恋愛文芸小説一覧
お隣の山口さんはブランド物のスーツと眼鏡が似合う素敵なおじ様。その実この6年、毎朝駅まで私の後ろを付いくるぷちストーカーさんだ。
その山口さんが突然家から出てこなくなっちゃった。まさか死んでたりしてないよね?
私はわざわざ有給まで取ってお隣を『覗き』に行くのだった。
ちょっと訳アリな二人の恋愛物語です。
R18回には★付けてあります。
完結しました。
一部お話を時系列順に入れ替えました。
これに伴いバレンタインデーのお話は一部加筆されています。
恋愛小説大賞に沢山のご投票ありがとうございました。
2018年3月3日:ツイッターさんのお題箱で頂いたお題『やさしい嘘だと知っていました』で作りましたSSを『番外編:日常事情 ~お正月~』の後書きに画像で貼らせていただきました。
文字数 191,818
最終更新日 2020.01.03
登録日 2018.01.02
「いろはにほへとちりぬるを…」
一般的にいろは歌と呼ばれるこの言葉。
古くから伝わり多くの人により様々な解釈をされてきた。
一説には仏教による無情感と言うものを表している歌だと言う人もいたり、またある人によると冤罪によって罰せられた呪いの歌だと解釈する人もいたりと、非常に多くの捉え方があると言われていた。
そして江戸時代の将軍の中には、自らが大好きな将棋の盤に照らし合わせながら、この歌を読んだものがいると言う。
将棋の盤の右上から順に
「いろはにほへとちりぬるを……」と言う具合にだ。
何故その者は、わざわざそんな面倒なことをしたのだろうか。
当時から多くの人に愛されていた将棋。それを利用することで自分の権力を誇示するための道具にしたかったのか?
いいや、将棋の実力者としても知られていた彼が、そんなことをするわけがない。
それならば…
彼なりのメッセージと言うのがあったのではないか…
もしかしたら…
そう、それは自分の大好きな将棋と言う物を生涯でただ一人愛した女性に例え、いろは歌を自らの気持ちとして重ねた彼なりの表現と言うものだったのかもしれない。
これはそんな生涯たった一人の女性のことを、どこまでも真っ直ぐに思って儚くも散っていった、男のお話である。
※R15は保険です。
★注意事項★
将棋が苦手で駒の初期配置が分からないと言う方は以下を参考にしてください。
相手
987654321
香桂銀金玉金銀桂香一
飛 角 二
歩歩歩歩歩歩歩歩歩三
四
五
六
歩歩歩歩歩歩歩歩歩七
角 飛 八
香桂銀金王金銀桂香九
自分
文字数 18,745
最終更新日 2020.01.01
登録日 2019.12.12
「俺はただの……ただのおじさんだ」
それは、私を完全に拒絶する言葉でした――。
4月から私が派遣された職場はとてもキラキラしたところだったけれど。
女性ばかりでギスギスしていて、上司は影が薄くて頼りにならない。
「おじさんでよかったら、いつでも相談に乗るから」
そう声をかけてくれたおじさんは唯一、頼れそうでした。
でもまさか、この人を好きになるなんて思ってもなかった。
さらにおじさんは、私の気持ちを知って遠ざける。
だから私は、私に好意を持ってくれている宗正さんと偽装恋愛することにした。
……おじさんに、前と同じように笑いかけてほしくて。
羽坂詩乃
24歳、派遣社員
地味で堅実
真面目
一生懸命で応援してあげたくなる感じ
×
池松和佳
38歳、アパレル総合商社レディースファッション部係長
気配り上手でLF部の良心
怒ると怖い
黒ラブ系眼鏡男子
ただし、既婚
×
宗正大河
28歳、アパレル総合商社LF部主任
可愛いのは実は計算?
でももしかして根は真面目?
ミニチュアダックス系男子
選ぶのはもちろん大河?
それとも禁断の恋に手を出すの……?
