皇帝小説一覧
貴族世界の世で一番恐ろしいのは身分も権力も何もかもを持ち合わせた皇帝だと誰もが口を揃えて言う。しかもその皇帝は暴君と言われるほどに自分の気に入らないことには女子供であろうと容赦ない。
それでも皇帝はその暴君部分を除けば若きながらもよい君主でもあった。皇帝がいるからこそ国の平和があることを誰もが納得しているし、容姿から頭のよさ、身体能力は神に愛されすぎていると言わんばかりの最高峰でその暴君具合がなければ一度は夢見て誰もが近づいただろう。
実際はその恐ろしさ故に本当に自分に自信があるものしか近寄らないのが現実。
それでも自信を持つ高貴な令嬢は多いため、端から見れば選り取り見取りと言えた。しかし、それでも暴君皇帝は女に興味がないとばかりに未だ婚約者すらいない。女の好みすらわからぬ皇帝に暴君以外で不満があると言われれば、次期君主たる跡継ぎがいつまで経っても見出だせないことだろう。まだ適齢期をなんとか過ぎておらず若いことが救いではあった。
国の将来を考えなければならない高貴な人たちは大変だなぁと私は壁の華に徹しながら考えを連ねる。私は成人したのにあまりにも小柄で童顔。見た目が子供のようで身分も低いため男女共に相手にされない。それが嫌で理由をつけて舞踏会には出ないようにしていたのに、今日はその国の将来を考える人たちにより適齢期を迎える令嬢は強制参加させられたのだ。
せめて伯爵以上とこういうときこそ皇帝相手の見合いでもあるのだから身分制度を用いてくれればよかったのにと私は強く思った。
「貴様を俺の妻にする!」
そうしてくれればこんな変態にしか好かれない人気最下位とも言える私に皇帝から気狂いなことを言われずに済んだのに。
お母様、お父様、今日が私の命日のようです。
暴君皇帝がその一言で婚約をはしょって妻にし、幼妻を溺愛するお話。
R18は保険です。
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皇帝サイドも別作品にて公開中。
文字数 36,675
最終更新日 2022.02.24
登録日 2021.04.20
「やっと見つけた。俺の番」
ようやく巡り逢えた。
狼皇太子のレイドと、不思議な国イシスの王女アーシェンの恋物語。
※ムーンライトノベルズでも掲載しています
文字数 120,700
最終更新日 2022.02.10
登録日 2021.12.26
女騎士も珍しくない皇国。実力主義で厳しいと言われるが、実力を示せば働きやすい環境だ。
同僚には、結婚してしばらくして復帰した者もいる。
結婚を機会に、仕事を変えた者もいるが再びの着任も可能で。もちろん実力が満たされていたらだが。
そんな皇国で、近衛の任は少々他国とは異なるようだ。
皇帝を守るという任務は表向きで、華やかな盾を求められるのだが…。
文字数 842
最終更新日 2022.02.04
登録日 2022.02.04
この国の後宮には、それはまた不敬な噂がある。
『皇帝は男色なのではないか』
それが無理矢理嫁がされた妾たちの作り上げた話なのか、真実なのかは誰も知らない。そう、1人を除いて…
・BL要素があります。苦手な方は無理せず気をつけてください。
文字数 1,574
最終更新日 2022.01.12
登録日 2022.01.12
デイビス帝国の第一皇女 イヴリン・クラーク・デイビス
幼い頃から両親の『一途な愛』に憧れていた彼女には公爵家の婚約者がいた。
しかし、誠実だと思っていた彼は、
実はとんでもない浮気性だった
彼の不貞の現場を目撃した皇女は
重い一撃をお見舞いする
そんな皇女に次に舞い込んできた縁談は
一年中雪の降り止まない隣国の皇子
ウィリアム・ノア・アルステッド
またの名を、【氷血の皇子】
「この結婚、喜んでお受けします!」
※皇帝陛下、私と結婚しないでください。~婚約者から専属騎士になりました〜
を読んでからだとより一層楽しめる作品となっております!
