恋愛小説一覧
ハイデル第二王子と婚約関係にあった、貴族令嬢のメリア。しかしある日、ハイデルは突然にメリアとの婚約を破棄したうえ、新しい婚約者として自身の幼馴染であるアリッサを迎え入れると宣言する。自分がいなくなったら王宮は破滅すると警告を発するメリアだったものの、ハイデルはそんな彼女の言葉に一切耳を貸さず、結局一方的にメリアの事を追い出してしまう。メリアの言葉は負け惜しみに過ぎないと思っていたハイデルだったが、メリアが予言した通りに自分の地位が少しずつ崩壊していく姿を目の当たりにして、彼女の言っていたことは本当だったのだと理解するも、時すでに遅しであり…。
文字数 83,801
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.08.14
お貴族様に見染められて幸せに暮らせるなんて物語の世界の中だけ。
領主様の次男であり街の代官という立場だけは立派な人に見染められたけど、私を待っていたのは厳しい現実だった。
酒癖が悪く無能な夫。
売れる物を売り払ってでも酒を用意しろと言われ、買い取りを頼もうと向かった店で私は再会してしまった。
かつて私に好意の眼差しを向けてくれた人。
私に協力してくれるのは好意から?
それとも商人だから?
文字数 29,334
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.13
14歳の頃、類まれなる才能を見出され王都の学園に招聘されたエリス。
そこで運命的な出会いを果たし、幾多もの苦難を乗り越えて卒業と同時に結婚をした。
このブータイ王国の王太子でもある、ダーラシナス・ヘッダーエン・カハンシス・ブータイと。
そのまま互いに離れることもなく、旦那となった男性を見送ってから数十年……ようやく、彼女もその長い生涯に幕を下ろすことになった。
自分の人生を振り返りながら……いや、王太子妃に、王妃に、王太后にとクラスアップしてったけど……全然、楽しくない人生だった。
もし、来世があるなら……普通に、そこそこの相手と結婚して、日常を楽しみたい。
そう、彼女の結婚した相手との婚姻生活には、不満たらたらであった。
すでに決まっていた婚約者からの略奪婚でありながら。
夫であるダーラシナスは、恋多き男性であったのだ。
社交界にその浮名を流す程度には……王族でありながら。
お前の運命の乙女は、何人おるんじゃい! っと、ぶん殴ったこともある。
「本当の運命の乙女はお前だけじゃよ……もう、おばばじゃがな」
「じゃかましわっ!」
と離宮の二人の部屋では、後年毎日のように怒声が飛び交っていたと。
ダーラシナスは死ぬ間際には、エリスへとしっかりと感謝や愛を伝えていた。
時折他の女性との思い出をエリスとのものと勘違いして話して、すごまれていたが。
それでも、幸せそうな最後だった。
一方、エリスは死ぬ間際に結婚の嫌な思い出ばかり蘇っていた。
そして、本来の婚約者マリアンヌへの様々な思いが沸々と湧き上がる。
死ぬ間際になって、申し訳なかったと……
いや、実際にはこの立場から救ってあげたと思えば、感謝されても良いかも。
ダーラシナス? 思い出したくもない……
などと、うつらうつらと考えていたら……
文字数 10,568
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.16
【副題に☆が付いている話だけでだいたい分かります!】
・第1章
彼、〈君島奏向〉の悩み。それはもし将来、恋人が、妻ができたとしても、彼女を不幸にすることだった。
そんな彼を想う二人。
席が隣でもありよく立ち寄る喫茶店のバイトでもある〈草壁美頼〉。
所属する部の部長でたまに一緒に帰る仲の〈西沖幸恵〉。
そして彼は幸せにする方法を考えつく――――
「僕よりもっと相応しい人にその好意が向くようにしたいんだ」
本当にそんなこと上手くいくのか!?
それで本当に幸せなのか!?
そもそも幸せにするってなんだ!?
・第2章
草壁・西沖の二人にそれぞれの相応しいと考える人物を近付けるところまでは進んだ夏休み前。君島のもとにさらに二人の女子、〈深町冴羅〉と〈深町凛紗〉の双子姉妹が別々にやってくる。
その目的は――――
「付き合ってほしいの!!」
「付き合ってほしいんです!!」
なぜこうなったのか!?
二人の本当の想いは!?
それを叶えるにはどうすれば良いのか!?
・第3章
文化祭に向け、君島と西沖は映像部として広報動画を撮影・編集することになっていた。
君島は西沖の劇への参加だけでも心配だったのだが……
深町と付き合おうとする別府!
