受験 小説一覧
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進路に悩む高校生・拓真と天使見習いの少女のお話です。一部描写に私自身の受験期の過去や出来事を入れてます。もし本当に天使見習いがいて、あの時つらかった自分を助けてくれたら……と思いながら書きました。よろしくお願いします。
文字数 7,199
最終更新日 2025.10.04
登録日 2025.10.04
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今日僕は下校してから自宅の自室で号泣した。なぜかと言うと大好きな彼女にフラれたから。交際して半年くらい経過してからの話し。僕は何でフラれたんだろう。心当たりがない。もしかして、僕以外にも好きな男ができたのかな。原因は怖くて訊けない。もし、僕の予想が当たっていたらいったい誰だろう。校内の男子だろうか。気になる。まあ、予想があっていたらのはなしだけれど。
僕は高校三年生。一応、進学を希望している。氏名は|道上修三《みちかみしゅうぞう》という。十八歳。今回フラれたことで人間不信になりそう。僕のことを大好き、と言っていてくれてたのに。僕が元カノのことを信じすぎていたのかな。相思相愛だったはず。それは違ったのか。わからない。なにもかもがわからない。だれを信じて、だれを疑えばいいのか。僕をこういう思考にしたのは元カノのせいだ。
文字数 10,188
最終更新日 2025.09.09
登録日 2025.09.09
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「教科書に書かれていることは同じはずなのに、なぜ、圧倒的に“できる人”と、全く“できない人”がいるのだろう?」
そんな、誰もが一度は抱いたことのある疑問に、涙と笑いで答えを示す、全く新しい青春下剋上物語が、いま始まる。
主人公は、中学三年生の佐々木健太。勉強アレルギーで、机に30分と座っていられない。テストの偏差値は、絶望的な「38」。そんな彼が、ひょんなことから、学年トップの才女で、誰もが憧れる白石莉奈と同じ、県内トップの超進学校「王葉高校」を目指すと宣言してしまう。動機はただ一つ、「好きな子と同じ高校へ行きたい」という、あまりにも無謀で、純粋な想いだった。
しかし、現実は甘くない。これまでサボってきた二年半という「失われた時間」が、巨大な壁となって彼の前に立ちはだかる。暗記しても、脳はザルのように知識をこぼれ落とし、参考書を買っても、実行できない自分に自己嫌悪。がむしゃらに努力しても成績は伸び悩み、報われないかもしれないという恐怖に、心は折れかける。「気合と根性」だけでは、決して越えられない壁がそこにはあった。
絶望の淵で彼が出会ったのは、市立図書館に潜む、謎の司書・田村さん。一見、定年間近の無気力な職員だが、その正体は、認知科学や学習心理学に精通した「勉強法のマニア」だった。
「英語は読むな、聴け!」「数学公式とは友達になれ!」「歴史は壮大な大河ドラマだ!」「国語はセンスではなく、パズルだ!」
田村さんから授けられる、目から鱗が落ちる「学びの技術」の数々。健太は、これまで自分が見ていた世界が、いかに狭く、浅かったかを知る。“できる人”たちには、全く違う世界が見えていたのだ。
これは、単なる受験マニュアルではない。
一人の少年が、勉強という行為を通して、物事の本質を捉える「視点」、困難を解決する「技術」、そして自分自身と向き合う「強さ」を手に入れていく、涙と笑いの成長記録だ。努力の方向性(ベクトル)とは何か。本当の学力とは何か。そして、少年が最後に流した涙の、本当の理由とは――。
勉強に悩むすべての中高生へ。そして、かつて同じように悩んだことのある、すべての大人たちへ。
一人の少年の、人生で最も濃密だった戦いの物語が、あなたの明日を、そして世界の見え方を、少しだけ変えるかもしれない。
文字数 54,534
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.07.01
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高校三年の夏、受験のことで母に叱責され、終電間近に家を飛び出したユキは、知らない街にたどり着く。
頑張ることに疲れ、何もかもどうでもよくなっていたユキは、一人の男性に声をかけられる。
少し話をした後、怪我の手当てをするからという理由で、その男性の家へ行くことになった。
知らない男の人の家に行くなんてどうかしていると思いながらも、穏やかで優しい彼に心が解かされていく。
彼になら何をされても構わないと思うほどに。
けれど、その男性は決してユキが嫌がることはしなかった。
「自分の優しさは偽善なんだ」という彼に、ユキはどれだけ自分が救われたかという気持ちを伝える。
そして彼もまた、ユキの言葉に救われていく。
半年後、受験を終えたユキがもう一度彼に会いにアパートに行くと、そこにいたのは彼の弟だった。
「兄はもうここにはいない」と言われ、残された伝言にユキは最後の気持ちをメモに託す。
文字数 9,000
最終更新日 2025.04.12
登録日 2025.04.12
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言葉を喋る石ころ『小石さん』と、それを取り巻く『読書部』の面々の青春物語!