※9話完結
文字数 11,415
最終更新日 2021.12.30
登録日 2021.12.25
※複数サイトに登録・更新しております
小国の末姫であるリリアは、ある日隣の大帝国の主・ヨハネスとの結婚を決められてしまう。
『黒血皇帝』なんて物騒な二つ名の夫との結婚を果たしたリリアだったが、ヨハネスは一年もの間彼女を放置。
「帝国の皇妃って、案外暇なのね……」
部屋の中で毎日変わり映えしない日々を送っていたリリアは、ある日侍女に頼んでペンと紙を用意してもらう。
リリアが暇な時間で物語を書き進めると、その本は瞬く間に宮中の――そして王都中での人気作に。
「皇妃よ、この本を知っているか」
「ほぁ!?」
「素晴らしい本だ。余はこの本を開いた瞬間、遠征中に馬ごと沼に引きずり込まれた、あの時と同じ衝撃を感じた」
しまいには超怖い皇帝陛下本人までその本に沼落ちし、正体を隠して執筆をしていたリリアに彼女が書いた本を薦めてくる。
「余は読者として作者には認知されたくない。絶対に嫌だ」
「しかも余の部屋には……死別した登場人物が生存していたらという空想をしたためた本がある。もちろん余が書いた」
「皇妃よ、お前ともこの本について語らいたい!」
ちょっとしたすれ違いがあった二人が、物語を通して距離を縮めていくお話。
文字数 26,429
最終更新日 2021.12.21
登録日 2021.09.20
女性不信の皇帝陛下は娶った妻にご執心
レンタル有り十八歳で八歳の妻を迎えた皇帝エーレンフリートは、その九年後、妻の不貞により婚姻の無効を宣言し、独身に戻った。その一年後、新たな妻が選ばれることになる。ルイーゼ・クラッセンという名の二十歳の侯爵令嬢だ。女性不信を拗らせた皇帝は「今度こそ裏切らせない」とルイーゼを身体で堕とす計画を立てるが……?
二十八歳の童貞皇帝と、二十歳の嫁き遅れ令嬢のラブコメディ。
※なお、設定はゆるゆるです。 ※この作品はムーンライトノベルズにも掲載しています。
文字数 166,949
最終更新日 2021.12.14
登録日 2020.10.18
「おまえは前提条件が悪すぎる。皇妃になる前に、離縁してくれ。」
新婚初夜に皇太子に告げられた言葉。
1度目の人生で聖女を害した罪により皇妃となった妹が処刑された。
2度目の人生は妹の代わりに私が皇妃候補として王宮へ行く事になった。
そんな中での離縁の申し出に喜ぶテリアだったがー…
別サイトにて、コミックアラカルト漫画原作大賞最終候補28作品ノミネート
文字数 160,606
最終更新日 2021.11.27
登録日 2020.04.20
無理やり隣国の皇帝と婚約させられ結婚しました。
でも皇帝は私を放置して好きなことをしているので、私も同じことをしていいですよね?
