小説一覧
エイワス王国の四大貴族、ヴァンガード家の末子アリストンには特殊な能力があった。霊が見える力だ。しかし、この能力のせいで家族や周囲から疎まれ、孤独な日々を送っていた。
そんな中、アリストンの成人の儀が近づく。この儀式で彼の真価が問われ、家での立場が決まるのだ。必死に準備するアリストンだったが、結果は散々なものだった。「能力不足」の烙印を押され、辺境の領地ヴェイルミストへの追放が言い渡される。
絶望の淵に立たされたアリストンだが、祖母の励ましを胸に、新天地での再出発を決意する。しかし、ヴェイルミストで彼を待っていたのは、荒廃した領地と敵意に満ちた住民たちだった。
そんな中、アリストンは思いがけない協力者を得る。かつての王国の宰相の霊、ヴァルデマールだ。彼の助言を得ながら、アリストンは霊感能力を活かした独自の統治方法を模索し始める。果たして彼は、自身の能力を証明し、領地を再興できるのか――。
文字数 22,322
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.09.24
私、アリエ・サランは前世と今世の両方で引きこもりをしていた。
ある日、私の家にスキル鑑定士がやってくる。
どうやら私は二つ以上のスキルを所有する『マルチスキル』らしい。
一つ目が『盾術』二つが『魔力付与』三つ目が『魔力活性』。
その三つはスキルの中では外れの部類だが──?
これは、引きこもりが防御特化で無双をするお話。
文字数 34,437
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.08.31
頑、無駄ちゃう
※既に持ってるアプリのCM動画は、表示され無い仕組みを、導入して欲しい。
運営さんはインストール効率悪く、プレイヤーは時間の無駄。
誰も、何も良い事は無し。
文字数 159,168
最終更新日 2024.09.28
登録日 2021.08.26
ソロキャン中の久我凍夜(クガトウヤ)27歳は、朝起きてゆったりコーヒータイムでもと外に出たら、そこは草原でしたーーーー
(……うん、落ち着こう)
テントの中で考えを巡らしていると、定番の言葉で個人情報が現れて……
自分が読みたいよくある定番の異世界転移もので、もふもふ成分とほのぼの成分と溺愛成分の補充をする為に書いている作品。ご都合主義満載です。もふもふに埋もれたい方、ほのぼのがお好きな方は立ち寄ってみて下さい。
勢いでアップする性質故、時間がある時ちょこちょこ手直ししていきます。完結するまでは工事中だと思って下さいませ( ̄▽ ̄;)
文字数 6,785
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.09.28
海道刹那はごく普通の女子高生。
だったのだが、どういうわけか異世界に来てしまい、
そこでヒョウム国の皇帝にカルマを移されてしまう。
そして死後、このままでは他人の犯した罪で地獄に落ちるため、
一度生き返り、カルマを消すために善行を積むよう地獄の神アビスに提案される。
そこで生き返ったはいいものの、どういうわけか最強魔力とチートスキルを手に入れてしまい、
災厄級の存在となってしまう。
この小説はフィクションであり、実在の人物または団体とは関係ありません。
著作権は作者である私にあります。
恋愛要素はありません。
笑いあり涙ありのファンタジーです。
文字数 1,277,273
最終更新日 2024.09.28
登録日 2019.10.13
図書室の静寂が、フィオナの心を包み込んでいた。天まで伸びる螺旋階段と古びた棚に並ぶ書物の中に、ひっそりと異彩を放つ一冊の古書があった。表紙には、磨耗した革と神秘的な紋章が刻まれており、まるで彼女を待っていたかのように感じられた。
「精霊写書?えっ──。」
彼女の指先が古書に触れた──その瞬間、胸元のペンダントが微かに振動した。驚いた彼女は、そのペンダントを見下ろしながら、手を震わせて古書を開いた。ページをめくると、そこには不思議な虹光を放つ魔法陣が描かれていた。光が部屋の暗闇を切り裂き、空気が一変するのを感じた。
目前に立ち、浮かび上がる精霊たちの姿。彼女の周りには温かな光が満ち、神秘的な声が耳に届く。フィオナはその光景に呆然としながらも、自分の運命がこれからどう展開していくのか、強く感じ取った。
「これが……私の運命。」
─────
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──
📢[お知らせ]
•本作は、アークラディア王国物語の前日譚として位置付けられ描かれております。
•投稿日の変更や再開については近況ボードにてお知らせいたしますので、その際はご確認ください。
•この物語はフィクションであり、現実の歴史や事実とは異なります。物語内での設定やキャラクターの行動は、作家の創作によるものであり、史実や現実とは必ずしも一致しませんので、ご了承ください。
•縦書きでの読書を推奨しています。
