幸せな家庭を築くことが出来るはず』
そう思い、夫に頼ることを止め辛いときも部屋の隅で一人丸くなり、感情を消化していた。孤独と悲しみの中で、土砂降りの中を傘もささずに当てもなく一人歩いている気分だった。
そんなある日、夫が県外へと異動を言い渡される。
春樹から出た言葉は「一人で行こうと思っている」だった。
これまで家族4人で幸せな家庭を築くことを目標にしていた七海は、家族の意見を聞く前に春樹が結論を出したこと、そして単身赴任を選んだことにひどく落胆する。
そんな時、独身時代に行っていた思い出の喫茶店で恭吾に出会う。恭吾と出会ったことで、七海は久しぶりに「自分」を取り戻し始めるが、それは同時に七海を苦しめるものでもあった。心の中で、恭吾との時間を楽しみたいと思う自分と、自分は母親で守るべき子どもたちがいるのだから恋心を持っていけないと正義感ある自分が戦っている。
"母"として、"女"としての2つの違う愛に揺れる七海が最後に選ぶ道とは……。
文字数 5,414
最終更新日 2025.04.04
登録日 2025.04.02
あらすじ
喧嘩の才能を持つ司と、正義感の強い明は、熱い街・鉄火市で出会い、それぞれの日常を送る中で互いを意識し始める。やがて二人は、街の様々な出来事を通してそれぞれの信念と向き合うことになる。異なる道を歩む二人の影は、鉄火の街の未来にどのような影響を与えるのか。
文字数 979
最終更新日 2025.04.03
登録日 2025.04.03
如月麗奈はバーテンダーとして働く二十七歳。
彼女は高校までソフトボールに打ち込んできた。
ある日、来店した一人の客が麗奈にある話を持ち掛ける。
それは…。
文字数 16,637
最終更新日 2025.02.21
登録日 2024.09.09
壊すことしかできないこの手で、誰かから愛を受け取れるのだろうか――。
磁力を操る能力を持つ青年・りょうは、家族や愛という存在に憧れながらも、いつも大切なものを奪ってしまうことへの恐怖と罪悪感に苛まれていた。
弟のように育てた少年と平凡な日々を送っていたが、彼の問いかけから自身の「衝動」が再び掘り起こされてしまう。
抗おうともがいた結果、死を選択した弟の姿がりょうを再び孤独の闇へと引きずり込む。
ただ愛してほしかった。
ただ誰かの傍で生きたかった。
虚しい願いを抱えながら、遠い記憶にある古民家を探す旅をしたりょう。
そしてある少年との出会いへと導かれていく。
強靭な肉体を持ち、その力のコントロールができず悩む家出少年・健二。
行く当てがない健二を新しく弟という位置づけで引き取ったりょう。
二人が生活を共にする中、不器用な感情がぶつかっていく。
手のかかる健二と暮らす中、苦悩しながらも一緒にいようとするりょうに、健二は次第に心を開いていく。
やがて少年は秘めるべき感情をりょうへ抱くようになっていった。
自分よりずっと大きく育った健二にすねた感情を抱きながらも、りょうは今までと違った存在だと健二を認識し始める。
健二と共に過ごしていると、覚えのない記憶がくすぐられ、まるで何かを手に入れた気になる。
健二の中で育っていく感情や熱がりょうに伝わり始めていくが、その熱は孤独なりょうの心を救うものとなるのか。
望む物と罪悪感の間で揺れるりょうを、素直でまっすぐな健二の愛情が光の差すほうへ導いていく。
切なくも甘い10年の果てに二人が辿り着く未来とは――。
文字数 9,806
最終更新日 2025.01.27
登録日 2025.01.27
記憶をなくした理屈家な男、「音峰嶺悟(おとみね りょうご)」は教師として思春期の少年少女たちに「思考すること」を教えていく。彼の理詰めの教えは、時として”怪なるものども"へ立ち向かうための武器となる。
さまざまな悩み、問題を抱えた少年少女たちは彼から与えられた「思考」を手に取り、戦うことになるのだった。
果たして、彼の教えは少年少女をどう導くのか。そして彼の正体と、目的とは。
思考実験と思春期の葛藤が織りなす、論理×葛藤ストーリー
文字数 13,884
最終更新日 2025.01.24
登録日 2025.01.09
自分に甘く、「三日酔い」になる程の飲酒を繰り返す恵理。酔っ払っては自分の人生を振り返り、記憶をなくす日々を送っていた。
ある過去を抱えて実家を出ていた恵理だったが、ある日の飲酒をきっかけに地元へ帰る事となる。そこでも進展出来ずに過ごしていたある日、コンビニで働くヤンという女性と出会う。ヤンの誘いに、自分を変えるチャンスを感じる恵理だったが…
文字数 2,492
最終更新日 2024.12.31
登録日 2024.12.31
俺、榎田勇斗には恋人がいた。ずっと好きだった幼馴染の篠崎桜に高校の卒業式の日に告白されたのだ。
やっと恋人になれたのに、俺は――、気づいたら異世界にいた。元の世界に戻る方法を必死に探す中で、かけがえのない大切な存在ができた。そんな中、俺は元の世界へと戻る術を手に入れる。
やっと帰れる。
でも――、本当に戻ってもいいのか?