文字数 420,308
最終更新日 2021.11.24
登録日 2021.01.10
「ティアフレア・ローズ・フィーン嬢に使節団への同行を命じる」
かつて、忌み子と呼ばれた公爵令嬢がいた。
誰からも嫌われ、疎まれ、生まれてきたことすら祝福されなかった1人の令嬢が、王国から追放され帝国に行った。
そこで彼女はある1人の人物と出会う。
彼のおかげで冷え切った心は温められて、彼女は生まれて初めて心の底から笑みを浮かべた。
ーー蜂蜜みたい。
これは金色の瞳に魅せられた令嬢が幸せになる、そんなお話。
文字数 11,127
最終更新日 2021.10.17
登録日 2021.10.07
「あなたは皇妃となり、国母となるのよ」
幼い頃からそう母に言い聞かされて育ったロートリアス公爵家の令嬢ソフィリアは、自分こそが同い年の皇帝ルドヴィークの妻になるのだと信じて疑わなかった。父は長く皇帝家に仕える忠臣中の忠臣。皇帝の母の覚えもめでたく、彼女は名実ともに皇妃最有力候補だったのだ。
ところがその驕りによって、とある少女に対して暴挙に及んだことを理由に、ソフィリアは皇妃候補から外れることになる。
それから八年。母が敷いた軌道から外れて人生を見つめ直したソフィリアは、豪奢なドレスから質素な文官の制服に着替え、皇妃ではなく補佐官として皇帝ルドヴィークの側にいた。
上司と部下として、友人として、さらには密かな思いを互いに抱き始めた頃、隣国から退っ引きならない事情を抱えた公爵令嬢がやってくる。
「ルドヴィーク様、私と結婚してくださいませ」
彼女が執拗にルドヴィークに求婚し始めたことで、ソフィリアも彼との関係に変化を強いられることになっていく……
『蔦王』より八年後を舞台に、元悪役令嬢ソフィリアと、皇帝家の三男坊である皇帝ルドヴィークの恋の行方を描きます。
文字数 153,840
最終更新日 2021.10.03
登録日 2021.09.01
王都の下町で暮らすセシルには、悩みがあった。兄と母は銀髪青瞳であるのに、何故か自分は黒髪碧眼。自分はこの家の子供ではないのではないか。やがてとある青年貴族の来訪により、封じられていた事実が明かされる。『身分違いで30のお題』使用。
『アグネイヤ四世』の後日談。
文字数 115,355
最終更新日 2021.09.06
登録日 2021.03.15
大陸の東端、斎国の朱朝が倒され胡朝が成立してから十三年。斎は若き二代皇帝のもと、平和と繁栄を誇っていた。そんな中、帝都にとある組織が拠点を構える。
密偵や要人警護などで暗躍する組織の紅一点、李雪華――それはかつての皇女、朱香紗の成長した姿だった。
胡朝にはなんの興味も抱かない雪華だったが、隣国シルキアとの不穏な情勢を感じ取り、祖国への複雑な感情に揺れ始める。新しい仲間やシルキア高官との出会い、そして今は皇帝となった幼馴染との邂逅――様々な出来事が雪華の、そして斎国の命運を変えていく。
※頒布中の18禁自作乙女ゲーム「斎国華譚(さいこくかたん)」のセルフノベライズです。http://dss.secret.jp/katan/index.html
※ゲームと同様に部分的に分岐するため、文章が重複することがあります。タイトルに【】のついた話はそのキャラ固有のお話となります。
※共通ルートのみ挿絵がつきます(担当:ひんけつ様)。タイトルに◆マークがつくページは挿絵つきです。画像・文章ともAI学習禁止。
文字数 650,924
最終更新日 2021.08.22
登録日 2020.11.01
ラスタリア王国の田舎男爵長女ラプンツェルは、妹のリリアンヌに婚約者を奪われ失意のどん底に落ちてしまう。さらに、リリアンヌの策略で戦地に送られたラプンツェルは、敵国であるラグナ帝国の皇子カドゥケウスが率いる『狂犬部隊』に襲撃される。
命の危機を感じたラプンツェルは、自分に問う。
このままでいいのか。なぜ、こんな目に合うのか。
ラプンツェルは、カドゥケウスに願う。
「お願い、ラスタリア王国を滅ぼして……」
煌めく銀髪、燃えるような灼眼に興味を持ったカドゥケウスは告げる。
「気に入った。お前、俺の傍にいろ」
ラスタリア王国を捨て、ラグナ帝国の皇子の傍で、ラプンツェルは変わっていく。
これは、敵兵の少女と、次期皇帝の青年との物語。
文字数 64,623
最終更新日 2021.08.04
登録日 2021.06.18
ここは、第二性であるsubとdumが存在する世界である。
dumと偽り将軍という地位につく蓮と、subを溺愛しすぎるあまりいじめてしまう皇帝紅の焦ったい主従の物語。
ドS皇帝(dum)×subだとバレたくない将軍(sub)
※がついているページは性描写ありです
本来のD/S設定とは異なる場面もありますがご了承ください
文字数 84,183
最終更新日 2021.06.18
登録日 2021.03.06
名家のラズリウルシュ家。
とある日に両親が引き取ってきた子。
養子の弟、ライは体が弱く、毎日の様に寝たきりだった。
けど、ベッドからでも一緒に話せたし、同年代の子とは付き合わずにライと一緒に話していた姉セチア。
両親はライを引き取った数年後に不治の病にかかって死んだ。
そして、主人公セチア・ラズリウルシュと養子のライだけが残された。
親族はライを邪険にし「死神」だと言って嫌う。
セチアは幼きながらも優秀を認められ当主となり、一応義両親と共にいる事に。
義両親はセチアを虐め、嫌い、酷い扱いをしてきた。
セチアはライにはその事を言わずに仕事をしていたら、無理がたたってしまい、倒れてしまった。
けど、起きたらライが
「僕が偉くなる」
そう言って、数日後、信じられないことにライは皇帝になっていた……
皇帝になり、手のひらを返してくる義両親達は国外追放。
そして、私セチアには婚約申し込み……?