ぼーっとする深町冴羅!
心配事が重なる中無事に文化祭を成功することはできるのか!?
・第4章
二年生は修学旅行と進路調査票の提出を控えていた。
期待と不安の間で揺れ動く中で、君島奏向は決意する――
「僕のこれまでの行動を二人に明かそうと思う」
二人は何を思い何をするのか!?
修学旅行がそこにもたらすものとは!?
彼ら彼女らの行く先は!?
・第5章
冬休みが過ぎ、受験に向けた勉強が始まる二年生の三学期。
そんな中、深町凛紗が行動を起こす――
君島の草津・西沖に対するこれまでの行動の調査!
映像部への入部!
全ては幸せのために!
――これは誰かが誰かを幸せにする物語。
ここでは毎日1話ずつ投稿してまいります。
作者ページの「僕(じゃない人)が幸せにします。(「小説家になろう」投稿済み全話版)」から全話読むこともできます!
文字数 160,081
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.05.02
エリス・ローレン 20歳の貴族令嬢エリス・ローレンは、社交界での華々しい活躍により名声を得ていた。しかし、陰謀によって冤罪を着せられ、彼女の人生は急転直下する。家族や友人たちからも見捨てられたエリスは、無実を主張するも国外追放される。
新たな生活の舞台は、荒廃した小さな村。貴族としての誇りを失ったエリスは、これまでの経験やスキルを生かして生き抜くことを決意する。彼女の持つ医学や薬草学の知識を武器に、エリスは村人たちと交流を深め、次第に信頼を得ていく。
文字数 111,868
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.19
自分のほんの少しの人生を書き記した日記
__________________________あの人は風のように。
処女作です。
無理だと思ったらブラウザバックしてください。
この話はフィクションです。
文字数 597
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.17
『これって不遇ルートまっしぐらじゃないっ!?』母親の葬儀の直後に父親が再婚宣言をした。その時、今の私の状況がよく読んでいた小説と似ている事に気づいた。『そんなの冗談じゃない!!』と自らの運命を切り開く為にしたヒロインの選択は……?
文字数 11,278
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.04
――皇帝暗殺
それが由羅に課せられた任務だ。
闇の仕事を請け負う一族の人間である由羅《ユラ》はテフェビア王国の王子サジアナから死の呪いを受けてしまう。
その呪いを解く方法はただ一つ。乾泰国皇帝を暗殺することだった。
由羅は皇帝の寝所に忍び込み殺そうとするのだが、逆に捕らえられてしまう。
もう死ぬしかないと思った由羅に、皇帝である紫釉《シウ》が一つの提案をしてくる。
「俺のお飾り妃になってほしい」
紫釉は義母の紅蘆《コウロ》に命を狙われており、紅蘆の陰謀によって妃候補もまた次々と怪死して妃となる女性が居なくなってしまったとのこと。
なのに妃を娶らない紫釉に男色疑惑まで出てしまい困っているらしい。
さらに紅蘆派を潰すきっかけのため由羅には囮となり、また後宮内での紫釉を護衛するためにお飾りの妃となることを提案されたわけだ。
命の惜しい由羅はこれを引き受けるのだが、お飾り妃なのに何故か紫釉の態度が甘い!?
腹黒皇帝の執着愛に気づかずに外堀を埋められて逃げらなくなった殺し屋少女の物語!
※不定期連載になります
文字数 50,661
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.01.19
「……き、きみのこと、嫌いになったわけじゃないんだ」
オーブリーが申し訳なさそうに切り出すと、待ってましたと言わんばかりに、マルヴィナが言葉を繋ぎはじめた。
「オーブリー様は、決してミラベル様を嫌っているわけではありません。それだけは、誤解なきよう」
ミラベルが、当然のように頭に大量の疑問符を浮かべる。けれど、ミラベルが待ったをかける暇を与えず、オーブリーが勢いのまま、続ける。
「そう、そうなんだ。だから、きみとの婚約を解消する気はないし、結婚する意思は変わらない。ただ、その……」
「……婚約を解消? なにを言っているの?」
「いや、だから。婚約を解消する気はなくて……っ」
オーブリーは一呼吸置いてから、意を決したように、マルヴィナの肩を抱き寄せた。
「子爵令嬢のマルヴィナ嬢を、あ、愛人としてぼくの傍に置くことを許してほしい」
ミラベルが愕然としたように、目を見開く。なんの冗談。口にしたいのに、声が出なかった。
文字数 19,705
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.03
「もう、無理です!」
伯爵令嬢である私、アンナ・ディストリーは屋根裏部屋で叫びました。
幼い頃から家族に忌み嫌われていた私は、密かに好きな人だった伯爵令息であるエイン様の元に嫁いだその日に、エイン様と実の姉のミルーナに殺されてしまいます。
それからはなぜか、殺されては子どもの頃に巻き戻るを繰り返し、今回で11回目の人生です。
何をやっても同じ結末なら抗うことはやめて、開き直って生きていきましょう。
そう考えた私は、姉の機嫌を損ねないように目立たずに生きていくことをやめ、学園生活を楽しむことに。
学期末のテストで1位になったことで、姉の怒りを買ってしまい、なんと婚約を解消させられることに!