•感想欄は公開のみとし、コメントへの返信は控えさせていただきますが、すべての感想には目を通しております。私の性格上、ネタバレを避けるために直接の返信は控えさせていただきますが、感想をお寄せいただいた皆様には心より感謝申し上げます。この場を借りて、お礼を申し上げます。
琉乃 愛以
文字数 54,115
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.08.22
学校から帰り、自室でゲームをプレイしていた明石未来(アカシミライ)は、ある日突然、異世界に迷いこんだ。突然の出来事に混乱する明石。しかし、明石未来には、謎のチートスキル「ゲーム」が備わっていた。念願のチートスキルと異世界にやってきた明石だったが、一癖も二癖もありすぎるパーティメンバー達に振り回される日々が続く。明石は冒険者ギルドに加入し、最強のルーキー冒険者として、今日ものらりくらりと異世界を無双攻略するのだった。
文字数 92,792
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.09.21
ーー「厨二病」
それは、自分に人類を超越した力がある事を信じてしまうという恐ろしい病気のことである。
これは、「くっ!我が右眼に封印されし血塗れのドラゴン(ブラッディドラゴン)が疼く!」…が口癖の主人公に降りかかる試練(笑)を描いた話。
初投稿、学生ですので、至らぬ点があると思われますが温かく見守ってくださると嬉しいです。m(__)mペコリ
文字数 11,810
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.09.07
X(旧Twitter)に投稿したSSをまとめました。
主にタグ企画作品になります。
現代・ファンタジー・バース系なんでもありの短編集です。
文字数 38,468
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.08.06
——1つの星に1つの世界、1つの宙《そら》に無数の冒険——
帰り道に拾った蒼い石がなんか光りだして、なんか異世界に飛ばされた…。
しかもその石、喋るし、消えるし、食べるしでもう意味わからん!
そんな俺の気持ちなどおかまいなしに、突然黒いドラゴンが襲ってきて——
不思議な力を持った宝石たちを巡る、異世界『転移』物語!
星の命運を掛けた壮大なSFファンタジー!
文字数 962,927
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.04.05
大学生の天河晃陽は友人A&Bに押し付けられ、今では登録者五十万人越えのVTuberカガヤキ・トライスティルとして大活躍していた。
そんなある日、配信で始めたバグまみれのゲームを遊ぼうとすると、晃陽は意識を失ってしまう。
目が覚めると、そこに居たのはカガヤキになった自分。訳も分からないままやって来た謎の世界で待ち構えていたのは、自称魔王の男。更に勇者を名乗る一団にも襲われたカガヤキは異世界転生した事実を知る。
見た目は完全に魔王、だけど中身はただの人間。晃陽=カガヤキは魔王のような見た目に怯えられながらも、着実に偽魔王として存在を世界に広めていくのだった。
【第17回ファンタジー小説大賞】に応募中です。
今までとは投稿・更新ペースを変更して投稿しますので、是非ブックマーク登録・感想、お待ちしています。
文字数 69,869
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.08.31
何らかの理由により宇宙各地に散らばってしまった動物たちを捜索するのがレイヴン=ガスファルトの仕事である。
今回彼はその任務を負い、不承々々ながらも地球へと旅立った。
捜索対象は三頭の予定で、レイヴンは手早く手際よく探し出していく。
だが彼はこの地球で、あまり遭遇したくない組織の所属員に出遭ってしまう。
さっさと帰ろう──そうして地球から脱出する寸前、不可解で不気味で嬉しくもなければ面白くもない、にも関わらず無視のできないメッセージが届いた。
なんとここにはもう一頭、予定外の『捜索対象動物』が存在しているというのだ。
レイヴンは困惑の極みに立たされた──
文字数 48,671
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.07.07
打倒王政を謳う反乱軍と王国軍の小競り合いが続くレインズ王国。
王族をはじめとする上級貴族による横暴と散財。対する反乱軍による強奪と暴力。どちらにも属さないその他大勢の私達は、少しずつ疲弊していた。
そんな日々がずっと続く。私はそう思っていた。……そう、あの日までは。
※中世ヨーロッパ風のお話ですが、私の頭の中の異世界の物語です
※史実には則っておりません
※相変わらずのゆるふわ設定です
※性的な描写はありませんが、行為を匂わせる言葉等は使用される可能性があります。ご注意下さい
文字数 12,135