******
表紙
巴世里様
Twitter@parsley0129
******
毎日20:10更新
文字数 91,993
最終更新日 2019.07.17
登録日 2019.06.10
白い髪をした異国出身の娼婦、白雪(ハクユ)は、敵国の将軍である李麗(リ・レイ)と出会う。
李麗の過去を一蹴した白雪は、新しい感情を彼に植え付けた。
その感情は、李麗を生かすと同時に破滅へも導いていく。
白雪と出会ったことで李麗の人生は、良くも悪くも変わってゆくことになる。
そして、それはやがて大きな運命をも変えてゆく。
2人の出会いは、妖しく甘美に満ち溢れ、そしてどこまでも罪深いものだったーー。
*********
※R18
※暴力、クズ表現などがあります。
※中華風の設定ですが、歴史や史実に基づいてはおりません。
文字数 17,897
最終更新日 2019.06.28
登録日 2018.01.09
公爵令嬢であるアンヌ・ドーリッシュはこの春、この世界は前世で齧る程度にプレイした乙女ゲームであり自分はそのゲームに出てくるキャラクターの悪役令嬢であることに気づく。
行き着く先は破滅(死刑)……。
それならヒロインに嫌がらせなんてせずに彼らの恋を応援しましょう。しかし学園に行けば彼らに出会ってしまう可能性が……。
あ、それならば引きこもりましょう!私ってば、ナイスアイデア!!
従者や王子、騎士を巻き込んだ、破滅回避の引きこもり生活!!果たしてアンヌは死刑を免れることができるのか!?
❁❀✿✾11/5 HOT5位、24h恋愛10位。沢山のお気に入りありがとうございます!❁❀✿✾
文字数 21,748
最終更新日 2019.02.18
登録日 2018.11.02
R指定はありませんが少々刺激的です。
大学1年生の二人の男女。大学生となり、そろそろ交際相手が欲しいお年ごろ。そんな男女二人はついに人生初の交際に発展。女の19歳の誕生日に男から告白した。女はOKを出し、男の19歳の誕生日には自分の処女を捧げた。二人は奇妙にも誕生日にお互いに相手の欲しいものを捧げていた。そして交際2年目の男の誕生日にはピアスを開けてほしいと頼まれる。女は、快く承諾するが、問題はピアスを開ける場所だった・・・
文字数 7,632
最終更新日 2019.01.06
登録日 2019.01.04
無人島に海釣りに訪れていた五十嵐勝利(いがらししょうり)42歳は、双眼鏡を覗きながら歩いて岩に躓いてコケた、ちょっとドジな12歳年下の間宮海音(まみやかのん)30歳に撃沈。全力で拿捕してお付き合いが始まって、結婚に至るまでの物語。42歳のおっさんは年下彼女にメロメロで、職務で養った体力と精神力で愛しまくる、ちょっと暑苦しいかもしれないお話。
海上保安庁の保安官は海も女も護ります。
「海の男をナメんなよ!!」
※ムーンライトノベルズで連載した二つのシリーズを合体させました。
※このお話にある機関、地名、人物像は実在するものと一切関係ございません。
※当物語はフィクションです。
※R18の予告は致しません。
文字数 172,775
最終更新日 2018.12.31
登録日 2018.01.20
文字数 9,407
最終更新日 2018.11.21
登録日 2018.11.18
文字数 2,690
最終更新日 2018.11.18
登録日 2018.11.15
小説班・連続投稿企画第一週目の作品になります。
第一週目担当・之です。
妖精さんが書いてくれました。
他作品零度・ウィングなど
文字数 4,346
最終更新日 2018.11.14
登録日 2018.11.14
文字数 2,849
最終更新日 2018.11.12
登録日 2018.11.07
独身リーマン上月 光也は、結婚したくないような、したいような、女性が好きなような、嫌いなような…色々と考え過ぎてこじらせている。そんなとき、ツンデレ女子、室戸 文華と出会い、彼の心情も変化していく。やっぱりラブサイコー!しかし文華には秘密があって…?
※結婚に尻込みしてしまう男性の心理を、ゆるいコメディタッチで書きました。よろしくお願いします!