これで死なずにすむのでは!?
ウキウキしていた私の前に元婚約者のエイン様が現れ――
あなたへの愛情なんてとっくに消え去っているんですが?
文字数 23,281
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.16
「月の乙女になんてなりたくない!」
約250年に一度、神の加護を受けた太陽の王と月の乙女が誕生するアストロイド王国で、奇しくも月の乙女に選ばれてしまった占星術師を志す平民のステラは、自分の夢を実現させるために月の乙女を探す王家から逃れようと奔走していたが、ある日潜入した夜会で王太子のアルバートと遭遇してしまったことで止まっていた運命の歯車が動き始める。
一方で太陽の王として生まれたアルバートも初めは義務感から月の乙女を探していたが、なかなか尻尾を掴ませない月の乙女に次第に興味が湧いていく。
やがてステラとアルバートの人生が交差し始めた時、夢を追い続けるステラの選択が他国を巻き込んだ大騒動へと発展する。
――これは出会うはずのなかった恋を知らない2人が出会い、多くのすれ違いを乗り越えて互いを想い合うようになるまでの物語。
【同時掲載】小説家になろう様
文字数 214,870
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.08.27
孤児院で暮らしていたリネットはある日、ルゼッツ公国の子爵家に引き取られる。
政略結婚の道具としてロウレシア帝国のシュナウザー侯爵家に嫁がされたリネットは、持ち前の性格で新しい生活に順応し幸せに暮らしていた。
しかしそんな平和な日々に不穏な気配が漂い出し、、、
◇◇◇
毎日午後6時頃、最新話を投稿します。
文字数 30,567
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.01
神殿の勝手な暴走で異界より七人の女性を召喚されたエルダン王国の世継ぎの姫君の物語。
聖女候補として召喚された七人には聖女の資格は皆無だった。
異界転移した七人にとってこの世界は、乙女ゲームの世界そっくりだった。
やがて、この世界の人々は七人との齟齬に気づき…
七人の処遇に困ると同時に、エルダン王国が抱える女王反対派問題の解決の糸口になることに気づく。
※こちらは2022年11月に書いた『姫君の憂鬱と11人の(自称)聖女』の改訂版です。ざっくり削ぎました。
文字数 25,032
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.08.29
カーナ王国の聖女アイシャは、婚約者のクーツ王太子に偽物と糾弾され聖女の地位を剥奪、婚約破棄、追放された。
だがそれは冤罪だった。
王太子は、美しき公爵令嬢ドロテアとの真実の愛に邪魔だったからアイシャを貶め追放したのだ。
それから数日後。
アイシャを追い出して美酒を片手に喜んでいた王太子と公爵令嬢は、新聞の朝刊を見て愕然とする。
新聞には聖女アイシャの手紙が投稿され、彼女を虐げていた王太子たちの悪業がすべて暴露されていたのだから。
これは、聖女を虐げた者たちの破滅と、理解者を得た聖女の新たな道の明暗と飯テロを語る物語。
◇◇◇
※飯テロ、残酷な描写にご注意ください
☆第15回恋愛小説大賞、奨励賞(2022/03/31)
※第一章のお助けキャラ、飯テロお兄さんカズン君の過去編は「王弟カズンの冒険前夜」
※全年齢向けファンタジー版はアルファポリスで、BL要素有り版(原典)はムーンライトノベルズにて掲載中。
※第二章からのお助けキャラ、イケオジ師匠ルシウスのかわいい少年時代の冒険編あります。
→「家出少年ルシウスNEXT」
※ルシウス師匠と秘書君の若い頃のお話は「ユキレラ」にて。