__実の弟じゃないけども、それはいいのか!???
文字数 5,417
最終更新日 2021.06.15
登録日 2021.06.11
世界の頂点に立つ男が俺ヴェルド
・テンペスト。皇帝として名を轟かせている自覚もある。
皇帝である俺はすべてに対して決定権があり、誰もが俺に逆らえないことを物心ついたときから自覚していた。それ故にいらないものは切り捨て、気に入らないものはそれなりの罰を与え、暴君と名を馳せた。
とはいえ、地位が揺るがないようやるべきことは面倒ながらもやり、誰にも隙を見せないよう力だって誰よりもつけてやると隠れた努力があってこそ今がある。地位に甘えるだけの馬鹿が皇帝を続けられるはずもないのだから。
あえていう問題点は俺に婚約者すらいないこと。世継ぎの大事さは理解していても、ろくな女がいないのだから俺は悪くないと思うが。媚び売るだけの馬鹿と自信過剰女に、権威目的に親に言われてか真っ青になりながら嫌々近づいてくる女を皇妃にしたところで仕事が増えるだけ。
せめて大人しいものならばどうせ期待はしないので仕事も増えずまだマシか、なんて考えすら浮かんで、そんなときちょうどよくペコペコしながら臣下たちがさすがにそろそろ皇妃なるものを探すよう言い出したため適齢期の令嬢は強制参加という条件で開いた舞踏会。
こんな貴族社会にそんな都合のいいやつなんているはずもなかったか、なんて香水の臭いに嫌気が差した時だったうさぎのような小動物を連想させる可愛らしい令嬢と目があったのは。
令嬢視点のあちらが本編です。こちらは元々本編の途中に入れるつもりだった皇帝視点ですが、同じくらい長くなりそうなので別作品として公開しました。
進みは先に書き始めた分本編の方が早いかと思いますが、同じペースで書く予定です。ただ視点が違うため、本編にはない部分が書かれることもございます故、裏本編みたいな気分で読んでいただけると。
文字数 20,817
最終更新日 2021.05.27
登録日 2021.04.23
趣味は筋トレ、ヒーローアクションもののアニメからドラマから映画などの観賞と昔から男勝りなのもあって女らしさはひと欠片もなく、ただ人助けから始めた喧嘩は気がつけば日常となり、友達はいないが舎弟だけは増えて周りからはヤンキー扱い。それでも犯罪やいじめといったことは自分も舎弟にもさせやしなかった。
「人様の困ることはするな。悪がかっこいいなんてガキのすることだ。一番かっこいいのは誰もが見てみぬふりする困った人を率先して助ける人だよ」
喧嘩ばかりのバカでどうしようもない舎弟たち。誤解も多かったが、根のいい奴らはいつしかヤンキーで怖いけどいい人たちなんて言われるようになって私の思う正義のヒーロー像とはズレていたが、満足のいく毎日だった。
後は無事高校を卒業して、進学はあいつらには無理だろうから就職のために色々勉強させなきゃななんて街の見回りをしていたその日。
「きゃあぁぁ!誰かひったくりよー!」
「どけどけぇ!」
「っ危ない!」
「ひ………っお、俺は悪くねぇ!」
ナイフを振り回すひったくりから近くにいた子供を守ろうとしたのが運の尽き。子供から庇うには避けるわけにもいかず、痛みを感じたと同時に意識は真っ暗となり………気がつけばふわふわ浮いていた。
「恋で世界を救っていただけませんか?」
そして神様と名乗る人物から理解不能の言葉。
神様、あたい、喧嘩ならともかく恋は経験なさすぎるわぁ……頼む人間違ってねぇか?