※采火様主催の「異世界転移葛藤企画」参加作品です。【あらすじ】で転移から異世界での境遇を描き、【本文】は葛藤を描くクライマックスという構成です。
※表紙はあさぎかな先生に頂いたコラージュファンアートです!小説家になろうにて企画名で検索いただけると多種多様な同テーマの作品が読めます。
※他サイト様にも掲載中
文字数 5,168
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.25
男子学生の成長物語です!!回想風な感じになってます!
思春期のお酒への強い好奇心と自制心との葛藤のお話です。
文字数 1,585
最終更新日 2024.09.24
登録日 2024.09.24
私はこの生きづらい世界の中で僕の居場所を探した。
心は男、でも身体は女。穂花は本当の自分を隠して世間の普通に紛れるように高校生活を送っていた。しかし、ある時、不良である高校の同級生、光に罰ゲームで告白される。これは自分を揶揄った罰……、穂花は光に自分の秘密を共有する。光は穂花の話を聞き、真剣に友達になってほしいと言った。光も母親から酷い扱いを受けており、自分の居場所を探していたのだった。これは二人の高校生の葛藤と成長、そして、友情の物語。
文字数 31,140
最終更新日 2024.08.01
登録日 2024.07.30
文字数 22,302
最終更新日 2024.01.17
登録日 2023.12.27
世間でイメージされる学校像がある。それはみんな同じ格好をし、同じカリキュラムで受け、集団からはみ出さないことを意識した上で個性が求められる。そこにはあくまでも全体を優先する日本独自の学校感が、色濃く根付いてる。そんな既成観念をぶち壊す学校が現れた。ハチャメチャ感が満載で、個人を優先する点では、これまでの学校と比べられないほど異質に映る。101の水輪、第67話。なおこの作品の他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
文字数 3,679
最終更新日 2023.10.22
登録日 2023.10.22
妻の浮気を疑い探偵事務所に調査を依頼した男。
果たして妻は浮気をしているのか?葛藤を繰り返し何を持って自分を納得させるのか?そんな話です。
隔日連載
全15話予定
ちなみに完全フィクションです。
勘違いしないようにして下さい。
文字数 23,101
最終更新日 2023.10.17
登録日 2023.10.10
「この世界のどこかにいる、僕のアリスへ」
現代日本で普通に暮らしていたはずの鮫島 明日香が目を覚ますと、そこは不思議の国のアリスをモチーフに作られた異世界だった。
性違和を持つ明日香にこの世界で与えられた配役は、最強でありながら幾度となく村人に屠られてきたジャバウォック。殺されるだけの化け物として生きることを強いられると同時に、彼女は男性として、自分らしい自分として生きて行くことを選択した。
この世界は眠れるアリスの夢。アリスが目覚めたら終わってしまう。安定しない不思議の国で生きることを幸福とする眠り鼠、現実に帰ることを正義とする三月兎は冷戦状態。記憶を失くした孤独を恐れる帽子屋。執拗に追いかけて来る最弱無敗の村人。どこかへ消えた白兎。愛に飢えたチェシャ猫。各々が各々の目的のためにアリスを探し、世界の真相へと迫る。
これは世界のどこかで迷子になっているアリスへ贈る、ジャバウォックの子守唄。
文字数 507,704
最終更新日 2023.09.19
登録日 2022.08.29
しのはらみさきさんへの思いを拗らせた私の心の中では、様々な感情を持つ私が乱立していた。
みさきさんへの思いに結論出すため、私は全私による脳内会議を招集する。
告白を急ぐ私、みさきさんを神として崇拝する私、気持ちが反転して憎しみを抱く私。全員が私であるがゆえに議論は平行線で。
結論がでないまま、会議の一日目が終わった。
そして、次の日の朝、崇拝派の私が死体となって発見される。
少女の心の葛藤を描く、湿度100%私小説自意識百合です。
文字数 8,752
最終更新日 2023.06.29
登録日 2023.06.29