※この国カーナ王国の秘密は「夢見の女王」でも語られています。
※本作の舞台カーナ王国の百年後のお話は「魔導具師マリオンの誤解」でも。
※噂の鮭の人は「炎上乙女ゲー聖杯伝説」でお助けキャラ?やってますw
※番外編「ピアディと愉快な仲間たち」は児童書カテゴリにて投稿中。
文字数 677,935
最終更新日 2024.09.19
登録日 2022.01.31
魔術師であることを隠し騎士として働くルークは、王命の特別任務で滞在した屋敷の中で、自身と同じように顔半分が前髪で覆われた少女を見かけた。執事の慌て方で、彼女を外部の人間に晒したくなかったのは明らかで、この少女が特別任務に関わっていることも察した。
出生記録がなく存在を消されているが、直で姿を確認した彼女を探すために、ルークは自身に変身魔術を掛けた。子犬の姿になると、強烈な甘い匂いを感じ、戸惑った。嫌いではなく、むしろルークの好きなこの匂いには、二十二年の人生で一度も触れたことがなかった。
その少女についてルークが出した結論は、番だった。魔術師には番がいれば、魔力増強ができるようになる。魔術の元となる魔力が増え、より強力になれる。ルークの感覚と思考が正しければ、彼女も魔力を持つはずだ。隠されている理由としては腑に落ちない。他に何か、都合の悪いことがあるに違いない。
翌日、子犬姿のルークが彼女の膝の上で見たものは、前髪で隠された漆黒の片目と、顔の半分を覆う魔の紋章だった。彼女から魔力の気配は感じられず、伝説級の珍しさで、ルークは文献調査のために一度王都に戻ることを決める。魔術師の師匠ジョンから、次の特別任務が魔の紋章の解放になる予想や、性交渉をもって紋章を解放するという、今まで友人すらいなかったルークには最高難度とも言える特別任務を聞かされ…?
☆
騎士兼魔術師のルークと、ルークが任務で出会った魔の紋章を持つ少女のお話。
ヒロインを大事にしたいあまり、悩みすぎて苦しむヒーロー(ルーク)を書いたつもりです。
物語の後半には、無理矢理の性交渉などありますので、ご注意ください。
以前公開していた『魔の紋章を持つ少女』の改稿版です。
ムーンライトノベルズにも同内容を掲載しています。
文字数 248,038
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.07.01
※完結まで毎日18時(時々お休みします💦)更新します。通勤通学のお暇つぶしになれば幸いです※
剣も魔法も出てこない、今より少し遡った時代を想定した、架空の国の物語。
とある高級娼館の売れっ子娼婦・フロレンツィアと、娼館の支配人・ヘクターの恋物語を軸に、様々な人間模様を描いていきます。
よろしくお願いします。
★登場人物
・フロレンツィア:
主人公1。金髪青い瞳。長身スタイル良の超・売れっ子娼婦。
年齢不詳。だがヘクターより年上なのは確実で、ということは…?
酸いも甘いも噛み分けた、達観した女性。ただしヘクターにだけは子供っぽく、わがままに振る舞う。
豪快な性格で姉御肌。
・ヘクター(ヘクター・オースティン):
主人公2。黒髪・黒い瞳。長身。フロレンツィアが在籍する娼館「黄金ウサギ」のベテラン支配人。
三十代のイケメンだが、苦労しているからか老けて見える。
仕事はきっちり正確にこなす、優秀な男。
フロレンツィアとは長いつき合いで、振り回され続けている。
フロレンツィアを一途に愛している。
文字数 2,864
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.19
【書籍化決定!】詳細は決まり次第お知らせいたします!
アルファポリス様の規約に基づき発売日以降は引き下げ削除となりますが、それまでは引き続き応援よろしくお願いします!