本来の人生軸では皇帝を歪ませるひとりの皇帝からしたら悪役である令嬢に転生した正義感強めのヤンキーと、全てに嫌気が差して未来で世界を支配し滅ぼす皇帝となりえる王子のラブコメディー。
「君が言うならアレ殺そうか?」
「い、命は大事にしようぜ?」
果たしてヤンキー令嬢は未来の皇帝の心を射止められるのか?
暴力表現あり。
文字数 22,879
最終更新日 2021.04.14
登録日 2020.12.10
僕は皇帝になった。だけど弟に支配されたままだった。部屋に軟禁され関わるのは弟のみ。そんな生活嫌だけど弟が怖いから逆らえない。
「ごめんなさい」
「やだぁ」
出るのはそんな言葉ばかり。
文字数 5,987
最終更新日 2021.04.04
登録日 2021.03.26
伯爵令嬢のアリスは、ある日突然婚約者である第二王子から婚約破棄を受ける。
だが――失意のどん底に突き落とされたアリスに、手を差し伸べる男が?!
文字数 2,021
最終更新日 2021.03.13
登録日 2021.03.12
誰よりも愛している人がいた。それは運がいいことに皇帝である俺の妻となった人物で、彼女もまた俺を愛してくれていたのがわかっていた。でも行き過ぎた愛はいつしか彼女への愛を疑うようになり、もっともっとと彼女は俺を愛しているんだと実感したくなって………不貞を働いた。
それに気づいてなんでと俺を責め立てた彼女はとても可愛くて、愛されている実感がわき、彼女には君だけを愛していると本心を告げながらその行為は次第にエスカレートすることになる。
それを後悔するのは彼女が俺の目の前で自殺しようとしてからだった。
【参考】死にたがりの悪妃は断罪される、はずだった………
こちらをお書きになった作者の計様から序盤話が似ることについて了承を得た上で書いております。私が参考にしているだけでそちらの作品との話に繋がりがないことをここに宣言します。
文字数 17,008
最終更新日 2021.03.04
登録日 2020.12.29
草原の民、黄(ホアン)族の首長の庶子として生まれた藍珠は、生まれたその日に集落内で火事が起こったことから皆から「凶星」と疎まれてきた。
幼馴染の初恋の青年、涼雲だけを心の支えに暮らしていた藍珠だったが、異母妹の翠蓮が宗主国である鴻国の皇帝の後宮に入ることになり、その侍女としてともに皇都、玉安に上がることになってしまう。
涼雲との仲を引き裂かれて悲しむ藍珠。
だが、後宮入りした藍珠を待っていたのは思いがけない運命だった。
若き皇帝の目に止まったのは翠蓮ではなく、藍珠だったのだ。
これ以上、疎まれなくないと懸命に寵愛を辞退しようとする藍珠だったが、逃げれば逃げるほど皇帝陛下の恋心は燃え上がってしまうみたいで……?