主人公である結城が片思い中の日暖と祭りに行くことができた。しかし日暖は祭りの次の日に引っ越してしまう。祭りに行ける嬉しさといなくなってしまう悲しさの狭間の中、津波が日本中を襲う。しかしそれは夢の中。この町と好きな女を守るため、夢の中を葛藤するが。高校生の切なく甘い恋愛と夢の中の葛藤を楽しんでください。
文字数 22,298
最終更新日 2023.06.24
登録日 2023.06.24
シングルマザー家庭の貧困化が話題になってるが、シングルファザー家庭が取り上げられることは少ない。彼らが抱える大きな悩みに、娘との接し方がある。やはり父親であって、母親にはなれないもどかしさがどこかにあるのかも。佳介は佳美に母がいないことを気にしてることが分かるだけに、どう関わればいいか答えが見つからない。そんな中、佳美の上京を機に新たな家族関係がスタートする。大切なことは言葉でなくても必ず伝わる。そう、今日は父の日。101の水輪、記念の第50話。なおこの作品の他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
文字数 3,153
最終更新日 2023.06.18
登録日 2023.06.18
そこで出会った仲間達と冒険をしたり恋をした。
しかし、ある日突然その仲間たちが消えてしまったのだ。
「私も消えちゃうのかな?」
そんな不安な気持ちを抱きながら、
文字数 3,285
最終更新日 2023.04.29
登録日 2023.04.29
文字数 7,203
最終更新日 2023.04.26
登録日 2023.04.23
いつもは無気力、無関心の生徒たちにとっても、中学校生活最大の関心事である修学旅行が迫ってきた。2泊3日の活動を無事過ごせるためのグループ決めが今日ある。誰と一緒になるかは大切なことだけに、亜美は気がきではなく、案の定トラブルが発生した。新たに動き出した3年2組須崎級にまたもや起きた試練を、どう乗り切るのか?101の水輪、第35話の2。
文字数 3,023
最終更新日 2023.04.01
登録日 2023.04.01
私は、大学に入学してからクラスメイトの男性・山田に片思いをしていた。しかし、彼はクールで無口な印象を受け、なかなか距離を縮めることができなかった。そんなある日、山田との出会いがきっかけで、私たちは徐々に距離を縮めていくことになる。しかし、山田には家庭の事情があり、彼の中には葛藤や悩みがあった。私は、彼の問題を解決したいという思いから、彼を支えることに決めた。その結果、私たちは互いに惹かれ合い、彼女になることになったのだ。しかし、私たちの関係にはまだまだ課題が残っていた。
文字数 2,037
最終更新日 2023.03.08
登録日 2023.03.08
男子高生の碓井奔太(うすいほんた)には、どうしても手に入れたい同人誌があった。
だが、それが頒布される即売会には交通費などの問題により参加することが出来ない。だからといってネット予約で手に入れようにも、受け取り方法が宅配便だと家族にバレる可能性がある。
奔太にとって、家族に自分の趣味が知られてゴチャゴチャ言われるのは避けたい事態だ。
そんな中、彼は親友の太田九郎(おおたくろう)が本屋でバイトを始めたということを知る。しかもその店はネットで予約した同人誌をその場で受け取れるサービスをしているのだ。
もちろん、内気な性格の奔太には店舗受け取りは色々とハードルが高いが、お目当ての同人誌を入手するにはそれしか方法がない。
そのため、彼は意を決して本屋へと向かう……。
文字数 5,387
最終更新日 2023.03.04
登録日 2023.03.02
文字数 7,785
最終更新日 2023.02.23
登録日 2023.02.20
秘密を抱えたやんごとなき家柄の美少女JK華名咲夏葉。ここだけの話、実は彼女はTS女子。どうしてこうなった⁉ 何とか男に戻る術はないのか? しかし謎を探る内に身の回りで起こる怪事件の数々。でもそんな時いつも颯爽と現れて救ってくれる眠たそうだけど頼れる塩顔イケメン十一夜君。そんな彼もまた、秘密を抱え謎を探る頼れるクラスメイト。二人の抱える謎を追って今日はなんちゃってミステリー、明日はなんちゃってSF⁉ ライトなTSファンの心をへし折るとか噂されているらしい賛否両論の異色のTS物語ここにあり!