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.09.26
文字数 349,861
最終更新日 2024.09.28
登録日 2021.06.17
文字数 86,707
最終更新日 2024.09.28
登録日 2022.09.02
ミラトレス銀河を二分する二大軍事国家、バィアスとトリリアンによる50年以上続く銀河戦争。
この終わりなき戦争の決戦兵器として造られた『メルカーヴァ戦略機甲生体兵器』のショーエイは等身大の人間でありながらちゃんとした自我を持ち惑星破壊すら可能とした凄まじい戦闘力を持つ戦略兵器であったがその破綻した人格と強烈な闘争本能は敵はおろか味方すら殲滅するとんでもない欠陥品であった。
そんなショーエイは辺境の惑星エイダでの作戦に参加したが彼を開発したバィアス自らの処分対象として罠にかかり惑星ごと消し飛ばされてしまった。
始末されたはずの彼は目を覚ますとそこは魔法という概念が存在する異世界『テラリア』だった。
ショーエイは自分を裏切ったバィアスに対して復讐を誓い、元の世界に戻るためにテラリアを闊歩する。
これはその世界に渦巻く様々な陰謀と一人のオーバーテクノロジーで造られたイレギュラーが織り成す痛快冒険活劇である。
文字数 20,291
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.09.23
妻が子供が産めない体だと知ったのは結婚して5年後のことだった。やがて私たちは事故で亡くなった兄夫婦の息子で10歳の少年を家族として迎える。あまの悲しみで心を閉ざし、夜も一人で泣いている甥に妻は母に似た愛情を注ぎ込む。夜は甥を抱きしめて眠る妻、やがて甥は心を開き、妻を「ママ」と呼ぶようになる。二人が親子の関係を深めていくのに安心した私は、会社でも営業部長に昇進し、帰宅の時間も遅く、出張も増え、家を空ける時間が多くなった。
甥は妻の励ましもあり、東大に入学した。女性の心をつかむのが上手い甥は常にガールフレンドを家に連れて来ていた。だがそれは私に対するカモフラージュで、甥が最も深く心を掴んだ女性は妻だったのだ。甥の20歳の誕生日、彼は私の目で宣言をした。「僕はママと結婚したい。だからおじさん、ママと別れてください」息子のように可愛がっていた息子の突然の言葉に頭が真っ白になった私の前で、20歳の甥と42歳の妻は激しく唇を吸い合って、そして…
文字数 408,256
最終更新日 2024.09.28
登録日 2021.02.01
リベリアはお飾り王太子妃だ。
夫には学生時代から恋人がいた。それでも王家には私の実家の力が必要だったのだ。それなのに…。リベリアと婚姻を結ぶと直ぐ、般例を破ってまで彼女を側妃として迎え入れた。余程彼女を愛しているらしい。結婚前は2人を別れさせると約束した陛下は、私が嫁ぐとあっさりそれを認めた。親バカにも程がある。これではまるで詐欺だ。
そして、その彼が愛する側妃、ルルナレッタは伯爵令嬢。側妃どころか正妃にさえ立てる立場の彼女は今、夫の子を宿している。だから私は王宮の中では、愛する2人を引き裂いた邪魔者扱いだ。
ね? 絵に描いた様なお飾り王太子妃でしょう?
今のところは…だけどね。
結構テンプレ、設定ゆるゆるです。ん?と思う所は大きな心で受け止めて頂けると嬉しいです。
文字数 74,770
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.08.27
(旧;ふらふらしてみる事にしたよ)のあいと哲也の恋愛職が強目になるかもと思い、男性側で無く女性側に変更の仕方が分からず、こちらに書き換えました。良ければ読んで見てくださると嬉しいです。
途中までは転記が多いと思いますがよろしくお願いします。
あ、コレ私がヤバいかもm・・・分かってはいたけどつい、ね
モフモフを愛する私。今は亡き愛犬そっくりの犬がーーーと思ったら助けていた
モフモフを胸に抱き、大好きな彼の面影と重なる人に一目会えた
今まで辛い事ばかりだったけど最後は最愛のわんこそっくりな仔犬、と白い仔猫を助け・・・られたよね?きっと
そして、幼馴染で唯一の味方、初恋で大好きだった彼。に似た人が助けてくれた。きっと通りすがりの方なんだろうけれど、そんな良い人を巻き込んでしまった。本当にごめんなさい、どうか彼とわんこ達は助かっていて欲しい・・・その事を願いながら意識を手放してしまった
文字数 17,909
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.09.27
レティシアは平穏な生活を送っていたが、突如として巻き込まれた陰謀によって運命が大きく変わる。彼女は、自分に眠る古代の力と向き合いながら、王国を脅かす危機に立ち向かうことを決意する。彼女を支えるのは謎めいた青年ルーカス。彼と共に、失われた王国の歴史や封印された力の謎を追う旅が始まる。自らの力の意味を問いながら、レティシアは王国を救うための冒険に身を投じていく。
果たして、彼女が直面する運命とは――?