『小説家になろう』でも公開されています――が、検索除外設定です。
文字数 189,743
最終更新日 2025.03.13
登録日 2025.01.11
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貧乏学生・鳥辺野ソラは、条件の良さそうな求人に惹かれて『Arachne』のアルバイトに応募する。
『Arachne』はwebサイトとYouTubeを中心に活動する、中高生をターゲットにした学習支援メディアだった。
動画編集の仕事を任されることになった彼は、学歴や意識の高いメンバーたちと上手くやっていくことができるのか。そして、この仕事を通じて何を得るのか。
世間から求められる「賢い人」として生きてきたはずの彼らだが、それぞれ秘密や問題を抱えているようで……?
これから受験を迎える人。かつて受験生だった人。あるいは、そうでなかった人。
全ての人に捧げたい、勉強系お仕事小説。
⇒PDFで一括で読みたい!という方はこちらからどうぞ
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※ただいま続編を連載中です!
アラクネメンバーのその後を知りたい方は是非に!
https://www.alphapolis.co.jp/novel/801433207/414942173
文字数 287,392
最終更新日 2025.01.01
登録日 2024.12.26
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「神様、死ぬ前にどうか私のねがいを聞いてください。どうか、どうか――推しを助けてからあの世に逝かせてください」
水沢美羽は願った。
卒業式の日から中学三年の春先にタイムリープした美羽は推しである元子役俳優の久世流希亜(くぜるきあ)に接触する。
「私は、卒業式の日に死ぬんだ。それまで、あなたの時間を毎日一時間だけ私に売ってくれない? 推し活をしたいの」
と提案する。
流希亜は子役時代、有名女優である母親が不倫をして、父親がその相手を刺したことで泥沼離婚を経験する。
子供の頃はそのことでいじめに遭った。引っ越した先で優しくしてくれたのが雨下美和だった。
美和は中学三年の時に学校で自殺をした。
流希亜は幼なじみが自分のせいで自殺したことで、中学校に居場所がなくなっていた。
亡くなった雨下美和のラインに既読がつかないことをわかりながらも何回もメッセージを送っていた。
お金で繋がりたくないと思った流希亜。
「じゃあ、美和の代わりにラインの返信をしてほしい」
二人だけの秘密ができた。まるでウソの恋人。ウソ恋が始まる。
美羽は母子家庭でいつもアザがあった。美羽のことを助けたいと思うようになる。
世界を終わらせることは簡単なことなのかもしれない。
終わらせないことのほうが難しいのかもしれない。
少し待てば世界が変わって見えるかもしれない。
今までの自分から卒業しよう。
文字数 29,353
最終更新日 2024.06.25
登録日 2024.06.25
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🌸2023年ポプラ社小説新人賞、2次通過(1105作中37作)したものです。改訂を行い、改めて掲載いたしました。
――AIがいれば、受験生にチューター(担任)なんていらない?!
花田まひろは、お菓子片手にオリジナル独学勉強法で現役合格した経験から、子供達に教えるのが得意な新卒1年目の女子。
満を持して、大学受験予備校・老舗「X塾(えっくすじゅく)」に就職、浪人生受験指導のおしごと「チューター」になったものの、
入社研修で早々に、Sっ毛クールビューティ女上司の鬼頭(きとう)から
「AIがあれば本来、チューター(私達)は要らない」
と宣言されて戸惑う。
「受験生にとって必要なのは偏差値と、情報と……あと、お菓子?!」
クラス着任したまひろを待っていたのは、訳アリ浪人生100人と、クセ強め上司とライバル同期。そして、無理難題を突きつけるカリスマ講師達にモンスターペアレンツ……。
得意の勉強法と、お菓子トリビアで
新人「チューター」として受験生とともに入試まで立ち向かう奮闘記。
――あなたの桜、咲かせるお手伝いします!!