※「(R18)明るい奴隷生活のススメ」(https://www.alphapolis.co.jp/novel/199133531/264145790)のスピンオフですが、「明るい~」とは関連が薄く、未読でも問題ございません。
※「小説家になろう」様にも同じ作品を投稿しています。
文字数 10,147
最終更新日 2018.11.03
登録日 2018.11.01
大学2年生の秀(しゅう)は、小学生の頃通った子ども科学教室のスタッフだった木島(きじま)という優しい男子大学生が強く印象に残っていた。そして今、秀は木島が助教授を務める大学に通っている。
秀は幼馴染の理夏(りか)や、大学からの友人の孝太郎(こうたろう)との関わりを通して、「好き」とは何かを考えていく。
続きます
文字数 8,622
最終更新日 2018.10.02
登録日 2018.07.31
*冒頭、加筆いたしました。
桜のトンネルの向こうに、わたしの人生を180度変えてしまう出会いが待っていた。
最初の出会いは、ときめきを。
二度目の出会いは、ショックを。
三度目の出会いで、ほんのちょっぴりあなたを知ることができました。
でも、それはほんの入り口に過ぎなかったのです。
わたしを染める色は、何色なのだろう。
*
鯉沢ひまり 大学3年生
幼稚園から高校まで、北鎌倉のお嬢様学校で育った箱入り娘。
「男の方とお話ししたことは、ありません」
宮部賢 大学3年生
ミスターキャンパス。誰もが認める?遊び人。
趣味は登山。
わたしは、何も知らなかった。
どうしてケンさんが、山に登り続けるのか。
どうして、自分の事を大事にしないのか。
わたしはあなたに寄り添うことが、できますか?
外の世界に飛び出した箱入りお嬢様は、なにを見て、なにを知って、なにを手にする?
親友の恋愛騒動にも巻き込まれながら、自分の恋を掴むために奔走する。
*1週間に1話更新。
文字数 113,206
最終更新日 2018.09.30
登録日 2018.05.24
彼氏が浮気した。その慰謝料として浮気相手の交際相手が私(奴の恋人)とヤりたいらしい。
文字数 197,587
最終更新日 2018.09.16
登録日 2016.06.14
高校1年生の須藤凛那には2人の兄がいる。生徒会に所属する長男、麻樹緒とバスケ部で活躍する次男、遼太郎である。2人とも女子にはモテるはずなのに、なぜか凛那にかまう兄達(アニ’ズ)。それにはいろいろ事情があり…。
文字数 17,076
最終更新日 2018.08.15
登録日 2018.01.31
婚約者を事故で亡くした主人公の佐藤俊介。彼は久々に出社した仕事の帰り道、謎の老婆に出会う。
その老婆は言った。
「大切な人にまた会えるとしたら?」
藁にもすがる思いで俊介はその老婆を頼るのだが……。
この作品はメンタリストという、私の他の作品で主人公の松岡拓海が読んでいた作品です。
恋愛物ですが、少し変わった手法でエンディングを書いていますので是非お読みください。
文字数 12,349
最終更新日 2018.07.21
登録日 2018.07.21
文字数 16,126
最終更新日 2018.07.06
登録日 2018.04.11
来るもの拒まず去るもの追わずなモテ男、神崎政人。
学歴、仕事共に、エリート過ぎることに悩む同期、橘彩乃。
ただの同期として接していた二人は、ある日を境に接近していくが、互いに近づく勇気がないまま、関係をこじらせていく。
そんなじれじれな話です。
*学歴についての偏った見解が出てきますので、ご了承の上ご覧ください。(1/23追記)
*エセ関西弁とエセ博多弁が出てきます。
*拙著『神崎くんは残念なイケメン』の登場人物が出てきますが、単体で読めます。
ただし、こちらの方が後の話になるため、前著のネタバレを含みます。
*作品に出てくる団体は実在の団体と関係ありません。
関連作品(どれも政人が出ます。時系列順。カッコ内主役)
『期待外れな吉田さん、自由人な前田くん』(隼人友人、サリー)
『初恋旅行に出かけます』(山口ヒカル)
『物狂ほしや色と情』(名取葉子)
『さくやこの』(江原あきら)
『爆走織姫はやさぐれ彦星と結ばれたい!』(阿久津)
文字数 214,266
最終更新日 2018.07.04
登録日 2017.12.17
好きなあの娘にただ「好きだ」と伝えることが出来なくて、いつしか失恋する日々。
あの日、あの時、あの場所で、あともう少しの勇気さえあれば未来は変わっていたかもしれない。