文字数 17,917
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.09.28
あらすじ
3年間の修行を終えて帰ってきたお屋敷。
大らかなご当主様、優しいお姉ちゃん、口うるさい運転手。
新しい仲間も増えて、ずっとこの生活が続く――そう思ってた。
小説家になろう、エブリスタでも投稿しています。
また本作品は共同制作したものになります。
※現在不定期更新となっております。(令和6年5月)
文字数 91,542
最終更新日 2024.09.28
登録日 2023.08.05
ある日、人々の目の前には一枚のカードが現れた。
そのカードからは【能力】が与えられた。
【能力】はなんのために人類に授けられたのか。
崩壊した世界で人々はどう生きていくのか。
私は今日、どうやって生きようか?
文字数 11,263
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.09.26
キャッチコピー
「夢のマイホームのため、買い続けます!」
僕には、いや家族には大きな夢がある。
1、二階建ての一軒家が欲しい!
2、娘たちに(二人)に自室を用意したい!
3、奥さんがフルタイムで稼いでくれているから、緩やかな仕事(趣味のスイーツ作りとか)に変えて楽させてあげたい!
4、娘たちが毎日のように言うから、トイプードルが欲しい!
だが、現実的に無理だ……。なぜなら、僕が無職だからだ!
じゃあ、どうするか?
宝くじで7億を当てるしかない!
毎週、家族の夢を背負って、ロト7に300円をかける男の話である。
※タイトル通り、キャリーオーバーで7億円当てるまで、完結しません。未完の可能性大。
文字数 16,110
最終更新日 2024.09.28
登録日 2022.05.31
織田信長の乳兄弟の池田恒興の生涯の名場面だけを描く。
独断と偏見と創作、年齢不詳は都合良く解釈がかなりあります。
温かい眼で見守って下さい。
不定期掲載です。
文字数 476,447
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.06.29
文字数 100,242
最終更新日 2024.09.28
登録日 2023.12.12
高校生の霧嶋夏央(きりしま なつお)は、学校が終わると喫茶店『ポメラ』でミルクコーヒーを飲んで過ごすのが日課。 ブラックコーヒーが苦手な夏央がポメラに行くのには理由があって……
文字数 6,129
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.09.28
魔王が復活する。
この予言が世界中に広がる中、クアトル共和国は魔王に対抗する勇者の召喚を試みる。
文化祭を楽しむ少年 「レオ」 は魔王のコスプレをして
盛り上がっていたが、そこに魔法陣が出てきて
辺り一面に白い光が。
賢者たちは間違えて魔王を召喚したと思い込み、レオは魔王として命を狙われることに!?
魔王として命を狙われたからには
本気で魔王をやってやる。
徐々に魔王としての運命を受け入れ始めた
レオ、改め魔王レオは異世界を探索しながらも
世界征服を目指す…
主人公とその仲間は「魔王軍」なので、決して善人ではありません。
普通の異世界転生ものや、世界を救う勇者系とは違った内容を展開していきたいと思っています!
文字数 76,021
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.09.05
私が選ばれるはずはない。
だって両親の期待を裏切った出来損ないなのだから。
ずっとそうやって生きてきた。
それなのに、今更...。
今更、その方は私の前に現れた。
期待してはダメ。
縋ってはいけない。
私はもう諦めたのだから。
ある国の片田舎に、異能者の番となる特別な印を持った少女がいた。
しかし、その少女にはいつまで経っても迎えは来なかった。
両親に虐げられ、奴隷にまで落ちた少女は、全てを諦めながら残された人生を生きる。
自分を助けてくれた優しい人達に感謝しながら。
そんなある日、彼女は出会ってしまった。
彼女を切り捨てた美しい番と。
他視点あり
なろうでも連載中
文字数 183,346
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.05.12
陸国の酪農地域と鉱業地域を隔てる大通り。その少し奥まったところには 夕食を提供するための食堂と、その食堂に隣接している一軒の酒場がある。他とは違う、独特な雰囲気が漂う酒場だ。隣接する食堂の方の常連である黒髪の男『夾(こう)』は理由も分からないままその酒場に心惹かれていたのだが、その独特な雰囲気の中に踏み込めるだけの勇気は持つことができず、いつも食堂の方から酒場の様子を気にしているだけだった。
きっとこの先もずっとこのままだろう。
そう思っていた『夾(こう)』だったのだが、ある日の出来事を境にすべてが変わり始める。
「あいつらのことを悪く言うなら…許さないからな」
「っ…!」
酒場の主たる『赤銅色の髪の男』の瞳に射抜かれ、やがて『夾(こう)』はそれまでに感じたことのない感情に深く取り込まれていく…
文字数 225,950
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.01.27