中華風の後宮を舞台にしたお話です。
表紙の画像は無料写真素材の「ぱくたそ」さんのものを使用させていただいています。
※12/2 文体を最初の一人称から三人称に変更させていただきました。
文字数 23,793
最終更新日 2021.01.15
登録日 2020.11.27
竜人族が治める国で、生まれたルミエールは前世の記憶を持っていた。
前世では、一国の姫として生まれた。両親に愛されずに育った。
国が戦で負けた後、敵だった竜人に自分の番だと言われ。遠く離れたこの国へと連れてこられ、婚約したのだ……。
自分に優しく接してくれる婚約者を、直ぐに大好きになった。その婚約者は、竜人族が治めている帝国の皇帝だった。
幸せな日々が続くと思っていたある日、婚約者である皇帝と一人の令嬢との密会を噂で知ってしまい、裏切られた悲しさでどんどんと痩せ細り死んでしまった……。
自分が死んでしまった後、婚約者である皇帝は何十年もの間深い眠りについていると知った。
前世の記憶を持っているルミエールが、皇帝が眠っている王都に足を踏み入れた時、止まっていた歯車が動き出す……。
※小説家になろう様でも公開しています
文字数 85,523
最終更新日 2020.12.30
登録日 2019.06.16
バトロミア公爵家令嬢のアリスは、ある日突然婚約者である王子から婚約破棄&追放を言い渡される。
理由は”ほかの女を好きになったから”
そして王国を追放されたアリスに、巨大帝国の皇帝が手を差し伸べる―ー
文字数 2,123
最終更新日 2020.11.16
登録日 2020.11.15
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
文字数 5,811
最終更新日 2020.09.17
登録日 2020.09.13
Ωであることをかくしβとして生きてきたリュゼ。一年に一度のモイラの祭典で、リュゼは発情期でもないのに突然発情してしまった。
ーーーーーーーどうしていきなり発情なんかッッ⁉︎ーーーー
突然の発情にパニックになっていたリュゼは自分を見つめる鋭い視線に気づかなかった。
??「まさかあいつが、俺のーーーーーーー」
※処女作です。誤字脱字に気づいた方、ここおかしくない?と、思った方、ぜひ教えてください!できる限り修正していきます。
※誹謗中傷はおやめください。作者のガラスのハートが粉々に砕け散ります。
文字数 1,378
最終更新日 2020.08.13
登録日 2020.08.12
日本人の双子の姉弟は、家に来た強盗に鉢合わせ殺されてしまう。
だが、次に目覚めると何故か赤ちゃんの身体になっていた。
姉弟2人とも前世の記憶があり、なんとか生きていこうとするが、そこは最悪の環境だった。
文字数 1,931
最終更新日 2020.08.11
登録日 2020.08.02
悪役令嬢として、後の世に受け継がれる公爵令嬢のマリアンヌは、時の皇帝ディーン3世の隠れ愛人だった。彼女はいつも、正妻である王妃アントワープの暗殺方法を考えていた。アントワープの気を引くため、社交界では常に彼女の良き隣人を演じてきた。その結果、アントワープはマリアンヌを友人と認めることになった。
マリアンヌが本性を表すとき、世界はどう変化するのか?
文字数 1,214
最終更新日 2020.08.04
登録日 2020.08.04
第五回カクヨムwebコンテスト特別賞頂きました! 詳細は近況ボードにて。
↓↓以下あらすじ↓↓
メイラは清貧を旨とする修道女。親のない子供たちを育てながら神に仕える日々を送っているが、実はハーデス公爵の妾腹の娘であった。
ある日父親に呼び出された彼女は、エゼルバード帝国皇帝ハロルドの後宮に妾妃としてあがるように命じられる。
主人公は修道女から後宮の妃へと転身します。
時に命を狙われ、時に陛下から愛でられ、侍女たちにも愛でられ、基本平凡な気質ながらもそれなりにがんばって居場所を作ってきます。
現在、後宮を飛び出して家出中。陛下は戦争中。
この作品は、小説家になろう、アルファポリス、カクヨムで試験的なマルチ投稿をしています。
よろしくお願いします。
文字数 614,824
最終更新日 2020.08.01
登録日 2018.01.08
暴力彼氏から逃げるようにルシッカ王国に来た涼花。そこで皇帝の料理番になる。日本に留学した事もある皇帝カイは、涼花を気に入って口説き始めるのだが……
文字数 47,956
最終更新日 2020.07.27
登録日 2020.07.12
先代皇帝の急死に伴い、わずか5歳でリーベル皇国皇帝として即位したエリック。
頼るべき家族や信頼できる大臣が居ない中でも、彼には他人の本心を白い玉と黒い玉で判別できる特殊な能力と、頭の中にもう一人の人格を持っていた。
大人達の策謀や暗殺、国家の危機的状況を、2体の神獣「黒狼」と「白虎」に守られながら、幼い皇帝として解決していくエリックは、王としても人としても日々成長していく。
※残酷な描写が含まれております。 (不定期連載)
文字数 174,157
最終更新日 2020.07.16
登録日 2020.06.18
100年に一度の確率で、令嬢に宿るとされる、聖なる魂。これを授かった令嬢は聖女と認定され、無条件で時の皇帝と婚約することになる。そして、その魂を引き当てたのが、この私、エミリー・バレットである。
本来ならば、私が皇帝と婚約することになるのだが、どういうわけだか、偽物の聖女を名乗る不届き者がいるようだ。その名はジューン・バレット。私の妹である。
別にどうしても皇帝と婚約したかったわけではない。でも、妹に裏切られたと思うと、少し癪だった。そして、既に二人は一夜を過ごしてしまったそう!ジューンの笑顔と言ったら……ああ、憎たらしい!