前世、花粉症で涙が止まらずくしゃみした途端電車のホームに落下。
花粉症のせいで死んだと言っても過言ではないフィエラシーラは『花真王国』の第一王女として新たな生を受ける。
城は杉に囲まれ、前世から引き継いだのかもはや杉の存在で前世の症状が出ているだけなのか涙や鼻水やくしゃみが出る。
年々酷くなるその症状に頭を抱えたフィエラシーラと父王。
隣国の大国に留学させ、他国に嫁げるよう婚活を開始するのだった。
カクヨムに読み直しナッシング書き溜め中。
小説家になろう、アルファポリス、ベリーズカフェにも掲載。
文字数 77,468
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.08.20
槻夜光留は高校一年のごく普通の少年。
彼のクラスには絶世の美少女がいた。
鳳凰唯――学内一の人気者である彼女に、光留は何故か嫌われていた。
釈然としない思いをしながら、唯との距離も縮まるどころか広がる一方なある日、光留は正体不明の化け物に襲われる。
喰われそうになった光留を不思議な炎の力で助けたのは唯だった。その日から光留は不思議な夢を見る。
唯とそっくりな少女と自分が実の兄妹で、恋仲であるという夢を。
それは光留の願望なのか、前世の記憶なのか、あるいは彼女の夢なのか。
彼女はなぜ光留を嫌うのか、唯の目的や使命とは。
これは、神に愛され長い時を過ごした少女と、彼女の因縁にまつわる結末を見届ける少年の恋の物語――。
文字数 165,708
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.07.06
キアラ・リグリーア伯爵令嬢は、同じ人生を繰り返していた。
彼女の最期はいつも処刑台の上。
それは婚約者のダミアーノ・ヴィッツィオ公爵令息の陰謀だった。
死んだら、また過去に戻ってくる。
その度に彼女は婚約者のことを激しく憎んで、もう愛さないと強く胸に誓っていた。
でも、何度回帰しても彼女は彼を愛してしまって、最後は必ず破滅を迎えてしまう。
キアラはもうダミアーノを愛したくなかったし、愛なんてものは信じていなかった。
――そして七回目の人生で、彼女は真実を知る。
★元サヤではありません!(ヒーローは別にいます!)
★不快になるような残酷な描写があります!
★他サイト様にも投稿しています!
文字数 126,104
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.04.29
私。ユリアナ=オリーブ(17)は、自然豊かなオータム国にあるグローパー学院に在籍している。
3年生になって一ヶ月が経ったある日。学院長に呼ばれた。技術と魔術の発展しているフォール国にある。姉妹校のカイト学院に。同じクラスで3年生の男子3名と女子3名(私を含め)。計6名で、半年の交換留学をする事になった。
ユリアナは、気楽な気持ちで留学をしたのだが…まさか学院で…あの二人に会うなんて。これは…仕組まれていたの?幼い頃の記憶。
「早く。早く。逃げなきゃ。誰か〜私を…ここから…。」
文字数 176,507
最終更新日 2024.09.19
登録日 2023.03.01
顔も家柄も平均以下である私マリーヌが唯一自慢できること、それはドルトイット公爵家の屋敷侍女であることだけだった。
穏やかでイケメンな旦那さま、かわいくて天使のような奥さま、賢くて両親思いの坊っちゃん、高給料で人手も足りた職場環境はまさに天国のようなだった。
────ユキと呼ばれる、完璧な侍女頭が辞めるまでは。
彼女の退職をきっかけに王国最高貴族“ドルトイット公爵家”の秘密が暴かれる。
ざまぁ必須、後半ほんのり恋愛要素。
※第三者視点で物語が進みます。苦手な方はお控えください。
※誤字脱字にご注意下さい。
文字数 26,590
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.08.01
別にいいんじゃないんですか? 上手くならなくても——。
後輩マネージャーのその一言が、彼の人生を変えた。
全国常連の高校サッカー部の三軍に所属していた如月 巧(きさらぎ たくみ)は、自分の能力に限界を感じていた。
練習試合でも敗因となってしまった巧は、三軍キャプテンの武岡(たけおか)に退部を命じられて絶望する。
武岡にとって、巧はチームのお荷物であると同時に、アイドル級美少女マネージャーの白雪 香奈(しらゆき かな)と親しくしている目障りな存在だった。
だから、自信をなくしている巧を追い込んで退部させ、香奈と距離を置かせようとしたのだ。
そうすれば、香奈は自分のモノになると思っていたから。
武岡の思惑通り、巧はサッカー部を辞めようとしていた。
しかし、そこに香奈が現れる。
成り行きで香奈を家に上げた巧だが、なぜか彼女はその後も彼の家を訪れるようになって——。
「これは警告だよ」
「勘違いしないんでしょ?」
「僕がサッカーを続けられたのは、君のおかげだから」
「仲が良いだけの先輩に、あんなことまですると思ってたんですか?」
甘酸っぱくて、爽やかで、焦れったくて、クスッと笑えて……
オレンジジュース(のような青春)が好きな人必見の現代ラブコメ、ここに開幕!
※これより下では今後のストーリーの大まかな流れについて記載しています。
「話のなんとなくの流れや雰囲気を抑えておきたい」「ざまぁ展開がいつになるのか知りたい!」という方のみご一読ください。
【今後の大まかな流れ】
第1話、第2話でざまぁの伏線が作られます。
第1話はざまぁへの伏線というよりはラブコメ要素が強いので、「早くざまぁ展開見たい!」という方はサラッと読んでいただいて構いません!