🌸 🌸 🌸
文字数 139,573
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.23
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鈴村春樹と山内由衣は幼馴染で、現在高校3年の受験生である。
春樹は由衣と同じ大学に合格したら、由衣に告白するつもりだったのだが、由衣は合格し、春樹は不合格になってしまう。
由衣に見放され、立ち尽くす春樹の前に奥田健太郎という謎の男が現れる。
奥田はNew Lifeという会社の研究開発部の部長で、人格を抜き出して他人の体にインストールすることで、新しい人生を歩めると持ちかける。
半信半疑ながらも自暴自棄になっていた春樹は奥田の誘いに乗り契約してしまう。
そして、春樹は新しい人生を歩むことになるのだが、春樹に用意されたのは思ってもみない人物の人生だった……
文字数 9,973
最終更新日 2024.04.01
登録日 2024.04.01
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松坂進は父の要請を受け入れ、大学受験に失敗した双子の弟・正のために、代わりに受験することを約束する。このことは母・美沙子も知らない、三人だけの秘密であった。
受験当日の午後、美沙子は思い掛けない知らせに愕然となった。試験を終えた帰り道、正が車にはねられて亡くなったという。
後日、松坂は会社に警察の訪問を受ける。一体、何の用件で……不安に駆られる松坂が聞かされたのは、予想外の出来事だった。
文字数 18,616
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.02.29
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最終保護者面談が終わると、あとは受験当日まで真剣勝負が続く。その一方で、息抜き、気分転換が必要となってくる。宮原中学校三年二組でも現実逃避の計画が練られていた。101の水輪、第84話-2。なおこの他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
文字数 1,549
最終更新日 2024.03.16
登録日 2024.03.16
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受験期は、誰にとっても緊張する。本人のがんばりはもちろんだが、周囲、特に学校の先生が助けてくれるのはありがたい。その際たるのが保護者面談だ。そこには悲喜交々のドラマが繰り広げられる。101の水輪、第84話-1。なおこの他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
文字数 1,520
最終更新日 2024.03.10
登録日 2024.03.10
17
多くの中学三年生にとって、高校受験は初めての大きな選択の場となる。やれどもやれども実力は伸びず、焦りからか、その限界を感じ始める。渚も日々の努力がなかなか結果に表れず、何かにすがりたい気になった。そこで願掛けとしたのが・・・。101の水輪、第81話。なおこの他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
文字数 1,947
最終更新日 2024.02.04
登録日 2024.02.04
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日本を代表する教育評論家にして受験指導者であった大和田行長。不慮の事故で44年間の人生を終えた彼は冥府において新米女神ソフィアの審判を受け、異世界エデュケイオンへと転生することとなった。
異世界でも教育者としての生涯を送りたいと望んだ彼に、ソフィアは「無限復活」の超能力を与える。
繰り返される人生の中でエデュケイオンの教育制度を発展させ、異世界の受験生たちを志望校合格へと導くために。
転生者ユキナガの、時代を超えた戦いが始まる。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」に投稿しています。
※この作品は未完結の過去作品「転生予備校講師は死なず ~剣と魔法の異世界に無限復活チートで学歴社会を造り上げる~」(2021年10月3日~連載開始)の全編を加筆修正し、各話の構成を大幅に変更してリメイクしたものです。
文字数 73,548
最終更新日 2023.10.09
登録日 2023.07.29
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僕の一つ年上の幼なじみ飯島ツバメは、高校受験を目前に控え、現実逃避に走っていた。ツバメの妹の日南子(ひなこ)に頼まれ、僕はツバメの英語の勉強を手伝うことになり……
ちょっとひねくれた性格の主人公の、淡い初恋の物語。
文字数 5,875
最終更新日 2023.03.04
登録日 2023.03.01
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文字数 7,785
最終更新日 2023.02.23
登録日 2023.02.20
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受験生の少年が、大学受験前にいきなり異世界に転生してしまった。
自称天使に与えられたチートは、社会に出たら役に立たないことで定評のある、学校の教科書。
戦争で下級貴族に成り上がった脳筋親父の英才教育をくぐり抜けて、少年は知識チートで生きていけるのか?