そんなボクがある日一冊の本と出会った。
タイトルに惹かれ、ふと手に取ったその本がボクを『勇者』へと導いてくれるなんてその時のボクには思いもよらなかった。
<<この物語は少しの勇気が無かったために、迷い傷つきながら遠回りをして、そして『勇者』になった少年の物語>>
文字数 7,953
最終更新日 2018.07.03
登録日 2018.07.03
万人に夜はくるけれど、朝のくる人間は限られているのではないかと思っていた。少なくとも、僕に朝はこなかった。暗鬱な夜には、月明かりも星明りもない。光は、ない。
時々、風鈴の音がするだけだった。
心を回し、回転させながらでないと、直線を保って生きていくことができない。回転体の慣性の法則を利用した、僕の心。どれだけ世界が傾いても、僕の回転する心は、同じ方向を保ち水平に飛んでいける。
それが僕の編み出した生き方であり、処世術。
見抜いたのは、たった一人。いや、二人だろうか。
茉莉(まつり)は「冷たい」だけでなく、「怖い」と言った。偽りでも、偽りの本気で付き合った茉莉には、知らずしらずのうちに見せてしまっていたのかもしれない。
笑顔の下に隠した、残酷なまでに純粋で、凶暴な本質を――。
婚約者がいるにもかかわらず。
大きな仕事が一段落した土曜日の朝。目覚めると、隣に寝ていたのは婚約者の茉莉ではなかった……。
文字数 35,609
最終更新日 2018.06.29
登録日 2018.04.09
普通の女の子が夢や恋愛に全力で立ち向かい。1人の理想的な彼との運命的な出逢い。その出会いがもたらす幸せや同時に振りかかる厳しい現実を目の当たりにしながらも、1つの光が彼女の想いを行動力を変えて行く。幸せとは一体どんなものなのだろうか?彼女の求める幸せの形とは?人から愛されることの喜びや苦しみ。どれだけ願っても本当に叶えられない事はないのか?穏やかでどこにでもありそうな恋愛模様から繰り出される『愛』という形の意味をあなたの目にはどう映るのか?この物語を読み終えた時あなたは一体誰に会いたくなり何を思うのだろうか?その現実を是非ご自分の目でご覧下さい。
文字数 15,763
最終更新日 2018.05.31
登録日 2018.05.31
男性が苦手でこれまで女性としか付き合ったことのないOL絵里奈の前に、一人の男性が現れた。彼の名前は山下達(やましたいたる)。最初はどうせ男性なんてみんな一緒とあまり意識しないで見ていた絵里奈の目にも、彼は他の男性とは違って見えた。だから男性として意識せずに話はできたけれど、決して好きになることなんてないと思っていた。それなのに……。
文字数 276,956
最終更新日 2018.05.30
登録日 2017.12.10
私、片山咲、十八歳。
一年前学校の階段を降りている途中から異界に召喚された。
そこで、魔物をやり込めて聖女として大活躍!
美少女に転生して私は、王子や、イケメン騎士達に巻き込まれてウハウハ状態。
でもね、最後、なんと毒殺されちゃいました!
死んだと思って起きてみたら、なんと……また日本に戻って来てました。
あーーよかったと安心して、最後の学生生活を堪能していた。
そしたら、最後の学祭で、また異界に飛ばされた。
な、なんと、同じ世界だった!
どうしよう。
また死んでも戻れるのか、保証はできない!
あの片思いだった聖女の護衛の騎士リュークは、あれから聖女付きをやめて戦線に出る騎士なり、今では押しも押されぬ英雄になっていた。
初恋の人に殺されたかもしれないという複雑な気持ちを抱え、もう同じ失敗はしたくないと心に誓った。
私、二度と失敗しないので!
*マークは性描写を含みます。
文字数 207,091
最終更新日 2018.05.29
登録日 2017.12.24
僕がこの世界で、特殊風嬢であり続ける理由を話そう。
僕を診察した精神科医はこう言った。
「貴方は解離性障害のうち離人症性障害に罹っている」と。
つまり自分が誰だか分からなくなる心の病気だと言うのだ。
しかしそれは間違っている。
僕は多世界間移動エンジンを積んだ移動体・銀河高速夜行バスからはぐれ、この世界に取り残された異邦人・アリウスなのだ。
誰が「虚構の王国」なんかに安住できる?
この世界への違和感こそが、僕が僕であることの証しだ。
ともすれば、この世界に埋没しそうになる自分を励まし、故郷の多世界に帰る日を信じて、僕は今日も生きている。
文字数 312,832
最終更新日 2018.04.30
登録日 2018.03.31