そんなこんなで、いよいよ私に名誉挽回のチャンスが回ってきた。ここで私が聖女であることを証明すれば……。
文字数 23,650
最終更新日 2020.06.17
登録日 2020.05.26
調理師の結羽は失職してしまい、途方に暮れて家へ帰宅する途中、車に轢かれそうになった子犬を救う。意識が戻るとそこは見知らぬ豪奢な寝台。現れた美貌の皇帝、レオニートにここはアスカロノヴァ皇国で、結羽は伝説の妃だと告げられる。けれど、伝説の妃が携えているはずの氷の花を結羽は持っていなかった。怪我の治療のためアスカロノヴァ皇国に滞在することになった結羽は、神獣の血を受け継ぐ白熊一族であるレオニートと心を通わせていくが……。◆第19回角川ルビー小説大賞・最終選考作品。本文は投稿時のまま掲載しています。
文字数 105,745
最終更新日 2019.11.21
登録日 2019.01.29
広大な大陸の東を占める国、乾(けん)。とある地方の街で、ひとりの老人が食事の代金の代わりに昔話を語りだす。「皇帝の寵愛を受ければ不幸になる」と―――。 ひょんなことから貴族の姫の身代わりとして後宮に上がることになった翠蘭(すいらん)。彼女は、偶然にも後宮の壁越しに風騎(ふうき)と名乗るひとりの青年と言葉を交わすようになる。それは、窮屈な後宮の生活に生まれた、ほっとできるひとときだった。ただの壁越しの出逢いでしかなかった。けれど、衝撃の真実がそこには秘められていた。 ※古代中国をイメージした国が舞台のため、ルビの量が凄まじく非常に読み辛いですが、どうかどうかご容赦ください。 ※物語は三人称で進められます。 ※別名義で某小説賞に投稿した作品を改稿したものです。 ※小説家になろうさまにて2013年に公開した作品です。
文字数 88,856
最終更新日 2019.09.02
登録日 2019.08.16
こちらは【悪役令嬢は訳あり執事に溺愛される】の続編です。
前作を読んでいなくても楽しんで頂ける内容となっています。わからない事は前作をお読み頂ければ幸いです。
【内容】
皇帝の元に嫁ぐ事になった相変わらずおっとりなレイラと事件に巻き込まれるレイラを必死に守ろうとする皇帝のお話です。
※基本レイラ目線ですが、目線変わる時はサブタイトルにカッコ書きしています。レイラ目線よりクロード目線の方が多くなるかも知れません(^_^;)
文字数 87,905
最終更新日 2019.07.27
登録日 2019.07.05
瑠璃国三十番目の王子である煌は、妹の身代わり花嫁になり、ロマンシア帝国皇帝の婚約者として宮殿に入る。女装して妹のふりをするが、偶然男の格好で参加した騎士団の式で、皇子ユーリイと剣の勝負をすることに。居合わせた皇帝アレクから腕を見込まれ、皇子の特別侍従に任命されてしまう。姫と特別侍従というふたつの顔を掛け持つ煌は、次第にアレクに惹かれていくが――◆BL合戦夏の陣・幻冬舎ルチル文庫賞最終候補作品。作品は投稿時のまま公開しています。
文字数 110,606
最終更新日 2019.07.11
登録日 2019.05.29