教科書の力で、目指せ異世界成り上がり!!
※なろうとカクヨムにそれぞれ別のスピンオフがあるのでそちらもよろしく!
※第5章に突入しました。
※小説家になろう96万PV突破!
※カクヨム68万PV突破!
※令和4年10月2日タイトルを『転生した受験生の異世界成り上がり 〜生まれは脳筋な下級貴族家ですが、教科書の知識だけで成り上がってやります〜』から変更しました
文字数 627,545
最終更新日 2023.02.02
登録日 2022.04.25
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学ぶことが好き勉強が好きという人には、土に水が染みこむように知識が蓄えられていく。学びが楽しくおもしろいという思いは、凡人にはとうてい理解しがたい。豪と快はその典型的な人物で、常識に囚われず自然と発想が沸き出てくる。しかし彼らにとっては、成果を生み出すことよりもマウントを取る方が最優先である。そんな優れた才能は、ぜひ人類の進歩に活かされて欲しい。101の水輪、第19話。なおこの作品の他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
文字数 3,263
最終更新日 2023.01.22
登録日 2023.01.22
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文字数 1,276
最終更新日 2023.01.14
登録日 2023.01.14
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昭和60年頃、受験戦争という言葉があった。受験生たちは教師から4当5落と言われ、睡眠時間を削り、登下校中も参考書を手から離さなかった。
まだ見ぬ21世紀は、どのような未来になるのだろうと期待に胸膨らませていた時代だった。
定年を迎えた大町ハマは、予備校でも生徒たちが立ち見ができるほどのカリスマ人気教師で、その後は小学校教員を務めたが、もともとは小さな個人経営の学習塾で教えていた。
最初の生徒は遠い遠い親戚からの希望でとあるひとりの生徒、薫(かおる)だった。
ハマの得意科目は1教科だけでなく、5教科何でも来いの万能タイブの教師だ。
ハマは定年を機に隠居生活を送り、自宅の縁側で自分の教師生活を振り返っていた。
文字数 8,696
最終更新日 2022.09.27
登録日 2022.09.12
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私は学生時代、世界史や日本史などの社会が唯一の得意科目だった。
社会という科目は、覚えば覚えたぶんだけ得点になるが、勉強していくうえではほかの科目とのバランスが大切だ。
センター試験を含めて世界史や日本史で受験する受験生に効率的な勉強方法をお伝えしていきたい。
文字数 2,178
最終更新日 2022.09.10
登録日 2022.09.09
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私が大学の受験生の頃は、英語が苦手だったため浪人してしまったが、その原因は基礎力がなかったことが原因だった、
大学受験生だとしても英語が苦手な受験生には中学受験に穴がある場合が多いものである。
その克服方法と基礎力を付ける方法を英語が苦手だった私が独学で合格できたノウハウを伝えていきたい。
英語が苦手な受験生の少しでもお役に立てれば幸いです。
文字数 3,536
最終更新日 2022.09.07
登録日 2022.09.02
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中学受験生となった悠斗と真奈。親友に近い二人だけれど、悠斗は真奈に惹かれている。彼らの結果にはどうしても差が出てしまう。結局受験は彼らをどうしてしまうのか…
文字数 3,295
最終更新日 2022.03.20
登録日 2022.03.20
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高校進学を控えた中学3年生の主人公が、〝自分が進みたい道〟と〝父が進ませたい道〟との間で葛藤するお話です。青臭い作品ではありますが、よろしくお願いいたします。
辛口コメントでも歓迎いたしますので、何でも書き込んでください。
文字数 16,296
最終更新日 2021.03.25
登録日 2020.05.13
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シングルマザーの家庭で育つユリちゃんが、アメリカ滞在経験のある英検1級予備校講師タカギ先生と二人三脚で京大受験に挑む。
文字数 2,907
最終更新日 2021.02.07
登録日 2021.02.07