働く女性 小説一覧
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件
1
28歳、激務のOL。クリスマスイブもコンビニ弁当の私に、同僚の佐藤が声をかけてきた。
「乾杯します? 残業組同士で」
コンビニ前のベンチで分け合う冷めたファミチキ。これが私たちのクリスマスディナー。
高級レストランでもホームパーティーでもない、でも確かに心が温まる。そんなリアルな大人の恋愛を描いた現代小説です。
「コンビニクリスマスでしか幸せ感じない自分」の物語。
文字数 7,986
最終更新日 2025.12.21
登録日 2025.12.21
2
文字数 8,567
最終更新日 2025.07.21
登録日 2025.07.18
3
都心にそびえる六角形のオフィスビル──アベリアグループ本社。
外から見れば無機質なその箱の中では、今日も多くの社員たちが、黙々と、時に熱く、働いています。
これは、巨大グループ企業の中で交差する、小さな物語たちの連なりです。
本シリーズ『六角の箱庭』は、新卒2年目の営業職・蓮見めるを主人公に、アベリアグループ内の多様な部署や人間関係を描いた連作短編集です。
ひとつひとつの物語は独立して読み切れる形式でありながら、読み進めるほどに、グループ全体の構造、そしてこのビルの中にひそむ不思議な秩序が、少しずつ立ち現れていきます。
描かれるのは、目に見えない上下関係、理不尽なルール、信頼と裏切り、そして仕事にかける誇り。
登場人物たちは誰もが一生懸命に役割を果たそうとしながら、知らず知らずのうちに、大きな「しくみ」の中で動かされている存在でもあります。
読者の皆さまには、まずは一人の社員の物語として気軽に読んでいただければ幸いです。
けれどもし、物語の端々に“何かおかしい”という違和感を感じたなら──それは、この箱庭の奥にあるもうひとつの真実が、あなたに語りかけているのかもしれません。
『六角の箱庭』──
それは、働くすべての人に捧げる、ささやかで静かな寓話です。
文字数 24,931
最終更新日 2025.06.22
登録日 2025.06.07
4
※「居場所のないアゲハは元軍神と安寧を紡ぐ」を改題し、SSを追加しました。
エランヴェール国の辺境地、ラーンジュ領を治めるロシェル辺境伯の養女アゲハは、養父が病に倒れた後、自らの才覚でラーンジュを布地の産地として復興させていた。ところが、ロシェル辺境伯が亡くなり、軍神と呼ばれ恐れられていたエランヴェールの第二王子アランが辺境伯として赴任する。
新しい辺境伯に家を追い出されると思っていたアゲハだが、アゲハの才覚を買ったアランは二人で領地を経営しようと提案する。家族も後ろ盾もないアゲハは了承するが、交換条件として奥方代理を演じることを持ちかけられ、しぶしぶ応じる。
その頃、かつてエランヴェール国の隣国であり、レジン国の侵略により滅ぼされた珠璃国を、復活させようと目論む集団がアゲハを狙っていた。
ラーンジュをなんとか復興させようと奔走するアゲハと、アゲハをサポートしながらも、アゲハを振り向かせようと外堀を埋めていくアラン。
そんな中、アゲハが誘拐されてしまう。さらに、ニセモノのアゲハまで現れて・・・・・・。
文字数 104,693
最終更新日 2025.06.01
登録日 2021.10.15
5
《とある鉄道会社に勤める契約社員の「宮島ケンタ」は、今年で入社三年目の鉄道員。しかし、業務中のミスが目立ち、周囲からは“ポンコツ”の烙印を押され、鉄道員という仕事に自分は向いていないのではないかとも考え始める。特に彼に厳しく接する先輩社員「富山みやび」の叱責に日々怯えているのだが、そんな彼にも一つ、彼女に心和ませられる瞬間があり……》
※現在、『小説家になろう』『カクヨム』でも同作を掲載中。
舞台は「駅」です。フィクションですが、ただ、今社会的な問題や話題となっている事柄を含んだ内容になっています。
「今」、読んで頂きたい作品です。あなたがどう感じるのかを是非、心で確かめて頂きたいです。どうかよろしくお願い致します。
★今年10/7、11/5、12/5と三ヶ月連続で続いたスーパームーン(来年1/3もらしいのですがw)皆さんは観れましたか?自分は23時半~24時の間くらいに三ヶ月連続で観れました。ただ11月は曇りだった為、ほんの一瞬ですがw
特に先日12月のスーパームーンは空気が澄んでいた為か、星空と共にとても綺麗で。毎回、月の方に向かって両手をかざしながら、「この作品が、一番届けたい人の元へちゃんと届けー!」って願ってたんですw