※注:このお話はフィクションです。作中物語の設定上違法行為も出てきますが、この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。実生活では法令を遵守しましょう。
文字数 630,718
最終更新日 2023.01.21
登録日 2022.08.05
相手の失敗や間違えをずっと責め続ける人は、自分と関わりがなくても鬼の首を取ったように攻撃してくる。多くの場合は誤った正義感からだが、一方では間違いを見ても見ぬふりできない自分がそこにはいる。円果の不正を許さない態度は少々病的だ。あまりにもの徹底ぶりに友人がひいていくのが分かる。円果はさすがに応えたのかしだいに。101の水輪、第13話。なおこの作品の他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
文字数 2,578
最終更新日 2023.01.07
登録日 2023.01.07
今の生活に満足しているか?それは自分が望んだことか、妥協してのことか?だとしたら納得しているのか?追い掛けた夢は、時の経過とともに忘れられていく。莉央は何不自由なく日々を暮らしていた。周りは彼女の才能を羨んだが、莉央にとってはどうでもよかった。なぜなら彼女には求めている夢があったから。夢を追うのに時を選ばない。思い立ったがそのときだ。101の水輪、第8話。なおこの作品の他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
文字数 2,982
最終更新日 2023.01.02
登録日 2023.01.02
紫色の花が揺れる。
この季節になると、私は君を思いだす。
※この作品はエブリスタ、小説家になろうに掲載しています。
文字数 5,898
最終更新日 2022.12.31
登録日 2022.12.31
核大戦後人類は地上に住むことをやめた。
ヘキサッド・キャピタル国の巨大な海上都市に暮らしているアヴァは過眠症を発症してからアカデミーでの仕事を辞め、夢を売ることになる。全てに対しどこか諦めのあるアヴァは自らの最大の秘密【夢】を売ることによって自己肯定を高めどんどんと孤独に陥り深みに嵌まっていく。アヴァの夢は彼女を苦しめ、忘れたい記憶が浮かび上がる。
夢を売るアヴァに口うるさい兄、子供をほったらかしの母は気づけばアル中になっていた。
この家族に救いはあるのか、海上都市に住む人類は娯楽に飲み込まれていくのか。
アヴァの抱えている問題とは何なのか…?
―――どこか別の近未来にいる家族の物語―――
文字数 43,869
最終更新日 2022.12.27
登録日 2022.12.03
憧れの高校に入学し、大人気サッカー部のマネージャーになった真(まこと)。
8限目までぜひお付き合いください。
文字数 15,283
最終更新日 2022.12.15
登録日 2022.11.26
俺は憧れだけで良かった。
でも僕は現実を求めていった。
次第に進む、俺と僕の葛藤。
俺自身の目覚めを書きました。
誰にも話していない、
誰にも話せなかった、
俺の事。
三部作の第一章完結!!
文字数 6,010
最終更新日 2022.08.29
登録日 2022.08.20
作品紹介
※この作品は私が夢で見たものをそのまま小説にしたものですので、内容はフィクションです。
私は先週、職場同僚が新型ウィルスに感染し濃厚接触者となってしまったために自宅待機となりました。その3日目に見た夢です。状況説明など補填していますが、話の流れや出来事は夢で見たままです。
※富岡選手という登場人物は実際にいる方がモデルとなっていますが、全てフィクションです。
―主人公の羽田(作者自身)は我慢を強要される社会生活に縛られ、解放されたいと願っていた。そこに現れた富岡選手によって羽田の思考、人生までもが狂って行く。羽田はどこに行き着くのか―
文字数 10,563
最終更新日 2022.08.06
登録日 2022.08.06