本格的なざまぁが行われるのは第15話前後を予定しています。どうかお楽しみに!
また、特に第4話からは基本的にラブコメ展開が続きます。シリアス展開はないので、ほっこりしつつ甘さも補充できます!
※最初のざまぁが行われた後も基本はラブコメしつつ、ちょくちょくざまぁ要素も入れていこうかなと思っています。
少しでも「面白いな」「続きが気になる」と思った方は、ざっと内容を把握しつつ第20話、いえ第2話くらいまでお読みいただけると嬉しいです!
※基本は一途ですが、メインヒロイン以外との絡みも多少あります。
※本作品は小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
文字数 480,897
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.08.01
時は21世紀後半。
“エウロペ連邦文化圏”を形成している主要5カ国の内の一つ、“ガリア帝国”に於いて、敵性工作員やモンスター、魔物等から密かに人々を守り抜く秘密組織“セイレーン”に所属していた“綾壁蒼太”はひょんな事から幼馴染にして将来を誓い合った恋人の金髪碧眼美少女“メリアリア・サーラ・デ・カッシーニ”と生き別れになってしまった。
それから6年、逞しく成長した蒼太の元に“彼女”は再びやって来た、運命に導かれるままに、その身を異国の少女に変えてー。
“近未来SFファンタジー純愛ラブコメ”を目指しております(物語途中まで“インピオ”要素があります)、シリアスな場面もありますが基本的には主人公がヒロインの女の子とイチャイチャするだけの物語です(後にヒロインが増えてちょっとしたハーレム状態になりますが、“真なるヒロイン”はメリアリアちゃんです、それは変わりません)。
第一章はイチャラブ編であり世界軸線が違います(ただしある程度の“繋がり”はあります)←なのでタグに“異世界”を入れてあります(第二章から本編開始です)、“ハーレムモノ”でありながら蒼太君とメリアリアちゃんの関係性を中心とした“純愛編”を描いていきたいと思っております(途中からはファンタジー要素がかなり入っており、話が進むと単に戦闘のみならずエッチや日常生活にも魔法や術式、または“神儀”が用いられたりもします)。
イラストの挿入を開始しております、“☆”印がある話がそうです(イラストレーターの方は“ヤキソバぱん太郎&ネギトロ子”様です←pixivやTwitterで活躍されている絵師さんです、どうもありがとうございます)。
お陰様で本編が完結致しました(沢山の御声援、御愛読、本当に有難う御座いました)、今後は所謂“エンディング後の世界”での話が中心となって行きます(世界はまだまだ続いて行きます)。
またこの物語は“ノクターンノベルズ様”でも掲載しております(更新は彼方の方が早いです)、どうかよろしくお願い申し上げます。
文字数 3,824,784
最終更新日 2024.09.19
登録日 2020.02.14
北大陸にある聖ロマニス帝国と、南大陸にあるヴェルタ王国は、歴史上何度も戦争をしていた。
激戦地となるのは決まって二つの大陸を繋ぐような地形で存在するフロリジア公国。この公国は北の聖ロマニス帝国に帰属している。
現代、フロリジア公国は爵位と国の継承問題で揺れている。前公妃の娘で第一公女ジュエリアは継承順位第一位ではなく第二位。継承順位第一位は後妻であるセルマ公妃の娘で、ジュエリアの妹のミア公女になっていた。
ミアの婚約者はヴェルタ王国の王族、ジュエリア公女の婚約者は帝国近衛士官のシベリウス。公室の現状に、国民の誰もが近い将来戦争が再び起こることを覚悟した。
そしてなぜか完全な政略結婚で決められたはずのシベリウスが、初対面からジュエリアを溺愛し執着している……。
※タイトル一部削除変更しました🙇🏻♀️
文字数 111,463
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.07.15
子爵令嬢のフェリネットには、美しすぎる姉のアネリスがいた。あまりにも神々しいため、『女神様』と呼ばれてモテモテの姉に、しだいにフェリネットは自信を無くして、姉に対しても嫌悪感を抱いてしまう。そんな時、姉が第二王子に見初められて王家に嫁ぐことになり、さらにフェリネットにも婚約者が現れる。しかし、彼も実は姉を慕っていることが判明して……?