直感ですけど自分は届いたような気がしてて。だから、一番必要な人にこの作品は届くと思ってます。読者の皆様、今年も残り僅かですが、良いお年を。。。★
文字数 54,494
最終更新日 2025.05.17
登録日 2025.05.17
6
溺愛されたくない事務官アリサ✕溺愛がわからない騎士ユーリ。
そんな利害が一致した二人の、形だけから始まったはずのお付き合い。次第にユーリに惹かれ始めるアリサと、どうしてもアリサを手に入れたい秘密を抱える騎士ユーリの、本当の溺愛への道。
文字数 99,356
最終更新日 2024.12.31
登録日 2024.12.21
7
看護大学を優秀な成績で卒業したマコトは機転と度胸、そしてルックスを武器に、仕事、人生の「勝ち」を求めて故郷を離れて上京する。沢山の競争に勝ち続け、大型病院の院長の長男との結婚で看護部部長という「勝ち」は目前だった。しかし院長の長男は、都会の政治家の娘と結婚してしまった。
田舎育ちの女は一時的な楽しみでしか無く、自分の実績が日々倒壊されていく事を実感したマコトは「負け」というレッテルが辛くなり、逃げるように東京から故郷の鹿児島に戻って来た。
そこには東京の旧家の出身だが、元職場である鹿児島に滞在しているマサヤと出会う。
彼は死地から戻っており、その影響で受けた記憶障害と共存しながら前向きに過ごしている。
安定した生活が約束されている東京の実家に帰りたがらない彼の生き方の理由とは?
病院内の「勝ち負け」で生きてきたマコトが献身的に人を愛する様になった時、彼女はマサヤの記憶に残るのか…
文字数 41,533
最終更新日 2024.07.01
登録日 2024.06.16
8
子爵令嬢ナミリアは愛し合う婚約者ディルーストと結婚する日を待ち侘びていた。
そんな時、不幸が訪れる。
■□■
【毎日更新】毎日8時と18時更新です。
【完結保証】最終話まで書き終えています。
最後までお付き合い頂けたらうれしいです(_ _)
文字数 152,627
最終更新日 2023.05.19
登録日 2023.02.14
9
鍋奉行が家に来た。
私の食生活を請け負うと、わけの分からん言い分を述べて。
自分を鍋師だと豪語する。とびきりおいしいご飯を作る。生活費も出してくれる。ただその男は、自然消滅したはずの元彼で。
鍋師などという聞いた事もない職も、相手が大学時代に付き合っていた元彼だということにも、多少は目をつぶってもいいと思ってしまっている自分に少し腹が立つ。
ただ、社会に出て数年もすれば、それなりに働き方というものも分かってくる。
代わりに、私はそれなりに色々なものを犠牲にしたと思う。三十路に片足突っ込んだような年齢になっても彼氏の一人いないし、余暇を楽しむほど何かに熱中している訳でもない。
ほどほどのお金を得て、ほどほどの暮らしを送っていることに、ちょっとした寂しさはあるけれど、大きく不満はない。そんな生活。
四月になって、今年も代り映えの無い年度が始まるかと思っていたが、そうではなかった。
何年も前に分かれたはずの元彼が、旅行鞄いっぱいの大金を持って私の目の前に現れたのだ。
彼は言った。
「俺に毎日、お前の飯を作らせてくれ」と。
鍋師、という職業があると彼は言う。
鍋と共に歩み、鍋の深遠に到達するために生涯を捧げる者。それが鍋師であり、そのための作法を鍋道と呼ぶのだと。師範の位を持つものに与えられる、鍋奉行という称号を得るために、日夜修行に励んでいるのだとも。
鍋師として半人前である彼が一人前と認められるためには、三ヶ月間、他人の食事を賄わなければならないのだと言う。そこで白羽の矢を立てたのが私だったのだ。
私は強く思った。
なんだその荒唐無稽なデタラメは、と。
文字数 121,254
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.04.29
10
つまり月給制で、アンジュ様が嫌だと言ったらその日はそれで終了。そういうことですよね。楽な仕事だわぁ。
文字数 2,279
最終更新日 2023.01.22
登録日 2023.01.22
11
【近現代風異世界物】
ヒロイン・カレンの職業は(異世界風)システムエンジニア。転職先で出会った『昼寝の彼』に一目惚れ
クール系(?)ヒロインがヒーローの手のひらで転がされるお話です
本作では直接出てきませんが、魔法の存在する世界です
※別サイト様にも掲載しています
文字数 37,464
最終更新日 2022.10.17