文字数 19,240
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.07.09
真戸はボーカル歌手になるためにボーカル教室にかよっている。
友達といるときやレッスンしてるときは真面目だが
香乃の前だけは激愛がとまりません
文字数 4,217
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.15
ある夏の夕暮れ、侯爵令嬢アリアドネは長い夢から目が覚めた。
二日ほど高熱で臥せっている間に夢を見ていたらしい。
まるで、現実の中にいるような体感を伴った夢に、それが夢であるのか現実であるのか迷う程であった。
アリアドネは夢の世界を思い出す。
そこは王太子殿下の通う学園で、アリアドネの婚約者ハデスもいた。
それから、噂のふわ髪令嬢。ふわふわのミルクティーブラウンの髪を揺らして大きな翠色の瞳を潤ませながら男子生徒の心を虜にする子爵令嬢ファニーも...。
❇王道の学園あるある不思議令嬢パターンを書いてみました。不思議な感性をお持ちの方って案外実在するものですよね。あるある〜と思われる方々にお楽しみ頂けますと嬉しいです。
❇相変わらずの100%妄想の産物です。史実とは異なっております。
❇外道要素を含みます。苦手な方はお逃げ下さい。
❇妄想遠泳の果てに波打ち際に打ち上げられた妄想スイマーによる寝物語です。
疲れたお心とお身体を妄想で癒やして頂けますと泳ぎ甲斐があります。
❇座右の銘は「知らないことは書けない」「嘘をつくなら最後まで」。
❇例の如く、鬼の誤字脱字を修復すべく激しい微修正が入ります。
「間を置いて二度美味しい」とご笑覧下さい。
文字数 75,753
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.06
医療院で目が覚めて、新聞を見ると自分が死んだ記事が載っていた。
子爵令嬢だったリアンヌは公爵令息ジョーダンから猛アプローチを受け、結婚していた。
しかし、結婚生活は幸せではなかった。嫌がらせを受ける日々。子供に会えない日々。
そしてとうとう攫われ、襲われ、森に捨てられたらしい。
見つかったという遺体が自分に似ていて死んだと思われたのか、別人とわかっていて死んだことにされたのか。
でももう夫の元に戻る必要はない。そのことにホッとした。
リアンヌは別人として新しい人生を生きることにするというお話です。
文字数 26,674
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.13
ベラトリクス侯爵家のセイフィーラと、ライオロック王国の第一王子であるユークリットは婚約者同士だ。二人は周りが羨むほどの相思相愛な仲で、通っている学園で日々仲睦まじく過ごしていた。
ある日、セイフィーラは落馬をし、その衝撃で《前世》の記憶を取り戻す。ここはゲームの中の世界で、自分は“悪役令嬢”だということを。
転入生のヒロインにユークリットが一目惚れをしてしまい、セイフィーラは二人の仲に嫉妬してヒロインを虐め、最後は『婚約破棄』をされ修道院に送られる運命であることを――
そのことをユークリットに告げると、「絶対にその彼女に目移りなんてしない。俺がこの世で愛しているのは君だけなんだ」と真剣に言ってくれたのだが……。
その日の朝礼後、ゲームの展開通り、ヒロインのリルカが転入してくる。
――そして、セイフィーラは見てしまった。
目を見開き、頬を紅潮させながらリルカを見つめているユークリットの顔を――
※作者独自の世界設定です。ゆるめなので、突っ込みは心の中でお手柔らかに願います……。
※たまに第三者視点が入ります。(タイトルに記載)
文字数 38,249
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.13
愛情のない夫婦生活でした。
お互いの感情を偽り、抱き合う日々。
しかし、ある日夫は突然に消えて……
文字数 20,583
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.17
泉美澪(いずみみれい)は、真面目で優しく少し流されやすい高校2年生の女子高生。
ある日、夕方の図書室で、ボロボロの本を拾った。本の中身は記号のような文字で書かれていて、読めるはずのない文字が、頭の中で翻訳されてしまうことに驚愕する。
そして、何かに取り憑かれたかのようにページをめくり続け、ある名称に目をとめる。
「ゼスフォティーウ、さま」
そう口にした瞬間、美澪の足元に巨大な穴が出現し、その中に吸い込まれていく。
そうしてたどり着いたのは、ヴァートゥルナ神と名乗る少年ヴァルの神域だった。
「キミはボクの愛し子なんだよ」
愛し子=エフィーリアであると告げられた美澪は、召喚の儀式によって、水の国ヒュドゥーテルに降り立った。
そこで聞かされた使命は、エクリオの王太子と交わり、その魂を浄化し、エフィーリアの神力を継ぐ子どもを産むことだった。
「家に帰りたい」
現実を受け止められずにいた美澪は、メアリーという侍女に心を開き、持ち前のポジティブさを取り戻す。そして戸惑い悩みながらも、自らの使命を受け止めつつあった。
「美澪の側にいるのに都合がよかったんだ」
突如として現れたヴァルは、瞳と髪色を変えて、パラディン伯と名乗った。
神域での一件で、ヴァルを信用しきれない美澪は、ヴァルと過ごすうちに、警戒しながらもそこそこ良好な関係を築いていく。
「エクリオに輿入れしても、日本に帰る方法を探し続ける」
美澪は、日本に帰ることを諦めないと決めて、自らの使命を果たすために合わせ鏡の儀式を行い、エクリオに転移する。
「あなたの夫になる者です」
そうして転移先で出会った、エクリオの王太子イリオスは、褐色の肌に銀の髪。そして、琥珀色の瞳をもった精悍な顔をした美丈夫だった。
元の世界に帰りたいと思っていたはずの美澪だが、イリオスと過ごすうちに彼に惹かれはじめ、決意が揺らぎだす。しかしイリオスには、他に愛する女性がいた。
果たして美澪は元の世界に帰れるのか?
それとも異世界に残り、愛する男と添い遂げるのか?
真面目で優しくて、ちょっぴり流されやすい女子高生が、異世界に召喚され、前世の宿命に翻弄されながらイケメンに愛される話です。
※架空の時代、背景、登場人物のフィクション作品です。
※誹謗中傷はご遠慮下さい。
※転載、複製、及び自作発言を禁止します。
※誤字脱字報告は、随時対応致します。
文字数 91,882
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.06.01
時は大正時代。まだ明治時代が色濃く残るそんな時代。
異国で生まれ育った鈴は幼い頃に両親を亡くし、たった一人の親戚である叔父を頼って日本へやってきた。
けれど親戚達は鈴に当たりが強く、とうとう曰く付きで有名な神森家にお見合いに行く事に。
結婚が決まるまではお試し期間として身柄を拘束させてもらうと言う神森家の掟に従って鈴はその日から神森家で暮らすことになったのだが、この家の住人は皆どうやら人間ではなかったようで……。
龍と少女の現代恋愛ファンタジー。
※こちらの作品はもんしろ蝶子の名義で『龍の箱庭』というタイトルでアマゾン様とがるまに様で発売中です。本でしか読めないイチャラブやおまけがありますので、そちらも是非!
※一日二回お昼と夕方の更新です!
※このお話はフィクションです。実在している団体や人物、事件は一切関係ありません。
文字数 65,453
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.09
ゲーム会社で完徹続きのシステムエンジニア・ナナエ。乙女ゲームを納品した帰り、バスの中で寝落ちしてしまう。目が覚めるとそこは乙女ゲームの世界だった! あろうことか、全攻略キャラの好感度がMAXになるという最強アイテムにバグが発生! 早く起きて社長に報告しないと……!
「ええっ、目覚めるためには、両想いにならないとゲームが終わらない~っ!?」
恋愛経験ゼロのこじらせ女子のナナエにはリアル乙女ゲームは高い壁! 右往左往しながらもゲームキャラクターたちと関わっていく中で、翻弄されながらも自分を見つめ直すナナエ。その都度開かれていく心の扉……。人と深くかかわることが苦手になってしまったナナエの過去。記憶の底に仕舞い込んでいた気持ち。人知れず感じてきた生きづらさ。ゲームの中でひとつずつ解き放たれていく……。
「わたし、今ならやり直せるかもしれない……!」
恋愛経験値ゼロレベルのこじらせ女子による乙女ゲームカタルシス&初恋物語。
文字数 584,637
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.08.31
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは
私に似た待望の男児だった。
なのに認められず、
不貞の濡れ衣を着せられ、
追い出されてしまった。
実家からも勘当され
息子と2人で生きていくことにした。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
* 4万文字未満
* 完結保証付き
* 少し大人表現あり
文字数 19,002
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.13
初夜もなく戦場へ向かった夫。それから5年。
愛する彼の為に必死に留守を守ってきたけれど、戦場で『英雄』になった彼には、すでに妻子がいて、王命により離婚することに。
好きだからこそ王命に従うしかない。大人しく離縁して、実家の領地で暮らすことになったのに。
今、目の前にいる人は誰なのだろう?
ヤンデレ激愛系ヒーローと、周囲に翻弄される流され系ヒロインです。
珍しくもちょっとだけ切ない系を目指してみました(恥)
ざまぁが少々キツイので、※がついています。苦手な方はご注意下さい。
文字数 32,540
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.13