登録日 2022.09.11
12
念願の都会で働き、七年が経った。
しかし、憧れていた都会での暮らしは、想像とは大きく違っていた。
心身共に疲れた美奈子の元に、田舎で暮らす母からの連絡が。
都会の暮らしをやめて、田舎で暮らし始める美奈子。
懐かしい空気の中で、家業の農業を行うことに。
新しい仕事、出会い。
大変だけど、頑張る女性の物語。
文字数 101,473
最終更新日 2022.07.16
登録日 2022.06.19
13
コルネリウス侯爵家の令嬢セシリアは、カルヴァート公爵家主催の華やかな舞踏会の最中、婚約者であるマクシミリアン・カルヴァート公爵から婚約破棄を言い渡される。その理由は、性格のきついセシリアが自分の聡明さを鼻にかけて、おっとりとした義妹のティアナをいじめているというものだった。社交の場で度々顔を合わせるうちにマクシミリアン公爵はティアナの愛らしさに夢中になっていたようだ。
セシリアにはティアナをいじめた覚えなど全くなかったが、亡きお父様が元高級娼婦を妾にして産ませたティアナには、母親の出自ゆえか被害妄想なところがあるので、いじめたと誤解されたのかもしれない。
セシリアはマクシミリアンの妻となって彼を支えるため、カルヴァート公国の政治に携われるようたくさん勉強してきたが、婚約を破棄されてしまったものは仕方がない。気持ちを切り替えてコルネリウス家が治める侯爵領の経営に励むこととする。
一方マクシミリアン公爵に嫁いだ妹のティアナは、持ち前のわがままと派手好きな浪費癖を存分に発揮して公爵を困らせているようだ……
この婚約破棄騒動、実はセシリアの母である侯爵夫人と、密かにセシリアを愛していたヴィンセント・デッセル子息の計画だったいう噂も!?
文字数 10,030
最終更新日 2022.06.19
登録日 2022.06.18
14
「お前は今日から俺の下僕な!」
随分と懐かしい夢を見た。
初恋の彼にその宣言された瞬間はどんな表情をしていいものか悩んだものだ。
いじめられっ子だった主人公は、王宮で女性の社会進出の先陣を切る精鋭となっていた。
気が重い仕事の朝に見た夢は、記憶の奥底に沈んでいた彼を思い出させた。
✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩
十話完結の物語です。
過激な表現はありませんが、
奴隷についての物語なので苦手な方は避けて下さい。
文字数 15,507
最終更新日 2022.03.10
登録日 2022.03.06
15
【通勤時間やお昼時間に、サラッと読めるさわやかな大人の恋愛短編です】
「――女のくせに」
仕事を頑張れば「バリキャリ女子」と揶揄され、出世をすれば「女性活躍推進枠だろ」と言われる。そして、”女らしくない”趣味のものを買おうとすれば「女性にはそれは合わないのでは」と、説得される。
メディアで踊る「女性が活躍できる社会へ」っていう文言。だけどね、現実はまだまだ昭和時代の香りが残っているのよ。
そんな「日本的な女性像」を押し付けられ、この上なく息苦しい世の中で、私が出会ったのは、穏やかで、わたしと同じくちょっと理屈っぽい自動車販売店の営業マン。
彼は私が抱える社内への不満に対して、なだめるでもなく、適当に相槌をうつでもなく、予想の斜め上の回答を返してくれる。
そんな彼に惹かれてしまったのは、必然だと思いません?
文字数 9,984
最終更新日 2022.02.05
登録日 2022.02.05
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大手化粧品会社ラヴィソンの崖っぷち営業の伊藤日和は
日々落ちぶれていく自分を卑下しながらも変われずに十年が経った。
そこに現れたのは若手の俺様博士社長の五十嵐啓太。
「俺がお前を変えてやるよ。覚悟は?」
ラヴィソン代表としてIGバイオと手を組み目標達成の為に奮闘する。
日和は埃被ったお荷物を脱却出来るのか。
五十嵐社長の真の目的とは?
どうしてそうまでして私に執着するの?
どうして私にだけ厳しくあたるの?
どうしてそんな風に触れてくるの?
そのキスの意味は・・・?
決して交わるはずの無かった二人の人生が交差していく。
毎日を頑張っている全ての女性に捧げる、焦れったい大人ラブストーリー。
文字数 152,803
最終更新日 2021.03.18
登録日 2020.12.27
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件